4495 M-アイキューブド 2020-07-31 15:10:00
2020年6月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年6月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年7月31日
上 場 会 社 名 株式会社アイキューブドシステムズ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4495 URL https://www.i3-systems.com/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 CEO (氏名) 佐々木 勉
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 CFO (氏名) 有森 正和 (TEL) 092(552)4358
定時株主総会開催予定日 2020年9月24日 配当支払開始予定日 ー
有価証券報告書提出予定日 2020年9月25日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有
(百万円未満切捨て)
1.2020年6月期の業績(2019年7月1日~2020年6月30日)
(1)経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年6月期 1,641 17.3 412 64.3 401 62.5 318 43.8
2019年6月期 1,399 20.6 250 49.4 247 113.2 221 4.1
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2020年6月期 63.46 - 58.3 33.2 25.1
2019年6月期 36.64 - 80.1 22.5 17.9
(参考) 持分法投資損益 2020年6月期 -百万円 2019年6月期 -百万円
(注)1.当社は、2019年12月20日付で株式1株につき10株の株式分割を行いましたが、前事業年度の期首に当該株
式分割が行われたと仮定し、1株当たり当期純利益を算定しております。
2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、2020年6月期末時点では
当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため記載しておりません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年6月期 1,336 704 52.7 140.58
2019年6月期 1,083 386 35.7 △365.79
(参考) 自己資本 2020年6月期 704百万円 2019年6月期 386百万円
(注)当社は、2019年12月20日付で株式1株につき10株の株式分割を行いましたが、前事業年度の期首に当該株式分割
が行われたと仮定し、1株当たり純資産を算定しております。
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年6月期 435 △133 △86 930
2019年6月期 337 △136 △303 715
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 純資産
配当性向
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) 配当率
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年6月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2020年6月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2021年6月期(予想)
- 0.00 - 0.00 0.00 -
3.2021年6月期の業績予想(2020年7月1日~2021年6月30日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 2,004 22.1 450 9.3 430 7.2 281 △11.4 54.42
(注)1株当たり当期純利益については、2020年7月14日付で払込完了した公募増資分(150,000株)と、2020年8月
12日付で払込予定のオーバーアロットメントによる株式売出しに伴う第三者割当増資分(22,500株)を考慮して
算出しております。
※ 注記事項
(1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(2)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年6月期 5,011,350 株 2019年6月期 5,011,350 株
② 期末自己株式数 2020年6月期 - 株 2019年6月期 - 株
③ 期中平均株式数 2020年6月期 5,011,350 株 2019年6月期 5,011,350 株
(注)1.当社は、2019年12月20日付で普通株式1株につき普通株式10株の割合で株式分割を行っております。前事業
年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、「期末発行済株式数」、「期末自己株式数」及び「期中
平均株式数」を算定しております。
2.2019年6月期の「期末発行済株式数」、「期中平均株式数」には、種類株式を含めております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料3ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
株式会社アイキューブドシステムズ(4495) 2020年6月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………3
3.財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………4
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………4
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………6
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………8
(4)キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………9
(5)財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………11
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………11
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………11
(持分法損益等) ……………………………………………………………………………………11
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………11
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………12
- 1 -
株式会社アイキューブドシステムズ(4495) 2020年6月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当事業年度の経済環境は、前半は米中貿易摩擦の長期化や消費税増税の影響などがありながら、国内では緩やかな
景気回復基調で推移しましたが、後半は、新型コロナウイルス感染症(CODIV-19)の世界的な感染拡大により、各国
は感染拡大を断ち切るべく国を挙げて対策を実施しているものの、まだ収束には至っておらず、我が国においても
2020年4月7日に日本政府による緊急事態宣言が発出され、移動の自粛要請に伴う企業活動の収縮など、経済に深刻
な影響が発生しております。今後、新型コロナウイルス感染症(CODIV-19)の影響は徐々に収束することが予想され
ますが、人々の生活が以前の状態に戻るまでには多くの月日を要することが見込まれており、いわゆる新しい生活様
式を取り入れた生活に順応していくことが求められています。
このような市場環境の中、当社は2010年度から提供を開始した、モバイル端末管理サービス「CLOMO MDM」及びモバ
イル端末向けアプリサービス「CLOMO SECURED APPs」を事業の主軸として、クラウドを利用したB to BのSaaS事業を
サブスクリプションの形で提供しております。当事業年度は、組織力や体制強化を目的として、ソフトウェアエンジ
ニアや管理系の人材を中心に人材採用を積極的に行ったほか、社内のソフトウェアエンジニアがより重要な機能開発
等に注力できるよう、複数の外部企業に開発業務の一部であるソフトウェアの検証業務等の委託を進め、生産性の向
上を図ってまいりました。
また、昨今の働き方改革や、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、企業におけるテレワークへの
関心が高まっていることから、当社に対する問い合わせが増加しております。このような状況から、企業等でも、新
しい生活様式に適合したインフラの構築や、働き方改革の動きが加速されると見込まれ、PCやスマートフォン等、モ
バイル端末の管理や活用を支援するという点で、CLOMO事業が大きく貢献できると考えております。
当事業年度は、そのような需要に応えるべく、特に携帯電話販売会社との販売面での協力関係を強化し、その結果、
導入社数は2,526社(前事業年度末比31.5%増)に達しております。
また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大による当社事業及び経営成績への影響については、主に
中華人民共和国におけるスマートフォンの生産が縮小したことと、携帯電話販売会社が対面営業を自粛したことによ
り、感染拡大以前に見込まれていた受注の一部が延期される等影響はありましたが、元に戻りつつあり、当事業年度
の経営成績や、当社が目標とする経営指標(CLOMOの導入者数の増加、ライセンス継続率)への影響は極めて軽微であ
りました。
以上の結果、当事業年度の経営成績は、売上高1,641,309千円(前期比17.3%増)、営業利益412,140千円(同64.3%
増)、経常利益401,960千円(同62.5%増)、当期純利益318,042千円(同43.8%増)となりました。
なお、当社の事業はライセンス販売事業のみの単一事業であるため、セグメントごとの記載を省略しておりますが、
サービス別の内訳は次のとおりであります。
CLOMO MDM 売上高 1,369,736千円
SECURED APPs 売上高 224,889千円
その他 売上高 46,684千円
(2)当期の財政状態の概況
当事業年度末における財政状態については次のとおりであります。
① 資産
総資産は1,336,489千円となり、前事業年度末に比べ253,367千円の増加となりました。これは主に、現金及び預
金が214,974千円、ソフトウエアが92,632千円増加し、繰延税金資産が60,179千円減少したことによるものです。
② 負債
負債は631,970千円となり、前事業年度末に比べ64,674千円の減少となりました。これは主に、未払金が33,844
千円増加し、1年内返済予定の長期借入金が40,224千円、長期借入金が40,152千円、役員退職慰労引当金が60,768
千円減少したことによるものです。
③ 純資産
純資産は704,518千円となり、前事業年度末に比べ318,042千円の増加となりました。これは、当期純利益の計上
により利益剰余金が増加したことによるものです。
- 2 -
株式会社アイキューブドシステムズ(4495) 2020年6月期 決算短信
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は930,634千円となり、前事業年度末に比べ
214,974千円の増加となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は435,866千円となり、前事業年度に比べ98,701千円の増加となりました。
主な内訳は、税引前当期純利益399,355千円及び減価償却費62,321千円であります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は133,953千円となり、前事業年度に比べ2,553千円の減少となりました。
主な内訳は、有形固定資産の取得による支出14,048千円、無形固定資産の取得による支出120,311千円でありま
す。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は86,937千円となり、前事業年度に比べ216,921千円の減少となりました。
主な内訳は、長期借入金の返済による支出80,376千円であります。
(4)今後の見通し
当社の主軸事業であり、B to BのSaaS事業として提供しているCLOMO事業は、モバイル端末管理市場に属しており、
モバイル端末管理市場全体の市場成長率は、前年比約15%増加を継続していることから、継続的な成長を見込んでお
ります。また、モバイル端末管理市場は、PCのSIM対応(常時ネット接続対応)によるMDMのPC管理市場への進出によ
り、所謂エンドポイント管理市場として市場の拡大が見込まれています。
マーケットの状況としては、フィーチャーフォン(従来型携帯電話)の生産終了、PHSのサービス終了等により、企
業や医療機関におきましてスマートフォンの導入が加速しており、教育機関におきましても、文部科学省が推進する
GIGAスクール構想の開始に伴い、スマートフォンやPCの導入が加速するなど、CLOMO事業に充分な開拓余地が残されて
いると考えております。
当社としては、そのような状況からより多くの顧客を獲得するため、製品開発活動では、生産性の向上による品質
の向上や原価の低減による競争力の向上に引き続き注力し、営業活動では、携帯電話販売会社との協業の強化を中心
に、顧客数を伸ばしてまいります。
2021年6月期の業績については、売上高2,004百万円(前期比22.1%増)、営業利益450百万円(前期比9.3%増)、経常
利益430百万円(前期比7.2%増)、当期純利益281百万円(前期比11.4%減)を見込んでおります。
なお、上記予想などの将来予測情報は、現在入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後の
様々な要因により予想数値と異なる場合がございます。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、企業間の比較可能性を考慮し、日本基準で財務諸表を作成しております。
- 3 -
株式会社アイキューブドシステムズ(4495) 2020年6月期 決算短信
3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年6月30日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 715,659 930,634
売掛金 100,950 114,723
前払費用 25,895 43,955
その他 2,020 2,184
流動資産合計 844,525 1,091,498
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 23,949 30,666
工具、器具及び備品(純額) 9,680 7,570
有形固定資産合計 33,629 38,236
無形固定資産
ソフトウエア 20,871 113,503
ソフトウエア仮勘定 61,369 33,562
無形固定資産合計 82,240 147,066
投資その他の資産
出資金 10 10
長期前払費用 1,107 852
繰延税金資産 82,819 22,640
その他 38,789 36,185
投資その他の資産合計 122,726 59,688
固定資産合計 238,596 244,990
資産合計 1,083,121 1,336,489
- 4 -
株式会社アイキューブドシステムズ(4495) 2020年6月期 決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年6月30日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 38,245 45,075
1年内返済予定の長期借入金 40,224 -
未払金 70,698 104,543
未払費用 41,152 41,966
未払法人税等 397 21,150
預り金 4,777 1,959
前受収益 342,831 358,722
賞与引当金 45,000 45,487
流動負債合計 583,327 618,904
固定負債
長期借入金 40,152 -
長期前受収益 12,397 13,066
役員退職慰労引当金 60,768 -
固定負債合計 113,318 13,066
負債合計 696,645 631,970
純資産の部
株主資本
資本金 100,000 100,000
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 286,476 604,518
利益剰余金合計 286,476 604,518
株主資本合計 386,476 704,518
純資産合計 386,476 704,518
負債純資産合計 1,083,121 1,336,489
- 5 -
株式会社アイキューブドシステムズ(4495) 2020年6月期 決算短信
(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 1,399,288 1,641,309
売上原価 423,362 342,890
売上総利益 975,926 1,298,419
販売費及び一般管理費 725,080 886,279
営業利益 250,845 412,140
営業外収益
受取利息 34 49
雑収入 478 374
営業外収益合計 512 423
営業外費用
上場関連費用 - 9,768
支払利息 3,115 80
為替差損 84 219
雑損失 742 535
営業外費用合計 3,943 10,603
経常利益 247,415 401,960
特別損失
自己新株予約権消却損 9,428 -
固定資産売却損 8 -
固定資産除却損 - 2,605
特別損失合計 9,436 2,605
税引前当期純利益 237,978 399,355
法人税、住民税及び事業税 397 21,133
法人税等調整額 16,454 60,179
法人税等合計 16,852 81,312
当期純利益 221,126 318,042
- 6 -
株式会社アイキューブドシステムズ(4495) 2020年6月期 決算短信
売上原価明細書
前事業年度 当事業年度
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
注記 構成比 構成比
区分 金額(千円) 金額(千円)
番号 (%) (%)
Ⅰ 労務費 127,300 33.2 112,170 30.1
Ⅱ 経費 256,330 66.8 260,792 69.9
当期総製造費用 ※1 383,631 100.0 372,962 100.0
当期商品仕入高 136,366 97,833
合計 519,998 470,796
他勘定振替高 ※2 96,636 127,906
売上原価 423,362 342,890
※1 主な内訳は、次のとおりであります。
項目 前事業年度(千円) 当事業年度(千円)
外注費 86,258 112,801
減価償却費 78,979 54,304
通信費 56,302 80,865
支払リース料 27,781 ―
※2 他勘定振替高の内容は、次のとおりであります。
項目 前事業年度(千円) 当事業年度(千円)
ソフトウエア仮勘定 79,755 120,311
その他 16,880 7,594
計 96,636 127,906
(原価計算の方法)
当社の原価計算は、プロジェクト別個別原価計算であり、労務費及び一部の経費については予定原価を用い、原価
差額は調整計算を行っております。
- 7 -
株式会社アイキューブドシステムズ(4495) 2020年6月期 決算短信
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
(単位:千円)
株主資本
利益剰余金
純資産合計
資本金 その他利益剰余金 株主資本合計
利益剰余金合計
特別償却準備金 繰越利益剰余金
当期首残高 100,000 369 64,980 65,350 165,350 165,350
当期変動額
特別償却準備金の取崩 △369 369 - - -
当期純利益 221,126 221,126 221,126 221,126
当期変動額合計 - △369 221,495 221,126 221,126 221,126
当期末残高 100,000 - 286,476 286,476 386,476 386,476
当事業年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
(単位:千円)
株主資本
利益剰余金
純資産合計
資本金 その他利益剰余金 株主資本合計
利益剰余金合計
特別償却準備金 繰越利益剰余金
当期首残高 100,000 - 286,476 286,476 386,476 386,476
当期変動額
特別償却準備金の取崩 - - -
当期純利益 318,042 318,042 318,042 318,042
当期変動額合計 - - 318,042 318,042 318,042 318,042
当期末残高 100,000 - 604,518 604,518 704,518 704,518
- 8 -
株式会社アイキューブドシステムズ(4495) 2020年6月期 決算短信
(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益 237,978 399,355
減価償却費 91,951 62,321
賞与引当金の増減額(△は減少) 12,000 487
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 4,650 △60,768
受取利息 △34 △49
支払利息 3,115 80
上場関連費用 - 9,768
固定資産売却損 8 -
固定資産除却損 - 2,605
自己新株予約権消却損 9,428 -
売上債権の増減額(△は増加) △27,876 △13,773
仕入債務の増減額(△は減少) 6,692 6,829
未払消費税等の増減額(△は減少) △28,244 18,454
前払費用の増減額(△は増加) △11,877 △18,135
長期前払費用の増減額(△は増加) △93 254
前受収益の増減額(△は減少) 18,289 15,890
長期前受収益の増減額(△は減少) 8,182 668
その他 15,354 12,210
小計 339,525 436,199
利息及び配当金の受取額 34 49
利息の支払額 △2,900 △3
法人税等の支払額 △388 △398
法人税等の還付額 893 19
営業活動によるキャッシュ・フロー 337,164 435,866
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △30,374 △14,048
無形固定資産の取得による支出 △82,804 △120,311
敷金及び保証金の差入による支出 △24,326 △996
その他 998 1,403
投資活動によるキャッシュ・フロー △136,506 △133,953
- 9 -
株式会社アイキューブドシステムズ(4495) 2020年6月期 決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △50,000 -
長期借入金の返済による支出 △244,431 △80,376
自己新株予約権の取得による支出 △9,428 -
上場関連費用による支出 - △6,561
財務活動によるキャッシュ・フロー △303,859 △86,937
現金及び現金同等物に係る換算差額 92 -
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △103,108 214,974
現金及び現金同等物の期首残高 818,768 715,659
現金及び現金同等物の期末残高 715,659 930,634
- 10 -
株式会社アイキューブドシステムズ(4495) 2020年6月期 決算短信
(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
当社は、ライセンス販売事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(持分法損益等)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
1株当たり純資産額 △365.79円 140.58円
1株当たり当期純利益 36.64円 63.46円
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、新株予約権の残高はありますが、2020年6月期末時点では
当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。
2.当社は、2019年12月20日付で普通株式1株につき普通株式10株の割合で株式分割を行っております。前事業年
度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しており
ます。
3.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
項目 (自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
1株当たり当期純利益
当期純利益(千円) 221,126 318,042
普通株主に帰属しない金額(千円) 37,500 -
普通株式に係る当期純利益(千円) 183,625 318,042
普通株式の期中平均株式数(株) 5,011,350 5,011,350
希薄化効果を有しないため、潜在株
新株予約権4種類 新株予約権5種類
式調整後1株当たり当期純利益の算
(新株予約権の数10,420個) (新株予約権の数17,220個)
定に含まれなかった潜在株式の概要
(注)4.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
項目
(2019年6月30日) (2020年6月30日)
純資産の部の合計額(千円) 386,476 704,518
純資産の部の合計額から控除する金
2,136,187 -
額(千円)
(うち優先株式払込金額)(千円) (2,136,187) ( - )
普通株式に係る期末の純資産額(千
△1,749,711 704,518
円)
1株当たり純資産額の算定に用いら
4,783,340 5,011,350
れた期末の普通株式の数(株)
- 11 -
株式会社アイキューブドシステムズ(4495) 2020年6月期 決算短信
(重要な後発事象)
新株式の発行及び株式売出し
当社は、2020年6月11日及び2020年6月25日開催の取締役会において、以下のとおり新株式の発行について決議い
たしました。また、2020年7月6日に発行価格を以下のとおり決定しております。
なお、公募による新株式の発行については2020年7月14日に払込を受けており、発行済株式数、資本金及び資本準
備金の額が増加しております。
1.公募による新株式の発行
募集株式の種類及び数 普通株式 150,000株
発行価格 1株につき 3,120円
引受価額 1株につき 2,870.40円
発行価格の総額 468,000千円
引受価額の総額 430,560千円
増加する資本金の額 215,280千円
増加した資本金及び資本準備金の額
増加する資本準備金の額 215,280千円
払込期日 2020年7月14日
設備資金としてソフトウェア開発費、運転資金として勤怠システム開発に係
資金の使途
る研究開発費、業務効率の改善費及び広告宣伝費に充当する予定です。
2.第三者割当による新株式の発行(オーバーアロットメントによる株式売出しに伴う第三者割当)
発行する株式の種類及び数 当社普通株式 22,500株
割当価格 1株につき 2,870.40円
割当価格の総額 64,584千円
増加する資本金の額 32,292千円
増加する資本金及び資本準備金の額
増加する資本準備金の額 32,292千円
割当先及び割当株式数 野村證券株式会社 22,500株
払込期日 2020年8月12日
設備資金としてソフトウェア開発費、運転資金として勤怠システム開発に係
資金の使途
る研究開発費、業務効率の改善費及び広告宣伝費に充当する予定です。
- 12 -