4512 わかもと 2020-05-27 15:00:00
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年5月27日
上場会社名 わかもと製薬株式会社 上場取引所 東
コード番号 4512 URL https://www.wakamoto-pharm.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)小島 範久
問合せ先責任者 (役職名) 広報室長 (氏名)福原 和彦 TEL 03-3279-0371
定時株主総会開催予定日 2020年6月24日 配当支払開始予定日 -
有価証券報告書提出予定日 2020年6月25日
決算補足説明資料作成の有無: 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期の業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 10,916 1.6 △996 - △911 - △1,656 -
2019年3月期 10,739 △1.5 △391 - △409 - △181 -
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2020年3月期 △47.73 - △12.9 △5.4 △9.1
2019年3月期 △5.22 - △1.3 △2.3 △3.6
(参考)持分法投資損益 2020年3月期 -百万円 2019年3月期 -百万円
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 15,983 11,947 74.8 344.22
2019年3月期 17,764 13,760 77.5 396.48
(参考)自己資本 2020年3月期 11,947百万円 2019年3月期 13,760百万円
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 △155 △178 △44 2,883
2019年3月期 △114 △205 △266 3,261
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 純資産
(合計)
配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2020年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2021年3月期(予想) - - - - - -
(注)次期の配当は未定であります。
3.2021年3月期の個別業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、通期は対前期)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 10,100 △7.5 10 - 40 - 240 - 6.91
※ 注記事項
(1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更: 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(2)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 34,838,325株 2019年3月期 34,838,325株
② 期末自己株式数 2020年3月期 130,591株 2019年3月期 130,327株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 34,707,813株 2019年3月期 34,708,221株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料P.2ページ「1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績等の概況」をご覧くださ
い。
わかもと製薬株式会社(4512) 2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 4
(4)事業等のリスク …………………………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 4
3.財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………………… 5
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………………… 5
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………………………… 8
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………………………… 9
(4)キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………………………… 11
(5)財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(持分法損益等) …………………………………………………………………………………………………… 12
(表示方法の変更) ………………………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 13
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 15
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 15
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わかもと製薬株式会社(4512) 2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績等の概況
業績の概要については、次のとおりであります。
当事業年度におけるわが国経済は、前半、政府の経済政策や日銀による金融緩和策を背景に、企業収益や雇用環
境の改善等により緩やかな回復基調で推移しましたが、後半は消費税増税による個人消費の落ち込みや新型コロナ
ウイルスの影響によるインバウンドの激減等により景気後退への懸念が大幅に強まりました。また、海外の景況感
も急激に悪化し、経済活動が更に弱まる先行きが予想されております。
医薬品業界におきましては、後発品使用促進策や長期収載医薬品の薬価引下げなどの薬剤費抑制政策が継続的に
推し進められ、引き続き厳しい事業環境にあります。
ヘルスケア事業を取り巻く環境は、景気の緩やかな回復基調が続いていましたが、消費税増税による個人消費の
落ち込みに加え新型コロナウイルスの影響によりインバウンド需要が急激に悪化致しました。
そのなかにあって当社の医薬事業では、主力製品である眼科手術補助剤・眼科用副腎皮質ホルモン剤「マキュエ
イド眼注用40㎎」、アレルギー性結膜炎治療剤「ゼペリン点眼液0.1%」、水溶性非ステロイド性抗炎症点眼剤「ジ
クロード点眼液0.1%」、緑内障・高眼圧症治療剤「リズモンTG点眼液」および主力製品として育成すべき重要な
製品の緑内障・高眼圧症治療剤(特許を持った後発品)「カルテオロール塩酸塩LA点眼液」、「ラタノプロスト
点眼液0.005%NP」に加えて、乳酸菌製剤「レベニン錠」シリーズ、業務提携先との共同販促品であるA型ボツリ
ヌス毒素製剤「ボトックス注用」、緑内障・高眼圧症治療剤「ドルモロール配合点眼液」、「ビマトプロスト点眼
液0.03%」、サプリメント「オプティエイド」シリーズ、さらには医薬品原料等の販売促進ならびに受託製造販売を
行ってまいりました。
ヘルスケア事業では、主力製品である「強力わかもと」に加え、エビデンスに基づき口臭予防を訴求した薬用歯
磨き(医薬部外品)「アバンビーズ」シリーズ2製品および通販事業を主体に「アバンビーズ オーラルタブレッ
ト」(乳酸菌含有加工食品)の販売促進を行ってまいりました。
国際事業では、海外向け「わかもと」ならびに医薬品、原料薬品の製造販売ならびにライセンスイン・アウトの
活動を行ってまいりました。
その結果、当事業年度の売上高は109億1千6百万円(前期比1.6%増)、営業損失9億9千6百万円(前年同期は
営業損失3億9千1百万円)、経常損失9億1千1百万円(前年同期は経常損失4億9百万円)、当期純損失16億5
千6百万円(前年同期は当期純損失1億8千1百万円)となりました。なお、WP-1303の緑内障・高眼圧症を適応症
とした開発を中止したことに伴い、繰延税金資産を取り崩しております。
セグメント別の売上高の状況につきましては、医薬事業では「マキュエイド眼注用40㎎」、「ドルモロール配合
点眼液」、「カルテオロール塩酸塩LA点眼液」の売上が増加いたしましたが、契約期間終了によるロイヤリティ
収入が減少、および長期収載品である「ジクロード点眼液0.1%」、「リズモンTG点眼液」の売上が減少いたしま
した。その結果、売上高は65億7千万円(前年同期比3.9%減)となりました。
ヘルスケア事業では、主力製品の「強力わかもと」の売上が減少いたしましたが、通販事業における「アバンビ
ーズ オーラルタブレット」の売上が増加いたしました。その結果、売上高は35億1千7百万円(前年同期比14.4%
増)となりました。
国際事業では、輸出用原料薬品が増加いたしましたが、海外向け「わかもと」が減少いたしました。その結果、
売上高は6億3千9百万円(前年同期比0.8%減)となりました。
不動産賃貸業の主たる収入はコレド室町関連の賃貸料であります。売上高は1億8千9百万円(前年同期比1.2%
増)となりました。
次期の見通しにつきましては、次のとおりであります。
医薬品業界は医療費抑制のなか依然として厳しい状況が続くものと予想され、当社においても主力点眼剤の後発
品への切り替え等に加え、新型コロナウイルスの影響によるインバウンド需要の低迷等、さらに厳しさが加速する
状況にあります。
以上の結果、2021年3月期につきましては、売上高101億円(前期比7.5%減)、営業利益1千万円(前年同期は
営業損失9億9千6百万円)、経常利益4千万円(前年同期は経常損失9億1千1百万円)、当期純利益2億4千
万円(前年同期は当期純損失16億5千6百万円)と見込んでおります。
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わかもと製薬株式会社(4512) 2020年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
①資産、負債及び純資産の状況
当事業年度末における総資産は、159億8千3百万円となり前事業年度末比17億8千万円(10.0%減)の減少となり
ました。流動資産は86億4千8百万円となり9億千7千6百万円(10.1%減)の減少、固定資産は73億3千5百万円と
なり8億3百万円(9.9%減)の減少となりました。
流動資産が減少いたしましたのは、現金及び預金、売掛金が減少したことが主たる要因であります。固定資産が減
少いたしましたのは、繰延税金資産が減少したことが主たる要因であります。
一方、負債の部は、40億3千6百万円となり前事業年度末比3千3百万円(0.8%増)の増加となりました。流動負
債は24億3千4百万円となり2億7千3百万円(10.1%減)の減少、固定負債は16億1百万円となり3億7百万円
(23.7%増)の増加となりました。
流動負債が減少いたしましたのは、未払費用が減少したことが主たる要因であります。一方、固定負債が増加いた
しましたのは、繰延税金負債が増加したことが主たる要因であります。
純資産の部は、119億4千7百万円となり前事業年度末比18億1千3百万円(13.2%減)の減少となりました。繰越
利益剰余金が減少したことが主たる要因であります。
この結果、自己資本比率は、前事業年度末の77.5%から74.8%となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末から3億7千8百万円減
少し、28億8千3百万円となりました。その内容の主なものは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動により減少した資金は1億5千5百万円となりました。(前年同期に比べ支出が4千
万円増加)
税引前当期純損失が9億1千1百万円に加え、非資金支出項目である減価償却費が4億6千5百万円、売上債権の
減少額が5億6千4百万円あったことが主な要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動により減少した資金は1億7千8百万円となりました。(前年同期に比べ支出が2千
6百万円減少)
有形固定資産の取得による支出が1憶3千8百万円ありましたことが主な要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動により減少した資金は4千4百万円となりました。(前年同期に比べ支出が2億2千
2百万円減少)
長期借入金の返済による支出が4千万円あったことが主な要因であります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
自己資本比率(%) 76.3 77.7 79.0 77.5 74.8
時価ベースの自己資本
49.2 50.3 54.6 54.9 49.9
比率(%)
キャッシュ・フロー対
132.6 43.0 55.5 - -
有利子負債比率(%)
インタレスト・カバレ
60.3 173.8 162.7 - -
ッジ・レシオ(倍)
自己資本比率 : 自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率 : 株式時価総額(期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後))/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率 : 有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ : 営業キャッシュ・フロー/利払い
2019年3月期、2020年3月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及び、インタレスト・カバレッジ・レシオは、
営業キャッシュ・フローがマイナスであるため記載しておりません。
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わかもと製薬株式会社(4512) 2020年3月期 決算短信
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は配当につきましては、安定的な配当を基本としながら財務体質の強化を図りつつ製造設備・技術の強化、研
究開発、営業活動の強化のための投資に積極的に資金を充当し、企業価値の増大を目指したいと考えております。
当期業績や財務状況等を総合的に勘案し、当期の配当は無配とさせていただきたく存じます。
また、次期の配当につきましては業績や財務状況等の先行きが不透明であることから、中間配当金・期末配当金と
もに現時点では未定であります。
(4)事業等のリスク
当社の財政状態および経営成績に影響を与える可能性のある主なリスクは、以下のようなものがあります。なお、
文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
①法的規制について
当社は薬機法をはじめとする、各種の薬事関連の規制のもとにあり、医薬品の開発、製造、流通、その他の段階
で、様々な承認・認可制度や監視制度が設定されております。これらの規制の新設および強化等により財政状態およ
び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。
②薬価改定について
医療用医薬品では、毎年実施される薬価改定により医薬品の薬価が下がる可能性があります。販売価格の下落によ
り財政状態および経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。
③医薬品の開発について
医薬品の開発には多くの費用・労力・時間を要しますが、それにもかかわらず、商業的に成功する製品とならない
可能性があります。研究開発の成果を享受できない場合、財政状態および経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があ
ります。
④訴訟リスクについて
当社が営業活動を行なうにあたり、製造物責任(PL)関連、環境関連等に関し、訴訟を提起される可能性があり
ます。訴訟を提起された場合、財政状態および経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。
⑤災害・事故等について
当社の生産拠点は相模大井工場の1ヵ所のみであるため、この地域において大規模災害の発生や事故等により、操
業中断に追い込まれる事態になった場合、財政状態および経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。
⑥製商品の販売状況について
当社医療用医薬品事業の主力点眼剤の後発品への切り替え等により、これら競合品との競争激化が、財政状態およ
び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。
これらの他にも様々なリスクが存在しており、ここに記載されたリスクが当社の全てのリスクではありません。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は連結財務諸表を作成していないため、国際会計基準に基づく財務諸表を作成するための体制整備の負担等を考
慮し、日本基準に基づき財務諸表を作成しております。
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3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,261,813 2,883,666
売掛金 3,642,776 3,078,450
商品及び製品 1,379,604 1,410,642
仕掛品 420,277 504,744
原材料及び貯蔵品 674,191 548,492
前払費用 75,746 87,418
前渡金 - 58,565
未収入金 13,953 27,834
未収還付法人税等 22,421 6,966
その他 134,831 41,318
貸倒引当金 △728 -
流動資産合計 9,624,888 8,648,099
固定資産
有形固定資産
建物 7,822,381 7,841,082
減価償却累計額 △4,737,190 △4,906,097
建物(純額) 3,085,190 2,934,984
構築物 268,504 268,504
減価償却累計額 △221,287 △228,707
構築物(純額) 47,216 39,796
機械及び装置 8,034,589 8,057,099
減価償却累計額 △7,531,062 △7,652,178
機械及び装置(純額) 503,527 404,921
車両運搬具 45,455 50,273
減価償却累計額 △35,110 △40,968
車両運搬具(純額) 10,344 9,304
工具、器具及び備品 969,411 982,997
減価償却累計額 △846,202 △881,880
工具、器具及び備品(純額) 123,209 101,116
土地 82,947 82,947
建設仮勘定 55,035 75,400
有形固定資産合計 3,907,470 3,648,472
無形固定資産
特許実施権 300,000 300,000
特許権 228 109
ソフトウエア 168,229 177,595
ソフトウエア仮勘定 - 3,750
その他 3,680 3,680
無形固定資産合計 472,138 485,134
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
投資その他の資産
投資有価証券 2,634,497 2,411,421
保険積立金 498,817 468,720
長期前払費用 69,988 74,286
繰延税金資産 310,990 -
その他 288,252 289,021
貸倒引当金 △43,036 △41,736
投資その他の資産合計 3,759,510 3,201,714
固定資産合計 8,139,118 7,335,321
資産合計 17,764,006 15,983,421
負債の部
流動負債
支払手形 383,063 475,446
買掛金 896,430 821,839
短期借入金 140,000 100,000
未払金 46,490 15,554
未払法人税等 19,794 34,944
未払費用 922,293 626,630
前受金 279 279
預り金 39,103 14,684
賞与引当金 141,600 170,000
返品調整引当金 4,000 3,000
設備関係支払手形 42,868 58,497
設備関係未払金 69,405 110,499
リース債務 3,201 3,233
流動負債合計 2,708,530 2,434,608
固定負債
退職給付引当金 1,123,035 1,079,452
長期預り金 169,327 170,225
リース債務 2,134 3,709
繰延税金負債 - 348,336
固定負債合計 1,294,496 1,601,724
負債合計 4,003,027 4,036,333
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 3,395,887 3,395,887
資本剰余金
資本準備金 2,675,826 2,675,826
その他資本剰余金 2 2
資本剰余金合計 2,675,828 2,675,828
利益剰余金
利益準備金 476,536 476,536
その他利益剰余金
別途積立金 3,953,000 3,953,000
繰越利益剰余金 2,166,573 510,034
利益剰余金合計 6,596,110 4,939,571
自己株式 △36,056 △36,125
株主資本合計 12,631,770 10,975,161
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 1,129,208 971,925
評価・換算差額等合計 1,129,208 971,925
純資産合計 13,760,978 11,947,087
負債純資産合計 17,764,006 15,983,421
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(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高
製品売上高 9,819,374 10,034,686
商品売上高 733,042 692,360
賃貸事業収益 187,559 189,853
売上高合計 10,739,976 10,916,899
売上原価
製品及び商品期首たな卸高 1,294,641 1,469,419
当期製品製造原価 4,192,086 5,140,721
当期商品仕入高 445,362 392,813
賃貸事業原価 109,217 109,963
合計 6,041,306 7,112,918
他勘定振替高 38,420 897,879
製品及び商品期末たな卸高 1,379,604 1,491,071
売上原価合計 4,623,281 4,723,967
売上総利益 6,116,694 6,192,932
返品調整引当金繰入額 △2,000 △1,000
差引売上総利益 6,118,694 6,193,932
販売費及び一般管理費 6,509,709 7,190,210
営業損失(△) △391,015 △996,278
営業外収益
受取利息 33 25
受取配当金 43,316 44,962
保険返戻金 505 -
為替差益 - 708
受取補償金 6,956 29,761
その他 13,583 35,121
営業外収益合計 64,395 110,579
営業外費用
支払利息 1,669 669
固定資産除却損 2,199 3,018
寄付金 32,846 16,619
為替差損 399 -
保険解約損 - 3,903
貸倒引当金繰入額 43,036 -
その他 2,398 1,132
営業外費用合計 82,549 25,343
経常損失(△) △409,169 △911,042
特別利益
固定資産売却益 194,236 -
受取和解金 11,900 -
特別利益合計 206,136 -
特別損失
PCB処理費用 16,961 -
事務所移転費用 9,804 -
特別損失合計 26,766 -
税引前当期純損失(△) △229,799 △911,042
法人税、住民税及び事業税 17,532 17,529
法人税等調整額 △66,051 727,967
法人税等合計 △48,519 745,497
当期純損失(△) △181,280 △1,656,539
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わかもと製薬株式会社(4512) 2020年3月期 決算短信
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金
その他利益剰余金
自己株式
その他資本 資本剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
剰余金 合計 繰越利益剰 合計
別途積立金
余金
当期首残高 3,395,887 2,675,826 0 2,675,826 476,536 3,953,000 2,451,978 6,881,515 △36,005
当期変動額
剰余金の配当 △104,124 △104,124
当期純損失(△) △181,280 △181,280
自己株式の取得 △114
自己株式の処分 2 2 63
株主資本以外の項
目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計 - - 2 2 - - △285,404 △285,404 △51
当期末残高 3,395,887 2,675,826 2 2,675,828 476,536 3,953,000 2,166,573 6,596,110 △36,056
株主資本 評価・換算差額等
その他有価 純資産合計
株主資本合 評価・換算
計
証券評価差
差額等合計
額金
当期首残高 12,917,223 1,190,035 1,190,035 14,107,259
当期変動額
剰余金の配当 △104,124 △104,124
当期純損失(△) △181,280 △181,280
自己株式の取得 △114 △114
自己株式の処分 66 66
株主資本以外の項
目の当期変動額 △60,826 △60,826 △60,826
(純額)
当期変動額合計 △285,453 △60,826 △60,826 △346,280
当期末残高 12,631,770 1,129,208 1,129,208 13,760,978
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わかもと製薬株式会社(4512) 2020年3月期 決算短信
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金
その他利益剰余金
自己株式
その他資本 資本剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
剰余金 合計 繰越利益剰 合計
別途積立金
余金
当期首残高 3,395,887 2,675,826 2 2,675,828 476,536 3,953,000 2,166,573 6,596,110 △36,056
当期変動額
剰余金の配当
当期純損失(△) △1,656,539 △1,656,539
自己株式の取得 △69
自己株式の処分
株主資本以外の項
目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計 - - - - - - △1,656,539 △1,656,539 △69
当期末残高 3,395,887 2,675,826 2 2,675,828 476,536 3,953,000 510,034 4,939,571 △36,125
株主資本 評価・換算差額等
その他有価 純資産合計
株主資本合 評価・換算
計
証券評価差
差額等合計
額金
当期首残高 12,631,770 1,129,208 1,129,208 13,760,978
当期変動額
剰余金の配当
当期純損失(△) △1,656,539 △1,656,539
自己株式の取得 △69 △69
自己株式の処分
株主資本以外の項
目の当期変動額 △157,282 △157,282 △157,282
(純額)
当期変動額合計 △1,656,608 △157,282 △157,282 △1,813,891
当期末残高 10,975,161 971,925 971,925 11,947,087
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わかもと製薬株式会社(4512) 2020年3月期 決算短信
(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純損失(△) △229,799 △911,042
減価償却費 468,266 465,236
貸倒引当金の増減額(△は減少) 43,066 △2,028
退職給付引当金の増減額(△は減少) 3,436 △43,582
賞与引当金の増減額(△は減少) △37,200 28,400
受取利息及び受取配当金 △43,349 △44,988
支払利息 1,669 669
固定資産除却損 2,199 3,018
固定資産売却損益(△は益) △194,236 -
保険解約損益(△は益) 505 -
売上債権の増減額(△は増加) △151,673 564,326
たな卸資産の増減額(△は増加) △360,057 10,193
仕入債務の増減額(△は減少) 261,775 17,791
未払又は未収消費税等の増減額 △112,748 64,027
預り敷金及び保証金の受入による収入 1,541 898
その他 263,237 △344,311
小計 △83,366 △191,391
利息及び配当金の受取額 43,349 44,988
利息の支払額 △1,926 △669
法人税等の還付額 - 22,421
法人税等の支払額 △72,550 △30,412
営業活動によるキャッシュ・フロー △114,493 △155,064
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △371,015 △138,485
有形固定資産の売却による収入 280,255 -
投資有価証券の取得による支出 △2,791 △2,848
投資有価証券の売却による収入 106,100 -
無形固定資産の取得による支出 △65,911 △38,464
その他の投資等の取得による支出 △159,395 △30,311
その他の投資等の売却による収入 7,288 31,397
投資活動によるキャッシュ・フロー △205,470 △178,712
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △160,000 △40,000
自己株式の取得による支出 △109 -
自己株式の処分による収入 71 △66
リース債務の返済による支出 △3,201 △3,691
配当金の支払額 △103,560 △612
財務活動によるキャッシュ・フロー △266,799 △44,370
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △586,764 △378,146
現金及び現金同等物の期首残高 3,848,577 3,261,813
現金及び現金同等物の期末残高 3,261,813 2,883,666
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わかもと製薬株式会社(4512) 2020年3月期 決算短信
(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(持分法損益等)
該当事項はありません。
(表示方法の変更)
該当事項はありません。
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わかもと製薬株式会社(4512) 2020年3月期 決算短信
(セグメント情報)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、営業組織として分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資
源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、本社に医薬事業本部、ヘルスケア事業本部、国際事業本部を置き、それぞれの部署が取り扱う
製品・サービスについて包括的な戦略を立案し事業活動を展開、ならびに不動産賃貸業を営んでおりま
す。
したがって、当社は上記3部門の事業および不動産賃貸業を基礎とした製品・サービス別のセグメント
から構成されており、「医薬事業」「ヘルスケア事業」「国際事業」「不動産賃貸業」の4つを報告セグ
メントとしております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「重要な会計方針」における記載と同一でありま
す。
報告セグメントの利益又は損失は、営業利益又は営業損失ベースの数値であります。
当事業年度より、報告セグメントごとの資産をより適切に反映させるために、資産の配賦基準を見直
し、セグメント資産の算定方法を変更いたしました。
なお、前事業年度のセグメント情報については変更後の算定方法により作成したものを記載しておりま
す。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
調整額 財務諸表
合計 計上額
ヘルスケア 不動産賃貸 (注2)
医薬事業 国際事業 (注1)
事業 業
売上高
外部顧客への売上
6,833,136 3,074,209 645,072 187,559 10,739,976 - 10,739,976
高
セグメント間の内
部売上高又は振替 - - - - - - -
高
計 6,833,136 3,074,209 645,072 187,559 10,739,976 - 10,739,976
セグメント利益又は
△669,818 147,228 53,234 78,341 △391,015 - △391,015
損失(△)
セグメント資産 6,884,511 2,590,330 292,052 874,570 10,641,465 7,122,541 17,764,006
その他の項目
減価償却費 294,631 109,679 23,014 40,941 468,266 - 468,266
有形固定資産及び
無形固定資産の増 204,110 176,594 13,369 - 394,073 - 394,073
加額
(注) 1.セグメント利益又は損失は、損益計算書の営業損失と一致しております。
2.セグメント資産のうち、調整額に含めた全社資産の金額は7,122,541千円であり、その主なものは、余資
運用資金(現金預金)及び長期投資資金(投資有価証券)であります。
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わかもと製薬株式会社(4512) 2020年3月期 決算短信
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
調整額 財務諸表
合計 計上額
ヘルスケア 不動産賃貸 (注2)
医薬事業 国際事業 (注1)
事業 業
売上高
外部顧客への売上
6,570,006 3,517,186 639,853 189,853 10,916,899 - 10,916,899
高
セグメント間の内
部売上高又は振替 - - - - - - -
高
計 6,570,006 3,517,186 639,853 189,853 10,916,899 - 10,916,899
セグメント利益又は
△997,283 △172,607 93,719 79,892 △996,278 - △996,278
損失(△)
セグメント資産 6,330,129 2,405,016 270,696 831,800 9,837,642 6,145,778 15,983,421
その他の項目
減価償却費 282,495 120,806 21,977 39,957 465,236 - 465,236
有形固定資産及び
無形固定資産の増 132,727 59,219 10,051 - 201,998 - 201,998
加額
(注) 1.セグメント利益又は損失は、損益計算書の営業損失と一致しております。
2.セグメント資産のうち、調整額に含めた全社資産の金額は6,145,778千円であり、その主なものは、余資
運用資金(現金預金)及び長期投資資金(投資有価証券)であります。
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わかもと製薬株式会社(4512) 2020年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前事業年度 当事業年度
項目 (自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 396円 48銭 344円 22銭
1株当たり当期純損失(△) △5円 22銭 △47円 73銭
(注)1.前事業年度および当事業年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失で
あり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり当期純損失(△)
当期純損失(△) (千円) △181,280 △1,656,539
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る当期純損失(△)(千円) △181,280 △1,656,539
期中平均株式数(千株) 34,708 34,707
(重要な後発事象)
(投資有価証券の売却)
当社は、保有する投資有価証券の一部を2020年4月28日に売却いたしました。これに伴い、2021年3月期第1
四半期会計期間において投資有価証券売却益を特別利益として計上いたします。
1.投資有価証券売却の理由
コーポレートガバナンス・コードに基づく政策保有株式の見直し、財務体質の強化および資産の効率化を
図るため
2.投資有価証券売却の内容
(1)売却株式:当社保有の有価証券 1銘柄
(2)売却年月日:2020年4月28日
(3)売却益:217百万円
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