4502 武田薬 2021-04-01 09:00:00
日本における糖尿病治療薬4剤の帝人ファーマ株式会社への譲渡完了について [pdf]

                                          Better Health, Brighter Future

                                              会社名 武田薬品工業株式会社
                                    代表者 代表取締役社長 CEO クリストフ・ウェバー
                                               (コード番号 4502 東証第 1 部)

News Release                    報道関係問合せ先 グローバル・コーポレート・アフェアーズ
                                                     小林一三 03-3278-2095
2021 年 4 月 1 日
                                          E-mail: kazumi.kobayashi@takeda.com



       日本における糖尿病治療薬 4 剤の帝人ファーマ株式会社への譲渡完了について

当社は、本日、以前公表した、糖尿病治療薬 4 剤(ネシーナ錠、リオベル配合錠、イニシンク配合錠、ザフ
                                    ※
ァテック錠。以下、総称して「本譲渡対象製品」)の 1,330 億円   での帝人ファーマ株式会社(以下、「帝人
ファーマ」)への資産譲渡を完了しましたのでお知らせします。本資産譲渡契約は 2021 年 2 月に公表して
おりました。


本譲渡対象製品は、今後も患者さんのニーズを満たす重要な役割を担うものの、当社の長期的成長を牽
引する主要ビジネスエリアの製品には該当しません。当社は、現在、主要な 5 つのビジネスエリア(消化器
系疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー、ニューロサイエンス)において最先端のイノベーションを
追求しており、人生を豊かにする革新的な医薬品をより多くの患者さんにお届けしていくべく取り組みを進
めています。なお、本譲渡対象製品の 2020 年 3 月期における日本国内の売上高は 308 億円でした。


当社および帝人ファーマは製造供給契約および流通契約を締結し、当社は引き続き本譲渡対象製品を製
造し帝人ファーマに供給し、流通は当社が担います。なお、本譲渡対象製品の製造販売承認権は当面の
間当社が引き続き保有し、承継時期については今後検討し決定してまいります。


当社は、本資産譲渡で得られる資金を負債の減額に充て、2021 年度から 2023 年度に純有利子負債/調
整後 EBITDA 倍率を 2 倍にする目標に向け、レバレッジ低下をさらに加速させてまいります。

当社は、2019 年1月以降現在まで、本件を含め 12 案件で合計最大約 129 億米ドルの売却について公表
しており、100 億米ドルの売却目標額をすでに上回っております。

当社は、本資産譲渡が 2021 年 4 月 1 日に成立したことにより、2022 年 3 月期第 1 四半期に本資産譲渡
に係る収益を計上します。本資産譲渡に伴う税引前当期利益と親会社の所有者に帰属する当期利益に対
する増益影響は、それぞれ約 1,300 億円と約 900 億円を見込んでいます。本件は、ノン・コア資産の譲渡
に係るものであるため、Core ベースの営業利益や当期利益に対する影響はありません。2022 年 3 月期の
通期の連結業績予想につきましては、本年 5 月の年度末決算発表の際に公表させていただく予定です。




※
 本資産譲渡の価額には製品在庫の譲渡価額が含まれております。また、本資産譲渡の価額は、本資産譲渡の実行日時点での
製品在庫の金額により調整が行われます。
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<報道関係問い合わせ先>                                <投資家関係問い合わせ先>
GCA グローバルパブリックリレーションズ                       グローバルファイナンス IR
小林 一三                                       クリストファー・オライリー
Tel: 03-3278-2095                           Tel: 03-3278-2306
Email: kazumi.kobayashi@takeda.com          Email: takeda.ir.contact@takeda.com



<武田薬品について>
武 田 薬 品 工 業株 式 会 社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日 本 に本社 を置 き、自 らの企 業 理 念 に基づ
き患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ
医 薬 品 のリーディングカンパニーです。武 田 薬品 は、「すべての患 者 さんのために、ともに働 く仲 間
のために、いのちを育 む地 球 のために」という約束 を胸 に、革 新 的 な医薬 品 を創 出し続 ける未来 を
目指します。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少遺伝子疾患及び血液疾患、ニューロ
サイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の 4 つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿
分画製剤とワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシ
ップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的
な医 薬 品を開 発し、人々の人 生を豊かにする新 たな治療 選 択肢 をお届 けします。武田 薬 品は、約
80 カ国で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動してい
ます。詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。


<留意事項>
本留意事項において、「ニュースリリース」とは、本資料(添付資料及び補足資料を含みます。)において武
田薬品工業株式会社(以下、「武田薬品」)によって説明又は配布された本書類、口頭のプレゼンテーショ
ン、質疑応答及び書面又は口頭の資料を意味します。本ニュースリリース(それに関する口頭の説明及び
質疑応答を含みます。)は、いかなる法域においても、いかなる有価証券の購入、取得、申込み、交換、売
却その他の処分の提案、案内若しくは勧誘又はいかなる投票若しくは承認の勧誘のいずれの一部を構成、
表明又は形成するものではなく、またこれを行うことを意図しておりません。本ニュースリリースにより株式又
は有価証券の募集を公に行うものではありません。米国 1933 年証券法に基づく登録又は登録免除の要
件に従い行うものを除き、米国において有価証券の募集は行われません。本ニュースリリースは、(投資、
取得、処分その他の取引の検討のためではなく)情報提供のみを目的として受領者により使用されるという
条件の下で(受領者に対して提供される追加情報と共に)提供されております。当該制限を遵守しなかった
場合には、適用のある証券法違反となる可能性がございます。武田薬品が直接的に、又は間接的に投資
している会社は別々の会社になります。本ニュースリリースにおいて、「武田薬品」という用語は、武田薬品
及びその子会社全般を参照するものとして便宜上使われていることがあり得ます。同様に、「当社(we、us
及び our)」という用語は、子会社全般又はそこで勤務する者を参照していることもあり得ます。これらの用語
は、特定の会社を明らかにすることが有益な目的を与えない場合に用いられることもあり得ます。


<将来に関する見通し情報>
本ニュースリリース及び本ニュースリリースに関して配布された資料には、武田薬品の見積もり、予測、目標
及び計画を含む当社の将来の事業、将来のポジション及び業績に関する将来見通し情報、理念又は見解
が含まれています。将来見通し情報は、「目標にする(targets)」、「計画する(plans)」、「信じる(believes)」、
「望む(hopes)」、「継続する(continues)」、「期待する(expects)」、「めざす(aims)」、「意図する(intends)」、
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「確実にする(ensures)」、「だろう(will)」、「かもしれない(may)」、「すべきであろう(should)」、「であろう
(would)」「することができた(could)」、「予想される(anticipates)」、「見込む(estimates)」、「予想する
(projects)」などの用語若しくは同様の表現又はそれらの否定表現を含むことが多いですが、それに限ら
れるものではありません。これら将来見通し情報は、多くの重要な要因に関する前提に基づいており、実際
の業績は、将来見通し情報において明示又は暗示された将来の業績とは大きく異なる可能性があります。
その重要な要因には、日本及び米国の一般的な経済条件を含む当社のグローバルな事業を取り巻く経済
状況、競合製品の出現と開発、世界的な医療制度改革を含む関連法規の変更、臨床的成功及び規制当
局による判断とその時期の不確実性を含む新製品開発に内在する困難、新製品および既存製品の商業
的成功の不確実性、製造における困難又は遅延、金利及び為替の変動、市場で販売された製品又は候
補製品の安全性又は有効性に関するクレーム又は懸念、新規コロナウイルス・パンデミックのような健康危
機が、当社が事業を行う国の政府を含む当社とその顧客及び供給業者又は当社事業の他の側面に及ぼ
す影響、買収対象企業との PMI(買収後の統合活動)の時期及び影響、武田薬品の事業にとってのノン・
コア資産を売却する能力及びかかる資産売却のタイミング、当社のウェブサイト(https://www.takeda.
com/investors/reports/sec-filings/)又は www.sec.gov において閲覧可能な米国証券取引委員会に提出
した Form 20-F による最新の年次報告書及び当社の他の報告書において特定されたその他の要因が含
まれます。武田薬品は、法律や証券取引所の規則により要請される場合を除き、本ニュースリリースに含ま
れる、又は当社が提示するいかなる将来見通し情報を更新する義務を負うものではありません。過去の実
績は将来の経営結果の指針とはならず、また、本ニュースリリースにおける武田薬品の経営結果は武田薬
品の将来の経営結果又はその公表を示すものではなく、その予測、予想、保証又は見積もりではありませ
ん。

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