4502 武田薬 2021-03-31 15:00:00
武田コンシューマーヘルスケア株式会社株式のBlackstoneへの譲渡完了について [pdf]

                                                       会社名 武田薬品工業株式会社
    News Release                              代表者 代表取締役社長 CEO クリストフ・ウェバー
    2021 年 3 月 31 日                                     (コード番号 4502 東証第 1 部)




               武田コンシューマーヘルスケア株式会社株式の Blackstone への譲渡完了について

当社は、本日、武田コンシューマーヘルスケア株式会社(本社:東京都千代田区、以下「TCHC 社」)の全株式につい
て、The Blackstone Group Inc. とその関係会社(以下、総称して「Blackstone」)が運用するプライベート・エクイティ・フ
ァンドが管理する買収目的会社 Oscar A-Co 株式会社(以下「譲受会社」)への譲渡を完了しましたのでお知らせしま
す。本株式譲渡は、2020 年 8 月に公表しておりました。


本株式譲渡完了に伴い、TCHC 社は当社連結子会社から除外され 1、新たに「アリナミン製薬株式会社」(以下「アリナ
ミン製薬」)として今後事業を運営していくこととなります。


アリナミン製薬は、日本初のビタミン B1 製剤であるアリナミンや総合感冒薬であるベンザをはじめとした製品を通じて
人々の健康に貢献し、特に同社のトップ製品でもあるアリナミンは、お客様の信頼を獲得して強力なブランドを築いて
います。今後、同社は、Blackstone の積極的かつ戦略的な投資のもと、独立した企業グループとして迅速かつ柔軟な
意思決定を行うことで、市場ニーズに即応し、製品ブランドをより一層成長させ、さらに発展していくものと当社は確信し
ています。


本株式譲渡は、グローバルでの長期成長戦略に沿ってポートフォリオを最適化し、重要な製品を途切れることなく患者
さんにお届けする当社の資産売却戦略に寄与するものです。


なお、株式譲渡価額は、企業価値 2,420 億円に、2021 年3月 31 日現在の TCHC 社および武田ヘルスケア株式会社
の純有利子負債や運転資本等に係る調整を行い、最終的に確定しますが、現時点では約 2,300 億円となる見込みで
す。また、本株式譲渡が成立したことにより、2021 年3月期に約 1,400 億円の株式売却益(税引前)が発生することとな
り、親会社の所有者に帰属する当期利益に対してもほぼ同額の増益影響を見込んでいます。本件は、ノン・コア事業
の譲渡に係るものであるため、Core ベースの営業利益や当期利益に対する影響はありません。




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    本株式譲渡により、TCHC 社の完全子会社である武田ヘルスケア株式会社も当社の連結子会社から除外されました。



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<武田薬品について>
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを
中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカン
パニーです。武田薬品は、「すべての患者さんのために、ともに働く仲間のために、いのちを育む地球のために」
という約束を胸に、革新的な医薬品を創出し続ける未来を目指します。研究開発においては、オンコロジー(が
ん)、希少遺伝子疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の 4 つの疾患領域
に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤とワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化
ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することによ
り、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約 80
カ国で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。



<報道関係問い合わせ先>                                 <投資家関係問い合わせ先>
GCA グローバルパブリックリレーションズ                        グローバルファイナンス IR
小林 一三                                        クリストファー・オライリー
Tel: 03-3278-2095                            Tel: 03-3278-2306
Email: kazumi.kobayashi@takeda.com           Email: takeda.ir.contact@takeda.com



<留意事項>
本留意事項において、「ニュースリリース」とは、本ニュースリリース(添付資料及び補足資料を含みます。)において武
田薬品工業株式会社(以下、「武田薬品」)によって説明又は配布された本書類、口頭のプレゼンテーション、質疑応
答及び書面又は口頭の資料を意味します。本ニュースリリース(それに関する口頭の説明及び質疑応答を含みます。)
は、いかなる法域においても、いかなる有価証券の購入、取得、申込み、交換、売却その他の処分の提案、案内若しく
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武田薬品が直接的に、又は間接的に投資している会社は別々の会社になります。本ニュースリリースにおいて、「武田
薬品」という用語は、武田薬品およびその子会社全般を参照するものとして便宜上使われていることがあり得ます。同
様に、「当社(we、us および our)」という用語は、子会社全般又はそこで勤務する者を参照していることもあり得ます。こ
れらの用語は、特定の会社を明らかにすることが有益な目的を与えない場合に用いられることもあり得ます。




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<将来に関する見通し情報>
本ニュースリリース及び本ニュースリリースに関して配布された資料には、武田薬品の見積もり、予測、目標及び計画を
含む当社の将来の事業、将来のポジション及び業績に関する将来見通し情報、理念又は見解が含まれています。将
来見通し情報は、「目標にする(targets)」、「計画する(plans)」、「信じる(believes)」、「望む(hopes)」、「継続する
(continues)」、「期待する(expects)」、「めざす(aims)」、「意図する(intends)」、「確実にする(ensures)」、「だろう
(will)」、「かもしれない(may)」、「すべきであろう(should)」、「であろう(would)」、「することができた(could)」、「予想さ
れる(anticipates)」、「見込む(estimates)」、「予想する(projects)」などの用語若しくは同様の表現又はそれらの否定表
現を含むことが多いですが、それに限られるものではありません。これら将来見通し情報は、多くの重要な要因に関す
る前提に基づいており、実際の業績は、将来見通し情報において明示又は暗示された将来の業績とは大きく異なる可
能性があります。その重要な要因には、日本及び米国の一般的な経済条件を含む当社のグローバルな事業を取り巻く
経済状況、競合製品の出現と開発、世界的な医療制度改革を含む関連法規の変更、臨床的成功及び規制当局によ
る判断とその時期の不確実性を含む新製品開発に内在する困難、新製品および既存製品の商業的成功の不確実性、
製造における困難又は遅延、金利及び為替の変動、市場で販売された製品又は候補製品の安全性又は有効性に関
するクレーム又は懸念、新規コロナウイルス・パンデミックのような健康危機が、当社が事業を行う国の政府を含む当社
とその顧客及び供給業者又は当社事業の他の側面に及ぼす影響、買収対象企業との PMI(買収後の統合活動)の時
期及び影響、武田薬品の事業にとってのノン・コア資産を売却する能力及びかかる資産売却のタイミング、当社のウェ
ブサイト(https://www.takeda.com/investors/reports/sec-filings/)又は www.sec.gov において閲覧可能な米国証券取
引委員会に提出した Form 20-F による最新の年次報告書及び当社の他の報告書において特定されたその他の要因
が含まれます。武田薬品は、法律や証券取引所の規則により要請される場合を除き、本ニュースリリースに含まれる、
又は当社が提示するいかなる将来見通し情報を更新する義務を負うものではありません。過去の実績は将来の経営結
果の指針とはならず、また、本ニュースリリースにおける武田薬品の経営結果は武田薬品の将来の経営結果又はその
公表を示すものではなく、その予測、予想、保証又は見積もりではありません。



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