4495 M-アイキューブド 2021-08-12 16:30:00
2021年6月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年6月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年8月12日
上 場 会 社 名 株式会社アイキューブドシステムズ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4495 URL https://www.i3-systems.com/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 CEO (氏名) 佐々木 勉
問合せ先責任者 (役職名) 経理財務部部長 (氏名) 小野 崇 (TEL) 092(552)4358
定時株主総会開催予定日 2021年9月29日 配当支払開始予定日 2021年9月30日
有価証券報告書提出予定日 2021年9月29日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家・アナリスト・個人投資家向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年6月期の業績(2020年7月1日~2021年6月30日)
(1)経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年6月期 2,029 23.6 569 38.2 559 39.3 420 32.1
2020年6月期 1,641 17.3 412 64.3 401 62.5 318 43.8
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年6月期 80.79 78.81 35.2 26.9 28.1
2020年6月期 63.46 - 58.3 33.2 25.1
(参考) 持分法投資損益 2021年6月期 -百万円 2020年6月期 -百万円
(注)1.当社は、2019年12月20日付で普通株式1株につき普通株式10株の株式分割を行いましたが、前事業年度の期首
に当該株式分割が行われたと仮定し、2020年6月期の1株当たり当期純利益を算定しております。
2.2021年6月期期末の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、当社株式が2020年7月15日に東京証券
取引所マザーズ市場に上場したため、新規上場日から当期末までの平均株価を期中平均株価とみなして算定し
ております。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年6月期 2,830 1,681 59.4 320.92
2020年6月期 1,336 704 52.7 140.58
(参考) 自己資本 2021年6月期 1,681百万円 2020年6月期 704百万円
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年6月期 944 △61 492 2,306
2020年6月期 435 △133 △86 930
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 純資産
配当性向
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) 配当率
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年6月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2021年6月期 - 0.00 - 10.00 10.00 52 12.4 4.3
2022年6月期(予想) - 0.00 - 10.00 10.00 -
3.2022年6月期の業績予想(2021年7月1日~2022年6月30日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期純
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 2,569 26.6 732 28.6 734 31.1 469 11.7 89.60
※ 注記事項
(1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(2)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年6月期 5,238,350 株 2020年6月期 5,011,350 株
② 期末自己株式数 2021年6月期 121 株 2020年6月期 - 株
③ 期中平均株式数 2021年6月期 5,201,437 株 2020年6月期 5,011,350 株
(注)当社は、2019年12月20日付で普通株式1株につき普通株式10株の株式分割を行いましたが、前事業年度の期首に
当該株式分割が行われたと仮定し、2020年6月期の期中平均株式数を算定しております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見直し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっ
ての注意事項等については、添付資料3ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
株式会社アイキューブドシステムズ(4495)2021 年6月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………4
3.財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………5
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………5
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………7
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………9
(4)キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………10
(5)財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………11
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………11
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………11
(持分法損益等) ……………………………………………………………………………………11
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………11
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………12
1
株式会社アイキューブドシステムズ(4495)2021 年6月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当事業年度の経済環境は、前事業年度に引き続き新型コロナウイルス感染症の拡大により経済活動が大きく制限さ
れました。日本国内においても医療従事者及び高齢者へのワクチン接種が開始されたことで、沈静化に向けて前進し
つつあるものの、一部地域ではワクチン接種開始以降も緊急事態宣言が発令されており、経済回復は一進一退の先行
き不透明な状況が続きました。
このような市場環境の中、当社は「ITをもっと身近に」というミッションのもと、2010年から提供を開始したモバ
イル端末管理サービス「CLOMO MDM」及びモバイル端末向けアプリサービス「CLOMO SECURED APPs」を事業の主軸に、
クラウドを利用したB to BのSaaS事業をサブスクリプションの形で提供しており、2020年12月に公表されたMDM市場
(自社ブランド)シェアにおいて、2011年度から10年連続でシェアNo.1を達成しました(注1)。
当事業年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大による移動制限が続く中、急激な環境変化に適応する手法として
Web会議システムを用いたリモート営業や、デジタルマーケティングを推進しており、GIGAスクール構想(注2)によ
る小中高等学校へのモバイル端末の導入やリモートワークでのIT資産管理に伴う需要に対しても、積極的に営業活動
を行ってまいりました。
また、今後の市場シェア拡大に向けて、当社の競争力の一部である製品開発力の更なる強化のための投資を進め、
製品価値の向上及び原価の低減にも取り組んでまいりました。具体的には、製品開発とサービスの運用面においては、
Azure Kubernetes Service (AKS)(注3)やXamarin(注4)といった新たな技術を活用し、製品開発やサービス運用
の効率化を進めております。また、Android Enterprise Recommended 2020(注5)の認定を取得するなど、引き続き
OS開発元とのパートナーシップも強化しております。人材面においては、全社的にリモートワークへ移行したことで、
居住地に囚われない人材採用が可能となり、外国籍のエンジニアを積極的に採用する等、多様性の促進と優秀な人材
の採用を進めております。
その結果、導入社数は3,391社(前事業年度末に比べ962社、39.6%増加)に達しております。(なお、第1四半期報
告書のとおり、当社は2020年7月より導入社数のカウント方法を変更しており、変更後の前事業年度末時点の導入社
数は2,429社となっております。)
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による当社事業及び経営成績へのマイナスの影響については、感染拡
大以前に見込まれた受注の一部が延期される等限定的なものに留まっております。その後、企業を中心にテレワーク
の導入が進み、それに伴うセキュリティ等の環境整備も進んでおり、新しい生活様式への対応という動きに伴う需要
の拡大といったプラスの影響があったことで、当事業年度の経営成績や当社が目標とする経営指標(CLOMOの導入社数
の増加、ライセンス継続率)への影響は極めて軽微でありました。
以上の結果、当事業年度の経営成績は、売上高2,029,180千円(前年同期比23.6%増)、営業利益569,603千円(前年同
期比38.2%増)、経常利益559,868千円(前年同期比39.3%増)、当期純利益420,212千円(前年同期比32.1%増)となりま
した。
なお、当社の事業はライセンス販売事業のみの単一事業であるため、セグメントごとの記載を省略しておりますが、
サービス別の内訳は次のとおりであります。
CLOMO MDM 売上高 1,814,699千円
SECURED APPs 売上高 200,360千円
その他 売上高 14,120千円
(注1)出典 デロイト トーマツ ミック経済研究所「コラボレーション/コンテンツ・モバイル管理パッケージ
ソフトの市場展望」2011~2018年度、「ミックITリポート2020年12月号」2019年度出荷金額実績および
2020年度出荷金額予測。
(注2)2019年12月に文部科学省が打ち出した、児童生徒向けに1人1台の端末や、高速通信環境を一体的に整備
することで、学習活動の一層充実や主体的・対話的で深い学びの視点から授業改善の実現を目指す構想。
(注3)マイクロソフト社が提供するコンテナ化技術。CLOMOシステムをコンテナベースとすることで、信頼性の向
上や運用負担の軽減、運用コストの削減を進めている。
(注4)マイクロソフト社が提供するアプリケーション開発用のプラットフォーム。iOS、Android、Windowsという
異なる環境で動作するCLOMOアプリケーションのソースコードを共有化することで、開発速度の向上や省力
化を進めている。
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株式会社アイキューブドシステムズ(4495)2021 年6月期 決算短信
(注5)Android Enterprise Recommended (AER):Google LLCが定める一定の要件に対応するEMMソリューションに
対して、Google LLCが与える認定。①高度な機能②実績に裏付けられた技術的先進性③企業レベルのサポ
ート④実績に基づく導入能力という4つの高いハードルをクリアする必要があり、2021年6月末時点にお
いて、当社を含め全世界で11社のみが認定を取得している。
(2)当期の財政状態の概況
当事業年度末における財政状態については次のとおりであります。
① 資産
総資産は2,830,693千円となり、前事業年度末に比べ1,494,203千円の増加となりました。これは主に、現金及び
預金が1,375,851千円、売掛金が82,176千円、繰延税金資産が87,717千円増加し、ソフトウエアが90,335千円減少し
たことによるものです。
② 負債
負債は1,149,386千円となり、前事業年度末に比べ517,416千円の増加となりました。これは主に、未払金が
30,452千円、未払法人税等が213,493千円、前受収益が188,996千円、長期前受収益が86,990千円増加したことによ
るものです。
③ 純資産
純資産は1,681,306千円となり、前事業年度末に比べ976,787千円の増加となりました。これは主に、公募増資及
び第三者割当増資の実施、新株予約権の行使に伴い資本金及び資本剰余金がそれぞれ278,504千円、当期純利益の計
上に伴い利益剰余金が420,212千円増加したことによるものです。この結果、自己資本比率は59.4%(前事業年度は
52.7%)となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は2,306,485千円となり、前事業年度末に比べ
1,375,851千円の増加となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は944,509千円となりました。
主な内訳は、税引前当期純利益559,868千円、減価償却費135,730千円、前受収益の増加額188,996千円、長期前受
収益の増加額86,990千円であります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は61,589千円となりました。
主な内訳は、無形固定資産の取得による支出58,338千円であります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果得られた資金は492,931千円となりました。
主な内訳は、株式の発行による収入495,144千円であります。
(4)今後の見通し
当社の主軸事業であり、B to BのSaaS事業として提供しているCLOMO事業は、モバイル端末管理市場に属しておりま
す。モバイル端末管理市場全体の市場規模は、2020年においては128億円(前年比13.3%増)、2024年までに196億円
まで成長する見通し(注6)であることから、CLOMO事業に関しても継続的な成長を見込んでおります。
また、リモートワークなどの働き方の変化に伴い、モバイルPCのセキュリティ対策としてMDMが利用されるようにな
っていることから、CLOMO事業はPC管理市場にも成長領域を拡大しております。
マーケットの状況としては、フィーチャーフォン(従来型携帯電話)の生産終了、PHSのサービス終了等により、企
業や医療機関においてスマートフォンの導入が加速しており、教育機関においても、文部科学省が推進するGIGAスク
ール構想の開始に伴い、モバイルPCの導入が加速するなど、モバイル活用の重要性が増加し、CLOMO事業に充分な開拓
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株式会社アイキューブドシステムズ(4495)2021 年6月期 決算短信
余地が残されていると考えております。
当社としては、そのような状況からより多くの顧客を獲得するため、製品開発活動では、生産性の向上による原価
の低減に引き続き注力し、営業活動では、携帯電話販売会社との協業の強化を中心に、顧客数を伸ばしてまいります。
2022年6月期の業績については、売上高2,569百万円(前期比26.6%増)、営業利益732百万円(前期比28.6%増)、経
常利益734百万円(前期比31.1%増)、当期純利益469百万円(前期比11.7%増)を見込んでおります。
なお、上記予想などの将来予測情報は、現在入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後の
様々な要因により予想数値と異なる場合がございます。
(注6)出典 デロイト トーマツ ミック経済研究所「コラボレーション/コンテンツ・モバイル管理パッケージソフ
トの市場展望」2020年度版
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、企業間の比較可能性を考慮し、日本基準で財務諸表を作成しております。
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3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2020年6月30日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 930,634 2,306,485
売掛金 114,723 196,899
前払費用 43,955 55,881
その他 2,184 1,343
流動資産合計 1,091,498 2,560,611
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 30,666 29,111
工具、器具及び備品(純額) 7,570 7,777
有形固定資産合計 38,236 36,888
無形固定資産
ソフトウエア 113,503 23,168
ソフトウエア仮勘定 33,562 62,590
無形固定資産合計 147,066 85,758
投資その他の資産
出資金 10 -
長期前払費用 852 843
繰延税金資産 22,640 110,357
その他 36,185 36,232
投資その他の資産合計 59,688 147,434
固定資産合計 244,990 270,081
資産合計 1,336,489 2,830,693
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2020年6月30日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 45,075 31,950
未払金 104,543 134,995
未払費用 41,966 48,616
未払法人税等 21,150 234,644
預り金 1,959 2,777
前受収益 358,722 547,718
賞与引当金 45,487 48,506
その他 - 120
流動負債合計 618,904 1,049,330
固定負債
長期前受収益 13,066 100,056
固定負債合計 13,066 100,056
負債合計 631,970 1,149,386
純資産の部
株主資本
資本金 100,000 378,504
資本剰余金
資本準備金 - 278,504
資本剰余金合計 - 278,504
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 604,518 1,024,730
利益剰余金合計 604,518 1,024,730
自己株式 - △661
株主資本合計 704,518 1,681,077
新株予約権 - 228
純資産合計 704,518 1,681,306
負債純資産合計 1,336,489 2,830,693
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(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 1,641,309 2,029,180
売上原価 342,890 446,385
売上総利益 1,298,419 1,582,794
販売費及び一般管理費 886,279 1,013,191
営業利益 412,140 569,603
営業外収益
受取利息 49 80
雑収入 374 842
営業外収益合計 423 922
営業外費用
上場関連費用 9,768 10,469
支払利息 80 -
為替差損 219 136
雑損失 535 51
営業外費用合計 10,603 10,657
経常利益 401,960 559,868
特別損失
固定資産除却損 2,605 -
特別損失合計 2,605 -
税引前当期純利益 399,355 559,868
法人税、住民税及び事業税 21,133 227,373
法人税等調整額 60,179 △87,717
法人税等合計 81,312 139,655
当期純利益 318,042 420,212
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株式会社アイキューブドシステムズ(4495)2021 年6月期 決算短信
製造原価明細書
前事業年度 当事業年度
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
注記 構成比 構成比
区分 金額(千円) 金額(千円)
番号 (%) (%)
Ⅰ 労務費 112,170 30.1 112,083 25.13
Ⅱ 経費 260,792 69.9 333,869 74.87
当期総製造費用 ※1 372,962 100.0 445,952 100.0
当期商品仕入高 97,833 64,500
合計 470,796 510,453
他勘定振替高 ※2 127,906 64,067
売上原価 342,890 446,385
※1 主な内訳は、次のとおりであります。
項目 前事業年度(千円) 当事業年度(千円)
外注費 112,801 117,837
減価償却費 54,304 129,389
通信費 80,865 75,121
※2 他勘定振替高の内容は、次のとおりであります。
項目 前事業年度(千円) 当事業年度(千円)
ソフトウエア仮勘定 120,311 58,338
その他 7,594 5,729
計 127,906 64,067
(原価計算の方法)
当社の原価計算は、プロジェクト別個別原価計算であり、労務費及び一部の経費については予定原価を用い、原価差
額は調整計算を行っております。
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(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益 株主資本合 新株予約権 純資産合計
資本金 資本剰余金 剰余金 利益剰余金 自己株式
資本準備金 計
合計 繰越利益剰 合計
余金
当期首残高 100,000 - - 286,476 286,476 - 386,476 - 386,476
当期変動額
新株の発行 - -
当期純利益 318,042 318,042 318,042 318,042
自己株式の取得 - -
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 - -
額)
当期変動額合計 - - - 318,042 318,042 - 318,042 - 318,042
当期末残高 100,000 - - 604,518 604,518 - 704,518 - 704,518
当事業年度(自 2020年7月1日 至 2021年6月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益 株主資本合 新株予約権 純資産合計
資本金 資本剰余金 剰余金 利益剰余金 自己株式
資本準備金 計
合計 繰越利益剰 合計
余金
当期首残高 100,000 - - 604,518 604,518 - 704,518 - 704,518
当期変動額
新株の発行 278,504 278,504 278,504 557,009 557,009
当期純利益 420,212 420,212 420,212 420,212
自己株式の取得 △661 △661 △661
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 228 228
額)
当期変動額合計 278,504 278,504 278,504 420,212 420,212 △661 976,559 228 976,787
当期末残高 378,504 278,504 278,504 1,024,730 1,024,730 △661 1,681,077 228 1,681,306
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株式会社アイキューブドシステムズ(4495)2021 年6月期 決算短信
(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益 399,355 559,868
減価償却費 62,321 135,730
賞与引当金の増減額(△は減少) 487 3,019
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) △60,768 -
受取利息 △49 △80
支払利息 80 -
上場関連費用 9,768 10,469
固定資産除却損 2,605 -
売上債権の増減額(△は増加) △13,773 △82,176
前払費用の増減額(△は増加) △18,135 1,648
長期前払費用の増減額(△は増加) 254 -
仕入債務の増減額(△は減少) 6,829 △13,261
未払消費税等の増減額(△は減少) 18,454 25,732
前受収益の増減額(△は減少) 15,890 188,996
長期前受収益の増減額(△は減少) 668 86,990
その他 12,210 58,842
小計 436,199 975,779
利息の受取額 49 80
利息の支払額 △3 -
法人税等の支払額 △398 △31,350
法人税等の還付額 19 -
営業活動によるキャッシュ・フロー 435,866 944,509
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △14,048 △1,689
無形固定資産の取得による支出 △120,311 △58,338
敷金及び保証金の差入による支出 △996 -
その他 1,403 △1,560
投資活動によるキャッシュ・フロー △133,953 △61,589
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △80,376 -
株式の発行による収入 - 495,144
上場関連費用による支出 △6,561 △13,675
新株予約権の行使による株式の発行による収入 - 12,125
自己株式の取得による支出 - △661
財務活動によるキャッシュ・フロー △86,937 492,931
現金及び現金同等物に係る換算差額 - -
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 214,974 1,375,851
現金及び現金同等物の期首残高 715,659 930,634
現金及び現金同等物の期末残高 930,634 2,306,485
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株式会社アイキューブドシステムズ(4495)2021 年6月期 決算短信
(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
当社は、ライセンス販売事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(持分法損益等)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前事業年度 当事業年度
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
1株当たり純資産額 140.58円 320.92円
1株当たり当期純利益 63.46円 80.79円
潜在株式調整後
-円 78.81円
1株当たり当期純利益
(注)1.当社は、2019年12月20日付で普通株式1株につき普通株式10株の割合で株式分割を行いましたが、前事業年度の
期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。
2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、当社株式が2020年7月15日に東京証券取引所マザーズ市場に
上場したため、新規上場日から当期末までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しております。前事業年度
における潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、新株予約権の残高はありますが、当社株式は非上場
であり、期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。
3.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
1株当たり当期純利益
当期純利益(千円) 318,042 420,212
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る当期純利益(千円) 318,042 420,212
普通株式の期中平均株式数(株) 5,011,350 5,201,437
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
当期純利益調整額(千円) - -
普通株式増加数(株) - 130,720
(うち新株予約権(株)) ( - ) ( 130,720 )
希薄化効果を有しないため、潜在株式調
新株予約権5種類 新株予約権1種類
整後1株当たり当期純利益の算定に含ま
(新株予約権の数17,220個) (新株予約権の数3,320個)
れなかった潜在株式の概要
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株式会社アイキューブドシステムズ(4495)2021 年6月期 決算短信
4.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度末 当事業年度末
(2020年6月30日) (2021年6月30日)
純資産の部の合計額(千円) 704,518 1,681,306
純資産の部の合計額から控除する金額
- 228
(千円)
(うち新株予約権(千円)) ( - ) ( 228 )
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 704,518 1,681,077
1株当たり純資産額の算定に用いられた
5,011,350 5,238,229
期末の普通株式の数(株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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