4502 武田薬 2021-10-06 08:30:00
経口オレキシン作動薬TAK-994の臨床プログラムのアップデートについて [pdf]

                                        Better Health, Brighter Future

                                             会社名 武田薬品工業株式会社
                                   代表者 代表取締役社長 CEO クリストフ・ウェバー
                                              (コード番号 4502 東証第 1 部)

News Release                   報道関係問合せ先 グローバル コーポレート アフェアーズ
                                                  中村菜名子 03-3278-2264
 2021 年 10 月 6 日
                                         E-mail: nanako.nakamura@takeda.com




           経口オレキシン作動薬 TAK-994 の臨床プログラムのアップデートについて



当社は、このたび、経口投与可能なオレキシン 2 型受容体選択的作動薬である TAK-994 の臨床第 2 相試験
において、安全性シグナルの存在が明らかになりましたのでお知らせします。緊急の予防策として、患者さん
への投与を中断し、2 つの臨床第 2 相試験を予定より早く終了することを決定しました。これにより TAK-994
のベネフィット・リスクプロファイル評価を迅速に実施し、プログラムの次の段階について判断します。

当社のニューロサイエンス疾患領域ユニットヘッドであるサラ・シェイク(Sarah Sheikh)は、「革新的な医薬品の
開発に取り組む当社にとって、臨床試験に参加される患者さんの安全性の確保は最重要事項です。今回の
重要な臨床試験に参加いただいた患者さん、医師、施設スタッフの皆様に感謝申し上げます。当社はナルコ
レプシーの患者さんに革新的で安全かつ有効な治療法をお届けすることを目指しており、TAK-994 の今後の
開発に向けて、入手可能なデータを迅速に評価してまいります」と述べています。

当社は現在、臨床第 1 相試験を実施中の経口オレキシン作動薬である TAK-861 を含む、複数新規候補物
質を有するオレキシン・フランチャイズの開発を推進しています。



<武田薬品のニューロサイエンスに対する取り組みについて>
武田薬品のニューロサイエンスに対する取り組みは、神経疾患を有する患者さんの大きなアンメットニーズを
解決するという強い思いによって推進されています。武田薬品の使命は、患者さんに、革新的で疾患を根本
から解決する可能性のある医薬品をお届けすることです。患者さんに対する武田薬品のコミットメントは、研究
開発に邁進することにとどまらず、神経精神疾患患者さんや医療機関を支援して疾患や治療に対する認知度
を高め、啓発し、治療へのアクセスを拡大することに取り組んでいます。

<武田薬品について>
武田薬品工業株式会社(TSE: 4502/NYSE: TAK)は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さん
を中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディン
グカンパニーです。武田薬品は、「すべての患者さんのために、ともに働く仲間のために、いのちを育む地球
のために」という約束を胸に、革新的な医薬品を創出し続ける未来を目指します。研究開発においては、オン
コロジー(がん)、希少遺伝子疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の 4
つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤とワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究
開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプライン
を構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。
                                                        1
武田薬品は、約 80 の国と地域で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよ
うに活動しています。詳細については https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。


<留意事項>
本留意事項において、「リリース」とは、本ニュースリリース(添付資料および補足資料を含みます。)において
武田薬品工業株式会社(以下、「武田薬品」)によって説明または配布された本書類、口頭のプレゼンテーシ
ョン、質疑応答および書面または口頭の資料を意味します。本リリース(それに関する口頭の説明および質疑
応答を含みます。)は、いかなる法域においても、いかなる有価証券の購入、取得、申込み、交換、売却、その
他の処分の提案、案内もしくは勧誘またはいかなる投票もしくは承認の勧誘のいずれの一部を構成、表明ま
たは形成するものではなく、またこれを行うことを意図しておりません。本リリースにより株式または有価証券の
募集を公に行うものではありません。米国 1933 年証券法(その後の改正を含みます。)に基づく登録または登
録免除の要件に従い行うものを除き、米国において有価証券の募集は行われません。本リリースは、(投資、
取得、処分、その他の取引の検討のためではなく)情報提供のみを目的として受領者により使用されるという
条件の下で(受領者に対して提供される追加情報と共に)提供されております。当該制限を遵守しなかった場
合には、適用のある証券法違反となる可能性がございます。武田薬品が直接的に、または間接的に投資して
いる会社は別々の会社になります。本リリースにおいて、「武田薬品」という用語は、武田薬品およびその子会
社全般を参照するものとして便宜上使用されていることがあります。同様に、「当社(we、us および our)」という
用語は、子会社全般またはそこで勤務する者を参照していることもあります。これらの用語は、特定の会社を
明らかにすることが有益な目的を与えない場合に用いられることもあります。

本ニュースリリースに記載されている製品名は、武田薬品または各所有者の商標または登録商標です。


<将来に関する見通し情報>
本ニュースリリースおよび本ニュースリリースに関して配布された資料には、武田薬品の見積もり、予測、目標
および計画を含む当社の将来の事業、将来のポジションおよび業績に関する将来見通し情報、理念または見
解が含まれています。将来見通し情報は、「目標にする(targets)」、「計画する(plans)」、「信じる(believes)」、
「望む(hopes)」、「継続する(continues)」、「期待する(expects)」、「めざす(aims)」、「意図する(intends)」、
「確実にする(ensures)」、「だろう(will)」、「かもしれない(may)」、「すべきであろう(should)」、「であろう
(would)」「すること ができた(could)」、「予想され る(anticipates)」、「見込む(estimates)」、「予想する
(projects)」などの用語もしくは同様の表現またはそれらの否定表現を含むことが多いですが、これらに限られ
るものではございません。これら将来見通し情報は、多くの重要な要因に関する前提に基づいており、実際の
業績は、将来見通し情報において明示または暗示された将来の業績とは大きく異なる可能性があります。そ
の重要な要因には、日本および米国の一般的な経済条件を含む当社のグローバルな事業を取り巻く経済状
況、競合製品の出現と開発、世界的な医療制度改革を含む関連法規の変更、臨床的成功および規制当局に
よる判断とその時期の不確実性を含む新製品開発に内在する困難、新製品および既存製品の商業的成功の
不確実性、製造における困難又は遅延、金利及び為替の変動、市場で販売された製品又は候補製品の安全
性又は有効性に関するクレームまたは懸念、新規コロナウイルス・パンデミックのような健康危機が、当社が事
業を行う国の政府を含む当社とその顧客および供給業者に及ぼす影響、買収対象企業との PMI(買収後の
統合活動)の時期および影響、武田薬品の事業にとってのノン・コア資産を売却する能力およびかかる資産売
却のタイミング、当社のウェブサイト(https://www.takeda.com/jp/investors/sec-filings/)または www.sec.gov
において閲覧可能な米国証券取引委員会に提出した Form 20-F による最新の年次報告書および当社の他
の報告書において特定されたその他の要因が含まれます。武田薬品は、法律や証券取引所の規則により要
請される場合を除き、本ニュースリリースに含まれる、または当社が提示するいかなる将来見通し情報を更新
する義務を負うものではありません。過去の実績は将来の経営結果の指針とはならず、また、本ニュースリリー

                                                                                2
スにおける武田薬品の経営結果は武田薬品の将来の経営結果またはその公表を示すものではなく、その予
測、予想、保証または見積もりではありません。

<医療情報>
本ニュースリリースには、製品についての情報が含まれておりますが、それらの製品は、すべての国で発売さ
れているものではありません。また、国によって異なる商標、効能、用量等で販売されている場合もあります。こ
こに記載されている情報は、開発品を含むいかなる医療用医薬品の効能を勧誘、宣伝又は広告するものでは
ありません。



                                                以上




                                                  3