4496 M-コマースワン 2021-11-12 15:30:00
2022年3月期 第2四半期 決算説明資料 [pdf]
2022年3月期第2四半期 決算説明資料
株式会社コマースOneホールディングス
(東証マザーズ:4496)
2021年11月12日
2
目次
1. 2022年3月期第2四半期 サマリー P.3
2. ビジネス概要 P.13
3. 事業環境と機会 P.52
4. 成長戦略 P.55
5. サステナビリティ P.59
3
1. 2022年3月期第2四半期 サマリー
4
2022年3月期第2四半期 サマリー
■ 2022年3月期第2四半期決算期の外部環境
Eコマース市場は昨年、新型コロナウイルス感染症の国内蔓延による消費活動の変化を受け、いわゆる「巣ごもり消費」が活発化
したことにより大きく拡大。現状では急激な市場規模の拡大には一服感があるものの、日本社会のDX推進に伴うEC化率の上昇と
相まって継続的な成長を見せている。
■ 決算概要
未だ対面での営業活動に制限はあるものの、オンラインセミナーの積極的な開催や営業拠点の配置拡大により地方への効率的な
営業活動が可能となった結果、当社グループのECプラットフォーム事業における連結売上高、連結営業利益および連結営業利益
率は引き続き堅調に成長。
• 売上高前年度同期比:+ 264,569千円(+ 22.6%)
• 営業利益前年度同期比:+ 92,037千円(+ 36.2%)
• 営業利益率:24.1%
• 営業利益率前年度同期比:+ 2.4ポイント改善
主にフューチャーショップの店舗数増加とARPUの増加に加え、GMVの成長拡大により、売上高が拡大。ソフテルの引き合い・
受注の堅調な推移、工数管理の精緻化が営業利益の上昇に寄与。
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2022年3月期第2四半期 連結決算トピックス
⚫ 昨年度に引き続き、連結決算は増収増益。
⚫ ソフテルの引き合い増加・受注拡大は継続。加えて、大型案件の受注残の増加と一部進行基準の適用に伴う開発工数管理精緻
化により営業利益増加。
⚫ フューチャーショップは流通総額および契約件数が引き続き拡大(前年度同期比:流通総額+8.8%、契約店舗数+6.1%)
✓ 11月8日に当社子会社である株式会社ソフテル(以下、ソフテル)の訴訟に関して、モダンデコ株式会社と和解成立。ソフテルは解決金を
受け取り、モダンデコ株式会社は反訴を取り下げた。詳細は11月8日に開示した「当社子会社の訴訟の和解に関するお知らせ」参照。
単位:千円 2021年3月期2Q 2022年3月期2Q 前年度同期比
売上高 1,170,544 1,435,113 + 22.6%
営業利益 254,407 346,444 + 36.2%
経常利益 264,670 376,338 + 42.2%
親会社株主に帰属する
四半期純利益
178,845 254,101 + 42.1%
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2022年3月期第2四半期 グループ概要
売上高:1,083,572千円 前年度同期比:+ 190,252千円(+ 21.3%)
営業利益:343,415千円 前年度同期比:+ 62,679千円(+ 22.3%)
営業利益率:31.7%
営業利益率前年度同期比:+ 0.3ポイント増加
フューチャーショップ 流通総額:89,023百万円 前年度同期比:+ 7,189百万円(+ 8.8%)
9月末契約件数:2900件 前年度同期比:+ 168件(+6.1%)
ARPU:62,866円 前年度同期比:+ 6,999円(+12.5%)
前四半期に続き増収増益。昨年度は、新型コロナウイルス感染症拡大下の不確実性が高い中で広告宣伝費・出張費などの経費支出
を抑制。当期は前年度同期より経費・安全強化投資など支出が増加。営業利益率、流通総額、契約件数、ARPUは堅調推移。
売上高:346,728千円 前年度同期比:+ 67,158千円(+ 24.0%)
営業利益:70,993千円 前年度同期比:+ 38,208千円( + 116.5%)
営業利益率:20.5%
営業利益率前年度同期比:+ 8.7ポイント増加
ソフテル 上期開発売上総額:164,672千円(+49.2%)
上期1社あたり開発売上高:1,277千円(+29.5%)
上期ストック売上:+ 14,011千円(+10.6%)
案件引き合い増加により受注好調。大型案件の受注拡大に伴い、より一層工数管理を精緻化し、進行基準管理を徹底。
大型カスタマイズ案件の拡大に対して工事進行基準を採用等々により、売上高、売上原価、営業利益、経常利益および税金等調整
前四半期純利益がそれぞれ増加。ストック収入である保守売上も昨年度までのカスタマイズ案件増加に伴い拡大した結果、大幅増
収増益となった。
7
2022年3月期 第2四半期四半期決算概要
【連結】コマースOneホールディングス
単位:千円 2021年3月期2Q 2022年3月期2Q 増減 前年度同期比
売上高 1,170,544 1,435,113 + 264,569 + 22.6%
営業利益 254,407 346,444 + 92,037 + 36.2%
経常利益 264,670 376,338 + 111,668 + 42.2%
税金等調整前
四半期純利益
278,983 392,077 + 113,094 + 40.5%
親会社株主に帰属する
四半期純利益
178,845 254,101 + 75,256 + 42.1%
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2022年3月期 第1四半期・第2四半期比較
【連結】コマースOneホールディングス
2022年3月期1Q 2022年3月期2Q
単位:千円 増減 コメント
単体 単体
売上高 707,662 727,451 + 19,789
コロナ禍下での営業活
動の成果、継続的な引
営業利益 170,675 175,769 + 5,094 き合い増加により、第
2四半期は第1四半期
以上にソフテルの大型
営業利益率 24.1% 24.2% + 0.04% 案件の納品があり、フ
ューチャーショップで
も対第1四半期比での
経常利益 172,348 203,990 + 31,642 販管費減少および第2
四半期は受取配当金の
計上があったため。
親会社株主に帰属する
四半期純利益
109,661 144,440 + 34,779
9
前年度同期比 第2四半期営業利益増減分析
■ 営業利益合計 営業利益増 営業利益減
(単位:千円)
人員増加、
昇給等による増加。
フューチャーショップのセキュリティ
脆弱性診断による増加。
フューチャーショップの店舗数増加、 主に上場維持に伴う
ARPU増加に伴う売上高、利益の増加。ソ 支払報酬等の増加。
フテルの収益認識において、大型案件の受
注拡大に伴い、より一層工数管理を精緻化
し、進行基準管理を徹底したため。
主にフューチャーショップにて、昨年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で
不確実性が高く、出張等も含め費用を抑制。今期は前向きな投資、広告宣伝の実施、
採用強化のため増加。
2021年3月期2Q 2022年3月期2Q
営業利益 営業利益
10
営業利益~税金等調整前四半期純利益の増減分析
【連結】コマースOneホールディングス
単位:千円 2021年3月期2Q 2022年3月期2Q 増減 コメント
営業利益 254,407 346,444 + 92,037 ー
投資先企業業績向上によ
営業外収益 19,127 29,901 + 10,774 る受取配当金増加
(9,876千円)のため。
昨年度は上場関連費用
営業外費用 8,864 6 ▲ 8,858 (7,662千円)が発生し
ていたため、当期は減少。
経常利益 264,670 376,338 + 111,668 ー
特別利益 14,313 15,739 + 1,426 ー
特別損失 0 0 - ー
税金等調整前
278,983 392,077 + 113,094 ー
当期純利益
11
2022年3月期第2四半期 貸借対照表前期末比
【連結】コマースOneホールディングス
単位:千円 2021年3月期4Q 2022年3月期2Q 増減
流動資産 1,528,879 1,752,593 + 223,714
現金および預金 1,232,172 1,405,850 + 173,678
固定資産 1,063,478 977,546 ▲ 85,932
投資有価証券 589,577 457,901 ▲ 131,676
流動負債 697,165 681,901 ▲ 15,264
固定負債 83,769 65,976 ▲ 17,793
純資産 1,811,423 1,982,261 + 170,838
株主資本 1,556,833 1,810,934 + 254,101
その他有価証券
評価差額金
254,590 171,326 ▲ 83,264
12
2022年3月期第2四半期 連結業績推移
2019年3月期第2四半期時に営業利益、2020年3月期第2四半期時に売上総利益で多少減少したものの、概ね順調に成長。
2022年3月期第2四半期も新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大いに受け伸長した前年度実績に対し増収増益を達成。
(単位:千円)
1,600,000 30%
1,435,113
1,400,000
21.7%
24.1% 25%
21.6% 1,170,544
1,200,000
1,072,872
18.4% 953,377
17.8% 17.4% 20%
1,000,000
814,978 833,402
800,000 742,943 15%
681,872
613,459 605,991
600,000 547,512
482,208 10%
400,000
346,444
254,407
175,899 169,527 186,234 5%
200,000 136,618
0 0%
2017年3月期2Q 2018年3月期2Q 2019年3月期2Q 2020年3月期2Q 2021年3月期2Q 2022年3月期2Q
売上高 売上総利益 営業利益 営業利益率
※2017年3月期は監査法人の監査を受けておらず、2018年3月期~2020年3月期の期間に関しては、第2四半期財務諸表としては監査法人の監
査を受けていません。
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2. ビジネス概要
14
事業内容
当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社が持株会社として連結事業子会社である株式会社フューチャー
ショップ、株式会社ソフテル、株式会社TradeSafeの3社を統括。各連結事業子会社は、ECサイト運営を支援するサ
ービスをSaaS形式にて提供するECプラットフォーム事業を国内中堅・中小ECサイト運営企業向けに展開している。
当社の連結事業子会社の各事業概況は、以下の通り。
なお、当社グループの事業は上述のとおりECプラットフォーム事業の単一セグメントである。
株式会社フューチャーショップ 株式会社ソフテル 株式会社TradeSafe
SaaS型ECサイト構築プラットフォームの提供。 Eコマース事業の販売管理・在庫管 ECサイトの認証サービスおよびデー
理システムを顧客の業務フローに合 タ解析に基づく受注傾向表示などの経
わせるカスタマイズモデルで提供。 営補助ツールを提供。
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グループビジネスモデル
FRONT
自社ECサイト成長支援
複数店舗一元管理
SaaS型ECサイト構築プラットフォーム 販売管理ソフト・在庫管理ソフト
自社ECサイトの成長戦略を支援するための機能を ECオペレーションをカスタマイズによって
ワンストップソリューションで提供。 一元管理。
v
基幹システム
v
実店舗
EDI
自社EC
モール支店
倉庫
物流システム
受注取込 顧客
店舗運用管理 集客 決済処理 処理状況 出荷指示
店舗構築 商品連動 連絡
運用サポート プロモーション 受注情報送信 管理指示 倉庫管理
処理 DB連携
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顧客と併走し、顧客に最適化したグループサービス
「主体的なマーケティング活動によってCX※が最適化された自社EC」と、
「モール領域での多店舗展開に適した効率的管理」でEC事業の成長を促進。
※Customer Experience
UX※の最適化を実現させる モール領域での多店舗展開管理を
自社EC構築を可能にするフロントエンド 効率化するバックエンドシステム
※User Experience
多店舗展開で増加する業務を効率化し、
自社に適したマーケティングで
収益の向上および人的リソースの創出が可能。
リピート率を高め、収益向上を実現。
自社ECによる主体的なマーケティング活動
国内のEC市場GMV約7~8割※を占めるモールの集客力
※自社調べ
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Eコマースをトータルで支援するプロダクトを保有
How to Improve
User’s Sales
各プロダクトが Eコマース支援を通した
保有する 企業のDX・生産性向上 各社のノウハウを
テクノロジー 統合した
コンサルティング
& データ DX(デジタルトランスフォーメーション)
バックエンドプロダクト フロントエンドプロダクト 安心取引
販売管理・在庫管理ソフト SaaS型Eコマースプラットフォーム 信頼とあんしんのマーク
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株式会社フューチャーショップ
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futureshopの事業内容
「SaaS型Eコマースプラットフォーム futureshop」を主軸にした、デジタルコマース支援を提供。
E コ マ ー ス特 化 型 CM S ※ 1 「 c o m m e r c e c r e a t o r 」 ( 特 許 登 録 済 特 許 第6 6 1 9 4 7 8 号 ) を実 装 し 、
表 現 力 豊 か な カ ス タ マ イ ズ 性 の 高 さ と 、 販 売 機 会 を 逃 さ な い 日 々 の 更 新 性 を 両 立 さ せ たS a a S
型 E コ マ ー ス プ ラ ッ ト フ ォ ー ム 。 ア パ レル ・ フ ァ ッ ショ ン か ら フ ー ド 、 コ ス メ 、 イ ン テ リ ア ま
で幅広いジャンルに適応。
2 0 2 1 年 9 月 末 時 点で 、 2,900 サ イ トが 利 用 し て いる 。
f u t u r e s h o p の 機 能 に 加 え て 、 実 店 舗 ( 店 頭 ) 顧 客 と E Cサ イ ト 顧 客 の 統 合 型 マ ー ケ テ ィ ン グ を
実 現 す る プ ロ ダ ク ト 。 ネ ッ ト と リ ア ル の 販 売 チ ャネ ル 統 合 をS a a S 型 サ ー ビ ス で提 供 。
2 0 2 1 年 9 月 末 時 点で 101 ブ ラ ンド の E C サ イ ト 、合 計 2,355 の 実 店鋪 ( 店 頭 ) で稼 働 。
※1 CMS=Content Management System
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ビジネスモデル
経済合理性の高いマルチテナント・ノンカスタマイズのSaaS型ビジネスモデル
全 て の ユ ー ザ ー で ソ フ ト ウ ェ ア や サ ー バ 環 境 を 共有 す る S a a S 型 モ デ ル
ス タ ー ト ア ッ プ フ ェ ー ズ の ユ ー ザ ー か ら 年 商 数 十億 円 の ユ ー ザ ー ま で 、
全てのユーザーが同じ環境・同じソフトウェアで稼働
3つの優位性
安心のセキュリティ 迅速なバージョンアップ 満足度の高いサポートの提供
っz
容易なシステムアップデート ユーザー個別の開発・運用なし ユーザー固有の仕様なし
最新のセキュア環境を提供 効率的な機能開発・バージョンアップ 満足度の高いサポートを提供
結果、開発リソースを最大限に利益化。エンジニアをプロダクト開発に集中させられるため離職率も低い。
すべてのユーザーが同じ環境であるため、成功パターンのナレッジを蓄積・共有がし易く、再現性も高い。
21
サービスの強み
ノンカスタマイズでありながら、カスタマイズ性を担保するプロダクトのテクノロジーと拡張性、
ユーザーの成長を支援するカスタマーサクセスチームを有する
テクノロジー
拡張性
How to Improve
User’s Sales Expandability
Technology
ネットとリアルの販売チャネル統合
(特許登録済 特許第6619478号) ECと実店舗を連携
デザインカスタマイズ性と更新性の
両立を実現するEコマース特化型CMS
カスタマーサクセスチーム
EC事業を成長させるアカデミーカリキュラム
Support 日々の電話・メールサポート/コンサルティング
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60を超えるEC支援サービスと連携
優良ECサイトが多く稼働するプラットフォームとして、
常にトレンドのEC支援サービスおよび決済サービスとスピーディに連携。
「for futureshop」と表記されているサービスは、futureshopユーザー専用の料金プランが用意されています。
23
収益モデル
サブスクリプション型・月額固定料金制を採用
(※一定レベル以上のアクセスがある場合においては従量制課金あり)
売上に伴うコスト増幅が少ないため、
サブスクリプション型とレベニューシェア型 成長店舗の解約リスクは低い。
のユーザー売上と月額支払料金の比較 ↓
EC支援のナレッジが蓄積される
スタート時はサブスクリプション型がコスト高
月商100万円を超える
futureshop利用ユーザーの98.6%が法人
あたりからコストは逆転
一般的なレベニュー
シェア型のサービス
の月額コスト
futureshopの
サブスクリプション型
月額固定費用 ス タ ー ト 時 か ら 平 均 3 2 , 0 0 0 円 / 月 額 の 固 定費 用 を
支払うため、早期に売上を向上させるモチベーシ
ョンとポテンシャルを有するユーザーが多い。
よって、カスタマーサクセス活動の効果がでやす
futureshopユーザーの く、結果としてGMVが向上。
平均月商ライン
(2022年3月期2Q実績)
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サービスの特長
ノンカスタマイズ提供でも圧倒的に高い1店舗あたりGMV
本 事 業 モ デ ル で は 、 一 般 的 に ス タ ー ト ア ッ プ 支 援 ~ 中 小 企 業 がタ ー ゲ ッ ト の中 心 と な る が、 S a a S 型 E コ マ ー スプ ラ ッ ト
フォーム futureshop および futureshop omni-channel のユーザーは、中堅・大手のECサイトが多く利用。
幅 広 い ジ ャ ン ル に 利 用 さ れ て い る 国 内 主 要 S a a S 型 プラ ッ ト フ ォ ーム の 中 で は 圧倒 的 に 1 店 舗 あた り の G M V が高 い 。
62,398千円
※上記グラフは2020年度国内主要SaaS型ECプラットフォーム1店舗あたりGMV推計/当社調べ
(業種・サブスクリプションコマース特化型・カスタマイズモデルは除く)
契約を2年以上継続しているユーザーの売上は平均 32.9%増加
2022年3月期2Q:成長率平均※1前年度同期比 +32.9% 2021年3月期2Q:成長率平均前年度同期比 +61.08%
前年度はコロナ禍によりEC流通が急激に増大。今年度も高止まりを見せており、従来どおりの成長率を維持。
※1 契約を2年以上継続しているユーザーの成長率平均= 2年以上契約を継続しているユーザーで、毎月1円以上売上のある店舗の売上成長率の
平均。立ち上げ・リニューアルから2年未満のユーザーを省くことで、初期段階の急激な売上成長の値を省いたもの。
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顧客戦略
高 い デ ザ イ ン カ ス タ マ イ ズ 性 と 拡 張 性 で 店 舗 の ユー ザ ー 体 験 を最 適 化 し 、 顧客 の フ ァ ン 化 を 実 現 。
高 コ ス ト パ フ ォ ー マ ン ス と 手 厚 い カ ス タ マ ー サ クセ ス で 、
本 格 的 な E C 事 業 の 成 長 を 目 指 す 国 内中 堅 ・ 中 小 E Cサ イ ト 運 営 企業 に 選 ば れ てい る 。
フューチャーショップを選ぶ
成長意欲の高いEC事業が求める機能要点
1
店
舗
あ フルスクラッチ型
た
り
の 大規模店舗
GMV
SaaS型プラットフォーム
中規模店舗
インスタントEC SMB
コスト ※当社調べ
26
参考資料 – の顧客満足度および認知度
ITreview Grid Award 2021 Fall にて
ECサイト構築部門の「Leader」バッジを
9期連続受賞
ビジネス向けIT製品・クラウドサービスのレビューサイト ITreviewにて、
顧客満足度・認知度両項目の評価が高い製品であることを表す
※2021年10月時点
※満足度は相対評価です
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参考資料 -2022年3月期第2四半期のカスタマーサクセス活動
アカデミー講座カリキュラム・セミナー、およびOne to One 相談はオンラインで開催
ユーザー限定セミナー・オープンイベントによるCS活動 One to Oneオンボーディング
&無料スポットコンサルティング
ユーザー限定少人数制EC講座 オープンセミナーイベント
開催回数:28講座 開催回数:18イベント
参加者数:1,386名 対応社数:67社
参加者数:370名
※オンラインセミナー形式を変更し、実参加人数
計測が可能となったため、2Q報告時の視聴者数
とは違う値となっている
ユーザー限定講座はセキュリティ対策勉強会が一巡したため、参加者数が1Qより減少。
オンボーディング・コンサルティングは対応人員増強で3倍となっている。
28
参考資料 – オウンドメディア
総記事数 210本
8本
2022年3月期2Q記事
2022年3月期2Qアップ記事より一部抜粋
29
GMV※1と契約店舗数実績
契約店舗数は、前年度同期比 +6.1%
GMVは当第2四半期時点で890.2億円となり、前年度同期比 +8.8%
2022年3月期第2四半期累計 2022年3月期第2四半期末時点の契約店舗数
G M V 890.2 億 円( 前 年 度 同 期比 8.8%増 ) 2,900 店 舗 ( 前年 度 同 期 比 6.1%増 )
1 店 舗 あ た り G M V 31,007 千 円 ( 前 年 度同 期 比 0.8%増 )
※1 GMV=Gross Merchandise Value
30
ARPU(Average Revenue Per User)
Eコマース市場拡大に伴い、EC事業の成長に必要な機能は拡大
オプション機能・アライアンス連携サービスのリリースによりARPUは着実に向上
1店舗あたり月間売上金額推移
31
ストック売上※1 - フューチャーショップ
新型コロナウイルス感染症拡大の中での巣ごもり消費の活発化によるEC利用率の上昇に伴い、
契約件数・ARPUが継続成長している結果、ストック売上は順調に増加。
(単位:千円) ストック売上 ストック売上比率※2
500,000 100.0%
1店舗あたりの商流拡大に伴い、
千
450,000 84.4% 84.2% 90.0% アライアンス協業によるサービス提供売上が
81.7% 81.8% 80.9% 81.7%
400,000 80.0% 拡大しているため、ストック売上比率は若干下が
406,917 426,065 434,573 446,499 っている。
350,000 383,519 70.0%
369,398
300,000 60.0%
※1 毎月の本体売上、オプション売上
(アライアンスオプション含む)の合計金額
250,000 50.0% ※2 ストック売上を各四半期の売上高で割ったもの
200,000 40.0%
150,000 30.0%
100,000 20.0%
50,000 10.0%
0 0.0%
32
2022年3月期第2四半期事業トピックス
プレスリリース
【2021.7.28】フューチャーショップとSBペイメントサービス、 AIを活用した不正検知サービスのシステム連携開始
~事業者が安心してECサイトで商品・サービスを提供できる環境を整備~
ソフトバンク株式会社の子会社であるSBペイメントサービス株式会社(以下「SBPS」)と、フューチャーショップが提供するSaaS型ECサイト構築プ
ラットフォーム「futureshop」および「futureshop omni-channel」(以下、総称として「futureshop」)で、SBPSが提供するAIを活用した不正
検知サービス「AI不正検知」のシステム連携を2021年9月28日から開始。
これにより、「futureshop」を利用しSBPSのオンライン決済サービスを導入したすべての事業者は、ECサイトの不正対策として不正検知サービス
「 A I 不 正 検 知 f o r f u t u r e s h o p 」 が 利 用 可 ※1。 疑 わ し い 注 文 を 受 け 付 け る と 「 f u t u r e s h o p 」 の 受 注 管 理 画 面 の 該 当 注 文 に ア ラ ー ト が 表 示 さ れ 、 事 業 者
の不正取引早期発見が可能に。SBPSがECサイト構築プラットフォームと「AI不正検知」のシステム連携を行うのは、今回が初めて。
※1「AI不正検知」および「AI不正検知 for futureshop」はクレジットカード決済での注文に対応、その他の決済手段には未対応。
【2021.8.11】株式会社dual&Co.が提供するアパレル特化型クラウド販売管理システム「アパレル管理自動くん」との連携開始
~アパレル業務に即した機能をリーズナブルに利用可能 カスタマイズ希望にも柔軟に対応~
株式会社dual&Co.(東京都千代田区、代表取締役 中川 雅也)が提供する、アパレル特化型クラウド販売管理システム「アパレル管理自動くん」との連
携を開始。この連携により、「futureshop」または「futureshop omni-channel」(以下、futureshop)で構築されているECサイトで「アパレル
管理自動くん」を利用可。「アパレル管理自動くん」の利用で、「futureshop」で構築されたECサイトの受注情報・在庫情報がリアルタイムかつ自動
で管理可能に。
【2021.9.7】フューチャーショップ、Appierが提供するWebプッシュ通知機能「AIQUA LITE」との連携開始
~AIが最適化するタイミングでの効果的な配信により、販売機会の獲得やリピート率向上を可能に~
AIテクノロジー企業のAppier(エイピア、代表取締役兼CEO:チハン・ユー、以下Appier)が提供するWebプッシュ通知機能「AIQUA LITE」との連
携を開始。この連携により「futureshop」利用事業者は、初期費用0円、月額15,000円(税抜)で、AIによる送信時間最適化も備えたWebプッシュ通
知機能「AIQUA LITE」を使用可能。「AIQUA LITE」はあらゆるマーケティングチャネルでの顧客エンゲージメントをサポートするAppier提供の通
常版「AIQUA」から、人気機能のWebプッシュ通知機能を切り出した簡易版。
ニュースリリース
【2021.7.1】管理画面のログイン認証を強化
2021年4月20日火曜日、futureshopユーザー様において、管理者アカウントの漏えいによる改ざん被害が発生したことを受け、管理画面ログイン認証
の仕様を変更し、管理者の二段階認証を必須化。同時に管理者権限設定やログ監視機能等の既存セキュリティ機能の活用を啓蒙し、再発防止に取り組み
中。
(悪意のある第三者による正当なアカウントを利用したログインが管理画面の管理者ログ一覧にて確認され、不正にコンテンツを改ざんされている事象
となり、futureshopシステムの脆弱性は確認されていない。)
【2021.9.29】バージョンアップ
futureshopシリーズのバージョンアップを実施。主な内容は下記のとおり。
①SBペイメントサービスとの取り組みである「AI不正検知 for futureshop」の実装
②クレジットカード決済の「EMV 3Dセキュア(3Dセキュア2.0)」に対応
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2021年度3Q以降の方針
分析機能(ECサイト現状分析レポートメニュー)リリース
企 業 の デ ジ タ ル コ マ ー ス 化 を 促 進 す べ く 、 優 先 課題 の 明 確 化 ・効 率 的 な 売 上 向 上 施 策 の 発 見 が 可 能 と
な る 現 状 分 析 レ ポ ー ト が 閲 覧 で き る 新 メ ニ ュ ー のリ リ ー ス を 予定 。
BOPIS (Buy Online Pick up In Store)機能リリース
ネ ッ ト と リ ア ル の 融 合 が 一 層 進 み 、 消 費 者 に よ る「 ネ ッ ト で 買っ て 、 店 舗 で 受 け 取 る 」 B O PI S (B u y
Online Pick up In Store)の購買行動があたりまえになりつつある。
実 店 舗 販 売 と ネ ッ ト 販 売 の 利 点 を 生 か し た 新 し いコ マ ー ス を 支援 す る た め 、 B O PI S に 対 応 し た オプ シ
ョン機能を開発中。
APIの順次リリース
外 部 サ ー ビ ス と の 連 携 強 化 の た め 、 順 次 AP I の リ リー ス を 予 定 。
セキュリティ対策機能およびユーザーの意識向上啓発活動の強化
テレワーク化が進み、ユーザーの利用環境が変化しているため、セキュリティに係るリスクが高まっている。
2021年4月にユーザーの管理者アカウント漏えいによる不正ログインを確認。正当なアカウントでログインした悪
意のある第三者によるサイト改ざんが発生。セキュリティ対策機能の強化とともに、セキュリティ意識向上のた
めのセミナー・勉強会を継続して実施していく。
ECバックエンド機能サービスを強化
ソ フ テ ル が 提 供 す る E C バ ッ ク エ ン ドシ ス テ ム と のシ ス テ ム 連 携を 強 化 し 、 国内 主 力 E C モ ール と 自 社
E C の 多 店 舗 展 開 に て E C事 業 を 拡 大 して い る 事 業 者に 対 し 、 フ ロン ト エ ン ド ~バ ッ ク エ ン ド+ 多 店 舗 管
理 を 統 合 的 に 支 援 す る サ ー ビ ス 提 供 に 向 け て 準 備中 。 グ ル ー プシ ナ ジ ー を 強化 す る 方 針 。
UI・UX改善
順次、新システムへの移行を継続。
よ り U I ・ U X が 改 善 さ れ た 新 し い 管 理 画 面を 順 次 リ リ ース 予 定 。
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参考資料 – futureshop 導入事例 ※順不同 敬称略
AEONBODY(株式会社イオンボディ) キャロットカンパニー オフィシャルストア(株式会社キャロットカンパニー)
GOOD NATURE STATION ONLINE(株式会社ビオスタイル) Knot(株式会社Knot)
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参考資料 – futureshop 導入事例 ※順不同 敬称略
NICE CLAUP(株式会社ナイスクラップ) SUIT SELECT (株式会社コナカ)
京橋千疋屋(株式会社京橋千疋屋) 堂島ロールのパティスリーモンシェール公式通販(株式会社Mon cher)
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株式会社ソフテル
販売管理・在庫管理ソフト「通販する蔵」
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「通販する蔵」のコンセプト
EC事業者の在庫管理などのバックヤードシステムにおいて、ノンカスタマイズ型ASPでは実現できないECオペレーションを
カスタマイズによって一元管理することで人的リソースやコストの削減を実現し、成長に必要な経営資源を生み出す。
• 人的リソース、コスト削減
実店舗 • 成長に必要な経営資源を生み出す 自社EC
カスタマイズ型ASP
モール支店A モール支店B
カスタマイズされた一元管理システム
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ソフテルの事業内容
受注管理システムや販売機能に加え、さらに物流管理や実店舗連携、自社サイトの構築を加えた
包括的な受注管理システムを提供。
更には、カスタマイズにより顧客の持つ強み(競合優位性)を活かしたシステム化が可能。
モール支店A 本店 モール支店B
支店A
倉庫A 倉庫B
支店B 支店C
複数店舗を
EDI・基幹システム連携 倉庫WMS・出荷連携
一元管理
自動発送システム・売上データ連携 倉庫管理業者とのWMS連携
商品管理・在庫管理 受注処理・顧客連絡
大手モール・ECフロントへの商品データ連携・在庫連携 ステータス管理で完全状況把握
顧客の抱える課題に広く応え、シームレスな設計により効率化を実現し、強みの最大化に貢献する。
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ソフテルのポジショニング
高 い カ ス タ マ イ ズ 性 と 豊 富 な 実 績 で 、 多 店 舗 展 開に よ り 肥 大 化す る 業 務 の 効率 化 を 実 現 。 基 幹 シ ス テ ム 、 P OS シ ステ ム
と の 接 続 に も 対 応 し 、 国 内 大 手 ・ 中 堅 企 業 を 中 心に 収 益 性 向 上を 促 進 。
拡張性・カスタマイズ性
高
高 低
コスト
低
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ソフテルのビジネスモデル
Eコマースのバックエンド側業務の効率化を実現し、基幹システム、
POSシステムとの接続で大手企業にも対応可能なカスタマイズモデル。
顧客に合わせたカスタマイズを重ねていくことでユニークなシステム環境を提供し、顧客のLTVの向上をサポート。
ノンカスタマイズ型ASPでは実現できない、ECオペレーション課題をカスタマイズにより解決し、
コスト削減を実現することにより成長に必要な経営資源を生み出し、長く顧客の成長をサポートする。
カスタマイズ受注 ⚫ システムの最適化
⚫ 要望水準が高く、多岐にわたる
⚫ 効率的な在庫販売
⚫ ビッグデータを扱う
⚫ 多モール出店 etc…
保守・メンテナンス
新規要望、相談 運用
継続的利用、解約率の低下
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ソフテルの収益モデル
平均年3.7回の追加カスタマイズ開発、それに伴う保守料の増加により、
継続的な収益の向上と顧客LTV向上が見込まれる。
継続的収益アップ!
顧客LTV
初期
費用
カスタマイズ・
保守料
初期導入費
システムのユニーク性
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ソフテルの実績(顧客受注総額)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、業績好調であった顧客は引き続き好調を維持。
さらにホームセンター商材(DIYニーズ)や、バイク用品(公共交通機関を避ける通勤手段、3密を避けるレジャー手段としてのニー
ズ)を扱う顧客が業績を伸ばす。販売環境強化のための追加カスタマイズ需要が更に高まった。
2020年1月以降でカスタマイズの発注が100万円以上ある顧客受注総額推移
(単位:百万円)
6,000 200%
181%
174% 175%
169% 180%
5,000 154% 156%
150% 151% 150%
145%
150% 147% 148% 160%
135% 133% 134%
129% 127% 140%
4,000 124%
115%
120%
100%
3,000 100%
80%
2,000
60%
40%
1,000
20%
0 0%
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
顧客受注合計 2020年1月比
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開発売上総額※1・1社あたり開発売上高※2
カスタマイズによりバックエンド側の人的リソース・コスト削減を可能にするため、「通販する蔵」の初期導入売上高およびカスタマ
イズ売上高が重要な指標になる。当年度からは工事進行基準を適用し、これに伴い少額または短期の開発案件を除き、進行中の案件に
ついても各四半期で売上高が計上されるようになったが、納品自体は9月・3月に偏る傾向があるため、各年度上期・下期単位で表記
している。
(単位:千円) 開発売上総額 1社あたり開発売上高
200,000 1,277 1,400
180,000
1,200
160,000
164,672
140,000 1,000
120,000
800
100,000
245,134 600
80,000 214,264
60,000 400
40,000
200
20,000
0 0
2020年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2021年3月期 2022年3月期
2022年3月期
上期 下期 上期 下期 上期
上期
※1 「通販する蔵」の初期導入売上高およびカスタマイズ売上高
※ 2 開発売上総額を期間内で初期導入・カスタマイズを実施した会社単位で割ったもの
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ストック売上※1 - ソフテル
大口顧客の増加・案件の高度化に伴い順調に増収。
近年は概ね安定的に40%以上の水準を確保し、安定的な経営基盤を構築している。
(単位:千円) ストック売上 ストック売上比率※2
80,000 100.0%
千
90.0% 2 0 2 1 年 3 月 期第 4 四 半 期 は 一時 的 に ス ト ック 売
70,000 74,167
71,696 72,277
69,674 80.0% 上比率が減少しているが、これは第4四半期納品
67,200
60,000 65,232 のカスタマイズ売上が多かったことによるもので
70.0% あり、特段異常値ではない。当期からより一層工
50,000
60.0% 数管理を精緻化し、進行基準管理を徹底している
50.2% 51.0% ため各四半期のブレは昨対比では少なくなると想
40,000 44.7% 43.1% 50.0% 定している。
41.5%
37.9%
40.0%
30,000
※1 通販する蔵の月額保守売上
30.0% ※2 ストック売上を各四半期の売上高で割ったもの
20,000
20.0%
10,000
10.0%
0 0.0%
45
2022年3月期 案件受注状況
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、2021年3月期上期は受注遅延及び納期遅延の影響を強く受けたため、減収・粗利率の低
下を招いた。2021年3月期下期、2022年3月期上期は、昨年度第2四半期以降の営業強化等により、大型案件(下記A・B)が積み上がっ
て納品することができたため、継続的に大型案件の受注が獲得できている。
ソフテル案件別受注状況
100.0%
案件規模
90.0% D(150万円未満)
80.0% 40.2% 35.30% C(150万円-249万円)
45.4%
70.0% B(250万円-449万円)
A(450万円以上)
60.0% 8.6%
8.9%
50.0%
13.6% 11.7%
40.0% 21.3%
12.8%
30.0%
20.0%
+ 10.0 + 5.2 44.4%
ポイント改善 ポイント改善
28.2% 29.6%
10.0%
0.0%
2021年3月期 上期 2021年3月期 下期 2022年3月期 上期
最終的な受注金額が納品時点までに多少変更になるケースがあるため、2021年3月期の金額は前回第4四半期開示金額とは
若干異なっている。
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2022年3月期第3四半期以降の方針
■プロダクト
1 . 次 世 代 通 販 す る 蔵 「 C o m m e r c e C o n n e c t 」 リ リ ース
• 小 売 流 通 に 関 わ る 全 て の シ ス テ ム へ の シ ー ム レ スな 連 携 。
• 専属チームを編成し開発進行中。
2. 「複数在庫拠点」対応のPR強化
• 販 売 機 会 ロ ス 軽 減 を 目 的 と し た 、 点 在 す る 倉 庫 在庫 や 店 頭 在 庫の 効 率 運 用 を 実 現 。
• 出 荷 作 業 の ロ ス タ イ ム 削 減 を 目 的 と し た 、 商 品 や出 荷 用 帳 票 のス キ ャ ン に よ る 即 時 送 り 状 発 行 を 実 現 。
• 通 販 す る 蔵 に お け る カ ス タ マ イ ズ 事 例 を 専 用 H Pに て 公 開 で きる 環 境 を 準 備 し 、 広 く We b 流 入 対 策 を 進め る 。
3. B2Bオプションリリース
• 卸 や 外 商 と い っ た B2 C 以 外 の 商 流 を持つ 顧 客 向 け の 在 庫や売 上 管 理 の 一 元 管理機 能 や 売 掛 ・ 見 積・請 求 管 理 な ど 、
卸業務で必要な機能を装備。
4 . f u t u r e s h o p 用 バ ッ ク ヤ ー ドオ プ シ ョ ン 提供
• 現 行 版 通 販 す る 蔵 の ノ ン カ ス タ マ イ ズ バ ー ジ ョ ンを プ ロ ダ ク トラ イ ン に 追 加 し 、 f u t u r e s h o p 利 用 顧 客 へ の 通 販
す る 蔵 の 受 注 処 理 / 在 庫 管 理 機 能 の 提 供 を 目 的と し た バ ッ クヤ ー ド オ プ シ ョ ン 開 発 計 画 を 進 行 中 。
■営業体制の強化
1. セールスエンジニアの多拠点トライアル配置【 2 022年3月までに1拠点追加目標 】
• 在宅勤務体制によるセールスエンジニアの多拠点配置を関東および九州にて実施。愛知をはじめ、採用活動を強化し随時拠点を拡
げる。また、岐阜本社勤務においても、在宅による営業活動が障害なく実現できる様、インフラおよび社内ルールの整備を進める。
2. ご発注から納品までのリードタイム短縮と品質向上、導入後のCX向上
• プロジェクト工数進捗を可視化し、定期監視、異変への早期察知および対応体制を整備完了、徹底運用することによるリードタ
イムの短縮と品質向上を目指す。対策導入後の顧客評価システムを自社開発により実装完了。
• 検収タイミングにて、顧客満足度を測るアンケートを実施。社内フィードバックを行い、改善を進め、継続的なCX向上に努める。
■アライアンス
1. 各連携ベンダーとのパートナーシップ強化
• カスタマイズによる連携の柔軟性が功を奏し、各ジャンル企業様とのプロジェクト事案が増加。POSレジ、モバイルアプリ、
基幹システム、WMSなど、顧客紹介事案(顧客のシステム導入事案)をきっかけに取り組みを強化。これらを「顧客紹介プロ
グラム」と位置づけパートナーシップ強化の皮切りとし、取り組み内容に応じて顧客紹介料契約の締結を順次進める。
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「通販する蔵」導入事例 ※順不同 敬称略
phiten SAC'S BAR テンポスドットコム ナルミヤ・ まるひろ
インターナショナル
ファイテン株式会社 株式会社 株式会社テンポスドットコム 株式会社丸広百貨店
サックスバー ホールディングス 株式会社
ナルミヤ・インターナショナル
マックハウス アンファー 月桂冠 八代目儀兵衛 シャディ
株式会社マックハウス アンファー株式会社 月桂冠株式会社 株式会社八代目儀兵衛 シャディ株式会社
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株式会社TradeSafe
信頼とあんしんを形に、より安全なEC社会へ
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TradeSafeトラストマークのコンセプトと事業内容
「みんなが安心して取引できるEC市場を創りたい」。そんな思いから、株式会社TradeSafeは誕生した。
安心して取引のできる豊かなEC市場を創り、持続可能なEC市場の発展に貢献し、『信頼とあんしんを形に、より安全なEC社会へ』。
それが私たちの願いであり、株式会社TradeSafeの原点である。
TradeSafeトラストマークは、ネットショップの信頼を形にし、ユーザーに届ける。
TradeSafeトラストマークは、WTA (World Trustmark and trade Alliance :ネットショップの第三者認証機関の国際連携組織)の策定し
た基準に日本の商慣習を加味したトレードセーフ独自の基準に基づいてネットショップを審査し、合格したECサイトにのみ付与される。
TradeSafeトラストマークのサービスの柱は大きく3つ
TradeSafeトラストマークサービス TradeSafe ADR(トラブル解決支援)サービス TradeSafeあんしん補償サービス
TradeSafeトラストマーク
TradeSafeトラストマークは15年間にわたって日本のEC業界を支援
(2006年サービス開始)
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TradeSafeトラストマークの役割
TradeSafeはADRプロバイダーであるECネットワークと共に、2007年11月に「WTA」※に加盟。各国のトラストマークスキーム間の相
互認証を目標とし、消費者からも事業者からも信頼される市場環境の整備を目指して、一貫性のある評価と保証を行っている。
国連の定める持続可能な開発目標(SDGs)達成に向け、ネットショップを運営する事業者とその消費者が安全で安心な取引が行うこと
ができるEC市場の環境(Environment)を整備し、EC市場社会(Social)の発展に貢献することで、その責任を全うしてきた。
■ 北米の団体
eConfianza ■ 日本
TradeSafe、EC Network
■ ヨーロッパの団体
TRUSTED SHOPS、EURO-LABEL、 SOSA(台湾)、CNSG (シンガポール) 、
BVH vz
EBS (中国)、 NIPA(韓国)
TUV SUD、BE COMMERCE、FIA - World Trustmark CASE(シンガポール)、
NET and trade Alliance SafeWeb(ベトナム)、 HKFEC(香港)、
Malaysia Trustmark(マレーシア)、DBD
■ 南米・太平洋の団体 Global Trust (タイ)
ブラジル、オーストラリア、チリ、 Innovation
他 TrustArc(アメリカ)Internet.mx(メキシコ)
※WTAとは、2003年に「アジア・トラストマークアライアンス」として発足した“各国のトラストマーク認識を地域から国際的なものへ高める”こと
を目的とした、アジア太平洋各国のトラストマーク付与事業者間の国際提携のこと。
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TradeSafeトラストマーク導入ショップ事例 ※順不同 敬称略
e-宝石屋金属アレルギー専門店 ギャラリーレア 書斎家具屋 ハンコヤドットコム 松阪まるよし
株式会社ジェイ・ビー・シー 株式会社ギャラリーレア 株式会社下村家具 株式会社ハンコヤドットコム 株式会社まるよし
中略 中略 中略 中略
52
3. 事業環境と機会
53
事業環境と今後の見通し-1
(単位:兆円)
国内のB2C EC市場 予測
40.0
消費支出縮小(縮小要因)
30.0 オンラインシフト(拡大要因)が共存
29.4
27.9
26.4
24.9
23.5
20.0 22.2
19.5 20.0
18.1
10.0
0.0
2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026
(出所)株式会社野村総合研究所「ITナビゲーター2021年版」
昨年度2020 年のEC 市場は、新型コロナウイルス感染症の影響による「巣ごもり需要」の高まりや消費者のデジタルシフトなど
により拡大した一方、特にサービス販売での消費支出自体の縮小が共存した結果、前年度からの市場規模拡大は比較的緩やかで
あった。今後は、経済活動の再開、店舗のオムニチャネル化およびモールにおけるフルフィルメント機能の拡充等によってEC
市場の伸びが拡大し、今年度2021 年、その後2026 年にかけてもEC 市場規模は継続的な拡大を続けるものと予測されている。
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EC市場の今後の見通し-2
(出所)株式会社野村総合研究所「ITナビゲーター2021年版」
新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって、主に物販系のカテゴリーにおいてはオンラインシフト(EC化)は加速した一
方、サービス系・コンテンツ系のそれは需要そのものの縮小もあり市場の拡大には繋がらなかった。
しかし、今後は経済活動の再開に伴う需要の増加も見込めるため、オンラインシフト(EC化)の余地はあり、フューチャーシ
ョップおよびソフテルはその成長をフロントエンドからバックエンドまでトータルサポートすることで、EC事業者とともに成
長することが見込まれる。
55
4. 成長戦略
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当社の成長曲線
オフラインとオンラインを分けることなく一体化させたユーザー体験を実現。
ユーザー状況を理解しEC事業者の世界観も実現させ、新たなユーザー体験を
生みだす。より売上成長が実現できるECプラットフォームに進化。
2022年度以降のプロダクトリリース、
新市場開拓・サービス強化等のために投資を前倒し成長を加速。
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う
「巣ごもり需要」の高まりや消費者の
DX進展によるEC市場拡大。
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プラットフォームとしての進化と人の成長支援
金融やリスクマネジメント等の新サービス
EC事業運営サポートのためのEC新規事業
データ、ノウハウを用いてのリスク管理、
新規事業開発
データベース分析によるコンサルティング強化で
AIによるデータの洗練化、
ノウハウ集約 顧客の成長とプラットフォームとしての進化を実現
継続的な労働生産性の向上で
効率的かつ安心できるDX経営
データ分析
Newプロダクト開発・提供 成長
プラットフォームの強化・拡大
(テクノロジー&データ)
高いGMVを誇るEC事業者から収集される 幅広い層のクライアントからの要求水準が高く、
リアルタイムの良質なデータ・ 多岐にわたるカスタマイズノウハウの蓄積
コンサルティングノウハウの蓄積
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今後の成長へのタスク
ショップ売上(商流)拡大支援
セキュリティ強化と啓蒙、リスクヘッジサービスの開発・提供
店舗成長支援コンテンツの拡大・D2C領域へのサポート強化
カスタマーサクセスチームの強化・コンサルティング力向上
オペレーション体制強化
プロダクトの進化・開発と新たなデータ活用による新ソリューション提供
戦略的M&A・投資・ファイナンス関連サービスの開発、推進
グループ間シナジーの追求
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5. サステナビリティ
60
当社のサステナビリティ
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免責事項および将来見通しに関する注意事項
本資料は、会社内容をご理解いただくための資料であり、投資勧誘を目的とするものではありません。
本資料に記載されている業績予想および将来予測につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき当社で判断したものであります。
予想にはさまざまな不確定要素が内在しており、実際の業績はこれらの将来見通しと異なる場合があります。