4506 大日住薬 2020-07-30 15:50:00
公募ハイブリッド社債(劣後特約付社債)の発行に関するお知らせ [pdf]

                                                     2020 年 7 月 30 日
各 位
                         会 社 名 大日本住友製薬株式会社
                         代表者名 代表取締役社長 野村 博
                                (コード:4506 東証第 1 部)
                         問合せ先 執行役員
                                コーポレートコミュニケーション担当 樋口 敦子
                                (大阪:TEL.06-6203-1407)
                                (東京:TEL.03-5159-3300)


       公募ハイブリッド社債(劣後特約付社債)の発行に関するお知らせ

 当社は本日、発行上限を 1,200 億円とする公募形式によるハイブリッド社債(劣後特約付社債、以下
「本社債」)の発行を決定し、本社債の発行に関する訂正発行登録書を、関東財務局長に提出しました
ので、お知らせします。


1.本社債発行の目的と背景
 当社は、2019 年 4 月に策定した中期経営計画 2022(2018~2022 年度)において、収益の柱である
米国での非定型抗精神病薬「ラツーダ」の独占販売期間終了後も持続的な成長を実現するため、事業
基盤の再構築に取り組んでいます。
 本取り組みの一環として当社は、2019 年 10 月に Roivant Sciences Ltd.と戦略的提携に関する契約
を締結し、2019 年 12 月に 2,700 億円の資金の借入(ブリッジローン)を行ったうえで、本戦略的提携の
対価として総額約 30 億米ドル(約 3,300 億円)を支払いました。
 本戦略的提携に係る資金については、財務の健全性維持を考慮した資金調達手段として、ハイブリ
ッドファイナンス等による調達も含めて検討していましたが、今般、本戦略的提携のために調達した借
入金の返済資金の一部に充当することを目的として、本社債の発行を決定しました。


2.本社債の特徴
 本社債は、資本と負債の中間的性質を持つハイブリッドファイナンスの一形態であり、負債であること
から一株当たりの株式価値の希薄化は発生しない一方、利息の任意繰延、超長期の償還期限、清算
手続および倒産手続における劣後性等、資本に類似した性質および特徴を有しています。このため、
当社では株式会社格付投資情報センター(R&I)より資金調達額の 50%に対して資本性の認定を受け
られることを見込んでいます。
 本社債の概略につきましては、本日付で関東財務局長に提出した訂正発行登録書をご参照ください。


3.今後のスケジュール
 本社債の発行においては、大和証券株式会社を事務主幹事会社として、SMBC日興証券株式会社、
野村證券株式会社および三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社を共同主幹事会社として起用し、
需要状況や金利動向等を総合的に勘案した上で、発行金額等の条件を決定する予定であり、決定次
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第速やかにお知らせします。


                                           以 上


ご注意
 このお知らせは、公募ハイブリッド社債(劣後特約付社債)の発行に関して一般に公表することを目
的としており、一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的としていません。




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