4490 M-ビザスク 2021-01-14 15:00:00
2021年2月期 第3四半期決算説明資料 [pdf]

  2021年2月期

第3四半期決算説明資料
目次




1. 会社およびサービスの概要

2. 今期の取り組み

3. 業績予想修正

4. 第3四半期までの進捗

5. 来期の方針



                  2
 会社概要



         会社名    株式会社ビザスク

         所在地    東京都目黒区青葉台4-7-7      住友不動産青葉台ヒルズ9F

       設立年月     2012年3月

       事業内容     ビジネス分野に特化したナレッジプラットフォームの運営




  代表取締役CEO      端羽英子

       役職員数     139人(2020年11月)

         株式数    発行済株式総数 8,759,050株(完全希薄化後       9,343,600株)
     VC保有比率     各社合計(持株比率:10.95%)※


※上記に記載している持株比率は、2020年8月31日時点における株式名簿記載の保有株式数を、同時点での発行済株式総数で除して計算し
ております。                                                              3
          知見と、挑戦をつなぐ

  私たちは、世界で1番のナレッジプラットフォームをつくります。

           様々なニーズをつなぐことで、
実際に経験したことで得られた知識や意見を、知見として価値最大化します。

     組織、世代、地域を超えて、知見を集めつなぐことで、
         世界中のイノベーションに貢献します。           4
経営陣
      代表取締役CEO   端羽 英子               取締役COO 瓜生 英敏
                                     東京大学大学院修了後、ゴールドマン・サックスにて
      東京大学卒業後、ゴールドマン・サックス証券、日本ロレ
                                     国内外の多数のテクノロジー企業に対するM&A/資金
      アルを経て、MITに留学しMBAを取得。国内投資ファンド
                                     調達の助言業務に約19年携わった後、ビザスクに参画。
      ユニゾン・キャピタルにてバイアウト投資に5年間携わっ
                                     コア事業「ビザスク」の拡大と海外展開を担う。
      た後、ビザスクを立ち上げる。

      取締役CFO 安岡 徹                    執行役員 事業法人部長    田中 亮
      東京大学卒業後、JPモルガンを経て、国内投資ファン      早稲田大学卒業後、住友商事での化学品トレード、採
      ドのユニゾン・キャピタルにおいてバイアウト投資に       用・人事コンサルティング会社を経て、15年7月にビ
      14年間携わり、投資先企業の取締役等として価値向上      ザスクに参画。採用、CS等の様々な業務立ち上げを担
      を実現。ビザスクではコーポレート業務全般を統括。       った後、事業法人向けサービス全般を統括。

      執行役員 FIG事業部長   井無田 ゆりか         執行役員 PF事業部長 七倉 壮
      慶應義塾大学卒業後、JPモルガン証券にてNY/東京の内部   一橋大学卒業後、日本政策投資銀行にて地方経済調査
      監査に8年従事、資産運用部門にてマーケティングを担当。    や中堅・大企業向け長期融資、DBJキャピタルにてベ
      16年1月にビザスクに参画し、事業部長として仕組み化を    ンチャー投資に携わる。16年5月にビザスク参画、FIG
      牽引後、コンプライアンス担当執行役員ののち、FIG事業    事業部長後、PF事業部を統括。
      部を統括。
                                            CEO室長
      執行役員 ビザスク開発担当      田中 慶之       執行役員   ビザスクlite事業部長
                                                           宮崎 雄
      東京工科大学大学院修了後、大日本印刷に入社し、自然言     リクルートHRマーケティングに入社後、営業・新規
      語処理技術の研究開発や写真共有SNSの立ち上げに従事。    事業開発を経て、リクルートホールディングス、リ
      その後、GREEにてネィティブアプリ開発のプロジェクト    クルートジョブズの経営企画部門の責任者として従
      マネージャーを経て、17年4月にビザスクに参画。「ビザ    事。2019年3月にビザスクに参画、CEO室長。同12
      スク」のシステム開発を統括。                 月からは、ビザスクlite事業部の事業部長を兼務。

      VPoE   鶴飼 吉行
      専門学校卒業後、エンジニア、プロジェクトマネー
      ジャとして独立系SIerを複数社経験。その後、ウィ
      ルゲートにて、開発執行役員に就任。組織マネジメ
      ントを中心にプロダクト開発に従事。2020年1月に                                    5
      ビザスク参画。
沿革
2012年3月    株式会社walkntalk設立


2012年12月   「ビザスク」β版運用開始


2013年10月   「ビザスク」を正式リリース


2014年11月   株式会社ビザスクへ商号変更


2016年12月   帝人「One Teijin Award」の包括的支援プロジェクトを受託(現ビザスクprojectの初案件)


2017年4月    海外対応専任チーム「VQ Global」を発足


2018年1月    BtoB向けのwebアンケート調査「ビザスクexpert survey」を提供開始


2018年2月    第4回「日本ベンチャー大賞」女性起業家賞(経済産業大臣賞)を受賞


2018年6月    経済産業省により「J-Startup」企業に選定


2019年6月    「ビザスクweb展示会」リリース


2019年8月    フルサポート形式「ビザスク」、セルフマッチング形式「ビザスクlite」、グローバル対応強化に向けてサービス英語名称を「VQ」へ


2019年12月   シンガポール共和国に駐在員事務所を設立


2020年1月    セルフマッチング形式「ビザスクlite」においてチームプランを提供開始


2020年4月    シンガポール共和国に現地法人「VISASQ SINGAPORE PTE.LTD.」を設立


2020年12月   「ビザスクboard」リリース                                                   6
業績の推移
● 国内有数の知見プラットフォームとしての競争優位性を拡大
● 今期も高成長を実現し、国内最大プレイヤーとしての地位を強化
(百万円)
                                                取扱高
                                                                             2,450 1,520 90

                           取扱高               CAGR 96%
                           営業収益             (2017/2-2021/2)
                           営業利益



                                                              1,568 983 70




                                               1,000 614 25




                              478 264 -57


            166 100 -121




               2017/2             2018/2           2019/2        2020/2         2021/2(予) ※
                                                                                              7
  ※     2021年1月14日付「業績予想の修正に関するお知らせ」による修正値
ビザスクとは
 ● ビジネス領域に特化した日本有数のナレッジシェア・プラットフォーム
 ● 「スポットコンサル=1時間インタビュー」という短時間取引を、テクノロジー x
   高度なオペレーションでマッチング




                             マッチング
                              サポート


    依頼者:アドバイス/調査ニーズ                  アドバイザー:ビジネス知見を活かす機会
マッチング実績   累計約80,000件 ※2020年12月末時点      約130,000人   ※2020年12月31日時点




 時間単価が高い社外の知見も複数活用                       忙しい人もスキマ時間を活かして活躍
                                                                    8
ビザスクinterviewのビジネスモデル
● ビザスクスタッフがマッチングをフルサポートする、ビザスクのコアサービス
   ○ ご依頼案件毎に、アドバイザーの候補者リストを作成
   ○ 事前にスクリーニングアンケートを実施、高精度なマッチングを実現
   ○ 実施日の日程調整までサポート

  クライアント                           ビザスク                     アドバイザー
 大手企業を中心とする顧客層                   プラットフォームを提供                知見データベースに登録
                                               スクリーニング/
                 チケットによる前払い等                   インタビュー依頼
                       1                           3

                 アドバイザー紹介依頼
                  ※スクリーニング結果に
                  基づき依頼者が実施を決定
                       2                        知見の提供
                                                (インタビュー)

                                                   4

                                                謝礼の支払い
                                               (利用手数料を控除)
                                                   5


 サービスの流れ
 お金の流れ
                                                                          9
1時間インタビューの価値
● 説得力のある一次情報を提供
● レポートや書籍より広範・ピンポイントな情報収集手段
● 1時間ならではの気軽さ、1時間ならではの出会い


                                   事例インタビューより抜粋
            新規事業の創出

          ・新規参入に向けた初期調査
           ・ユーザーインタビュー              業界経験者の生の声ならでは
            ・技術的アドバイス               “説得力”, “肌感覚”, “現場感”
              ・出口探索



                                    1時間インタビューならでは
                                    “レポートとは異なり、対話型で深掘りしていける”
                                    “業界の影響力のある方に出会えた”
                                    “スポットコンサルなら比較的手ごろな金額”
                       投資先の
組織・業務課題の解決          デューデリジェンス       ビザスクならでは
                                    “求めている情報を持っている方に出会うための、
・組織/制度に関する事例調査      ・投資検討業界の初期調査
                                    時間を含めたコストを下げることが出来る”
  ・業務プロセス改善          ・ユーザーインタビュー
                      ・サイトビジット




                                                               10
金融機関における活用方法
● PEファンド、ヘッジファンドが先行して積極的に使用
● 独自の調査手法の獲得のため、資産運用会社においても導入が進捗
● エンゲージメント投資、ESG投資に向けた提案力の強化方針も追い風



従来型の調査手法
                    業界
                   レポート



   IR
  取材                                   新たなソース                 サーベイ
           グループ                                                                 業務委託の
                                                               による
                                         への取材                                     活用
            見学会                                              アンケート
                          フィールド

                          リサーチ
                                  •     業界エキスパート         •   業界構造の変化
                                  •     現場               •   変曲点の察知

           アナリスト

           レポート




                                      法人利用に関するお問い合わせ先:https://visasq.co.jp/contact
                                                                                        11
(参考)インタビューの例
● ビザスクliteにおいて、公開されている案件がご覧になれます
  https://service.visasq.com/




                                   12
 「1時間」だから参画する多様なアドバイザー
  ● 「働き方改革」黎明期から、個人の新たな活躍機会を提唱
  ● あらゆる業界・職域をカバーする、国内100,000人超が登録
  (人)      国内登録者数の推移




                                                2018年1月
                                                厚生労働省モデル
                                                就業規則改定
                               2016年10月
                               『LIFE SHIFT』発行



                             2016年9月
                             内閣官房に「働き方改
                             革実現推進室」発足
                  2015年10月
                  内閣官房に「一億総活
                  躍推進室」が発足




※ 2020年12月31日時点算出。各月末時点の退会者を除く。「国内登録者数」は、当社日本語webサイトにて登録をした人数の合計であります。国内登録者は、知見を提供する個人(アドバイザ
ー)と、これを求める個人(ビザスクliteにおける依頼者。また、ビザスクliteを活用するための契約を締結した法人に所属し、当該契約に基づき登録された個人を含む。)に分かれております。
いずれの登録者もアドバイザーとしてフルサポート形式「ビザスク」及びセルフマッチング形式「ビザスクlite」で活動することができ、また、依頼者として「ビザスクlite」を利用することがで   13
きます。
   良質で充実したアドバイザー基盤

       ● 既存の専門家ネットワークと比較してもビザスクは登録者が多く、対象層は広い
         ため幅広い業種・業務を網羅することが可能
                    登録者数              ビザスクのアドバイザーの経験領域
         日本のみ       APAC合計
10万人




5万人




   0
                    海外他社     国内顧問向け
         ビザスク
                     A社      サービスB社
  ※ビザスクのデータは2020年12月末時点
                                                         14
プラットフォームの価値が向上するメカニズム
● アドバイザー数の増加 ✕ マッチング数の増加 = データの量&質の向上
   ○ プラットフォームの価値の向上「求める知見が迅速、的確に見つかる」
   ○ さらなる依頼増につながる好循環のサイクル
● アドバイザーの知見のデータベース化が高い参入障壁につながる




            プロフィール登録       マッチング

          事実や自覚しやすいこと   依頼と紐づけ深掘り
 アドバイザー   ・実名           ・未自覚だった知見
                                          データベース
   登録     ・職歴                               充実
                        ・キーワード
          ・説明しやすい実績
                        ・年代/規模/フェーズ等
          ・経験した業界/業務
                        の詳細          データが追加



                                    マッチング数が増加      15
知見データベースをもとに、サービスを開発
● 知見データベースが、ビザスクの付加価値の源泉
● ビザスクinterviewをコアサービスとしつつ、新規プロダクトを開発していく




知見DB




                                            16
  (参考)サービス一覧    内   容             クライアント
                                               テイク
                                               レート
           1時間単位での
           対面インタビュー/電話会議
           ビザスクメンバーがフルサポート


           アドバイザーの知見を活用しつつ
           社内事業提案制度を伴走支援
                             事業法人

           BtoBの特定領域における
フルサポート




           オンラインアンケート調査                             サービ
                             プロフェッショナルファーム          スまた
                             (コンサルティング会社&           は案件
                             金融法人)                  により
           幅広い業界のアドバイザーが                            異なる
                                             60%強
           柔軟な時間設定でご支援

                             海外クライアント
           登録アドバイザー全体から募る
           「アイデア募集」



           社外取締役のマッチング


           1時間単位での           個人
セルフ




           対面インタビュー/電話会議                            30%
           web上でセルフマッチング     スタートアップなど

                                                          17
   全社取扱高の内訳と、新プロダクトの拡大
    ● コアビジネスである「ビザスクinterview」は、着実に成長
    ● 知見DBを活かし、新プロダクト群による寄与が拡大中
(百万円)


                    ビザスクinterview
                    その他
                    (主にビザスクexpert survey, project, lite)



                                                                          他




                                                              ビザスクinterviewについ
                                                              ては、40ページ以降でKPI
                                                              を説明



                                                           (予)※


                                                                              18
        ※   2021年1月14日付「業績予想の修正に関するお知らせ」による修正値
目次




1. 会社およびサービスの概要

2. 今期の取り組み

3. 業績予想修正

4. 第3四半期までの進捗

5. 来期の方針



                  19
2021年2月期における主な重点活動事項
● 新規の法人クライアント口座数増加のため、広告宣伝費を積極的に投入
● 既存顧客については、1口座あたり取扱高の拡大を狙う




   事業法人                 v
               ● 新規顧客獲得のため、広告宣伝費を積極的に投下予定


 プロフェッショナル
    ファーム       ● 既存顧客内での利用の促進と他部署への横展開
 (コンサルティング会社   ● ヘッジファンド、証券会社、地銀などへの営業強化
   & 金融法人)


               ● シンガポールに現地法人を設立(2020年4月)
 海外クライアント
               ● 日本人アドバイザーの紹介をコアバリューとして展開



     全般        ● ビザスクexpert survey、ビザスクliteの加速


                                                 20
国内市場の顧客拡大:事業法人へのリーチ拡大
 ●   研究開発費の大きい顧客へのリーチを活かし、1社あたり利用額を拡大
 ●   新規プランの導入を検討し、すそ野の拡大による取引社数を目指す

             研究開発費の                スポットコンサル                年間取扱高※3                  アプローチ
              多い会社※1                 利用率※2                 (2020年2月期)


                                                                                  ● 顧客内のアカウント
                                                                                    数・利用額を増やすこ
                 上位                      46%
                                                                                    とで、1社あたりの
                 50社
                                                                                    利用額を拡大

                                                                                  ● 営業人員拡充・マーケ
            上位51〜300社                    28%                                        ティング強化によって、
                                                                      500万円以上
                                                                      500〜100万円
                                                                                    利用社数を拡大
                                                                      100万円未満     ● 新規プランの導入



             上位301社以下                    更なる                 更なる
                                        社数拡大              1社あたり売上拡大



※1「研究開発費の多い会社」出所: 開発費ランキング:各社決算発表・有価証券報告書(東洋経済オンライン調べ)より、当社作成
※2 当社におけるスポットコンサル利用:研究開発費上位企業において2017年3月~2020年2月まで「ビザスクinterview」利用実績有顧客
※3 研究開発費上位企業における2020年2月期のスポットコンサル年間取扱高
                                                                                                  21
(参考)多種多様な大手事業法人が利用




                     22
国内市場の顧客拡大:プロフェッショナルファームへの浸透
● プロフェッショナルファームは、情報サービスへの予算が大きい。
   ○ コンサルティングファーム:部門・部署拡大による利用者数を拡大
   ○ 金融:大手優先でアカウントを拡大




          プロフェッショナルファームの例             顧客浸透度    利用額


●   戦略系コンサル      ●   国内証券
●   総合/IT系コンサル   ●   M&Aアドバイザリーファーム    新規開拓
●   シンクタンク       ●   投資ファンド                    一人当たり
●   会計系コンサル      ●   ベンチャーキャピタル       部署内で浸透   利用金額の
●   再生系コンサル      ●   アセットマネジメント /
                                                増加
●   人事系コンサル          ヘッジファンド          他部署へ展開
●   外資系投資銀行      ●   都銀/地銀他国内金融 他


                                                       23
海外市場の拡大:国内実績を活用した海外展開
● OUT-IN、IN-OUTのニーズを獲得しながら、海外展開を加速
● 20年4月にシンガポールに現地法人を設立。現地採用等により、8名体制を確立済




                                                       アドバイザー所在地


                          当社の強み                         戦略


                                            ● グローバル顧客の海外拠点を開拓
   Out - IN       ● 圧倒的な国内データベース            ● 海外拠点開設による営業、
(海外企業⇒日本)
                                              マーケティングを開始


                  ● 国内マッチングのノウハウ
                                            ● 海外アドバイザー獲得への投資
   IN - Out       ● 本格投資前のフェーズでの
                                              ※ DeepBench社との協働
(国内企業⇒海外)           マッチング実績は30ヵ国超
                                            ● 顧客へのマーケティング
                  ● 大手の国内クライアントへのリーチ
                                                                            24
              ※   詳細は、2020年7月14日付「DeepBench Inc.との資本業務提携に関するお知らせ」をご参照ください
目次




1. 会社およびサービスの概要

2. 今期の取り組み

3. 業績予想修正

4. 第3四半期までの進捗

5. 来期の方針



                  25
新型コロナウイルスの長期的な影響                    (クライアント側)
● リセッション下でも、企業における研究開発予算や、新規事業予算は底堅い



 研究開発予算
 新規事業予算


                            コンサル
             事業法人          ティング会社



 主要企業は新型コロナウイルスの逆風下でも研究開発
 投資を積み増す。2020年度の研究開発費を明らかに
 した企業のうち、約8割が19年度実績以上を計画して
 いることが分かった。医薬品や電子部品で増額が目立
 つ。目先の需要減に対応して設備投資は6割の企業が
 抑制するが、中長期の種まきは欠かさない。

 日経平均株価の採用銘柄のうち直近で決算を発表した
 3月期、12月期の143社を対象に調べた。研究開発の
 計画を明らかにしたのは32社で、うち26社が前年度
 を上回る見通しだ。例年、増額する企業の割合は6~7
 割で、これを上回る。

 日本経済新聞 2020年6月12日                  アスタミューゼ株式会社 2020年5月27日リリース
 ・研究開発費「増額」8割 設備投資「絞る」6割            ・【緊急事態宣言解除で見える企業活動】コロナ禍の選択と集中。「営業」「広告
                                    プロモーション」を控える一方で、「新規事業」「研究・開発」は継続。       26
新型コロナウイルスの長期的な影響                     (アドバイザー側)
● リモートワークの普及により、個人による本業以外での活動が活発化する


  アドバイザーの新規登録者数(単月平均)の比較


  (人)                     2,608




    1,795
               登録者数
               の増加




                                     株式会社ビザスク 2020年8月7日リリース
2019年3~11月平均          2020年3~11月平均   ・5割以上が「とても高まった」「高まった」と変化|コロナ禍における時
                       (自粛期間含む)      間の使い方・働き方への意識調査

                                                                          27
業績ハイライト
● 3Q(9-11月)における、取扱高は前年同期比+65.0%を達成
● 業績の好調により、3Qにおいて繰延税金資産を計上。純利益が増額

            2021年2月期 第3四半期               2021年2月期 第3四半期累計                通期業績予想
           (2020年9月-2020年11月)            (2020年3月-2020年11月)               (旧予想)

                                                       前年同期
                      前年同期 (前3Q)
 (百万円)                                              (2019年3月-11月)
                      (2019年9月-11月)      3Q
           当3Q                           累計                             予想値      進捗率

                      実績        増減率                 実績        増減率


 取扱高         691        418     +65.0%     1,782     1,120    +59.0%     2,250    79.2%


 営業収益        435        264     +64.8%     1,126       697    +61.5%     1,400    80.4%


 営業利益            71        36   +95.9%        131        61   +114.9%      55    239.2%


 経常利益            71        36   +94.9%        123        57   +114.5%      48    257.0%


 当期純利益           76        43   +77.9%        127        54   +132.7%      36    355.4%



 ※   旧予想:2020年7月14日発表                                                                     28
上方修正を実施
● 通期業績予想を上方修正。足元でも第4四半期は好調を維持


               通期業績予想                     通期業績予想
               (旧予想)                      (新予想)




      (百万円)
              予想値      前期比               予想値      前期比      増減額     増減率




      取扱高      2,250   +43.4%             2,450   +56.3%     200    +8.9%


      営業収益     1,400   +42.3%             1,520   +54.5%     120    +8.6%


      営業利益       55    △23.0%               90    +25.8%     45    +63.6%


      経常利益       48    △16.1%               79    +38.0%     31    +64.6%


      当期純利益      36    △31.9%               95    +79.7%     59    +163.9%



 ※   旧予想:2020年7月14日発表。新予想:2021年1月14日発表                                       29
        業績予想修正の要因
        要因① コアビジネスと新プロダクト群の双方で取扱高が拡大
        要因② 来期の成長に向けて、積極的な投資をさらに加速
        要因③ 超過した利益の一部については、役職員へ成果として配分

  旧予想                                                     取扱高から見たマージン(%)

(百万円)
         100
                                       積極的な投資分野
                         62.2
                                10.6        4.3     2.4




               ①取扱高の拡大                 ②積極的な投資の加速
               +200百万円                 +28百万円
  新予想
(百万円)    100                                               ③成果配分
                                       積極的な投資分野
                                                           +50百万円
                         62.0
                                14.3        7.2     5.7             3.6




                                                                          30
   要因①              取扱高の拡大
    ● コアビジネスと新プロダクト群の双方が拡大
    ● 知見DBの活用が進み、新プロダクト群の業績への寄与が進む
                                                 過去の推移については、
                         2,450
                                                 18ページを参照
(百万円)
          2,250
                                       新プロダクト群による収益基盤の多様化
                        その他            が進展
         その他
                                   他   特に、ビザスクliteの成長が貢献




                        ビザスク
         ビザスク          interview       次ページ参照
        interview




         旧予想            新予想                                 31
       要因①-2       ビザスクinterviewの上振れ                                          過去の推移については、
                                                                              40ページを参照

       ● コロナ禍においても口座数は計画通り拡大。獲得コストも低下傾向
       ● 新規クライアント獲得が大きく進捗するも、1口座あたり取扱高は堅調
       KPI①                          KPI②
       法人クライアント口座数※1,2               1口座あたり                      主要プロダクトである
                                     ビザスクinterview取扱高            ビザスクinterview取扱高※3
(口座)                         (百万円)
                                                             (百万円)




   ※1.「法人クライアント」とは、法人契約を締結し、フルサポート形式「ビザスク」を活用する法人顧客をいい、「ビザスクlite」のみを活用する法人顧客は含まれません。
   ※ 2 .「法人クライアント口座数」とは、法人クライアントの中で、法人契約に基づき各集計時点から起算した過去1年間 において「ビザスクinterview」を活用した法人クラ
   イアントの合計であります。同一法人において複数の部署が別途契約を締結した場合には、複数カウントとなっております。
   ※ 3 .「ビザスクinterview取扱高」は、取扱高のうち「ビザスクinterview」によるものをいい、各期末時点を起算日として過去12か月間を対象に集計したものです。 32
                                                                   過去の推移については、
                                                                   44ページを参照
 要因②        好調な業績を背景に投資を加速
 ● 顧客獲得の投資対効果が想定を上回るため、広告宣伝費を追加投入
    - 2月にクライアント向け大規模オンラインイベントを実施 (参考 p.49)
 ● 採用計画を前倒しすることで、来期の成長へ準備
 ● 広告宣伝費と採用費は4Qに集中する見込み (進捗はp.44)
  広告宣伝費                        期末役職員数(※一時費用として採用費に影響)           シンガポールへの投資※
(百万円)                           (人)                     (百万円)




                                                                              33
※「シンガポール投資」: 管理会計上のシンガポール法人による営業収益の貢献分から、同法人の経費を控除した額
要因③     超過利益の一部を役職員への成果として配分
 ● 業績予想を超過した場合は、利益の一部を賞与引当として役職員に配分
 ● 優秀な人材の定着と新たな採用を促進し、成長サイクルに繋げる
 ● 現状では利益対比での影響が大きいため、投資家への透明性確保を目的に開示



  来期の成長へ‼


               積極的な          期末役職員数の予定
                投資
取扱高の
 成長    超過利益
              積極的な投資
                       今期の
                        業績     159名
               成果配分




                                         34
(参考)販管費の修正
● 投資の加速と成果配分後でも、費用比率を旧予想よりも低減
                       96.0%
                               94.0%
                       59.7%
                               58.4%
                               1,430
               (百万円)
                       1,345

                                400
                        380
                                50
    取扱高営業費用率            42      37
    営業収益営業費用率           43      55
                                       積極的な投資分野
    その他                 98
                                119
    成果配分(賞与引当)

    SNG投資

   採用費
                        782
    広告宣伝費                       769
    人件費




                       21/2期   21/2期
                       旧予想     新予想                35
 (参考)四半期業績の推移
  ● 取扱高の成長が継続し、収益力が着実に向上
  ● 4Qは、緊急事態宣言の再発令により、取扱高は慎重に想定
  ● 4Qに投資を集中させるため、営業赤字を見込む (参考 p.44)
(百万円)


  取扱高
  営業収益
  営業利益
  取扱高営業収益率




                                                36
                2020/2     |           2021/2
目次




1. 会社およびサービスの概要

2. 今期の取り組み

3. 業績予想修正

4. 第3四半期までの進捗

5. 来期の方針



                  37
 第3四半期までの取扱高の進捗
  ● 通期業績予想を上方修正
  ● 4Qは、緊急事態宣言を勘案し、やや保守的に想定する
(百万円)                                     成長率
                               通期進捗率
                                        (前年同期比)
          2,450        2,450    100%      56.2%
  2,250
                                                  4Q予想
                  4Q   668      27.3%    +48.7%   緊急事態宣言の再発令を勘案し、やや保
                                                  守的に想定



                  3Q   691


                                                  コロナウイルスからの回復期
                                                  成長率が再加速
                               72.7%     +59.0%
                  2Q   609




                  1Q   482                        コロナウイルスによる影響下
                                                  成長率がやや鈍化

  旧予想     新予想          四半期
 (参考)
                                                                   38
  第3四半期までの営業収益の進捗
   ● 通期業績予想を上方修正
   ● 4Qは、取扱高と同様に保守的に想定

(百万円)                                      成長率    取扱高
                                通期進捗率
                                         (前年同期比) 営業収益率
           1,520        1,520    100%      54.4%  62.0%
   1,400                                                   4Q予想
                                                           販促キャンペーンなどを機動的に対
                   4Q   395      26.0%    +37.7%   59.1%   応できるように、営業収益率は低め
                                                           に想定



                   3Q   435
                                                           コロナウイルスからの回復期
                                                           成長率が再加速
                                74.0%     +61.5%   63.1%
                   2Q   386



                                                           コロナウイルスによる影響下
                   1Q   304
                                                           成長率がやや鈍化

   旧予想     新予想          四半期
  (参考)
                                                                           39
       KPI : 顧客数の増大×高いエンゲージメント=取扱高の成長
        ● マーケティングの活発化により口座数の大幅な増加を達成見込み
        ● 「1口座あたりビザスクinterview取扱高」は、新規顧客増により維持
       KPI①                           KPI②
       法人クライアント口座数※1,2                1口座あたり                         主要プロダクトである
                                      ビザスクinterview取扱高※3             ビザスクinterview取扱高※4
                        通期予想
                                                                 (百万円)
(口座)                              (百万円)                                                   通期予想

                         3Q
                         実績                            3Q
                                                       実績




                                                                                          3Q
                                                                                          実績
                                                            通
                                                            期
                                                            予
                                                            想




       ※ 1.「法人クライアント」とは、法人契約を締結し、フルサポート形式「ビザスク」を活用する法人顧客をいい、「ビザスクlite」のみを活用する法人顧客は含まれません。
       ※ 2 .「法人クライアント口座数」とは、法人クライアントの中で、法人契約に基づき各集計時点から起算した過去1年間 において「ビザスクinterview」を活用した法人ク
       ライアントの合計であります。同一法人において複数の部署が別途契約を締結した場合には、複数カウントとなっております。
       ※ 3 .「ビザスクinterview取扱高」は、取扱高のうち「ビザスクinterview」によるものをいい、各期末時点を起算日として過去12か月間を対象に集計したものです。
       ※ 4 .「3Q実績」は、過去9か月間を対象に集計したものです。
                                                                                                 40
 KPI①

 法人クライアント口座数の拡大
  ● 事業法人、コンサル・金融法人、海外クライアントと、幅広い顧客基盤で成長
  ● 21/2期は、特に事業法人での口座数の大幅加速を見込む

  法人クライアント口座数の推移                                                              通期予想
(口座)                                                               650
       700

                      海外
       600
                      コンサル・金融
                                               485
       500
                      事業法人


       400
                                       329                                    3Q
                                                                              実績
       300
                             245

                                                        事業法人が
       200   153
                                                        特に増加
       100



        0

             2017/2          2018/2   2019/2   2020/2           2021/2(新予想)

                                                                                   41
 KPI ②

 高い顧客エンゲージメント①:1口座あたり取扱高
  ● 顧客における利用頻度の上昇や、新商材の追加により上昇
  ● 21/2期は、事業法人の新規顧客が増加しているが、1口座あたりinterview取扱高
    は維持出来る見込み。将来の成長要因に(次ページ参照)

  1口座あたりビザスクinterview取扱高

(百万円)


        3.0                                       2.7
                                 2.5     2.5

        2.5



        2.0
                        1.6
        1.5                                       3Q       通期
                                                  実績       予想
        1.0
              0.8

        0.5



         0

              2017/2   2018/2   2019/2   2020/2    2021/2(新予想)

                                                                 42
KPI②補足

高い顧客エンゲージメント②:口座あたり取扱高の経年成長
● 各年度の新規獲得顧客は、期を経るごとに「口座あたり取扱高」が成長
● 今期に大幅増加する新規顧客が来年度以降の成長ドライバーに

(百万円)

          各年度で獲得した顧客による                                    新規顧客が
          ビザスクinterview取扱高推移                               成長
               2020/2期                        CAGR
               2019/2期                   (2017/2-2020/2)
                                 1,227
               2018/2期                          NA
               2017/2期                        +55%
                                             (19/2-20/2)
               2016/2期
               2015/2期     811                +74%
                                             (18/2-20/2)


                                              +99%

                     401
                                              +71%

         129
                                              +92%


                                                              43
   積極的な投資分野
    ●   3Qまで順調に投資が進捗
    ●   広告宣伝費は、クライアントイベント開催が予定されている4Qに集中(参考 p.49)
    ●   好調な業績を背景に、積極的な採用を継続中
    ●   シンガポールは、立ち上げ期であり費用が先行

   広告宣伝費                            期末役職員数(※一時費用として採用費に影響)            シンガポールへの投資


(百万円)                       通期予想   (人)
                             119                                  (百万円)


                                                           通期予想
                                                            159
                                                                          通期予想
                                                                           37



                             3Q                             3Q
                             実績                             実績



                                                                           3Q
                                                                           実績




                                                                                   44
   ※「シンガポール投資」: 管理会計上のシンガポール法人による営業収益の貢献分から、同法人の経費を控除した額
貸借対照表
● 2020年3月にIPOによる公募増資693百万円を実施
● 事業面において、バランスシートには大きな構造的変化は無し

                    2020/11                                   2020/11
(百万円)     2020/2               増減                   2020/2                  増減
                      (3Q)                                      (3Q)

流動資産          559      1,531    +972     流動負債           358        560       +202

 現金及び預金       321      1,228    +907      買掛金            68         86        +18

 売掛金          202        265     +63      有利子負債          11             0     △11

 その他           36         38        +2    前受金           140        249       +109

                                          その他           139        223        △84

固定資産           88        161     +73     固定負債           190        190           ±0

                                          有利子負債         190        190           ±0

                                         純資産             99        943       +844

資産合計          648      1,693   +1,045    負債・純資産合計       648      1,693      +1,045



                                                                                      45
目次




1. 会社およびサービスの概要

2. 今期の取り組み

3. 業績予想修正

4. 第3四半期までの進捗

5. 来期の方針



                  46
2022年2月期に向けて
● 今期の積極的投資を、取扱高の高成長によって回収
● 投資対効果が見込まれる限りにおいて、来期も積極的な投資を継続

来期の主な取り組み


          ビザスクinterview   ● 安定収益源でありつつ、成長を持続
            の成長持続
                                  v
                          ● 事業法人への積極的な拡大施策を継続
 取扱高の成長




           新プロダクト群        ● 知見データベースを活用し、新プロダクト群を推進
             の拡大          ● 将来の成長の種まきにより、収益源を多層化


             海外事業         ● シンガポール法人を中心とした海外事業の加速
           の収益化と加速        ● 他地域への小規模拠点の設立
 積極的投資




           マーケティング
                          ● 事業法人に向けたマーケティングの積極的拡大
              投資

            人材の獲得         ● 積極的な採用計画と生産性向上の並立
                                                      47
(参考)株式情報
● VC保有比率は、15.7% から、11.0%に低下


                 2020年8月31日時点




                                48
(参考)Innovation Day2021 の開催




基調講演 「デジタル社会の創造 -Now or Never!-」
村井 純 氏 慶應義塾大学 教授

【セッション登壇】
米田 裕二 氏 :   ダイキン工業株式会社 執行役員 テクノロジー・イノベーションセンター長
浅田 寿士 氏 :   小松製作所 Immersive Technologies Pty Ltd. Executive Vice President
横田 幸信 氏 :   イノベーションコンサル会社i.lab マネージング・ディレクター
渋谷 昭範 氏 :   株式会社リクルート 経営企画室 Ring事務局 プロダクト統括本部 事業開発部 部長
小島 健嗣 氏 :   富士フイルムホールディングス株式会社 CTO室 Open Innovation Hub館長
野々村 健一氏 :   IDEO マネジング・ディレクター
入山 章栄 氏 :   早稲田大学大学院 経営管理研究科 早稲田大学ビジネススクール 教授

※ 詳細・参加申し込みは、 https://visasq.co.jp/lp/innovationday2021                      をご参照ください   49
ディスクレーマー
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