4485 M-JTOWER 2021-05-14 15:00:00
営業外費用、特別損失及び繰延税金資産の計上並びに2021年3月期通期業績予想と実績値との差異に関するお知らせ [pdf]
2021 年 5 月 14 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 J T O W E R
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 田中 敦史
(コード番号:4485 東証マザーズ)
常 務 取 締 役 CFO
問合わせ先 中村 亮介
経営管理本部長
(TEL. 03 – 6447 – 2614)
営業外費用、特別損失及び繰延税金資産の計上並びに
2021 年 3 月期通期業績予想と実績値との差異に関するお知らせ
営業外費用(持分法による投資損失)、特別損失(減損損失及び貸倒引当金繰入額)及び繰延税金資
産の計上並びに、2021 年3月 17 日に公表した 2021 年 3 月期(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31
日)の業績予想と本日公表の実績値との差異につきまして、下記の通りお知らせします。
記
1.営業外費用(持分法による投資損失)の計上について
当社の持分法適用関連会社である株式会社ナビック(本社:東京都千代田区)及び GNI Myanmar
Co., Ltd.(本社:ミャンマー)に係る関係会社株式に関して、新型コロナウイルスの影響やミャンマーにおける
政情不安等の市場環境の変化を受け、収益力及び今後の事業計画を検討した結果、当初想定していた収
益力が見込めなくなったと判断いたしました。これにより、のれん相当額の一時償却を含め、持分法による投資
損失 240 百万円を営業外費用に計上いたしました。
2.特別損失(減損損失)の計上について
国内 IBS 事業において、当社が保有する一部の固定資産について減損の兆候が認められたことから、「固定
資産の減損に係る会計基準」に基づき将来の回収可能性を検討した結果、減損損失 27 百万円を特別損
失に計上いたしました。
3.特別損失(貸倒引当金繰入額)の計上について
当社の持分法適用関連会社である GNI Myanmar Co., Ltd.に対する債権について、同社の財政状態
を踏まえ回収可能性を検討した結果、貸倒引当金繰入額 37 百万円を特別損失に計上いたしました。
4.繰延税金資産の計上について
当社は、2021 年 3 月期及び今後の業績動向等を勘案し、繰延税金資産の回収可能性について検討し
た結果、主に税務上の繰越欠損金にかかる繰延税金資産を追加計上することといたしました。これにより、
2021 年 3 月期の法人税等調整額(△は利益)は△353 百万円となりました。
5.通期業績予想との差異について
(1) 2021 年 3 月期通期業績予想と実績値との差異(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)
親会社株主に
(参考) 1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
EBITDA*1 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回公表予想 (A)
3,510 1,330 400 360 - -
実績値 (B) 3,501 1,349 418 178 506 24.58
増減額 (B-A) △8 19 18 △181 - -
増減率 (%) △0.2 1.5 4.7 △50.3 - -
(参考)前期実績
2,558 737 69 5 △13 △0.94
(2020 年 3 月期)
*1: EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却額+長期前払費用償却額
(2)差異の理由
2021 年3月期における通期業績につきましては、国内 IBS 事業に係るインフラシェア売上高を中心に順調
に推移したこと等により、売上高、EBITDA、営業利益について概ね前回公表予想並みとなりました。
経常利益については、上記1.に記載のとおり持分法による投資損失を計上したこと等により、前回公表予
想を下回る結果となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益については、上記に加え2.~4.に記載のとおり特別損失及び法人
税等調整額を計上したこと等により、506 百万円となりました。
以 上