4490 M-ビザスク 2020-10-15 15:00:00
2021年2月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]
2021年2月期
第2四半期決算説明資料
目次
1. 会社およびサービスの概要
2. 今期の取り組み
3. 第2四半期までの進捗
2
会社概要
会社名 株式会社ビザスク
所在地 東京都目黒区青葉台4-7-7 住友不動産青葉台ヒルズ9F
設立年月 2012年3月
事業内容 ビジネス分野に特化したナレッジプラットフォームの運営
代表取締役CEO 端羽英子
役職員数 128人(2020年8月)
株式数 発行済株式総数 8,632,350株(完全希薄化後 9,343,600株)
VC保有比率 各社合計(持株比率:10.95%)
※上記に記載している持株比率は、2020年8月31日時点における株式名簿記載の保有株式数を、上記発行済株式総数で除して計算しており
ます。 3
知見と、挑戦をつなぐ
私たちは、世界で1番のナレッジプラットフォームをつくります。
様々なニーズをつなぐことで、
実際に経験したことで得られた知識や意見を、知見として価値最大化します。
組織、世代、地域を超えて、知見を集めつなぐことで、
世界中のイノベーションに貢献します。 4
経営陣
代表取締役CEO 端羽 英子 取締役CTO 花村 創史
東京大学卒業後、ゴールドマン・サックス証券、日本ロレ 横浜国立大学大学院修了後、日本技芸にてグループウェア
アルを経て、MITに留学しMBAを取得。国内投資ファンド rakumoの立ち上げメンバーとして開発を主担当、GREEで
ユニゾン・キャピタルにてバイアウト投資に5年間携わっ はゲームプラットフォームのユーザー獲得チームに所属。
た後、ビザスクを立ち上げる。 創業期からビザスク開発に携わり、13年12月にフル参画。
取締役COO 瓜生 英敏 取締役CFO 安岡 徹
東京大学大学院修了後、ゴールドマン・サックスにて 東京大学卒業後、JPモルガンを経て、国内投資ファン
国内外の多数のテクノロジー企業に対するM&A/資金 ドのユニゾン・キャピタルにおいてバイアウト投資に
調達の助言業務に約19年携わった後、ビザスクに参画。 14年間携わり、投資先企業の取締役等として価値向上
コア事業「ビザスク」の拡大と海外展開を担う。 を実現。ビザスクではコーポレート業務全般を統括。
執行役員 事業法人部長 田中 亮 執行役員 FIG事業部長 井無田 ゆりか
早稲田大学卒業後、住友商事での化学品トレード、採 慶應義塾大学卒業後、JPモルガン証券にてNY/東京の内部
用・人事コンサルティング会社を経て、15年7月にビ 監査に8年従事、資産運用部門にてマーケティングを担当。
ザスクに参画。採用、CS等の様々な業務立ち上げを担 16年1月にビザスクに参画し、事業部長として仕組み化を
った後、事業法人向けサービス全般を統括。 牽引後、コンプライアンス担当執行役員ののち、FIG事業
部を統括。
執行役員 PF事業部長 七倉 壮 執行役員 ビザスク開発グループ長 田中 慶之
一橋大学卒業後、日本政策投資銀行にて地方経済調査 東京工科大学大学院修了後、大日本印刷に入社し、自然言
や中堅・大企業向け長期融資、DBJキャピタルにてベ 語処理技術の研究開発や写真共有SNSの立ち上げに従事。
ンチャー投資に携わる。16年5月にビザスク参画、FIG その後、GREEにてネィティブアプリ開発のプロジェクト
事業部長後、PF事業部を統括。 マネージャーを経て、17年4月にビザスクに参画。「ビザ
スク」のシステム開発を統括。
CEO室長
執行役員 ビザスクlite事業部長
宮崎 雄 VPoE 鶴飼 吉行
リクルートHRマーケティングに入社後、営業・新規 専門学校卒業後、エンジニア、プロジェクトマネー
事業開発を経て、リクルートホールディングス、リ ジャとして独立系SIerを複数社経験。その後、ウィ
クルートジョブズの経営企画部門の責任者として従 ルゲートにて、開発執行役員に就任。組織マネジメ
事。2019年3月にビザスクに参画、CEO室長。同12 ントを中心にプロダクト開発に従事。2020年1月に 5
月からは、ビザスクlite事業部の事業部長を兼務。 ビザスク参画。
沿革
2012年3月 株式会社walkntalk設立
2012年12月 「ビザスク」β版運用開始
2013年7月 経済産業省「多様な「人活」支援サービス創出事業」を受託
2013年10月 「ビザスク」を正式リリース
2014年11月 株式会社ビザスクへ商号変更
2016年12月 帝人「One Teijin Award」の包括的支援プロジェクトを受託(社内事業提案制度支援の初案件)
2017年4月 海外対応専任チーム「VQ Global」を発足
2018年1月 BtoB向けのwebアンケート調査「ビザスクexpert survey」を提供開始
2018年2月 第4回「日本ベンチャー大賞」女性起業家賞(経済産業大臣賞)を受賞
2018年6月 経済産業省により「J-Startup」企業に選定
2019年6月 「ビザスクweb展示会」リリース
2019年8月 フルサポート形式「ビザスク」、セルフマッチング形式「ビザスクlite」、グローバル対応強化に向けてサービス英語名称を「VQ」へ
2019年12月 シンガポール共和国に駐在員事務所を設立
2020年1月 セルフマッチング形式「ビザスクlite」においてチームプランを提供開始
2020年4月 シンガポール共和国に現地法人「VISASQ SINGAPORE PTE.LTD.」を設立 6
業績の推移
● 国内有数の知見プラットフォームとしての競争優位性を拡大
● 今期も高成長を実現し、国内最大プレイヤーとしての地位を強化
(百万円)
取扱高
営業収益
取扱高
営業利益
CAGR 111%
(2017/2-2020/2)
7
ビザスクとは
● ビジネス領域に特化した日本有数のナレッジシェア・プラットフォーム
● 「スポットコンサル=1時間インタビュー」という短時間取引を、テクノロジー x
高度なオペレーションでマッチング
マッチング
サポート
依頼者:アドバイス/調査ニーズ アドバイザー:ビジネス知見を活かす機会
マッチング実績 累計70,000件超 ※2020年9月末時点 120,000人超 ※2020年10月15日時点
時間単価が高い社外の知見も複数活用 忙しい人もスキマ時間を活かして活躍
8
ビザスクinterviewのビジネスモデル
● ビザスクスタッフがマッチングをフルサポートする、ビザスクのコアサービス
○ ご依頼案件毎に、アドバイザーの候補者リストを作成
○ 事前にスクリーニングアンケートを実施、高精度なマッチングを実現
○ 実施日の日程調整までサポート
クライアント ビザスク アドバイザー
大手企業を中心とする顧客層 プラットフォームを提供 知見データベースに登録
スクリーニング/
チケットによる前払い等 インタビュー依頼
1 3
アドバイザー紹介依頼
※スクリーニング結果に
基づき依頼者が実施を決定
2 知見の提供
(インタビュー)
4
謝礼の支払い
(利用手数料を控除)
5
サービスの流れ
お金の流れ
9
1時間インタビューの価値
● 説得力のある一次情報を提供
● レポートや書籍より広範・ピンポイントな情報収集手段
● 1時間ならではの気軽さ、1時間ならではの出会い
事例インタビューより抜粋
新規事業の創出
・新規参入に向けた初期調査
・ユーザーインタビュー 業界経験者の生の声ならでは
・技術的アドバイス “説得力”, “肌感覚”, “現場感”
・出口探索
1時間インタビューならでは
“レポートとは異なり、対話型で深掘りしていける”
“業界の影響力のある方に出会えた”
“スポットコンサルなら比較的手ごろな金額”
投資先の
組織・業務課題の解決 デューデリジェンス ビザスクならでは
“求めている情報を持っている方に出会うための、
・組織/制度に関する事例調査 ・投資検討業界の初期調査
時間を含めたコストを下げることが出来る”
・業務プロセス改善 ・ユーザーインタビュー
・サイトビジット
10
金融機関における活用方法
● PEファンド、ヘッジファンドが先行して積極的に使用
● 独自の調査手法の獲得のため、資産運用会社においても導入が進捗
● エンゲージメント投資、ESG投資に向けた提案力の強化方針も追い風
従来型の調査手法
業界
レポート
IR
取材 新たなソース サーベイ
グループ 業務委託の
による
への取材 活用
見学会 アンケート
フィールド
リサーチ
• 業界エキスパート • 業界構造の変化
• 現場 • 変曲点の察知
アナリスト
レポート
法人利用に関するお問い合わせ先:https://visasq.co.jp/contact
11
(参考)インタビューの例
● ビザスクliteにおいて、公開されている案件がご覧になれます
https://service.visasq.com/
12
「1時間」だから参画する多様なアドバイザー
● 「働き方改革」黎明期から、個人の新たな活躍機会を提唱
● あらゆる業界・職域をカバーする、国内100,000人超が登録
(人) 国内登録者数の推移
2018年1月
厚生労働省モデル
就業規則改定
2016年10月
『LIFE SHIFT』発行
2016年9月
内閣官房に「働き方改
革実現推進室」発足
2015年10月
内閣官房に「一億総活
躍推進室」が発足
※ 2020年9月30日時点算出。各月末時点の退会者を除く。「国内登録者数」は、当社日本語webサイトにて登録をした人数の合計であります。国内登録者は、知見を提供する個人(アドバイザ
ー)と、これを求める個人(ビザスクliteにおける依頼者。また、ビザスクliteを活用するための契約を締結した法人に所属し、当該契約に基づき登録された個人を含む。)に分かれております。
いずれの登録者もアドバイザーとしてフルサポート形式「ビザスク」及びセルフマッチング形式「ビザスクlite」で活動することができ、また、依頼者として「ビザスクlite」を利用することがで 13
きます。
良質で充実したアドバイザー基盤
● 既存の専門家ネットワークと比較してもビザスクは登録者が多く、対象層は広い
ため幅広い業種・業務を網羅することが可能
登録者数 ビザスクのアドバイザーの経験領域
日本のみ APAC合計
10万人
5万人
0
海外他社 国内顧問向け
ビザスク
A社 サービスB社
※ビザスクのデータは2020年9月末時点
14
プラットフォームの価値が向上するメカニズム
● アドバイザー数の増加 ✕ マッチング数の増加 = データの量&質の向上
○ プラットフォームの価値の向上「求める知見が迅速、的確に見つかる」
○ さらなる依頼増につながる好循環のサイクル
● アドバイザーの知見のデータベース化が高い参入障壁につながる
プロフィール登録 マッチング
事実や自覚しやすいこと 依頼と紐づけ深掘り
アドバイザー ・実名 ・未自覚だった知見
データベース
登録 ・職歴 充実
・キーワード
・説明しやすい実績
・年代/規模/フェーズ等
・経験した業界/業務
の詳細 データが追加
マッチング数が増加 15
知見データベースをもとに、サービスを開発
● 知見データベースが、ビザスクの付加価値の源泉
● ビザスクinterviewをコアサービスとしつつ、新規プロダクトを開発していく
新規プロダクト...
知見DB
16
(参考)サービス一覧
テイク
内 容 クライアント
レート
1時間単位での
対面インタビュー/電話会議
ビザスクメンバーがフルサポート
アドバイザーの知見を活用しつつ 事業法人
社内事業提案制度を伴走支援
フルサポート
プロフェッショナルファーム
BtoBの特定領域における
(コンサルティング会社& 案件により異なる
オンラインアンケート調査
金融法人)
幅広い業界のアドバイザーが
柔軟な時間設定でご支援 海外クライアント
登録アドバイザー全体から募る
「アイデア募集」
1時間単位での 個人
セルフ
対面インタビュー/電話会議 30%
web上でセルフマッチング スタートアップなど
17
全社取扱高の内訳と、新プロダクトの拡大
● コアビジネスである「ビザスクinterview」は、着実に成長
● 知見DBを活かし、新プロダクト群による寄与が拡大中
(百万円)
ビザスクinterview
その他
(主にビザスクexpert survey, project, lite)
他
ビザスクinterviewについ
ては、36ページ以降でKPI
を説明
(予)
18
目次
1. 会社およびサービスの概要
2. 今期の取り組み
3. 第2四半期までの進捗
19
2021年2月期における主な重点活動事項
● 新規の法人クライアント口座数増加のため、広告宣伝費を積極的に投入
● 既存顧客については、1口座あたり取扱高の拡大を狙う
事業法人 ● 新規顧客獲得のため、広告宣伝費を積極的に投下予定
プロフェッショナル
ファーム ● 既存顧客内での利用の促進と他部署への横展開
(コンサルティング会社 ● ヘッジファンド、証券会社、地銀などへの営業強化
& 金融法人)
● シンガポールに現地法人を設立(4月)
海外クライアント
● 日本人アドバイザーの紹介をコアバリューとして展開
全般 ● ビザスクexpert survey、ビザスクliteの加速
20
国内市場の顧客拡大:事業法人へのリーチ拡大
● 研究開発費の大きい顧客へのリーチを活かし、1社あたり利用額を拡大
● 新規プランの導入を検討し、すそ野の拡大による取引社数を目指す
研究開発費の スポットコンサル 年間取扱高※3 アプローチ
多い会社※1 利用率※2 (2020年2月期)
● 顧客内のアカウント
数・利用額を増やすこ
上位 46%
とで、1社あたりの
50社
利用額を拡大
● 営業人員拡充・マーケ
上位51〜300社 28% ティング強化によって、
500万円以上
500〜100万円
利用社数を拡大
100万円未満 ● 新規プランの導入
上位301社以下 更なる 更なる
社数拡大 1社あたり売上拡大
※1「研究開発費の多い会社」出所: 開発費ランキング:各社決算発表・有価証券報告書(東洋経済オンライン調べ)より、当社作成
※2 当社におけるスポットコンサル利用:研究開発費上位企業において2017年3月~2020年2月まで「ビザスクinterview」利用実績有顧客
※3 研究開発費上位企業における2020年2月期のスポットコンサル年間取扱高
21
(参考)多種多様な大手事業法人が利用
22
国内市場の顧客拡大:プロフェッショナルファームへの浸透
● プロフェッショナルファームは、情報サービスへの予算が大きい。
○ コンサルティングファーム:部門・部署拡大による利用者数を拡大
○ 金融:大手優先でアカウントを拡大
プロフェッショナルファームの例 顧客浸透度 利用額
● 戦略系コンサル ● 国内証券
● 総合/IT系コンサル ● M&Aアドバイザリーファーム 新規開拓
● シンクタンク ● 投資ファンド 一人当たり
● 会計系コンサル ● ベンチャーキャピタル 部署内で浸透 利用金額の
● 再生系コンサル ● アセットマネジメント /
増加
● 人事系コンサル ヘッジファンド 他部署へ展開
● 外資系投資銀行 ● 都銀/地銀他国内金融 他
23
海外市場の拡大:国内実績を活用した海外展開
● OUT-IN、IN-OUTのニーズを獲得しながら、海外展開を加速
● 20年4月にシンガポールに現地法人を設立。現地採用等により、7名体制を確立済
アドバイザー所在地
当社の強み 戦略
● グローバル顧客の海外拠点を開拓
Out - IN ● 圧倒的な国内データベース ● 海外拠点開設による営業、
(海外企業⇒日本)
マーケティングを開始
● 国内マッチングのノウハウ
● 海外アドバイザー獲得への投資
IN - Out ● 本格投資前のフェーズでの
※ DeepBench社との協働
(国内企業⇒海外) マッチング実績は30ヵ国超
● 顧客へのマーケティング
● 大手の国内クライアントへのリーチ
24
※ 詳細は、7月14日付「DeepBench Inc.との資本業務提携に関するお知らせ」をご参照ください
DeepBenchとの資本・業務提携
● 米国Tech x Knowledge分野のスタートアップ DeepBenchと資本・業務提携
● DeepBenchは、アドバイザーを迅速に探索するシステムを開発・保有
● 当社の注力分野である海外アドバイザー開拓のため、システムをカスタマイズ
● 出資額 約30万米ドルでのマイノリティ出資
アドバイザー
探索システム
海外アドバイザー アドバイザー
の紹介依頼 探索
クライアント 7月より提供開始
海外アドバイザー
※ 詳細は、7月14日付「DeepBench Inc.との資本業務提携に関するお知らせ」をご参照ください
25
営業費用
● 21/2期は、積極的な投資により、営業費用率はやや増加の見込み
● 今期の利益拡大よりも、来期の取扱高の拡大を優先する
(百万円)
1,500
取扱高営業費用率
営業収益営業費用率
1,345
1,200
その他
SNG投資※1
採用費
広告宣伝費
900 人件費※2
369
600
2
237 48
42
37
300 39
112
75 15
34 449
7 274
43
159
0
95
(予)
26
※1「シンガポール投資」: 管理会計上のシンガポール法人による営業収益の貢献分から、同法人の経費を控除した額 ※2 「人件費」:役員報酬+給料及び手当+賞与+法定福利費
目次
1. 会社およびサービスの概要
2. 今期の取り組み
3. 第2四半期までの進捗
27
現状における新型コロナウイルスによる影響
● 主要サービスである「ビザスクinterview」は、オンラインでの実施が中心
● 5月はやや成長が鈍化したものの、6月には成長軌道が再加速
※ コロナ禍の影響に一定の目途が付いたため、月次開示は終了の予定です
前年同月比 取扱高(※1、2)
営業収益(※2)
自粛期間 宣言解除後
やや鈍化 成長の再加速
※1: 「取扱高」とは、当社の知見プラットフォーム事業において当社が顧客から得た対価(知見提供取引毎に顧客と合意した値引控除前の数値であり、アドバイザーへの謝礼を含みま
す)の合計をいいます。 28
※2:この表で用いた月次の取扱高及び営業収益は当社が業績管理用に集計している数値であり、監査法人による監査証明の対象ではありません。
新型コロナウイルスによる足元の状況
● コロナ禍に対して、足元の状況は比較的安定して推移している
● 「ビザスクproject」など、一部については下期も弱含みの見込み
ダウンサイドシナリオとして想定していた
それに対する足元の状況
クライアントの動向等
- ビザスクinterviewは好調
- 新規事業開発プロジェクトの延期
事業法人 - ビザスクprojectなどの対面型サービスは
- 長期的なR&Dの予算への影響は小さい
下期も弱含みの見込み
- 業務改善系プロジェクトの延期
コンサル - 3月は好調に推移
ティング会社 - 戦略立案系プロジェクトは長期視点であ
- 7月以降、通常の成長軌道に回帰
るため、影響は小さい
- 顧客オフィスのリモート勤務へのシフト
- 3月は落ち込み
金融法人 - PEファンドによるM&Aの活動低下
- 4月以降は、PEファンドを中心に回復
- 資産運用会社における調査活動の低下
- オンライン営業やウェビナーでの集客が
全般 - 当社での新規営業の活動量低下
好調
29
新型コロナウイルスの長期的な影響 (クライアント側)
● リセッション下でも、企業における研究開発予算や、新規事業予算は底堅い
研究開発予算
新規事業予算
コンサル
事業法人 ティング会社
主要企業は新型コロナウイルスの逆風下でも研究開発
投資を積み増す。2020年度の研究開発費を明らかに
した企業のうち、約8割が19年度実績以上を計画して
いることが分かった。医薬品や電子部品で増額が目立
つ。目先の需要減に対応して設備投資は6割の企業が
抑制するが、中長期の種まきは欠かさない。
日経平均株価の採用銘柄のうち直近で決算を発表した
3月期、12月期の143社を対象に調べた。研究開発の
計画を明らかにしたのは32社で、うち26社が前年度
を上回る見通しだ。例年、増額する企業の割合は6~7
割で、これを上回る。
日本経済新聞 2020年6月12日 アスタミューゼ株式会社 2020年5月27日リリース
・研究開発費「増額」8割 設備投資「絞る」6割 ・【緊急事態宣言解除で見える企業活動】コロナ禍の選択と集中。「営業」「広告
プロモーション」を控える一方で、「新規事業」「研究・開発」は継続。 30
新型コロナウイルスの長期的な影響 (アドバイザー側)
● リモートワークの普及により、個人による本業以外での活動が活発化する
アドバイザーの新規登録者数(単月平均)の比較
(人) 2,386
2,006
登録者数
の増加
株式会社ビザスク 2020年8月7日リリース
2019年3~6月平均 2020年3~6月平均 ・5割以上が「とても高まった」「高まった」と変化|コロナ禍における時
(自粛期間) 間の使い方・働き方への意識調査
31
業績ハイライト
● 新型コロナウイルスによる影響は軽微にとどめ、増収を達成
● 営業利益は、通期業績予想を達成。下期は、積極的に投資を実行
2021年2月期 第2四半期 2021年2月期 上期 通期業績予想
(2020年6月-2020年8月) (2020年3月-2020年8月)
前年同期
前年同期 (前2Q) 前四半期 (当1Q)
(百万円) (2019年3月-8月)
(2019年6月-8月) (2020年6月-8月) 上期
当2Q 累計 予想値 進捗率
実績 増減率 実績 増減率 実績 増減率
取扱高 609 360 +69.1% 482 +26.4% 1,091 702 +55.5% 2,250 48.5%
営業収益 386 223 +72.5% 304 +26.6% 690 433 +59.4% 1,400 49.3%
営業利益 52 4 +1,100.0% 7 +592.2% 59 24 +142.4% 55 108.9%
経常利益 49 1 +4,638.4% 2 +1,952.7% 51 20 +148.9% 48 107.3%
当期純利益 48 △5 - 2 +2,071.4% 51 11 +331.8% 36 142.3%
32
四半期業績の推移
● 第2四半期は、成長の再加速を達成
● 法人クライアント口座数の増加が貢献(p.36, 37参照)
(百万円)
取扱高
営業収益
+26.4%
営業利益
取扱高営業収益率
+7.7%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
33
2020/2 2021/2
第2四半期までの取扱高の進捗
● 第2四半期までの通期進捗率は想定をやや上回る水準
成長率
通期進捗率
(前年同期比)
(百万円) 2,250 2,250 100% 43.4%
4Q 下期予想
コロナウイルスの強い影響は勘案せず
51.6% +33.6% ただし、ビザスクprojectでは、弱含みの
見込み
3Q
コロナウイルスからの回復期
2Q 609
成長率が再加速(p.28参照)
48.5% +55.5%
1Q 482 コロナウイルスによる影響下
成長率がやや鈍化(p.28参照)
通期
四半期
予想
34
第2四半期までの営業収益の進捗
● 同様に、第2四半期までの通期進捗率は想定をやや上回る水準
成長率 取扱高
通期進捗率
(前年同期比) 営業収益率
(百万円) 1,400 1,400 100% 42.3% 62.2%
下期予想
4Q コロナウイルスの強い影響は勘案せず
50.7% +29.1% 61.3% 取扱高営業収益率は、キャンペーンの
実施の可能性を織り込み
3Q
コロナウイルスからの回復期
2Q 386
成長率が再加速(p. 28参照)
49.3% +59.4% 63.3%
コロナウイルスによる影響下
1Q 304
成長率がやや鈍化(p. 28参照)
通期
四半期
予想
35
KPI : 顧客数の増大×高いエンゲージメント=取扱高の成長
● マーケティングの活発化により口座数の大幅な増加を計画
● 「1口座あたりビザスクinterview取扱高」は、新規顧客増により低下~維持
KPI① KPI②
法人クライアント口座数※1,2 通期 1口座あたり 主要プロダクトである
予想 ビザスクinterview取扱高 ビザスクinterview取扱高※3
(口座) (百万円) (百万円)
通期
予想
通
1H 1H 期
実績 実績 予
想
1H
実績
※1.「法人クライアント」とは、法人契約を締結し、フルサポート形式「ビザスク」を活用する法人顧客をいい、「ビザスクlite」のみを活用する法人顧客は含まれま
せん。
※ 2 .「法人クライアント口座数」とは、法人クライアントの中で、法人契約に基づき各集計時点から起算した過去1年間 において「ビザスクinterview」を活用した
法人クライアントの合計であります。同一法人において複数の部署が別途契約を締結した場合には、複数カウントとなっております。
※ 3 .「ビザスクinterview取扱高」は、取扱高のうち「ビザスクinterview」によるものをいい、各期末時点を起算日として過去12か月間を対象に集計したものです。
36
KPI①
法人クライアント口座数の拡大
● 事業法人、コンサル・金融法人、海外クライアントと、幅広い顧客基盤で成長
● 21/2期は、特に事業法人での口座数の大幅加速を見込む
法人クライアント口座数の推移
通期予想
(口座) 海外 602
600
コンサル・金融
485
500 事業法人
400
329
1H
300 実績
245
200 事業法人が
153
特に増加
100
0
2017/2 2018/2 2019/2 2020/2 2021/2(予)
37
KPI ②
高い顧客エンゲージメント①:1口座あたり取扱高
● 顧客における利用頻度の上昇や、新商材の追加により上昇
● 21/2期は、事業法人の新規顧客の増加を見込んでおり、1口座あたりinterview取
扱高はやや低下~維持することを見込む。将来の成長要因に(次ページ参照)
1口座あたりビザスクinterview取扱高
(百万円)
3.0
2.5 2.5 2.5
2.5
2.0
1.6
1.5
1H 通期
実績 予想
1.0
0.8
0.5
0
2017/2 2018/2 2019/2 2020/2 2021/2(予)
38
KPI②補足
高い顧客エンゲージメント②:口座あたり取扱高の経年成長
● 各年度の新規獲得顧客は、期を経るごとに「口座あたり取扱高」が成長
● 今期に大幅増加する新規顧客が来年度以降の成長ドライバーに
(百万円)
各年度で獲得した顧客による
ビザスクinterview取扱高推移 新規顧客が
2020/2期 CAGR
成長
2019/2期 (2017/2-2020/2)
1,227
2018/2期 NA
2017/2期 +55%
(19/2-20/2)
2016/2期
2015/2期 811 +74%
(18/2-20/2)
+99%
401
+71%
129
+92%
39
第2四半期までの販管費の状況
● 取扱高の成長により、費用比率は低下
● 下期は、来期の成長実現のため、積極的な成長投資を実施する計画
前年同期比 通期業績予想比
(百万円) 1,345
91.3%
94.3%
96.1%
171
58.2% 57.8% 91.3%
15 59.8%
26 57.8%
取扱高営業費用率 145 41
営業収益営業費用率
171
その他 27
SNG投資 13 15
26
採用費 378 41
広告宣伝費
人件費 223 378
前年同期 今期 今期 通期
20/2期 上期累計 上期累計 上期累計 業績予想
40
積極的かつバランスの取れた投資を実行
● 上期の高水準な営業利益を原資として、下期には投資を積極化
● 今期の更なる利益拡大よりも、来期の取扱高の成長を優先する予定
下期は、来期への成長投資をさらに積極化
通期業績予想
(百万円)
積極的な投資分野
100 62.2 10.6 4.3 2.4
取扱高から見たマージン(%)
41
積極的な投資分野
● 事業法人の新規クライアント獲得のために、広告宣伝費を積極投入
● 好調な業績を背景に、今期も積極的な採用を想定
● シンガポール法人の立ち上げに伴い費用が先行
広告宣伝費 期末役職員数(※一時費用として採用費に影響) シンガポールへの投資
(百万円) (人) (百万円)
通期
予想 通期
100 150 予想
131
80 120 50
60 90 通期
予想
1H 30
40 60
実績
1H 15
20 実績 30
1H
2 実績
0 0 0
2017/2 2018/2 2019/2 2020/2 2021/2(予) 2017/2 2018/2 2019/2 2020/2 2021/2(予) 2020/2 2021/2(予)
42
貸借対照表
● 2020年3月にIPOによる公募増資693百万円を実施
● 事業面において、バランスシートには大きな構造的変化は無し
2020/8 2020/8
(百万円) 2020/2 増減 2020/2 増減
(2Q) (2Q)
流動資産 559 1,398 +839 流動負債 358 490 +132
現金及び預金 321 1,062 +741 買掛金 68 79 +11
売掛金 202 291 +89 有利子負債 11 2 △8
その他 36 44 +8 前受金 140 272 +132
その他 139 135 △3
固定資産 88 133 +45 固定負債 190 190 ±0
有利子負債 190 190 ±0
純資産 99 851 +752
資産合計 648 1,531 +883 負債・純資産合計 648 1,531 +883
43
(参考)株式情報
● VC保有比率は、15.7% から、11.0%に低下
2020年8月31日時点
44
ディスクレーマー
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