4503 アステラス薬 2020-03-24 09:00:00
アステラス製薬とCytomX社 がん治療を対象とした二重特異性T細胞誘導抗体の共同研究開発、商業化に関する提携 [pdf]
2020 年 3 月 24 日
各位
会 社 名
ア ス テ ラ ス 製 薬 株 式 会 社
代 表 代表取締役社長 CEO 安 川 健 司
者
(コード:4503、東証第一部)
(URL h t t p s : / / w w w. a s t e l l a s . c o m / j p / )
決 算 期 3月
問 い 合 わ せ 先 広報部長 緒方 スティグ
(Tel:03-3244-3201)
アステラス製薬と CytomX 社
がん治療を対象とした二重特異性 T 細胞誘導抗体の
共同研究開発、商業化に関する提携
- CytomX 社の技術プラットフォームを活用することにより、
次世代がん免疫療法の研究開発をさらに拡充-
アステラス製薬株式会社(本社:東京、以下「アステラス製薬」)と CytomX Therapeutics,
Inc.(本社:米国カリフォルニア州、President, Chief Executive Officer and Chairman:
Sean McCarthy, D. Phil、以下「CytomX 社」)は、CD3 抗原およびがん細胞表面の抗原を
標的とした新規の二重特異性 T 細胞誘導抗体について、がん治療を対象とした共同研究
開発ならびに商業化に関する契約を締結しました。両社は、CytomX 社が有する Probody®
技術プラットフォームおよびその技術を用いた独自の二重特異性抗体と CD3 タンパクを活
用して、革新的ながん治療薬の創出を目指します。
がん抗原を標的とした通常の抗体はがん細胞に結合しますが、その標的がん抗原が発
現している正常細胞にも結合することが知られています。一方で、Probody®技術により作
製された抗体は、がん微小環境*1 内でプロテアーゼ*2 によって活性化されるまで不活性状
態を維持するため、正常細胞への結合を最小限に抑えます。その結果、抗体はがん細胞
へ選択的に結合し、毒性が低減され、より有効性と安全性に優れた治療を実現できる可能
性があります。また、Probody®技術により作製された二重特異性 T 細胞誘導抗体は、細胞
傷害性 T 細胞をがん微小環境に届けることができ、その T 細胞を介して抗がん活性を導き
ます。
本契約に基づき、アステラス製薬と CytomX 社は、複数の標的分子に対するプログラム
の共同研究開発を行います。CytomX 社は、アステラス製薬による資金拠出のもと、臨床
開発候補物質を選択するまでの創薬研究を主導します。アステラス製薬は、前臨床および
臨床開発、商業化を主導するとともにその資金を拠出します。
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アステラス製薬の代表取締役副社長 経営戦略・財務担当役員である岡村直樹は、「ア
ステラス製薬では、がん免疫を研究開発戦略上の Primary Focus の一つに位置付け、新
たなモダリティ/テクノロジーによる次世代がん免疫療法の開発に取り組んでいます。
CytomX 社との提携により、両社の持つケイパビリティを活用し、次世代のがん免疫療法に
関するパイプラインを拡充させ、患者さんのアンメットメディカルニーズに応える革新的な医
薬品の創出に注力していきます」と述べています。
CytomX 社の President, Chief Executive Officer and Chairman である Sean McCarthy
は、「アステラス製薬との提携では、がん微小環境に対して様々な種類の抗体をターゲット
とする創薬技術において、私たちの専門性を活かすことができると考えています。私たちが
確立したプラットフォームのコンセプト検証がより進み、固形がんの治療薬として二重特異
性 T 細胞誘導抗体の可能性が高まることを大いに期待してます」と述べています。
アステラス製薬は、契約一時金として 8,000 万ドルを CytomX 社に支払います。さらに
CytomX 社は、将来の前臨床および臨床開発、商業化の進捗に応じたマイルストンとして、
16 億ドル以上を受け取る可能性があります。また、CytomX 社は、製品が商業化した場合、
グローバルでの売上に応じた一桁台後半から 10%台半ばのロイヤリティを受け取る可能
性があります。
CytomX 社は、事前に両社で取り決めた数のプログラムについて、ピボタル試験の開始
前に事前に定めた臨床開発費用の一部を拠出するオプション権を行使することにより、米
国においてアステラス製薬と共同で商業化することが可能となります。このオプション権を
行使すれば、CytomX 社は当該製品について、米国での利益の一部を受け取るとともに、
米国外の売上に応じた 10%台前半から 10%台半ばまでのロイヤリティを受け取ることが
できます。
なお、本件によるアステラス製薬の通期(2020 年 3 月期)連結業績への影響は軽微で
す。
以上
*1 がん微小環境:がんの中には免疫細胞や血管細胞など非がん細胞が存在し、がんの成長を支えており、
こうした細胞や環境を総称してがん微小環境と呼ぶ。
*2 プロテアーゼ:タンパク質やペプチドのペプチド結合を加水分解する酵素のこと
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アステラス製薬株式会社について
アステラス製薬は、東京に本社を置き、「先端・信頼の医薬で、世界の人々の健康に貢献する」ことを経営理念
に掲げる製薬企業です。アステラス製薬の詳細については、(https://www.astellas.com/jp/)をご覧ください。
CytomX Therapeutics, Inc.について
CytomX社は、安全性と有効性に優れた治療で患者さんの人生を変えるというビジョンを掲げ、がんに関するバ
イオ医薬品の開発を行っています。独自のProbody®技術プラットフォームを基盤として、がん治療に向けた新
たな抗体医薬を開発しています。CytomX社についての詳細は、www.cytomx.com、LinkedIn、Twitterをご覧く
ださい。
注意事項
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ではない記述は、アステラス製薬の業績等に関する将来の見通しです。これらの記述は経営陣の現在入手可
能な情報に基づく見積りや想定によるものであり、既知および未知のリスクと不確実な要素を含んでいます。さ
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(i)医薬品市場における事業環境の変化および関係法規制の改正、(ii)為替レートの変動、(iii)新製品発売の
遅延、(iv)新製品および既存品の販売活動において期待した成果を得られない可能性、(v)競争力のある新薬
を継続的に生み出すことができない可能性、(vi)第三者による知的財産の侵害等がありますが、これらに限定
されるものではありません。また、このプレスリリースに含まれている医薬品(開発中のものを含む)に関する情
報は、宣伝広告、医学的アドバイスを目的としているものではありません。
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