4506 大日住薬 2020-10-28 15:30:00
2021年3月期第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2020年10月28日
上 場 会 社 名 大日本住友製薬株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4506 URL https://www.ds-pharma.co.jp/
代 表 者
(役職名) 代表取締役社長 (氏名) 野村 博
執行役員 コーポレート
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 樋口 敦子 (TEL) 03-5159-3300
コミュニケーション担当
四半期報告書提出予定日 2020年11月5日 配当支払開始予定日 2020年12月1日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :有 ( 機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満四捨五入)
1.2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の所有者に 四半期包括利益
売上収益 コア営業利益 営業利益 四半期利益 帰属する四半期利益
合計額
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 261,498 13.4 47,981 7.2 47,539 △28.9 30,339 0.0 37,297 23.0 7,336 △65.2
2020年3月期第2四半期 230,603 2.0 44,756 20.5 66,835 125.7 30,330 8.8 30,330 8.8 21,078 △53.8
(参考) 税引前四半期利益 2021年3月期第2四半期 43,654百万円 2020年3月期第2四半期 64,147百万円
※コア営業利益は、営業利益から当社が定めた非経常的な原因による損益(調整項目)を除いて算出しております。
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 93.88 -
2020年3月期第2四半期 76.34 -
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者 1株当たり親会社
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率 所有者帰属持分
百万円 百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期第2四半期 1,238,488 635,997 543,473 43.9 1,367.93
2020年3月期 1,252,878 632,105 529,485 42.3 1,332.72
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 14.00 - 14.00 28.00
2021年3月期 - 14.00
2021年3月期(予想) - 14.00 28.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益 コア営業利益 営業利益 当期利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 506,000 4.8 47,000 △34.7 58,000 △30.3 21,000 △41.5 42,000 3.1 105.71
(参考) 税引前利益 通期 57,000百万円
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) :無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2四半期 397,900,154株 2020年3月期 397,900,154株
② 期末自己株式数 2021年3月期2四半期 605,437株 2020年3月期 605,038株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2四半期 397,294,922株 2020年3月期2四半期 397,296,005株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料には、当社グループに関する業績その他の予想、見通し、目標、計画その他の将来に関する事項が
含まれています。これらの事項は、発表日現在において入手可能な情報による当社の仮定、見積り、見通し
その他の判断に基づくものであり、既知または未知のリスクおよび不確実性が内在しております。したがっ
て、その後のさまざまな要因により、予想・計画などが記載どおりに実現しない可能性や、実際の業績、開
発の成否・進捗その他の見通しなどが記載内容と大きく異なる結果となる可能性があります。業績予想の前
提条件などにつきましては、添付資料P.5「1.当四半期決算に関する定性的情報(4)連結業績予想など
の将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
・四半期決算短信の開示とあわせて、四半期決算補足資料および四半期決算説明会資料を開示しておりま
す。
・当社は、2020年10月29日(木)に機関投資家・アナリスト向けに、第2四半期決算説明会を開催する予定
です。この決算説明会の動画については、開催後速やかに当社ホームページに掲載する予定です。
大日本住友製薬株式会社(4506) 2021年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 4
(3)キャッシュ・フローに関する説明 ………………………………………………………………… 4
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 5
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………… 6
(1)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 ……………………………… 6
(2)要約四半期連結財政状態計算書 …………………………………………………………………… 8
(3)要約四半期連結持分変動計算書 …………………………………………………………………… 10
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………… 12
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………… 13
-1-
大日本住友製薬株式会社(4506) 2021年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
当社グループは、国際会計基準(以下「IFRS」)に準拠した連結財務諸表を開示しております。
なお、文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したもので
あります。
(1)経営成績に関する説明
(業績管理指標「コア営業利益」について)
業績管理指標 コア営業利益 について
当社グループでは、会社の経常的な収益性を示す利益指標として、「コア営業利益」を設定し、これを当社独自の業
績管理指標として採用しております。
「コア営業利益」は、営業利益から当社グループが定める非経常的な要因による損益(以下「非経常項目」)を除外
したものとなります。非経常項目として除かれる主なものは、減損損失、事業構造改善費用、企業買収に係る条件付対
価公正価値の変動額等です。
当第2四半期連結累計期間の当社グループの連結業績は、以下のとおりであります。
(単位:億円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
増減率
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日 増減
(%)
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上収益 2,306 2,615 309 13.4
コア営業利益 448 480 32 7.2
営業利益 668 475 △193 △28.9
税引前四半期利益 641 437 △205 △31.9
四半期利益 303 303 0 0.0
親会社の所有者に
303 373 70 23.0
帰属する四半期利益
■ 売上収益は2,615億円(前年同四半期比13.4%増)となりました。
売上収益は2,615億円 前年同四半期比13.4 となりました
日本セグメントは、昨年度に販売を開始した2型糖尿病治療剤「エクア」および「エクメット」の寄与などによ
り増収となりました。また、北米セグメントにおいても、当社グループの収益の柱である非定型抗精神病薬「ラツ
ーダ」の売上が増加したことなどにより増収となりました。
■ コア営業利益は480億円(前年同四半期比7.2%増)となりました。
コア営業利益は480億円 前年同四半期比7.2 となりました
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、販売関連費用等が低調に推移するなか、昨年度に取得し
たスミトバント社およびその傘下の子会社の費用が認識されたことにより、コアベースの販売費及び一般管理費な
らびに研究開発費は増加しましたが、増収による売上総利益の増加が大きく、コア営業利益は増益となりました。
■ 営業利益は475億円(前年同四半期比28.9%減)となりました。
営業利益は475億円 前年同四半期比28.9 となりました
コア営業利益は増益となりましたが、営業利益は減益に転じました。当第2四半期連結累計期間において、条件
付対価公正価値は減少し、わずかながら費用戻入となりましたが、前年同四半期は、ナパブカシンの膵がん患者を
対象としたフェーズ3試験の中止決定に伴い、条件付対価公正価値の減少が大きく、多額の費用戻入が発生しまし
た。この結果、営業利益は減少することとなりました。
■ 税引前四半期利益は437億円(前年同四半期比31.9%減)となりました。
税引前四半期利益は437 前年同四半期比31.9 となりました
支払利息や、当社が保有する外貨建て金融資産に生じた為替差損などの金融費用が金融収益を上回ったため、税
引前四半期利益は営業利益に比べ減少しました。
■ 四半期利益は303億円(前年同四半期比0.0%増)となりました。
四半期利益は303億円 前年同四半期比0.0 となりました
税引前四半期利益は減益となりましたが、法人所得税が大きく減少したため、四半期利益は前年同四半期と同水
準となりました。前年同四半期は、ナパブカシンの膵がん患者を対象としたフェーズ3試験の中止決定などに伴い、
米国において認識していた繰延税金資産の取崩しを行いましたが、当第2四半期連結累計期間にはこのような要因
はないことから、法人所得税が大きく減少することとなりました。
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大日本住友製薬株式会社(4506) 2021年3月期 第2四半期決算短信
■ 親会社の所有者に帰属する四半期利益は373億円(前年同四半期比23.0%増)となりました。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は373億
る四半期利益は373億円 前年同四半期比23.0 となりました
スミトバント社傘下の非支配持分を有する子会社の業績が損失となったため、四半期利益から非支配持分に帰属
する損失額を控除した親会社の所有者に帰属する四半期利益は、四半期利益に比べ増加しました。
なお、親会社の所有者に帰属する四半期利益の売上収益に対する比率は14.3%となりました。
(セグメント業績指標「コアセグメント利益」について)
セグメント業績指標 コアセグメント利益 について
セグメント別の業績では、各セグメントの経常的な収益性を示す利益指標として、「コアセグメント利益」を設定し、
当社独自のセグメント業績指標として採用しております。
「コアセグメント利益」は、「コア営業利益」から、グローバルに管理しているため各セグメントに配分できない研
究開発費、事業譲渡損益等を除外したセグメント別の利益となります。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
【日本】
■ 売上収益は773億円(前年同四半期比20.5%増)となりました。
売上収益は773億円 前年同四半期比20.5 となりました
「エクア」および「エクメット」の増収に加え、2型糖尿病治療剤「トルリシティ」の売上が伸長したことや
「ラツーダ」を新たに発売したことなどにより、増収となりました。
■ コアセグメント利益は133億円(前年同四半期比0.1%減)となりました。
コアセグメント利益は13 前年同四半期比0.1 となりました
COVID-19の影響により販売関連費用など販売費及び一般管理費が減少しましたが、品目構成の変化による売上総
利益の減少の影響が大きく、わずかながら減益となりました。
【北米】
■ 売上収益は1,445億円(前年同四半期比11.7%増)となりました。
売上収益は1,445億円 前年同四半期比11.7 となりました
「ラツーダ」に加え、抗てんかん剤「アプティオム」などの売上が伸長したことや、スミトバント社傘下のマイ
オバント社において、ライセンス契約に基づき受領した契約一時金等の一部を売上として認識したことにより、増
収となりました。
■ コアセグメント利益は708億円(前年同四半期比14.2%増)となりました。
コアセグメント利益は70 前年同四半期比14.2 となりました
スミトバント社および傘下の子会社で発生した費用などにより販売費及び一般管理費は増加しましたが、増収に
よる売上総利益の増加が大きく、増益となりました。
【中国】
■ 売上収益は123億円(前年同四半期比12.4%減)となりました。
売上収益は123億円 前年同四半期比12.4 となりました
カルバペネム系抗生物質製剤「メロペン」の売上が減少したことにより、減収となりました。
■ コアセグメント利益は63億円(前年同四半期比17.0%減)となりました。
コアセグメント利益は63 前年同四半期比17.0 となりました
販売費及び一般管理費は減少しましたが、減収による売上総利益の減少が大きく、減益となりました。
【海外その他】
■ 売上収益は93億円(前年同四半期比114.8%増)となりました。
売上収益は93億円 前年同四半期比114.8 となりました
輸出の大幅な増加や、東南アジアにおける「メロペン」の売上の増加などにより、増収となりました。
■ コアセグメント利益は49億円(前年同四半期比301.6%増)となりました。
コアセグメント利益は49 前年同四半期比301.6 となりました
増収による売上総利益の増加により、大幅な増益となりました。
上記報告セグメントのほか、当社グループは、食品素材・食品添加物および化学製品材料、動物用医薬品等の販売を
行っており、これらの売上収益は180億円(前年同四半期比3.6%減)、コアセグメント利益は19億円(前年同四半期比
20.8%増)となりました。
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大日本住友製薬株式会社(4506) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
資産については、非流動資産では、減価償却や為替換算により無形資産が減少したことに加え、その他の金融資産が、
当社が保有する投資有価証券の公正価値評価により減少したことなどから、前連結会計年度末に比べ277億円減少しまし
た。
流動資産は、短期貸付金の減少によりその他の金融資産が減少しましたが、現金及び現金同等物や営業債権及びその
他の債権等が増加した結果、前連結会計年度末に比べ133億円増加しました。
これらの結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ144億円減少し、1兆2,385億円となりました。
負債については、引当金は増加しましたが、営業債務及びその他の債務や未払法人所得税が減少しました。また、劣
後特約付社債の発行による資金調達を行い、短期借入金の一部返済を実施した結果、非流動負債の社債及び借入金が増
加し、流動負債の借入金が減少しました。
その結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ183億円減少し、6,025億円となりました。
親会社の所有者に帰属する持分は、在外営業活動体の換算差額等のその他の資本の構成要素は減少しましたが、利益
剰余金が増加した結果、前連結会計年度末に比べ140億円増加し、5,435億円となりました。また、非支配持分は、スミ
トバント社傘下の非支配持分を有する子会社の業績が損失となったため、前連結会計年度末に比べ101億円減少しまし
た。
これらの結果、資本合計は前連結会計年度末に比べ39億円増加し、6,360億円となりました。
なお、当第2四半期連結会計期間末の親会社所有者帰属持分比率は43.9%となりました。
(3)キャッシュ・フローに関する説明
営業活動によるキャッシュ・フローは、引当金の増加などによるキャッシュの増加要因はありましたが、税引前四半
期利益が減少したことや法人所得税の支払額が増加したことにより、前年同四半期に比べ57億円収入が減少し、261億円
の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、短期貸付金の減少などにより、前年同四半期に比べ86億円収入が増加し、194
億円の収入となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、非支配持分からの子会社持分取得による支出があったものの、配当金の支払
額が減少しました。また、劣後特約付社債の発行による資金調達を行い、短期借入金の一部返済を実施した結果、前年
同四半期に比べ14億円支出が減少し、98億円の支出となりました。
上記の結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は1,347億円となり、前連結会計年度末に比べ
330億円増加しました。
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大日本住友製薬株式会社(4506) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
最近の業績の動向を踏まえ、2020年7月30日に公表した2021年3月期通期連結業績予想を下記のとおり修正しまし
た。
2021年3月期通期連結業績予想数値の修正(2020年4月1日~2021年3月31日)
当期利益 親会社の 基本的
コア 所有者に
売上収益 営業利益 又は 1株当たり
営業利益 帰属する
損失(△) 当期利益 当期利益
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前 回 発 表 予 想(A) 495,000 33,000 24,000 △12,000 9,000 22.65
今 回 修 正 予 想(B) 506,000 47,000 58,000 21,000 42,000 105.71
増 減 額(B-A) 11,000 14,000 34,000 33,000 33,000 -
増 減 率( % ) 2.2 42.4 141.7 - 366.7 -
(ご参考)前期実績
482,732 71,982 83,239 35,918 40,753 102.58
(2020年3月期)
(注)コア営業利益は、営業利益から条件付対価公正価値の変動額、減損損失および事業構造改善費用等の非経常的な
要因により発生した損益を控除して算出しています。
売上収益は、前回発表予想では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による米国での「ラツーダ」の売上
減少を見込んでいましたが、第2四半期連結累計期間までの売上は好調に推移していることから、前回発表予想から110
億円増の5,060億円に修正しました。
売上収益の増加に伴い、売上総利益が増加することに加え、コアベースの販売費及び一般管理費は減少する見込みで
あることから、コア営業利益は、前回発表予想から140億円増の470億円に修正しました。また、条件付対価公正価値の
変動額について、抗がん剤として開発中のナパブカシンの開発スケジュールを見直したことにより、前回発表予想と比
べ費用の減少を見込むことから、営業利益は、前回発表予想から340億円増の580億円に修正しました。
営業利益の増加に伴い、当期利益および親会社の所有者に帰属する当期利益は、前回発表予想からそれぞれ330億円増
の210億円、420億円に修正しました。
(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報および合理的であると判断する一定の前提に基づい
ており、実際の業績は、今後さまざまな要因により異なる結果となる可能性があります。
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大日本住友製薬株式会社(4506) 2021年3月期 第2四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
【要約四半期連結損益計算書】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上収益 230,603 261,498
売上原価 56,286 70,694
売上総利益 174,317 190,804
販売費及び一般管理費 47,030 94,173
研究開発費 60,151 49,206
その他の収益 531 537
その他の費用 832 423
営業利益 66,835 47,539
金融収益 2,338 731
金融費用 5,026 4,616
税引前四半期利益 64,147 43,654
法人所得税 33,817 13,315
四半期利益 30,330 30,339
四半期利益の帰属
親会社の所有者持分 30,330 37,297
非支配持分 - △6,958
四半期利益 30,330 30,339
1株当たり四半期利益(円)
基本的1株当たり四半期利益 76.34 93.88
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大日本住友製薬株式会社(4506) 2021年3月期 第2四半期決算短信
【要約四半期連結包括利益計算書】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期利益 30,330 30,339
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目:
その他の包括利益を通じて公正価値で
△3,292 △9,099
測定する金融資産の変動
確定給付負債(資産)の純額の再測定 - △260
純損益にその後に振り替えられる可能性の
ある項目:
在外営業活動体の換算差額 △5,945 △13,652
キャッシュ・フロー・ヘッジ △15 8
その他の包括利益合計 △9,252 △23,003
四半期包括利益合計 21,078 7,336
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者持分 21,078 17,564
非支配持分 - △10,228
四半期包括利益合計 21,078 7,336
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大日本住友製薬株式会社(4506) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産
非流動資産
有形固定資産 65,748 63,733
のれん 169,046 164,339
無形資産 421,791 408,059
その他の金融資産 200,923 189,000
その他の非流動資産 4,173 3,951
繰延税金資産 27,107 31,984
非流動資産合計 888,788 861,066
流動資産
棚卸資産 79,368 81,823
営業債権及びその他の債権 134,491 139,395
その他の金融資産 28,717 3,841
未収法人所得税 5,877 5,761
その他の流動資産 9,624 7,587
現金及び現金同等物 101,708 134,710
小計 359,785 373,117
売却目的で保有する資産 4,305 4,305
流動資産合計 364,090 377,422
資産合計 1,252,878 1,238,488
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大日本住友製薬株式会社(4506) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
負債及び資本
負債
非流動負債
社債及び借入金 25,020 140,473
その他の金融負債 41,306 39,154
退職給付に係る負債 23,870 24,372
その他の非流動負債 7,212 5,062
繰延税金負債 26,867 27,953
非流動負債合計 124,275 237,014
流動負債
借入金 272,960 156,960
営業債務及びその他の債務 62,251 53,045
その他の金融負債 13,906 13,670
未払法人所得税 22,637 13,367
引当金 84,644 93,771
その他の流動負債 40,100 34,664
流動負債合計 496,498 365,477
負債合計 620,773 602,491
資本
資本金 22,400 22,400
資本剰余金 14,655 16,641
自己株式 △677 △677
利益剰余金 457,330 488,845
その他の資本の構成要素 35,777 16,264
親会社の所有者に帰属する持分合計 529,485 543,473
非支配持分 102,620 92,524
資本合計 632,105 635,997
負債及び資本合計 1,252,878 1,238,488
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大日本住友製薬株式会社(4506) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
その他の包括利
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 確定給付負債
益を通じて公正
(資産)の純額
価値で測定する
の再測定
金融資産の変動
2019年4月1日残高 22,400 15,861 △674 431,799 32,611 -
四半期利益 - - - 30,330 - -
その他の包括利益 - - - - △3,292 -
四半期包括利益合計 - - - 30,330 △3,292 -
自己株式の取得 - - △2 - - -
配当金 - - - △7,549 - -
その他の資本の構成要素
- - - △2,974 2,974 -
から利益剰余金への振替
所有者との取引額等合計 - - △2 △10,523 2,974 -
2019年9月30日残高 22,400 15,861 △676 451,606 32,293 -
2020年4月1日残高 22,400 14,655 △677 457,330 46,118 -
四半期利益 - - - 37,297 - -
その他の包括利益 - - - - △9,099 △260
四半期包括利益合計 - - - 37,297 △9,099 △260
自己株式の取得 - - △0 - - -
配当金 - - - △5,562 - -
非支配持分との取引 - 1,986 - - - -
その他の資本の構成要素
- - - △220 △40 260
から利益剰余金への振替
その他の増減 - - - - - -
所有者との取引額等合計 - 1,986 △0 △5,782 △40 260
2020年9月30日残高 22,400 16,641 △677 488,845 36,979 -
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大日本住友製薬株式会社(4506) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
非支配持分 資本合計
在外営業活動体 キャッシュ・ 合計
合計
の換算差額 フロー・ヘッジ
2019年4月1日残高 △3,853 △6 28,752 498,138 - 498,138
四半期利益 - - - 30,330 - 30,330
その他の包括利益 △5,945 △15 △9,252 △9,252 - △9,252
四半期包括利益合計 △5,945 △15 △9,252 21,078 - 21,078
自己株式の取得 - - - △2 - △2
配当金 - - - △7,549 - △7,549
その他の資本の構成要素
- - 2,974 - - -
から利益剰余金への振替
所有者との取引額等合計 - - 2,974 △7,551 - △7,551
2019年9月30日残高 △9,798 △21 22,474 511,665 - 511,665
2020年4月1日残高 △10,312 △29 35,777 529,485 102,620 632,105
四半期利益 - - - 37,297 △6,958 30,339
その他の包括利益 △10,382 8 △19,733 △19,733 △3,270 △23,003
四半期包括利益合計 △10,382 8 △19,733 17,564 △10,228 7,336
自己株式の取得 - - - △0 - △0
配当金 - - - △5,562 - △5,562
非支配持分との取引 - - - 1,986 83 2,069
その他の資本の構成要素
- - 220 - - -
から利益剰余金への振替
その他の増減 - - - - 49 49
所有者との取引額等合計 - - 220 △3,576 132 △3,444
2020年9月30日残高 △20,694 △21 16,264 543,473 92,524 635,997
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大日本住友製薬株式会社(4506) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
四半期利益 30,330 30,339
減価償却費及び償却費 8,572 9,507
減損損失 19,116 -
条件付対価公正価値の変動額 △41,757 △53
受取利息及び配当金 △2,337 △713
支払利息 195 950
法人所得税 33,817 13,315
営業債権及びその他の債権の増減額
△1,884 △6,594
(△は増加)
棚卸資産の増減額(△は増加) △2,431 △5,152
営業債務及びその他の債務の増減額
4,135 △7,642
(△は減少)
退職給付に係る負債の増減額
281 524
(△は減少)
引当金の増減額(△は減少) △3,395 11,593
その他 △2,071 1,635
小計 42,571 47,709
利息の受取額 1,552 160
配当金の受取額 754 563
利息の支払額 △137 △820
法人所得税の支払額 △12,963 △21,543
営業活動によるキャッシュ・フロー 31,777 26,069
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △5,446 △2,965
有形固定資産の売却による収入 428 238
無形資産の取得による支出 △2,810 △1,921
投資の取得による支出 △2,190 △5,167
投資の売却及び償還による収入 253 3,285
短期貸付金の純増減額(△は増加) 20,550 25,724
その他 23 178
投資活動によるキャッシュ・フロー 10,808 19,372
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) - △118,000
長期借入金の返済による支出 △1,480 △1,480
社債の発行による収入 - 118,938
リース負債の返済による支出 △2,148 △2,345
配当金の支払額 △7,545 △5,560
非支配持分からの子会社持分取得による支出 - △2,254
その他 △2 908
財務活動によるキャッシュ・フロー △11,175 △9,793
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 31,410 35,648
現金及び現金同等物の期首残高 137,296 101,708
現金及び現金同等物に係る換算差額 △4,035 △2,646
現金及び現金同等物の四半期末残高 164,671 134,710
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大日本住友製薬株式会社(4506) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(重要な会計方針)
本要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度の連結財務諸表において適用した会
計方針と同一であります。
なお、当第2四半期連結累計期間の法人所得税は、見積年次実効税率を基に算定しております。
(セグメント情報等)
当社グループでは、会社の経常的な収益性を示す利益指標として、「コア営業利益」を設定し、これを当社独自の
業績管理指標として採用しております。
「コア営業利益」は、営業利益から当社グループが定める非経常的な要因による損益(以下「非経常項目」)を除
外したものとなります。非経常項目として除かれる主なものは、減損損失、事業構造改善費用、企業買収に係る条件
付対価公正価値の変動額等です。
(1) 報告セグメント
当社グループは、主として医療用医薬品の製造、仕入及び販売を行っており、日本、北米、中国等マーケットご
とに医薬品事業の業績管理を行っているため、日本、北米、中国、海外その他の4つを報告セグメントとしており
ます。
なお、当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成要素のうち分離された財務情報が入手可能であり、
取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものでありま
す。
(2) セグメント収益及び業績
当社グループの報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失及びその他の項目は、以下のとおりであります。
なお、当社グループでは、各セグメントの経常的な収益性を示す利益指標として、「コアセグメント利益」を設
定し、当社独自のセグメント業績指標として採用しております。
「コアセグメント利益」は、「コア営業利益」から、グローバルに管理しているため各セグメントに配分できな
い研究開発費、事業譲渡損益等を除外したセグメント別の利益となります。
なお、「1.当四半期決算に関する定性的情報 (1)経営成績に関する説明」における報告セグメントに含ま
れない「その他」の区分に係るコアセグメント利益の金額及び前年同四半期比増減については、セグメント間取引
として消去された利益を含めて記載しております。
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大日本住友製薬株式会社(4506) 2021年3月期 第2四半期決算短信
① 前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
医薬品事業 その他
合計
(注)
海外
日本 北米 中国 計
その他
外部顧客への売上収益 64,176 129,344 14,042 4,347 211,909 18,694 230,603
セグメント間の内部売上
51 - - - 51 25 76
収益
合計 64,227 129,344 14,042 4,347 211,960 18,719 230,679
セグメント利益
13,344 62,052 7,547 1,219 84,162 1,550 85,712
(コアセグメント利益)
(注)その他の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、食品素材・食品添加物及び化学製品材料、
動物用医薬品等の事業を含んでおります。
② 当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
医薬品事業 その他
合計
(注)
海外
日本 北米 中国 計
その他
外部顧客への売上収益 77,342 144,504 12,296 9,336 243,478 18,020 261,498
セグメント間の内部売上
25 - - - 25 27 52
収益
合計 77,367 144,504 12,296 9,336 243,503 18,047 261,550
セグメント利益
13,325 70,846 6,267 4,895 95,333 1,880 97,213
(コアセグメント利益)
(注)その他の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、食品素材・食品添加物及び化学製品材料、
動物用医薬品等の事業を含んでおります。
(3) 報告セグメント合計額と要約四半期連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する
事項)
調整額に関する事項は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
売上収益 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
報告セグメント計 211,960 243,503
「その他」の区分の売上収益 18,719 18,047
セグメント間取引消去 △76 △52
要約四半期連結財務諸表の売上収益 230,603 261,498
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大日本住友製薬株式会社(4506) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
利益 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
報告セグメント計 84,162 95,333
「その他」の区分の利益 1,550 1,880
セグメント間取引消去 9 3
研究開発費(注) △41,016 △49,206
事業譲渡益等 69 -
その他 △18 △29
コア営業利益 44,756 47,981
条件付対価公正価値の変動額 41,757 53
減損損失 △19,116 -
その他の収益 480 566
その他の費用 △832 △1,061
その他 △210 -
要約四半期連結財務諸表の営業利益 66,835 47,539
(注) 当社グループは、研究開発費をグローバルに管理しているため、セグメントに配分しておりません。なお、要
約四半期連結損益計算書における研究開発費との差額は、コア営業利益の算定から除外される減損損失及び研
究開発関連費用であります。
(重要な後発事象)
重要な固定資産の譲渡
当社は2020年6月26日開催の取締役会において、当社の所有する固定資産の譲渡を決議し、同年7月9日付で契約を
締結、10月8日に譲渡しました。
(1) 譲渡の理由
経営資源の有効活用および財務体質の向上を図るため、当社の保有する固定資産の一部(売却目的で保有する資
産)を譲渡することとしました。
(2) 譲渡資産の内容
資産の名称および所在地 現況
茨木工場
(大阪府茨木市蔵垣内一丁目53番)
売却目的で保有する資産
土地面積64,509.91㎡
(19,514.25坪)
譲渡価額につきましては、譲渡先の要望により開示を控えますが、競争入札による市場価格を反映した適正な価格での
譲渡となります。
(3) 譲渡の相手先の概要
譲渡先につきましては、譲渡先の要望により開示を控えます。
なお、譲渡先と当社との間には、資本関係、人的関係、取引関係はありません。また、譲渡先は当社の関連当事者
には該当しません。
(4) 譲渡の日程
取締役会決議日:2020年6月26日
契約締結日:2020年7月9日
物件引渡日:2020年10月8日
(5) 連結損益に与える影響
当該固定資産の譲渡により、2021年3月期第3四半期連結累計期間において、固定資産売却益167億円をその他の収
益として計上する予定です。
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