4495 M-アイキューブド 2021-05-12 16:00:00
2021年6月期第3四半期決算補足説明資料 [pdf]
2021年6⽉期 第3四半期 決算補⾜説明資料
2021年5⽉12⽇
株式会社アイキューブドシステムズ
東証マザーズ:4495
⽬次
1. 2021年6⽉期業績予想の修正 P.03
2. 2021年6⽉期 第3四半期 業績 P.06
3. 参考資料 P.13
2
1. 2021年6⽉期業績予想の修正
3
2021年6⽉期通期業績予想の修正
売上⾼は前期⽐23.4%増の2,025百万円、営業利益は前期⽐29.3%増の532百万円
❶21.6⽉期通期業績予想 ❷21.6⽉期通期業績予想 増減率 21.6⽉期第3四半期
(単位:百万円)
(期⾸公表) (今回公表) (❷−❶) 進捗率
売上⾼ 2,004 (+22.1%) 2,025 (+23.4%) +1.0% 71.7%
営業利益 450 (+9.3%) 532 (+29.3%) +18.2% 73.4%
経常利益 430 (+7.2%) 522 (+30.1%) +21.4% 72.9%
当期純利益 281 (△11.4%) 387 (+21.8%) +37.7% 68.2%
1株当たり当期純利益 54円42銭 74円45銭
※( )内は対前期増減率を表⽰しております。
4
2021年6⽉期通期業績予想の修正理由
❶ テレワークの導⼊及びセキュリティ環境整備推進による売上⾼の増加
新型コロナウイルス感染拡⼤を契機とする、企業のテレワークの導⼊とそれに伴うセキュリティ等の環境
整備推進が当初の想定以上に順調な拡⼤を⾒せており、当社事業の導⼊社数の増加ペースが加速した結果、
通期売上⾼は当初の想定を上回る⾒通しとなりました。
なお、当期第3四半期末時点の導⼊法⼈数は3,131社となり、純増導⼊法⼈数は702社(前年同期⽐40.4%増)
となりました。
上記の理由から、売上⾼の業績予想を修正しております。
❷ 新型コロナウイルス感染症拡⼤の影響による諸経費の削減/税⾦費⽤の減少
リモートでの営業活動の推進等によって、販売費及び⼀般管理費が減少しており、営業利益は当初の想定を上
回る⾒通しとなりました。また、繰延税⾦資産の回収可能性について慎重に検討した結果、繰延税⾦資産の計上
額が増加(法⼈税等調整額は減少)し、法⼈税等の⾦額が減少する⾒通しとなりました。
上記の理由から、営業利益以下の各段階利益の業績予想を修正しております。
5
2. 2021年6⽉期 第3四半期 業績
6
重要指数
KPIとして導⼊法⼈数と継続率を設定
提供価値 ユーザーの⽣産性向上とセキュリティ
継続率
事業KPI
95.2%
導⼊法⼈数+継続率
96.7 97.9
導⼊法⼈数
3,131社
法⼈向けモバイル端末管理サービス 2,429
導⼊法⼈数 継続率
「CLOMO MDM」を提供開始
1,920
+702社
10年11⽉ 11年6⽉ 12年6⽉ 13年6⽉ 14年6⽉ 15年6⽉ 16年6⽉ 17年6⽉ 18年6⽉ 19年6⽉ 20年6⽉ 21年3⽉
※当社は2020年7⽉より導⼊社数のカウント⽅法を変更し、エンドユーザーに当社製品が導⼊されたとするタイミングを、受注⽉から課⾦開始⽉に変更しました。
この変更により2020年6⽉の導⼊社数は2,429社となりました。
※継続率は、前年同⽉末ライセンス数から直近12ヶ⽉の解約数を差し引き、前年同⽉末ライセンス数で除したもので算出しています。
7
2021年6⽉期 第3四半期 売上⾼・営業利益
第3四半期(1⽉〜3⽉)の実績は、売上⾼は YoY 21.1%増、営業利益 YoY 2.5%減
売上⾼ 営業利益
(百万円) CLOMO その他 (百万円)
300
500
250
375 200
250 150
100
125
50
0 0
20.6期3Q 21.6期3Q 20.6期3Q 21.6期3Q
20.6期3Q 21.6期3Q 前年⽐ 20.6期3Q 21.6期3Q 前年⽐
425百万円 515百万円 121.1% 136百万円 133百万円 97.5%
(+89百万円) (△3百万円)
8
2021年6⽉期 第3四半期 損益計算書
(単位:百万円) 20.6期3Q (構成⽐) 21.6期3Q (構成⽐) 増減率
売上⾼ 425 (100.0%) 515 (100.0%) +21.1%
うちCLOMO事業 414 (97.3%) ❶ 510 (99.2%) +23.4%
うちその他事業 11 (2.7%) 4 ( 0.8%) △62.3%
売上原価 81 (19.1%) 122 (23.8%) +51.2%
減価償却費 9 (2.2%) ❷ 36 (7.0%) +287.2%
製造経費 46 (10.9%) 70 (13.7%) +51.5%
その他 25 (5.9%) 15 (3.1%) △36.8%
売上総利益 344 (80.9%) 392 (76.2%) +14.0%
販売費及び⼀般管理費 207 (48.7%) ❸ 258 (50.3%) +24.8%
⼈件費 138 (32.6%) 172 (33.5%) +24.4%
その他 68 (16.1%) 86 (16.7%) +25.7%
営業利益 136 (32.2%) 133 (25.9%) △2.5%
経常利益 130 (30.8%) 133 (25.9%) +2.0%
法⼈税等 15 (3.7%) 40 (8.0%) +158.7%
当期純利益 115 (27.1%) 92 (18.0%) △19.5%
❶主軸のCLOMO事業の売上⾼は+23.4%の成⻑となりました。
❷売上原価の増加は、主にソフトウエア製品のリリースタイミングの影響により、今期の減価償却費が増加したためです。
なお、当社はソフトウエア製品を1年間で償却しており、減価償却費は当期第4四半期にかけて減少傾向となる⾒通しです。
❸販売管理費の増加は、主に⼈員増加による採⽤費及び⼈件費の増加によるものであり、組織強化のための投資を積極的に進めています。
9
2021年6⽉期 第3四半期累計 売上⾼・営業利益
第3四半期累計(7⽉〜3⽉)の実績は、売上⾼はYoY21.1%増、営業利益YoY7.2%増
売上⾼ 営業利益
(百万円) (百万円)
CLOMO その他
1,750 400
1,500 350
300
1,250
250
1,000
200
750
150
500 100
250 50
0 0
20.6期3Q累計 21.6期3Q累計 20.6期3Q累計 21.6期3Q累計
20.6期3Q累計 21.6期3Q累計 前年⽐ 20.6期3Q累計 21.6期3Q累計 前年⽐
121.1% 364百万円 390百万円 107.2%
1,198百万円 1,451百万円 (+26百万円)
(+252百万円)
10
2021年6⽉期 第3四半期累計 損益計算書
(単位:百万円) 20.6期3Q 累計 (構成⽐) 21.6期3Q 累計 (構成⽐) 増減率
売上⾼ 1,198 (100.0%) 1,451 (100.0%) +21.1%
うちCLOMO事業 1,159 (96.7%) ❶ 1,443 (99.4%) +24.5%
うちその他事業 39 (3.3%) ❷ 8 (0.6%) △79.3%
売上原価 232 (19.4%) 350 (24.1%) +51.0%
減価償却費 23 (2.0%) ❸ 115 (7.9%) +382.9%
製造経費 128 (10.7%) 189 (13.0%) +47.7%
その他 80 (6.7%) 46 (3.2%) △42.4%
売上総利益 966 (80.6%) 1,101 (75.9%) +13.9%
販売費及び⼀般管理費 602 (50.2%) ❹ 710 (48.9%) +17.9%
⼈件費 397 (33.2%) 479 (33.0%) +20.4%
その他 204 (17.0%) 231 (15.9%) +13.2%
営業利益 364 (30.4%) 390 (26.9%) +7.2%
経常利益 357 (29.8%) 380 (26.2%) +6.6%
法⼈税等 42 (3.6%) 116 (8.0%) +172.1%
当期純利益 311 (26.0%) ❺ 264 (18.2%) △15.3%
❶主軸のCLOMO事業の売上⾼は+24.5%の成⻑となりました。
❷その他事業の売上⾼の減少については、受託開発と保守業務の事業を終了したためです。
❸売上原価の増加は、主にソフトウエア製品のリリースタイミングの影響により、今期の減価償却費が増加したためです。
なお、当社はソフトウエア製品を1年間で償却しており、減価償却費は当期第4四半期にかけて減少傾向となる⾒通しです。
❹販売管理費の増加は、主に⼈員増加による採⽤費及び⼈件費の増加によるものであり、組織強化のための投資を積極的に進めています。
❺当期純利益の減少については、当期より繰越⽋損⾦が解消しており、⼀般的な実効税率で法⼈税を計上していることで、今期の法⼈税等が増加したためです。
11
2021年6⽉期 第3四半期 貸借対照表
(単位:百万円) 20.6期 21.6期3Q 増減
流動資産 1,091 2,046 +955
うち現⾦及び預⾦ 930 ❶ 1,828 +898
うち売掛⾦ 114 159 +45
固定資産 244 ❷ 163 △81
資産合計 1,336 2,209 +873
流動負債 618 627 +9
うち前受収益 358 339 △19
固定負債 13 62 +49
負債合計 631 689 + 58
純資産合計 704 1,519 +815
負債純資産合計 1,336 2,209 +873
❶現⾦及び預⾦の内、上場時に調達した資⾦につきましては、主に広告宣伝活動、従業員の増員、業務効率改善のためのソフトウェア開発への投資を開始しております。
❷固定資産の減少については、主に⾃社ソフトウエアの減価償却によるものです。
12
3. 参考資料
13
会社概要
社 名 株式会社アイキューブドシステムズ 【 英⽂名 】 i3 Systems, Inc.
本 社 福岡県福岡市中央区天神4-1-37 第1明星ビル4階
代表者 代表取締役社⻑ CEO 佐々⽊ 勉
設 ⽴ 2001年9⽉
資本⾦ 3億7,564万2,000円 (2021年3⽉31⽇現在)
従業員数 76名 (2021年3⽉31⽇現在)
スマートフォン、タブレット、パソコンなど様々なモバイル端末に対応した
事業内容 マネジメントサービス(管理、運⽤サービス)の提供を中⼼に事業を展開
福岡本社 : 福岡県福岡市中央区天神4-1-37 第1明星ビル
事業所 東京オフィス : 東京都港区浜松町1-27-16 浜松町DSビル
⼤阪オフィス : ⼤阪府⼤阪市北区梅⽥2-2-2ヒルトンプラザウエストオフィスタワー19階
サーブコープ梅⽥ヒルトンプラザウエスト内 (2020年3⽉2⽇ 業務開始)
14
ミッション・ビジョン
ミッション ITをもっと⾝近に
「イノベーションを3乗する」という想いからスタートしたアイキューブドシステムズは、
イノベーションの連鎖を⽣み出すサービスの創造に挑戦し続けます。
私たちの創り出すサービスによって、それぞれの企業活動に⾰新をもたらし⼈々をより豊かな⽣活へ導き、
ITがもっと⾝近な存在となることを⽬指します。
ビジョン 笑顔をつくるソリューションカンパニー
嬉しいとき、楽しいとき、充実を感じたとき、感謝を感じたとき、⼈は笑顔になっているはずです。
私たちは、笑顔の多い、よりよい社会を実現するために、未来にふさわしい新たな価値づくりに貢献します。
私たち⾃⾝が、健全で健康になるよう努⼒し、最良のテクノロジーと最⾼のエンジニアリングを⽤いて、
⼈々が笑顔になるソリューションを提供することで、
顧客、社員ひとりひとりとその家族、すべての⽅々の笑顔を⽣み出す事業を運営していきます。
15
CLOMO事業の概要
ユーザーの「管理」と「活⽤」を⽀援する2つの製品群
管理者 役職員
モバイル端末
貸与 •外交
情報システム •スマートフォン
•タブレット端末 •営業利⽤
•モバイルPC •リモートワーク
利⽤状態の可視化 機能制限と設定 セキュリティ対策
「状態の監視」 「利⽤ルールの適⽤」 「情報漏えい対策」
スムーズな 盗難・紛失時に
利⽤状況を遠隔で 機能を適切に 端末ロック・
管理 管理のための リアルタイムに把握 設定・制限 データ消去の実施
基本機能
MDMと合わせ、 利⽤状況の 業務ソフトウエアの セキュリティ要件を
活⽤ 安全性と 効率的な把握 効率的な活⽤ 満たしたアプリの提供
利便性を両⽴ ブラウザ/メーラー/カレンダー /アドレス帳/ファイル共有
16
ビジネスプラットフォームとしての特徴
クラウドを利⽤したBtoBのSaaSをサブスクリプションの形で提供
利⽤者である顧客には、主に販売代理店を通じてサービスを販売
<ターゲット>
アイキューブドシステムズ BtoB 顧客
<サービス形態>
SaaS
<テクノロジー>
クラウド 事業会社
学校法⼈ 等
<収益モデル>
サブスクリプション
販売代理店
17
競争⼒の源泉
MDM、ブラウザ、アプリの⾃社開発が、決定的な差別化ポイント
顧客
❶ 代理店との協業による新規導⼊
販売 ❷ BtoBの直接営業
【⾃社開発 】
カスタマーサクセス MDM、ブラウザ、アプリ サポート
導⼊顧客へアップセル・ ❶ 端末・OSの進歩・更新にキャッチアップ ⽇本品質の安定サービス
クロスセルをダイレクトに仕掛ける ❷ 固定費のコントロール という信頼の提供
❸ あらゆる端末・OSに対応
運⽤
プラットフォーム運⽤の
効率化・⾃動化
18
本資料の取り扱いについて
● 本資料には、当社に関連する⾒通し、将来に関する計画、経営⽬標などが記載されています。
これらの将来の⾒通しに関する記述は、将来の事象や動向に関する現時点での仮定に基づくものであり、
当該仮定が必ずしも正確であるという保証はありません。様々な要因により実際の業績が本資料の
記載と著しく異なる可能性があります。
● 別段の記載がない限り、本資料に記載されている財務データは⽇本において⼀般に認められている
会計原則に従って表⽰されています。
● 当社は、将来の事象などの発⽣にかかわらず、既に⾏なっております今後の⾒通しに関する発表等につき、
開⽰規則により求められる場合を除き、必ずしも修正するとは限りません。
● 当社以外の会社に関する情報は、⼀般に公知の情報に依拠しています。
● 本資料のいかなる部分も⼀切の権利は当社に属しており、電⼦的または機械的な⽅法を問わず、
いかなる場合であれ、無断で複製または転送等を⾏わないようお願いいたします。
19