4502 武田薬 2019-05-14 15:00:00
競争力を有し経営の基本精神に基づいた、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニー(プレゼンテーション) [pdf]

     競争⼒を有し経営の基本精神に基づいた、グローバルな
     研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニー
     2018年度決算発表

     2019年5⽉14⽇




    重要な注意事項
    本注意事項において、「プレゼンテーション(presentation)」とは、本プレゼンテーションにおいて武⽥薬品⼯業株式会社(以下、「武⽥薬品」)によって説明⼜は配布された本書類、⼝頭のプレゼンテーション、質疑応答及び書⾯⼜は⼝頭の資
    料を意味します。本プレゼンテーション(それに関する⼝頭の説明及び質疑応答を含みます。)は、いかなる法域においても、いかなる有価証券の購⼊、取得、申込み、交換、売却その他の処分の提案、案内若しくは勧誘⼜はいかなる投票若しくは
    承認の勧誘のいずれの⼀部を構成、表明⼜は形成するものではなく、またこれを⾏うことを意図しておりません。本プレゼンテーションにより株式⼜は有価証券の募集を公に⾏うものではありません。⽶国 1933 年証券法に基づく登録⼜は登録免除
    の要件に従い⾏うものを除き、⽶国において有価証券の募集は⾏われません。本プレゼンテーションは、(投資、取得、処分その他の取引の検討のためではなく)情報提供のみを⽬的として受領者により使⽤されるという条件の下で(受領者に対し
    て提供される追加情報と共に)提供されております。当該制限を遵守しなかった場合には、適⽤のある証券法違反となる可能性がございます。

    武⽥薬品が直接的に、⼜は間接的に投資している会社は別々の会社になります。本プレゼンテーションにおいて、「武⽥薬品」という⽤語は、武⽥薬品及びその⼦会社全般を参照するものとして便宜上使われていることがあり得ます。同様に、「当
    社(we、us及びour)」という⽤語は、⼦会社全般⼜はそこで勤務する者を参照していることもあり得ます。これらの⽤語は、特定の会社を明らかにすることが有益な⽬的を与えない場合に⽤いられることもあり得ます。

    将来に関する⾒通し情報
    本プレゼンテーション及び本プレゼンテーションに関して配布された資料には、武⽥薬品の⾒積もり、予測、⽬標及び計画を含む当社の将来の事業、将来のポジション及び業績に関する将来⾒通し情報、理念⼜は⾒解が含まれています。特に、本プ
    レゼンテーションには、売上収益、営業利益、調整後EBITDA、税引前当期利益、親会社の所有者に帰属する当期利益、基本的1株当たり利益、無形資産償却費及び減損損失、その他の営業収益/費⽤、実質的な売上収益、実質的なCore Earningsの
    対売上収益⽐率並びに実質的なCore EPS及び純有利⼦負債に関する情報を含む、武⽥薬品の財務及び事業業績に関する予想及び経営予測が含まれています。将来⾒通し情報は、「⽬標にする(targets)」、「計画する(plans)」、「信じる
    (believes)」、「望む(hopes)」、「継続する(continues)」、「期待する(expects)」、「めざす(aims)」、「意図する(intends)」、「だろう(will)」、「かもしれない(may)」、「すべきであろう(should)」、「であろう
    (would)」「することができた(could)」、「予想されるanticipates)」、「⾒込む(estimates)」、「予想する(projects)」などの⽤語⼜は同様の⽤語若しくはその否定表現を含むことが多いですが、それに限られるものではございませ
    ん。この書類における将来⾒通し情報は、現在当社が⼊⼿可能な情報に鑑みて⾏った当社の現在の前提及び理念に基づくものです。かかる将来⾒通し情報は、当社⼜は当社の役員による、将来の業績に関する保証を表するものではなく、既知及び未
    知のリスクと不確実性その他の要素を伴います。リスクと不確実性には、⽇本、⽶国及び世界中の⼀般的な経済条件を含む当社の事業を取り巻く経済状況、競合製品の出現と開発、関連法規、製品開発計画の成功⼜は失敗、規制当局による判断とそ
    の時期、為替変動、市場で販売された製品⼜は製品の安全性⼜は有効性に関するクレーム⼜は懸念等、買収対象企業とのPMI(買収後の統合プロセス)が含まれますが、これらに限られません。これらにより、当社の実際の業績、経営結果、財務内
    容は、将来⾒通し情報において、明⽰⼜は暗⽰された将来の業績、経営結果、財務内容とは、⼤きく異なる可能性があります。当社の業績、経営結果⼜は財務状況に影響を与え得る事項の詳細に関しては、⽶国証券取引委員会に提出したForm 20-F
    による登録届出書の”第3項重要事項 - D.リスクファクター”をご参照ください(https://www.takeda.com/investors/reports/sec-filings/ ⼜は www.sec.govにおいて閲覧可能です。)。当社⼜は当社の役員は、この将来⾒通し情報において⽰さ
    れた予想が結果的に正しいということを何ら保証するものではなく、実際の業績⼜は経営結果は予想と⼤きく異なることがあり得ます。本プレゼンテーションの受領者は、将来⾒通し情報に過度に依存するべきではありません。武⽥薬品は、本プレ
    ゼンテーションに含まれる、⼜は当社が提⽰するいかなる将来⾒通し情報を更新する義務を負うものではありません。過去の実績は将来の経営結果の指針とはならず、また、本プレゼンテーションにおける武⽥薬品の経営結果は武⽥薬品の将来の経
    営結果を⽰すものではなく、また、その予測、予想⼜は⾒積もりではありません。
    IFRSに準拠しない財務指標
    本プレゼンテーションには、IFRSに準拠しない財務指標及び⽬標値が含まれています。当社役員は業績評価並びに経営及び投資判断を、IFRS及び本プレゼンテーションに含まれるIFRS以外の指標に基づき⾏っています。IFRSに準拠しない財務指標
    においては、IFRSに基づく場合には含まれることとなる⼀定の利益及びコストを除外しております。IFRSに準拠しない財務指標を提供することで、当社役員は、投資家の皆様に対し、当社の経営状況、主要な業績及び動向の更なる分析のための付加
    的な情報を提供したいと考えております。IFRSに準拠しない財務指標は、IFRSに準拠するものではなく、付加的なものであり、また、IFRSに準拠する財務指標に代替するものではありません。投資家の皆様におかれましては、IFRSに準拠しない財
    務指標につき、本プレゼンテーションのスライド63、64、66-70、74に記載した、これらに最も良く対応するIFRS準拠財務指標との照合を⾏っていただけますようお願い申し上げます。

    医療情報
    本プレゼンテーションには、製品についての情報が含まれておりますが、それらの製品は、すべての国で発売されているものではありませんし、また国によって異なる商標、効能、⽤量等で販売されている場合もあります。ここに記載されている情
    報は、開発品を含むいかなる医療⽤医薬品の効能を勧誘、宣伝⼜は広告するものではありません。
    財務情報
    当社の財務諸表は、IFRS(国際会計基準)に基づき作成しております。シャイアー社の財務諸表は⽶国会計基準に基づき作成されております。従いまして、両社の財務情報は直接的に⽐較検討可能なものではございません。

    シャイアー社の買収は2019年1⽉8⽇に完了しており、当社の2019年3⽉31⽇までの事業年度における連結業績には、2019年1⽉8⽇から2019年3⽉31⽇までのシャイアー社の業績が含まれています。なお、「旧武⽥薬品」ビジネスとの記載は、
    シャイアー社の買収前の当社のビジネスを意味し、「旧Shire社」ビジネスとの記載は、シャイアー社の買収により当社が取得したビジネスを意味しています。さらに、本プレゼンテーションにおいては、当社の調整後EBITDA及びシャイアー社の
    Non-GAAP EBITDAへの⾔及がございます。当社の調整後EBITDAはIFRSに準拠した指標ではなく、IFRSに準拠した指標の中では当期利益が最も類似するものです。また、シャイアー社のNon-GAAP EBITDAは、⽶国会計基準に準拠した指標では
    なく、⽶国会計基準に準拠した指標の中では、当期利益が最も類似するものです。当社の調整後EBITDA及びシャイアー社のNon-GAAP EBITDAの更なる説明並びにIFRS及び⽶国会計基準において最も類似した指標との照合については、本プレゼン
    テーションのスライド58と74をご参照ください。当社の調整後EBITDA及びシャイアー社のNon-GAAP EBITDAは、(1) 当社の業績がIFRSに基づいており、シャイアー社の業績が⽶国会計基準に基づいていること、及び(2)当社の調整後EBITDA
    とシャイアー社のNon-GAAP EBITDAの定義が異なることから、直接的に⽐較検討可能なものではございません。


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                          01.    Introduction             クリストフ・ウェバー
                                                               代表取締役社⻑ CEO




                          02.    ビジネスエリアのフォーカス


                                                         アンドリュー・プランプ
                          03.    R&Dエンジン                  リサーチ&デベロップメント

AGENDA                                                            プレジデント


                                                              コスタ・サルウコス
                          04.    強固な財務プロファイル          チーフ フィナンシャル オフィサー




                                                          クリストフ・ウェバー
                          05.    Closing Remarks               代表取締役社⻑ CEO




                          06.    質疑応答




INTRODUCTION
                                                               クリストフ・ウェバー
                                                                    代表取締役社⻑ CEO




01.            02.         03.         04.         05.              06.
Introduction   ビジネスエリアの    R&Dエンジン     強固な財務       Closing          質疑応答
               フォーカス                   プロファイル      Remarks
    競争⼒を有し経営の基本精神に基づいた、グローバルな
    研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーとしての明確な戦略


         ビジネスエリア                         R&D                                     強固な財務
         のフォーカス                          エンジン                                    プロファイル

         5つの主要ビジネスエリア                    疾患領域の絞り込み                               利益率向上
         消化器系疾患、希少疾患、                    パートナーシップモデルの推進、                         事業投資、負債の返済、株主還
         ⾎漿分画製剤、オンコロジー                   患者さんを中⼼に捉えたサイエン                         元のため、キャッシュフローを
         (がん)、ニューロサイエンス                  ス主導のイノベーション⽂化                           創出
         (神経精神疾患)



                                    タケダの価値観と企業⽂化
                                   Patient-Trust-Reputation-Business
                                        ベスト・イン・クラスの雇⽤主


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    2018年度は戦略的優先事項を着実に推進
                                    •   主⼒成⻑製品が⼒強い売上収益モメンタムを維持
         ビジネスエリア                        (例:ENTYVIO +34.8%、NINLARO +36.1%、TRINTELLIX +19.4%)

         のフォーカス                     •   シャイアー社、タイジェニックス社買収が完了
                                    •   買収完了後に新たに⾎漿収集センター10施設を取得
                                    •   ノン・コア事業であるマルチラブ社、テックプール社を売却
                                    •   XiidraおよびTachosilについて譲渡する契約を締結


                                    •   ENTYVIOの潰瘍性⼤腸炎患者を対象としたVARSITY試験(アダリムマブと直接⽐較試験)において、

         R&D                            有意に⾼い臨床的寛解を達成、⽶国および欧州で⽪下注射製剤の承認申請*1
                                    •   TAKHZYRO(⽶国、欧州)およびALUNBRIG(欧州)の承認、ADCETRIS(⽇本、欧州)および
         エンジン                           TRINTELLIX (⽶国)の添付⽂書改訂
                                    •   2018年4⽉以降、15の新規候補物質がステージアップ
                                    •   バイオテック企業/アカデミアと新たに44のパートナーシップを締結、
                                        最先端の細胞療法を対象とした3つのパートナーシップを公表



                                        旧武⽥薬品の実質的なCore Earningsの対売上収益⽐率が対前期⽐で540bps向上、
         強固な財務
                                    •
                                        ⼒強い業績の推移とグローバル経費削減イニチアチブが牽引
         プロファイル                     •   ⼒強い旧武⽥薬品の業績が、シャイアー社買収関連費⽤を完全に吸収
                                    •   不動産および有価証券の売却を通じ、2,009億円キャッシュを創出
                                    •   投資適格信⽤格付を維持、2019年3⽉31⽇時点の純有利⼦負債/調整後EBITDAは4.7倍


5   *1   ⽶国は⽣物学的製剤承認申請、欧州は適応追加申請
    ビジネスモメンタムの良好な推移により⼒強い2018年度実績を達成、
    将来の成⻑への強固な基盤を構築

             ⼒強い2018年度実績                                                       将来の成⻑への強固な基盤

                     旧武⽥薬品                         連結業績* 1                     2019年度業績は旧シャイアー社が通期で貢献
                                            財務ベース
             実質的な売上収益           +5.3 %      売上収益            +18.5 %            •   5つのビジネスエリアにおける主⼒成⻑製品の伸⻑が、⼀部製品
                                                                                   (ベルケイド、フィラジル、ユーロリック他)の独占販売期間
                                                                                   終了に伴う⼤幅なマイナス影響および薬価へのプレッシャーの⼤部分を
             実質的な                           財務ベース
             Core Earnings の
             対売上収益⽐率
                               +540 bps     Core Earnings   +42.4 %                相殺する⾒通し

                                                                               •   シャイアー社の通期での業績貢献、コストシナジー、規律ある経費管理
                                                                                   により、Core Earningsの対売上収益⽐率は20%台半ば、実質的な
                                            財務ベース
             実質的なCore EPS        346 円      EPS              113 円                 Core EPSの⾒通しは350-370円*2

                                            ⼀時的な⾮資⾦費⽤である取得原価の配分が影響

                                                                               将来の成⻑に向けた強固な基盤
        •     主⼒成⻑製品と規律ある経費管理により、2018年度実績はマネジメント
              ガイダンスを上回る                                                        •   売上収益の成⻑率は14のグローバル成⻑ブランドが牽引

        •     シャイアー社の統合は予定通り進捗、ビジネスモメンタムを維持                                    •   効率的かつ⾰新的なR&Dエンジンが持続的なパイプラインを創出

                                                                               •   利益率の向上とレバレッジ低下にコミット




            * 1 旧Shire社の業績(2019年1⽉8⽇〜2019年3⽉31⽇)、旧武⽥薬品と旧Shire社で発⽣した買収関連費⽤、企業結合会計による影響を含む。                                  6
6           * 2 資産等売却の影響を除く




    2019年度のビジネスモメンタムは、独占販売期間満了に伴う⼤きな減収影響の
    ⼤部分を相殺する⾒通し
    •        5つのビジネスエリアにおける主⼒成⻑製品の伸⻑により、ベルケイド、フィラジル、ユーロリックおよびその他製品の独占販売期間満了に伴う減収影響の⼤部分を相殺
             する⾒通し

    •        旧Shire社の年間での業績貢献、コストシナジーや規律ある経費管理により、実質的なCore EPSは350〜370円の⾒通し

        2019年度のマネジメントガイダンス(事業の売却影響を除く)

        実質的な売上収益の成⻑*1、2                                                     横ばいから僅かに減少

        実質的なCore Earningsの対売上収益⽐率                                           20%台半ば

        実質的なCore EPS                                                        350〜370 円

        1株当たり年間配当⾦                                                          180 円

        ⽶国のベルケイドについては、治療上の同等性が認められない、静脈投与と⽪下投与が可能な競合品⼀つが、2019年7⽉に市場に追加参⼊してくることを業績予想上の前提と
        している。競合品の追加参⼊がない場合、実質的な売上収益の成⻑(試算ベース)は「横ばいから僅かに増加」になる⾒込み。
        (注)2019年度のマネジメントガイダンスには、XiidraおよびTachosilの譲渡にかかる業績影響を織り込んでおりませんが、当社は、これら譲渡が本マネジメントガイダンスに対して
           意味ある影響を与えるものとは考えておりません。



        *1   同⼀為替レートをベースとした成⻑率(2018年度期中平均レートを適⽤)
        *2   ベースラインは3兆3,000億円(旧武⽥薬品とShire社の2018年4⽉〜2019年3⽉の12ヶ⽉の売上収益を合算した試算ベース)
7            旧Shire社の売上収益は、2018年4⽉〜2019年3⽉の期中平均レートである1ドル=111円で換算
    シャイアー社の統合は順調に進捗、
    コストシナジーのターゲットを約20億⽶ドルに引き上げ
                                      統合開始から5ヶ⽉、                   年間のコストシナジー(税前)の               事業売却を実施、これまでに
    統合に関する
                                      全体的な進捗は順調                    ターゲットを引き上げ、2021年              XiidraやTachosilの売却を実施
    ハイライト                                                          度までに約20億⽶ドルを実現、
                                                                   ⼀時費⽤は累積で30億⽶ドル



                                        買収完了前                                   買収完了後



    ⼈材および               •   新たなタケダ・エグゼクティブチーム                          •    買収完了の2⽇後に、第1回⽬のリーダーシップ会議を開催
                            (TET)の任命                                        各TETメンバーの第2レイヤー、第3レイヤーを指名
    企業⽂化                                                               •
                        •   各TETメンバーの第⼀レイヤー200名を任命                     •    主要なポリシーの調整が完了


                            4つの地域体制と3つのグローバルビジネス
    組織および
                        •                                              •    スイス チューリッヒを欧州のリージョナル本社に選定
                            ユニットにおいて、タケダとシャイアー社の
    ロケーション                  ノウハウを活⽤するための新たなオペレー
                                                                       •    英国における拠点統合を発表
                                                                       •    ⽶国における医薬情報担当者を削減、プライマリケアおよび
                            ションモデルを公表
                                                                            ニューロサイエンス スペシャリティチームの新体制を導⼊
                        •   ⽶国におけるオペレーションのボストンへの
                            集約を決定

                        •   統合初⽇からスムーズなオペレーションを可能                           統合プラットフォームで経費削減およびシナジーの
    システムおよびIT
                                                                       •
                            とさせる⼤規模な計画を⽴案(例:Email)                          ターゲット、⼀時費⽤の進捗、⼈員数の状況を全社的に管理


8




    経験豊富で多様性に富んだタケダ・エグゼクティブチーム


⽇本
      クリストフ・ウェバー        コスタ・サルウコス         岩﨑 真⼈                平⼿ 晴彦             中川 仁敬         パドマ・             古⽥ 未来乃
      代表取締役社⻑ CEO       チーフ フィナンシャル       ジャパン ファーマ            コーポレート            グローバル ジェネラル   ティルヴェンガダム        コーポレートストラテジー
                        オフィサー             ビジネス ユニット            コミュニケーションズ&       カウンセル         チーフ HR オフィサー     オフィサー & 
                                          プレジデント               パブリックアフェーズ                                       チーフ オブ スタッフ
                                                               オフィサー




⽶国

      アンディー・           ラモナ・セケイラ          テレサ・ビテッティ          ラジーヴ・ヴェンカヤ         ジェラード・グレコ       マルチェロ・アゴスティ      ヘレン・ギザ
      プランプ             US ビジネス ユニット      グローバル オンコロジー       グローバル ワクチン         グローバル クオリティ     グローバル            チーフ インテグレーション
      リサーチ&デベロップメント    プレジデント            ビジネス ユニット          ビジネスユニット           オフィサー           ビジネスデベロップメント     & ダイベスティチャー
      プレジデント                             プレジデント             プレジデント                             オフィサー            マネジメント オフィサー




スイス                                                                                               シンガポール
      ジャイルズ・           カミラ・ソンダビー          ジュリー・キム          ト マ ・ ォ ニ ス ー
                                                            ー ス ウ ス フ キ          ムワナ・ルゴゴ                      リカルド・マレック
      プラットフォード         チーフ ペイシェント         プラズマ デライブド       グローバル                 チーフ エシックス&                   グロース&エマージング
      EUCAN ビジネスユニット   バリュー&プロダクト         セラピーズ ビジネスユニット   マニュファクチャリング &         コンプライアンス                     マーケッツビジネスユニット
                       ストラテジー オフィサー       プレジデント           サプライ オフィサー            オフィサー                        プレジデント
9     プレジデント
     ベスト・イン・クラスのガバナンスを有する取締役体制
     社内取締役                                 独⽴社外取締役*1



                   NC                      CB         NC                              CC               NC
     クリストフ・ウェバー         岩﨑 真⼈              坂根 正弘           ミシェル・オーシンガー   志賀 俊之              東 恵美⼦
     代表取締役社⻑ CEO        取締役                独⽴取締役           独⽴取締役         独⽴取締役              独⽴取締役
                        ジャパン ファーマ          取締役会議⻑                        報酬委員会委員⻑
                        ビジネス ユニット プレジデント   指名委員会委員⻑




                                                      CC
                        アンドリュー・プランプ        藤森 義明           イアン・クラーク      オリビエ・ボユオン          スティーブン・ギリス
                        取締役                独⽴取締役           独⽴取締役         独⽴取締役              独⽴取締役
                        リサーチ&デベロップメント
                        プレジデント



      監査等委員会                                                                                 CB     取締役会議⻑

                                                                                                    独⽴社外取締役
                                   CC                 NC
                                                                                             NC     指名委員会
                        ⼭中 康彦              国⾕ 史朗           初川 浩司         ジャン=リュック・ブテル
                        取締役                独⽴取締役           独⽴取締役         独⽴取締役
                        監査等委員              監査等委員⻑          監査等委員         監査等委員               CC     報酬委員会


10   *1 東京証券取引所の有価証券上場規定の定義によるもの




     ビジネスエリアのフォーカス
                                                                                            クリストフ・ウェバー
                                                                                                     代表取締役社⻑ CEO




       01.                  02.                 03.           04.                05.                 06.
       Introduction         ビジネスエリアの            R&Dエンジン       強固な財務              Closing             質疑応答
                            フォーカス                             プロファイル             Remarks
     競争⼒を有し経営の基本精神に基づいた、グローバルな
     研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニー



                                                                                                                          ニューヨーク
       約3兆3,000億円                                                                                                        証券取引所に上場
                                                                                                                         (NYSE:TAK)
        約300億⽶ドル                                                                                                        ボストン地域
                                                                                                                        グローバル・ハブ
                                                                                      東京
                                                                                  武⽥グローバル本社



                                                                                  東京証券取引所
          売上収益                                                                       に上場
        (pro-forma)
                  *1
                                                                                  (TSE:4502)

                                                                                                                                       研究所
                                                                                                                                       製造施設




                                                 18%                   50%                        19%                      13%
              地域別内訳(約)                            ⽇本                    ⽶国                    欧州および                        新興国
                                                                                               カナダ

         *1   Pro-formaベースラインは2018年4⽉〜2019年3⽉の旧武⽥薬品と旧Shire社製品を合計売上⾼を期中(2018年4⽉〜2019年3⽉)平均レート、1ドル=111円で換算したもの
12




     5つの
                                                                  希少疾患
     ビジネス                              消化器系疾患
                                                                 (約21%)
                                                                                             ⾎漿分画製剤        オンコロジー
                                                                                                                              ニューロ
                                                                                                                             サイエンス
                                                                                                                                              その他

     エリア
                                      (売上収益の約19%)*1                                           (約11%)*2         (約12%)                         (約25%)
                                                                                                                              (約12%)
                                                                              遺伝性⾎管浮腫
                                                      希少代謝性疾患    希少⾎液疾患
                                                                                 (約4%)
                                                       (約6%)      (約11%)
                                                                                         希少免疫疾患
     5つの主要ビジネス
     エリアにおける
     ポートフォリオが
     売上収益の約75%
     を占める*1




     *1 (%):2018年度売上収益 Pro-forma
     は2018年4⽉〜2019年3⽉の旧武⽥薬品
     と旧Shire社製品を合計売上⾼を期中
     (2018年4⽉〜2019年3⽉)平均レー                                                                                                                          *3
     ト、1ドル=111円で換算したもの

     *2 約11%は遺伝性⾎管浮腫および希少
     ⾎液疾患に含まれる⾎漿分画製剤の                                                                ~14*2                                                    Magnyl
     Cinryze、Feiba、Immunate、Hemofil                                                                                                            Xefo
     M、Immunine、Immusevenを除く。                                                                                                                 Ebrantil
     これら製品を含めると約14%
                                                                                                                                                  ...etc.
     *3当社は2019年5⽉8⽇、当社はXiidra
     の譲渡契約をノバルティス社と締結した
     ことを公表



13
     バランスの取れたグローバルブランドから成る14のポートフォリオが
     中期的な成⻑を牽引する⾒通し
                                   2018年度 売上収益 *1                                                                    2018年度 売上収益 *1
                                                                    グローバル                                                                         グローバル
                                    (億円)   (百万⽶ドル)       対前年        ブランド                                              (億円)     (百万⽶ドル)    対前年     ブランド

                                                                                           IMMUNOGLOBULIN             2,865     2,588     +8.6%
                                  2,613    2,360     +34.8%
                                                                                                                                          +3.6%
          消化器系疾患




                                    582      526     +20.1%




                                                                             ⾎漿分画製剤
                                                                                                                                          +6.4%
                                    520      470     +29.5%
                                                                                                                                         +90.3%
                                       -        -        N/A
                                                     (2018年8⽉ 上市)
                                                                                           ALBUMIN/FLEXBUMIN           584        528     +2.1%

                                    276      250      +53.4%
                                                                                                                       602        544    +36.1%
                                    547      494      +24.8%




                                                                                 オンコロジー
                                                                                                                       453        410    +19.7%
                                    167      151        N/A
                                                     (2018年8⽉ 上市)
          希少疾患




                                                                                                                        50         45    +85.1%
                                    722      652      +10.0%
                                    520      470        ‐3.4%                サイエンス
                                                                             ニューロ
                                                                                                                      2,464     2,226     +0.0%
                                    388      351         ‐2.5%                                                         545        493    +19.4%

     *1 旧武⽥薬品の製品については、実質的な売上収益。旧シャイアー社製品については、財務ベースのpro-forma売上収益 (2018年4⽉〜2019年3⽉の12ヶ⽉)。
14      旧Shire社製品の売上収益は期中(2018年4⽉〜2019年3⽉)平均レート、1ドル=111円で換算




          消化器系疾患
                                                                                                                                   GI

          炎症性腸疾患とその他の消化器系疾患におけるグローバルリーダー
          成⻑に貢献する主な製品                                                                     消化器疾患領域の
                                                                                          中期的な売上⾼⾒通し
                              50ヶ国以上で承認取得、中国での申請を準備中
                              従来の治療法で効果が得られなかった患者さんに対して⽣物学的製剤
                              のファーストラインの位置づけで、引き続きグローバル展開を実施
                              ⽪下投与製剤や移植⽚対宿主病に対する臨床開発を含めた                                     ~6,400億円
          潰瘍性⼤腸炎
                              ライフサイクルマネジメントを実施
                              ピーク売上⾼⾒込みは40億-50億⽶ドル*1
                                                                                            ~$58億⽶ドル                                     さらなる
                                                                                                                                           成⻑
          クローン病



                              ⽇本*2やアジア数ヶ国で上市場
                              ⽇本では、逆流性⾷道炎や低⽤量アスピリン投与時における
          酸関連疾患               胃潰瘍の再発抑制における効果により処⽅が数量ベースで増加
                                                                                                                                         成⻑ドライバー
                                                                                                    582                                     主要成⻑品⽬
                              ⽶国、欧州、その他数ヶ国で承認取得

                              承認されている国々では引き続き情報活動を⾏い、⾮常に稀な疾病で                                                                               新規上市品⽬
                              ある短腸症候群において、本剤の認識度を⾼める                                                                                      (例: TAK-721)
          短腸症候群


                              2018年3⽉に欧州で承認取得、同年8⽉に初めて患者さんに
                              商⽤ベースでの投与が実施され、これまでに50名以上の患者
                                                                                                                                                  逆⾵
                                                                                               2018年度売上⾼
                              さんの治療に⽤いられる                                                      (pro forma)*3                         独占販売期間の満了
                              上市国では製品ブランドの確⽴や本剤による治療の提供が可能な設備                                                           (AMITIZA、DEXILANT、PENTASA)
                                                                                              ENTYVIO     TAKECAB
                              の整った医療機関を特定し、それらの施設で治療を⾏うためのトレー                                                                 LIALDA、 Pantoprazoleの減少
                                                                                              GATTEX      ALOFISEL
                              ニングを実施することに注⼒
                                                                                              OTHERS
          成⼈クローン病に            グローバルでの申請をサポートする臨床第3相試験「ADMIRE-CD-II
          おける肛囲複雑瘻孔           試験」の患者さんへの投与を開始


     *1   社内予想、成功確率調整後
                                                                            *3   2018年4⽉〜2019年3⽉の旧武⽥薬品および旧Shire社の合計⾦額をPro Formaベースを期中
15   *2   ⼤塚製薬と共同プロモーションを実施                                                      (2018年4⽉〜2019年3⽉)平均レート、1ドル=111円で換算
        消化器系疾患

       ENTYVIOは上市から5年経過後も⼒強い成⻑が続く;
       ピーク売上⾼⾒込みを40億-50億⽶ドル*1に引上げ
                                        UCの患者さんにおいて、ENTYVIO
                                        (ベドリズマブ)はアダリムマブと比較                                                             上市国では引き続きマーケットシェアを拡⼤
                                        し 、52週時点で有意に高い臨床的寛解* 2                                                         •      ⽣物学的製剤未使⽤の患者セグメントにおけるENTYVIOの使⽤が継続的
                                        を 達成* 3                                                                               に増加することにより、⽶国(UC 24.7%; CD 13.0%)*4および欧州・カ
                                                                                                                              ナダ(UC 21.1%; CD 12.1%) *5において市場シェアが拡⼤
                                                    臨床的寛解
                                                    (主 要 評 価 項 ⽬)
                           60                                                                                          販売国数は継続して増加
                                               ∆ = 8.8% (2.6%, 15.0%)                                                  •      ⽇本におけるCDの申請効能は現在審査中、UCについては上市済み
                                                      p=0.0061                                                         •      中国は2020年度に申請の可能性*6
         患者、 % (95% CI)v




                           40           31.3
                                                                                                                       ライフサイクルマネジメントを通じ、製品価値を最⼤化
                                                                              22.5                                     •      UCを対象とした「VARSITY試験」において、同じく⽣物学的製剤である
                                                                                                                              抗TNFα抗体のアダリムマブと直接⽐較し、ENTYVIOは52週時点で有意
                           20                                                                                                 に⾼い臨床的寛解を達成

                                                                                                                       •      ⽪下投与製剤は⽶国においてUCで申請、欧州でUCとCDで申請
                                n
                                                                                                                       •      移植⽚対宿主病の予防に対する臨床第3相試験において、2019年3⽉に
                                =      120/383                               87/386
                            0                                                                                                 患者への投与を開始
                                                                                                                   *1.社内予想、成功確率調整後
                                        ベドリズマブ                          アダリムマブ                                     *2 臨床的寛解:Mayoスコア(潰瘍性⼤腸炎の疾患活動性を評価するための指標)が2ポイント以下、かつ全て の
                                    300mg 8週間隔静脈投与                   40mg 2週間隔⽪下投与                                 サブスコアが1ポイント以下と定義
                                                                                                                   *3 全体解析によるデータは治験薬を少なくとも1度投与されたすべての無作為化患者を含む
                                                                                                                   *4 出典: Patient shares estimated from projected patient counts from SHA Medical and Pharmacy Claims data, February 
     出典: Schreiber S, et al. J Crohns Colitis 2019;13(Supplement_1):S612–3 (abst OP34). [Oral presentation]        2019 .
     UC: 潰瘍性⼤腸炎; CD: クローン病                                                                                         *5 出典: 社内データ
                                                                                                                   *6 2018年8⽉8⽇、切迫する医療ニーズを踏まえ、中国医薬品審査 評価センター (Center for Drug Evaluation) は、
                                                                                                                   国外で販売されている48製品を選定し、製薬企業に対し、⼈種差のないことを⽰すデータを含む国外データを活
16                                                                                                                 ⽤した販売許可申請を推奨。優先審査/承認プロセスが適⽤される予定。




        希少疾患

       希少代謝性疾患: ライソゾーム病における安定したポートフォリオを維持し、
       NATPARAの売上伸⻑に注⼒
        成⻑に貢献する主な製品                                                                                                   希少⾎液疾患ポートフォリオの
                                                                                                                      中期的な売上⾼⾒通し
                                         ⽶国および欧州で承認取得済み

                                         低カルシウム⾎症が適切に管理されていない副甲状腺機能低下症
                                         患者さんにおける病気による負担に対する認識を⾼め、低カルシ
                                         ウム⾎症が標準治療ではコントロールできない患者さんのための
                                         補助治療の選択肢としてのNATPARAを位置付けを確⽴する
        副甲状腺機能低下症                                                                                                              ~1,900億円
                                                                                                                               ~17億⽶ドル


        ライソゾーム病向け既存ブランドによる
                                                                                                                                                                                                       さらなる
        安定的なポートフォリオ                                                                                                                                                                                      成⻑


                                                                                                                                   2018年度売上⾼
                                                                                                                                                                                                      成⻑ドライバー
        ハンター症候群                          ファブリー病                                 ゴーシェ病                                               (pro forma)*1
                                                                                                                                                                                                         NATPARAの伸⻑
                                                                                                                                 ELAPRASE       REPLAGAL                             ライソゾーム病における
                                                                                                                                 VPRIV          NATPARA                              安定したポートフォリオ
                                                                                                                                                                            (ELAPRASE、REPLAGAL、VPRIV)




                                                                                                              *1   2018年4⽉〜2019年3⽉の売上収益を期中(2018年4⽉〜2019年3⽉)平均レート、1ドル=111円で換算
17
     希少疾患

     希少⾎液疾患:競争が⼀層厳しくなる環境において、
     患者さんに価値のある治療の提供を継続
     成⻑に貢献する主な製品                                              希少⾎液疾患ポートフォリオの
                                                              中期的な売上⾼⾒通し
               ⽶国、欧州・カナダ、⽇本で承認取得済み、欧州や新興国において継続
               的に上市活動を⾏う
               ⾎友病A患者さんの標準治療としてADYNOVATEを⽤いた個別化第VIII
               因⼦補充療法に引き続き集中                                       ~3,800億円
     ⾎友病A
               関節の健康を維持するため、出⾎を減らして患者さんがより活発な⽣活
               ができるよう、myPKFiTとのADYNOVATEにより個別化された出⾎予
                                                                   ~35億ドル                       全体としては
               防により差別化進める。第VIII因⼦レベルの 最適化が個別化治療アプ
               ローチにおいて不可⽋な要素
                                                                                                    減少


                                                                                                      成⻑ドライバー
                                                                                                      ADYNOVATEの伸⻑


                                                                     2018年度売上⾼
                                                                      (pro forma)*1
                                                                                                                  逆⾵
                                                                                                           競争の激化
                                                                   FEIBA         ADVATE
                                                                                                  (特にFEIBAとADVATE)
                                                                   ADYNOVATE     その他




                                                       *1   2018年4⽉〜2019年3⽉の売上収益を期中(2018年4⽉〜2019年3⽉)平均レート、1ドル=111円で換算
18




     希少疾患

     遺伝性⾎管浮腫: TAKHZYROの⼒強い成⻑を想定、本疾患におけるリーダー
     シップポジションを確実に維持する
                                                              遺伝性⾎管浮腫ポートフォリオの
     成⻑に貢献する主な製品
                                                              中期的な売上⾼⾒通し
               ⽶国、欧州・カナダで承認取得済み、中国では承認審査中
               ⽶国での⽴ち上がりは、既存の予防療法と新たに予防投与を実施す
               る患者さんによるもの

               医薬情報活動に注⼒:
                                                                  ~1,300億円
                                                                                                        さらなる
     遺伝性⾎管浮腫
     発作の予防
               •   遺伝性⾎管浮腫発作ゼロを治療⽬標とし、遺伝性⾎管浮腫発作
                   予防を標準治療に位置づけ                                   ~12億⽶ドル                                 成⻑
               •   従来治療とは異なる⾰新的な効果、安全性の⾼さ、⾃⼰注射
                   (⽪下投与)の簡便さを踏まえ、発作予防の第⼀選択としの
                   TAKHZYROを位置づける
               •   患者さんのTAKHZYROに対するアクセスを確保                                                           成⻑ドライバー
                                                                                                       TAKHZYROの伸⻑




                                                                     2018年度売上⾼
                                                                      (pro forma)*1                               逆⾵
                                                                   FIRAZYR     CINRYZE
                                                                                               独占販売期間満了 (FIRAZYR)
                                                                   KALBITOR    TAKHZYRO       TAKHZYROによるCINRYZEに
                                                                                                   へのカニバリゼーション




                                                       *1   2018年4⽉〜2019年3⽉の売上収益を期中(2018年4⽉〜2019年3⽉)平均レート、1ドル=111円で換算
19
      ⾎漿分画製剤

     他の⾎漿分画由来の希少免疫疾患製品:
     免疫グロブリンやアルブミン製剤の安定的成⻑のため、供給を管理
      成⻑に貢献する主な製品                                                                          他の⾎漿分画由来の希少免疫疾患製品
                                                                                           ポートフォリオの中期的な売上⾼⾒通し
                                     50ヶ国以上で承認取得済み(欧州ではKIOVIG)
                                     GAMMAGARD LIQUIDについて、PIDおよびMMNの標準治療薬とし
     PID、MMN                         て定評のあるIVIGブランドとしての地位をさらに強固なものとする

                                                                                               ~3,700億円
                                                                                               ~34億⽶ドル
     PID、SID、
     他の免疫性神経疾患                                                                                                                      さらなる
                                     HYQVIAは⽶国、欧州、ラテンアメリカ、中東市場で承認取得済み;                                                                成⻑
                                     CUVITRUは ⽶国、欧州で承認取得済み
                                     毎⽉投与のHYQVIA、より頻回投与のCUVITRUのいずれかにより、患
                                     者さんと医療従事者の⽅により柔軟に⽪下投与の投与スケジュールを
                                     決めて頂くことが可能

     PID
                                     HYQVIAのCIDPに対する臨床第3相試験を実施中                                                                   成⻑ドライバー
     SID(欧州)
                                                                                                                                  主⼒成⻑製品の伸⻑
                                    40ヶ国以上で承認取得済み
                                    中国やそれ以外の優先市場である⽶国やインドでのビジネスチャンスを
                                    最⼤化                                                         2018年度売上⾼
                                                                                                 (pro forma)*1
                                    FLEXBUMINの軽量で、密封システム(折りたたみ可能なバッグ)を採
     血液量減少、                         ⽤しており、院内感染のリスクを減らし、無駄を最⼩限にすることが可                             免疫グロブリン
     低たんぱく血症                        能                                                            アルブミン
                                                                                                 その他




     PID:原発性免疫不全、SID:⼆次免疫不全、MMN:多巣性運動ニューロパチー、IVIG:静脈内免疫グロブリン、                          2018年4⽉〜2019年3⽉の旧武⽥薬品および旧Shire社の合計⾦額(Pro Formaベース)の売上収益を期中
                                                                                      *1
20   CIDP:慢性炎症性脱髄性多発神経根ニューロパチー                                                        (2018年4⽉〜2019年3⽉)平均レート、1ドル=111円で換算




      ⾎漿分画製剤


     適切な投資を⾏い、競争⼒のあるリーディングポジションを⽬指す

      需要が引き続き顕著な市場成⻑を牽引する                                                                  製造:
                                                                                           コビントン製造⼯場の稼働
                                                                    190億
                                                                                           •   2019年3⽉にFLEXBUMINの製造について、FDAより承認取得
                                                                        ⽶ドル
                                                                                           •   免疫グロブリン製品群とアルブミン製剤を中⼼に量産を開始し、今後数年
                                                                                               間で完全稼働を⽬指すとともに、100万平⽅フィートを超える⼯場キャン
                                                                                               パスでは需要と供給のギャップを縮⼩するためにさらなる拡張の機会を
                         120億                                           29%    SCIG            検討
                          ⽶ドル                  +8%                                         •   追加で内部の製造能⼒の拡張を検討中


                           15%                                                             供給: 
                                                                                           ⾎漿収集に対する投資

                           85%                                          71%    IVIG        Shire社買収完了後、追加で10施設の⾎漿収集センターを獲得

                                                                                           •   ⽶国メリーランド州に1施設

                                                                                           •   オーストリアに2施設

                                                                                           •   ハンガリーに7施設
                           2018                                         2025               現在、⽶国で105のセンター、⽶国外で30のセンターを保有

                           グローバル市場予想(⽶ドル)* 1                                               今後も投資を継続し、毎年2桁のセンター数の増加を⽬指しながら拠点を広げ
                                                                                           る予定

     SCIG:⽪下免疫グロブリン、 IVIG:静脈内免疫グロブリン
21   *1 Market share by value, 2016 WW MRB Report, 2017 US MRB Report
          オンコロジー


          グローバルトップ10のオンコロジープレーヤーを⽬指す
          成⻑に貢献する主な製品                                                       オンコロジーポートフォリオの
                                                                            中期的な売上⾼⾒通し
                                  60ヶ国以上で承認取得済み、2018年度は中国およびフランスで上市
                                  グローバル展開を引き続き⾏い、効果、利便性、忍容性のプロファイ
                                  ルを活かし、セカンドライン以降におけるマーケットシェアを伸ばす
                                  多発性⾻髄腫の⾃家造⾎幹細胞移植歴のない維持療法に対する試験の             ~4,000億円

          再発/難治性
                                  データ読み出し(2019年度後半)
                                  ピーク売上⾼⾒込みは15億-20億⽶ドル*1
                                                                              ~36億⽶ドル                            さらなる
          多発性⾻髄腫
                                                                                                                   成⻑
                                  70ヶ国以上で承認取得済み*2
                                  ホジキンリンパ腫のフロントラインに対する適応症について、⽇本で
                                  は2018年9⽉に欧州では2019年度2⽉に承認取得済み                                                  成⻑ドライバー
          悪性                      末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)のフロントラインについて、⽇本では                                              主⼒成⻑製品の伸⻑
          リンパ腫                    2019年3⽉に申請済み、欧州では2019年度中に申請予定
                                                                                                                      新製品の上市
                                                                                                     (例: niraparib、 cabozantinib)

                                  ⽶国・欧州で承認取得済み、⽇本・中国では臨床試験を実施中                   2018年度売上⾼
                                  ⽶国での⾮⼩細胞肺がんのファーストラインの申請を、2019年度後                 (実質ベース)                                  逆⾵
                                  半にALTA-1L試験の2度⽬の中間解析に基づき⾏う予定                VELCADE     NINLARO
                                                                                                       独占販売期間の満了(VELCADE)
                                  セカンドラインにおけるAlectinibとの直接⽐較試験を実施中            ADCETRIS    ALUNBRIG
          ALK陽性                                                               その他                           リュープロレリン売上低下
          ⾮⼩細胞肺がん                 ピーク売上⾼は⾒込は10億⽶ドル*1
          (クリゾチニブ後)




     *1   社内予想、成功確率調整後
22   *2   ADCETRISはSeattle Geneticsより導⼊; 北⽶外での販売権を保有




          ニューロサイエンス

          注意⽋陥多動性障害におけるリーダーシップポジションをはじめとした⼒強い
          ⽶国でのフランチャイズ
          成⻑に貢献する主な製品                                                       ニューロサイエンスポートフォリオの
                                                                            中期的な売上⾼⾒通し
                                  23ヵ国で承認済、2019年3⽉に⽇本で承認
                                  ⽶国において、ブランドADHD治療剤で1位
                                  ⼩児患者での市場シェア維持、成⼈での市場シェア拡⼤により中期的に
          注意⽋陥
          多動性障害                   数量による⽶国での成⻑を実現                              ~4,000億円
                                                                              ~36億⽶ドル

                                  ⽶国で上市済み、⽇本では承認審査中*1
                                                                                                            VYVANSE
                                                                                                          独占販売期間
                                  ⽶国で1位のブランド抗うつ薬
                                  ⽶国で認知機能の⼀症状である処理速度(2018年5⽉)および治療に伴

                                                                                                          満了まで成⻑
          ⼤うつ病                    う性機能障害(2018年10⽉)に関するデータの添付⽂書への追記を達
                                  成




                                                                                                                成⻑ドライバー
                                                                                                                 主⼒成⻑製品の伸⻑


                                                                                 2018年度売上⾼
                                                                                  (pro forma)*2
                                                                                                                            逆⾵
                                                                                    VYVANSE                       独占販売期間満了
                                                                                    TRINTELLIX                  (ADDERALL XR、
                                                                                    その他                    ROZEREM、 MYDAYIS、
                                                                                                                     VYVANSE)

          *1 TrintellixはLundbeckより導⼊; ⽶国と⽇本で共同販売権を保有
                                                                        2018年4⽉〜2019年3⽉の旧武⽥薬品および旧Shire社の合計⾦額(Pro Formaベース)を期中
                                                                       *2
23                                                                     (2018年4⽉〜2019年3⽉)平均レート、1ドル=111円で換算
 主要ビジネスエリアにおけるバランスの取れたグローバルブランドから成る14の
 ポートフォリオによりパイプラインが成熟するまでの中期的売上⾼成⻑を牽引すると想定

                           当社合計売上⾼の中期的な⾒通し

                                 ~3兆3,000億円                                     さらなる
                                 ~300億⽶ドル
                                                                                  成⻑
                    その他

                                                                                 成⻑ドライバー
                    ニューロサイエンス
                                                                              5つの主要ビジネスエリア
                    オンコロジー
                                                                                 での主要製品の成⻑
                    他の血漿分画由来の
                    希少免疫疾患                                                          新規上市品⽬
                    希少疾患

                                                                                            逆⾵
                    消化器系疾患
                                                                                 独占販売期間満了

                                2018年度売上⾼ (pro forma)*1
                                                                                       競合圧⼒
                                                                                       価格圧⼒

          *1 2018年4⽉〜2019年3⽉の旧武⽥薬品および旧Shire社の合計⾦額(Pro Formaベース)を期中

24        (2018年4⽉〜2019年3⽉)平均レート、1ドル=111円で換算




     R&Dエンジン
                                                                                             アンドリュー・プランプ
                                                                                                 リサーチ&デベロップメント
                                                                                                         プレジデント




     01.                   02.                     03.               04.         05.              06.
     Introduction          ビジネスエリアの                R&Dエンジン           強固な財務       Closing          質疑応答
                           フォーカス                                     プロファイル      Remarks
     独⾃のR&Dエンジンによりイノベーションを促進

                                                  領域の絞込み



       オンコロジー              消化器系疾患              希少疾患        ニューロサイエンス          ⾎漿分画製剤                ワクチン

                                   疾患領域


         先進的なパートナーシップモデル                                                   イノベーション⽂化

                                               独⾃のR&Dエンジン

      パイプライン開発投資の                重要な機能を有する                   相互に有益な                    ⽬的達成に向けた
      リソースを確保する機動的               ダイナミックかつ                    パートナーシップを通じた              実⾏に集中
      かつ効率的な組織                   持続可能な研究・早期臨床                変⾰の推進
                                 開発エンジン

26




     2018年度の重要な研究開発マイルストンの達成状況
              品⽬                       予定されたイベント                      18年度第3四半期以降の進捗
                           ホジキンリンパ腫(フロントライン適応)欧州承認               H2   新規
           ADCETRIS
                           ホジキンリンパ腫(フロントライン適応)⽇本承認               H2

                           ALTA-1L ALK陽性⾮⼩細胞肺がん(フロントライン適応)中間解析   H1
           ALUNBRIG
                           ALK陽性⾮⼩細胞肺がん(セカンドライン適応) 欧州承認          H2

          Cabozantinib     肝細胞がん ⽇本ピボタル試験開始                      H2
                           フィラデルフィア染⾊体陽性の急性リンパ性⽩⾎病グローバル
            ICLUSIG        ピボタル試験開始
                                                                 H1

                           初発の多発性⾻髄腫 初回の中間解析                     H1        2019年度の2回⽬の中間解析まで試験を継続
                                                                           ⾃家造⾎幹細胞移植後の多発性⾻髄腫の維持療法は、2018年7⽉の最初の中間解析で無増悪
           NINLARO                                                         ⽣存期間の主要評価項⽬を満たしました。当社は中間解析のデータを、2018年11⽉に⽶国
                           ⾃家造⾎幹細胞移植後の多発性⾻髄腫の維持療法 初回の中間解析        H1        ⾷品医薬品局(FDA)に提出しましたが、当局とのさらなる協議を経て申請を取り下げ、よ
                                                                           り多くのデータが集まった段階で再申請することを決めました。今後の解析のタイミングを
                                                                           検討し、FDAと緊密に連携しながら再申請の計画を実施します。
                           ⾼リスク⾻髄異形成症候群/慢性⾻髄単球性⽩⾎病/低ブラスト
          Pevonedistat                                           H2        2019年度に最終解析を延期、現在実施中のPh-2試験に基づき申請の可能性あり
                           急性⾻髄性⽩⾎病Ph-2最終解析

            TAK‐788        ⾮⼩細胞肺がん 申請が可能なPh-2試験の患者への投与開始         H2   新規   近く開催される学術会議において発表の予定

                           クローン病 ⽇本申請                            H1

                           潰瘍性⼤腸炎 ⽇本承認                           H1
            ENTYVIO
                           潰瘍性⼤腸炎 ⽪下投与製 ⽶国・欧州剤申請                 H2   新規   欧州では、クローン病についても申請

                           経腸栄養不耐性 Ph-2b試験開始                     H1        疾患治療⽅法の変化に伴い患者登録を⾏うことが困難になったため中⽌
            TAK‐954
                           術後⿇痺性イレウス Ph-2b試験開始                   H2   新規

            TAK‐906        胃不全⿇痺のPh-2b試験開始                       H2

        TAK‐721 (SHP621)   好酸球性⾷道炎Ph3導⼊療法301試験のトップラインデータ判明       H2   新規

                           ⼤うつ病 ⽇本申請                             H2
          TRINTELLIX       治療に起因する性機能障害 (TESD) に関する⽶国添付⽂書の
                                                                 H2
                           アップデート

            TAK‐925        ナルコレプシー患者におけるプルーフオブコンセプト検証            H2        初期段階の⽬標を達成し、予定通りに進捗

            TAK‐003        デングウイルスワクチン Ph-3主要解析                  H2        近く論⽂発表の予定

            TAK‐214        ノロウイルスワクチン Ph-2b最終解析 (成⼈)             H1

27      表中の研究開発マイルストンは⼀部であり、包括的なものではありません。タイムラインは現在想定しているものであり、変更の可能性があります。略語については略語⽤語集をご参照ください。
     ⾰新的なパイプラインは2018年4⽉以降、15の新規候補物質がステージアップ
                 PHASE 1                                                                                  PHASE 2                                                             PHASE 3/申請                                                        承認*
                        TAK‐252                TAK‐573                                                           TAK‐228                          TAK‐659                            TAK‐385                            TAK‐924
                        Shattuck                  Teva                         TAK‐079                        (sapanisertib)                  SYK/FLT‐3 inhibitor                   (relugolix)                   (pevonedistat)                       NINLARO®                         ADCETRIS®                     ICLUSIG®
                    Agonist Redirected    Anti‐CD38‐attenukine               Anti‐CD38 mAb                  mTORC 1/2  inhibitor                                                     Myovant                       NAE inhibitor                                                       Seattle Genetics            BCR‐ABL inhibitor
                       Checkpoint                                             R/R MM, SLE                                                  Hematologic malignancies,             GnRH antagonist                                                    Proteasome inhibitor                 CD30 ADC 
                                                R/R MM                                                      Endometrial cancer                       NHL                                                          HR‐MDS/CMML 
     オンコロジー
                      Solid tumors                                                                                                                                              Prostate Cancer (JP)

                       TAK‐164                TAK‐981                                                            TAK‐788                          TAK‐931                                                                                                                           Cabozantinib                      Niraparib
                      ImmunoGen             SUMO inhibitor                                                   EGFR/HER2 inhibitor                CDC7 inhibitor                                                                                         ALUNBRIG®                       Exelixis                     GlaxoSmithKline
                      GCC IGN ADC           Multiple cancers                                                       NSCLC                        ESCC, sqNSCLC                                                                                           ALK inhibitor                                              PARP 1/2 inhibitor
                     GI malignancies                                                                                                                                                                                                                                              VEGFR/RTK inhibitor



                                              Kuma062                          TAK‐018                                                         TIMP‐Gliadin                          TAK‐721
                       TAK‐951                PvP Biologics                     Enterome                         TAK‐906                              Cour                            (SHP621)                                                          ENTYVIO®                       Vonoprazan                     ALOFISEL
                    Peptide agonist            Glutenase                     FimH antagonist                  D2/D3R antagonist                Imm Tol Induction                     UCSD/Fortis                                                         α4β7 mAb                           PCAB                mesenchymal stem cells
                   Nausea & vomiting                                                                            Gastroparesis                                                  Oral anti‐inflammatory
     消化器系疾患
                                             Celiac Disease                  Crohn’s Disease                                                     Celiac Disease                          EoE

                       TAK‐681                TAK‐671                                                             TAK‐954
                         (SHP‐681)          Samsung Bioepis                                                       Theravance                                                                                                                            GATTEX®
                    GLP2r long‐acting      Protease inhibitor                                                   5‐HT4R agonist                                                                                                                         GLP‐2R agonist
                  Short Bowel Syndrome     Acute Pancreatitis                                                       POGD



                       TAK‐611                TAK‐531                           TAK‐754                          TAK‐607                          TAK‐609                            TAK‐755                            TAK‐620
                        (SHP611)                (SHP631)                         (SHP654)                        (SHP607)                          (SHP609)                          (SHP655)                        (SHP620)                            OBIZUR                        VONVENDI                      NATPARA
                           ERT                 ArmaGen                      Asklepios Biopharm.                IGF‐1/ IGFBP3                   I2S replacement                      KM Biologics                 GlaxoSmithKline                             Ipsen                  vWF replacement                PTH replacement
                          MLD               I2S replacement                 Gene therapy HemA               Chronic Lung Disease                Hunter CNS (IT)                   ERT/ ADAMTS‐13                 UL97 kinase inh                      FVIII replacement
      希少疾患
                                              Hunter CNS                                                                                                                                cTTP                  CMV infect. in transplant


                                                                                                                                                                                                                                                                                       ADYNOVATE                     TAKHZYRO
                                                                                                                                                                                                                                                                                    FVIII replacement             Anti‐kallikrein mAb




                       TAK‐653                TAK‐418                          TAK‐041                           TAK‐935                          TAK‐831                                                                                              TRINTELLIXTM
                   AMPAR potentiator        LSD1 inhibitor                   GPR139 agonist                   Ovid Therapeutics                 DAAO inhibitor                                                                                           Lundbeck
                                                                                                                                                                                                                                                                                       BUCCOLAM
                        TRD                Kabuki Syndrome                      CIAS NS                        CH24H inhibitor                    CIAS NS                                                                                        Multimodal anti‐depressant   GABA Allosteric Modulator 
                                                                                                           Rare Pediatric Epilepsies

       ニューロ          MEDI‐1341                TAK‐925
      サイエンス
                      AstraZeneca          Orexin 2R agonist
                     Alpha‐syn mAb            Narcolepsy 
                   Parkinson’s Disease 

                    WVE‐120101             WVE‐120102
                   Wave Life Sciences      Wave Life Sciences
                    mHTT SNP1 ASO           mHTT SNP2 ASO
                  Huntington’s Disease    Huntington’s Disease


                                                                                                                                                                                                                                                        HYQVIA
     ⾎漿分画製剤                                                                                                                                                                                                                                              Halozyme
                                                                                                                                                                                                                                                  IgG 10% + Recombinant 
                                                                                                                                                                                                                                                                                         CINRYZE
                                                                                                                                                                                                                                                                                        C1 inhibitor
                                                                                                                                                                                                                                                          Human
                                                                                                                                                                                                                                                       Hyaluronidase


                                                                                                                                                                                                                                                          2018年度第三四半期以降のステージアップ/追加
      ワクチン             TAK‐021
                      EV71 Vaccine 
                                              TAK‐426
                                                 BARDA                                                           TAK‐214
                                                                                                              Norovirus Vaccine
                                                                                                                                                                                                                        TAK‐003 
                                                                                                                                                                                                                  Dengue Vaccine
                                                                                                                                                                                                                                                          2018年4⽉1⽇以降のステージアップ/追加
                                              Zika Vaccine                                                                                                                                                                                                オーファンドラッグ(希少疾病医薬品)指定
                                                                                                                                                                                                                                                          (いずれかの開発地域もしくは効能で指定を受けたもの)
                                                                                                                                                                                                                                                          申請が可能な臨床第2相試験
     *臨床開発活動を積極的に実施している品⽬。2019年5⽉14⽇時点のパイプライン。
     全てのパイプラインを⽰しているわけではありません。他の疾患領域でも開発を実施していることがあります。疾患名の略語については補遺をご参照ください。                                                                                                                                                                             Phase 1〜3に⽰されている品⽬は明確な新規候補物質
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     既発売品の価値を最⼤化
                 PHASE 1                     PHASE 2                                                                                           PHASE 3                                                                                                                        申請
                    ALUNBRIG®                      ALUNBRIG®                       Cabozantinib                    Niraparib                           ADCETRIS®                    ALUNBRIG®                     Cabozantinib                                                     ADCETRIS®                      ADCETRIS®
                      ALK inhibitor                                                     Exelixis                GlaxoSmithKline                       Seattle Genetics                                                 Exelixis                  NINLARO®                         Seattle Genetics               Seattle Genetics
                                                    ALK inhibitor                 VEGFR/RTK inhibitor          PARP 1/2 inhibitor                        CD30 ADC                    ALK inhibitor               VEGFR/RTK inhibitor          Proteasome inhibitor                   CD30 ADC                       CD30 ADC 
                   1L ALK+NSCLC (CN)                                                                                                                                                                                                          R/R Amyloidosis (GL)
                                                2L ALK+NSCLC (JP, CN)                 2L HCC (JP)          Ovarian cancer – maint. (JP)                 1L PTCL (EU)            1L ALK+NSCLC (EU, US)                1L RCC (JP)                                                   R/R sALCL (CN)                  R/R HL (CN)

                                                     ICLUSIG®                        NINLARO®                      Niraparib                            ICLUSIG®                     NINLARO®                       NINLARO®                    ALUNBRIG®                          ADCETRIS®                     Cabozantinib
                                                   BCR‐ABL inhibitor                                             GlaxoSmithKline                                                                                Proteasome inhibitor              ALK inhibitor                   Seattle Genetics                   Exelixis
     オンコロジー                                   TKI res. chronic phase CML         Proteasome inhibitor          PARP 1/2 inhibitor                    BCR‐ABL inhibitor          Proteasome inhibitor                 ND MM post‐SCT 
                                                                                                                                                      FL Ph+ ALL (US)                                          Maint.                        2L ALK+NSCLC H2H with                   CD30 ADC                  VEGFR/RTK inhibitor
                                                          (US)                   R/R MM triplet Tx (GL)    Ovarian cancer – salvage (JP)                                      Maint. ND MM no SCT (GL)                  (GL)                      alectinib (GL)                    1L PTCL (JP)                   2L RCC (JP)

                                                   ALUNBRIG®                                                                                           NINLARO®                      NINLARO®                                                                                      NINLARO®
                                                    ALK inhibitor                                                                                  Proteasome inhibitor          Proteasome inhibitor                                                                          Proteasome inhibitor
                                              2L ALK+NSCLC 2nd gen TKI                                                                              R/R MM doublet Tx                                                                                                         Maint.ND MM post‐SCT 
                                                                                                                                                        (US, EU, JP)                 ND MM (GL)
                                                        (GL)                                                                                                                                                                                                                           (Jp)



                                                   Vonoprazan                                                                                          ALOFISEL®                     ENTYVIO®                           ENTYVIO®                 ENTYVIO®                          ENTYVIO®                        ENTYVIO®
                                                       PCAB                                                                                       mesenchymal stem cells              α4β7 mAb                       α4β7 mAb
                                                                                                                                                   Perianal Fistulas in CD                                                                         α4β7 mAb                        α4β7 mAb                         α4β7 mAb
                                              GERD PPI partial resp (EU)                                                                                  (US, JP)               Ulcerative Colitis (CN)         Crohn’s Disease (CN)           GvHD Prophylaxis               Crohn’s Disease (JP)                SubQ CD (EU)


                                                                                                                                                       ENTYVIO®                        GATTEX                       ENTYVIO®                                                       ENTYVIO®                      Vonoprazan
     消化器系疾患                                                                                                                                             α4β7 mAb
                                                                                                                                                     SubQ UC (US, JP)
                                                                                                                                                                                    GLP‐2R agonist
                                                                                                                                                                                   Pediatric‐SBS (JP)
                                                                                                                                                                                                                     α4β7 mAb
                                                                                                                                                                                                                adalimumab H2H (GL)
                                                                                                                                                                                                                                                                                    α4β7 mAb
                                                                                                                                                                                                                                                                                   SubQ UC (EU)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       PCAB
                                                                                                                                                                                                                                                                                                             Acid‐related diseases (CN)


                                                                                                                                                       ENTYVIO®                        GATTEX                                                                                          GATTEX
                                                                                                                                                         α4β7 mAb                    GLP‐2R agonist
                                                                                                                                                      SubQ CD (US, JP)               Adult‐SBS (JP)                                                                               GLP‐2R agonist
                                                                                                                                                                                                                                                                                 Pediatric‐SBS (US)


                                                                                                                                                         OBIZUR                      VONVENDI                       VONVENDI                                                       TAKHZYRO
                      NATPARA                                                                                                                             Ipsen
                     PTH replacement 
                                                                                                                                                   FVIII replacement             vWF replacement                 vWF replacement                                               Anti‐kallikrein mAb
                    Hypothyrodism (JP)                                                                                                                                           vWD Prophylaxis                  vWD Pediatric                                               HAE prophylaxis (CN)
                                                                                                                                                    CHAWI (US, EU)
      希少疾患
                                                                                                                                                     ADYNOVATE
                                                                                                                                                  Pediatric HemA (EU)



       ニューロ                                                                                                                                           BUCCOLAM
                                                                                                                                                GABA Allosteric Modulator 
                                                                                                                                                                                                                                                                                  TRINTELLIX™
                                                                                                                                                                                                                                                                                        Lundbeck

      サイエンス
                                                                                                                                                                                                                                                                               Multimodal  anti‐depressant
                                                                                                                                                 Status Epilepticus (JP)                                                                                                                MDD (JP) 


                                                                                                                                                                                       HYQVIA                           HYQVIA
                                                                                                                                                        CINRYZE
     ⾎漿分画製剤                                                                                                                                             C1‐inh
                                                                                                                                                                                      Halozyme
                                                                                                                                                                               IgG 10% + Recombinant Human 
                                                                                                                                                                                                                        Halozyme
                                                                                                                                                                                                              IgG 10% + Recombinant Human 
                                                                                                                                                  HAE prophylaxis (JP)                 Hyaluronidase                  Hyaluronidase
                                                                                                                                                                                          CIDP                    Pediatric PID (US)


                                                                                                                                                                                                                                                                              2018年度第三四半期以降のステージアップ/追加
                                                                                                                                                                                                                                                                              2018年4⽉1⽇以降のステージアップ/追加
2019年5⽉14⽇時点のパイプライン。 地域の略語: GL = グローバル(⽶国、欧州、⽇本、中国)。全てのパイプラインを⽰しているわけではありません。他の疾患領域でも開発を実施していることがあります。                                                                                                                                                                        オーファンドラッグ(希少疾病医薬品)指定
疾患名の略語については補遺をご参照ください。                                                                                                                                                                                                                                                        (いずれかの開発地域もしくは効能で指定を受けたもの)
                                                                                                                                                                                                                                                                              申請が可能な臨床第2相試験
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     イノベーションの次なるウェーブ:
     2019年度に予定される新規候補物質パイプラインの主なイベント
                                           作⽤機序         疾患/事業領域                       予定されるイベント                   19年度


     ピボタル段階   TAK‐924 (pevonedistat)      NAE 阻害薬        オンコロジー   ⾻髄異形成症候群 ピボタルPh-2試験データ読み出し                        H1
     開発品                                  EGFR/HER2
                     TAK‐788                             オンコロジー   治療未実施の⾮⼩細胞肺がん Ph-3試験開始                            H1
                                            阻害薬
                                          オーロラA
                TAK‐823 (alisertib)                      オンコロジー   急性⾻髄性⽩⾎病 Ph-3試験開始                                 H2
                                         キナーゼ阻害薬

                     TAK‐755            ADAMTS13 酵素補充     希少疾患    先天性⾎栓性⾎⼩板減少性紫斑病 Ph-3試験再開                          H2
                                        イズロン酸-2-スルファ
                                                                  ハンター症候群および認知障害 Ph-3試験データ読み出し
                     TAK‐609               ターゼ補充          希少疾患                                                      H1
                                          (髄腔内投与)
                                                                  (2年間の延⻑試験)

                     TAK‐003             デング熱ワクチン         ワクチン    デング熱ワクチンとしての申請可否の判断                               H2
                                         抗CD38抗体と活性
     早期臨床段階          TAK‐573            減弱サイトカインとの       オンコロジー   再発/難治性多発性⾻随種 POC検証試験データ読み出し                       H1
                                            融合蛋⽩
     開発品
                     TAK‐676            STING アゴニスト      オンコロジー   全⾝性静脈内投与 Ph-1試験開始                                 H1

                   Cell Therapy         (現時点では特定せず)      オンコロジー   少なくとも⼀つの⾰新的がん免疫細胞療法のヒト初回投与への進捗                    H2
                                          免疫寛容誘導 /
               TIMP‐Glia / Kuma062                       消化器系疾患   セリアック病 POC検証試験のデータ読み出し                            H1
                                         グルテン分解酵素

                     TAK‐748            第IX因⼦遺伝⼦治療        希少疾患    ⾎友病B Ph-1試験開始                                     H2
                                          オレキシン2R
                     TAK‐925                            ニューロサイエンス 来たるR&D Day でオレキシン2Rアゴニストプログラムアップデート               H2
                                           アゴニスト
                                          ジカウイルス
                     TAK‐426                              ワクチン    ジカウイルスワクチンとしての早期POC検証試験 データ読み出し                   H2
                                           ワクチン


                                                      表中の研究開発マイルストンは⼀部であり、包括的なものではありません。タイムラインは現在想定しているものであり、変更の可能性があります。
                                                      POC:プルーフオブコンセプト;疾患名の略語については補遺をご参照ください。
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     2019年度に予定される既発売品研究開発における主なイベント

                        品⽬                                                 予定されるイベント                              19年度

                     ADCETRIS                末梢性T細胞リンパ腫(フロントライン適応)欧州申請 (ECHELON‐2 試験)                               H1

                     ALUNBRIG                ALTA‐1L ALK陽性⾮⼩細胞肺がん(フロントライン適応)2回⽬の中間解析                                H1

                    Cabozantinib             腎がん(セカンドライン適応)⽇本承認 (⽇本における初の承認)                                        H2

                                             アミロイドーシス Ph‐3試験 データ読み出し                                                H1
                      NINLARO
                                             ⾃家造⾎幹細胞移植未実施の多発性⾻髄腫における維持療法Ph‐3試験 データ読み出し (TOURMALINE MM4試験)           H2

                      ALOFISEL               クローン病に伴う肛囲複雑瘻孔 ⽶国ピボタル試験開始 (ADMIRE II 試験)                               H1

                                             クローン病 ⽇本承認                                                             H1

                      ENTYVIO                クローン病 ⽪下投与製剤 ⽶国申請                                                      H2

                                             潰瘍性⼤腸炎 ⽪下投与製剤 ⽶国承認                                                     H2

                      GATTEX                 短腸症候群 ⽶国承認 (⼩児適応)                                                      H1


                     TAKHZYRO                ブラジキニン介在性⾎管性浮腫 試験開始                                                    H2



                     TRINTELLIX              ⼤うつ病 ⽇本承認                                                              H1




                 GLASSIA/ARALAST             1  アンチトリプシン⽋損を伴う肺気腫 ピボタル試験開始                                          H2



                表中の研究開発マイルストンは⼀部であり、包括的なものではありません。タイムラインは現在想定しているものであり、変更の可能性があります。疾患名の略語については補遺をご参照ください。
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     R&D Days 開催予定



                 ニューヨーク R&D Day
                 2019年11⽉14⽇ (⽊)*


                 東京 R&D Day
                 2019年11⽉21⽇(⽊)*




                 *開催⽇が確定しましたら、案内状をお送り致します


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     強固な財務
     プロファイル
                                                                コスタ・サルウコス
                                                              チーフ フィナンシャル オフィサー




      01.            02.        03.       04.      05.            06.
      Introduction   ビジネスエリアの   R&Dエンジン   強固な財務    Closing        質疑応答
                     フォーカス                プロファイル   Remarks
     2018年度の好調な業績は主⼒の成⻑製品と規律ある経費管理が牽引

     2018年度 旧武⽥薬品の業績 *1                                                     2018年度 連結業績 *2
     当初予想を⼤きく上回る                                                            旧武⽥薬品の好業績により買収関連費⽤を吸収


                                                                                               • 売上収益 +18.5%
                               • 売上収益 +1.0%
                                                                                                流通チャネルにかかる武⽥薬品の⽅針をShire社
                                 事業等の売却影響と為替影響を受けるも増収
                                                                                                製品に適⽤、⼀時的なネガティブ影響を受ける
      財務ベース                    • 営業利益 +70.3%
                                                                              財務ベース
                                                                                               • EPS △52.6%の113円
      実績                         ビジネスモメンタムが牽引し、不動産の売却益が                       実績