4502 武田薬 2019-11-21 10:40:00
R&DおよびPDT説明会(2019年11月21日東京開催)プレゼンテーション資料(1/6) [pdf]
Better Health, Brighter Future
会社名 武田薬品工業株式会社
代表者 代表取締役社長 CEO クリストフ・ウェバー
(コード番号 4502 東証第 1 部)
報道関係問合せ先 コーポレート・コミュニケーション
Takeda Information 小林一三 03-3278-2095
E-mail: kazumi.kobayashi@takeda.com
2019 年 11 月 21 日
東京における R&D Day および PDT Day の開催について
当社は、本日 11 月 21 日 11 時から 17 時にかけて、東京にて、R&D と PDT(Plasma-Derived Therapies:
血漿分画製剤)に関する説明会(R&D Day & PDT Day)を開催しますので(アナリスト・投資家向け)、米国
で開催した R&D Day(ニューヨークにて 11 月 14 日に開催)と PDT Day(ジョージア州コビントンにて 11 月
15 日に開催)の内容を含む日本語プレゼンテーション資料および英語プレゼンテーション資料を公開させ
ていただきます。
本説明会の模様は、当社ウェブサイトの 2019 年度 IR イベントのページから視聴が可能です。
以上
1
⾎漿分画製剤の可能性実現に向けて
2019年11⽉21⽇
ジュリー・キム
プラズマ ディライブド セラピーズ ビジネスユニット(PDT BU)プレジデント
重要な注意事項
本注意事項において、「プレゼンテーション(presentation)」とは、本プレゼンテーションにおいて武⽥薬品⼯業株式会社(以下、「武⽥薬品」)によって説明⼜は配布された本書類、⼝頭のプレゼンテーション、質疑応答及び書⾯⼜は⼝頭の資
料を意味します。本プレゼンテーション(それに関する⼝頭の説明及び質疑応答を含みます。)は、いかなる法域においても、いかなる有価証券の購⼊、取得、申込み、交換、売却その他の処分の提案、案内若しくは勧誘⼜はいかなる投票若しくは
承認の勧誘のいずれの⼀部を構成、表明⼜は形成するものではなく、またこれを⾏うことを意図しておりません。本プレゼンテーションにより株式⼜は有価証券の募集を公に⾏うものではありません。⽶国 1933 年証券法に基づく登録⼜は登録免除
の要件に従い⾏うものを除き、⽶国において有価証券の募集は⾏われません。本プレゼンテーションは、(投資、取得、処分その他の取引の検討のためではなく)情報提供のみを⽬的として受領者により使⽤されるという条件の下で(受領者に対し
て提供される追加情報と共に)提供されております。当該制限を遵守しなかった場合には、適⽤のある証券法違反となる可能性がございます。
武⽥薬品が直接的に、⼜は間接的に投資している会社は別々の会社になります。本プレゼンテーションにおいて、「武⽥薬品」という⽤語は、武⽥薬品及びその⼦会社全般を参照するものとして便宜上使われていることがあり得ます。同様に、「当
社(we、us及びour)」という⽤語は、⼦会社全般⼜はそこで勤務する者を参照していることもあり得ます。これらの⽤語は、特定の会社を明らかにすることが有益な⽬的を与えない場合に⽤いられることもあり得ます。
将来に関する⾒通し情報
本プレゼンテーション及び本プレゼンテーションに関して配布された資料には、武⽥薬品の⾒積もり、予測、⽬標及び計画を含む当社の将来の事業、将来のポジション及び業績に関する将来⾒通し情報、理念⼜は⾒解が含まれています。将来⾒通し
情報は、「⽬標にする(targets)」、「計画する(plans)」、「信じる(believes)」、「望む(hopes)」、「継続する(continues)」、「期待する(expects)」、「めざす(aims)」、「意図する(intends)」、「確実にする
(ensures)」、「だろう(will)」、「かもしれない(may)」、「すべきであろう(should)」、「であろう(would)」「することができた(could)」、「予想される(anticipates)」、「⾒込む(estimates)」、「予想する
(projects)」などの⽤語若しくは同様の表現⼜はそれらの否定表現を含むことが多いですが、それに限られるものではございません。この書類における将来⾒通し情報は、この書類の作成⽇時点のみにおける、当社の⾒積もり及び前提に基づくも
のです。かかる将来⾒通し情報は、当社⼜は当社の役員による、将来の業績に関する保証を表するものではなく、既知及び未知のリスクと不確実性その他の要素を伴います。リスクと不確実性には、⽇本及び⽶国の⼀般的な経済条件を含む当社のグ
ローバルな事業を取り巻く経済状況、競合製品の出現と開発、関連法規の変更、製品開発計画の成功⼜は失敗、規制当局による判断とその時期、⾦利及び為替の変動、市場で販売された製品⼜は候補製品の安全性⼜は有効性に関するクレーム⼜は懸
念等、買収対象企業とのPMI(買収後の統合活動)の時期及び影響、武⽥薬品の事業にとってのノン・コア資産を売却する能⼒及びかかる資産売却のタイミングが含まれますが、これらに限られません。これらにより、当社の実際の業績、経営結
果、財務内容は、将来⾒通し情報において、明⽰⼜は暗⽰された将来の業績、経営結果、財務内容とは、⼤きく異なる可能性があります。当社の業績、経営結果⼜は財務状況に影響を与え得る事項の詳細に関しては、⽶国証券取引委員会に提出した
Form 20-Fによる最新の年次報告書の第3項重要事項 - D.リスクファクター”及び他の報告書をご参照ください(https://www.takeda.com/investors/reports/sec-filings/ ⼜は www.sec.govにおいて閲覧可能です。)。武⽥薬品の将来の業績、経
営結果⼜は財務状況は、将来⾒通し情報において明⽰⼜は暗⽰されたものと⼤きく異なることがあり得ます。本プレゼンテーションの受領者は、将来⾒通し情報に過度に依存するべきではありません。武⽥薬品は、法律や証券取引所の規則により要
請される場合を除き、本プレゼンテーションに含まれる、⼜は当社が提⽰するいかなる将来⾒通し情報を更新する義務を負うものではありません。過去の実績は将来の経営結果の指針とはならず、また、本プレゼンテーションにおける武⽥薬品の経
営結果は武⽥薬品の将来の経営結果を⽰すものではなく、また、その予測、予想⼜は⾒積もりではありません。
医療情報
本プレゼンテーションには、製品についての情報が含まれておりますが、それらの製品は、すべての国で発売されているものではありませんし、また国によって異なる商標、効能、⽤量等で販売されている場合もあります。ここに記載されている情
報は、開発品を含むいかなる医療⽤医薬品の効能を勧誘、宣伝⼜は広告するものではありません。
財務情報
当社の財務諸表は、IFRSに基づき作成しております。シャイアー社の財務諸表は⽶国会計基準に基づき作成されております。従いまして、両社の財務情報は直接的に⽐較検討可能なものではございません。
シャイアー社の買収は2019年1⽉8⽇に完了しており、当社の2019年3⽉31⽇までの事業年度における連結業績には、2019年1⽉8⽇から2019年3⽉31⽇までのシャイアー社の業績が含まれています。なお、「旧武⽥薬品」ビジネスとの記載は、
シャイアー社の買収前の当社のビジネスを意味し、「旧Shire社」ビジネスとの記載は、シャイアー社の買収により当社が取得したビジネスを意味しています。
本プレゼンテーションには、シャイアー社の買収が2018年4⽉1⽇に完了したとの前提に基づく試算が含まれています。当該試算は、⽶国証券取引委員会の定めるRegulation S-Xの第11条に基づき算出されたものではないことにご留意ください。当
該試算は、説明の便宜のため提⽰するものであり、また、本プレゼンテーションの作成⽇までに当社が⼊⼿した情報に基づく⼀定の前提及び判断に基づくものであって、これらの前提及び判断は、シャイアー社の買収が実際に2018年4⽉1⽇に完了
していたとしてもすべて当てはまるものではありません。さらに、当該試算は、シャイアー社の取得に直接には起因しない、⼜はシャイアー社の取得後に⽣じた、事業売却や取得対価配分(PPA)等の⼀定の取引及び事象も対象としています。従っ
て、これらは、シャイアー社の買収が実際に2018年4⽉1⽇に完了していたとしても、当社の財務状況及び業績を正確に反映するものではありません。そのため、本プレゼンテーションに含まれる試算は、必要以上に依拠すべきものではありませ
ん。
1
⾎漿分画製剤はユニークなビジネスチャンスをもたらす
1 2 3 4 5
⾎漿分画製剤は
製品のライフ 適応症が ジェネリック 研究開発の 需要は
魅⼒的な成⻑機会を
サイクルは何 継続的に 製品の参⼊ 成功確率が 継続して着実
もたらす持続的な
⼗年にも及ぶ 拡⼤できる がない 全般的に⾼い に成⻑
ビジネス
⾎漿分画製剤の特徴
原料となる⾎漿はドナー ⾎漿分画製剤の⽣産には
資本集約型の
の⾎液からしか確保でき 7ヵ⽉超の時間を
製造プロセス
ず、供給上の制約がる 要することもある
2
主要な⾎漿分画製剤の需要は継続的に増加しており、
今後も拡⼤が⾒込まれる
⾎漿分画製剤の世界的な需要は毎年増加することが予想される 需要増加の背景︓
30
疾患の認知度と診断率の上昇
その他
25
+6% 4
2 ⾎液因⼦
20 3
アルブミン
6 新興市場における治療アクセスの拡⼤
3 2
15
3 5
免疫グロブリン
10
3
(IG) 免疫不全症および免疫介在性疾患の両⽅
17 での新たな効能
5 11
9
0
製剤製造や配送システムにおける
2015 2018 2023 イノベーション
世界の⾎漿製剤市場(10憶⽶ドル)、2015〜23年
出典︓Berman.Plasma Fractionation: The Challenge of Keeping Pace with Global IG Demand/MRB, Evaluate Pharma, PDT Analysis / Chapel H, et al. Front Immunol 2014 Dec 15;5:627. / News release︓Shire Launches Paediatric
Indication for Immunodeficiency Treatment HyQvia in Europe.21 July 2016. / News release.Shire Announces FDA Approval for Label Expansion of CINRYZE® for Prevention of Attacks in Pediatric HAE / Jones, et al. Frontiers in
3 Immunology 2018;9:1308.
タケダは現在、⾎漿分画製剤の可能性を最⼤化するための
組織編成を実施し、社内で独⾃の地位を構築している
⾎漿分画製剤に特化した
20 PDTトップ3社の⼀⾓を占め、成⻑に向けた投資を継続
ビジネスユニット
種類の⾎漿分画製剤
希少疾患におけるリーダー
患者さんのニーズに対する
の研究開発
⾎漿専⾨ 8
深い理解 の製造拠点
(R&D)チーム
グローバルファーマとして
の規模と専⾨性 140以上の
デジタル技術やデータ解析、
⾎漿収集センター
患者さんの洞察などの知⾒
75年以上 13,000 ⼈の従業員
⾎漿分画製剤の領域における が、全世界で⾎漿分画製剤
先駆者としての歴史 ビジネスに注⼒
4 出典︓Evaluate Pharma, PDT Analysis. / Takeda internal data
患者さんに⾰新的な医薬品を届けてきた⻑きにわたる実績
Hyland
1941 1952 1960 1968 1994 1996 2005 2006 2010 2013 2015 2016 2019
Albumin
初めて製品化
された 世界で唯⼀、
アルブミン FVIII ⽉⼀回投与が
できる合剤型
免疫グロブリ
ン(IG)
PLASMA‐VAC 世界で初めて
製品化された
第VIII因⼦
(FVIII)
濃縮製剤 世界で唯⼀、
世界で初めて 60ml/60分で
⾎漿を全⾎か 世界初の 世界で初めて の投与ができる
ら分けて保管 アルブミンの そのまま投与 ⽪下注⽤免疫
することを フレキシブル できるα1-ア グロブリン
可能に 包装 ンチトリプシ (SCIG)
ン製剤
5 Source: Baxter: https://www.baxter.com/our‐story/our‐history / https://www.genengnews.com/news/shire‐baxalta‐complete‐32b‐merger/ (A1AT)
出典︓Baxter: https://www.baxter.com/our-story/our-history / Baxalta: https://en.wikipedia.org/wiki/Baxalta / Shire closes Baxalta June 3 2016 - https://www.genengnews.com/news/shire-baxalta-complete-32b-merger/
専⾨のビジネスユニットを設⽴し、⽅向性を決定、
焦点を絞りエンド・ツー・エンドの⾎漿分画製剤ビジネスを運営
ドナー ⾎漿分画製剤事業全体の戦略&運営 マーケティング戦略 医療施設&
&販売 患者さん
⾎漿の収集 製造
BioLife
研究開発(R&D)
6
ビジネスユニット内のリーダーシップ・チームが持つ、
⾎漿分画製剤に対する豊かな経験や広範な専⾨知識を結集・活⽤
ジュリー・キム イングリッド・ エミ・サコーリア スー・ブラウン クリストファー・ マイケル・シャイア シェイディ・ アニック・デスクー ラミー・リアド ルアナ・バヌ デボラ・ヒベット
プラズマデライブド ホフストロム チーフオブスタッフ プラズマソーシング モラビト ストラテジー アブザラ ルミースター ファイナンス パブリック コミュニケーション
セラピーズBU エグゼクティブ (BioLife) R&D オペレーションズ HR アフェアーズ
ヘッド アシスタント
メンバー合計で
140 年以上にわたる⾎漿分
画製剤ビジネスの経験
11ヵ国の
トーマス・クレイル カシャ・ヴィトゥコ ポーラ レカ
19名の
エイドリアン・ バーバラ・ ガブリエル・リッチ リンダ・ペラルタ シャルリー・
マーフィー グランツニグ パソジェン コマーシャル リーガル IT エシックス&コン アレクサンダー
マニファクチュア クオリティ セイフティ プライアンス ビジネス
リング ディベロップメント
チームメンバー 国籍
60% ⼥性
40% 男性
7
当社の想い
⾎漿分画製剤だけに特化した⽬標と戦略を持つ
世界中の患者さんに
エンド・ツー・エンドのプラズマビジネスに対する責任
貢献し、持続可能で⾼
⾎漿分画製剤に特化したR&D組織および予算
く評価される⾎漿分画
製剤ビジネスで確かな
実績を残し、業界全体
のより良い評価に寄与 当社のバリューに基づいたグローバルバイオ製薬企業から
する のサポートを受け、ベネフィットが得られる
⾎漿分画製剤がタケダの主要な成⻑ドライバーの⼀つ
であり、⻑期的な観点での投資ができる
特にR&Dや製造において、タケダのより広範なリソー
ス、能⼒や専⾨知識へアクセスができる
8 |タイトル | DD/MM/YY | 社外秘-社外への持ち出しを禁ず
8
バリューチェーン全体において戦略を策定し、ターゲットを
明確にした上で投資を実施
⾎漿の収集 製造 販売
研究開発(R&D)
9
⾎漿収集センターおよび製造施設のビデオ
10
⾎漿の収集 製造 販売
研究開発(R&D)
11
⾎漿の収集効率を向上させるとともに、収集⾎漿量のトータルを
徐々に増加させている
⾎漿収集の増加を継続するための活動
2018年、⾎漿の収集量を約20%増加
直近12ヵ⽉でセンター数を7から30に増やすなど、欧州でのプレゼンスを拡⼤
⽶国、オーストリア、ハンガリー、チェコにおいて、直近12ヵ⽉で5つの買収を完了 今後5年間で、
2019年度中に新たに19の⾎漿収集センターを開設予定 成⻑速度を加速させ、
当社の⾎漿製剤の供給を
>65%
⻑期委託契約を通じて、第三者施設からの供給を活⽤
各国政府と契約
オペレーショナル・エクセレンスへの取り組みを継続 増加を⽬指す
収集センター開設にかかる時間を短縮
収集センターにおける収集量の最⼤化までのスピードを加速
新規モデルやアプローチによる効率化
12 出典︓Takeda internal data.
今後のニーズの増加に対応するために、⾎漿収集センターの
設備やサービスの強化とデジタル化を推進
オムニチャネルを通じて、
地域での新規ドナーを引き付ける ドナーによりよい収集経験を提供し、
1リットル当たりの収集コストの改善を図る
新規ドナーの開拓
コミュニティに根差した取り組みを拡⼤
13
⾎漿の収集 製造 商業化
研究開発(R&D)
14
ワールドクラスの⾎漿分画製剤製造ネットワークを保有し、
投資を継続的に実施
Sanquin(オランダ)
ウィーン
コビントン
(ジョージア州) 8つの戦略的製造拠点
(オーストリア)
ラウンドレイク ⾃社拠点に加え4つの戦略的パートナーに
レシン(ベルギー)
成⽥(⽇本)
(イリノイ州)
より、独⽴性を保ちつつも相互連携した
製造体制を実現
ピサ(イタリア)
Halozyme
(カリフォルニア州)
イノベーションの精神
より早く患者さんに製剤を提供するた
ロサンゼルス
リエティ(イタリア) (カリフォルニア州)
Baxter BioPharma めに、デジタル化と運営⽅法を絶えず
(インディアナ州)
Kamada(イスラエル) 向上
持続的な⽣産能⼒の拡⼤
市場成⻑に対応するため、当社のポート
フォリオの⽣産を増加させ、効率化を推進
持続的な投資
最⾼位の品質基準を満たした最新の
施設
タケダの製造施設
15 外部の製造施設
投資を加速させることで⽣産能⼒を拡⼤させつつ、
品質基準はさらに強化
製造能⼒に対する投資
テクノロジーや製造⼯程への持続的な投資により、⾎漿からの
成分収量を最⼤化
より⾼い収量、より低いコストでの分画技術
今後5年間で既存の
分析、⾃動化およびデジタル化によるネットワークの最適化
製造ネットワーク内で
製造能⼒を
>65%
バリューチェーン全体における⾎漿効率の最適化
当社の幅広い製造ネットワークの⼀部として⽣産⼯程の最終化
の最適化
⽣産能⼒の拡⼤︓2018〜2023年(⾒込) 増加を⽬指す
>65%
2018 2023
16
当社⼦会社である⽇本製薬を通じ、⽇本においても
⾎漿分画製剤の製造施設を保有
⽇本で⾎漿分画製剤について、60年以
上にわたる実績
400キロリットルの分画能⼒
ヒト免疫グロブリンやHyper 免疫グロ
ブリン、アルブミン、アンチトロンビ
ンIIIをはじめとした優れた製品ポート 研究施設、千葉県
フォリオ
成⽥⼯場、千葉県
17
世界最⾼⽔準の安全能⼒を有し、⾎漿献⾎および病原体に
対する安全性において⽐類のない⾼い評価を確⽴
⾎漿献⾎時の安全性基準
厳しいドナーの ⾎漿献⾎頻度の 健全な査察記録 ⾎漿のスクリーニング、
適格性基準と 管理システム 貯留保管および
全ての献⾎前の 遡及⼿順
スクリーニング
献⾎で採取されたすべての⾎漿は、HIV、A型、B型およびC型肝炎、パルボ
ウイルスB19についてスクリーニングを実施
病原体安全の基準
バイオセーフティ・ 科学的なプロセス ウイルス学 論⽂掲載/
レベル3+の検査施設 全てのプロセスにお 古典的&分⼦ウイ 発表
ウイルス⾏動の検査を いて認定されたウイ ルス学の専⾨知識 優れた実績
⾏う最先端の専⾨施設 ルス除去モデル 及び能⼒
ウイルス学に特化した専⾨知識および能⼒
40名以上のハイレベル 50%超の従業員が専⾨ スタッフ合わせて
なトレーニングを受けた 教育を完了 200年 以上に相当する
スタッフ ⼤学院教育
18
⾎漿の収集 製造 商業化
研究開発(R&D)
19
当社は広範で差別化された⾎漿分画製剤ポートフォリオを保有、
世界中の希少疾患や慢性疾患の治療に使⽤されている
ATIII
20 イメージとしての図であり、地図と製品は対応していない
⽇本では免疫グロブリン(IG)市場は堅調に推移しており、
さらなる治療⽔準の向上機会も⾒込まれる
⽇本のPDT市場(百万⽶ドル) 2015-18 ⽇本の売上⾼PDTシェア
‐2%
928
872
会社C 5%
259 21%
217 その他 Nihon Pharma
23%
114 106 ⾎液凝固因⼦
130 106 アルブミン
13%
425 443 免疫グロブリン 会社B 会社A
38%
2015 2018
注: 製剤分類は武⽥薬品⼯業の区分に基づく。また、遺伝⼦組み換え製剤は除く。
(2018年4⽉〜2019年3⽉)平均レート、1ドル=111円で換算
Copyright © 2019 IQVIA. (Calculated based on JPM Jan - Dec 2013 and Jan – Dec 2018.) Reprinted with permission.
Copyright © 2019 IQVIA. Calculated based on JPM Jan - Dec 2013 and Jan – Dec 2018.
21 Reprinted with permission.
当社は、様々なステージにいる患者さんに、個別化された
⾰新的治療を⽣涯にわたって届ける活動を実施
診断 アクセス
⽶国の⼤規模病院システムと 持続可能な価格設定
提携、電⼦医療記録を活⽤ 専⾨チームのアクセスサポート
「Global Commission to End
患者⽀援プログラム
the Diagnostic Odyssey for
Children with Rare Disease」 多様な製品ポートフォリオ
の共同議⻑に就任
疾患啓発キャンペーン
診断検査キット
個別化治療&サポート
患者さんへのサービスの強化
新規患者さん⽀援のための看護師のトレーニング
デバイスおよび配送システム
22
全てのポートフォリオで⼤きな成⻑の機会があると予想
⾎漿製剤の
当社収益 グローバル市場の規模
グローバルでのタケダの製品群 ⽇本でのタケダの製品群 (億円︓2018年) (億円︓2018年)
免疫グロブリン ~2,870 ~12,500
ラスト
リットル
アルブミン ~580 ~5,000
⾎友病関連製品 ~890 ~2,800
ファースト
リットル
その他の製品 ~660 ~3,700
Antithrombin III
Antithrombin III
*2018年度の売上収益は試算ベースであり、⽶国会計基準に基づき報告された旧Shire社の2018年4‐12⽉の売上収益を国際会計基準に⼀致させた上 Total ~5,000* ~24,000
(重要な差異は認められなかった)、当該期間の実勢レートを適⽤して算出した売上収益を合計したものです。
23 2018年度の売上収益には、当社の連結⼦会社である⽇本製薬の製品売上⾼も含まれます
Source: MRB; EvaluatePharma; Takeda internal data
さらに、⾎漿分画製剤における全体的なビジネス
パフォーマンスの改善に向けて着⼿
主な成⻑&マージン改善のドライバー ⾎漿分画製剤ビジネスの主な財務⽬標*
• ⼊札を含め、的を絞った持続可能な、当社の
バリューに基づくコマーシャル戦略 年間売上収益
(CAGR)
⼀桁台半ばから
• ネットワーク全体におけるプロセスの効率性 後半
• ⾎漿収集および製造における全体的な
能⼒の拡⼤
CAPEX
• ポートフォリオ全体の研究開発(R&D)への (対年間売上収益率)
投資
⼀桁台半ば
*「主な財務⽬標」は、本⽇時点での⾎漿分画製剤ビジネスの⻑期的な⽬標を⽰しており、⼀定の前提に基づいています。実際の数値/結果は⼤幅に異なる場合があり、多くのリスクと不確実性の影響を受けます。
24 このプレゼンテーションの1ページの「将来の⾒通しに関する注記」をご参照下さい。
KEY TAKEAWAYS
1 2 3
タケダでは、⾎漿分画製剤は 今後5年間で65%以上の⽣産 当社の広範で差別化された
⻑期にわたる戦略的フォーカ 能⼒拡⼤を⽬指し、世界中の ポートフォリオによって⾰新
スであり、⾎漿分画製剤に特 より多くの患者さんに、より 性の⾼い、個別化された⽣涯
化したビジネスユニットとし 多くの疾患で、より質の⾼い にわたる治療を実現し、
て成⻑に向けた投資を⾏い、 医薬品を届ける ⾎漿分画製剤ビジネスにおい
タケダ全体の能⼒を活かして、 て確かな実績を残すことで、
バリューチェーン全体の成⻑ 業界全体が⾼く評価頂けるこ
を実現する とに繋がる
25