4490 M-ビザスク 2020-07-14 15:30:00
2021年2月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年7月14日
上場会社名 株式会社ビザスク 上場取引所 東
コード番号 4490 URL https://visasq.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役CEO (氏名) 端羽 英子
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO (氏名) 安岡 徹 TEL 050-3733-8513
四半期報告書提出予定日 2020年7月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家、アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2021年2月期第1四半期の連結業績(2020年3月1日∼2020年5月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
営業収益 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年2月期第1四半期 304 45.4 7 △62.8 2 △87.8 2 △85.4
2020年2月期第1四半期 209 212.4 20 132.6 19 130.8 15 81.6
(注)包括利益 2021年2月期第1四半期 2百万円 (△85.0%) 2020年2月期第1四半期 15百万円 (81.6%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年2月期第1四半期 0.27 0.25
2020年2月期第1四半期 2.01 ―
(注)1.当社は、第8期第1四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、第8期連結会計年度に代えて、第8期事業年度につい
て記載しております。
(注)2.2019年8月9日開催の取締役会決議により、2019年8月30日付で普通株式1株につき50株の株式分割を行っておりますが、前事業年度の期首に当該株
式分割が行われたと仮定し、1株当たり四半期(当期)純利益金額を算定しております。
(注)3.第8期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であるため、期中平均株価が把握で
きませんので記載しておりません。
(注)4.当社は、2020年3月10日に東京証券取引所マザーズ市場に上場したため、第9期第1四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益
金額は、新規上場日から第9期第1四半期連結累計期間の末日までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しております。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年2月期第1四半期 1,369 801 58.4
2020年2月期 648 99 15.3
(参考)自己資本 2021年2月期第1四半期 800百万円 2020年2月期 99百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年2月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2021年2月期 ―
2021年2月期(予想) 0.00 ― 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 2月期の連結業績予想(2020年 3月 1日∼2021年 2月28日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
営業収益 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 1,400 42.3 55 △23.1 48 △16.1 36 △31.9 4.26
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
連結業績予想については、本日(2020年7月14日)に公表いたしました「業績予想の公表に関するお知らせ」をご覧ください。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
VISASQ SINGAPORE PTE.
新規 1 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
LTD.
当第1四半期連結会計期間に、VISASQ SINGAPORE PTE.LTD.を新規設立したため、同社を連結の範囲に含めております。
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年2月期1Q 8,606,150 株 2020年2月期 7,685,000 株
② 期末自己株式数 2021年2月期1Q 20 株 2020年2月期 0株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年2月期1Q 8,448,587 株 2020年2月期1Q 7,685,000 株
(注)2.2019年8月9日開催の取締役会決議により、2019年8月30日付で普通株式1株につき50株の株式分割を行っておりますが、前事業年度の期首に当
該株式分割が行われたと仮定し、期中平均株式数を算定しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、そ
の達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります、業績予想の前提となる
条件及び業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報
に関する説明」をご覧ください。
株式会社ビザスク(4490) 2021年2月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………… 5
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………… 5
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
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株式会社ビザスク(4490) 2021年2月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の急速な拡大と、そ
の対策に伴い経済活動の縮小が生じ、厳しい経済環境となりました。
当社グループが属する情報・サービス系の産業においては、企業向けのサービスを中心に業況の著しい悪化には
至っておりませんが、経済活動全般の縮小に伴い取引需要そのものが減退する状況となりました。BtoB情報プラッ
トフォーム市場の売上高規模は、2020年1月~4月の合計で1,218億円(前年同期比2%増加)となり、成長してお
ります(経済産業省「特定サービス産業動態統計調査(2019年12月公表)」の「データベース」及び「各種調査」
を合計)。
このような状況の下、当第1四半期連結会計期間における知見プラットフォーム事業は、一部で新型コロナウイ
ルス感染症による影響を受けたものの、法人クライアント口座数の増加により堅調な成長を維持しました。特に、
フルサポート形式のスポットコンサル設営サービス「ビザスクinterview」においては、積極的なマーケティング
施策により国内事業法人および海外顧客の拡大が寄与しました。
以上の結果、当第1四半期連結会計期間末時点で国内登録者数(注)は約9.6万人を超え、また、当第1四半期
連結累計期間における当社のアレンジしたフルサポート形式のスポットコンサルによる知見提供取引の件数(「ビ
ザスクinterview」のみ)は約3.7千件となり、取扱高は知見プラットフォーム事業全体で482百万円(前年同期比
41%増加)となりました。
また、当第1四半期連結累計期間における営業収益は304,852千円、営業利益7,560千円、経常利益2,391千円、
親会社株主に帰属する四半期純利益2,254千円となりました。
なお、当社は知見プラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しておりま
す。
(注)「国内登録者数」は、当社日本語webサイトにて登録をした人数の合計であります。国内登録者は、知見を
提供する個人(アドバイザー)と、これを求める個人(「ビザスクlite」における依頼者。また、「ビザスク
lite」を活用するための契約を締結した法人に所属し、当該契約に基づき登録された個人を含む。)に分かれてお
ります。いずれの登録者もアドバイザーとしてフルサポート形式「ビザスク」及びセルフマッチング形式「ビザス
クlite」で活動することができ、また、依頼者として「ビザスクlite」を利用することができます。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は1,369,626千円となり、前事業年度末より721,410千円増加しま
した。これは主に、2020年3月に当社株式を上場した際に行った公募増資及び事業規模の拡大により現金及び預金
等が増加したことにより流動資産合計が708,053千円増加したことによるものです。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は568,455千円となり、前事業年度末より19,911千円増加しまし
た。これは主に、事業規模の拡大により法人クライアントから収受する前受金が増加したこと等により流動負債合
計が19,911千円増加したことによるものです。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は801,170千円となり、前事業年度末より701,498千円増加し
ました。これは当第1四半期連結累計期間に四半期純利益2,254千円を計上したことのほか、2020年3月に当社株
式を上場した際に行った公募増資によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社は、2020年4月14日において、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応の一環としてリモートワー
クの推奨等が行われているなか、「ビザスクinterview」(フルサポート形式のスポットコンサル設営サービス)
や「ビザスクproject」(顧客の新規事業創出支援サービス)においては、顧客側の活動スピードの低下や経済活
動の縮小等により一定の影響があるものと考え、また国内外の経済全体に影響する広範な危機管理対応が実施ま
たは想定されていたことから、これらの対応が当社の2021年2月期の業績に与える影響の適正かつ合理的な予測
は非常に困難であるとして、同業績予想については未定とし、合理的に予測可能となった時点で公表するとして
おりました。
その後、2020年5月25日に緊急事態宣言が全国的に解除されて一定の期間を経て、当社の業績に与える影響の
予測も合理的に可能と考えられるにいたり、2021年2月期の業績予想を公表いたします。
今後の我が国経済は、新型コロナウイルス感染症により、景気の見通しは極めて厳しいものにあると考えられ
ます。一方で、当社の顧客における研究開発や新規事業開発への活動は、この苦境を克服するため、引き続き活
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株式会社ビザスク(4490) 2021年2月期 第1四半期決算短信
発に行われております。また、当社といたしましても、引き続き取扱高の拡大のために様々な施策を展開してま
いります。具体的には、SNS広告やオンラインセミナー等を通じた積極的なマーケティング活動により事業法人の
顧客層拡大を狙いつつ、コンサルティング企業や金融法人については、新規顧客獲得活動の継続と、顧客内にお
けるサービス浸透度を高めるための提案活動を継続してまいります。また、2020年4月にはシンガポール共和国
に完全子会社を設立しており、グローバルなサービス展開を更に加速させてまいります。このほか、「ビザスク
expert survey」の積極的な拡販や、web上のマッチングプラットフォーム「ビザスクlite」におけるUI/UXの改善
を継続して行います。
このような状況から、通期の連結業績予想につきましては、取扱高は2,250百万円、営業収益は1,400百万円を
予想しております。損益面においては、人材の採用、マーケティング施策、シンガポール子会社の投資等を積極
的に行うことにより、営業利益は55百万円と見込んでおり、経常利益は48百万円、純利益は36百万円と予想して
おります。
(個別)
業況については、上記と同等となります。営業収益は1,400百万円、営業利益53百万円、経常利益は44百万円、
純利益は32百万円と予想しております。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
当第1四半期連結会計期間
(2020年5月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,009,583
売掛金 210,950
その他 47,278
流動資産合計 1,267,813
固定資産
有形固定資産 29,822
投資その他の資産 71,990
固定資産合計 101,813
資産合計 1,369,626
負債の部
流動負債
買掛金 56,955
1年内返済予定の長期借入金 6,941
未払金 62,704
前受金 197,913
その他 53,941
流動負債合計 378,455
固定負債
長期借入金 190,000
固定負債合計 190,000
負債合計 568,455
純資産の部
株主資本
資本金 370,260
資本剰余金 347,630
利益剰余金 82,615
自己株式 △27
株主資本合計 800,478
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 63
その他の包括利益累計額合計 63
新株予約権 629
純資産合計 801,170
負債純資産合計 1,369,626
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
当第1四半期連結累計期間
(自 2020年3月1日
至 2020年5月31日)
営業収益 304,852
営業費用
役員報酬 12,558
給料及び手当 136,110
その他 148,622
営業費用合計 297,291
営業利益 7,560
営業外収益
受取利息 1
営業外収益合計 1
営業外費用
支払利息 2,156
為替差損 1,030
上場関連費用 1,983
営業外費用合計 5,170
経常利益 2,391
税金等調整前四半期純利益 2,391
法人税、住民税及び事業税 132
法人税等調整額 4
法人税等合計 136
四半期純利益 2,254
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,254
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
当第1四半期連結累計期間
(自 2020年3月1日
至 2020年5月31日)
四半期純利益 2,254
その他の包括利益
為替換算調整勘定 63
その他の包括利益合計 63
四半期包括利益 2,317
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 2,317
非支配株主に係る四半期包括利益 -
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結の範囲又は持分法適用範囲の変更に関する注記)
当第1四半期連結会計期間に、VISASQ SINGAPORE PTE.LTD.を新規設立したため、同社を連結の範囲に含めており
ます。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年3月10日をもって東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしました。上場に当たり、2020年3月9
日を払込期日とする公募(ブックビルディング方式による募集)による新規株式の発行500,000株により、資本金及
び資本剰余金がそれぞれ346,875千円増加しております。また、当第1四半期連結累計期間における新株予約権の行
使による新株の発行を含めて、当第1四半期連結会計期間末において資本金が370,260千円、資本剰余金が347,630千
円となっております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当第1四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年5月31日)
当社は、知見プラットフォーム事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
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