4495 M-アイキューブド 2020-07-15 08:00:00
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ [pdf]
2020 年7月 15 日
各 位
会 社 名 株式会社アイキューブドシステムズ
代表者名 代表取締役社長兼CEO 佐々木 勉
(コード番号:4495 東証マザーズ)
問合せ先 取締役兼CFO 有森 正和
(TEL.092-552-4358)
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ
当社は、本日、2020 年7月 15 日に東京証券取引所マザーズに上場いたしました。今後とも、
なお一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、2020 年6月期(2019 年7月1日~2020 年6月 30 日)における当社の業績予想は、次
のとおりであり、また、最近の決算情報等につきましては別添のとおりであります。
【個別】 (単位:百万円、%)
2020年6月期 2020年6月期 2019年6月期
決算期 (予想) 第3四半期累計期間 (実績)
(実績)
項目 対売上高 対前期 対売上高 対売上高
比率 増減率 比率 比率
売 上 高 1,641 100.0 17.3 1,198 100.0 1,399 100.0
営 業 利 益 405 24.7 61.6 364 30.4 250 17.9
経 常 利 益 398 24.3 61.0 357 29.8 247 17.7
当期(四半期)純利益 330 20.1 49.6 311 26.0 221 15.8
1 株 当 た り 当 期
65円99銭 62円23銭 36円64銭
(四半期)純利益
1株当たり配当金 0円00銭 ― 0円00銭
(注) 1.当社は連結財務諸表を作成しておりません。
2.当社は、2019 年12 月20 日付で普通株式1株につき10 株の株式分割を行っております。上記では2019 年6月期
の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり当期(四半期)純利益を算出しております。
3.2019 年6月期(実績)
、2020 年6月期第3四半期累計期間(実績)及び2020 年6月期(予想)の1株当たり当期
(四半期)純利益は期中平均発行済株式数により算出しております。
4.2020 年6月期(予想)の数値は、2019 年7月から2020 年4月までの実績値及び2020 年5月以降の予想値に基づ
いて算出しております。
【2020 年6月期業績予想の前提条件】
1.当社全体の見通し
当社は、
「イノベーション( i )を3乗(Cube)する」という思いを社名に冠し、
「IT を
もっと身近に」をミッションに、最良のテクノロジーと最高のエンジニアリングにより創り
出すサービスが企業活動に革新をもたらし、人々の生活がより豊かになるよう、挑戦し続け
ております。
当社を取り巻く事業環境は、インターネットを活用した様々な機器、クラウドサービスや
ビッグデータ、IoT、AI などの技術革新により登場した新たな情報通信サービスを通じて、
人々の生活に幅広い変化が起きています。
技術の進歩により生活の利便性が向上した一方で、
高度化、複雑化するサイバー攻撃に対するセキュリティ強化の必要性は一層高まっており、
情報通信においてのモバイル管理の役割は、より重要となり、世界的な広がりを見せていま
す。
このような市場環境の中、当社は 2010 年度から提供を開始した、モバイル端末管理サービ
ス「CLOMO MDM」及びモバイル端末向けアプリサービス「CLOMO SECURED APPs」を事業の主軸
として、B to B の SaaS ビジネスを提供しております。これまで、主に携帯電話販売会社や
携帯電話販売代理店への販売網の営業強化を進めており、2020 年3月 31 日時点で、契約企
業数は 2,420 社(2019 年3月 31 日と比較して 36.9%増)となり、契約ライセンス数は前期
比 31.0%増加しております。
(注)1.契約ライセンス数:当社サービスの使用許諾契約しているライセンスの数
当社が属する EMM(MDM)の市場はスマートフォンのビジネス利用の増加により成長を遂
げており、当社も取引企業数・ライセンス数も増加してきております。また、従来型携帯電
話の販売終了や医療機関で多く利用されている PHS のサービス終了により、スマートデバ
イスの増加が見込まれ、
「CLOMO MDM」及び「CLOMO SECURED APPs」の契約企業数、契約ライ
センス数の更なる増加が予想されます。
このような状況の下、2020 年6月期は、売上高 1,641 百万円(前期比 17.3%増)
、営業
利益 405 百万円(同 61.6%増)
、経常利益 398 百万円(同 61.0%増)
、当期純利益 330 百万
円(同 49.6%増)を見込んでおります。
なお、2020 年4月7日に7都府県、同年4月 16 日には全ての都道府県を対象に、新型イ
ンフルエンザ等対策特別措置法に基づく、緊急事態宣言が出されました。
しかし、当社では新たなテレワークの導入・拡大を目的としたお問い合わせが増加して
おり、業績は予定通りの進捗を継続しております。
テレワーク等の勤務形態は、国が進める「働き方改革」の一環とも言え、新型コロナウイ
ルスの感染が収束した後も、当社をはじめとするモバイル機器管理システムの普及が継続
するものと、当社では認識しております。
2.項目別の見通し
(売上高)
当社の主要サービス「CLOMO MDM」及び「CLOMO SECURED APPs」は、サブスクリプション型
のものであり、サービスの提供開始後は契約更新時に解約されない限り継続的に定額課金と
して売上高が計上される性質があります。
予算策定時においては、売上高を既存契約と新規契約に分けて算出しております。
既存契約分の売上高は、前年度末時点の既契約による収益見込額に、前年度の追加ライセ
ンス増加率に基づき算出した既に取引のある法人に対するライセンス追加契約数と、過去2
期間の単価下落実績を勘案して算出した想定単価を乗じた収益見込額を加算し、解約リスク
のある案件や前年の解約率(前期の解約実積ライセンスを前期既存契約ライセンスで除して
算出)等をもとに算出した解約額を差し引き、既存契約分の予想売上高としております。
新規契約分の売上高は、当社の代理店であり、エンドユーザーへ販売を行う携帯電話販売
会社等からのヒアリングに基づき当社製品の販売施策を計画し、
施策別に新規契約数、
単価、
売上高の見込みを設定しております。
具体的には、2020 年6月末での契約ライセンス数を、前期比 26.7%増と予想しておりま
す。
以上の結果、2020 年6月期の売上高は 1,641 百万円(前期比 17.3%増)を見込んでおりま
す。
当第3四半期累計期間の業績進捗につきましては、既存取引先の追加ライセンスの受注が
順調に推移したこと及び新規契約を計画よりも前倒しで獲得できたことも影響し、売上高は
1,198 百万円となりました。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響により3月中旬より対面での営業活動を当社及び
一部代理店で自粛していますが、当社の事業構造上、当期の収益の大部分は既存のご契約者
様から頂いている利用料により構成されていることと、
新規あるいは追加の契約については、
基本的には非対面で当社サービスの導入手続きを進めることができるため、4月7日及び 4
月 16 日に発表となった緊急事態宣言後も営業自粛による当社業績に与える影響は限定的な
ものとなっております。
(売上原価、売上総利益)
主な売上原価は、「CLOMO MDM」及び「CLOMO SECURED APPs」の運用に関わる人件費、自
社製作ソフトウェアの減価償却費、及びサービスを提供する際のクラウドサーバー利用料等
から構成されており、開発エンジニアの人員計画と過去実績に基づくシステム基盤費用によ
り策定しております。なお、新たな技術を取り入れることによりシステム基盤の効率化によ
るコスト削減効果の予想値も反映しております。
具体的には、主に自社製作ソフトウェアのリリース数が増加することにより、自社製作ソ
フトウェアの減価償却費が前期比 31.0%減少するとともに、受託事業サービスの一部終了に
よって、当該サービスにおいて利用しているサーバー利用料が前期比 31.7%減少することに
より、売上原価が減少する見込みです。
以上の結果、2020 年6月期の売上原価は 344 百万円(前期比 18.5%減)
、売上総利益は
1,296 百万円(同 32.8%増)
、売上総利益率は 79.0%を見込んでおります。
なお、当社のサービスは、顧客の増加や減少により売上原価が直接影響を受けるビジネス
モデルではなく、
社内環境についても、
従来よりテレワークが可能な体制となっております。
このため、新型コロナウイルス感染症対策により追加で必要となるコストも現時点ではあり
ません。
(販売費および一般管理費、営業利益)
販売費および一般管理費は、主に人件費、広告宣伝費及び通信費で構成されております。
人件費はソフトウェアエンジニアを中心に人員数が前期比 19.6%増加を見込んでおり、採用
計画に想定給与を勘案し策定しております。
広告宣伝費は、イベント協賛やセミナー開催費用、宣伝用の動画作成やホームページの改
修費用を見込んで策定しており、前期比 265.5%増加を計画しております。
通信費は IT 関連費用を積み上げて策定しており、ソフトウェアの利用料の増加から、前期
比 44.0%増加を見込んでおります。
以上の結果、2020 年6月期の販売費および一般管理費は 890 百万円(前期比 22.9%増)
、
売上の伸び、
売上総利益率の改善により販売管理費の増加を吸収し営業利益は 405 百万円
(前
期比 61.6%増)を見込んでおります。
(営業外収益、営業外費用、経常利益)
営業外損益については、過去実績に基づいた為替差損益や上場関連費用の営業外費用に 7
百万円を加え、経常利益は 398 百万円(前期比 61.0%増)を見込んでおります。
(特別利益、特別損失、当期純利益)
特別損益は見込んでおりません。法人税等は税務上の調整項目を加味した課税所得に法定
実効税率を乗じて計上をしております。
以上の結果、2020 年6月期の当期純利益は 330 百万円(前期比 49.6%増)を見込んでおり
ます。
【業績予想に関するご留意事項】
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及
び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は、様々な要因によって予
想数値と異なる場合があります。
以上
2020年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年7月15日
上 場 会 社 名 株式会社アイキューブドシステムズ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4495 URL http://www.i3-systems.com
代 表 者 (役職名)代表取締役社長兼CEO (氏名)佐々木 勉
問合せ先責任者 (役職名)取締役兼CFO (氏名)有森 正和 (TEL)092(552)4358
四半期報告書提出予定日 ― 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2020年6月期第3四半期の業績(2019年7月1日~2020年3月31日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年6月期第3四半期 1,198 - 364 - 357 - 311 -
2019年6月期第3四半期 - - - - - - - -
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年6月期第3四半期 62.23 -
2019年6月期第3四半期 - -
(注 . 社 、
)1 当 は 2019年 月 第 四 期 つ て 、 半 財 諸 を 成 て な た 、
6 期 3 半 に い は 四 期 務 表 作 し い い め 2019年 月 第 四 期 数 及 対 年 四 期 減 並
6 期 3 半 の 値 び 前 同 半 増 率
び 2020年 月 第 四 期 対 年 四 期 減 は 載 て り せ 。
に 6 期 3 半 の 前 同 半 増 率 記 し お ま ん
2 当 は 2019年 15日 催 取 役 決 に り 2019年 20日 で 式 株 つ 10株 株 分 を い し が 当 業 度 期 に 該
. 社 、 11月 開 の 締 会 議 よ 、 12月 付 株 1 に き の 式 割 行 ま た 、 事 年 の 首 当
株 分 が わ た 仮 し 1 当 り 半 純 益 算 し お ま 。
式 割 行 れ と 定 、 株 た 四 期 利 を 定 て り す
3 潜 株 調 後 株 た 四 期 利 に い は 潜 株 は 在 る の 、 社 式 2020年 月 第 四 期 お て 非 場 あ 、
. 在 式 整 1 当 り 半 純 益 つ て 、 在 式 存 す も の 当 株 は 6 期 3 半 に い は 上 で り 期
中 均 価 把 で な た 記 し お ま ん
平 株 が 握 き い め 載 て り せ 。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年6月期第3四半期 1,200 698 58.2
2019年6月期 1,083 386 35.7
(参考) 自己資本 2020年6月期第3四半期 698 百万円 2019年6月期 386 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年6月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年6月期 - 0.00 -
2020年6月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年6月期の業績予想(2019年7月1日~2020年6月30日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,641 17.3 405 61.6 398 61.0 330 49.6 65.99
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年6月期3Q 5,011,350株 2019年6月期 3,450,000株
② 期末自己株式数 2020年6月期3Q -株 2019年6月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年6月期3Q 5,011,350株 2019年6月期3Q -株
(注)1.2019年12月20日付で普通株式1株を10株に分割しています。前事業年度の期首に当該株式分割が行
われたと仮定し、期末発行済株式数、期末自己株式数及び期中平均株式数を算定しています。
2.当社は、2019年6月期第3四半期については、四半期連結財務諸表を作成していないため、2019年
6月期第3四半期の期中平均株式数を記載しておりません。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的で
あると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。ま
た、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績
予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情
報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社アイキューブシステムズ(4495)2020 年6月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………7
1
株式会社アイキューブシステムズ(4495)2020 年6月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間においては、新型コロナウィルス感染症の世界的な感染拡大に際し、各国は感染
拡大を断ち切るべく国を挙げて対策を実施しているものの、まだその効果は見えず、歴史的な感染症に匹
敵するとも言われ始めております。この未曾有の事態の中で、世界経済の景況悪化は深刻なものとなり、
その影響の規模や景気回復の目処は現時点では不透明と言わざるを得ません。
我が国においては、政府は緊急事態宣言発令を視野に入れ、医療面や経済面等の多面的な対応を始めて
いるものの、実態としては国内外での生産及び消費の落ち込みや、各国間での移動制限に伴う企業活動の
収縮など、経済に深刻な影響が発生しています。それに伴い、企業の業績は先行きが見通せず、予測がつ
きにくい状況となっています。
一方、情報通信市場においては、我が国においても第5世代移動通信システム(5G)の開始に伴い、
時間・場所・規模の制約を超えた経済活動が更に可能となり、誰もが情報通信技術(ICT)による利便性を
享受できる環境の整備が進められています。
このような市場環境の中、
当社は2010年度から提供を開始した、モバイル端末管理サービス「CLOMO MDM」
及びモバイル端末向けアプリサービス「CLOMO SECURED APPs」を事業の主軸として、クラウドを利用した
B to BのSaaS事業をサブスクリプションの形で提供しております。これまで、主に携帯電話販売会社や携
帯電話販売代理店への販売網の営業強化を進め、導入社数2,420社(2019年3月31日比36.9%増)に達して
おります。
また、当第3四半期累計期間は、人材採用や複数の開発協力会社へ開発業務の一部委託を進めるなど、
開発体制の強化を継続して進めております。営業面においては、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響
により、モバイル端末の生産や調達が遅れていることや、一部の販売代理店がテレワークに移行したり、
営業活動を自粛したことにより、新規の営業開拓などが停滞しているケースがあります。ただ総じて、
「働
き方改革」や「テレワーク・リモートワーク」の必要性が高まっていることから、当社サービスの導入に
向けて企業からの問い合わせが増えることが予想され、そのニーズに応え新規の顧客獲得を大きく伸ばす
べく、特に携帯電話販売会社との協力強化を継続しています。
以上の結果、当第3四半期累計期間の経営成績は、売上高1,198,875千円、営業利益364,546千円、経常
利益357,402千円、四半期純利益311,871千円となりました。
なお、当社の事業はライセンス販売事業のみの単一事業であるため、セグメントごとの記載を省略して
おりますが、サービス別の内訳は次のとおりであります。
CLOMO MDM 売上高 987,986千円
SECURED APPs 売上高 171,387千円
その他 売上高 39,501千円
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期会計期間末における財政状態については次のとおりであります。
① 資産
総資産は1,200,335千円となり、前事業年度末に比べ117,213千円の増加となりました。これは主に、現
金及び預金が16,928千円、ソフトウエアが15,256千円、ソフトウエア仮勘定が55,102千円増加したことに
よるものです。
2
株式会社アイキューブシステムズ(4495)2020 年6月期第3四半期決算短信
② 負債
負債は501,987千円となり、前事業年度末に比べ194,658千円の減少となりました。これは主に、未
払法人税等が42,546千円増加し、1年内返済予定の長期借入金が40,224千円、前受収益が42,188千円、長
期借入金が40,152千円、役員退職慰労引当金が60,768千円減少したことによるものです。
③ 純資産
純資産は698,348千円となり、前事業年度末に比べ311,871千円の増加となりました。これは、四半期純
利益の計上により、利益剰余金が増加したことによるものです。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年6月期の業績につきましては、売上高1,641百万円(前期比17.3%増)、営業利益405百万円(前期比
61.6%増)、経常利益398百万円(前期比61.0%増)、当期純利益330百万円(前期比49.6%増)を見込んでおり
ます。
なお、当業績予想数値は、2020年5月に策定しており、2020年4月までは実績値を採用しております。
詳細は、本日開示いたしました「東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ」
をご覧ください。
上記予想などの将来予測情報は、現在入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今
後の様々な要因により予想数値と異なる場合がございます。
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株式会社アイキューブシステムズ(4495)2020 年6月期第3四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2019年6月30日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 715,659 732,588
売掛金 100,950 106,453
その他 27,915 48,022
流動資産合計 844,525 887,064
固定資産
有形固定資産 33,629 40,033
無形固定資産
ソフトウエア 20,871 36,127
ソフトウエア仮勘定 61,369 116,471
無形固定資産合計 82,240 152,598
投資その他の資産
繰延税金資産 82,819 82,819
その他 39,906 37,818
投資その他の資産合計 122,726 120,638
固定資産合計 238,596 313,270
資産合計 1,083,121 1,200,335
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株式会社アイキューブシステムズ(4495)2020 年6月期第3四半期決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2019年6月30日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 38,245 29,875
未払金 70,698 53,789
1年内返済予定の長期借入金 40,224 -
未払法人税等 397 42,943
前受収益 342,831 300,643
賞与引当金 45,000 22,173
その他 45,929 38,495
流動負債合計 583,327 487,921
固定負債
長期借入金 40,152 -
長期前受収益 12,397 14,065
役員退職慰労引当金 60,768 -
固定負債合計 113,318 14,065
負債合計 696,645 501,987
純資産の部
株主資本
資本金 100,000 100,000
利益剰余金 286,476 598,348
株主資本合計 386,476 698,348
純資産合計 386,476 698,348
負債純資産合計 1,083,121 1,200,335
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株式会社アイキューブシステムズ(4495)2020 年6月期第3四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
第3四半期累計期間
(単位:千円)
当第3四半期累計期間
(自 2019年7月1日
至 2020年3月31日)
売上高 1,198,875
売上原価 232,158
売上総利益 966,716
販売費及び一般管理費 602,169
営業利益 364,546
営業外収益
受取利息 41
雑収入 223
営業外収益合計 265
営業外費用
支払利息 80
為替差損 231
上場関連費用 6,561
雑損失 535
営業外費用合計 7,409
経常利益 357,402
特別損失
固定資産除却損 2,605
特別損失合計 2,605
税引前四半期純利益 354,797
法人税等 42,925
四半期純利益 311,871
6
株式会社アイキューブシステムズ(4495)2020 年6月期第3四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期会計期間を含む事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
7