4499 J-Speee 2020-07-10 08:00:00
東京証券取引所JASDAQへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ [pdf]

                                                                                  2020 年7月 10 日
各 位
                                                   会社名       株式会社 Speee
                                                   代表者名      代表取締役                 大塚 英樹
                                                           (コード番号:4499 東証JASDAQ)
                                                   問合せ先      取締役経営管理本部長            西田 正孝
                                                                           ( TEL. 050-1748-0088)


             東京証券取引所JASDAQへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ

 当社は、本日、2020 年7月 10 日に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場いたしました。今後とも、なお一層
のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 なお、2020 年9月期(2019 年 10 月1日~2020 年9月 30 日)における当社グループの業績予想は、次のとおりであり、ま
た、最近の決算情報等につきましては別添のとおりであります。


【連結】                                                                               (単位:百万円、%)
                                                         2020 年9月期
             決算期            2020 年9月期                                               2019 年9月期
                                                     第2四半期累計期間
                             (予想)                                                        (実績)
                                                             (実績)
項目
                              対売上        対前期                      対売上                          対売上
                              高比率        増減率                      高比率                          高比率

売上高                 8,753      100.0      18.0       4,600         100.0         7,420         100.0


営業利益                589         6.7      197.5       520            11.3          198              2.7


経常利益                537         6.1      184.1       481            10.5          189              2.6

親会社株主に帰属する当期
                    497        5.7       2,266.7     542            11.8           21              0.3
(四半期)純利益
1株当たり当期(四半期)
                             54 円 95 銭                     61 円 69 銭                    2 円 53 銭
純利益

1 株当たり配当金                    0 円 00 銭                         ―                         0 円 00 銭

(注)1.2019 年9月期(実績)及び 2020 年9月期第2四半期累計期間(実績)の1株当たり当期(四半期)純利益は、期中
       平均発行済株式数により算出しています。
     2.2020 年9月期(予想)の1株当たり当期純利益は、公募株式数(855,600 株)を含めた予定期中平均発行済株式数に
       より算出し、オーバーアロットメントによる売出しに関する第三者割当増資分(最大 146,300 株)は考慮しておりま
       せん。
     3.2019 年3月8日付で、普通株式1株につき 5,000 株の株式分割を行っております。上記では、2019 年9月期の期首
       に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり当期(四半期)純利益を算出しております。
【2020 年9月期業績予想の前提条件】
  現在、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大及び緊急事態宣言が発令されたことにより様々な社会経済への
影響があり、先行きが不透明となっております。そのような事業環境の中、MarTech 事業においては、外出自粛要
請により新規案件を獲得するための営業活動への影響があった一方、インターネット広告全体の出稿意欲は衰えて
おらず、大きな影響は受けておりません。また、X-Tech 事業においては、外出自粛要請に伴い、インターネット
化・EC 化が進むことでデジタルトランスフォーメーションが加速しており、大きな影響はありません。
  当社グループの 2020 年9月期の業績予想数値は、2019 年 10 月から 2020 年4月までは実績値、2020 年5月から
2020 年9月までは新型コロナウイルスの影響を加味した予測値を使用して算出しております。

1.当社グループ全体の見通し
   当社グループは、     「解き尽くす。未来を引きよせる。         」というミッションのもと、テクノロジーを活かしながら
 既存のビジネスを柔軟に組み合わせ、新しいサービスを生み出すことで、新しい価値を提供し続けていくととも
 に、成果を積み重ねていくことの連鎖でより大きな課題に立ち向かい、未来を引きよせたいと考えております。
 このようなミッションのもと、データドリブンな事業開発の連鎖で多様な産業領域の変革を推進しております。
   人々の消費活動の複雑化に伴い、マーケティング活動は高難易度化してきており、それに即した形で多種多様
 なデータや解法が存在する一方、それらの活用難易度も高い状態になっております。当社グループは、自社で蓄
 積したデータと世の中に散在するデータや解法を収集・整理し、活用方法を紡ぎ出すことで顧客企業の成果最大
 化を目指しており、       「MarTech 事業」では、データ分析を元にしたマーケティングソリューションサービスを提
 供するほか、データを活用したマーケティング施策のオペレーション代行等を行っております。具体的には、
 Google 等の検索エンジンを通じてユーザーの来訪数や購入数等を向上させるために顧客の Web サイトの掲載内
 容や構造を改良することを目的としたコンサルティングサービスを提供する「Web アナリティクス」              、運用型広
 告を中心とするプロモーション手法を通じ、顧客の Web サイトへの集客を適切に行うための課題抽出、戦略立案
 から広告の運用までを一貫して実施する「トレーディングデスク」                、人工知能(機械学習)の技術を活用したア
 ルゴリズムにより、ユーザー・媒体・広告の最適なマッチングをはかるネイティブ広告を扱うアドネットワーク
 の「UZOU」及び、散在している顧客の社内外のデータを収集・統合・可視化するとともに広告の費用対効果の最
 適化を始めとするマーケティングへの利活用方法の提案する「PAAM」を展開しております。
   「X-Tech 事業」では、価値交換を行うための情報伝達経路が潜在したまま分断され、消費者と事業者双方の
 売買経験が蓄積されないことと相まってバリューチェーンの非効率が取り残されやすい状態になっている、産業
 としての歴史が長い領域に対して、バリューチェーンの生産性に影響を及ぼしている課題を特定した上で、テク
 ノロジーを活用した新たなソリューションを実装しております。具体的には、中古不動産売却におけるマッチン
 グサービス「イエウール」         、外壁リフォームにおけるマッチングサービス「ヌリカエ」を展開しており、いずれ
 の市場においても、集客支援メディアとして参入後、ツールの提供等を通じて価値提供の幅を拡大する方針を
 採っております。
   「Data Platform 事業」では、ブロックチェーン技術を活用して、これまで流通してこなかった企業や個人の
 データの取引を可能にするプラットフォーム「Datachain」を運営しております。ビッグデータや AI といった潮
 流がある中で、世界にはデータが溢れているイメージがあるものの、重要なデータは共有されず、データを活用
 しきれていない課題があります。           「Datachain」では、重要なデータに関して、全ての取引履歴について第三者に
 よる検証が可能であり、意図しない相手へのデータ流出を防ぎつつ、中央管理者を介さずに当事者間でデータ流
 通が完結する取引形態を実現することで、ブロックチェーン技術とトークンエコノミーによってデータ流通を革
 新することを目指しております。
   上記のほか、当社グループでは、将来の企業成長の柱となる事業の立ち上げを目指し、インドネシア共和国に
 おける企業の求人広告を制作・掲載し、それを求職者である一般ユーザーへ情報提供を行う Web サービスや、従
 業員のヘルスケア領域に対して、テクノロジーを活用したサービスの運営を行っております。

   当社グループの事業が対象とする市場は、主にビジネス・アナリティクス市場及び不動産・リフォームにおけ
 るテクノロジー市場です。
   「MarTech」の主要事業領域は、ビジネス・アナリティクス市場であります。2020 年には、前年比 13.4%増の
 3,845 億円となる見込みであり、デジタルデータの増加やデータ分析基盤のインフラが加速度的に高性能化を続
 ける中で、2026 年度まで毎年 2 桁増の高い成長が見込まれる市場です(注1)    。このような状況において、当社
 グループでは、首都圏を中心に 293 社の顧客にマーケティング支援をしており(2020 年5月度実績)      、広告の配
 信においては 198 社の広告主・642 の媒体(2020 年5月度実績)と取引を行っております。
   「X-Tech」の主要事業領域である、不動産・リフォームにおけるテクノロジー市場においては、情報通信技術
 を活用し、効率的に集客を行うベンチャー企業の取り組みなどの浸透が進んでいることで年々拡大を続けており、
 2020 年においては、6,267 億円まで拡大すると予想されます(注2)   。また、国土交通省は、「2025 年に中古住
 宅流通市場は 8 兆円、リフォーム市場は 12 兆円」を政策目標として掲げており(注3)
                                            、今後も成長が期待され
 ております。このような状況において、当社がターゲットとしている中古不動産・リフォーム市場の流通量は、
 今後も拡大することに加え、デジタル化が更に進むと考えております。

   このような状況の下、当社グループの 2020 年9月期の連結業績予想は売上高 8,753 百万円(前期比 18.0%
 増)
  、営業利益 589 百万円(前期比 197.5%増)、経常利益 537 百万円(前期比 184.1%増)、親会社株主に帰属する当
 期純利益 497 百万円(前期比 2,266.7%増)となる見込みです。

   (注)1.出所 株式会社ミック経済研究所「ビジネス・アナリティクス市場展望 2019 年度」
       (2018 年 12 月 14 日)
      2.出所 株式会社矢野経済研究所プレスリリース「不動産テック市場に関する調査を実施」
       (2018 年 11 月 28 日)
      3.出所 国土交通省「住生活基本計画(全国計画)(2016 年3月 18 日)
                              」

2.項目別の見通し
(1)売上高
  当社の事業セグメントは、企業のマーケティング活動のデジタル化を支援する「MarTech 事業」 、デジタル化
 の進捗がまだみられない産業においてテクノロジーを活用して直接的に変革を推進する「X-Tech 事業」   、ブロッ
 クチェーン技術とトークンエコノミーによってデータ流通を革新することを目指す「Data Platform 事業」「そ
                                                       、
 の他事業」の4つの事業から構成されており、予想数値の策定はセグメント毎に行っています。

  ①    MarTech 事業
       「Web アナリティクス」「トレーディングデスク」「PAAM」の計画策定においては、サービスごとに既存
                    、           、
      案件、新規案件それぞれにおいて、案件数に単価を乗じて策定しております。既存の案件数については、
      過去からの継続率を勘案し計画し、新規の案件数については前連結会計年度の新規獲得実績を基に、今後
      の人員の増加を考慮して計画しております。単価は、前連結会計年度の年間平均単価を基に算定しており
      ます。
        「UZOU」においては、広告枠をメディアから仕入れ、その広告枠に配信した広告をウェブサイトの閲覧
      者がクリックすると広告単価に応じた収益を得ております。前連結会計年度においては、広告枠及び掲載
      広告数双方の増加に伴い、インプレッション数(広告の表示回数)が増加していることから、本年度もイ
      ンプレッション数の一定の増加を見込んでおり、広告がクリックされる回数も増加するものと計画してお
      ります。広告単価は、過去の実績推移をベースに、策定しております。

       以上の結果、MarTech 事業の 2020 年9月期の売上高は、5,617 百万円(前期比 15.3%増)を見込んでおり
      ます。

  ②    X-Tech 事業
       計画策定においては、ユーザーからの査定依頼件数に応じて売上が連動することから、前連結会計年度
      の査定依頼件数実績を基に計画した、不動産業者や外壁塗装・リフォーム業者への紹介数に対して平均単
      価を乗じて算出しております。紹介数については、過去の実績推移をベースとし、前連結会計年度の紹介
      数の伸びを勘案して策定しております。平均単価については、予算策定時の直近 3 ヶ月の平均値を使用し
      ております。また、上記に加え、「ヌリカエ」におきましては、ユーザーが塗装やリフォーム業者と成約し
      た場合には、成約金額に対して一定の料率を手数料として受領する契約としており、成約件数を同様に過
      去の実績の平均値を基に、前連結会計年度の伸びを勘案して策定しております。

       以上の結果、X-Tech 事業の 2020 年9月期の売上高は、3,087 百万円(前期比 23.0%増)を見込んでおり
      ます。

  ③    Data Platform 事業
       計画策定においては、策定時点において、契約済みで確定している売上高のみを計画しております。

       以上の結果、Data Platform 事業の 2020 年9月期の売上高は、10 百万円(前期比 9.1%減)を見込んでお
      ります。
  ④    その他事業
       インドネシアの人材関連サービスにおいては、前連結会計年度の実績を基に、営業人員数の計画に基づ
      き算出しております。また、ヘルスケア領域については、新規事業であり、前連結会計年度実績がないた
      め、開発計画の進捗と営業人員数から可能と考えられる水準を基に計画をしております。

       以上の結果、その他事業の 2020 年9月期の売上高は、39 百万円(前期比 39.3%増)を見込んでおります。

       ①から④により、当社グループの 2020 年9月期の売上高は 8,753 百万円(前期比 18.0%増)を見込んで
      おります。

(2)売上原価
   MarTech 事業の売上原価は、主に広告掲載メディアに対する媒体費(広告配信料)及びエンジニアなどの人
  件費で構成されます。媒体費については、前連結会計年度の実績を基に、当期における売上高予想に紐づけて
  策定しております。人件費については、人員計画に基づき、新規採用及び昇格を見込んだ上で策定しておりま
  す。

   X-Tech 事業の売上原価は、主にエンジニアなどの人件費で構成されます。人件費については、人員計画に
  基づき、新規採用及び昇格を見込んだ上で策定しております。

   Data Platform 事業の売上原価は、主にエンジニアなどの人件費で構成され、人員計画に基づき、策定して
  おります。

   その他事業の売上原価は、主にエンジニアなどの人件費で構成され、人員計画に基づき、策定しております。

   以上の結果、当社グループの 2020 年9月期の売上原価は、4,155 百万円(前期比 14.9%増)を見込んでお
  ります。

(3)販売費及び一般管理費、営業利益
   当社グループの販売費及び一般管理費は、主に人件費、広告宣伝費、システム利用料で構成されております。
 人件費については、人員計画に基づいて、新規採用及び昇格を見込んだ上で策定しております。広告宣伝費に
 ついては、主に X-Tech 各事業のユーザー集客のために使用し、前連結会計年度までの実績を踏まえ、当期の X-
 Tech 各事業の売上高予想に紐づけて算定しております。システム利用料については、前連結会計年度の実績を
 基に、当期の人員計画を加味した上で策定しております。

  以上の結果、2020 年9月期の販売費及び一般管理費は 4,008 百万円(前期比 11.1%増)
                                                  、営業利益は 589 百万
 円(前期比 197.5%増)を見込んでおります。

(4)営業外損益、経常利益
  営業外費用として、主に上場関連費用等 54 百万円を見込んでおります。

   以上の結果、当社グループにおける 2020 年9月期の経常利益は 537 百万円(前期比 184.1%増)を見込んで
  おります。

(5)特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益
   特別利益及び特別損失については、発生を見込んでおりません。

   以上の結果、税金等調整前当期純利益 537 百万円(前期比 150.9%増)から法人税等(繰越欠損金を含む)
  を差し引き、2020 年9月期の親会社株主に帰属する当期純利益は 497 百万円(前期比 2,266.7%増)を見込んで
  おります。

【業績予想に関するご留意事項】
 本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因によって異なる場合があります。
                                                 以上
 
                                                                                                                                      
 
                    2020年9月期  第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                                                          2020年7月10日
上場会社名     株式会社Speee                                                                            上場取引所  東
コード番号     4499  URL  https://speee.jp/
代表者       (役職名) 代表取締役                  (氏名)大塚  英樹
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営管理本部長               (氏名)西田  正孝                                              TEL  050(1748)0088
四半期報告書提出予定日     -                      配当支払開始予定日                                         -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無  
四半期決算説明会開催の有無      :無  
 
                                                                                                               (百万円未満切捨て)
1.2020年9月期第2四半期の連結業績(2019年10月1日~2020年3月31日)
  (1)連結経営成績(累計)                                                                          (%表示は、対前年同四半期増減率)
 
                                                                                                                親会社株主に帰属する
                          売上高                             営業利益                      経常利益
                                                                                                                  四半期純利益
                         百万円              %               百万円          %           百万円                  %             百万円                  %
    2020年9月期第2四半期         4,600           -                 520        -                 481            -                  542             -
    2019年9月期第2四半期             -           -                  -         -                  -             -                   -              -
 
(注)包括利益        2020年9月期第2四半期                    554百万円 (-%)            2019年9月期第2四半期                                -百万円 (-%)
 
                                                        潜在株式調整後
                        1株当たり
                       四半期純利益
                                                         1株当たり
                                                        四半期純利益
                                        円 銭                        円 銭
    2020年9月期第2四半期                       61.69                          -
    2019年9月期第2四半期                         -                            -
(注)1.当社は、2019年9月期第2四半期については、四半期連結財務諸表を作成していないため、2019年9月期第2
      四半期の数値及び対前年同四半期増減率並びに2020年9月期第2四半期の対前年同四半期増減率は記載してお
      りません。
    2.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社は非上場であり、期中
      平均株価が把握できないため記載しておりません。
 
  (2)連結財政状態
                              総資産                                      純資産                                     自己資本比率

                                                 百万円                                   百万円                                                 %
    2020年9月期第2四半期                                 4,120                                  1,484                                           36.0
    2019年9月期                                      3,286                                   918                                            27.9
 
(参考)自己資本            2020年9月期第2四半期                         1,483百万円             2019年9月期                     917百万円
 
2.配当の状況
                                                                   年間配当金
 
                      第1四半期末                    第2四半期末             第3四半期末                         期末                        合計
                                  円 銭                     円 銭                    円 銭                        円 銭                          円 銭
    2019年9月期             -                                 0.00        -                                     0.00                        0.00
    2020年9月期             -                                 0.00                                                                   
  2020年9月期(予想)                         -                                                                     0.00                        0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
 
3.2020年9月期の連結業績予想(2019年10月1日~2020年9月30日)
                                                                                                   (%表示は、対前期増減率)
 
                                                                                             親会社株主に帰属                      1株当たり
                       売上高                       営業利益                  経常利益
                                                                                              する当期純利益                      当期純利益
                      百万円           %           百万円          %     百万円             %             百万円             %                       円 銭
         通期           8,753       18.0            589      197.5       537       184.1            497       2,266.7                      54.95
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
 
※  注記事項
  (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
 
  (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
 
  (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
    ①  会計基準等の改正に伴う会計方針の変更        :無
    ②  ①以外の会計方針の変更                      :無
    ③  会計上の見積りの変更                        :無
    ④  修正再表示                                  :無
 
  (4)発行済株式数(普通株式)
   ①  期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年9月期2Q     8,900,000株   2019年9月期     8,710,000株
   ②  期末自己株式数             2020年9月期2Q         -株     2019年9月期           -株
   ③  期中平均株式数(四半期累計)      2020年9月期2Q   8,787,869株   2019年9月期2Q         -株
 (注)当社は、2019年9月期第2四半期については、四半期連結財務諸表を作成していないため、2019年9月期第2四
     半期の期中平均株式数を記載しておりません。
 
※  四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
 
※  業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
    本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
   断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
   は様々な要因により異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事
   項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(4)連結業績予想などの将来予測情報
   に関する説明」をご覧ください。
 
                                         株式会社Speee(4499)2020年9月期 第2四半期決算短信

○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………              2
        (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………           2
        (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………           3
        (3)キャッシュ・フローの状況 ………………………………………………………………………………………           3
        (4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………           3
    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………              4
        (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………           4
        (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………           5
             四半期連結損益計算書                                              
              第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………         5
             四半期連結包括利益計算書                                            
              第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………         6
        (3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………           7
        (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………           8
            (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………         8
            (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………         8
            (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………         8
                                                                     
                                                                     
 




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                                          株式会社Speee(4499)2020年9月期 第2四半期決算短信

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
     当社グループは「解き尽くす。未来を引きよせる。」をミッションとし、分散したデータを活用可能な形に整
    理・統合することで価値に変換するデータインテリジェンス能力をもとに複数産業の課題解決に注力しておりま
    す。
     具体的にはデータの利活用によって企業のマーケティングを高度化することを目指すMarTech事業、デジタル化
    が進んでこなかった市場において生活者(消費者)と事業者を、デジタル化を通じて最適な形でマッチングするこ
    とを目指すX-Tech事業、ブロックチェーン技術を活用してこれまで流通してこなかった企業や個人のデータの取引
    を可能にすることを目指すData Platform事業を運営しております。
     当第2四半期連結累計期間においては、継続的な売上高の成長実現に向け、各事業の改善活動等に取り組みまし
    た。
     この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高4,600,317千円、営業利益520,485千円、経常利益
    481,712千円、親会社株主に帰属する四半期純利益542,149千円となりました。
       
        セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
         
    ①MarTech事業
     MarTech事業は、顧客企業のデータ資産を利活用し、マーケティング活動を高度化することを目指しており、
    「コンサルティングサービス」「プロダクト」の2形態からなるサービスを提供しております。「コンサルティン
    グサービス」においては、国内企業におけるWebマーケティングの強化及びデータ活用意欲の高まりにより、案件
    獲得が堅調に推移しました。「プロダクト」においては、ネイティブアド配信プラットフォーム「UZOU」の広告審
    査体制の見直し及びアルゴリズム開発に注力し、広告主の広告効果最大化及び媒体社の満足度向上に向け取り組み
    ました。
     この結果、売上高は3,002,107千円、セグメント利益は918,650千円となりました。
      
    ②X-Tech事業
     X-Tech事業は、デジタル化が進んでこなかった市場において、生活者(消費者)と事業者を、デジタル化を通じ
    て最適な形でマッチングすることを目指しており、主に「イエウール」「ヌリカエ」が属しております。
     営業活動が堅調であることに加え、MarTech事業で培ったWebアナリティクス技術を「イエウール」及び「ヌリカ
    エ」に活用した結果、売上獲得に対する広告宣伝費の割合を低減させることにより、利益率の向上を達成しまし
    た。また今後の持続的な成長のため、「イエウール」「ヌリカエ」ともに、新規事業の展開へ向けて、ソフトウエ
    ア開発に関する投資を強化しております。
        この結果、売上高は1,576,219千円、セグメント利益は368,763千円となりました。
         
    ③Data Platform事業
     Data Platform事業は、ブロックチェーン技術を基盤としたデータプラットフォームの開発を行う一方、事業及
    び市場自体が黎明期であることから、主に大手企業に対して共同での実証研究や事業の提案活動に注力しました。
     この結果、売上高は10,000千円、セグメント損失は110,982千円となりました。
     
    ④その他
     その他には、「海外事業」「ヘルスケア事業」が属しており、サービス拡販に向けて取り組む一方、引き続きサ
    ービス開発に注力しました。
        この結果、売上高は11,990千円、セグメント損失は90,415千円となりました。
     
 




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                                              株式会社Speee(4499)2020年9月期 第2四半期決算短信

    (2)財政状態に関する説明
         (資産)
          当第2四半期連結会計期間末における流動資産は3,492,369千円となり、前連結会計年度末に比べ728,385千円増
         加いたしました。これは主に、現金及び預金が495,645千円、受取手形及び売掛金が236,212千円増加したことによ
         るものであります。固定資産は628,083千円となり、前連結会計年度末に比べ105,479千円増加いたしました。これ
         は主に、ソフトウエアが16,784千円、ソフトウエア仮勘定が43,436千円増加したことによるものであります。
          この結果、総資産は、4,120,452千円となり、前連結会計年度末に比べ833,865千円増加いたしました。
          
         (負債)
          当第2四半期連結会計期間末における流動負債は1,645,551千円となり、前連結会計年度末に比べ129,182千円増
         加いたしました。これは主に、買掛金が117,733千円増加したことによるものであります。固定負債は989,964千円
         となり、前連結会計年度末に比べ138,488千円増加いたしました。これは、長期借入金が138,488千円増加したこと
         によるものであります。
             この結果、負債合計は、2,635,515千円となり、前連結会計年度末に比べ267,670千円増加いたしました。
          
         (純資産)
          当第2四半期連結会計期間末における純資産は1,484,936千円となり、前連結会計年度末に比べ566,194千円増加
         いたしました。これは主に、資本金が5,700千円、資本剰余金が5,700千円、為替換算調整勘定が12,725千円、親会
         社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が542,149千円増加したことによるものであります。
             この結果、自己資本比率は36.0%(前連結会計年度末は27.9%)となりました。
 
    (3)キャッシュ・フローの状況
       当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は2,072,081千円となり、
         前連結会計年度末に比べ495,645千円増加いたしました。
          当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
          
         (営業活動によるキャッシュ・フロー)
          営業活動の結果獲得した資金は、335,284千円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益481,712千
         円の計上、売上債権の増加額237,049千円、仕入債務の増加額117,733千円によるものであります。
      
         (投資活動によるキャッシュ・フロー)
          投資活動の結果使用した資金は、71,221千円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2,504
         千円、無形固定資産の取得による支出65,823千円によるものであります。
      
         (財務活動によるキャッシュ・フロー)
          財務活動の結果獲得した資金は、237,908千円となりました。これは主に、長期借入れによる収入450,000千円、
         長期借入金の返済による支出221,492千円によるものであります。
 
    (4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
          2020年9月期の連結業績予想につきましては、本日開示いたしました「東京証券取引所JASDAQへの上場に
         伴う当社決算情報等のお知らせ」をご参照ください。
          なお、当該連結業績予想につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提
         に基づいており、実際の業績等は、今後様々な要因により異なる可能性があります。
 




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                               株式会社Speee(4499)2020年9月期 第2四半期決算短信

2.四半期連結財務諸表及び主な注記
    (1)四半期連結貸借対照表
                                                     (単位:千円)

                           前連結会計年度             当第2四半期連結会計期間
                          (2019年9月30日)           (2020年3月31日)
    資産の部                                                         
     流動資産                                                        
       現金及び預金                      1,576,435            2,072,081
       受取手形及び売掛金                   1,083,151            1,319,364
       その他                           137,880              136,717
       貸倒引当金                        △33,484              △35,794
       流動資産合計                      2,763,983            3,492,369
     固定資産                                                        
       有形固定資産                         41,870               34,339
       無形固定資産                                                    
         のれん                          55,515               48,984
         ソフトウエア                       32,628               49,413
         ソフトウエア仮勘定                    25,327               68,764
         その他                           2,348                2,180
         無形固定資産合計                    115,820              169,342
       投資その他の資産                      364,912              424,401
       固定資産合計                        522,604              628,083
     資産合計                          3,286,587            4,120,452
    負債の部                                                         
     流動負債                                                        
       買掛金                           321,274              439,007
       1年内返済予定の長期借入金                 397,984              488,004
       未払金                           216,937              229,001
       未払費用                          135,317              154,144
       未払法人税等                        205,889                  425
       賞与引当金                         140,815              149,025
       その他                            98,149              185,943
       流動負債合計                      1,516,368            1,645,551
     固定負債                                                        
       長期借入金                         814,206              952,694
       資産除去債務                         37,270               37,270
       固定負債合計                        851,476              989,964
     負債合計                          2,367,845            2,635,515
    純資産の部                                                        
     株主資本                                                        
       資本金                            30,940               36,640
       資本剰余金                          20,950               26,650
       利益剰余金                         864,715            1,406,865
       株主資本合計                        916,605            1,470,155
     その他の包括利益累計額                                                 
       その他有価証券評価差額金                        6                 △74
       為替換算調整勘定                          868               13,593
       その他の包括利益累計額合計                     874               13,519
     新株予約権                             1,262                1,262
     純資産合計                           918,742            1,484,936
    負債純資産合計                        3,286,587            4,120,452
 




                       - 4 -
                                    株式会社Speee(4499)2020年9月期 第2四半期決算短信

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
     (四半期連結損益計算書)
      (第2四半期連結累計期間)
                                     (単位:千円)

                            当第2四半期連結累計期間
                             (自 2019年10月1日
                              至 2020年3月31日)
    売上高                                4,600,317
    売上原価                               2,131,868
    売上総利益                              2,468,449
    販売費及び一般管理費                         1,947,963
    営業利益                                 520,485
    営業外収益                                       
     助成金収入                                   800
     その他                                     414
     営業外収益合計                               1,214
    営業外費用                                       
     為替差損                                 30,258
     その他                                   9,728
     営業外費用合計                              39,987
    経常利益                                 481,712
    税金等調整前四半期純利益                         481,712
    法人税、住民税及び事業税                           1,098
    法人税等調整額                             △61,535
    法人税等合計                              △60,436
    四半期純利益                               542,149
    親会社株主に帰属する四半期純利益                     542,149
 




                            - 5 -
                                株式会社Speee(4499)2020年9月期 第2四半期決算短信

     (四半期連結包括利益計算書)
      (第2四半期連結累計期間)
                                 (単位:千円)

                        当第2四半期連結累計期間
                         (自 2019年10月1日
                          至 2020年3月31日)
    四半期純利益                           542,149
    その他の包括利益                                
     その他有価証券評価差額金                       △80
     為替換算調整勘定                         12,725
     その他の包括利益合計                       12,645
    四半期包括利益                          554,794
    (内訳)                                    
     親会社株主に係る四半期包括利益                 554,794
     非支配株主に係る四半期包括利益                      -
 




                        - 6 -
                                     株式会社Speee(4499)2020年9月期 第2四半期決算短信

    (3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
                                         (単位:千円)

                                   当第2四半期連結累計期間
                                    (自 2019年10月1日
                                     至 2020年3月31日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー                                
     税金等調整前四半期純利益                            481,712
     減価償却費                                    15,552
     のれん償却額                                    6,531
     貸倒引当金の増減額(△は減少)                           2,428
     賞与引当金の増減額(△は減少)                           8,357
     受取利息                                      △147
     為替差損益(△は益)                               30,682
     支払利息                                      3,451
     上場関連費用                                    5,803
     投資事業組合運用損益(△は益)                             474
     売上債権の増減額(△は増加)                        △237,049
     仕入債務の増減額(△は減少)                          117,733
     未払金の増減額(△は減少)                            12,865
     その他資産の増減額(△は増加)                           △992
     その他負債の増減額(△は減少)                          19,389
     未払消費税等の増減額(△は減少)                         84,000
     その他                                     △5,661
     小計                                      545,131
     利息及び配当金の受取額                                 147
     利息の支払額                                  △3,522
     法人税等の支払額                              △206,471
     営業活動によるキャッシュ・フロー                        335,284
    投資活動によるキャッシュ・フロー                                
     有形固定資産の取得による支出                          △2,504
     無形固定資産の取得による支出                         △65,823
     敷金及び保証金の差入による支出                           △854
     貸付金による支出                                △2,040
     投資活動によるキャッシュ・フロー                       △71,221
    財務活動によるキャッシュ・フロー                                
     長期借入れによる収入                              450,000
     長期借入金の返済による支出                         △221,492
     株式の発行による収入                               11,400
     上場関連費用の支出                               △2,000
     財務活動によるキャッシュ・フロー                        237,908
    現金及び現金同等物に係る換算差額                         △6,325
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                      495,645
    現金及び現金同等物の期首残高                         1,576,435
    現金及び現金同等物の四半期末残高                       2,072,081
 




                           - 7 -
                                                                         株式会社Speee(4499)2020年9月期 第2四半期決算短信

    (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
     (継続企業の前提に関する注記)
      該当事項はありません。
 
 
     (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
      該当事項はありません。
 
 
     (セグメント情報等)
       【セグメント情報】
           当第2四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年3月31日)
           1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                                               (単位:千円)
                                                                                                                 四半期連結
                                      報告セグメント
                                                                                 その他                        調整額  損益計算書
                                                                                               合計
                                                        Data                     (注)1                       (注)2  計上額
                       MarTech       X-Tech                          計
                                                      Platform                                                   (注)3
    売上高                                                                                                                     

     外部顧客への売上高 3,002,107 1,576,219                      10,000 4,588,326          11,990 4,600,317             -   4,600,317
     セグメント間の内部
                            -             -                 -            -            -             -          -          -
     売上高又は振替高
           計          3,002,107 1,576,219               10,000 4,588,326          11,990 4,600,317             -   4,600,317
    セグメント利益
                       918,650       368,763 △110,982 1,176,431                  △90,415 1,086,015 △565,530          520,485
    又は損失(△)
          (注)   1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメント及びその他の収益を獲得する事業
                  活動であり、海外事業及びヘルスケア事業を含んでおります。
                2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△565,530千円は、各報告セグメントに配分していない全
                  社費用が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費でありま
                  す。
                3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
 
 
      
      
 




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