4502 武田薬 2021-03-11 19:30:00
成長新興国市場の戦略アップデートコール(2021年3月11日開催)プレゼンテーション資料 [pdf]

                                                  会社名 武田薬品工業株式会社
                                       代表者 代表取締役社長 CEO クリストフ・ウェバー
                                                   (コード番号 4502 東証第 1 部)
                                    報道関係問合せ先 グローバル コーポレートアフェアーズ

Takeda Information
                                                         小林一三 03-3278-2095
                                              E-mail: kazumi.kobayashi@takeda.com
 2021 年 3 月 11 日




                   成長新興国市場の戦略アップデートコール開催について


当社は、3 月 11 日(木)午後 8:30-10:15(米国東部時間 3 月 11 日(木)午前 6:30-8:15)に「成長新興国市場
の戦略アップデートコール」を開催しますので、プレゼンテーション資料を公開させていただきます。本カンフ
ァレンスコールでは、市場を上回る 2 桁台の売上収益の成長を目指す当社の Growth & Emerging Markets
Business Unit の戦略について説明させていただきます。

本カンファレンスコールの模様は、当社ウェブサイトの IR イベントのページから視聴が可能です。



                                                                               以上
イノベーションおよび患者さんアクセスへの投資により
持続可能な成長を推進
成長新興国市場(GEM) INVESTOR DAY



2021年3月11日
  重要な注意事項
  本注意事項において、「プレゼンテーション(presentation)」とは、本プレゼンテーションにおいて武田薬品工業株式会社(以下、「武田薬品」)によって説明又は配布された本書類、口頭のプレゼンテーション、質疑応答及び書面又は口頭の資料
  を意味します。本プレゼンテーション(それに関する口頭の説明及び質疑応答を含みます)は、いかなる法域においても、いかなる有価証券の購入、取得、申込み、交換、売却その他の処分の提案、案内若しくは勧誘又はいかなる投票若しくは承認の
  勧誘のいずれの一部を構成、表明又は形成するものではなく、またこれを行うことを意図しておりません。本プレゼンテーションにより株式又は有価証券の募集を公に行うものではありません。米国 1933 年証券法に基づく登録又は登録免除の要件に
  従い行うものを除き、米国において有価証券の募集は行われません。本プレゼンテーションは、(投資、取得、処分その他の取引の検討のためではなく)情報提供のみを目的として受領者により使用されるという条件の下で(受領者に対して提供され
  る追加情報と共に)提供されております。当該制限を遵守しなかった場合には、適用のある証券法違反となる可能性がございます。

  武田薬品が直接的に、又は間接的に投資している会社は別々の会社になります。本プレゼンテーションにおいて、「武田薬品」という用語は、武田薬品及びその子会社全般を参照するものとして便宜上使われていることがあり得ます。同様に、「当社
  (we、us及びour)」という用語は、子会社全般又はそこで勤務する者を参照していることもあり得ます。これらの用語は、特定の会社を明らかにすることが有益な目的を与えない場合に用いられることもあり得ます。

  将来に関する見通し情報
  本プレゼンテーション及び本プレゼンテーションに関して配布された資料には、武田薬品の見積もり、予測、目標及び計画を含む当社の将来の事業、将来のポジション及び業績に関する将来見通し情報、理念又は見解が含まれています。将来見通し情
  報は、「目標にする(targets)」、「計画する(plans)」、「信じる(believes)」、「望む(hopes)」、「継続する(continues)」、「期待する(expects)」、「めざす(aims)」、「意図する(intends)」、「確実にする
  (ensures)」、「だろう(will)」、「かもしれない(may)」、「すべきであろう(should)」、「であろう(would)」「することができた(could)」、「予想される(anticipates)」、「見込む(estimates)」、「予想する(projects)」
  などの用語若しくは同様の表現又はそれらの否定表現を含むことが多いですが、それに限られるものではございません。これら将来見通し情報は、多くの重要な要因に関する前提に基づいており、実際の業績は、将来見通し情報において明示又は暗示
  された将来の業績とは大きく異なる可能性があります。その重要な要因には、日本及び米国の一般的な経済条件を含む当社のグローバルな事業を取り巻く経済状況、競合製品の出現と開発、関連法規の変更、製品開発計画の成功又は失敗、規制当局に
  よる判断とその時期、金利及び為替の変動、市場で販売された製品又は候補製品の安全性又は有効性に関するクレーム又は懸念等、新規コロナウイルス・パンデミックのような健康危機が、当社が事業を行う国の政府を含む当社とその顧客及び供給業
  者に及ぼす影響、買収対象企業とのPMI(買収後の統合活動)の時期及び影響、武田薬品の事業にとってのノン・コア資産を売却する能力及びかかる資産売却のタイミング、当社のウェブサイト(https://www.takeda.com/investors/reports/sec-
  filings/)又はwww.sec.gov において閲覧可能な米国証券取引委員会に提出したForm 20-Fによる最新の年次報告書及び当社の他の報告書において特定されたその他の要因が含まれます。武田薬品は、法律や証券取引所の規則により要請される場合を
  除き、本プレゼンテーションに含まれる、又は当社が提示するいかなる将来見通し情報を更新する義務を負うものではありません。過去の実績は将来の経営結果の指針とはならず、また、本プレゼンテーションにおける武田薬品の経営結果は武田薬品
  の将来の経営結果又はその公表を示すものではなく、その予測、予想、保証又は見積もりではありません。

  国際会計基準に準拠しない財務指標

  本プレゼンテーションには、実質的な売上収益、Core営業利益、実質的なCore営業利益、Core純利益、実質的なCore EPS、有利子純負債、EBITDA、調整後EBITDA、フリー・キャッシュ・フローのように、IFRSに準拠しない財務指標が含まれてい
  ます。当社役員は業績評価並びに経営及び投資判断を、IFRS及び本プレゼンテーションに含まれるIFRS以外の指標に基づき行っています。IFRSに準拠しない財務指標においては、最も近いIFRS財務指標では含まれることとなる、又は異なる数値と
  なる一定の利益、コスト及びキャッシュ・フロー項目を除外しております。IFRSに準拠しない財務指標を提供することで、当社役員は、投資家の皆様に対し、当社の経営状況、主要な業績及び動向の更なる分析のための付加的な情報を提供したいと
  考えております。IFRSに準拠しない財務指標は、IFRSに準拠するものではなく、付加的なものであり、また、IFRSに準拠する財務指標に代替するものではありません(IFRSに準拠する財務指標を「財務ベース」指標として参照している場合があり
  ます)。投資家の皆様におかれましては、IFRSに準拠しない財務指標につき、本プレゼンテーションのスライド42、43に記載した定義をご確認いただけますようお願い申し上げます。

  医療情報
  本プレゼンテーションには、製品についての情報が含まれておりますが、それらの製品は、すべての国で発売されているものではありませんし、また国によって異なる商標、効能、用量等で販売されている場合もあります。ここに記載されている情報
  は、開発品を含むいかなる医療用医薬品の効能を勧誘、宣伝又は広告するものではありません。

  財務情報
  当社の財務諸表は、IFRSに基づき作成しております。米国会計基準に基づき作成されておりましたシャイアー社の売上収益は、IFRSに組み替えておりますが、両者に重大な差異はございません。




2 |
  成長新興国市場(GEM) INVESTOR DAY




      リカルド・マレック           コスタ・サルウコス
      グロース&エマージング マーケッツ   チーフ フィナンシャル オフィサー(CFO)
      ビジネス ユニット(GEM BU)
      プレジデント
3 |
  アジェンダ

        時間              時間
      (東部時間)          (日本時間)
                                      アジェンダ


                                      Introduction
      06:30 – 06:40   20:30 – 20:40
                                      チーフ フィナンシャル オフィサー(CFO) コスタ・サルウコス




                                      成長新興国市場:イノベーション主導の成長と患者さんアクセスへの持続可能な投資を推進
      06:40 – 07:40   20:40 – 21:40
                                      グロース&エマージング マーケッツ ビジネス ユニット(GEM BU)プレジデント リカルド・マレック




      07:40 – 08:30   21:40 – 22:15   パネルQ&Aセッション




4 |
  バリュー(価値観)を根幹とする世界トップ10の研究開発
  型バイオ医薬品企業


      患者さん・社会・株主に対する長期的な価値の実現
      •   患者さん中心のバリュー(価値観)に基づき、
          目的を持ってサステナビリティを追求する会社

      •   主要市場で十分な競争力を持つ事業規模と地理的にバランスのとれた
          事業展開

      •   グローバルブランド14製品・12のウェーブ1パイプラインが
          売上成長を牽引する可能性

      •   治療法を変革しうる、次世代型医薬品の開発に注力する研究開発体制

      •   高い流動性による安定した財務力で、業界トップクラスの利益率、
          力強いキャッシュ・フローを達成する見通し

5 |
グロース&エマージングマーケッツ(成長新興国:GEM)
ビジネスユニット:戦略、リーダーシップ、成長
GEMビジネスユニットの戦略はグローバル戦略と合致
持続可能な売上収益成長および患者さんの医薬品アクセスを実現

                          GEM ポートフォリオ
                          「ファストトラック」
      「アクセスファースト」                             持続可能
                           イノベーション




      各国の事業運営モデルに関わらず、    タケダの重点治療領域における   現在および将来の患者さんの
      世界人口の約85%に相当する      革新的ブランドを         ために、拡大可能かつ持続可能な
      65億人の患者さんに          早期に上市するため投資を集中   アプローチを優先し、
      タケダのイノベーションへの                        革新的で人生を変えうる
      継続的なアクセスを患者さんに提供                     医薬品・治療法を
                                           探索、開発そして提供


                         GEM 各国でのプレゼンス
7 |
GEMビジネスユニットのポートフォリオの変革は、
タケダのグローバルイノベーションフォーカスと完全に連動
                                                                                                                  イノベーション
                                                                                                                   機会の獲得

                                                                                         成長と患者さんへの                今後10年間
                                                                                          インパクトを加速                グローバルブランドと
                                                                                                                ウェーブ1・2パイプラインの
                                        イノベーション                                                       今日           成長機会の最大化
                                         フォーカス                                                                     CORE営業利益率
                                                                                          ノン・コア事業等の売却
                                       2017-2019                                        イノベーションへ最大の注力               非希釈的
           準備                                                                            明確な投資の優先順位付け
                                        後発医薬品および                                                                  GEM の売上収益目標
                                                                                       GEM 2019年度財務ベース売上収益
                                    ブランド・ジェネリックの売却                                                              2030年度までに1兆円2
    2014-2016                        グローバルブランドの上市                                                4,570億円
                                       シャイアー社の統合                                         主要な5つのビジネスエリア
 ポートフォリオのグローバル化                                                                         (2019年度)ポートフォリオ:
                                           主な事業売却:
                                        Multilab(ブラジル)、
                                                                                              約95%1
    革新的な製品の上市準備                                                                             2020年度第3四半期連結累計の
                                        テックプール(中国)
                                                                                              グローバルブランド売上高
  2014年度財務ベース売上収益                      グローバルブランドの上市                                      +18%実質的な成長
      3,140億円                          新興国全体で34以上                                                    (対前年同期1)

   GEM売上収益へのグローバル
   ブランドの貢献(2014年度)
          <1%

  1. 売却資産調整後、実質的な成長ベース。定義はスライド42-43を参照してください   2. PTS(Probability of Technical Success、技術的成功確率)調整前
8 | 技術的成功確率(PTS)調整前の増分収益を含んでおり、「予測」や「目標」ではありません。PTSはあらかじめ設定されたエンドポイントや実現可能性などに基づいて、臨床試験・研究が成功し規制当局が承認する確率が対象。当社の商品化された製品やパイプラインが達成する将
    来の実際の売上は、臨床開発の結果が安全性、有効性、製品表示を含む多くの要素に左右されるため、実際の売上とは異なる可能性があり、それも大きく異なる可能性を含む。製品が承認された場合、患者層、競争環境、価格設定、償還などの商業的要因の影響も不確実です。
 GEMビジネスユニット:
 広大な地理的範囲をカバーし、世界人口の約85%に対応


                 グロース&
             エマージング マーケッツ
               ビジネスユニット



                                                          6      シンガポール     80
                                                        エリア        本社      ヵ国以上




          約65億人                                         約6,500      8       15
                                                        従業員       製造拠点    タイムゾーン




9 |   出所:国際通貨基金(IMF)、「世界経済見通しデータベースからの人口データ、2020年10月」
 多様かつ経験豊富な成長新興国の経営チーム:
 複雑さを見極め、強力なビジネスパフォーマンスを導く組織


                                             Ricardo Marek                              • 地域の事業変革をリード:5つの主要なビジネスエリアにおける、
                                             Head, GEM BU                                 革新的なポートフォリオとの整合性を一層強化
                                             Singapore                                  • タケダでの勤務歴約10年:元武田薬品ブラジル社長、その後中南米、
                                                                                          そして2017年よりGEMビジネスユニットプレジデント
                                                                                        • 以前の経歴、Organon International U.S.の CFO、そしてAkzo Nobel Group, Brazil の
                                                                                          Finance Managing Director および Vice President
     44%                      25
   幹部の女性比率                GEM Management
                            Committee         Renata Campos              Elena Kartasheva          Sean Shan                 Thomas Willemsen       Gaby Pittis             Mahender Nayak
                              メンバー            Country Head, Brazil       Country Head, Russia      Country Head, China       Area Head, APAC 1      Area Head, SAM1         Area Head, ICMEA 1
エリアのコマーシャル                                                                                                                   Singapore              Argentina               Dubai
 担当の半分が女性




                                                             Danilo Cassani            David Pearce              Alexander Musil          Elif Sezgin            Susanne Weissbaecker
                                                             Head, Business            Head, Portfolio           Head, Finance            Head, Human            Head, Access to
                                                             Operations                Management                Singapore                Resources              Medicines
                                                             Singapore                 Singapore                                          Singapore              Singapore



       15                 250年以上
 GEM Management           製薬リーダーシップ
   Committee                                                               メディカル                                           エシックス・                                                       サプライ
                            経験年数                 地域機能                     アフェアーズ
                                                                                                         法務              コンプライアンス
                                                                                                                                                 規制関連            事業開発
                                                                                                                                                                                        チェーン
  メンバーの国籍数
                                                    パブリック                       市場              コマーシャル                                       ファーマコ                                       コミュニ
                                                                                                                              品質                               設備・調達
                                                   アフェアーズ                     アクセス                        IT                                ヴィジランス                                      ケーション




10 | 1. APAC - アジア太平洋地域    ICMEA - インド、CIS(独立国家共同体)、トルコとアフリカを含む中東                 SAM – 南米南部、アンデス、メキシコおよびCAC(中米・カリブ)
 多様な環境に対応できる適切な能力を持ち、
 タケダのポートフォリオで強固な事業実績を実現



                                メディカル                              上市と
                  薬事規制                         市場アクセス
                               アフェアーズ                              商業化


          約150            >150                             約90
        主要GEM市場において、     2020年に実施された    コマーシャルアクセスの     主要なGEM市場における
       2019年以来5つの主要事業    GEM医療イベント数;        メカニズム        5つの治療領域での
       領域で150件の申請が承認     大半はデジタルで実施     • バリューに基づく契約     2019年以降の上市
                                          • 段階的価格設定



                           上市製品、
       2020年に、
                           発売開始製品と
                           パイプライン製品の
                                            >27
       • 中国でのタケダは多国籍       エビデンス生成
         企業の中で最も多くの製                    2020年のタケダ製品への     卓越した上市能力を
         品が承認                           患者さん支援プログラム数    発揮するための上市前計画
       • 3製品でブレイクスルー       メディカル機能                        と実行を担う人材が
         指定を取得             構築と開発計画                      GEM本社と各国内に存在




11 |
 タケダの革新的な医薬品への事業転換を加速すべく、GEMリーダーシップ
 メンバーはShire買収以降に約20億米ドルのノン・コア事業等の売却を実行

        5つの主要なビジネスエリアに合わせた売上収益の発展
         イノベーションフォーカスと成長に向け組織は大幅にシフト




                              約95%
                  54%
        25%


       2014年度    2019年度         現在
                 事業売却前         事業売却後

12 |
  GEMポートフォリオ:主要な5つのビジネスエリアにおけるグローバル製品が
  2020年度第3四半期累計で18%の実質的な売上収益成長を示す力強い事業基盤

                               % GEMにおける5つの主要なビジネスエリアの売上収益貢献比率
                               2019年度1

       5つの主要
       ビジネス




                                                                                                その他
        エリア                                                                              ニューロ         100%
                                       血漿分画製剤                  希少疾患   消化器系疾患   オンコロジー   サイエンス



                                    5つの主要なビジネスエリアにわたり、成長新興国の売上収益全体でバランスがとれている
   GEMにおけるグローバル
      ブランドの寄与:

          約30%


       グローバル
        ブランド
                                   >>50%
        2020年度
       第3四半期累計
       実質的な成長率
       (対前年同期2)


                                  25-50%
13 |   1. 売却資産調整後   2. 対前年比は実質的な成長率。定義はスライド42-43ページをご参照ください。
 ケーススタディ: ブラジルにおけるEntyvio-高いイノベーションが
 患者さんのニーズを満たすことに成功し、高い売上収益成長を実現




                                                                       発売開始:2016年5月

                   環境                                                            患者さん
                                                                                 治療中の患者数
                  • 公的・民間市場における生物学的製剤の保険償還
                  • イノベーションは民間市場で好まれる                                                                    約2,600
                                                                                                約1,500
                                                                                        1,000                        2021年
                                                                                 約400                             公的な保険償還が
                   主な成功要因
                                                                                 2017   2018      2019    2020
                                                                                                                    予定される
                  • UC/CDの1次治療としてEntyvioを位置づけ
                  • 民間市場におけるCD1次治療へのアクセス                                          患者さんのアクセス拡大には、
                  • 発売以来実施している患者支援プログラム                                              段階的価格設定や、
                                                                                   アクセス・プログラムなどの                  Entyvio使用患者さん
                                                                                      取り組みが貢献                       2020年度比較で
                                                                                         単位成長                        2022年までに
                   ブランドのパフォーマンス
                  • 2020年民間市場においてトップシェア
                    (市場シェア38%1)
                                                                                        105% CAGR
                                                                                          2016 - 2019
                                                                                                                     3倍
                  • タケダにとってブラジルトップ5ブランド                                                                             になる可能性2


14 |   UC:Ulcerative colitis(潰瘍性大腸炎)、CD:Crohn‘s disease(クローン病) | CAGR:年平均成長率
       1. 2020年7月のピーク時市場シェア、出所:IQVIA – 非リテール;DataSUS;SmPC 2. タケダ予測
GEM:著しい成長機会が期待できる環境
 タケダの主要なビジネスエリアにおける
 著しい患者さんのアンメットニーズによる力強い成長機会

                                                          例



              消化器系疾患                                  希少疾患               オンコロジー


         1,000人あたりの                               遺伝性血管性浮腫(HAE)        未分化リンパ腫キナーゼ
        生物学的製剤の浸透率                                    の診断率               (ALK)の検査率



      0.02                  0.8                   14%         70%      約60%   96%
      新興国市場                   米国                  新興国市場       欧州・カナダ    中国        米国
                                                                米国



16 | 出所: 入手可能な市場データ、業界データ、医療データをもとに作成されたタケダの推定値
    新興国市場のダイナミックなマクロ経済環境も長期的な成長機会を提供


政治指標1                                                           為替レート変動2                                                  GDP3(現在の米ドル、兆米ドル)

                        2000    2010   2015   2019
                                                               140                                                         38
           アルジェリア                                                      対米ドルで通貨安
           アルゼンチン                                                                                                          36                                           新興国市場
          オーストラリア                                              130                                         新興国市場           34
             ブラジル
                                                                                                                           32
               中国
 新興国市場




            コロンビア                                              120                                                         30
              インド
                                                                                                                           28
           カザフスタン
             メキシコ                                              110                                                         26
              ロシア                                                                                                          24
          サウジアラビア
                                                               100                                                         22                                           欧州+カナダ
               韓国
               台湾                                                                                                          20                                           米国
               タイ                                                                                                          18
                                                                90
              トルコ
                                                                                                                           16
             フランス
              ドイツ                                                                                                          14
 米国+日本+




                                                                80
 EUトップ5




             イタリア                                                                                      新興国市場
                                                                                                                           12
               日本                                                                                      ユーロ
             スペイン                                               70                                     先進経済国
                                                                                                                           10
               英国
                                                                      対米ドルで通貨高                         日本円                  8
               米国
                                                                60                                                          6
                                                                     2006                                       2019                                                    日本
                                                 強                                                                          4
            弱い
            -2.5                                +2.5                                                                        2000       2005       2010           2019

         1. Political Stability and Absence of Violence/Terrorism指標は、政治的に動機づけられた暴力やテロリズムを含む、違憲または暴力的な手段によって政府が不安定化したり転覆する可能性についての認識を測定するもの。政治安定性指数(-2.5弱、2.5強)
         出所:世界銀行2019年データ(2021年1月24日アクセス)
 17 |    2. 米連邦準備制度理事会(FRB)貿易加重米ドル指数:新興国市場経済商品・サービス
         3. 世界銀行2019年データ(2021年1月24日アクセス)
 医療費の大幅かつ継続的な伸びはGEM地域に
 非常に優れた成長機会を提供
   医療費総額(現在価格、兆米ドル)                                                                 2000-2018 CAGR (%)
                                                                                                         2010~2018年の間に増加した
        3.5                                                                                                  世界の医療費のうち
                      総平均値以上(約6%)                                       米国               約6%




                                                                                                         約40%
                      総平均以下(約6%)
        3.0


        2.5
                                                                        新興国市場           約10%               を新興国市場が占めた
                                                                        (83ヵ国)
        2.0
                                                                        欧州
                                                                        (28ヵ国)           約6%
        1.5                                                                                              ヘルスケアへのアクセスが必要な
                                                                                                            新興国市場の総人口:




                                                                                                            6.5
        1.0

                                                                                         約3%
        0.5                                                             日本


        0.0
          2000           2005           2010                     2018                                        億人
                                   年
    CAGR:年平均成長率
18 | 出所:世界銀行 医療費対GDP比%、国際通貨基金 Databank report(2021年1月)   |   新興国市場のCAGRは10年間で9.5%
 GEMにおける主要な医薬品市場は魅力的、現在および将来の
 売上収益成長機会、ならびに市場規模を現す
        医薬品支出総額
  2020年第2四半期MAT(米ドル)
  ランク                     2020                                                   GEM上位20ヵ国は
       1                     米国                                                GEM医薬品支出総額の

                                                                                                            約6%
       2                     中国

       3

       4
                             日本

                            ドイツ                                                  90%            中国
       5                  フランス
                                                                                                          新興国市場トップ20の
       6                  イタリア
                                                                                  を占める                     医薬品支出のCAGR
                                                                                                            (2016年~2020年)
       7                     英国

       8                  スペイン



   10

   11
       9                    カナダ

                          ブラジル

                            インド                                                    2020年
                                                                                                               vs
   12                        韓国                                                 医薬品支出総額       医薬品市場における
                                                                               トップ20のうち、
                                                                                                            約4%
   13                       ロシア

   14                  オーストラリア
                                                                                                 支出総額
                                                                                 GEMの国は
   15                  サウジアラビア
                                                                                               世界第2位      世界市場トップ20の

                                                                                  9ヵ国
   16                    ポーランド
                                                                                                          医薬品支出のCAGR
   17                       トルコ
                                                                                                            (2016年~2020年)
   18                     ベルギー

   19                       スイス                                                2025年までに10ヵ国
   20                        台湾

           GEMの国
19 |   CAGR:年平均成長率
       出所:IQVIA Forecast Link 2020 IMS Audited MNF Value data(2020年1月6日アクセス)
 GEMにおける医療インフラに対する良好な傾向は、
 長期的な成長のための持続的な機会を提供
  2020年の医薬品支出1別の主要新興国の分析


       医療成熟度

                                                                                                                  KOR   TWN   BRA   SAU
                                           一人当たりGDP(PPP)
                                                                                                                                          CHN
       強力な保健システムの
        能力とインフラ                                                                   診療報酬                            IND   TUR   AUS   RUS
                                                                                                              …
       (病床、医師、看護師、
          病理医等)                                                                                                   主な要因は、一部の新興国市
                                            一人当たりGDP
                                            (PPP)が高い
                                                                                              医療政策の変化             場でイノベーションが評価さ
                                           ことは、生活水準と購                                                             れる傾向を示しており、現在
                                           買力が高いことを示し                                                             のタケダの既存製品および
                                                                                  保険償還環境が良好
                                               ている                                自己負担(OOP)
                                                                                                                  ウェーブ1パイプラインの上
                                                                                  医療費の割合が低い                       市に向けた強力な基盤を有し
                                                                                                希少疾患に関する           ていることを示している
                                                                                              政策2や法律3 が定められ
                                                                                                 ている国々は、
                                                                                                イノベーションに
                                                                                                  理解がある




       1. 出所:IQVIA Forecast Link 2020 IMS Audited MNF Value data(2020年1月6日アクセス)
20 |   2. 希少疾病およびオーファンドラッグに対する政府公認の希少疾病政策
       3. 公式な希少疾患登録、迅速承認および/またはオーファンドラッグへの例外的アクセスを含む
 タケダGEMの売上収益成長率は、医薬品市場を上回り、
 2桁台の成長が期待される
                                                    GEM主要医薬品市場における革新的な治療薬の成長
                                                                                   (絶対値)

                                                                       2020年 → 2025年



          プライマリケア施設                                                    5.0%
             における、                                非専門治療領域のCAGRポテンシャル
          主に一般的な健康に                                                                                                                    GEMのポテンシャル:
           焦点をあてた治療
           (後発品を除く)
                                                                                                                                         二桁の
                                                                          vs                                                            売上成長1
          二次医療における
        主に高度に専門的な治療
                                                                 8.0%                                                                  売上収益ポテンシャル
                                                                                                                                         2030年までに

                                                   専門治療領域のCAGRポテンシャル                                                                       1兆円1
       CAGR:年平均成長率
       出所: IQVIA Forecast link(注:プライマリーケア - ジェネリック医薬品以外の比較;範囲内の国:上位15市場‐中国、ロシア、ブラジル、韓国、台湾、タイ、オーストラリア、インド、トルコ、アルジェリア、カザフスタン、サウジアラビア、アルゼンチン、コロンビア、メキシコ
21 |   1. GEM成長率10%はPTS(Probability of Technical Success、技術的成功確率)調整前。技術的成功確率(PTS)調整前の増分収益を含んでおり、「予測」や「目標」ではありません。PTSはあらかじめ設定されたエンドポイントや実現可能性などに基づいて、臨床試験・研究が成功し規制当局が承認する確率が対象。当社
       の商品化された製品やパイプラインが達成する将来の実際の売上は、臨床開発の結果が安全性、有効性、製品表示を含む多くの要素に左右されるため、実際の売上とは異なる可能性があり、それも大きく異なる可能性を含む。製品が承認された場合、患者層、競争環境、価格設定、償還などの商業的要因の影響も不確実です。
GEMの将来成長に向けた戦略項目
GEM戦略:持続可能な成長と患者さんのイノベーションへの
アクセス向上を実現するための3つの項目にフォーカス




          1           2           3
                   グローバルブランド
        主要市場および                  タケダの
                    立ち上げ成功、
       ポートフォリオの                革新的な治療薬へ
                    ウェーブ1・2
       成長ドライバーへの                 持続可能な
                    パイプライン
          投資                    アクセスを実現
                     上市の準備




23 |
GEM戦略:持続可能な成長と患者さんのイノベーションへの
アクセス向上を実現するための3つの項目にフォーカス




          1           2           3
                   グローバルブランド
        主要市場および                  タケダの
                    立ち上げ成功、
       ポートフォリオの                革新的な治療薬へ
                    ウェーブ1・2
       成長ドライバーへの                 持続可能な
                    パイプライン
          投資                    アクセスを実現
                     上市の準備




24 |
イノベーションが評価される環境にフォーカスしたGEMでの迅速な投資は、
売上収益成長を達成する上で重要な要素

                                           主要市場に投資                                                  ポートフォリオへの投資
             市場
            タイプ
                                                                                                          主要5領域のタケダブランド



           コア



                                    約26                   >70%
                                                           新興国市場の
                                     市場数
                                                            対象人口
        フォーカス




                                                                                                                            GEM短期1売上収益

         アクセス                      94%                  市場で競争力を持ち、                                 >20%                        成長目標の
                                                        持続可能な成長の機会                                今後2年間における                  約70%
                                 の2019年度                 を最大限に引き出す                                潜在的な売上収益                  はグローバル製品から
                              GEM売上収益はコアと                  重要な規模                                     CAGR                     もたらされる
                               フォーカス市場から
       CAGR:年平均成長率
       出所:国際通貨基金World Economic Outlook Databaseの人口データ(2019年4月) | 主要市場:中国、ロシア、ブラジル、韓国、台湾、タイ、オーストラリア、インド、トルコ、アルジェリア、カザフスタン、
25 |   サウジアラビア、アルゼンチン、コロンビア、メキシコ、シンガポール、アラブ首長国連邦、ニュージーランド、チリ、クウェート、レバノン、ウクライナ、ベラルーシ、オマーン、カタール、バーレーン
       1. 短期とは2020-2022年
主要ターゲット市場への戦略的な投資により、
主要な治療疾患領域における、価値および成長機会を最大化
例...
                                         中国                                             ブラジル                                                    インド




                                        革新的な治療へのアク
                     世界で                                                                                                                             過去10年間で
       市場環境        2番目に大きい
                                        セスを改善するための                    トップ10             民間・公共セグメントの                          実質GDP増加率                 年間12%の
                                           政府の強力な                     医薬品市場                成長に合わせた                          過去30年間平均7%
                    医薬品市場                                                                                                                            医薬品市場成長
                                          コミットメント                                        タケダの主要治療分野


    GEM
トップライン                >20%
                                         次の5年間の                               一桁台後半                                                次の5年間で2倍
    目標                                    CAGR1                                  次の5年間のCAGR1                                                            の売上1



                                                                                                                                                血漿分画製剤
       治療領域                                                                                                                                    (免疫疾患領域)
                              主要な治療領域の                            消化器系疾患、希少疾患、オンコロジー、                                                         およびワクチン領域の
                              地理的拡大に投資                              ニューロサイエンス、ワクチンへの                                                             確立と成長
                                                                         投資を最大化
                        出所:McKinsey Global Instituteによる分析   出所:IQVIA Market Prognosis Global 2019; INTERFARMA 2019 report    出所:The Economist Intelligence Unit、専門家インタビュー
       CAGR:年平均成長率                                                          出所:PMB+NRA MAT 12/2019, Hemobrás, IQVIA Government Analytics
       1. 2030年までGEM BUのPTS(Probability of Technical Success、技術的成功確率)調整前の数字に基づく
26 |   技術的成功確率(PTS)調整前の増分収益を含んでおり、「予測」や「目標」ではありません。PTSはあらかじめ設定されたエンドポイントや実現可能性などに基づいて、臨床試験・研究が成功し規制当局が承認する確率が対象。当社の商品化された製品やパイ
       プラインが達成する将来の実際の売上は、臨床開発の結果が安全性、有効性、製品表示を含む多くの要素に左右されるため、実際の売上とは異なる可能性があり、それも大きく異なる可能性を含む。製品が承認された場合、患者層、競争環境、価格設定、償還な
       どの商業的要因の影響も不確実です。
タケダの中国フォーカス:現在そして未来に持続可能な成長を
実現するために、投資を通じて中国でのタケダを変革


                                                                          Takeda China
                                                                                                                     中国でのタケダの
             14 億                                                                                                      長期目標:
            2020年人口
             世界2位
                                                            12                                         約3,000人       5年以内に
                                                                                                                    タケダ製品を
                                                                                                    2023年までに中国での                 5年以内に
                                                中国でのオフィス数                                            タケダ従業員予想数
                                                                                                                   投与した患者さんが    中国における

                                                                                                                   1000万人      トップ10
                                                                                 天津                                             多国籍製薬企業
       約8%         CAGR                                                         製造工場                                 以上
                                                                            2019年に施設拡大
 2011年-2020年のGDP1成長


                                                     $215 M2
                                                  過去5年間の                                        タケダ開発センター
                                                                                                                    消化器系疾患、
                                                                                                                                 2位
                                              新薬開発投資額(研究開発)                                        アジア              希少疾患および
                                                                                                     中国、上海に本社                   2030年までに
                                                                                                                     血漿分画製剤
                                                                                                                               タケダ社内における
                                                                                                                      における
            第2位                                                                       中国 Top Employer              将来の市場リーダー
                                                                                                                                 市場規模地位

          の医薬品市場3                                                                     5年連続
                                                                                      (2021年含む)

       CAGR:年平均成長率
27 |   1. 出所:Fitch Solutions Nominal GDP USD(2021年2月アクセス)   2. 米ドル   3. IQVIA Analytic Link(2021年2月アクセス)
中国タケダは重要な売上収益成長ドライバーであり、
イノベーション創出が評価される環境継続により投資の優先対象

                              申請の加速                                                           有利な償還環境
              2016年以降の新規承認は約140(主に多国籍企業)                                          革新的な医薬品に予算を割り当てるためのNRDLへの
                 革新的医薬品を上市させることにフォーカス                                              定期的な更新と予算配分が過去数年間にみられる
         Local                    9
                       3                                 mobocertinib、
         MNC                                              maribavir、
                                              6
                                  45                      soticlestatが
                      40                                  中国でブレーク
                                             28                                   定期的なNRDL                      スペシャリティ製品の
               3                                         スルーセラピー指定                             直接的NRDL交渉にお
          4                                                                       リストレビュー                          フォーカス
                                                                                               ける開放性を高める     (腫瘍・希少疾患・慢性疾患・救急治療)
          2016       2017        2018       2019

       2020年に、中国タケダはどの多国籍企業よりも多くの製品で承認取得                                               当社は2020年度に2品目の NRDL収載を達成




5年間1での15以上の新製品上市の可能性が、当社の中国における売上収益拡大に大きく貢献することを期待

                                                                                         Relugolix
                                                  maribavir
                                                                                        mobocertinib
  希少疾患                                            TAK-755       オンコロジー                                 消化器系疾患

28 |   NRDL:国家医療保険償還医薬品リスト
       1. 2020年度 – 2024年度間での上市
       出所:CDE、EvaluatePharma、GBI、McKinseyによる分析 - 革新的な化合物と生物学的製剤の両方を含む(2019年10月25日時点)
中国におけるNINLARO GEMの中で最も成功している上市製品の一つ:
力強い売上成長、幅広い患者さんアクセスおよび迅速な市場の立ち上がり

                                                                   主要な成功 要因
                   上市後2年間の立ち上がり                                    上市までのスピード
                     (累計数量カプセル単位、実績)
                                                                   • 優先審査による迅速承認
                                                                   (米国承認からわずか2.5年後)
       実績
                                                                   • NRDLを通じた迅速な償還
       60000
                                                   中国              • 発売までのスピード
                                                                   最大限のカバレッジ
                                                                   充実したメディカルとMRの配備
       50000



       40000



       30000                                     欧州1/カナダ
       20000



       10000



           0                                                約23%          約600       16,000件以上
       上市                                         上市2年後                               上市以降の
                                                           マーケットシェア2     取扱い病院数
                                                             2020年11月     2020年12月   患者さんアクセス


       NRDL:国家医療保険償還医薬品リスト
29 |   1. ドイツ、フランス、スペイン、イギリスおよびイタリア
       2. 出所:中国医薬品協会(CPA)2020年12月 | 二次治療の多発性骨髄腫患者さんのみ
GEM戦略:持続可能な成長と患者さんのイノベーションへの
アクセス向上を実現するための3つの項目にフォーカス




          1           2           3
                   グローバルブランド
        主要市場および                  タケダの
                    立ち上げ成功、
       ポートフォリオの                革新的な治療薬へ
                    ウェーブ1・2
       成長ドライバーへの                 持続可能な
                    パイプライン
          投資                    アクセスを実現
                     上市の準備




30 |
主要なGEM市場において、70件以上の主要ブランド上市に
フォーカスした投資:重要な売上収益成長ドライバー

                 希少疾患            血漿分画製剤(免疫疾患)


                          36以上               15以上
                          上市                 上市
                          の可能性               の可能性




 2025年までに:
                 オンコロジー             消化器系疾患



                          10以上               10以上
                          上市                 上市
                          の可能性               の可能性

       上市予定国の数


31 |
 新たなデータに基づく力強いパイプラインのモメンタム
                                                         WAVE 11                                                                                              WAVE 22
                                                                                        臨床段階の新規候補物質(NMEs)
 承認目標            2020年度               2021年度               2022年度            2023年度               2024年度                              2025/2026年度                                         2027年度以降
                                    ••
                                    mobocertinib
                                                           •
                                                          pevonedistat     mobocertinib          pevonedistat         TAK-981                                             TAK-252          TAK-102
                                                            HR-MDS
                                                                                                                                        TAK-605                          Solid tumors
                                    2L NSCLC with EGFR                     1L NSCLC with EGFR      Unfit AML           Multiple          Multiple                                            Multiple
                                     exon 20 insertion                       exon 20 insertion                         cancers                                                               cancers
                                         mutation3                              mutation                                                 cancers
オンコロジー                                                                                            TAK-007             TAK-573                                             TAK-169          TAK-676          TAK-940
                                                                                                     CD19+             R/R MM                                              R/R MM          Solid tumors       CD19+
                                                                                                   hematologic                                                                                              hematologic
                                                                                                   malignancies                                                                                             malignancies

                                     ••
                                     maribavir             maribavir         TAK-611                                  TAK-755          mezagitamab                        TAK-607
                                    R/R CMV infect.       1L CMV infect.      MLD (IT)                                iTTP, SCD           MG, ITP
                                     in transplant           in HSCT                                                                                                    Complications
                                                                                                                                                                        of prematurity
希少遺伝子疾患
および血液疾患                                TAK-609
                                                                               •
                                                                             TAK-755
                                      Hunter CNS                                 cTTP
                                         (IT)
                                                                               •
                                                                            soticlestat
                                                                                                 ••
                                                                                                 Orexin2R-ag       Orexin2R-ag                                            TAK-341          TAK-071
                                                                                  DEE            (TAK-925/994)      Sleep Disorders                                       Parkinson’s      Parkinson’s
                                                                                                 Narcolepsy T1                                                             Disease          Disease
 ニューロ
サイエンス                                                                                                               WVE-120101         WVE-120102                         TAK-041          TAK-653          TAK-831
                                                                                                                      Huntington’s      Huntington’s                     Anhedonia in         TRD            CIAS NS
                                                                                                                        Disease           Disease                           MDD
                  •                                                                                                   TAK-062           TAK-101                          sibofimloc        TAK-671          TAK-039
                  Eohilia4                                                                                          Celiac Disease     Celiac Disease                   Crohn’s Disease      Acute           Hepatic
                                                                                                                                                                          (post-op and     Pancreatitis   encephalopathy
                                                                                                                        •
                     EoE                                                                                                                                                     ileitis)
消化器系疾患                                                                                                                TAK-999            TAK-951         TAK-906          TAK-954
                                                                                                                      AAT Liver          Nausea &       Gastroparesis       POGD
                                                                                                                       Disease           vomiting


                                       TAK-003                                                                        TAK-426                                             TAK-214
                                     Dengue Vaccine                                                                  Zika Vaccine                                          Norovirus
 ワクチン                                                                                                                                                                       Vaccine

                CoVIg-195
                                                                                                                                        • ブレークスルーセラピー指定
               COVID-19 H-IG
血漿分画製剤
               (Formerly TAK-888)                                                                         少なくとも1つの適応症で
                                                                                                          希少疾患用医薬品の可能性                    および/またはファストトラック指定 • 中国ブレイクスルーセラピー指定
                                                                                                                                                              および/または日本での先駆け審査指定

        1.   承認日の予想はデータ読み出しに影響されます。ウエーブ1の一部の承認目標日は迅速承認を想定。                                                  5.    米国国立衛生研究所(NIH)の傘下の米国国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)がスポンサーとなり試験の実施を管理。
        2.   ウエーブ2の一部は、取得データによりウエーブ1に加速される可能性もあります。                                                               申請および承認予定時期は、試験の登録率および臨床試験の成功に依存しており、変更の可能性があります。
 32 |   3.   臨床第2相試験データでの申請を想定した承認予想時期。                                                                           当社の会計年度は翌3月31日まで。例:「2020年度」は2021年3月31日までの12ヵ月間。
        4.   2020年度第4四半期または2021年度第1四半期の早期の承認の見込み。                                                                 全てのタイムラインは2021年3月11日時点におけるおおよその予測。疾患名の略語用語集は付録をご参照下さい。
 人生を変えうる治療薬・ワクチンをGEMの患者さんに届けるために、
 当社の革新的なウェーブ1パイプラインを開発中

             治療領域          2021年                                                                           2026年以降


                                                TAK-003
                  ワクチン                        デング熱ワクチン


                                              mobocertinib    pevonedistat                    TAK-007
                                              (TAK-788)       (TAK-924)
                                                                                               CD19陽性
                                              エクソン20挿入変異        高リスク
              オンコロジー                                                                           血液がん
                                              非小細胞肺がん 2L      骨髄異形成症候群

                                                                maribavir       TAK-609       TAK-755      TAK-611
承認予定                                                           (TAK-620)
                                                                               ハンター症候群       血栓性血小板減少性      異染性白質
             希少遺伝子疾患                                             移植後の                           紫斑病        ジストロフィー
                                                                                (髄腔内)
             および血液疾患                                         難治性・抵抗性CMV感染                                   (髄腔内)


                                                                                              TAK-935      オレキシン
                                                                                           レノックス・ガストー症候群   ナルコレプシー
            ニューロサイエンス                                                                         ドラベ症候群         タイプ1



                                                                                 Eohilia
                                                                               (TAK-721)
              消化器系疾患                                                           好酸球性食道炎



 33 |   出所:社内資料   | 全てのタイムラインは現時点での最善の予測であり、2021年3月11日現在のCOVID-19の影響により変更される可能性があります。
タケダのデング熱ワクチン候補であるTAK-003は、
GEMの重要な成長ドライバーとなる可能性

                   TAK-003
                  デング熱予防を目的とした弱毒生4価ワクチン

• デング熱は3億9千万件/年の感染を引き起こすと推定1
• 臨床第3相試験では、主要評価項目を達成し、
  2回目の投与から12ヵ月後の症候性デング熱の予防に
  おけるワクチンの全有効性は80.2%
• 大半の副次評価項目も達成し、2回目投与後18カ月時点で
  デング熱関連の入院が90.4%減少し過去のデングウイルス
  感染歴に関わらず同程度の有効性を示した
• TAK-003の忍容性は良好であり、
  現在までのところ重要な安全性リスクは認められていない



 ピーク時売上高ポテンシャル2
                                                                 55%                                                                  地図3:デング熱の発生率について、
                                                                GEM CAGR4                                                             主に東南アジアと中南米が最も高い
    7–16 億米ドル                                                  発売からの成長


       CAGR:年平均成長率
       1. 世界保健機構(WHO)Dengue and Severe Dengue https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/dengue-and-severe-dengue (Link)
       2. PTS(Probability of Technical Success、技術的成功確率)調整前の数値は、現時点では発生する可能性が高いとは考えていない技術的な成功を含むベストケースのシナリオを示したものであり、予測や目標とする数値と解釈されるべきではありません。2020年11月20日に米国メディケア&メディケイド
34 |   サービスセンター(CMS)が発行した最恵国モデルの最終の中間規則によって課せられた潜在的な影響は含まれておらず、現在評価中です。
       3. https://www.cdc.gov/dengue/areaswithrisk/around-the-world.html
       4. 2030年までGEM BUのPTS(Probability of Technical Success、技術的成功確率)調整前の数字に基づく
タケダのデング熱ワクチン候補であるTAK-003の予定マイルストン

                                 1stウェーブ
           承認申請:                  流行国、 米国
       1stウェーブ流行国、                  米国で                    2 ndウェーブの国々:
                                         上市
             欧州                   初の承認                        初の承認・上市




2020年度                2021年度            2022年度             2023年度            2024年度    2025年度       2026年度



                    欧州で                                                            3 rdウェーブの国々:
        DEN-301      承認 欧州で 1stウェーブ                                            承認・上市予定(変更の可能性あり)
       36ヵ月データ           上市    流行国
                 米国で           で上市                                  GEM 地域
                承認申請                                                • 1stウェーブ:インドネシア、マレーシア、タイ、コロンビア、ブラジル、
                                                                      メキシコ、シンガポール、スリランカ、アルゼンチン
                                                                    • 2ndウェーブ:エクアドル、グアテマラ、パラグアイ、ペルー、コスタリカ、
                                                                      エルサルバドル、パナマ、ニカラグア、ドミニカ共和国、フィリピン、
                                                                      香港、オーストラリア、ベトナム
                                                                    • 3rdウェーブ:ベネズエラ、中国、インド、ホンジュラス


35 |   全てのタイムラインは現時点での最善の予測であり、2021年3月11日現在のCOVID-19の影響により変更される可能性があります。
GEM戦略:持続可能な成長と患者さんのイノベーションへの
アクセス向上を実現するための3つの項目にフォーカス




          1           2           3
                   グローバルブランド
        主要市場および                  タケダの
                    立ち上げ成功、
       ポートフォリオの                革新的な治療薬へ
                    ウェーブ1・2
       成長ドライバーへの                 持続可能な
                    パイプライン
          投資                    アクセスを実現
                     上市の準備




36 |
GEMの「アクセスファースト」のマインドセットは、革新性の高い医薬品を幅広く
患者さんに提供するという、当社の存在意義とバリュー(価値観)に基づいている



                             1                           2                                   3                       4
                                     Patient                    Trust                                Reputation           Business




                               GEM アクセスの全体的なアプローチ                                                                      2021年
                                                                                                              Access to Medicine Index
                          政策                          タケダの患者さん支援プログラム(PAP)                                         の総合評価で、
                                                                                                              業界をリードする順位を獲得
                                                    1,900以上
  コマーシャル                                     PAPs    当社のPAPs1     15カ国
                                                    によってサポート     当社のPAP提供国                 主な5つの
                                                                                          PAPブランド

                      アクセス
                                                    世界中で一人でも多くの患者さんが、当社の革新的な
                                                    医薬品にアクセスできるよう、各国の経済的発展段階や
                                            段階的     医療制度の成熟度に応じた価格調整を可能としている                                                 1位
                                           価格設定
                                                                                                                  6位
                                                                        Tier 1   Tier 2   Tier 3   Tier 4
                                                                                                                        アクセス・ガバナンス
              人道的                                                                                                        のカテゴリーで1位
             アクセス                                                                                                 全体

       PAP:Patient Assistant Programs 患者支援プログラム
37 |   1. 2020年度第3四半期まで
GEMはタケダの収益拡大に大きく貢献:
今後10年間で2桁の売上収益成長に期待
                                                               GEMビジネスユニットの整合された戦略

                                                                          目標:市場成長を超える「2桁の売上収益成長」1

                タケダの戦略
                                                                          実現:2030年度1 までに1兆円(約90億米ドル)の
                                                                          売上収益の達成、すなわち2019年度1 売上の2倍以上を
                                                                          達成。


                                                                          革新性の高いグローバルブランド14製品のポートフォリオ
                                                                          とTAK-003を含むウェーブ1パイプラインを重点的な
                                                                          プレゼンスを通じて患者さんに迅速に提供:
                                                                          主要市場において競争力を持つ適切な規模
                                                                          長期的には、タケダにとって中国市場は2番目に大きな
                                                                          売上収益の貢献先となると期待


                                                                          サステナブルで、包括的な「アクセスファースト」
                                                                          のアプローチ
       1. PTS(Probability of Technical Success、技術的成功確率)調整前。技術的成功確率(PTS)調整前の増分収益を含んでおり、「予測」や「目標」ではありません。PTSはあらかじめ設定されたエンドポイントや実現可能
38 |   性などに基づいて、臨床試験・研究が成功し規制当局が承認する確率が対象。当社の商品化された製品やパイプラインが達成する将来の実際の売上は、臨床開発の結果が安全性、有効性、製品表示を含む多くの要素に左右さ                         38
       れるため、実際の売上とは異なる可能性があり、それも大きく異なる可能性を含む。製品が承認された場合、患者層、競争環境、価格設定、償還などの商業的要因の影響も不確実です。
       米ドルでの表記は1米ドル111円で換算
Q&Aセッション
成長新興国市場(GEM) INVESTOR DAY




                            Ricardo Marek             Costa Saroukos
                            President, GEM BU         Chief Financial Officer




 Taran Bae                   Choo Beng Goh                 Dave Pearce            Sean Shan
 Senior Director             Head, Medical Affairs,        Head,                  Head, Takeda China
 R&D Investor Relations      Asia Pacific, GEM BU          Portfolio Management   GEM BU
 and Strategy, Global R&D                                  GEM BU
APPENDIX
タケダの開示指標(定義変更なし)


          “財務ベース”                  “Core”                       “実質ベース”

       IFRSに基づいて作成された連結   財務ベース実績から下記を調整:                   Coreから下記を調整:
       業績                 1.    製品に係る無形資産償却費                1. 為替影響
                                および減損損失                     2. 事業等の売却影響
                          2.    企業買収に係る会計処理の影響                 (売却事業等は当年度および
                          3.    事業構造再編費用                       前年度双方から控除)
                          4.    その他 重要性のある、非定常的
                                な事象に基づく影響、本業に起因
                                しない事象による影響
                                (例. 一時的費用および収益)


                               同業他社が報告するNon-GAAP
                               およびCoreの決算とほぼ同様と
                               なるよう企図




            GAAP報告                                 Non-GAAP報告
            (IFRS)                                 (Non-IFRS)

42 |
「Core」と「実質的な成長」の定義

当社は、事業の計画策定および業績評価において、「実質的な成長」(Underlying Growth)の概念を採用しております。


「実質的な成長」は、当年度と前年度(四半期もしくは年間)の業績を共通の基準で比較するものであり、マネジメントによる業績評価に使用されています。これら共通の基準
で比較される業績は、年間計画レートを用いた為替レートを一定として、事業等の売却影響およびその他の非定常的もしくは特別な事象に基づく影響、本業に起因しない(ノ
ン・コア)事象による影響を控除し算定されます。当社は、この「実質的な成長」が、事業活動のパフォーマンスを表す共通の基準を提供するため、投資家に有用であると考え
ています。なお、本指標は、国際会計基準(IFRS)に準拠したものではありません。

当社は、「Underlying Revenue Growth」(実質的な売上収益の成長)、「Underlying Core Operating Profit Growth」(実質的なCore営業利益の成長)および
「Underlying Core EPS Growth」(実質的なCore EPSの成長)を重要な財務指標としています。

実質的な売上収益は、為替レートを一定として、財務ベースの売上収益に、報告期間における非定常的な事象に基づく影響および事業等の売却影響を調整して計算します。

実質的なCore営業利益は、為替レートを一定として、Core営業利益(以下に定義)に、報告期間における事業等の売却影響を調整して計算します。

実質的なCore EPSは、為替レートを一定として、純利益から、事業等の売却影響、およびCore EPS(以下に定義)の算出において控除された項目を調整した後、
比較年度末の自己株式控除後の発行済株式総数で除して算定します。

Core営業利益は、純利益から、法人所得税費用、持分法にかかる投資損益、金融損益、その他の営業収益およびその他の営業費用、製品に係る無形資産償却費及び減損損失を控
除して算出します。その他、企業買収に係る会計処理の影響や買収関連費用など、本業に起因しない(ノン・コア)事象による影響を調整します。

Core EPSは、純利益から、Core営業利益の算出において控除された項目と営業利益以下の各科目のうち、重要性のある、非定常的もしくは特別な事象に基づく影響、本業に起
因しない(ノン・コア)事象による影響を調整します。これらには、条件付対価に係る公正価値変動(時間的価値の変動を含む)影響などが含まれます。さらに、これらの調整
項目に係る税金影響を控除した後、報告期間の自己株式控除後の平均発行済株式総数で除して算定します。




43 |
© 2021 Takeda Pharmaceutical Company Limited. All rights reserved
 © 2019 Takeda Pharmaceutical Company Limited. All rights reserved