4493 M-サイバーセキュリ 2020-05-15 15:00:00
2020年12月期第1四半期 決算説明資料 [pdf]
2020年12月期第1四半期 決算説明資料
Financial Materials for FY2020 Q1
株式会社サイバーセキュリティクラウド
(証券コード: 市 場 : 4 4 9 3
東証マザーズ 2020年5月15日
目次
Ⅰ. 会社概要 3
Ⅱ. 2020年12月期 第1四半期実績 13
Ⅲ. サービス別実績 22
Ⅳ. 今後の成長戦略 29
Ⅴ. 新型コロナウイルス感染症に関して 35
Ⅵ. 参考資料 39
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 2
Ⅰ.会社概要
3
会社概要
社 名 株式会社サイバーセキュリティクラウド
設 立 2010年8月11日
上場日 2020年3月26日
代表者 代表取締役社長 大野 暉
役 員 取締役CTO 渡辺 洋司
取締役 倉田 雅史(公認会計士) 常勤監査役 安田 英介(公認会計士)
社外取締役 伊倉 吉宣(弁護士) 社外監査役 村田 育生
社外取締役 石坂 芳男 社外監査役 泉 健太
所在地 東京都渋谷区東3-9-19 VORT恵比寿maxim3F
事業内容 AI 技術を活用したサイバーセキュリティサービスの開発・提供
エ ン ジ ニ ア 数 グ ロ ー バ ル
日本・米国の2拠点体制
USA
社 員 全 体 の
Japan
約 半数※
※ 2020年3月末時点
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企 業 理 念
世界中の人々が安心安全に使える
サイバー空間を創造する。
サイバーセキュリティ
× Webサイトへの
サイバー攻撃の可視
化・遮断ツール
AI(人工知能)
AIによるAWS WAF AWS WAFの
ルール自動運用ツール ルールセット
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Webサイトへのサイバー攻撃による被害事例
サイバー攻撃は企業の事業活動に様々な影響を与える
売上機会の損失
ブランドイメージ 損害賠償費用
の毀損 (約6.3億円/件※1)
個人情報の流出 株価の下落 株主代表訴訟
(平均10%※2)
※1 出典:JNSA 2018年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書
※2 出典:JICI 取締役会で議論するためのサイバーリスクの数値化モデル
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経営層600人に聞く最新セキュリティ対策調査※ ❶
Q1 企業経営において、サイバーセキュリティを経営リスクと考えていますか。
経営層全体の75%が
サイバーセキュリティを
経営リスクと考えている
75.0% ■そう考えている
■どちらかといえばそう考えている
■あまりそう考えていない
■そう考えていない
※調査概要
【n=600】 名称:経営層600人に聞く最新セキュリティ対策調査
調査対象者:20〜59歳の役員・経営者(男女)
サンプル数:600名
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年1月24日(金)〜2020年1月26日(日)
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経営層600人に聞く最新セキュリティ対策調査※ ❷
セキュリティ投資を積極的に行う企業は86.7%である一方、
WAF導入済み企業はわずか8.1%と、今後の拡大余地が大きい
Q2 セキュリティ対策において Q3 「Q2」で実施しているを選択した企業の中で、
「社内セキュリティ」と「Webセキュリティ」 セキュリティ対策において
をどちらも実施していますか。 「WAF」を導入していますか。
■実施している
■実施している
78.3% ■実施していない
■わからない
8.1% ■実施していないまたは不明
【n=396】 【n=310】
Q4 2020年、サイバーセキュリティへの投資を
前年に比べ積極的に行っていきますか。
■積極的に行っていく
■前年度と同様の投資を行っていく
86.7% ■前年に比べ投資を縮小していく
※調査概要
名称:経営層600人に聞く最新セキュリティ対策調査
調査対象者:20〜59歳の役員・経営者(男女)
サンプル数:600名
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査 【n=600】
調査期間:2020年1月24日(金)〜2020年1月26日(日)
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当社が守る領域
WAF(Web Application Firewall)とは?
ファイア
IPS/IDS WAF Webサービス
ウォール
一般の閲覧者
通常のアクセス
WEBサイト
Webアプリケーション層への攻撃 Web
アプリケーション
ハッカー
ソフトウェア・
ソフトウェア/OSへの攻撃 OS
インフラ・
インフラ/ネット ネットワーク
ワーク層への攻撃
WAFは、「SQLインジェクション」や「XSS」をはじめとした不正侵入による
情報漏えいやWebサイト改ざんなどを防ぐファイアウォールのことを意味し、
従来のファイアウォールやIDS/IPSでは防ぐ事ができない攻撃にも対応可能。
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提供する3つのプロダクト
主力商品
外部からのサイバー攻撃を遮断
AWSの提供するAWS WAFを利 セキュリティ専門のベンダーの
し、個人情報漏洩、改ざん、
用するお客様に対して、 提供するAWS WAFの
サービス説明 サービス停止などからWebサイ
AIによって学習し、AWSWAFの セキュリティルールセット
トを守るクラウド型Webセキュ
ルールを自動運用するサービス
リティサービス
導入数 ※ 845 社 226 ユーザー 857 ユーザー
(2020年3月末時点) (利用企業数) (課金ユーザー数) (ユーザー数)
※ それぞれユーザー数を元に算出(当社調べ)。ManagedRulesは下記ActiveSubscriber数の合計を元に算出
・Cyber Security Cloud Managed Rules for AWS WAF -API Gateway/Serverless-
・Cyber Security Cloud Managed Rules for AWS WAF Classic -OWASP Set-
・Cyber Security Cloud Managed Rules for AWS WAF -HighSecurity OWASP Set-
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攻撃遮断くんの提供する2つのアーキテクチャ
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ストック収益ベースの「SaaS型ビジネスモデル」
攻撃遮断くん売上全体に占める
高い成長率
ストック収益の割合
デロイト トウシュ トーマツ
リミテッド
96.2 % 日本テクノロジー Fast 50に
て、2年連続第10位を受賞
ストック収益 2019年は338.58%の
収益(売上高)成長を記録
その他収益
※「攻撃遮断くん」の売上高における直近1年のMRR(2020年3月)が占める比率
継続課金による安定的な収益 低い解約率
新規契約が翌年以降の売上に大きく貢献。
新規 MRRチャーンレート
高いストック収益割合と低い解約率により、
(2019年4月〜2020年3月までの
安定的な収益を確保。
解約率 12ヶ月平均)
1.1% ※MRRチャーンレートとは、当月失ったMRRを
先月末時点のMRRで除すことで計算される実質
継続契約 解約率。
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Ⅱ.2020年12月期 第1四半期実績
13
決算ハイライト❶ 決算数値
P/L 売上高(Q1実績) 前年同四半期比+55.3%増の260百万円
P/L 営業利益(Q1実績) 前年同四半期比+46.5%増の43百万円
KPI ARR 前年同四半期比+55.8%増の10.42 億円
(Annual Recurring Revenue)※1
※1:対象月の月末時点におけるMRR を12倍することで年額に換算して算出。
MRRはサブスクリプション型モデルにおけるMonthly Recurring Revenueの略で、既存顧客から毎月継続的に得られる収益の合計のこと。
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決算ハイライト❷ビジネス進捗(1)
「攻撃遮断くん」DDoSセキュリティタイ
新規サービス
プ※新仕様版の申込受付開始
サービスのアップグレード これまで以上に大規模なDDoS攻撃に対応することが可
能となるだけでなく、新機能も追加。
新規契約獲得による利益率向上を目指す。
新型コロナウイルスの影響による業績見通
市場環境 しは現時点で変更なし
新型コロナウイルスの影響 中長期では経済活動のオンライン化促進、
テレワークの推進などによる
セキュリティへの関心・ニーズ拡大が予想される。
※ 対象:「攻撃遮断くん」DDoSセキュリティタイプ Webサイト入れ放題プラン
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決算ハイライト❷ビジネス進捗(2)
コーポ―レートガバナンス強化 社外取締役 石坂 芳男 元トヨタ自動車 副社長
1940年生まれ。一橋大学法学部卒業後、トヨタ自動車株式会社入社。
米国トヨタ自動車販売株式会社社長の後、
社外取締役1名の追加 2001年、トヨタ自動車株式会社取締役副社長に就任。
レクサスの立上げをはじめとするトヨタ自動車における海外展開の指揮をと
る。
2008年よりトヨタ自動車顧問・ローランド・ベルガーシニアアドバイザーな
どを歴任の後、2011年藍綬褒章受章。
著書に『トヨタ販売方式: 世界一企業の〈販売〉と〈マーケティング〉』
グローバル戦略顧問 大森進 元UBS証券 社長
グローバル展開の加速
1974年 野村證券株式会社入社
1990年 クレディスイスファーストボストン証券会社入社
在日代表兼東京支店長
グローバル人材の招聘 2005年 UBS証券株式会社社長就任
2012年 UBS証券株式会社代表取締役社長就任
2015年 同社代表取締役会長就任
2016年 同社常勤監査役就任(現任)
2017年 株式会社シークス社外取締役(現任)
その他、2006年から2016年にかけて、日本投資者保護基金理事、国際銀行協
会理事、日本証券業協会自主規制会議委員、東京証券取引所市場運営委員会
委員を歴任
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 16
業績の概況
前年同四半期比で+55.3%の増収、 営業利益は+46.5%の増益
2019年12月期 2020年12月期 前年
(百万円) Q1実績(前期) Q1実績(当期) 同四半期比
売上高 167 260 +55.3%
売上総利益 115 170 +47.1%
営業利益 29 43 +46.5%
営業利益率 17.6% 16.6% -1.0pt
経常利益 30 32 +8.2%
四半期純利益 26 27 +2.0%
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 17
売上高の推移(通期)
売上高予算進捗率は23.1%と順調に推移
(百万円)
1,200 1,126
1,000
816
800
600
488 予算進捗率
23.1%
400
246
200
Q1
0
2017年12月期 2018年12月期 2019年12月期 2020年12月期
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 18
売上高の推移(四半期)
ストック収益が売上高の大部分を占め、高成長を維持
(百万円)
300
攻撃遮断くんMRR
年成長率
250 WafCharm (CAGRベース※1)
Managed Rules 94.1 %
200
その他
150
100
50
0
2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020
※1 2016年から2019年の売上高の年平均成長率
※2 2014年~2016年については未監査
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 19
営業利益の増減要因分析
今後の売上UPを見込んだサーバーコスト増加と採用強化により、
短期的には営業利益率低下。中長期の成長のための投資を継続。
(百万円) 売上高
• 新規受注によるMRRの増加
• 1%前後の低い解約率を維持
売上原価
-54
売上原価
売上高 • 売上増加に伴うサーバーコストの増加
• DDoSセキュリティタイプのアップグレード
+93 人件費 に伴うサーバーコストの増加
(販管費) →今後の売上高UPを見込む。
-9 広告宣伝費 • 人員増強による人件費の増加
-7 その他
-9 販売費及び一般管理費
• 人員増強による人件費増加
• 広告宣伝費の増加
43百万円 営業利益
29百万円 • 営業利益率は17.6%→16.6%へと低下
• 中長期の成長のための投資を継続していく
2019年12月期 2020年12月期
Q1営業利益 Q1営業利益
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 20
営業費用(売上原価・販売費及び一般管理費)の推移
今後も採用を強化し、人件費及び採用教育費へ投資していく
(百万円)
250
233
216 217
51
200
59
68
166
151
150 138 13
72
50 13
13
45 14
115 10
40
7 23
100 86 18 8 11
82 42 6 12 8
17 11 5 69
1
24
22 5 60
0
7
6
0 59
9 6 54
50 1
3 57
56
44
33 37
50
36
25 28
14 17 20
12 12
0
18Q1 18Q2 18Q3 18Q4 19Q1 19Q2 19Q3 19Q4 20Q1
通信費 人件費 採用教育費 R&D 広告宣伝費 その他 合計
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 21
Ⅲ.サービス別実績
22
サービス別実績
WafCharm及びManaged Rulesが大きく成長
2019年12月期 2020年12月期
前年 2020年12月期
Q1実績 Q1実績 進捗率
同四半期比 通期予想
(百万円) (前期) (当期)
売上高 167 260 +55.3% 1,126 23.1%
攻撃遮断くん 158 214 +35.4% 952 22.5%
WafCharm 8 37 +314.2% 143 25.9%
Managed Rules 0 8 +3,006.1% 30 28.7%
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 23
ARRの推移
全社ARRは前年同四半期比+55.8%増の10.42億円まで拡大
10.42 億円
(百万円)
1,000 941
867 166
121
800 764 88
669 68
572 39
600
506 35
450
404
400 841
327 755 788
287 684
626
215 494
537
200 164 404 443
287 327
215
164
0
17Q1 17Q2 17Q3 17Q4 18Q1 18Q2 18Q3 18Q4 19Q1 19Q2 19Q3 19Q4 20Q1
攻撃遮断くん WafCharm Managed Rules
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 24
平均月次解約率
攻撃遮断くんは1%前半、WafCharmは1%未満と低い水準で推移
3.00%
攻撃遮断くん解約率
2.50% WafCharm解約率
2.00%
1.07%
1.50% 1.34%
1.24% 1.26%
1.13% 1.15% 1.09%
1.07% 1.06%
1.00%
1.00% x
0.56%
0.43%
0.50% 0.36%
0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 0.03% 0.70%
0.00%
18Q1 18Q2 18Q3 18Q4 19Q1 19Q2 19Q3 19Q4 20Q1
※「攻撃遮断くん」及び「WafCharm」におけるMRRチャーンレートの直近12ヶ月平均をもとに作成。
※MRRチャーンレートとは、当月失ったMRRを先月末時点のMRRで除すことで計算される実質解約率。
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 25
攻撃遮断くんの高い成長率と、積み上がるビッグデータ
攻撃遮断くん利用企業数※1 当社の保有する累計アクセス数※2
(社) 利用企業数 (億件)
アクセス数
900 845社 1.3兆件超
14,000
800
12,000
700
10,000
600
500 8,000
400
6,000
300
4,000
200
2,000
100
0 0
2017年12月
2018年12月
2019年12月
2017年3月
2017年6月
2017年9月
2018年3月
2018年6月
2018年9月
2019年3月
2019年6月
2019年9月
2020年3月
2017年12月
2018年12月
2019年12月
2017年3月
2017年6月
2017年9月
2018年3月
2018年6月
2018年9月
2019年3月
2019年6月
2019年9月
2020年3月
※1 2020年3月末時点のエンドユーザー数を元に算出(当社調べ) ※2 2020年3月末時点の当社保有累計ログ数を元に算出(当社調べ)
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AWSユーザー向けプロダクトの高い成長率
WafCharm課金ユーザー数※1 Managed Rulesユーザー数※2
(ユーザー) (ユーザー)
250
226 ユーザー 1000
857 ユーザー
QonQ +44% QonQ +57%
200 800
150 600
100 400
50 200
0 0
2019年3月 2019年6月 2019年9月 2019年12月 2020年3月
※2 2020年3月末時点の下記ActiveSubscriber数の合計を元に算出(当社調べ)
・Cyber Security Cloud Managed Rules for AWS WAF -API Gateway/Serverless-
※1 2020年3月末時点のエンドユーザー数を元に算出(当社調べ) ・Cyber Security Cloud Managed Rules for AWS WAF Classic -OWASP Set-
・Cyber Security Cloud Managed Rules for AWS WAF -HighSecurity OWASP Set-
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 27
「攻撃遮断くん」DDoSセキュリティタイプ※新仕様版
新仕様版へのアップグレードに伴い、新機能を追加。
DDoSセキュリティタイプ専用の管理画面
学習モード/防御モード変更機能
ホワイトリスト機能
☓☓☓.123.☓☓☓.45能
防御通知メール機能 XXX.123.XXX.0/24 443
XXX.45.XXX.1/32能
2☓
80
マンスリーレポート(現在開発中) 300☓☓
100☓☓
100☓☓
※ 対象:「攻撃遮断くん」DDoSセキュリティタイプ Webサイト入れ放題プラン
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 28
Ⅳ.今後の成長戦略
29
成長実現における3つの戦略軸
テクノロジー プロダクト マーケット
戦略 戦略 戦略
・攻撃手法の研究 ・製品開発力
・サイバーセキュリティ
・R&D ・品質
・グローバル
・AI ・ビッグデータ
SaaS(月額課金)型モデル
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 30
3つの戦略軸 (1)テクノロジー戦略
・社会トレンドに適した製品を開発するため高速な R&D
を実行
・脅威インテリジェンスを活用し、最新の攻撃手法の研
テクノロジー
究からプロダクトへの反映
戦略
・ビッグデータとAIの技術を組み合わせた新たな知見に
より、サイバー攻撃への活用やユーザーの利便性向上へ
・攻撃手法の研究
・R&D
・AI Preprocessing Behavior Neural Network Anomaly Detection Attack Neural Network Attack Classification
In-matrix In-matrix
reduced matrix reduced matrix
anomaly Classified Attack
normal anomaly
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 31
3つの戦略軸 (2)プロダクト戦略
開発、販売、サポートまで当社が一貫して提供すること
で、製品アップデート及びNewプロダクト開発を進めて
プロダクト まいります。
戦略
開発
・製品開発力
・品質
・ビッグデータ 研究開発 運用
ビッグデータ サポート
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 32
3つの戦略軸 (3)マーケット戦略
当社のサービスは、サイバーセキュリティに特化してい
るからこそ、言語や文化の壁を越えたグローバルへの製
品展開が可能となっており、累計で60以上の国/地域へ展
マーケット 開しています。
戦略
日本発のグローバルサイバーセキュリティカンパニーと
して、当社の技術力を活かした独自のプロダクトを提供
してまいります。
・サイバーセキュリティ
AUSTRIA HONG KONG
・グローバル AUSTRALIA IRELAND
BRAZIL JAPAN
CANADA KOREA
CHILE MALTA
COSTA RICA NETHERLANDS
CYPRUS PHILIPPINES
ESTONIA SWEDEN
EGYPT SINGAPORE
SPAIN UNITED STATES
FRANCE SOUTH AFRICA
UNITED KINGDOM
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 33
今後の成長戦略
事業展開イメージ
今後は、研究開発及びグローバル展開を更に加速。
世界中の人々が安心に使えるサイバー空間を創造します。 新規プロダクト
グローバル展開
AI×セキュリティ
SaaS×セキュリティ
2017 2018 2019 2020 2021 2022
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 34
Ⅴ.新型コロナウイルス感染症に関して
35
現状の新型コロナウイルスによる影響
業務運営への影響
• テレワーク環境下での業務運営体制の構築を実施
• サポート電話窓口を一部縮小しているものの、業務オペレーション上
の影響は僅少
• 従業員のテレワーク環境の整備・業務効率向上を目指し、テレワーク
手当を臨時で支給(一律2.5万円)
業績への影響(短期)
• 当社サービスはストック型のビジネスモデルのため、短期的な景気変
動の影響は受けにくい
• コロナウイルスを要因とする解約は現時点でほとんど発生していない
• 取引先のテレワーク化に伴い一部商談リードタイムの長期化が発生し
ているものの、短期的な業績への影響は僅少
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 36
財務的安全性
• 2020年12月期Q1の足元の財務状況は良好で、十分な手元流動性を確保
• 新たにコミットメントライン契約を締結することにより、
不測の事態に備える方針
2020年12月期 Q1
現金及び預金 571百万円
2020年12月期 Q1
流動資産 663百万円
流動負債 189百万円
流動比率 350.0%
2020年12月期 Q1
自己資本 527百万円
総資本 735百万円
自己資本比率 71.7%
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 37
中長期的での大きな成長可能性
テレワーク推進により、事業活動をオンライン化する企業の増加
テレワークによる
Webサービスの増加により
セキュリティニーズ
サイバー攻撃増加の可能性
拡大の可能性
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Ⅵ.参考資料
39
BS実績
2019年12月期 2020年12月期
前期末比
(百万円) Q4実績(前期) Q1実績(当期)
流動資産 425 663 156.0%
うち現預金 356 571 160.1%
固定資産 73 71 97.8%
資産合計 498 735 147.4%
流動負債 248 189 76.2%
固定負債 40 18 45.8%
負債合計 288 207 72.0%
純資産 210 527 251.0%
負債純資産合計 498 735 147.4%
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 40
PL実績
2019年12月期 2020年12月期 前年
(百万円) Q1実績(前期) Q1実績(当期) 同四半期比
売上高 167 260 +55.3%
売上原価 52 90 +73.4%
売上総利益 115 170 +47.1%
販売費及び
一般管理費
86 126 +47.3%
営業利益 29 43 +46.5%
営業利益率 17.6% 16.6% -1.0pt
経常利益 30 32 +8.2%
四半期純利益 26 27 +2.0%
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 41
免責事項
本資料の作成に当たり、当社は当社が入手可能な情報の正確性や完全性に依拠し、前提としてい
ますが、その正確性あるいは完全性について、当社は何ら表明及び保証するものではありません。
また、発表日現在の将来に関する前提や見通し、計画に基づく予想が含まれている場合があります
が、これらの将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定
の前提に基づいており、当社として、その達成を約束するものではありません。当該予想と実際の
業績の間には、経済状況の変化や顧客のニーズ及びユーザーの嗜好の変化、他社との競合、法規制
の変更等、今後のさまざまな要因によって、大きく差異が発生する可能性があります。また、本資
料発表以降、新しい情報や将来の出来事等があった場合において、当社は本資料に含まれる将来に
関するいかなる情報についても、更新又は改訂を行う義務を負うものではありません。