4486 M-ユナイト&グロウ 2019-12-18 08:00:00
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ [pdf]
2019 年 12 月 18 日
各 位
会 社 名 ユ ナ イ ト ア ン ド グ ロ ウ 株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 須田 騎一朗
(コード番号:4486 東証マザーズ)
問合わせ先 取 締 役 管理本部長 岡 美恵子
(TEL.03-5577-2091)
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ
当社は、本日、2019 年 12 月 18 日に東京証券取引所マザーズに上場いたしました。今後とも、なお
一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、2019 年 12 月期(2019 年1月1日から 2019 年 12 月 31 日)における当社グループの業績予想
は、次のとおりであり、また、最近の決算情報等については別添のとおりであります。
【連結】 (単位 百万円、
: %)
2019 年 12 月期
2019 年 12 月期 2018 年 12 月期
決算期 第3四半期累計期間
(予想) (実績)
(実績)
項 目 対売上 対前期 対売上 対売上
高比率 増減率 高比率 高比率
売 上 高 1,606 100.0 15.7 1,186 100.0 1,388 100.0
営 業 利 益 198 12.4 16.3 158 13.4 171 12.3
経 常 利 益 184 11.5 4.8 156 13.2 176 12.7
親会社株主に帰属する
124 7.7 0.8 111 9.4 123 8.9
当期(四半期)純利益
1 株 当 た り 当 期
85 円 03 銭 77 円 07 銭 88 円 49 銭
(四半期)純利益
1株当たり配当金 8円 00 銭 ― 8円 00 銭
(注)1.2018 年 12 月期(実績)及び 2019 年 12 月期第3四半期累計期間(実績)の1株当たり当期(四
半期)純利益は期中平均発行済株式数により算出しております。
2.2019 年 12 月期(予想)の1株当たり当期純利益は、公募予定株式数(367,400 株)を含めた
予定期中平均発行済株式数により算出しております。
3.当社は、 2019 年9月 14 日付で普通株式1株につき 100 株の割合で株式分割を行っております。
そのため、上記では、2018 年 12 月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり
当期(四半期)純利益を算定しております。
【2019年12月期業績予想の前提条件】
1.当社グループ全体の見通し
当社グループは、グループミッションである「人と組織を強くする」を掲げ、「シェアード・エンジ
ニアリング」(注1)を基盤として、IT人材と知識を「シェア」するサービスを提供しております。
私たちが展開するサービスは、限りある人的資源や知的資源をオープンかつセキュアに共有し、顧客が
抱える情報システム部門の課題を解決することで、顧客の事業変革「デジタルトランスフォーメーショ
ン」(注2)を支援いたします。
当社グループは、当社及び連結子会社1社により構成されており、事業セグメントは「インソーシン
グ事業」及び「セキュリティ事業」の2事業に分類されます。
インソーシング事業は、中堅・中小企業に対して、情報システム部門を支援する会員制サービスを行
っております。IT人材と知識をシェアすることで、中堅・中小企業のITに関する人材不足の解消、
課題解決、経済的負担の軽減、企業のデジタル化を推進し、顧客の成長加速を支援しております。
セキュリティ事業は、PCI DSS(注3)準拠や認証取得のための支援・コンサルティングサービス・教
育研修サービスの提供、情報セキュリティマネジメント関連文書の整備支援業務、海外企業の日本展開
における日本基準への適合支援業務を提供しております。
当事業年度における我が国の経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移し
ておりますが、世界経済における深刻化する経済摩擦や地政学的リスクによる影響の不透明感、さらに
はオリンピック需要ピークアウトなどの不安材料はあるものの、安定した政治情勢のもとで概ね堅調に
推移するものと見込まれております。
当社グループを取り巻く事業環境としては、慢性的なIT人材不足の状況が今後も継続するものと推
測されており、加えて従来の課題解決型ではなく、価値創造型のIT人材が求められております。この
ような状況のなか、当社は自ら考え、自ら動き、自ら成長できる人材の育成を推進するために、UGア
カデミーを立上げ、新卒向けやマネジメント層向けの研修プログラムを開始し、サービス品質の向上に
努めてまいりました。
当社グループの 2019 年 12 月期の業績は、売上高 1,606 百万円(前期比 15.7%増)、営業利益 198 百
万円(前期比 16.3%増)、経常利益 184 百万円(前期比 4.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益
124 百万円(前期比 0.8%増)を見込んでおります。業績予想につきましては、当期首から 2019 年8月
までの実績に、2019 年9月から 12 月までの4ヶ月間の月次業績を加えた数値とし、2019 年9月 13 日開
催の取締役会において決議しております。
(注)1.シェアード・エンジニアリングとは、限りある人的資源や知識資源をオープンかつセキュア
に共有する独自技術であり、当社事業の基盤技術をいいます。
2.デジタルトランスフォーメーションとは、企業が情報技術を利用して、新しい製品やサービ
ス、新しいビジネスモデル、新しい関係を通じて価値観を創出し、競争上の優位性を確立す
ることを言います。
3.PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)とは、カード会員情報の保護を
目的として、国際ペイメントブランド5社(アメリカンエキスプレス、Discover、JCB、マス
ターカード、VISA)が共同で策定したカード情報セキュリティの国際統一基準です。
2.個別の前提条件
(1)売上高
①インソーシング事業
インソーシング事業の予算の策定方法としては、人員計画に基づき算定しております。新卒・中途
採用人数及び離職者数を実績やトレンドを基に月次で計画し、1人当たりの月額売上高を乗じて算出
しております。既存社員については、前期の売上高実績及び通年の稼動状況を予想し、積み上げ方式
で算出しております。当第3四半期累計期間においては、管理体制の強化を図ったことにより、以下
のとおり2名の純増となりましたが、UGアカデミー(社内大学)による教育の体系化によりサービ
ス品質の向上に注力し、売上高は 1,026 百万円となりました。
(単位:人)
前期末 採用 退職 異動 出向・休職 2019 年9月末 純増
131 25 △14 △6 △3 133 2
新規顧客については、中堅・中小企業におけるIT人材不足を背景に、口コミやWEB検索による
インバウンドでの引合いが継続しており、特に成長企業からの引合いが増加しております。
第4四半期においても、年内の人員純増者数は3名(第4四半期においては1名の増加)と計画して
おり、売上高の見積が予想できることから、通期の計画は 1,405 百万円(前期比 19.0%増)を見込ん
でおります。
②セキュリティ事業
セキュリティ事業の予算の策定方法は、前期顧客社数及び個別案件の単価実績値を基に、年間顧客
獲得社数を計画し、1社当たりの月額売上高を乗じて算出しております。
当第3四半期累計期間においては、PCI DSS に関するコンサルティング実績を活用した教育研修サー
ビスへの投資等を行ったものの、改正割賦販売法の準拠を要する企業からの継続受注及び教育研修サ
ービスの追加開催等により、売上高は 159 百万円となりました。第4四半期においても、年内の受注
社数確定により売上高が予想できることから、通期の計画は 200 百万円(前期比 3.3%減)を見込んで
おります。
以上の結果、2019 年 12 月期の連結売上高は 1,606 百万円(前期比 15.7%増)を見込んでおります。
(2)売上原価、売上総利益
当社グループの売上原価は、 主に労務費及び外注費から構成され、 売上原価のうち労務費が約 89%、
外注費が約 9%を占めております。
当第3四半期連結累計期間においては、 労務費 566 百万円、外注費 56 百万円であり、売上原価は 637
百万円となりました。これは、主にインソーシング事業の人員が2名増員したことによるものであり
ます。この結果、当第3四半期連結累計期間の売上総利益は 548 百万円となりました。
通期の計画は、労務費については 770 百万円(前期比 15.7%増)を見込んでおります。労務費は人
員計画に基づき算出しており、主としてインソーシング事業の人員3名の増加を想定しております。
(単位:人)
前期末 採用 退職 異動 出向・休職 当期末 純増
131 29 △17 △6 △3 134 3
また、インソーシング事業においては、顧客案件に対応する稼働工数を前期実績値により見積り売
上原価へ計上しております。
外注費は、75 百万円(前期比 19.5%減)を見込んでおります。主としてインソーシング事業におけ
る業務委託であり、2019 年 12 月期は6名(前期比1名減)であります。
以上の結果、2019 年 12 月期の売上原価は 867 百万円(前期比 11.6%増)を見込んでおり、売上総
利益は 738 百万円(前期比 20.9%増)を見込んでおります。
(3)販売費及び一般管理費、営業利益
販売費及び一般管理費は、主に人件費及び人材採用費等の経費であります。
人件費は、管理部門等及びインソーシング事業人員の非稼働工数(社内活動、自己学習等)の費用
であり、経費は、主に人材採用費及び地代家賃等であります。
当第3四半期累計期間においては、管理体制の強化を図るために、インソーシング事業からの異動
を含む7名増員に伴う人件費 196 百万円、人材採用費 39 百万円、地代家賃 27 百万円等により販売費
及び一般管理費は 389 百万円となりました。
通期の計画は、人件費 286 百万円(前期比 21.8%増)を見込んでおります。管理部門の人員計画及
びインソーシング事業人員の非稼働工数による見積りに加え、第4四半期における期末賞与 22 百万円
を計画し、算出しております。
人材採用費は、人員計画を基に積上げにより策定し、44 百万円(前期比 50.4%増)を見込んでおり
ます。地代家賃については賃貸契約に基づき 37 百万円(前期比 4.7%増)を計上しております。
以上の結果、2019 年 12 月期の販売費及び一般管理費は 539 百万円(前期比 22.7%増)を見込んで
おり、営業利益は 198 百万円(前期比 16.3%増)を見込んでおります。
(4)営業外損益、経常利益
営業外費用は支払利息及び株式公開費用等の発生により 14 百万円を見込んでおります。以上より、
経常利益は 184 百万円(前期比 4.8%増)を見込んでおります。
(5)特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益
特別損益として見込んでいるものは特段ありません。
税金等調整前当期純利益 184 百万円から法人税等を差し引き、親会社株主に帰属する当期純利益は
124 百万円(前期比 0.8%増)を見込んでおります。
【業績予想に関するご留意事項】
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社グループが現在入手している情報及
び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は経営環境の変化等の様々な要因に
よって異なる場合があります。
以上
2019 年 12 月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019 年 12 月 18 日
上場会社名 ユナイトアンドグロウ株式会社 上場取引所 東
コード番号 4486 URL https://www.ug-inc.net/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)須田 騎一朗
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 管理本部長 (氏名)岡 美恵子 TEL 03(5577)2091
四半期報告書提出予定日 ― 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2019 年 12 月期第3四半期の連結業績(2019 年1月1日~2019 年9月 30 日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019 年 12 月期第3四半期 1,186 15.6 158 2.1 156 △2.6 111 5.2
2018 年 12 月期第3四半期 - - - - - - - -
(注)包括利益 2019 年 12 月期第3四半期 111 百万円(5.2%) 2018 年 12 月期第3四半期 -百万円(-%)
潜在株式調整後
1株当たり四半期純利益
1株当たり四半期純利益
円 銭 円 銭
2019 年 12 月期第3四半期 77.07 -
2018 年 12 月期第3四半期 - -
(注)1.2018 年 12 月期第3四半期においては、四半期財務諸表を作成していないため、2018 年 12 月期第3四半期の数
値及び対前年同四半期増減率を記載しておりません。
2.当社は、2019 年9月 14 日付で普通株式1株につき 100 株の割合で株式分割を実施したため、前連結会計年度
の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり四半期純利益を算定しております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019 年 12 月期第3四半期 984 591 60.1
2018 年 12 月期 918 491 53.6
(参考)自己資本 2019 年 12 月期第3四半期 591 百万円 2018 年 12 月期 491 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018 年 12 月期 ― 0.00 ― 800.00 800.00
2019 年 12 月期 ― 0.00 ―
2019 年 12 月期(予想) 8.00 8.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
当社は、2019 年9月 14 日付で普通株式1株につき 100 株の割合で株式分割を行っております。2019 年 12 月期(予
想)期末配当金については、当該株式分割を考慮した配当金の額を記載しております。
3.2019 年 12 月期の連結業績予想(2019 年 1 月 1 日~2019 年 12 月 31 日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,606 15.7 198 16.3 184 4.8 124 0.8 85.86
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
当社は、2019 年9月 14 日付で普通株式1株につき 100 株の割合で株式分割を行っております。2019 年 12 月期(予
想)の連結業績予想における1株当たり当期純利益については、当該株式分割を考慮した配当金の額を記載しており
ます。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019 年 12 月期3Q 1,466,000株 2018 年 12 月期 1,466,000株
② 期末自己株式数 2019 年 12 月期3Q 17,900株 2018 年 12 月期 17,900株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019 年 12 月期3Q 1,448,100株 2018 年 12 月期3Q 1,393,300株
(注)当社は、2019 年9月 14 日付で普通株式1株につき 100 株の割合で株式分割を行っております。前連結会
計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、期末発行済株式数、期末自己株式数及び期中平均株
式数を算定しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束するものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての
注意事項等については、添付資料P.2「1.当四半期決算に関する定性的情報」をご覧ください。
ユナイトアンドグロウ㈱ 2019 年 12 月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………… 7
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………… 7
- 1 -
ユナイトアンドグロウ㈱ 2019 年 12 月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、 世界経済における深刻化する経済摩擦や地政学的リ
スクによる影響の不透明感、さらにはオリンピック需要ピークアウトなどの不安材料はあるものの、安定
した政治情勢のもとで概ね堅調に推移するものと見込まれております。
当社グループのインソーシング事業及びセキュリティ事業が位置するIT人材市場は、経済産業省「平成
30 年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備 (IT人材等育成支援のための調査分析事業) 」
によると、IT需要の伸び率を中位(2~5%)とした場合、2030 年度には約 45 万人が不足すると推測
されており、今後もIT人材不足はさらに深刻さが増していくと予想されております。また、「IT人材
白書 2019 年」(独立行政法人情報処理推進機構(IPA))によると、従来の課題解決型ではなく、価
値創造型のIT人材が求められております。
このような状況のなか、 当社グループは、グループミッションである 「人と組織を強くする」 の実現に向け、
UGアカデミー(社内大学)による新卒向けやマネジメント層向けの研修プログラムを実施し、人材の育
成を推進してまいりました。当社グループが提供するサービスを通じて、顧客のニーズに柔軟に対応し、
付加価値を創出し続けることで、当社グループの組織だけではなく、顧客側の組織を強くすることに貢献
してまいります。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高 1,186,003 千円、営業利益 158,740 千円、経常利益
156,579 千円、親会社株主に帰属する四半期純利益 111,606 千円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
① インソーシング事業
企業のデジタル化への取組み意欲は高まるなか、IT人材不足を背景に、 インソーシング事業において
は、今後の増員を見据えた二事業部制への移行及びUGアカデミーの立上げ、 教育の体系化による品質サ
ービスの向上に注力いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間においては、売上高 1,026,429 千円、セグメント利益 387,112
千円となりました。
② セキュリティ事業
セキュリティ事業においては、PCI DSS のコンサルティングの経験により蓄積したノウハウを基に新た
に開始した教育研修サービスが、受講者からの評価も高く追加開催を計画する等、 順調に継続しておりま
す。割賦販売法改正に伴う特需の減少及び教育研修サービスへの投資等を行ったものの、 当第3四半期連
結累計期間の業績予想を上回っております。
この結果、当第3四半期連結累計期間においては、売上高 159,573 千円、セグメント利益 36,370 千円
となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は 984,405 千円となり、 前連結会計年度末に比べ 66,379
千円増加いたしました。
流動資産については、現金及び預金 185,022 千円の増加、有価証券 100,000 千円及びその他流動資産
22,834 千円の減少により、前連結会計年度末に比べ 58,174 千円増加し、882,446 千円となりました。
固定資産については、有形固定資産が 37,373 千円、無形固定資産が 34,513 千円、投資その他の資産が
30,071 千円となり、前連結会計年度末に比べ 8,204 千円増加し、101,958 千円となりました。これは主に、
ソフトウエア 5,442 千円及び繰延税金資産 4,812 千円の増加、のれん 3,321 千円の減少によるものであり
ます。
- 2 -
ユナイトアンドグロウ㈱ 2019 年 12 月期 第3四半期決算短信
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は 392,664 千円となり、 前連結会計年度末に比べ 33,642
千円減少いたしました。
流動負債については、未払法人税等 14,998 千円及び未払金 29,015 千円の減少、前受金 24,370 千円の
増加により、前連結会計年度末に比べ 28,623 千円の減少となりました。
固定負債については、1年内返済予定の長期借入金への振替 8,253 千円、資産除去債務 11 千円の計上
により、前連結会計年度末比 5,019 千円の減少となりました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は 591,740 千円となり、前連結会計年度末に比べ
100,021 千円増加いたしました。これは主に配当金の支払 11,584 千円及び親会社株主に帰属する四半期
純利益 111,606 千円の計上に伴う利益剰余金 100,021 千円の増加によるものであります。
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ユナイトアンドグロウ㈱ 2019 年 12 月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018 年 12 月 31 日) (2019 年9月 30 日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 654,997 840,019
売掛金 11,834 19,328
有価証券 100,000 -
仕掛品 745 -
貯蔵品 8,926 6,878
その他 39,054 16,219
流動資産合計 815,557 882,446
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 32,035 31,455
その他(純額) 2,706 5,917
有形固定資産合計 34,741 37,373
無形固定資産
のれん 8,858 5,536
ソフトウェア 23,534 28,977
ソフトウェア仮勘定 1,360 -
その他 0 0
無形固定資産合計 33,753 34,513
投資その他の資産
繰延税金資産 11,428 7,525
その他 22,545 22,545
投資その他の資産合計 33,973 30,071
固定資産合計 102,468 101,958
資産合計 918,026 984,405
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ユナイトアンドグロウ㈱ 2019 年 12 月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018 年 12 月 31 日) (2019 年9月 30 日)
負債の部
流動負債
買掛金 7,817 7,721
1年以内返済予定の長期借入金 11,004 11,004
未払金 83,399 54,383
未払法人税等 29,066 14,068
前受金 225,722 250,093
その他 43,072 34,189
流動負債合計 400,083 371,459
固定負債
長期借入金 18,320 10,067
資産除去債務 7,148 7,159
その他 755 3,977
固定負債合計 26,223 21,204
負債合計 426,307 392,664
純資産の部
株主資本
資本金 100,000 100,000
資本剰余金 68,970 68,970
利益剰余金 333,488 433,510
自己株式 △10,740 △10,740
株主資本合計 491,718 591,740
純資産合計 491,718 591,740
負債純資産合計 918,026 984,405
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ユナイトアンドグロウ㈱ 2019 年 12 月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019 年1月1日
至 2019 年9月 30 日)
売上高 1,186,003
売上原価 637,971
売上総利益 548,031
販売費及び一般管理費 389,291
営業利益 158,740
営業外収益
受取利息 28
法人税等還付加算金 22
その他 13
営業外収益合計 64
営業外費用
支払利息 224
上場関連費用 2,000
営業外費用合計 2,224
経常利益 156,579
税金等調整前四半期純利益 156,579
法人税、住民税及び事業税 41,070
法人税等調整額 3,902
法人税等合計 44,972
四半期純利益 111,606
親会社株主に帰属する四半期純利益 111,606
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019 年1月1日
至 2019 年9月 30 日)
四半期純利益 111,606
四半期包括利益 111,606
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 111,606
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ユナイトアンドグロウ㈱ 2019 年 12 月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第 28 号 平成 30 年2月 16 日)等を第1
四半期連結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、 繰延税
金負債は固定負債の区分に表示しております。
(セグメント情報等)
当第3四半期連結累計期間(自 2019 年1月1日 至 2019 年9月 30 日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
インソーシン セキュリティ 調整額 合計
計
グ事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 1,026,429 159,573 1,186,003 - 1,186,003
セグメント間の内部
43,920 - 43,920 △43,920 -
売上高又は振替高
計 1,070,350 159,573 1,229,924 △43,920 1,186,003
セグメント利益 387,112 36,370 423,482 △264,742 158,740
(注)(1) セグメント利益の調整額△264,742 千円には、セグメント間取引消去△43,920 千円、各報告セ
グメントに配分していない全社費用△220,821 千円が含まれております。全社費用は、主に報
告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
(2) セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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