4490 M-ビザスク 2021-08-18 17:00:00
米国Coleman社買収についての説明資料 [pdf]
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HIGHLIGHT
取扱高$43mil.超、登録エキスパート26万人超、
US/UK/HKに拠点を有するUS発ENS、Colemanを$102mil.で買収
ビザスク x Colemanの統合プラットフォームは、
取扱高100億円に迫り、登録者数40万人超、世界7拠点に広がる
相互に知見をつないで事業シナジーを最大化、
世界で一番のナレッジプラットフォームを目指す
MISSION
知見と、挑戦をつなぐ
私たちは、世界で 1番のナレッジプラットフォームをつくります。
様々なニーズにつなぐことで、
実際に経験したことで得られた知識や意見を知見として価値最大化します。
組織、世代、地域を超えて、知見を集めつなぐことで、
世界中のイノベーションに貢献します。
INDEX
#01 ビザスクの戦略
#02 ビザスクの強みとグローバル展開
#03 Colemanの4つの強み
#04 ビザスク×Coleman 総合プラットフォーム戦略
#05 財務インパクト
#01
ビザスクの戦略
ビジネス領域における
世界で一番のナレッジプラットフォームへ
To be the leading global knowledge platform for
the most important business decisions
100
データベースを構築
万人の
あらゆる地域・業種をカバー
7
ENSから”ナレッジプラットフォーム”へ
最速・最適な知見へのアクセスを可能にする手法を開発
インタビュー
サーベイ
ワークショップ
業務委託
インタビュー
ナレッジ
顧客 ナレッジ 顧客 (知見)
社外役員登用
(知見)
社内知見シェア
???
一般的なENS ナレッジプラットフォーム 8
戦略の背景①
各種調査で活用されるExpert Network Service(ENS)
インタビュー
ナレッジ
顧客
(知見)
主な利用用途
業界調査 ユーザー調査
ENSとは:各種調査・相談のために
事業開発 DX
知見者インタビューをマッチング
9
戦略の背景②
巨大な隣接市場と融合し成長するENS市場
グローバルでの ENS市場 ENSの巨大な隣接市場
CAGR
1.5bn
17% ENS市場 1.5 bn
リサーチ
市場 (1) 43 bn
コンサルティング市
場(2) 132 bn
世界のR&D
市場(3)
1,700 bn
単位:US doller 単位:US doller
1. Outsell ”Marketing Research Outsell Market View”より引用(2020年9月時点)
出典: Inex one 2020 Expert Network Market Sizing
2.IDC “Semiannual Services Tracker”におけるBusiness Consultingの2020時点のグローバル市場
3 Euromonitor “World and All Countries Expenditure on R&D”によるR&D市場規模(2021年1月時点)
10
戦略の背景③
世界的にイノベーションへの投資が加速
世界のR&D投資成長 DX投資の加速
“ 世界のDX市場は、
2020年の4,698億USドルから
2025年までに1兆98億USドルに
CAGR16.5%で成長すると予想。
単位: Million US dollars
左グラフ出典:OECD Main Science and Technology Indicators (2021年3月) Gross domestic spending on R&D Total, 2000 – 2019
右出典:Research and Markets Digital Transformation Market by Technology (Cloud Computing, Big Data and Analytics, Mobility/Social Media, Cybersecurity, Artificial Intelligence), Deployment Type, Vertical (BFSI, Retail, Education),
and Region - Global Forecast to 2025 11
#02
ビザスクの強みと
グローバル事業の成長
ビザスクの強み
ENSにおける日本の第一人者
組織 ✕ テクノロジー が実現する 圧倒的な日本人アドバイザー
半数が事業会社 な顧客基盤
高精度なオペレーション データベース
顧客基盤のうちの事業会社の割合 アドバイザー数の比較
57%
高精度なオペレーション
12万人超
組織 x テクノロジー
APAC
日本のみ 全地域の
10% 合計
顧客基盤 アドバイザー
データベース
ビザスク 海外ENS ビザスク 海外他社 国内他社
A社 B社
※出典 : Inex one ※ビザスクアドバイザー数: 021年5月時点
2
13
ビザスクの強み
グローバル知見へのニーズ
・新規事業の事例研究
・業界動向調査
・営業/マーケティング強化
海外
アドバイザー
GLOBAL JAPAN
14
ビザスクの強み
日本の知見へのニーズ
・機関投資家の日本株投資
・海外企業の日本進出、営業/マーケティング強化
海外顧客
JAPAN GLOBAL
15
グローバル事業の成長
海外アドバイザーまたは海外顧客とのインタビュー数合計
CAGR
213%
✕
グローバル知見へのニーズ
・シンガポール拠点開設(2020年1月)
日本の知見へのニーズ
・米国DeepBenchとの資本業務提携 (2020年7月出資)
16
ビザスクは
この大きな事業機会を前に
非連続な成長を実現するため、
米国大手Colemanを買収
17
#03
Coleman 4つの強み
● 業界黎明期の2003年に設立
● 世界50%超を占める北米ENS市場の
大手
Colemanの強み 01
● 強固なコンプライアンス体制
ENS業界の先駆者
● 高いマッチング効率
● 世界最大手の機関投資家、コンサ
ル、事業会社を含む300社超の顧客
基盤 19
Colemanの強み 02
良質なエキスパートデータベース
7%
14%
12%
21%
26万人 過半数が
以上 経営幹部
17%
42% 38%
27%
22%
IT エネルギー・資本財
CxO 役員 部長
消費財・サービス ヘルスケア
金融サービス その他の業界専門家
エキスパートの業界内訳 エキスパートの役職 20
Colemanの強み 03
グローバルな拠点展開
New York Raleigh Los Angeles
Hong Kong London
世界5ヶ所に200人以上の従業員 21
Colemanの強み 04
力強い成長
取扱高 EBITDA
単位:US$ in million 単位:US$ in million
43.8
40.3
5.9
30.3 2.2
0.8
2019/12期 2020/12期 2021/12期 2019/12期 2020/12期 2021/12期
上半期(1-6月)(1) 上半期(1-6月)(1)
※1.2021年12月期上半期については、米国の会計基準に準拠して作成しており、未監査の数値によるものです。
22
#04
ビザスク×Coleman
総合プラットフォーム戦略
ビザスク×Coleman 統合プラットフォーム戦略
● データベースの拡充
● 世界に広がる拠点
● 新たなリーダー体制
● 事業シナジーの創出
24
データベースの拡充 100万人
登録アドバイザー数と地域別割合
40万人超
その他
26万人超 日本
その他
14万人超
その他
アメリカ アメリカ
日本
+
ビザスク Coleman ビザスク+Coleman 将来的なアドバイザー数
25
世界中に広がる拠点
Raleigh
London
NewYork
Tokyo
HongKong
Los Angeles
Singapore
世界7カ所に350人以上の従業員/拠点同士のコミュニケーション創出
世界中の時差対応を強化
26
新たなリーダー体制
Kevin Coleman氏がビザスクの取締役へ (※ 臨時株主総会で選任を受けた場合)
ビザスク取締役の 2名がColemanの取締役へ
ビザスク取締役
Coleman取締役
ビザスク CFO
安岡 徹
ビザスク CEO ビザスク COO Coleman CEO ビザスク 社外取締役
Coleman CSO
端羽 英子 Kevin Coleman 堅田 航平
瓜生 英敏
27
事業シナジーの創出
欧米・アジアにおける相互の強みを活かす
SYNERGY
欧米アドバイザーの 日本・アジアの基盤が
マッチングを充実させる 差別化となる
28
ビジネス領域における
世界で一番のナレッジプラットフォームへ
To be the leading global knowledge platform for
the most important business decisions
#05
財務インパクト
財務サマリー
株式希薄化を抑えつつ、大きな業績インパクトを実現
株式の希薄化を抑えた資金調達 業績インパクト
株式数の増加 (1)
約2.9x
1.33x <
取扱高 (2)(3)
営業収益 (2)(3) 約 3.1x
+
借入の活用 EBITDA(2)(3) 約 3.8x
1. 本取引前はビザスクにおける既存のストック・オプションによる潜在株は含めず算出。A種種類株式、新株予約権、B種種類株式の全てを当初転換価額又は当初行使価額で普通株式に転換したと仮定した場合。新株予約権が行使された場合は、
18.75億円の追加資金調達となる。
2. 弊社における第一四半期までのLTMベース(2020年6月から2021年5月まで)での数値、Coleman社は2020年7月から2021年6月の財務数値を採用し、単純合算。USDJPYは106.5(2021年6月末までの一年間の期中平均値)とし、Coleman社の財
務数値を日本円換算
3. Coleman社のRevenueを取扱高、Gross Profitを営業収益、EBITDAをEBITDAとし、弊社の財務数値と単純合算。
31
業績インパクト(ビザスク + Coleman LTMベース単純合算)
取扱高・営業収益・EBITDAが大幅に増加、一株あたりの各指標も大きく向上
一
2.2x 2.4x 2.9x
株 754円 502円 109円
あ 約 約 約
た
り
(1) 341円 212円 38円
約 88億円
約 2.9x
59億円
58 約 3.1x 約
3.8x
約 億円
Coleman 約
約40 億円
Coleman
約13億円
約30億円
約 億円3
ビザスク 約 19
億円 ビザスク 約 億円9
ビザスク Coleman
本取引前 本取引後 本取引前 本取引後 本取引前 本取引後
取扱高 (2)(3) 営業収益 (2)(3) EBITDA(2)(3)
1.本取引前はビザスクにおける既存のストック・オプションによる潜在株は含めず算出。A種種類株式、新株予約権、B種種類株式の全てを当初転換価格又は当初行使価額で普通株式に転換したと仮定した場合
2.ビザスクにおける第一四半期までのLTMベース(2020年6月から2021年5月まで)での数値、Coleman社は2020年7月から2021年6月の財務数値を採用し、単純合算。USDJPYは106.5(2021年6月末までの一年間の期中平均値)とし、Coleman社の
財務数値を日本円換算 32
3.Coleman社のRevenueを取扱高、Gross Profitを営業収益、EBITDAをEBITDAとし、ビザスクの財務数値と単純合算。
買収対価と資金調達の概要
借入と種類株式等の活用により、負債と資本のバランスの良い調達を実施
M&Aと同時に資金調達を実施する必要があり、第三者割当による株式調達を選択
取扱高等は単純合算で約3倍に増加するが、株式の希薄化は約33%に留まる
買収対価 USD 102mil.(約112億円) (1) (2)
資金調達額 約 129億円 資金調達元 概要
40億円 借入 邦銀 ● 長期借入(期日: 2026年7月)
0.7億円 新株予約権払込額 ● 行使価額 3,724円
金融投資家
(IXGS Investment IV, L.P.)(3)
● 議決権なし
75億円 A種種類株式
● 3,724円で普通株式に転換可能
● 議決権なし
Coleman経営陣
B種種類株式 ● A種に劣後
+ 同社既存株主
13.8億円 ● 3,724円で普通株式に転換可能
1. USDJPY 110円で算出
2. Coleman社の会社総価値103.35百万ドルにクロージング時点の純現預金の見込金額等を調整 33
3. アドバンテッジアドバイザーズ株式会社がサービスを提供するファンドが出資する特別目的ビークル
買収後の組織と株主構成
Coleman既存株主は引き続き経営にコミット。既存のステークホルダーと協働して価値向上を実現する
38% (1) 37%(1) 3%(1) 22%(1)
● 端羽は引き続き筆頭株主として、グループを
当社 Coleman経営陣+ 金融投資家
端羽英子
その他株主 既存株主 (IXGS) リード
● Coleman経営陣は、主に米国における価値向
上を担う
○創業者CEOのColeman氏は、ビザスクに再
ビザスク 投資を行うとともにビザスクの取締役に就任
(※ 臨時株主総会で選任を受けた場合)
100%
● 金融投資家は長期保有の方針
Coleman
(※ 取締役の派遣等の経営関与はなし)
1. A種種類株式、新株予約権、B種種類株式の全てを当初転換価額又は当初行使価額で普通株式に転換したと仮定した場合
34
統合会社の財務健全性
買収後においても、適切な財務バランスを維持し、財務リスクを低減
〈借入金の返済スケジュール〉
約 13億円 40億円=単純合算EBITDA対比 3.1x
● 弁済スケジュールは
Coleman 5
4.25 残額は 緩やかに設計
3 3.25 リファイナンス想定
ビザスク 0.75 1.25
単年度 22/2期 23/2期 24/2期 25/2期 26/2期 27/2期
(単位:億円)
単純合算
EBITDA(1)
〈のれんの影響と資本調達額〉
約109億円 ● のれんに見合った
約 100億円
約 18.75 新株予約権が行使された場合の払込額
資本調達を実現
約0.7
新株予約権払込額
● 毎期の償却額に
約 75 A種種類株式
ついては算定中
約 14 B種種類株式
※期末までに確定予定
(単位:億円) のれん見積額 資本調達額
1.弊社における第一四半期までのLTMベース(2020年6月から2021年5月まで)での数値、Coleman社は2020年7月から2021年6月の財務数値を採用し、単純合算。USDJPYは106.5(2021年6月末までの一年間の期中平均値)とし、Coleman社の財務 35
数値を日本円換算
事業シナジーの創出
欧米・アジアにおける相互の強みを活かす
SYNERGY
欧米アドバイザーの 日本・アジアの基盤が
マッチングを充実させる 差別化となる
36
APPENDIX
今後のスケジュール
通期業績予想への影響は、10月15日の第2四半期決算での発表を予定
臨時株主総会招集のための基準日 2021年9月10日(金)
臨時株主総会開催日 2021年10月20日(水)(予定)
買収完了日 2021年11月1日(月)(予定)
※全て日本時間
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A種・B種種類株式及び新株予約権による資金調達の概要(1)
A種種類株式 B種種類株式 第14回新株予約権
発行価額 新株予約権払込額:0.66億円
75億円 約13.8億円
行使価額:18.75億円
行使可能期間 ー 0.5年後から5年後まで
議決権 なし ー
優先配当 固定配当:3%(複利計算)
配当の累積:累積型 ー
PIK選択可。転換時は株式で、償還時は現金での支払い
金銭対価取得請求権 5年後以降から行使可能(2) 5.5年後以降から行使可能 ー
株式対価取得請求権 0.5年後以降から行使可能 ー
金銭対価取得条項 5.5年後以降から行使可能 6年後以降から行使可能 ー
株式対価取得条項 なし ー
転換価額(行使価額) 引受契約締結日前3か月の終値平均値である3,724円
議決権希薄化率 22.9% 4.2% 5.7%
普通株転換後のロックアップ なし あり(段階的に2年間) なし
1.詳細な各種条件は弊社プレスリリース“当社グローバル展開を加速するための米国Coleman社の買収、第三者割当によるA種種類株式、B種種類株式(現物出資(デット・エクイティ・スワップ))及び第14回新株予約権の発行、定款の一部変更並びに資本金及び資本準備金の額の減少に関するお知らせ”をご覧ください
2.一定の場合を除く 39
株式数の変動
株式数の増加は1.33xにとどめ、業績インパクトに対して限定的
8,789,450株 11,677,837株
その他 37%
その他 49% 希薄化は限定的 Coleman経営陣+既存株主
1.33x 3%
金融投資家 22%
端羽英子 51% (IXGS)
端羽英子 38%
本取引前 (1) 本取引後 (2)
1. ビザスクにおける既存のストック・オプションによる潜在株は含めず算出
2. A種種類株式、新株予約権、B種種類株式の全てを当初転換価額又は当初行使価額で普通株式に転換したと仮定した場合
40