4493 M-サイバーセキュリ 2021-05-14 16:00:00
2021年12月期 第1四半期決算説明資料 [pdf]
2021年12月期第1四半期 決算説明資料
Financial Materials for FY2021 1Q
株式会社サイバーセキュリティクラウド
(証券コード: 市 場 : 4 4 9 3
東証マザーズ 2021年5月14日
エグゼクティブ・サマリー ❶ FY2021 1Q 業績サマリー
⚫ 主力プロダクトの攻撃遮断くんとWafCharmの伸長に加え、ソフテックの寄与もあり、
売上高、営業利益ともに前年同期比で大幅成長
売上高(1Q)
※1 P6 営業利益(1Q)
※1 P6 ARR ※1 P7
(年間経常収益)
420百万円 90百万円 16.0億円
前年同期比 +61.4%増 前年同期比 +109.8%増 前年同期比 +53.6%増
総ユーザー数※2 P8 解約率 P9,10 保有データ数 P19
1.35%
3,325ユーザー 約 2.1兆件
0.92%
※1 サイバーセキュリティクラウド連結ベース
※2 攻撃遮断くん、WafCharm、Managed Rules、SIDfmのユーザーを合計して算出
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 2
エグゼクティブ・サマリー ❷ FY2021 1Qの実行施策
新規代理店契約の締結と
大手企業との WafCharm Azure版ユーザーの獲得
販売連携の強化 SCSK株式会社等の新たな販売代理店契約を締結。今後も代理店に
よる拡販を狙う。
P16,17
また、株式会社ハイパーソフトがWafCharm Azure版を初導入。
他業種との提携、アドバイザーの就任でR&Dを加速
医療業界向けサイバーセキュリティ対策サービスの開発を
R&Dの推進 進めるべく、グローム・マネジメント株式会社と業務提携。
また、明治大学サイバーセキュリティ研究所所長で
P19 レンジフォース株式会社代表取締役の齋藤孝道氏が、
セキュリティ技術戦略アドバイザーに就任し、R&Dを加速させる。
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目次
I. 2021年12月期 第1四半期 決算概要 5
II. 2021年12月期 第1四半期 ビジネスハイライト 15
III. 参考資料(会社概要) 20
IV. 参考資料(市場環境) 33
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 4
Ⅰ.2021年12月期 第1四半期 決算概要
5
業績の概況
⚫ CSCの継続的な伸長とソフテックのグループ化により、売上高・各利益は大幅成長
⚫ 進捗率についても概ね計画通りに推移
2020年12月期 2021年12月期
2021年12月期
1Q 1Q 前年同期比 進捗率
(百万円) 通期予想
(非連結) (連結)※
売上高 260 420 +61.4% 1,790 23.5%
CSC 260 360 +38.5% 1,587 22.7%
ソフテック - 59 - 202 29.3%
売上総利益 170 294 +73.0% - -
営業利益 43 90 +109.8% 250 36.2%
営業利益率 16.6% 21.6% +5.0pt 14.0% -
経常利益 32 92 +185.2% 247 37.5%
四半期純利益 27 59 +117.0% 179 33.1%
※ 2021年1Qより、ソフテックのP/L取り込みを開始
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ARRの推移
⚫ 主力の攻撃遮断くんのARRは10億円を突破
⚫ ソフテックが提供するSIDfmが加わり、全体のARRは16億円を超える
YoY+53.6%
(百万円)
SIDfm 1,602
Managed Rules 144
1,354 105
WafCharm
1,240 81
攻撃遮断くん 1,122 76 347
1,042 45 306
941 34 249
867 201
31 166
764 22 121
669 12 88
3 68
572 39
506 35
450 12 1,004
404 7 915 966
841 874
755 788
626 684
494 537
404 443
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2018 2019 2020 2021
ARR:Annual Recurring Revenueのこと。対象月の月末時点におけるMRR を12倍することで年額に換算して算出。
MRRはサブスクリプション型モデルにおけるMonthly Recurring Revenueの略で、既存顧客から毎月継続的に得られる収益の合計のこと。
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ユーザー数の推移
⚫ 各プロダクトにおいて、ユーザー数は順調に増加
⚫ グループ化したソフテックとのクロスセルを含め、さらなるユーザー数の拡大を狙う
YoY+72.4%
(ユーザー) 3,325
SIDfm 127
Managed Rules 2,876
WafCharm 2,568
攻撃遮断くん
2,228 1,771
1,928 1,558
1,373
1,502 1,105
857
1,218
547 471
946 337 392
272 320
769 226
143 122 157
571 649 38 82
494 43 62
443 25
1 14 845 851 875 926 956
669 721 759 798
480 546 606
442
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2018 2019 2020 2021
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攻撃遮断くんの低い解約率
⚫ 解約理由にプロダクトへの不満は少なく、解約率は1%台前半と低い水準を維持
⚫ 一部のユーザーにおいてWafCharmへの移行が発生しているが、ユーザーの環境に
合わせた柔軟なプロダクト提供を継続していく
3.00%
攻撃遮断くん解約率 主な解約理由
2.50%
①サイト閉鎖に伴う解約
(サービス終了、一時利用含む)
2.00%
②パートナー企業とエンドユーザー間の契約終了に伴う解約
(サーバー・MSPサービスの利用が終了)
1.50% 1.34% 1.35%
1.24% 1.26% 1.24%
1.13% 1.15% 1.15% 1.15%
1.07% 1.09% 1.06% 1.07%
1.00%
0.50%
0.00%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2018 2019 2020 2021
※「攻撃遮断くん」におけるMRRチャーンレートの直近12ヶ月平均をもとに作成。
MRRチャーンレートとは、当月失ったMRRを先月末時点のMRRで除すことで計算される解約率。
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WafCharm 拡大するユーザーとARR
⚫ 既存ユーザーのアップセルや利用増加額が解約金額を上回り、NRRが100%を超える
⚫ 直近1年間でも多くの新規ユーザーを獲得し、ARRの拡大に大きく貢献
ユーザー数 ARR
(ユーザー) (百万円)
直近1年間の新規獲得ユーザー 直近1年間の新規獲得ユーザー
2020/1Q ユーザー 2020/1Q ユーザー
265 153
226 166 194
206
2020/1Q 2021/1Q 2020/1Q 2021/1Q
解約率※1:0.92% 売上高継続率(NRR)※2:118.7%
※1 ユーザー数の直近12ヶ月平均解約率を使用。解約率は、n期におけるn-1期の継続利用ユーザー数÷n-1期のユーザー数で算出
※2 NRR(Net Revenue Retention (Rate) の略)の直近12ヶ月平均を使用。NRRは、n期におけるn-1期の継続利用ユーザーのARR÷n-1期のARRで算出
売上高継続率が100%以上の場合、継続利用ユーザーの単価上昇によるARR増加額が、解約・ダウンセルによるARR減少額を上回っている状態
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売上高・ストック収益の推移(四半期)
⚫ 攻撃遮断くんとWafCharmの新規ユーザー純増に加え、ソフテックのSIDfmが加わり、
ストック収益は大幅に増加
⚫ 脆弱性診断等のその他収益も寄与し、売上高はYoY+61.4%を記録
YoY+61.4%
(百万円)
その他収益 ※1 420
ストック収益※2 29
337
313 7
8
284
260 7
237 7
217 6
194 8
168 10 391
145 11 330
128 306
5 276
116 7 253
100 6 231
5 210
185
139 157
109 121
95
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2018 2019 2020 2021
※1 攻撃遮断くんの初期導入費用や脆弱性診断等のスポット契約を含む売上高の合計
※2 攻撃遮断くん、WafCharm、Managed Rules、SIDfmのMRRの合計
※3 2021年1Qよりソフテックの売上を取り込み開始
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営業費用(売上原価・販売費及び一般管理費)の推移
⚫ 新規採用とソフテックのグループ入りにより、人件費が増加
⚫ 子会社化に伴うのれん償却費等(その他)が増加
(百万円)
329
その他
302
広告宣伝費
80
R&D
249 74
採用教育費
233
人件費 222 19
216 217
67 26
通信費 51 42
55 9
68 59
166 8 24
151 9 22
72 138 13 17 12 7
50 13 13 8
115 45 14 10 137
40 7 23 99
86 18 8 11 89
82 42 6 12 81
17 11 8 69
22 24 5 1 5
9 7 60
6 54 59
1 6 56 57
3 37 44
33 50 49 49 52 55
25 28 36
12 12 14 17 20
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2018 2019 2020 2021
※ 2021年1Qより、ソフテックの費用を取り込み開始 (C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 12
サイバーセキュリティクラウドの成長を支える従業員
⚫ 順調な採用活動に加え、ソフテックのグループ入りにより、人員数は1年間で大幅成長
⚫ 中長期的な成長を見据え、今後もエンジニアを中心に採用を強化していく
(人)
64
コーポレート
59
セールス・マーケティング
エンジニア
30
27
2018/4Q 2019/4Q 2020/4Q 2021/1Q
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参考情報 各プロダクト主要KPI
⚫ 主力の攻撃遮断くんは順調に成長し、第2の柱となるWafCharmのARRも大幅成長
⚫ 利用企業数・ユーザー数においても高成長を継続
FY2020 FY2021
前年同期比
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
ARR(百万円)
※1 841 874 915 966 1,004 19.4%
利用企業数(社) 845 854 875 926 956 13.1%
解約率(%)
※2 1.07 1.15 1.15 1.24 1.35 +0.28pt
ARR(百万円) 166 201 249 306 347 109.1%
ユーザー数 226 272 320 392 471 108.4%
解約率(%)
※3 1.59 1.20 1.12 1.00 0.92 -0.67pt
NRR(%)
※4 109.9 113.0 115.1 119.5 118.7 +8.8pt
ARR(百万円) 34 45 76 81 105 201.7%
ユーザー数 857 1,105 1,373 1,558 1,771 106.7%
ARR(百万円) - - - - 144 -
ユーザー数 - - - - 127 -
全社合計 ARR(百万円) 1,042 1,122 1,240 1,354 1,602 53.6%
※1 対象月の月末時点におけるMRRを12倍することで年額に換算して算出
MRRはサブスクリプション型モデルにおけるMonthly Recurring Revenueの略で、既存顧客から毎月継続的に得られる収益の合計のこと
※2 MRRチャーンレートの直近12ヶ月平均をもとに算出。MRRチャーンレートとは、当月失ったMRRを先月末時点のMRRで除すことで計算される実質解約率
※3 ユーザー数の直近12ヶ月平均解約率を使用。解約率は、n期におけるn-1期の継続利用ユーザー数÷n-1期のユーザー数で算出
※4 NRRの直近12ヶ月平均を使用。NRRは、n期におけるn-1期の継続利用ユーザーのARR÷n-1期のARRで算出
売上高継続率が100%以上の場合、継続利用ユーザーの単価上昇によるARR増加額が解約・ダウンセルによるARR減少額を上回っている状態
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Ⅱ.2021年第1四半期 ビジネスハイライト
15
導入企業(一部抜粋)
⚫ 業種・規模・業態を問わずセキュリティニーズが拡大し、様々な企業で導入が進む
⚫ ハイパーソフト社がWafCharm Azure版を初契約
金融/官公庁・ メディア・
IT・サービス 交通 ・建設
公社・団体 エンターテイメント
メーカー 人材
WafCharm Azure版 初契約
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販売パートナー(一部抜粋)
⚫ 多くの販売パートナーを通じて、幅広いユーザーへプロダクト提供を行う
⚫ 今後も販売網を拡大すべく、販売パートナーの獲得を狙う
大手販売パートナー
APNプレミアティア
コンサルティングパートナー※1
※2
新規パートナー
※1 AWSを使用し、多数のお客様に対して優れた貢献を行い、多数の認定技術者を有しているなど、 「AWS パートナーネットワーク(APN)」の中でも特に優れた実績を
残したコンサルティングパートナー
※2 2021年4月より新規パートナー
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セキュリティー技術戦略アドバイザーの招聘
⚫ 明治大学サイバーセキュリティ研究所所長の斎藤孝道氏が、
セキュリティ技術戦略アドバイザーに就任し、R&Dをより一層加速させる
就任理由
⚫ セキュリティインシデント対策に加え、今後予想される
攻撃へのソリューション開発が必須であり、当社の研究
開発を促進するため
取り組み内容
⚫ クラウド型WAF「攻撃遮断くん」、AWS WAF/ Azure
WAFのルール自動運用サービス「WafCharm」等の
明治大学サイバーセキュリティ研究所所長 サービス品質向上
レンジフォース株式会社 代表取締役 ⚫ 新規サービスの開発
齋藤 孝道 氏 ⚫ サイバーセキュリティ対策の啓蒙活動
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 18
グローム・マネジメント社との業務提携
⚫ 膨大な個人情報を扱う医療業界を守るべく、新たな医療業界向けサイバー
セキュリティ対策サービスの開発などに向けた共同開発を開始する
WAFを中心とした自社開発サービスを提供 医療機関・福祉施設などの経営コンサルティング
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Ⅲ.参考資料(会社概要)
20
会社概要
社 名 株式会社サイバーセキュリティクラウド
設 立 2010年8月11日
上場日 2020年3月26日
代表者 代表取締役社長 兼 CEO 小池 敏弘
代表取締役CTO 渡辺 洋司
役 員 取締役CFO 倉田 雅史(公認会計士) 常勤監査役 関 大地(公認会計士)
社外取締役 伊倉 吉宣(弁護士) 社外監査役 村田 育生
社外取締役 石坂 芳男 社外監査役 泉 健太
所在地 東京都渋谷区東3-9-19 VORT恵比寿maxim3F
事業内容 AI 技術を活用したサイバーセキュリティサービスの開発・提供
子会社 株式会社ソフテック
Cyber Security Cloud Inc. (USA)
エ ン ジ ニ ア 数 グ ロ ー バ ル
日本・米国の2拠点体制
USA
社 員 全 体 の
Japan
約 半数※
※ 2021年3月末時点
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 21
企 業 理 念
世界中の人々が安心安全に使える
サイバー空間を創造する。
サイバーセキュリティ
× Webサイトへの
サイバー攻撃の
可視化・遮断ツール
AI(人工知能)
AIによるAWS/Azure AWS WAFの
WAF自動運用ツール ルールセット
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社会的課題に対するAIの活用
①攻撃の高度化、多様化~未知の攻撃の発見、誤検知の発見~
②セキュリティ人材の不足~AIによる効率化、運用工数削減~
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 23
企業におけるセキュリティの種類は2つに分類される
社内セキュリティ Webセキュリティ
パソコンや社内ネットワークの 誰もが訪れるWebサイト
セキュリティ などのセキュリティ
© Cyber Security Cloud Inc. All Rights Reserved.
(C) Cyber Security Cloud , Inc. All Rights Reserved. 24
CSCが守る領域
Webセキュリティ領域におけるWAF(Web Application Firewall)とは?
ファイア
IPS/IDS WAF Webサービス
ウォール
一般の閲覧者
通常のアクセス
WEBサイト
Webアプリケーション層への攻撃 Web
アプリケーション
ハッカー
ソフトウェア・
ソフトウェア/OSへの攻撃 OS
インフラ・
インフラ/ネット ネットワーク
ワーク層への攻撃
WAFは、「SQLインジェクション」や「XSS」をはじめとした不正侵入による
情報漏えいやWebサイト改ざんなどを防ぐファイアウォールのことを意味し、
従来のファイアウォールやIPS/IDSでは防ぐ事ができない攻撃にも対応可能。
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ソフテックが守る領域
⚫ 2020年12月に株式会社ソフテックの全株式を取得し、セキュリティの領域を拡大
⚫ WAF領域に、脆弱性管理及びWeb診断領域のシナジーを最大化していく
両社が手掛ける対象領域のイメージ
WEBサイト
サイバー攻撃 Web 診断 Web脆弱性診断
アプリケーション
ミドルウェア 管理
脆弱性管理
OS 管理
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当社グループが提供するプロダクト・サービスの内容
会社 プロダクト名 概要 ARR 導入数 ※1 課金形態
外部からのサイバー攻撃を遮断し、個人情
報漏洩、改ざん、サービス停止などから
Webサイトを守るクラウド型Webセキュリ 1,004百万円 956社 月額課金
ティサービス
Amazon Web Services(AWS)の提供す
るAWS WAF、Microsoftの提供する 月額課金
AzureWAFを利用するお客様に対して、AI 347百万円 471 +
によって学習し、WAFを自動運用するサー ユーザー
従量課金
ビス
セキュリティ専門のベンダーの提供する 月額課金
AWS WAFのセキュリティルールセットを、
105百万円 1,771 +
AWS Marketplaceにて販売。積極的な営業 ※2 ユーザー 従量課金
活動なしで拡販が可能
ソフトウェア・OSの脆弱性調査から運
用・サポートまで行う包括的ソリューショ 144百万円 127
年間契約
ンサービス ユーザー
WebシステムやWebアプリケーションの問
題や脆弱性への対策を行うため、情報漏え
スポット
脆弱性診断※3 いやWebシステムの停止可能性など、セ - - 契約
キュリティ上の問題を調査し、現状の安全
性を確認するサービス
※1 2021年3月末時点のそれぞれ企業数・ユーザー数を元に算出(当社調べ)
※2 Managed Rulesは米国子会社経由で販売しているため、日本本社の計上額にて算出
※3 スポット契約型のサービスであり、ユーザー数も四半期毎に変動するため、ARRとユーザー数は非開示
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攻撃遮断くんの提供する2つのアーキテクチャ
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AI×ビッグデータによるWAF自動運用 = WafCharm
お客様環境に最適なルールの作成・設定を実現
導入から新規の脆弱性対応までWAFを手放しで運用可能に
29
ストック収益ベースの「SaaS型ビジネスモデル」
当社グループの売上全体に占める
高い成長率
ストック収益の割合
デロイト トウシュ トーマツ
リミテッド
93.1 % アジア太平洋地域テクノロ
ジーFast 500において、国内
企業として9位にランクイン
ストック収益
その他収益 2020年は230.6%の
収益(売上高)成長を記録
※当社グループの売上高における直近1年のMRR(2021年3月末時点)が占める比率
継続課金による安定的な収益 低い解約率
新規契約が翌年以降の売上に大きく貢献。 攻撃遮断くん解約率※1 WafCharm解約率※2
高いストック収益割合と低い解約率により、 新規
安定的な収益を確保。 1.35% 0.92%
(2020年4月~2021年3月 2021年3月末時点
までの12ヶ月平均)
継続契約 ※1 直近12ヶ月のMRRチャーンレート ※2 ユーザー数の直近12ヶ月平均解約
の平均値。MRRチャーンレートとは、 率を使用。解約率は、n期におけるn-1
当月失ったMRRを先月末時点のMRR 期の継続利用ユーザー数÷n-1期の
で除して算出 ユーザー数で算出
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国外ユーザーの状況
⚫A W S と い う プ ラ ッ ト フ ォ ー ム を 利 用 し 、 累 計 7 0 以 上 の 国 と 地 域 に 展 開
⚫国 外 ユ ー ザ ー 数 は 合 計 で 9 0 0 を 超 え る
North
Europe America
271
Asia Total
420
Africa
6
131
960 ユーザー
South
America
Oceania
53
79
※ 2021年3月末時点の当社サービスを利用する国外ユーザー数を元に算出
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ユーザーの声
株式会社 インターファクトリー 様 株式会社 ココナラ 様
クラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」開発・運営 スキルのフリーマーケット「ココナラ」開発・運営
クラウドECシェアNo.1 ※1 国内導入社数・導入サイト数 日本最大級のスキルマーケット AWS WAF自動運用サービス
クラウド型WAF No.1 ※2 導入ユーザー数 国内No.1 ※3
お客様の意識が非常に高いなかで、システムの外側に 使用しているフレームワークに古いバージョンがあり、
壁を一枚置いてブロックできるWAFは有効な選択肢であ フレームワークを移行するまでに何かあってからでは遅
り、非常に安心感を得られると考えておりました。 いと考えました。しかし、リソース的にセキュリティ
「攻撃遮断くん」を選んだ理由は、当社が展開する パッチ対応は厳しく、WAFでセキュリティ対策をしよう
ebisumartが複数のサーバーで複数店舗が稼働しており、 と決めました。
各店舗でWAFのルール設定を変更できる必要があるなど、 「WafCharm」を使ってみて、今まで大変だったAWS
特殊かつ複雑な状況でも柔軟に対応できるからです。 WAFの運用が非常に便利になりました。AWS WAFの運
導入後は、管理・運用にほとんど工数がかからないた 用を「WafCharm」に任せることで、セキュリティ対策
め、負担にならないことが大きいです。お客様に対して にリソースを割く必要も無くなりました。サポート体制
インターファクトリーがセキュ もバッチリで何か心配事がある時
リティ対策を頑張っていること や、疑問に思ったことを問い合わ
をアピールできるようになった せしてスムーズに対応いただける
ことは成果といえます。 ことにも非常に満足しています。
CTO 水野 謙氏 開発本部部長 岡本 邦宏氏
※1 出典:富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2020年版~国内の主要パッケージおよびSaaSを徹底調査~」 ※3 出典:日本マーケティングリサーチ機構調べ (2020年7月期 実施調査)
<ECサイト構築ツール・SaaS(非カート型)>
※2 出典:「クラウド型WAFサービス」に関する市場調査(2019年6月16日現在)<ESP総研調ベ>
(2019年5月~2019年6月調査)
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32
Ⅳ.参考資料(市場環境)
33
改正個人情報保護法について
⚫2 0 2 0 年 1 2 月 よ り 法 定 刑 の 引 上 げ が な さ れ 、 法 人 に 対 す る 罰 則 が 強 化
⚫全 面 施 行 が 2 0 2 2 年 4 月 に 決 定 。 情 報 漏 え い が 発 生 し た 際 に は 、
個人情報保護委員会への報告や本人への通知が義務化される
義務化
個人情報保護委員会
情報漏えい発生
または発生のおそれ 個人情報保護委員会からの
報告 命令に違反した場合等※
法人に対しては、
本人 罰金の最高額が1億円以下
に引き上げに
通知
個人の権利利益を害するおそれが大きいものとして個人情報委員会規則で定めるものが生じた時、
委員会への報告の義務、本人通知が義務化されるもの
①要配慮個人情報が含まれる漏えい等(例:健康診断情報、病歴等)
②不正に利用されることにより、財産的被害が生じるおそれがある漏えい等(例:クレジットカート情報)
③不正目的をもって行われたおそれがある漏えい等(例:不正アクセス、ハッキング)
④個人データに係る本人の数が1,000人を超える漏えい等
※ 個人情報保護委員会の命令に違反した場合や、個人情報データベース等の不正提供等
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情報漏えいの具体的事例
⚫業 種 を 問 わ ず 、 多 く の 情 報 漏 え い が 発 生 。 改 正 個 人 情 報 保 護 法 の
全面施行前に、全ての企業でサイバーセキュリティ対策強化が必要となる
業種 内容 流出件数
情報通信 第三者による不正アクセスが行われ、加盟店の営業情報や従業員の情報が流出 約2,000万件
空運 顧客情報のデータベースが不正アクセスを受け、氏名、会員番号、ステータスが流出 約100万件
教育 システムサーバーがサイバー攻撃を受け、利用情報が流出 約4.3万件
金融 会員向けスマートフォンアプリがサイバー攻撃を受け、顧客ID情報が不正侵入を受けた 約1.6万件
電力・ガス 提供するアプリに不正アクセスが確認され、メールアドレスが流出 約1万件
電気機器 クラウドサーバーに対するサイバー攻撃が発生し、取引先の一部情報が流出 約8千件
食品 運営するECサイトが不正アクセスを受け、会員情報が流出 約5千件
陸運 運営するECサイトに不正アクセスが発生し、カード情報が流出 約3千件
メディア 運営するECサイトに対するサイバー攻撃が発生し、個人情報が流出 約1千件
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Webサイトへのサイバー攻撃による被害事例
⚫ サイバー攻撃は企業の事業活動に様々な影響を与え、個人情報の流出だけでなく、
株価の下落や株主代表訴訟に繋がるおそれも
売上機会の損失
ブランドイメージ 損害賠償費用
の毀損 (約6.3億円/件※1)
個人情報の流出 株価の下落 株主代表訴訟
(平均10%※2)
※1 出典:JNSA 2018年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書
※2 出典:JICI 取締役会で議論するためのサイバーリスクの数値化モデル
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中長期での市場環境の変化
⚫個 人 情 報 保 護 法 の 改 正 に 加 え 、 サ イ バ ー 攻 撃 が 増 加
⚫法 改 正 準 備 に 伴 い セ キ ュ リ テ ィ 投 資 が 増 加 し て い く 見 込 み
2020年1月 2020年3月 2020年6月 2022年4月
法律改正 全面施行
個人情報保護法改正 改正までの準備期間
サイバー攻撃被害 緊急事態宣言 増加
(コロナ禍) サイバー攻撃が増加
平均1年以上のタイムラグを経て被害が発覚、公表される
法改正に向けた準備に加えて被害事例が多発。
市場環境変化により投資に追い風
セキュリティ
投資額
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世 界 中 の 人 々 が 安 心 安 全 に 使 え る サ イ バ ー 空 間 を 創 造 す る
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