4490 M-ビザスク 2021-01-14 15:00:00
2021年2月期 第3四半期決算説明資料 [pdf]
2021年2月期
第3四半期決算説明資料
目次
1. 会社およびサービスの概要
2. 今期の取り組み
3. 業績予想修正
4. 第3四半期までの進捗
5. 来期の方針
2
会社概要
会社名 株式会社ビザスク
所在地 東京都目黒区青葉台4-7-7 住友不動産青葉台ヒルズ9F
設立年月 2012年3月
事業内容 ビジネス分野に特化したナレッジプラットフォームの運営
代表取締役CEO 端羽英子
役職員数 139人(2020年11月)
株式数 発行済株式総数 8,759,050株(完全希薄化後 9,343,600株)
VC保有比率 各社合計(持株比率:10.95%)※
※上記に記載している持株比率は、2020年8月31日時点における株式名簿記載の保有株式数を、同時点での発行済株式総数で除して計算し
ております。 3
知見と、挑戦をつなぐ
私たちは、世界で1番のナレッジプラットフォームをつくります。
様々なニーズをつなぐことで、
実際に経験したことで得られた知識や意見を、知見として価値最大化します。
組織、世代、地域を超えて、知見を集めつなぐことで、
世界中のイノベーションに貢献します。 4
経営陣
代表取締役CEO 端羽 英子 取締役COO 瓜生 英敏
東京大学大学院修了後、ゴールドマン・サックスにて
東京大学卒業後、ゴールドマン・サックス証券、日本ロレ
国内外の多数のテクノロジー企業に対するM&A/資金
アルを経て、MITに留学しMBAを取得。国内投資ファンド
調達の助言業務に約19年携わった後、ビザスクに参画。
ユニゾン・キャピタルにてバイアウト投資に5年間携わっ
コア事業「ビザスク」の拡大と海外展開を担う。
た後、ビザスクを立ち上げる。
取締役CFO 安岡 徹 執行役員 事業法人部長 田中 亮
東京大学卒業後、JPモルガンを経て、国内投資ファン 早稲田大学卒業後、住友商事での化学品トレード、採
ドのユニゾン・キャピタルにおいてバイアウト投資に 用・人事コンサルティング会社を経て、15年7月にビ
14年間携わり、投資先企業の取締役等として価値向上 ザスクに参画。採用、CS等の様々な業務立ち上げを担
を実現。ビザスクではコーポレート業務全般を統括。 った後、事業法人向けサービス全般を統括。
執行役員 FIG事業部長 井無田 ゆりか 執行役員 PF事業部長 七倉 壮
慶應義塾大学卒業後、JPモルガン証券にてNY/東京の内部 一橋大学卒業後、日本政策投資銀行にて地方経済調査
監査に8年従事、資産運用部門にてマーケティングを担当。 や中堅・大企業向け長期融資、DBJキャピタルにてベ
16年1月にビザスクに参画し、事業部長として仕組み化を ンチャー投資に携わる。16年5月にビザスク参画、FIG
牽引後、コンプライアンス担当執行役員ののち、FIG事業 事業部長後、PF事業部を統括。
部を統括。
CEO室長
執行役員 ビザスク開発担当 田中 慶之 執行役員 ビザスクlite事業部長
宮崎 雄
東京工科大学大学院修了後、大日本印刷に入社し、自然言 リクルートHRマーケティングに入社後、営業・新規
語処理技術の研究開発や写真共有SNSの立ち上げに従事。 事業開発を経て、リクルートホールディングス、リ
その後、GREEにてネィティブアプリ開発のプロジェクト クルートジョブズの経営企画部門の責任者として従
マネージャーを経て、17年4月にビザスクに参画。「ビザ 事。2019年3月にビザスクに参画、CEO室長。同12
スク」のシステム開発を統括。 月からは、ビザスクlite事業部の事業部長を兼務。
VPoE 鶴飼 吉行
専門学校卒業後、エンジニア、プロジェクトマネー
ジャとして独立系SIerを複数社経験。その後、ウィ
ルゲートにて、開発執行役員に就任。組織マネジメ
ントを中心にプロダクト開発に従事。2020年1月に 5
ビザスク参画。
沿革
2012年3月 株式会社walkntalk設立
2012年12月 「ビザスク」β版運用開始
2013年10月 「ビザスク」を正式リリース
2014年11月 株式会社ビザスクへ商号変更
2016年12月 帝人「One Teijin Award」の包括的支援プロジェクトを受託(現ビザスクprojectの初案件)
2017年4月 海外対応専任チーム「VQ Global」を発足
2018年1月 BtoB向けのwebアンケート調査「ビザスクexpert survey」を提供開始
2018年2月 第4回「日本ベンチャー大賞」女性起業家賞(経済産業大臣賞)を受賞
2018年6月 経済産業省により「J-Startup」企業に選定
2019年6月 「ビザスクweb展示会」リリース
2019年8月 フルサポート形式「ビザスク」、セルフマッチング形式「ビザスクlite」、グローバル対応強化に向けてサービス英語名称を「VQ」へ
2019年12月 シンガポール共和国に駐在員事務所を設立
2020年1月 セルフマッチング形式「ビザスクlite」においてチームプランを提供開始
2020年4月 シンガポール共和国に現地法人「VISASQ SINGAPORE PTE.LTD.」を設立
2020年12月 「ビザスクboard」リリース 6
業績の推移
● 国内有数の知見プラットフォームとしての競争優位性を拡大
● 今期も高成長を実現し、国内最大プレイヤーとしての地位を強化
(百万円)
取扱高
2,450 1,520 90
取扱高 CAGR 96%
営業収益 (2017/2-2021/2)
営業利益
1,568 983 70
1,000 614 25
478 264 -57
166 100 -121
2017/2 2018/2 2019/2 2020/2 2021/2(予) ※
7
※ 2021年1月14日付「業績予想の修正に関するお知らせ」による修正値
ビザスクとは
● ビジネス領域に特化した日本有数のナレッジシェア・プラットフォーム
● 「スポットコンサル=1時間インタビュー」という短時間取引を、テクノロジー x
高度なオペレーションでマッチング
マッチング
サポート
依頼者:アドバイス/調査ニーズ アドバイザー:ビジネス知見を活かす機会
マッチング実績 累計約80,000件 ※2020年12月末時点 約130,000人 ※2020年12月31日時点
時間単価が高い社外の知見も複数活用 忙しい人もスキマ時間を活かして活躍
8
ビザスクinterviewのビジネスモデル
● ビザスクスタッフがマッチングをフルサポートする、ビザスクのコアサービス
○ ご依頼案件毎に、アドバイザーの候補者リストを作成
○ 事前にスクリーニングアンケートを実施、高精度なマッチングを実現
○ 実施日の日程調整までサポート
クライアント ビザスク アドバイザー
大手企業を中心とする顧客層 プラットフォームを提供 知見データベースに登録
スクリーニング/
チケットによる前払い等 インタビュー依頼
1 3
アドバイザー紹介依頼
※スクリーニング結果に
基づき依頼者が実施を決定
2 知見の提供
(インタビュー)
4
謝礼の支払い
(利用手数料を控除)
5
サービスの流れ
お金の流れ
9
1時間インタビューの価値
● 説得力のある一次情報を提供
● レポートや書籍より広範・ピンポイントな情報収集手段
● 1時間ならではの気軽さ、1時間ならではの出会い
事例インタビューより抜粋
新規事業の創出
・新規参入に向けた初期調査
・ユーザーインタビュー 業界経験者の生の声ならでは
・技術的アドバイス “説得力”, “肌感覚”, “現場感”
・出口探索
1時間インタビューならでは
“レポートとは異なり、対話型で深掘りしていける”
“業界の影響力のある方に出会えた”
“スポットコンサルなら比較的手ごろな金額”
投資先の
組織・業務課題の解決 デューデリジェンス ビザスクならでは
“求めている情報を持っている方に出会うための、
・組織/制度に関する事例調査 ・投資検討業界の初期調査
時間を含めたコストを下げることが出来る”
・業務プロセス改善 ・ユーザーインタビュー
・サイトビジット
10
金融機関における活用方法
● PEファンド、ヘッジファンドが先行して積極的に使用
● 独自の調査手法の獲得のため、資産運用会社においても導入が進捗
● エンゲージメント投資、ESG投資に向けた提案力の強化方針も追い風
従来型の調査手法
業界
レポート
IR
取材 新たなソース サーベイ
グループ 業務委託の
による
への取材 活用
見学会 アンケート
フィールド
リサーチ
• 業界エキスパート • 業界構造の変化
• 現場 • 変曲点の察知
アナリスト
レポート
法人利用に関するお問い合わせ先:https://visasq.co.jp/contact
11
(参考)インタビューの例
● ビザスクliteにおいて、公開されている案件がご覧になれます
https://service.visasq.com/
12
「1時間」だから参画する多様なアドバイザー
● 「働き方改革」黎明期から、個人の新たな活躍機会を提唱
● あらゆる業界・職域をカバーする、国内100,000人超が登録
(人) 国内登録者数の推移
2018年1月
厚生労働省モデル
就業規則改定
2016年10月
『LIFE SHIFT』発行
2016年9月
内閣官房に「働き方改
革実現推進室」発足
2015年10月
内閣官房に「一億総活
躍推進室」が発足
※ 2020年12月31日時点算出。各月末時点の退会者を除く。「国内登録者数」は、当社日本語webサイトにて登録をした人数の合計であります。国内登録者は、知見を提供する個人(アドバイザ
ー)と、これを求める個人(ビザスクliteにおける依頼者。また、ビザスクliteを活用するための契約を締結した法人に所属し、当該契約に基づき登録された個人を含む。)に分かれております。
いずれの登録者もアドバイザーとしてフルサポート形式「ビザスク」及びセルフマッチング形式「ビザスクlite」で活動することができ、また、依頼者として「ビザスクlite」を利用することがで 13
きます。
良質で充実したアドバイザー基盤
● 既存の専門家ネットワークと比較してもビザスクは登録者が多く、対象層は広い
ため幅広い業種・業務を網羅することが可能
登録者数 ビザスクのアドバイザーの経験領域
日本のみ APAC合計
10万人
5万人
0
海外他社 国内顧問向け
ビザスク
A社 サービスB社
※ビザスクのデータは2020年12月末時点
14
プラットフォームの価値が向上するメカニズム
● アドバイザー数の増加 ✕ マッチング数の増加 = データの量&質の向上
○ プラットフォームの価値の向上「求める知見が迅速、的確に見つかる」
○ さらなる依頼増につながる好循環のサイクル
● アドバイザーの知見のデータベース化が高い参入障壁につながる
プロフィール登録 マッチング
事実や自覚しやすいこと 依頼と紐づけ深掘り
アドバイザー ・実名 ・未自覚だった知見
データベース
登録 ・職歴 充実
・キーワード
・説明しやすい実績
・年代/規模/フェーズ等
・経験した業界/業務
の詳細 データが追加
マッチング数が増加 15
知見データベースをもとに、サービスを開発
● 知見データベースが、ビザスクの付加価値の源泉
● ビザスクinterviewをコアサービスとしつつ、新規プロダクトを開発していく
知見DB
16
(参考)サービス一覧 内 容 クライアント
テイク
レート
1時間単位での
対面インタビュー/電話会議
ビザスクメンバーがフルサポート
アドバイザーの知見を活用しつつ
社内事業提案制度を伴走支援
事業法人
BtoBの特定領域における
フルサポート
オンラインアンケート調査 サービ
プロフェッショナルファーム スまた
(コンサルティング会社& は案件
金融法人) により
幅広い業界のアドバイザーが 異なる
60%強
柔軟な時間設定でご支援
海外クライアント
登録アドバイザー全体から募る
「アイデア募集」
社外取締役のマッチング
1時間単位での 個人
セルフ
対面インタビュー/電話会議 30%
web上でセルフマッチング スタートアップなど
17
全社取扱高の内訳と、新プロダクトの拡大
● コアビジネスである「ビザスクinterview」は、着実に成長
● 知見DBを活かし、新プロダクト群による寄与が拡大中
(百万円)
ビザスクinterview
その他
(主にビザスクexpert survey, project, lite)
他
ビザスクinterviewについ
ては、40ページ以降でKPI
を説明
(予)※
18
※ 2021年1月14日付「業績予想の修正に関するお知らせ」による修正値
目次
1. 会社およびサービスの概要
2. 今期の取り組み
3. 業績予想修正
4. 第3四半期までの進捗
5. 来期の方針
19
2021年2月期における主な重点活動事項
● 新規の法人クライアント口座数増加のため、広告宣伝費を積極的に投入
● 既存顧客については、1口座あたり取扱高の拡大を狙う
事業法人 v
● 新規顧客獲得のため、広告宣伝費を積極的に投下予定
プロフェッショナル
ファーム ● 既存顧客内での利用の促進と他部署への横展開
(コンサルティング会社 ● ヘッジファンド、証券会社、地銀などへの営業強化
& 金融法人)
● シンガポールに現地法人を設立(2020年4月)
海外クライアント
● 日本人アドバイザーの紹介をコアバリューとして展開
全般 ● ビザスクexpert survey、ビザスクliteの加速
20
国内市場の顧客拡大:事業法人へのリーチ拡大
● 研究開発費の大きい顧客へのリーチを活かし、1社あたり利用額を拡大
● 新規プランの導入を検討し、すそ野の拡大による取引社数を目指す
研究開発費の スポットコンサル 年間取扱高※3 アプローチ
多い会社※1 利用率※2 (2020年2月期)
● 顧客内のアカウント
数・利用額を増やすこ
上位 46%
とで、1社あたりの
50社
利用額を拡大
● 営業人員拡充・マーケ
上位51〜300社 28% ティング強化によって、
500万円以上
500〜100万円
利用社数を拡大
100万円未満 ● 新規プランの導入
上位301社以下 更なる 更なる
社数拡大 1社あたり売上拡大
※1「研究開発費の多い会社」出所: 開発費ランキング:各社決算発表・有価証券報告書(東洋経済オンライン調べ)より、当社作成
※2 当社におけるスポットコンサル利用:研究開発費上位企業において2017年3月~2020年2月まで「ビザスクinterview」利用実績有顧客
※3 研究開発費上位企業における2020年2月期のスポットコンサル年間取扱高
21
(参考)多種多様な大手事業法人が利用
22
国内市場の顧客拡大:プロフェッショナルファームへの浸透
● プロフェッショナルファームは、情報サービスへの予算が大きい。
○ コンサルティングファーム:部門・部署拡大による利用者数を拡大
○ 金融:大手優先でアカウントを拡大
プロフェッショナルファームの例 顧客浸透度 利用額
● 戦略系コンサル ● 国内証券
● 総合/IT系コンサル ● M&Aアドバイザリーファーム 新規開拓
● シンクタンク ● 投資ファンド 一人当たり
● 会計系コンサル ● ベンチャーキャピタル 部署内で浸透 利用金額の
● 再生系コンサル ● アセットマネジメント /
増加
● 人事系コンサル ヘッジファンド 他部署へ展開
● 外資系投資銀行 ● 都銀/地銀他国内金融 他
23
海外市場の拡大:国内実績を活用した海外展開
● OUT-IN、IN-OUTのニーズを獲得しながら、海外展開を加速
● 20年4月にシンガポールに現地法人を設立。現地採用等により、8名体制を確立済
アドバイザー所在地
当社の強み 戦略
● グローバル顧客の海外拠点を開拓
Out - IN ● 圧倒的な国内データベース ● 海外拠点開設による営業、
(海外企業⇒日本)
マーケティングを開始
● 国内マッチングのノウハウ
● 海外アドバイザー獲得への投資
IN - Out ● 本格投資前のフェーズでの
※ DeepBench社との協働
(国内企業⇒海外) マッチング実績は30ヵ国超
● 顧客へのマーケティング
● 大手の国内クライアントへのリーチ
24
※ 詳細は、2020年7月14日付「DeepBench Inc.との資本業務提携に関するお知らせ」をご参照ください
目次
1. 会社およびサービスの概要
2. 今期の取り組み
3. 業績予想修正
4. 第3四半期までの進捗
5. 来期の方針
25
新型コロナウイルスの長期的な影響 (クライアント側)
● リセッション下でも、企業における研究開発予算や、新規事業予算は底堅い
研究開発予算
新規事業予算
コンサル
事業法人 ティング会社
主要企業は新型コロナウイルスの逆風下でも研究開発
投資を積み増す。2020年度の研究開発費を明らかに
した企業のうち、約8割が19年度実績以上を計画して
いることが分かった。医薬品や電子部品で増額が目立
つ。目先の需要減に対応して設備投資は6割の企業が
抑制するが、中長期の種まきは欠かさない。
日経平均株価の採用銘柄のうち直近で決算を発表した
3月期、12月期の143社を対象に調べた。研究開発の
計画を明らかにしたのは32社で、うち26社が前年度
を上回る見通しだ。例年、増額する企業の割合は6~7
割で、これを上回る。
日本経済新聞 2020年6月12日 アスタミューゼ株式会社 2020年5月27日リリース
・研究開発費「増額」8割 設備投資「絞る」6割 ・【緊急事態宣言解除で見える企業活動】コロナ禍の選択と集中。「営業」「広告
プロモーション」を控える一方で、「新規事業」「研究・開発」は継続。 26
新型コロナウイルスの長期的な影響 (アドバイザー側)
● リモートワークの普及により、個人による本業以外での活動が活発化する
アドバイザーの新規登録者数(単月平均)の比較
(人) 2,608
1,795
登録者数
の増加
株式会社ビザスク 2020年8月7日リリース
2019年3~11月平均 2020年3~11月平均 ・5割以上が「とても高まった」「高まった」と変化|コロナ禍における時
(自粛期間含む) 間の使い方・働き方への意識調査
27
業績ハイライト
● 3Q(9-11月)における、取扱高は前年同期比+65.0%を達成
● 業績の好調により、3Qにおいて繰延税金資産を計上。純利益が増額
2021年2月期 第3四半期 2021年2月期 第3四半期累計 通期業績予想
(2020年9月-2020年11月) (2020年3月-2020年11月) (旧予想)
前年同期
前年同期 (前3Q)
(百万円) (2019年3月-11月)
(2019年9月-11月) 3Q
当3Q 累計 予想値 進捗率
実績 増減率 実績 増減率
取扱高 691 418 +65.0% 1,782 1,120 +59.0% 2,250 79.2%
営業収益 435 264 +64.8% 1,126 697 +61.5% 1,400 80.4%
営業利益 71 36 +95.9% 131 61 +114.9% 55 239.2%
経常利益 71 36 +94.9% 123 57 +114.5% 48 257.0%
当期純利益 76 43 +77.9% 127 54 +132.7% 36 355.4%
※ 旧予想:2020年7月14日発表 28
上方修正を実施
● 通期業績予想を上方修正。足元でも第4四半期は好調を維持
通期業績予想 通期業績予想
(旧予想) (新予想)
(百万円)
予想値 前期比 予想値 前期比 増減額 増減率
取扱高 2,250 +43.4% 2,450 +56.3% 200 +8.9%
営業収益 1,400 +42.3% 1,520 +54.5% 120 +8.6%
営業利益 55 △23.0% 90 +25.8% 45 +63.6%
経常利益 48 △16.1% 79 +38.0% 31 +64.6%
当期純利益 36 △31.9% 95 +79.7% 59 +163.9%
※ 旧予想:2020年7月14日発表。新予想:2021年1月14日発表 29
業績予想修正の要因
要因① コアビジネスと新プロダクト群の双方で取扱高が拡大
要因② 来期の成長に向けて、積極的な投資をさらに加速
要因③ 超過した利益の一部については、役職員へ成果として配分
旧予想 取扱高から見たマージン(%)
(百万円)
100
積極的な投資分野
62.2
10.6 4.3 2.4
①取扱高の拡大 ②積極的な投資の加速
+200百万円 +28百万円
新予想
(百万円) 100 ③成果配分
積極的な投資分野
+50百万円
62.0
14.3 7.2 5.7 3.6
30
要因① 取扱高の拡大
● コアビジネスと新プロダクト群の双方が拡大
● 知見DBの活用が進み、新プロダクト群の業績への寄与が進む
過去の推移については、
2,450
18ページを参照
(百万円)
2,250
新プロダクト群による収益基盤の多様化
その他 が進展
その他
他 特に、ビザスクliteの成長が貢献
ビザスク
ビザスク interview 次ページ参照
interview
旧予想 新予想 31
要因①-2 ビザスクinterviewの上振れ 過去の推移については、
40ページを参照
● コロナ禍においても口座数は計画通り拡大。獲得コストも低下傾向
● 新規クライアント獲得が大きく進捗するも、1口座あたり取扱高は堅調
KPI① KPI②
法人クライアント口座数※1,2 1口座あたり 主要プロダクトである
ビザスクinterview取扱高 ビザスクinterview取扱高※3
(口座) (百万円)
(百万円)
※1.「法人クライアント」とは、法人契約を締結し、フルサポート形式「ビザスク」を活用する法人顧客をいい、「ビザスクlite」のみを活用する法人顧客は含まれません。
※ 2 .「法人クライアント口座数」とは、法人クライアントの中で、法人契約に基づき各集計時点から起算した過去1年間 において「ビザスクinterview」を活用した法人クラ
イアントの合計であります。同一法人において複数の部署が別途契約を締結した場合には、複数カウントとなっております。
※ 3 .「ビザスクinterview取扱高」は、取扱高のうち「ビザスクinterview」によるものをいい、各期末時点を起算日として過去12か月間を対象に集計したものです。 32
過去の推移については、
44ページを参照
要因② 好調な業績を背景に投資を加速
● 顧客獲得の投資対効果が想定を上回るため、広告宣伝費を追加投入
- 2月にクライアント向け大規模オンラインイベントを実施 (参考 p.49)
● 採用計画を前倒しすることで、来期の成長へ準備
● 広告宣伝費と採用費は4Qに集中する見込み (進捗はp.44)
広告宣伝費 期末役職員数(※一時費用として採用費に影響) シンガポールへの投資※
(百万円) (人) (百万円)
33
※「シンガポール投資」: 管理会計上のシンガポール法人による営業収益の貢献分から、同法人の経費を控除した額
要因③ 超過利益の一部を役職員への成果として配分
● 業績予想を超過した場合は、利益の一部を賞与引当として役職員に配分
● 優秀な人材の定着と新たな採用を促進し、成長サイクルに繋げる
● 現状では利益対比での影響が大きいため、投資家への透明性確保を目的に開示
来期の成長へ‼
積極的な 期末役職員数の予定
投資
取扱高の
成長 超過利益
積極的な投資
今期の
業績 159名
成果配分
34
(参考)販管費の修正
● 投資の加速と成果配分後でも、費用比率を旧予想よりも低減
96.0%
94.0%
59.7%
58.4%
1,430
(百万円)
1,345
400
380
50
取扱高営業費用率 42 37
営業収益営業費用率 43 55
積極的な投資分野
その他 98
119
成果配分(賞与引当)
SNG投資
採用費
782
広告宣伝費 769
人件費
21/2期 21/2期
旧予想 新予想 35
(参考)四半期業績の推移
● 取扱高の成長が継続し、収益力が着実に向上
● 4Qは、緊急事態宣言の再発令により、取扱高は慎重に想定
● 4Qに投資を集中させるため、営業赤字を見込む (参考 p.44)
(百万円)
取扱高
営業収益
営業利益
取扱高営業収益率
36
2020/2 | 2021/2
目次
1. 会社およびサービスの概要
2. 今期の取り組み
3. 業績予想修正
4. 第3四半期までの進捗
5. 来期の方針
37
第3四半期までの取扱高の進捗
● 通期業績予想を上方修正
● 4Qは、緊急事態宣言を勘案し、やや保守的に想定する
(百万円) 成長率
通期進捗率
(前年同期比)
2,450 2,450 100% 56.2%
2,250
4Q予想
4Q 668 27.3% +48.7% 緊急事態宣言の再発令を勘案し、やや保
守的に想定
3Q 691
コロナウイルスからの回復期
成長率が再加速
72.7% +59.0%
2Q 609
1Q 482 コロナウイルスによる影響下
成長率がやや鈍化
旧予想 新予想 四半期
(参考)
38
第3四半期までの営業収益の進捗
● 通期業績予想を上方修正
● 4Qは、取扱高と同様に保守的に想定
(百万円) 成長率 取扱高
通期進捗率
(前年同期比) 営業収益率
1,520 1,520 100% 54.4% 62.0%
1,400 4Q予想
販促キャンペーンなどを機動的に対
4Q 395 26.0% +37.7% 59.1% 応できるように、営業収益率は低め
に想定
3Q 435
コロナウイルスからの回復期
成長率が再加速
74.0% +61.5% 63.1%
2Q 386
コロナウイルスによる影響下
1Q 304
成長率がやや鈍化
旧予想 新予想 四半期
(参考)
39
KPI : 顧客数の増大×高いエンゲージメント=取扱高の成長
● マーケティングの活発化により口座数の大幅な増加を達成見込み
● 「1口座あたりビザスクinterview取扱高」は、新規顧客増により維持
KPI① KPI②
法人クライアント口座数※1,2 1口座あたり 主要プロダクトである
ビザスクinterview取扱高※3 ビザスクinterview取扱高※4
通期予想
(百万円)
(口座) (百万円) 通期予想
3Q
実績 3Q
実績
3Q
実績
通
期
予
想
※ 1.「法人クライアント」とは、法人契約を締結し、フルサポート形式「ビザスク」を活用する法人顧客をいい、「ビザスクlite」のみを活用する法人顧客は含まれません。
※ 2 .「法人クライアント口座数」とは、法人クライアントの中で、法人契約に基づき各集計時点から起算した過去1年間 において「ビザスクinterview」を活用した法人ク
ライアントの合計であります。同一法人において複数の部署が別途契約を締結した場合には、複数カウントとなっております。
※ 3 .「ビザスクinterview取扱高」は、取扱高のうち「ビザスクinterview」によるものをいい、各期末時点を起算日として過去12か月間を対象に集計したものです。
※ 4 .「3Q実績」は、過去9か月間を対象に集計したものです。
40
KPI①
法人クライアント口座数の拡大
● 事業法人、コンサル・金融法人、海外クライアントと、幅広い顧客基盤で成長
● 21/2期は、特に事業法人での口座数の大幅加速を見込む
法人クライアント口座数の推移 通期予想
(口座) 650
700
海外
600
コンサル・金融
485
500
事業法人
400
329 3Q
実績
300
245
事業法人が
200 153
特に増加
100
0
2017/2 2018/2 2019/2 2020/2 2021/2(新予想)
41
KPI ②
高い顧客エンゲージメント①:1口座あたり取扱高
● 顧客における利用頻度の上昇や、新商材の追加により上昇
● 21/2期は、事業法人の新規顧客が増加しているが、1口座あたりinterview取扱高
は維持出来る見込み。将来の成長要因に(次ページ参照)
1口座あたりビザスクinterview取扱高
(百万円)
3.0 2.7
2.5 2.5
2.5
2.0
1.6
1.5 3Q 通期
実績 予想
1.0
0.8
0.5
0
2017/2 2018/2 2019/2 2020/2 2021/2(新予想)
42
KPI②補足
高い顧客エンゲージメント②:口座あたり取扱高の経年成長
● 各年度の新規獲得顧客は、期を経るごとに「口座あたり取扱高」が成長
● 今期に大幅増加する新規顧客が来年度以降の成長ドライバーに
(百万円)
各年度で獲得した顧客による 新規顧客が
ビザスクinterview取扱高推移 成長
2020/2期 CAGR
2019/2期 (2017/2-2020/2)
1,227
2018/2期 NA
2017/2期 +55%
(19/2-20/2)
2016/2期
2015/2期 811 +74%
(18/2-20/2)
+99%
401
+71%
129
+92%
43
積極的な投資分野
● 3Qまで順調に投資が進捗
● 広告宣伝費は、クライアントイベント開催が予定されている4Qに集中(参考 p.49)
● 好調な業績を背景に、積極的な採用を継続中
● シンガポールは、立ち上げ期であり費用が先行
広告宣伝費 期末役職員数(※一時費用として採用費に影響) シンガポールへの投資
(百万円) 通期予想 (人)
119 (百万円)
通期予想
159
通期予想
37
3Q 3Q
実績 実績
3Q
実績
44
※「シンガポール投資」: 管理会計上のシンガポール法人による営業収益の貢献分から、同法人の経費を控除した額
貸借対照表
● 2020年3月にIPOによる公募増資693百万円を実施
● 事業面において、バランスシートには大きな構造的変化は無し
2020/11 2020/11
(百万円) 2020/2 増減 2020/2 増減
(3Q) (3Q)
流動資産 559 1,531 +972 流動負債 358 560 +202
現金及び預金 321 1,228 +907 買掛金 68 86 +18
売掛金 202 265 +63 有利子負債 11 0 △11
その他 36 38 +2 前受金 140 249 +109
その他 139 223 △84
固定資産 88 161 +73 固定負債 190 190 ±0
有利子負債 190 190 ±0
純資産 99 943 +844
資産合計 648 1,693 +1,045 負債・純資産合計 648 1,693 +1,045
45
目次
1. 会社およびサービスの概要
2. 今期の取り組み
3. 業績予想修正
4. 第3四半期までの進捗
5. 来期の方針
46
2022年2月期に向けて
● 今期の積極的投資を、取扱高の高成長によって回収
● 投資対効果が見込まれる限りにおいて、来期も積極的な投資を継続
来期の主な取り組み
ビザスクinterview ● 安定収益源でありつつ、成長を持続
の成長持続
v
● 事業法人への積極的な拡大施策を継続
取扱高の成長
新プロダクト群 ● 知見データベースを活用し、新プロダクト群を推進
の拡大 ● 将来の成長の種まきにより、収益源を多層化
海外事業 ● シンガポール法人を中心とした海外事業の加速
の収益化と加速 ● 他地域への小規模拠点の設立
積極的投資
マーケティング
● 事業法人に向けたマーケティングの積極的拡大
投資
人材の獲得 ● 積極的な採用計画と生産性向上の並立
47
(参考)株式情報
● VC保有比率は、15.7% から、11.0%に低下
2020年8月31日時点
48
(参考)Innovation Day2021 の開催
基調講演 「デジタル社会の創造 -Now or Never!-」
村井 純 氏 慶應義塾大学 教授
【セッション登壇】
米田 裕二 氏 : ダイキン工業株式会社 執行役員 テクノロジー・イノベーションセンター長
浅田 寿士 氏 : 小松製作所 Immersive Technologies Pty Ltd. Executive Vice President
横田 幸信 氏 : イノベーションコンサル会社i.lab マネージング・ディレクター
渋谷 昭範 氏 : 株式会社リクルート 経営企画室 Ring事務局 プロダクト統括本部 事業開発部 部長
小島 健嗣 氏 : 富士フイルムホールディングス株式会社 CTO室 Open Innovation Hub館長
野々村 健一氏 : IDEO マネジング・ディレクター
入山 章栄 氏 : 早稲田大学大学院 経営管理研究科 早稲田大学ビジネススクール 教授
※ 詳細・参加申し込みは、 https://visasq.co.jp/lp/innovationday2021 をご参照ください 49
ディスクレーマー
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