4495 M-アイキューブド 2021-11-09 16:30:00
2022年6月期第1四半期決算補足説明資料 [pdf]
2022年6月期 第1四半期決算補足説明資料
2021年11月9日
株式会社アイキューブドシステムズ
東証マザーズ:4495
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目次
1. サマリー P.12
2. 2022年6月期 第1四半期 業績報告 P.06
3. 参考資料 P.13
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1. サマリー
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2022年6月期第1四半期サマリー
通期業績予想に対する進捗率は売上高23.3%(前年同期進捗率* 22.6%)、
営業利益31.7%(前年同期進捗率 24.6%)で、前期を上回る順調な進捗
売上高 営業利益 導入法人数
599百万円 232百万円 3,555社
前年同期比 +30.8% 前年同期比 +65.9% 前期末比 +4.8%
*前年同期進捗率:2021年6月期第1四半期の実績を、 2021年6月期の通期実績で除して算出。
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ARRの推移
サブスクリプションビジネスの主要KPIであるARR*は、2,318百万円(前年同期比 26.8%増)
季節的な要因により前期末からは緩やかな増加となったものの、着実に成長
各四半期末時点のARR推移
(百万円)
2,400
2,279
2,318
2,200 2,111
2,000 1,905
1,828
1,800 1,725
1,625
1,600 1,536
1,433
1,400
1,185 1,167
1,200 1,129
1,054
1,000
18年9月 18年12月 19年3月 19年6月 19年9月 19年12月 20年3月 20年6月 20年9月 20年12月 21年3月 21年6月 21年9月
*ARR : Annual Recurring Revenue の略称。各月のMRR (対象月の月末時点の導入法人に係る月額料金の合計額であり、一時費用を除く)を12倍して算出。
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ARPUの推移
新規導入法人数の増加により、ARPU*は緩やかな低下傾向にあるものの、
既存顧客の追加ライセンス導入によって一定の水準を維持
各四半期末時点のARPU推移
(千円)
90
80
70
63 63 61 61
59 58 59 58
60
53 55 56 56 54
50
40
30
20
10
0
18年9月 18年12月 19年3月 19年6月 19年9月 19年12月 20年3月 20年6月 20年9月 20年12月 21年3月 21年6月 21年9月
*ARPU : Average Revenue Per Userの略称。導入法人数当たりの平均月間単価。各月時点におけるARRの1/12を、当月末時点の導入法人数で除して算出。
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2. 2022年6月期 第1四半期 業績報告
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導入法人数・継続率
第1四半期の純増導入法人数は164社、第1四半期末時点の導入法人数は3,555社
継続率は96.6%(前期末比 1.2%増)
事業KPI 導入法人数+継続率 97.8
95.4 96.6%
3,391
3,555
継続率 導入法人数
2,429
法人向けモバイル端末管理サービス
「CLOMO MDM」を提供開始
+164社
10年11月 11年6月 12年6月 13年6月 14年6月 15年6月 16年6月 17年6月 18年6月 19年6月 20年6月 21年6月 21年9月
※当社は2020年7月より導入社数のカウント方法を変更し、エンドユーザーに当社製品が導入されたとするタイミングを、受注月から課金開始月に変更しました。
この変更により2020年6月の導入社数は2,429社となりました。
※継続率は、前年同月末ライセンス数から直近12ヶ月の解約数を差し引き、前年同月末ライセンス数で除したもので算出しています。
※当社のサービスであるCLOMOの業績推移を明確にするため、2021年6月期より継続率の算定方法を変更しました。これまでのCLOMOサービスの全ライセンス数を
用いる方法から、CLOMO MDM(主軸サービス)のみのライセンス数を用いる方法に変更しております。この変更により2020年6月期の継続率は97.8%となりました。
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2022年6月期 第1四半期売上高・営業利益
第1四半期(7月~9月)の実績は、売上高は599百万円(前年同期比 30.8%増)、
営業利益は232百万円(前年同期比 65.9%増)
売上高 営業利益
(百万円) CLOMO その他 (百万円)
750 300
625 599 250 232
500 457 200
375 150 139
250 100
125 50
0 0
21年6月期1Q 22年6月期1Q 21年6月期1Q 22年6月期1Q
21年6月期1Q 22年6月期1Q 前年同期比 21年6月期1Q 22年6月期1Q 前年同期比
130.8% 165.9%
457百万円 599百万円 139百万円 232百万円
(+141百万円) (+92百万円)
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CLOMO事業 売上高の四半期推移
主軸事業であるCLOMO事業の売上高は、四半期毎に右肩上がりの成長を継続(CAGR 26.5%)
CLOMO事業 売上高(四半期合計)
(百万円)
700
600 571
593
510
500 474
435 457
414
393
400 352
333 345
293 295
300
200
100
0
19年6月期 20年6月期 21年6月期 22年6月期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
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2022年6月期 第1四半期 損益計算書
CLOMO事業の売上高は593百万円(前年同期比 29.6%増)、
営業利益は232百万円(前年同期比 65.9%増)、営業利益率は38.7%(前年同期比 8.2ポイント増)
(単位:百万円) 21年6月期1Q (構成比) 22年6月期1Q (構成比) 増減率
売上高 457 (100.0%) 599 (100.0%) +30.8%
うちCLOMO事業 457 (99.9%) 593 (99.0%) +29.6%
うちその他事業 0 ( 0.1%) 5 ( 1.0%) +1463.2%
売上原価 113 (24.8%) 81 (13.6%) △28.1%
減価償却費 38 (8.4%) 9 (1.5%) △76.3%
製造経費 58 (12.8%) 53 (9.0%) △8.1%
その他 16 (3.6%) 18 (3.1%) +13.6%
売上総利益 344 (75.2%) 517 (86.4%) +50.3%
販売費及び一般管理費 204 (44.6%) 285 (47.6%) +39.6%
人件費等 143 (31.2%) 201 (33.7%) +41.0%
その他 61 (13.4%) 83 (14.0%) +36.3%
営業利益 139 (30.5%) 232 (38.7%) +65.9%
経常利益 129 (28.3%) 232 (38.8%) +79.7%
法人税等 39 (8.7%) 71 (11.9%) +80.1%
当期純利益 89 (19.6%) 161 (26.9%) +79.5%
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営業利益の増減要因
人員増強・システム整備を中心とした事業拡大のための投資を進めつつ、
売上高の堅調な増加と売上原価の減少により、営業利益は前年同期比 92百万円の増加
+31 △80 売上高の増加 (+141)
+141 ・CLOMO事業の拡大
売上原価
売上原価の減少 (+31)
販売管理費
・20年6月期第4四半期にリリースが集中したソフト
ウエアの償却期間(1年間)が終了したことによる
減価償却費の減少
売上高
営業利益 +92百万円 販売管理費の増加 (△80)
(前年同期比 +65.9%) ・営業 /カスタマーサクセス部門を中心とする人材投資
・事業スケール拡大に向けた社内基盤整備のための
システム関連投資
21年6月期1Q 22年6月期1Q
営業利益 営業利益
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2022年6月期 第1四半期 貸借対照表
現預金は2,091百万円(前期末比 214百万円減)、自己資本比率は67.6%(前期末比 8.2ポイント増)
現預金の減少は、主に配当金及び法人税等の支払い
(単位:百万円) 21年6月期 22年6月期1Q 増減
流動資産 2,560 2,353 △207
うち現金及び預金 2,306 2,091 △214
うち売掛金 196 216 +19
固定資産 270 295 +25
資産合計 2,830 2,649 △181
流動負債 1,049 857 △191
うち前受収益* 547 - △547
うち契約負債* - 594 +594
固定負債 100 - △100
負債合計 1,149 857 △291
純資産合計 1,681 1,791 +110
負債純資産合計 2,830 2,649 △181
*「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。)等を当第1四半期会計期間の期首から適用しているため、前事業年度の貸借対照表において、
「流動負債」に表示していた「前受収益」及び「固定負債」に表示していた「長期前受収益」を当第1四半期会計期間より「流動負債」の「契約負債」として表示して
おります。
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3. 参考資料
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会社紹介
会社名 株式会社アイキューブドシステムズ
本 社 : 福岡県福岡市中央区天神4-1-37 第1明星ビル
所在地 東京オフィス : 東京都港区浜松町1-27-16 浜松町DSビル
大阪オフィス : 大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエストオフィスタワー
資本金 3億7,850万4,500円(2021年9月30日現在)
設 立 2001年9月
代表者 代表取締役社長 CEO 佐々木 勉
主な クラウド型 法人向けモバイルデバイス管理サービスの開発・販売
事業内容 ビジネス用アプリの開発・販売
Apple Consultants Network
パートナー Google Android Enterprise Recommended
Microsoft Partner Network Gold Competency
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ミッション・ビジョン
ミッション ITをもっと身近に
「イノベーションを3乗する」という想いからスタートしたアイキューブドシステムズは、
イノベーションの連鎖を生み出すサービスの創造に挑戦し続けます。
私たちの創り出すサービスによって、それぞれの企業活動に革新をもたらし人々をより豊かな生活へ導き、
ITがもっと身近な存在となることを目指します。
ビジョン 笑顔をつくるソリューションカンパニー
嬉しいとき、楽しいとき、充実を感じたとき、感謝を感じたとき、人は笑顔になっているはずです。
私たちは、笑顔の多い、よりよい社会を実現するために、未来にふさわしい新たな価値づくりに貢献します。
私たち自身が、健全で健康になるよう努力し、最良のテクノロジーと最高のエンジニアリングを用いて、
人々が笑顔になるソリューションを提供することで、
顧客、社員ひとりひとりとその家族、すべての方々の笑顔を生み出す事業を運営していきます。
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CLOMO事業の概要
「ユーザーの管理」と「活用」を支援する2つの製品群
管理者 役職員
モバイル端末
貸与 •外交
•スマートフォン
情報システム •営業利用
•タブレット端末
•リモートワーク
•モバイルPC
利用状態の可視化 機能制限と設定 セキュリティ対策
「状態の監視」 「利用ルールの適用」 「情報漏えい対策」
スムーズな 盗難・紛失時に
利用状況を遠隔で 機能を適切に
管理 管理のための 端末ロック・
リアルタイムに把握 設定・制限
基本機能 データ消去の実施
MDMと合わせ 利用状況の 業務ソフトウエアの セキュリティ要件を
活用 安全性と 効率的な把握 効率的な活用 満たしたアプリの提供
利便性を両立 ブラウザ/メーラー/カレンダー /アドレス帳/ファイル共有
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ビジネスプラットフォームとしての特徴
クラウドを利用したBtoBのSaaSをサブスクリプションの形で提供
利用者である顧客には、主に販売代理店を通じてサービスを販売
<ターゲット>
アイキューブドシステムズ BtoB 顧客
<サービス形態>
SaaS
<テクノロジー>
事業会社
クラウド
学校法人
医療法人 等
<収益モデル>
サブスクリプション
販売代理店
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競争力の源泉
MDM、ブラウザ、アプリの自社開発が、決定的な差別化ポイント
競合他社と異なり、3,300社を超える顧客とダイレクトにコンタクト
顧客
❶ 代理店との協業による新規導入
販売
❷ BtoBの直接営業
【自社開発 】
カスタマーサクセス サポート
MDM、ブラウザ、アプリ
導入顧客へアップセル・
❶ 端末 OSの進歩 更新にキャッチアップ
・ ・ 日本品質の安定サービス
クロスセルをダイレクトに
❷ 固定費のコントロール という信頼の提供
仕掛ける
❸ あらゆる端末 OSに対応
・
運用
プラットフォーム運用の
効率化 自動化
・
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事業環境
モバイル管理市場(MDM)は2024年までに196億円規模まで拡大する見通し
今後管理端末の増加が見込まれるモバイルPC、業務専用端末分野でのシェア獲得を目指す
モバイル管理(MDM) 市場規模予測(百万円)
19,600
17,200
15,300
13,900
12,800
11,300
2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
実績 予想
出所)デロイト トーマツ ミック経済研究所「コラボレーション/コンテンツ・モバイル管理パッケージソフトの市場展望」2020年度版
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中長期的な目標
モバイル管理市場の継続的な成長という事業環境を踏まえ、
2024年6月期までにCLOMO事業の売上成長および高収益化に取り組む
売上高 営業利益率
国内MDM市場での
支配的シェア獲得に向け CLOMO事業における
高収益体制の確立
毎期 125% 以上の 40%を目指す
継続成長
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中長期的な成長イメージ
サブスクリプション型収益モデルを活かしたCLOMOサービスの継続的な成長と、
新たな収益源の創出
新たな収益源の創出
・新規事業、新製品・サービスの開発
・CLOMOサービスとのシナジーを重視したM&A
・他企業とのオープンイノベーションを促進するCVC設立
新規導入法人の獲得
・フィーチャーフォン/PHSのスマートフォン移行による需要は
2026年頃まで継続の見通し
・モバイルPC、業務専用端末など、新たな管理端末へ導入ターゲットが拡大
・オンラインでの営業活動と拠点増設を並行活用した販売地域拡大
安定した収益基盤の構築
・カスタマーサクセス活動で顧客の製品活用と定着を促進、高い継続率を維持
・アップセル、クロスセルによるARPU向上施策
・スケールメリットの享受によるコスト低減、高収益体制の確立
※グラフは成長イメージです
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本資料の取り扱いについて
■ 本資料には、当社に関連する見通し、将来に関する計画、経営目標などが記載されています。
これらの将来の見通しに関する記述は、将来の事象や動向に関する現時点での仮定に基づくものであり、
当該仮定が必ずしも正確であるという保証はありません。様々な要因により実際の業績が本資料の
記載と著しく異なる可能性があります。
■ 別段の記載がない限り、本資料に記載されている財務データは日本において一般に認められている
会計原則に従って表示されています。
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開示規則により求められる場合を除き、必ずしも修正するとは限りません。
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いかなる場合であれ、無断で複製または転送等を行わないようお願いいたします。
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