4495 M-アイキューブド 2020-07-15 08:00:00
成長可能性に関する説明資料 [pdf]
成長可能性に関する説明資料
2020年7月
株式会社アイキューブドシステムズ
目次
1. 会社概要 P. 2
2. 事業の特長と競争優位性 P. 8
3. 今後の成長 P. 18
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1. 会社概要
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ミッション・ビジョン
ミッション ITをもっと身近に
「イノベーションを3乗する」という想いからスタートしたアイキューブドシステムズは、
イノベーションの連鎖を生み出すサービスの創造に挑戦し続けます。
私たちの創り出すサービスによって、それぞれの企業活動に革新をもたらし人々をより豊かな生活へ導き、
ITがもっと身近な存在となることを目指します。
ビジョン 笑顔をつくるソリューションカンパニー
嬉しいとき、楽しいとき、充実を感じたとき、感謝を感じたとき、人は笑顔になっているはずです。
私たちは、笑顔の多い、よりよい社会を実現するために、未来にふさわしい新たな価値づくりに貢献します。
私たち自身が、健全で健康になるよう努力し、最良のテクノロジーと最高のエンジニアリングを用いて、
人々が笑顔になるソリューションを提供することで、
顧客、社員ひとりひとりとその家族、すべての方々の笑顔を生み出す事業を運営していきます。
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事業内容と売上構成
当社の中心事業は、モバイル端末の管理をSaaSで提供する「CLOMO MDM」
加えて、モバイル活用を支援する「CLOMO SECURED APPs」も提供
CLOMO MDM サービス別売上高構成(%)
◼ モバイル端末「管理」を支援するサービス群 その他
◼ セキュリティリスクを排除する最適なモバイル端末
の一元管理を手軽に実現 CLOMO
SECURED 19%
APPs
15%
19.6期
CLOMO SECURED APPs 売上高
◼ モバイル端末「活用」を支援するサービス群 13億円
76%
CLOMO
MDM
※MDM(Mobile Device Management)とは、スマートフォンなどのモバイル端末を対象に、(a)利用状態の可視化(b)機能制限と設定(c)セキュリティ対策(紛失盗難・
ウィルス対策)の3大機能により効果的効率的な管理運用を支援するサービス
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CLOMO事業の概要
ユーザーの「管理」と「活用」を支援する2つの製品群
管理者 役職員
モバイル端末 貸与 •外交
情報システム •スマートフォン
•営業利用
•タブレット端末
•リモートワーク
•モバイルPC
利用状態の可視化 機能制限と設定 セキュリティ対策
「状態の監視」 「利用ルールの適用」 「情報漏えい対策」
スムーズな 盗難・紛失時に
利用状況を遠隔で 機能を適切に
管理 管理のための 端末ロック・
リアルタイムに把握 設定・制限
基本機能 データ消去の実施
MDMと合わせ、 利用状況の 業務ソフトウエアの セキュリティ要件を
活用 安全性と 効率的な把握 効率的な活用 満たしたアプリの提供
利便性を両立 ブラウザ/メーラー/カレンダー /アドレス帳/ファイル共有
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業績動向
17.6期の黒字化後、 17.6期→19.6期で利益は約3倍に急成長
売上高の推移 (百万円) 利益の推移(百万円)
過去最高 系列1 過去最高
CAGR : 22.3% 系列2 17.6期比 約3倍
系列3 364
357
1,399 311
250
1,160 1,198 247
212 221
976 167
116
86 76 75
765
625
-74 -80
-133
-202
-226
-228
1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6
6
重要指標
KPIとして導入法人数と継続率を設定
提供価値 ユーザーの生産性向上とセキュリティ
事業KPI 導入法人数 継続率
2,420社
1,920社
+26%
96.7%
1 2 3
※継続率は、前年同月末ライセンス数から直近12ヶ月の解約数を差し引き、前年同月末ライセンス数で除したもので算出しています。
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2. 事業の特長と競争優位性
8
2. 事業の特長と競争優位性
1 MDM市場でのポジショニング
2 ビジネスモデル
3 MDM市場における戦略・差別化
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1 MDM市場でのポジショニング
市場シェア・顧客基盤
◼ 自社ブランド出荷額は業界トップシェア
◼ 国内の従業員数が500名を超える大企業が主な取引先
MDMの自社ブランド出荷額シェア 顧客規模別売上構成(従業員数)
アイキューブドシステムズ 日経225銘柄の約20%の企業が当社サービスを利用
18.8%
1
100名未満
規模
8 小
100名
規模
7 以上 規模
2019年度 2
500名 中 19.6期末 大
6 未満 500名
以上
5
3
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出所)ミック経済研究所「MDM 自社ブランド市場 2019」
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2 ビジネスモデル
ビジネスプラットフォームとしての特徴
クラウドを利用したBtoBのSaaSをサブスクリプションの形で提供
利用者である顧客には、主に販売代理店を通じてサービスを販売
<ターゲット>
アイキューブドシステムズ BtoB 顧客
<サービス形態>
SaaS
<テクノロジー>
クラウド 事業会社
学校法人 等
<収益モデル>
サブスクリプション
販売代理店
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3 MDM市場における戦略・差別化
競争力の源泉
MDM、ブラウザ、アプリの自社開発が、決定的な差別化ポイント
顧客
❶ 代理店との協業による新規導入
販売
❷ BtoBの直接営業
【自社開発 】
カスタマーサクセス MDM、ブラウザ、アプリ サポート
導入顧客へアップセル・ ❶ 端末・OSの進歩・更新にキャッチアップ 日本品質の安定サービス
クロスセルをダイレクトに仕掛ける ❷ 固定費のコントロール という信頼の提供
❸ あらゆる端末・OSに対応
運用
プラットフォーム運用の
効率化・自動化
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3 MDM市場における戦略・差別化
OS開発元とのパートナーシップと高い評価 ①
iOSをはじめ、全てのOSに対応する技術力・サービス力
2010年10月 アップル社よりiOS MDMの仕様書の限定開示を受け、
2010年11月に国内初の法人向けMDMサービス「CLOMO MDM」を開始
2015年10月 日本マイクロソフト株式会社とモバイルデバイス / IoT市場で協業を開始
2019年1月 MDMサービス「CLOMO MDM」が「Android Enterprise Recommended※」を取得
※企業向けの厳しい要件を満たす、Google によってバリデーションされた Android 搭載端末とサービスを、企業の皆様に自信を持って
選択、配布、管理していただくためのプログラム
最新技術・最新OSへの迅速な対応 顧客ニーズに沿った製品開発
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3 MDM市場における戦略・差別化
OS開発元とのパートナーシップと高い評価 ②
EMM分野において「Android Enterprise Recommended」を取得した、
グローバル10社のうちの1社として、4つの高いハードルをクリア
アイキューブドシステムズ
1 高度な機能 2 実績に裏付けられた技術的先進性
Android Enterprise管理セットの高度な機能を Android デバイス管理の主要なセットアップ方法として
バリデーション 標準化されたプロダクトコンソール
3 企業レベルのサポート 4 実績に基づく導入能力
Googleとのサポート体制の確立。セットアップと移行に 豊富な経験と、関係するサービスや技術面における
ついてのドキュメントガイド 専門知識により顧客エンゲージメントチームへのサポート
その他の「Android Enterprise Recommended」 9社
SPPM / BlackBerry / Google Cloud Identity / IBM MaaS360 with Watson / Microsoft / mobileiron /
Business Concierge Device Management SoftBank Corp./ SOTI / VMware Workspace ONE
出所)「Android Enterprise Recommended」のHP(https://www.android.com/intl/ja_jp/enterprise/)
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3 MDM市場における戦略・差別化
サブスクリプションモデルとアップセル・クロスセル
継続率96.7%*を基盤に、ダイレクトにカスタマーサクセスを推進
サブスクリプションモデル
売上高
新規獲得 代理店
販売代理店と協力し、新規顧客を拡大
カスタマーサクセス 当社
ダイレクトにアプローチし、
アップセル・クロスセルを推進
ユーザーミーティングの実施 セミナーの実施
期間 ・1~2回/年、100名以上の ・ 2~3回/月、管理者/
解約 解約 ユーザーが参加 システム担当者等が参加
1 2 3 ・GoogleやMicrosoft、大手 ・技術やサービスについて
ユーザーなどが登壇し講習 密にディスカッション
系列1 系列2 系列3 系列4
*継続率は、前年同月末ライセンス数から直近12ヶ月の解約数を差し引き、前年同月末ライセンス数で除したもので算出
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3. 今後の成長
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事業環境
モバイル管理市場は、2017年比で2022年には約2倍の規模に拡大の見込み
モバイル管理市場規模(億円)
パソコンのSIM対応※3
PHSのサービス終了※2に伴う
スマートフォンの導入
フィーチャーフォン※1から モバイル端末利用での
スマートフォンへの変更
• 管理や業務の効率化
155 のニーズが増加
スマートフォンの 140
法人の導入加速 125 • IoT市場でのセキュリ
タブレットの 102 ティ強化
法人利用 89
78
68
1 2 3 4 5 6 7
※1)従来型携帯電話
実績 ※2)2020年7月末
予想
※3)常時ネット接続対応
出所)株式会社テクノ・システム・リサーチの“2017-2018年版 エンドポイント管理市場のマーケティング分析”
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社会変革への貢献
高い競争優位性を基盤に、大きくステップアップするための株式上場と資金調達
3. 社会変革への貢献
◼ 働き方改革の推進
◼ セキュアードモバイルワーキングの推進
◼ 導入企業生産性向上の実現
◼ 生産活動の変革、経済成長へ貢献
2. エンドポイント市場への進出
◼ 既存顧客のPCへの展開(スマートフォン+ SIM付PC・SIM付デバイス)
◼ SIM付PCの拡大に向けてPC資産管理ソフトウェアベンダーと提携推進
1. MDM市場での圧倒的なシェア獲得を目指す
◼ 販売パートナーとの連携強化による、導入法人数の拡大
◼ Android、Windowsへの拡大、マルチOS・マルチ端末化の推進
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