4487 Ｍ－スペースマーケッ 2019-12-20 08:00:00
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ [pdf]
2019 年 12 月 20 日
各 位
会社名 株 式 会 社 ス ペ ー ス マ ー ケ ッ ト
代表者名 代表取締役社長 重 松 大 輔
（コード番号：4487 東証マザーズ）
問合わせ先 取締役 佐 々 木 正 将
TEL. 050-1744-9969
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ
当社は、本日、2019 年 12 月 20 日に東京証券取引所マザーズに上場いたしました。今後とも、なお一
層のご指導ご鞭撻を賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、当社の 2019 年 12 月期（2019 年１月１日から 2019 年 12 月 31 日）における業績予想は、以下の
とおりであり、また最近の決算情報等につきましては別添のとおりであります。
【個別】 （単位：千円、％）
決算期 2019 年 12 月期
2019 年 12 月期 2018 年 12 月期
第 3 四半期累計期間
（予想） （実績）
（実績）
対売上 対前期 対売上 対売上
項目 高比率 増減率 高比率 高比率
売上高 804,944 100.0 139.2 550,995 100.0 578,247 100.0
営業利益又は
34,112 4.2 - 6,869 1.2 △268,659 -
営業損失(△)
経常利益又は
8,959 1.1 - 5,204 0.9 △271,923 -
経常損失(△)
当期(四半期)純利益又は
6,653 0.8 - 3,485 0.6 △274,213 -
当期純損失(△)
1 株当たり当期（四半期）
純利益又は 1 株当たり当期 0 円 62 銭 0 円 33 銭 △28 円 70 銭
純損失(△)
1 株当たり配当金 - - -
（注）1．当社は連結財務諸表を作成しておりません。
2．2018 年 12 月期（実績）及び 2019 年 12 月期第 3 四半期累計期間（実績）の 1 株当たり四半期
純利益又は 1 株当たり当期純損失は、期中平均発行済株式数により算出しております。
3．2019 年 12 月期（予想）の 1 株当たり当期純利益は、公募株式数（520,000 株）を含めた予定期
中平均発行済株式数により算出しております。
4．2019 年 10 月 1 日付で普通株式 1 株につき 300 株の割合で株式分割を実施しております。上記
では、2018 年 12 月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1 株当たり当期（四半期）
純利益又は 1 株当たり当期純損失を算出しております。
- 1 -
【2019 年 12 月期業績予想の前提条件】
1．当社全体の見通し
当社のビジョンは、「チャレンジを生み出し、世の中を面白くする」ことです。人々が何か
にチャレンジしようとするとき、そこには必ず「場所」があると考えています。当社はあらゆ
るスペースを簡単に貸し借り出来るようにすることで人々がチャレンジする機会を増やし、世
の中を面白くしたいと考えています。
当社は、インターネット・スマートフォンやソーシャルメディアの普及によって個人がいつ
でも、どこでも、自由に情報をやり取りできるようになったことを追い風に、インターネッ
ト・スマートフォン上で、遊休不動産等のスペースの貸し借りのためのプラットフォーム「ス
ペースマーケット」を提供しています。当社は、遊休不動産等を保有する提供者（ホスト）
と、それを使いたいスペース利用者（ゲスト）を結ぶ、簡単で、楽しく、安全・安心なプラッ
トフォームを提供することにより、不動産の新たな価値創造を目指し事業を展開しておりま
す。
2018 年 12 月期は「インドア花見」、「うちスタ」等のキャンペーンが奏功し、民放各社含
めたメディアに多数取り上げられ、新しい文化・体験の創出に成功しました。8 月には福岡県
で TVCM を放映し、11 月から 12 月にかけて首都圏・関西圏で本格的な TVCM を放映するなど、
PR やマーケティング活動でも大きく投資を行いました。
この結果、2018 年 12 月期は、売上高は 578,247 千円、営業損失は 268,659 千円、経常損失
は 271,923 千円、当期純損失は 274,213 千円を計上しました。
当事業年度においては、事業拡大に伴う従業員の増加に伴う費用増加等があったものの、プ
ロダクトの改善やカスタマーサポート・ホストへのノウハウ共有等の取り組みによる良質なス
ペースの増加とそれに伴うゲストの増加が適切に作用し合い、プラットフォームの利用スペー
ス数は 2019 年 12 月期第 3 四半期累計期間において 25.2 千スペース（前期比 76.7％増）、同
期間末における累計登録ゲスト数は 40.9 万人（前期比 81.0％増、当社サービスに作成された
アカウント数の合計）と堅調に増加しました。
この結果、経営上の重要指標である GMV（※1）は、プラットフォーム上で利用されるスペー
ス数の増加に伴い 2019 年 12 月期第 3 四半期累計期間において、1,635,329 千円と前年同期比
で 90.2％増と大きな成長を実現しました。
このような結果、当社は 2019 年 12 月期第 3 四半期累計期間において売上高 550,995 千円、
営業利益 6,869 千円、経常利益 5,204 千円、四半期純利益 3,485 千円を計上しております。当
第 4 四半期会計期間においても第 3 四半期累計期間で実施した取り組みを継続し、ホスト・ゲ
ストの増加を実現することで当社経営上の重要指標である利用スペース数の増加と利用スペー
スあたりの GMV の増加による GMV の成長を目指します。
GMV の増加に伴って 2019 年 12 月期の業績予想は売上高 804,944 千円（前期比 39.2％増）、
営業利益 34,112 千円（前期は営業損失 268,659 千円）、経常利益 8,959 千円（前期は経常損
失 271,923 千円）、当期純利益 6,653 千円（前期は当期純損失 274,213 千円）と全社での黒字
化を見込んでおります。 なお、当期業績予想数値は 2019 年 12 月期第 3 四半期累計期間は実
績値、第 4 四半期会計期間は予想値を使用して算出しております。
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2．個別の前提条件等
（売上高）
2019 年 12 月期における売上高は、804,944 千円（前期比 226,696 千円増、同 39.2％増）を
見込んでおります。
当社のスペースマーケット事業は、インターネット・スマートフォンから遊休不動産等のス
ペースの貸し借りを行うプラットフォームサービス、及び法人によるイベント企画・運営の支
援サービスを行う法人向けソリューションサービスから構成され、サービスごとの売上高の予
想を算出するうえで勘案した前提条件は以下のとおりであります。
なお、プラットフォームサービスについては過去数年間、ゲストの利用用途の内、パーティ
カテゴリが占める割合が相対的に大きいため、ハロウィン・クリスマスパーティー・忘年会な
どのパーティ関連需要が高まる第 4 四半期、特に 12 月に売上高が偏重する傾向にあります。
この点、第 3 四半期累計期間の売上高 550,995 千円は通期予想に比べて 4 分の 3 以下の実績値
となっているものの、当初計画に従ったプロダクト開発及びマーケティング活動の結果、売上
高は概ね計画通りに推移していることから、通期の売上高も概ね予想通りの着地になると見込
んでおります。
①プラットフォームサービス
当社ではスペースの利用日を収益認識基準としており、プラットフォーム上で予約が成立
し、利用日を経過した予約のスペース料金とゲスト手数料の合計を GMV として認識し、GMV の
内、ゲスト手数料及びホスト手数料（※2）に該当する金額を売上高として計上しております。
なお予算策定においては、月次で予約を獲得するスペース数及びそれらのスペースに関する月
次の利用単価を予想することで GMV 予算を算出し、GMV から当社売上高に計上される金額を算
出しております。GMV 算出のための利用スペース数、利用スペースあたりの GMV は、2017 年 12
月期の通期実績値、2018 年 12 月期の通期実績値及び 2019 年 12 月期第 3 四半期までの実績
値、成長率を勘案して、当第 4 四半期の予想値を見積もっており、2019 年 12 月期における
GMV は 2,358,240 千円（月間利用スペース数合計は 36.6 千スペース、利用スペースあたりの月
間 GMV は 64.3 千円）を見込んでおります。
利用スペースの増加を背景にプラットフォームサービスによる売上高は 703,029 千円（前期
比 70.5％増）を計画しております。
②法人向けソリューションサービス・他
2017 年 12 月期の通期、2018 年 12 月期の通期及び 2019 年 12 月期第 3 四半期までの受注実
績値を基に当第 4 四半期の案件種別毎のイベント実施件数に受注予想単価を乗じることで算出
しております。
法人向けソリューションサービス・他に関する売上高は 101,914 千円（前期比 38.5％減）を
計画しております。
（売上原価）
当社の売上原価の主たる項目は、サービスの開発にかかわる開発人員の人件費、プラットフ
ォームサービスの運営に要するサーバ費用及び法人向けソリューションサービス提供において
発生する業務委託費となります。開発人員に係る人件費については、2018 年 12 月期の通期実
績値、2019 年 12 月期第 3 四半期累計期間の実績値及び当第 4 四半期の当社採用計画と想定給
与水準に基づき算出しております。プラットフォームサービスの運営に要するサーバ費用はサ
ービスの成長に伴うサーバの利用状況に応じて増減するため、2018 年 12 月期の通期実績値及
び 2019 年 12 月期第 3 四半期累計期間の実績値を参考に、当第 4 四半期のプラットフォームサ
ービスによる売上高の予想値を基礎として算出しております。また、法人向けソリューション
サービスの提供において発生する業務委託費は、2018 年 12 月期の通期実績値及び 2019 年 12
月期第 3 四半期累計期間の実績値を基礎として当第 4 四半期の予想値を見積もることで算出し
ております。
開発人員の人件費、サーバ費用の増加及び法人向けソリューションサービスの提供において
発生する業務委託費の減少の結果、2019 年 12 月期の売上原価は 222,508 千円（前期比 4.2％
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減）を見込んでおり、2019 年 12 月期の売上総利益は 582,435 千円（前期比 68.4％増）を見込
んでおります。
（販売費及び一般管理費、営業利益）
販売費及び一般管理費の主たる項目は、スペースマーケット事業における人件費、広告宣伝
費・販売促進費、決済代行手数料及び共通部門における人件費、採用費用、オフィス関連費用
となります。
スペースマーケット事業における人件費については 2018 年 12 月期の通期実績値、2019 年
12 月期第 3 四半期累計期間の実績値及び当第 4 四半期の当社採用計画に基づき算出しておりま
す。人員数は当年度末時点で前事業年度末と比較して数名の増加を見込んでおり、当第 4 四半
期の増員計画人数と採用予定者の想定給与水準を基礎として策定しております。
広告宣伝費・販売促進費は、2018 年 12 月期の通期実績値及び 2019 年 12 月期第 3 四半期累
計期間の実績値を基礎として当第 4 四半期の予想値を見積もることで算出しており、2019 年
12 月期は 117,593 千円を見込んでおります。ただし 2018 年 12 月期に実施した首都圏及び関西
圏での TVCM は 2019 年 12 月期において実施しない見込みのため、この影響額を除いた金額か
ら若干増の金額を見積もることで算出しております。
決済代行手数料はプラットフォームの決済額の増加に伴って増加を見込んでおり、2019 年
12 月期第 3 四半期累計期間の実績値に当第 4 四半期の予想値を、プラットフォームサービスの
GMV の数値を基礎として、各決済手段別の決済額を見積もり、決済代行会社ごとの決済代行手
数料率をこれに乗じることで算出しております。
共通部門における人件費、採用費用、オフィス関連費用については、2018 年 12 月期の通期
実績値、2019 年 12 月期第 3 四半期累計期間の実績値及び当第 4 四半期の採用計画に基づき算
出しております。人員数は 2019 年 12 月期末時点で 2018 年 12 月期末から比較して数名の増加
を見込んでおります。
以上の結果、2019 年 12 月期の販売費及び一般管理費は 548,323 千円（前期比 10.8％減）、
営業利益は 34,112 千円（前期は営業損失 268,659 千円）を見込んでおります。
（営業外損益、経常利益）
営業外収益は 2019 年 12 月期第 3 四半期累計期間の実績値及び当第 4 四半期の予想値を見積
もることで算出しております。当第 4 四半期では営業外費用は上場関連費用及び支払利息の発
生を見込んでおります。支払利息は有利子負債の返済計画等に応じて見込んでおり、2019 年
12 月期の営業外費用は合計で 25,161 千円を見込んでおります。以上の結果、2019 年 12 月期
の経常利益は 8,959 千円（前期は経常損失 271,923 千円）を見込んでおります。
（特別損益、当期純損益）
特別利益及び特別損失の計上は見込んでおりません。法人税等は、法人税について税務上の
繰越欠損金を上回る課税所得は見込んでおりませんが、地方税について 2019 年 12 月期第 3 四
半期累計期間の実績値と当第 4 四半期の予想値を見積もることで算出しております。以上の結
果、2019 年 12 月期の当期純利益は 6,653 千円（前期は当期純損失 274,213 千円）を見込んで
おります。
なお、法人税等には税効果会計の影響を加味していないため、繰延税金資産が計上された場
合は、予想数値と異なる場合があります。
（※1） GMV、利用スペース数、利用スペースあたりのGMV
①GMV
Gross Merchandise Value（総流通額）を意味しております。
利用日を経過したゲストの成約金額を集計したもの。
※ご利用料金及びゲスト手数料の合計
※特に断りがない限り税抜
②利用スペース数（月間利用スペース数合計）
ある月について予約が成立した状態で利用日を経過したスペース数
- 4 -
※通期及び四半期期間の数値は当該期間に係る月次の利用スペース数の合計（月間利用スペース数合計）
③利用スペースあたりのGMV（利用スペースあたりの月間GMV）
ある期間の1利用スペースあたりの月間平均GMV（GMV÷利用スペース数）
（※2） プラットフォームサービスでは、スペース料金に応じた手数料をいただいております。ゲストはスペースを利用した際
に、スペース料金にゲスト手数料5％が加算された金額を、ご利用料金として当社に支払います。当社は、ゲストが支払
ったスペース料金から、ホスト手数料として基本手数料30％を差し引いた金額をホストに支払っております。当社では
当該ゲスト手数料及びホスト手数料の合計額を売上高に計上しております。
【業績予想に関するご留意事項】
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び
合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は、様々な要因によって予想
数値と異なる場合があります。
以上
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2019年12月期 第３四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年12月20日
上 場 会 社 名 株式会社スペースマーケット 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4487 URL http://spacemarket.co.jp
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)重松 大輔
問合せ先責任者 (役職名)取締役 (氏名)佐々木 正将 (TEL)050(1744)9969
四半期報告書提出予定日 － 配当支払開始予定日 －
四半期決算補足説明資料作成の有無 ： 無
四半期決算説明会開催の有無 ： 無
(百万円未満切捨て)
１．2019年12月期第３四半期の業績（2019年１月１日～2019年９月30日）
（１）経営成績(累計) (％表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2019年12月期第３四半期 550 － 6 － 5 － 3 －
2018年12月期第３四半期 － － － － － － － －
潜在株式調整後
１株当たり
１株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年12月期第３四半期 0.33 －
2018年12月期第３四半期 － －
（注）１．当社は、2018年12月期第３四半期については、四半期財務諸表を作成していないため、2018年12月期第３四
半期の数値及び対前年同四半期増減率並びに2019年12月期第３四半期の対前年同四半期増減率は記載してお
りません。
２．2019年12月期第３四半期の潜在株式調整後１株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、
当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。
３．当社は、2019年10月１日付けで普通株式１株につき普通株式300株の割合で株式分割を行なっております。当
事業年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して１株当たり四半期純利益を算出しております。
（２）財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
2019年12月期第３四半期 1,027 555 54.0
2018年12月期 1,083 551 50.9
(参考) 自己資本 2019年12月期第３四半期 555 百万円 2018年12月期 551 百万円
２．配当の状況
年間配当金
第１四半期末 第２四半期末 第３四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年12月期 ー 0.00 ー 0.00 0.00
2019年12月期 ー 0.00 ー
2019年12月期(予想) 0.00 0.00
（注）直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 無
３．2019年12月期の業績予想（2019年１月１日～2019年12月31日）
(％表示は、対前期増減率)
１株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円 銭
通期 804 39.2 34 ー 8 ー 6 ー 0.62
（注）１．直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 無
２．当社は、2019年10月１日付で普通株式１株につき普通株式300株の割合で株式分割を行なっております。当事
業年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して１株当たり当期純利益を算出しております。
※ 注記事項
（１）四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ： 無
（２）会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 無
② ①以外の会計方針の変更 ： 無
③ 会計上の見積りの変更 ： 無
④ 修正再表示 ： 無
（３）発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む) 2019年12月期３Ｑ 10,693,800株 2018年12月期 10,693,800株
② 期末自己株式数 2019年12月期３Ｑ ー株 2018年12月期 ー株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 2019年12月期３Ｑ 10,693,800株 2018年12月期３Ｑ ー株
（注）１．当社は、2018年12月期第３四半期については、四半期財務諸表を作成していないため、2018年12月期第３四
半期の期中平均株式数を記載しておりません。
２．当社は、2019年10月1日付で普通株式1株につき普通株式300株の割合で株式分割を行っております。前事業年
度の期首に株式分割が行われたと仮定して、期末発行済株式数及び期中平均株式数を記載しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
（将来に関する記述等についてのご注意）
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料Ｐ．３「１．当四半期決算に関する定性的情報（３）業績予想などの将来
予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社スペースマーケット(4487) 2019年12月期 第３四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
（１）経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
（２）財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
（３）業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………… 3
２．四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 4
（１）四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………… 4
（２）四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………… 5
（３）四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………… 6
（継続企業の前提に関する注記） …………………………………………………………………… 6
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） …………………………………………… 6
（重要な後発事象） …………………………………………………………………………………… 6
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株式会社スペースマーケット(4487) 2019年12月期 第３四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
わが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善などを背景として緩やかに回復してまいりましたが、2019年10
月の消費税引き上げや米中貿易摩擦をはじめとする海外の政治情勢の影響等により、景気の先行きについては依然
として不透明な状況が続いております。
シェアリングエコノミー領域においては、当社が代表理事を務める一般社団法人シェアリングエコノミー協会と
株式会社情報通信総合研究所が共同で発表した調査（※）において、2018年度のシェアリングエコノミー経済規模
が過去最高となる１兆8,874億円を超えることや、2030年度には11兆1,275億円と、約６倍の予測になることが分か
りました。
このような状況の中、当社は、「世界中のあらゆるスペースをシェアできるプラットフォームを創る」というミ
ッションの下、貸切空間で仲間と一緒にスポーツ観戦等を楽しむ「プライベートビューイング」を提案したメディ
アへの露出や、デジタルマーケティングを中心とした広告宣伝投資を積極的に行いました。また、今後のサービス
の拡充を見据え、組織体制強化のために人材採用に注力いたしました。
以上の結果、当第３四半期累計期間における売上高は550,995千円、営業利益は6,869千円、経常利益は5,204千
円、四半期純利益は3,485千円となりました。
※ 2019年４月９日「シェアリングエコノミー市場調査 2018年版」
（２）財政状態に関する説明
（流動資産）
当第３四半期会計期間末における流動資産は1,014,060千円となり、前事業年度末に比べ56,189千円減少いたし
ました。これは主に、デジタルマーケティングを中心とした広告投資に係る未払金及びスペース掲載ホストへの
未払金の支払いが行われたことに伴い、現金及び預金が97,142千円減少したことによるものであります。
（固定資産）
当第３四半期会計期間末における固定資産は13,373千円となり、前事業年度末に比べ169千円増加いたしまし
た。これは主に、備品の購入により工具器具備品が2,108千円増加したことによるものであります。
（流動負債）
当第３四半期会計期間末における流動負債は425,953千円となり、前事業年度末に比べ57,835千円減少いたしま
した。これは主に、大規模マーケティング投資及びスペース掲載ホストへの支払いにより未払金が76,757千円減
少、並びに借入金の返済が進み短期借入金が45,000千円減少したことによるものであります。
（固定負債）
当第３四半期会計期間末における固定負債は46,159千円となり、前事業年度末に比べ1,670千円減少いたしまし
た。これは主に、借入金の返済が進み長期借入金が1,670千円減少したことによるものであります。
（純資産）
当第３四半期会計期間末における純資産合計は553,320千円となり、前事業年度末に比べ3,485千円増加いたし
ました。これは主に、当第３四半期累計期間において四半期純利益3,485千円を計上したことによるものでありま
す。
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株式会社スペースマーケット(4487) 2019年12月期 第３四半期決算短信
（３）業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年12月期の業績予想につきましては、本日公表いたしました「東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社
決算情報等のお知らせ」をご参照ください。
なお、当該業績予想につきましては、本日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提
に基づき作成したものであり、実際の業務等は、今後様々な要因により異なる可能性があります。
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株式会社スペースマーケット(4487) 2019年12月期 第３四半期決算短信
２．四半期財務諸表及び主な注記
（１）四半期貸借対照表
(単位：千円)
前事業年度 当第３四半期会計期間
(2018年12月31日) (2019年９月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 761,318 664,176
売掛金 11,831 11,136
未収入金 286,827 321,123
仕掛品 － 92
その他 11,018 18,167
貸倒引当金 △745 △636
流動資産合計 1,070,249 1,014,060
固定資産
有形固定資産 2,637 3,228
投資その他の資産 10,566 10,144
固定資産合計 13,203 13,373
資産合計 1,083,453 1,027,433
負債の部
流動負債
買掛金 4,692 9,209
短期借入金 145,000 100,000
1年内返済予定の長期借入金 2,004 2,004
未払金 192,315 115,558
未払法人税等 6,902 5,865
預り金 100,251 147,297
ポイント引当金 7,642 6,520
その他 24,980 39,497
流動負債合計 483,789 425,953
固定負債
長期借入金 47,829 46,159
固定負債合計 47,829 46,159
負債合計 531,618 472,112
純資産の部
株主資本
資本金 625,192 625,192
資本剰余金 615,392 615,392
利益剰余金 △688,995 △685,510
株主資本合計 551,590 555,075
新株予約権 244 244
純資産合計 551,835 555,320
負債純資産合計 1,083,453 1,027,433
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株式会社スペースマーケット(4487) 2019年12月期 第３四半期決算短信
（２）四半期損益計算書
第３四半期累計期間
(単位：千円)
当第３四半期累計期間
(自 2019年１月１日
至 2019年９月30日)
売上高 550,995
売上原価 156,789
売上総利益 394,205
販売費及び一般管理費 387,335
営業利益 6,869
営業外収益
受取利息 5
受取配当金 3
営業外収益合計 8
営業外費用
支払利息 1,674
営業外費用合計 1,674
経常利益 5,204
税引前四半期純利益 5,204
法人税、住民税及び事業税 1,718
法人税等合計 1,718
四半期純利益 3,485
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（３）四半期財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当事項はありません。
（重要な後発事象）
１．株式分割及び単元株制度の採用
当社は、2019年９月30日開催の取締役会決議に基づき、2019年10月1日付をもって株式分割を行っており
ます。また、上記株式分割に伴い、2019年9月30日開催の臨時株主総会決議に基づき、同日付で定款の一部
を変更し単元株制度を採用しております。
(1) 株式分割及び単元株制度の採用の目的
当社株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的として株式分割を実施するとともに、１
単元を100株とする単元株制度を採用しております。
(2) 株式分割の概要
① 分割の方法
2019年10月１日をもって2019年９月30日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有株式数を
１株に付き300株の割合をもって分割しております。
② 分割により増加する株式数
株式分割前の発行済株式総数 35,646株
今回の株式分割により増加する株式数 10,658,154株
株式分割後の発行済株式総数 10,693,800株
株式分割後の発行可能株式総数 42,775,200株
③ 株式分割の効力発生日
2019年10月1日
④ １株当たり情報に及ぼす影響につきましては、当該箇所に記載しております。
２．資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分
当社は、2019年９月17日開催の取締役会において、資本金及び資本準備金の額の減少について、2019年９
月30日開催の臨時株主総会に下記要領にて付議することを決議し、本件は、当該臨時株主総会で承認され、
2019年10月31日に効力が発生しております。また、2019年10月20日開催の取締役会において、剰余金の処分
の件について下記要領にて付議し、本件は、当該取締役会で承認され、2019年10月31日に効力が発生してお
ります。
(1) 資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分の目的
無償減資を行うことにより、現在生じております累積損失を早期解消し、今後の柔軟かつ機動的な資
本政策を実現することを目的としております。
(2) 資本金及び資本準備金の額の減少の内容
① 減少する資本金及び資本準備金の額
会社法第447条第１項及び同法第448条第１項の規定に基づき、資本金の額を現在の625,192,900円か
ら525,192,900円減少し100,000,000円とし、資本準備金の額を現在の615,392,900円から615,392,900円
減少し０円といたします。
② 資本金及び資本準備金の減少の方法
発行済株式数の変更は行わず、資本金及び資本準備金の額のみを無償で減少し、資本金及び資本準備
金の減少額1,140,585,800円は、その他資本剰余金へ振り替えます。
(3) 剰余金の処分の内容
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株式会社スペースマーケット(4487) 2019年12月期 第３四半期決算短信
会社法第452条、同法第459条第1項第3号及び当社定款の規定に基づき、上記の効力が生じた後のその
他資本剰余金688,995,531円を繰越利益剰余金へ振替、欠損填補に充当いたします。
① 減少する剰余金の項目及びその額
その他資本剰余金 688,995,531円
② 増加する剰余金の項目及びその額
繰越利益剰余金 688,995,531円
(4) 資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分の日程
① 取締役会決議日（資本金及び資本準備金の額の減少） 2019年９月17日
② 債権者異議申述公告日 2019年９月19日
③ 株主総会決議日 2019年９月30日
④ 債権者異議申述最終期日 2019年10月20日
⑤ 取締役会決議日（剰余金の処分） 2019年10月20日
⑥ 効力発生日 2019年10月31日
(5) その他
本件は「純資産の部」における科目間の振替であり、これにより純資産額に変動はなく、支払能力や
業績に影響を与えるものではありません。
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