4502 武田薬 2020-05-13 15:00:00
2020年3月期通期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                                Better Health, Brighter Future
                                                                      会社名 武田薬品工業株式会社
                                                          代表者 代表取締役社長 CEO クリストフ・ウェバー
                                                                       (コード番号 4502 東証第 1 部)
News Release
2020 年 5 月 13 日




                  2020 年3月期通期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ


当社は、2020 年2月4日に公表しました 2020 年3月期の通期連結業績予想と本日公表の実績値との差異
につきまして、下記のとおりお知らせいたします。


                                             記


1. 2020 年3月期通期連結業績予想と実績値との差異(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)

                                                                                    (単位:百万円)
                                                                      親会社の所有者に       基本的1株当たり
                     売上収益       Core 営業利益    営業利益         税引前利益       帰属する当期利益         当期利益

     前回公表予想(A)*1    3,286,000      950,000       10,000    △140,000      △162,000    △104 円 03 銭

     実績値(B)         3,291,188      962,176    100,408      △60,754         44,241      28 円 41 銭

     増減額(B-A)        +5,188       +12,176    +90,408       +79,246       +206,241             ―

     増減率(%)          +0.2%         +1.3%     +904.1%             ―             ―              ―
*1
     2020 年2月4日公表


2. 差異の理由

売上収益は、主に、タケダの 14 のグローバル製品が牽引するビジネスモメンタムにより、前回公表予想か
ら 52 億円(+0.2%)増収の 3 兆 2,912 億円となりました。

Core 営業利益は、ビジネスモメンタムとともに、コストの効率化と Shire 社との統合のコストシナジーが早期
に実現したことを反映し、前回公表予想から 122 億円(+1.3%)の増益となる 9,622 億円となりました。新型
コロナウイルス感染症(COVID-19)流行に伴う当社業績への影響については、売上収益に対しては幾らか
のマイナス影響を受けましたが、同時に、渡航制限や集会の自粛等、特定の事業活動を自主的に制限し
たことにより経費使用が減少したため、利益に対する影響は限定的でした。詳細については、2020 年 3 月
期決算短信の「1.経営成績等の概況(4)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大による影響と当社の
取り組み」をご参照下さい。

営業利益は、前回公表予想から 904 億円増益の 1,004 億円となりました。主な増益要因は、無形資産に係
る減損損失が想定よりも減少したためです。

上記要因により税引前当期利益が増益となったことに加え、スイスにおける税制改正に伴い税金便益の計

                                                                                             1
上が増加したことにより、親会社の所有者に帰属する当期利益は、前回公表から 2,062 億円増益の 442 億
円となりました。


3. 2019 年度マネジメントガイダンス

通期の実質ベースの実績については、マネジメントガイダンス通りとなりました。

                                            前回公表
                                       マネジメントガイダンス                  2019 年度実績
                                      (2020 年 2 月 4 日公表)
        実質的な売上収益の成長*2                 横ばいから僅かに増加                       +1.6%

        実質的な Core 営業利益率                   20%台後半                       28.9%

           実質的な Core EPS                  385~405 円                    395 円

          1 株当たり年間配当金                       180 円                      180 円
*2
     当年度の実質ベースの成長率は、対前年度の pro-forma 成長率。前年度 pro-forma は、前年度(2018 年4月-2019 年3月)の
     武田薬品売上収益(事業売却等を調整)と、前年度の年間平均レート(1 米ドル 111 円)で円貨換算し米国会計基準(US GAAP)
     から国際会計基準(IFRS)に組み替えた(なお、重要な差異は認められなかった)2018 年4月から買収完了日(2019 年1月8日)
     までの旧 Shire 社売上収益(事業売却等を調整)の合計。


                                                                                  以上




<投資家関係問い合わせ先>                                <報道関係問い合わせ先>
武田薬品工業(株)                                    武田薬品工業(株)
グローバルファイナンス IR                               CCPA コーポレート・コミュニケーション
大久保 隆                                        小林 一三
Tel: 03-3278-2306                            Tel: 03-3278-2095
Email: takeda.ir.contact@takeda.com          Email: kazumi.kobayashi@takeda.com




                                                                                   2
留意事項
本留意事項において、「ニュースリリース」とは、本資料(添付資料及び補足資料を含みます。)において武
田薬品工業株式会社(以下、「武田薬品」)によって説明又は配布された本書類、口頭のプレゼンテーショ
ン、質疑応答及び書面又は口頭の資料を意味します。本ニュースリリース(それに関する口頭の説明及び
質疑応答を含みます。)は、いかなる法域においても、いかなる有価証券の購入、取得、申込み、交換、売
却その他の処分の提案、案内若しくは勧誘又はいかなる投票若しくは承認の勧誘のいずれの一部を構成、
表明又は形成するものではなく、またこれを行うことを意図しておりません。本ニュースリリースにより株式又
は有価証券の募集を公に行うものではありません。米国 1933 年証券法に基づく登録又は登録免除の要
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武田薬品が直接的に、又は間接的に投資している会社は別々の会社になります。本ニュースリリースにお
いて、「武田薬品」という用語は、武田薬品およびその子会社全般を参照するものとして便宜上使われてい
ることがあり得ます。同様に、「当社(we、us および our)」という用語は、子会社全般又はそこで勤務する者
を参照していることもあり得ます。これらの用語は、特定の会社を明らかにすることが有益な目的を与えない
場合に用いられることもあり得ます。


将来に関する見通し情報
本プレスリリース及び本プレスリリースに関して配布された資料には、武田薬品の見積もり、予測、目標及び計画
を含む当社の将来の事業、将来のポジション及び業績に関する将来見通し情報、理念又は見解が含まれてい
ます。将来見通し情報は、「目標にする(targets)」、「計画する(plans)」、「信じる(believes)」、「望む(hopes)」、
「継続する(continues)」、「期待する(expects)」、「めざす(aims)」、「意図する(intends)」、「確実にする
(ensures)」、「だろう(will)」、「かもしれない(may)」、「すべきであろう(should)」、「であろう(would)」「することが
できた(could)」、「予想される(anticipates)」、「見込む(estimates)」、「予想する(projects)」などの用語若しくは
同様の表現又はそれらの否定表現を含むことが多いですが、それに限られるものではございません。将来見通
し情報は、多くの重要な要素に関する仮定に基づいており、実際の結果が将来見通し情報に明示又は暗示さ
れたものと大きく異なることがあり得ます。重要な要素には、日本及び米国の一般的な経済条件を含む当社のグ
ローバルな事業を取り巻く経済状況、競合製品の出現と開発、関連法規の変更、製品開発計画の成功又は失
敗、規制当局による判断とその時期、金利及び為替の変動、市場で販売された製品又は候補製品の安全性又
は有効性に関するクレーム又は懸念等、当社、当社が事業を展開している国の政府を含む当社の顧客及びサ
プライヤー又は当社事業の他の側面に対する、新型コロナウイルスのパンデミックのような公衆衛生上のクライシ
スの影響、買収対象企業との PMI(買収後の統合活動)の時期及び影響、武田薬品の事業にとっての非コア資
産を売却する能力及びかかる資産売却のタイミング、その他米国証券取引委員会に提出した Form 20-F による
最新の年次報告書及び他の報告書に記載された事項(https://www.takeda.com/jp/investors/reports/sec-
filings/又は www.sec.gov において閲覧可能です。)が含まれます。武田薬品は、法律や証券取引所の規則によ
り要請される場合を除き、本プレスリリースに含まれる、又は当社が提示するいかなる将来見通し情報を更新す
る義務を負うものではありません。過去の実績は将来の経営結果の指針とはならず、また、本プレスリリースにお
ける武田薬品の経営結果及び公表情報は武田薬品の将来の経営結果を示すものではなく、また、その予測、
予想、保証又は見積もりではありません。




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IFRS に準拠しない財務指標
本ニュースリリース及び本ニュースリリースに関して配布された資料には、実質的な売上収益、Core 営業利
益、実質的な Core 営業利益、Core 純利益、実質的な Core EPS、有利子純負債、EBITDA、調整後
EBITDA、フリーキャッシュフローのように、IFRS に準拠しない IFRS 財務指標が含まれています。当社役員
は業績評価並びに経営及び投資判断を、IFRS 及び本ニュースリリースに含まれる IFRS 以外の指標に基
づき行っています。IFRS に準拠しない財務指標においては、に最も近い IFRS 財務指標では含まれること
となる、又は異なる数値となる一定の利益、コスト及びキャッシュフロー項目を除外しております。IFRS に準
拠しない財務指標を提供することで、当社役員は、投資家の皆様に対し、当社の経営状況、主要な業績
及び動向の更なる分析のための付加的な情報を提供したいと考えております。IFRS に準拠しない財務指
標は、IFRS に準拠するものではなく、付加的なものであり、また、IFRS に準拠する財務指標に代替するも
のではありません。投資家の皆様におかれましては、IFRS に準拠しない財務指標につき、これらに最も良く
対応する IFRS 準拠財務指標との照合を行っていただけますようお願い申し上げます。


当社の IFRS に準拠しない財務指標のさらなる詳細については当社のホームページをご参照下さい。
https://www.takeda.com/jp/investors/reports/quarterly-announcements/quarterly-announcements-2019/



医療情報
本ニュースリリースには、製品についての情報が含まれておりますが、それらの製品は、すべての国で発売
されているものではありませんし、また国によって異なる商標、効能、用量等で販売されている場合もありま
す。ここに記載されている情報は、開発品を含むいかなる医療用医薬品の効能を勧誘、宣伝又は広告す
るものではありません。


財務情報
当社の財務諸表は、IFRS(国際会計基準)に基づき作成しております。
シャイアー社の買収は 2019 年 1 月 8 日に完了しており、当社の 2019 年 3 月 31 日までの事業年度にお
ける連結業績には、2019 年 1 月 8 日から 2019 年 3 月 31 日までのシャイアー社の業績が含まれています。
なお、「旧武田薬品」ビジネスとの記載は、シャイアー社の買収前の当社のビジネスを意味し、「旧シャイア
ー社」ビジネスとの記載は、シャイアー社の買収により当社が取得したビジネスを意味しています。
本ニュースリリースには、シャイアー社の買収が 2018 年 4 月 1 日に完了したとの前提に基づく Pro-forma
情報(試算)が含まれています。この Pro-forma 情報は、米国証券取引委員会の定める Regulation S-X の
第 11 条に基づき算出されたものではないことにご留意ください。この Pro-forma 情報は、説明の便宜のた
め提示するものであり、また本ニュースリリースの作成日までに当社が入手した情報に基づく一定の前提及
び判断に基づくものであって、これらの前提及び判断はシャイアー社の買収が実際に 2018 年 4 月 1 日付
で完了していたとしてもすべて当てはまるものではありません。さらに、この Pro-forma 情報は、シャイアー
社の買収に直接起因しない、及び/又はシャイアー社の買収後に生じた、事業売却や取得対価配分等の
一定の取引及び事象も対象としています。従って、これらは、シャイアー社の買収が実際に 2018 年 4 月 1
日に完了していたとしても、当社の財務状況及び業績を正確に反映するものではありません。そのため、本
ニュースリリースに含まれる Pro-forma 情報は、必要以上に依拠すべきものではありません。




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