2022年3月期 第1四半期
決算説明資料
株式会社JMDC
2021年8月5日
Section 1
2022年3月期 第1四半期業績報告
2
2022年3月期 第1四半期 : 業績ハイライト
ヘルスビッグデータ事業を中心にすべての事業セグメントが順調に成長しました。また中核であるJMDC単体業績が拡大を牽引しています。
連結売上収益 ヘルスビッグ JMDC(単体)
（百万円） データ 売上成長率
4,530 前年同期 前年同期
前年同期
+41％ +53％ +50％
連結EBITDA 遠隔医療及び JMDC(単体)
（百万円） 調剤薬局支援 EBITDA成長率
1,164 前年同期 前年同期
遠隔医療 調剤薬局支援
+90％
前年同期
+19％ +33％ +310％
3
Note: IFRSベース 、 JMDC（単体）は日本基準ベース
EBITDA：営業利益＋減価償却費及び償却費±その他の収益・費用
2022年3月期 第1四半期 : 連結業績サマリー
インダストリー（製薬企業・生損保など）向けを中心にデータ需要が大きく拡大しています。他方、大きく見積もっていた人材採用は、獲得競争が
苛烈を増したことで想定よりも進まず、その結果Q1期の利益は大きく残る形となりました。
(単位：百万円) 21年3月期 第1四半期 22年3月期 第1四半期 前年同期比
売上収益
3,212 4,530 +41%
営業利益 357 826
（率）
(11%) (18%) +131%
税引前利益
（率）
352 809 +130%
(11%) (18%)
親会社の所有者に
帰属する利益
235 540 +130%
（率） (7%) (12%)
EBITDA
（マージン）
614 1,164 +90%
(19%) (26%)
4
Note: IFRSベース
EBITDA：営業利益＋減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン：EBITDA÷売上収益
（参考） 2022年3月期 : 上期業績予想に対する進捗状況
利益項目を中心に上期計画に対し高い進捗率となりました。
(単位：百万円) 22年3月期 第1四半期 22年3月期上期計画 進捗率
売上収益
4,530 9,000 50%
営業利益 826 1,250
（率）
(18%) (14%) 66%
税引前利益
（率）
809 1,200 67%
(18%) (13%)
親会社の所有者に
帰属する利益
540 800 68%
（率） (12%) (9%)
EBITDA
（マージン）
1,164 2,100 55%
(26%) (23%)
5
Note: IFRSベース
EBITDA：営業利益＋減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン：EBITDA÷売上収益
2022年3月期 第1四半期 : 連結売上収益/EBITDAの状況
季節性から例年需要が弱いQ1期においても、今期は順調に収益をあげることができました。
また固定費の増分を上回る形で業績が拡大したことで、高い収益性につながりました。
連結売上収益 四半期推移 連結EBITDA/マージン 四半期推移
(単位：百万円) (単位：百万円, %)
26
EBITDA
マージン
19 19
+41% +90%
5,165
1,619
4,630 4,530 1,582
EBITDA
3,763
3,503 1,164
3,068 3,028 3,212 1,050
934 993
2,558 835
614
480
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
20/3期 21/3期 22/3期 20/3期 21/3期 22/3期
6
Note: IFRSベース
EBITDA：営業利益＋減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン：EBITDA÷売上収益
2022年3月期 第1四半期 : 連結販売管理費/人員の状況
急速に拡大する事業機会を取り込むため積極的な人員増強を図っておりますが、前述のとおり優秀な人材の獲得競争は過熱しており計画通りの採用
には至っていません。なお足元の人員増は、調剤薬局支援事業におけるM&Aによるものです。
連結販売管理費 四半期推移 連結人員数 四半期推移
(単位：百万円) (単位：人)
+21% 863
M&Aによる
64
1,740 1,671 683
741 757 増加
1,499 648
1,386
1,293
1,170 474 503
1,047 1,039 1,013 461 469
799
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
20/3期 21/3期 22/3期 20/3期 21/3期 22/3期
7
Note: IFRSベース
2022年3月期 第1四半期 : セグメント別業績
新型コロナウィルス感染症の影響を乗り越え、全てのセグメントが売上・利益ともに順調に成長しました。
とりわけ、ヘルスビッグデータの成長率が依然として高い水準にあります。
(単位：百万円) 21年3月期 第1四半期 22年3月期 第1四半期 前期比
売上 1,798 2,756 +53%
ヘルスビッグデータ EBITDA 406 858 +111%
(マージン) (23%) (31%)
売上 861 1,027 +19%
遠隔医療 EBITDA 231 330 +43%
(マージン) (27%) (32%)
売上 588 782 +33%
調剤薬局支援 EBITDA 39 49 +26%
(マージン) (7%) (6%)
売上 △35 △35 -
調整額 EBITDA △63 △74 -
8
Note: IFRSベース
EBITDA：営業利益＋減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン：EBITDA÷売上収益
（参考） 2022年3月期 第1四半期 : セグメント別売上収益/EBITDA
ヘルスビッグデータが当社グループの売上6割超、EBITDA7割超を創出しています。
売上収益 EBITDA/EBITDAマージン
その他 その他
△35百万円
調剤薬局支援 △74百万円
49百万円
調剤薬局支援 14%
782百万円
遠隔医療
4,530 330百万円 1,164
百万円 32% 百万円
遠隔医療 （その他△74百万円を含む）
（その他△35百万円を含む）
EBITDAマージン
1,027百万円 26% ヘルスビッグデータ
ヘルスビッグデータ
858百万円
2,756百万円 31%
9
Note: IFRSベース
EBITDA：営業利益＋減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン：EBITDA÷売上収益
Section 2
ヘルスビッグデータ事業
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ヘルスビッグデータ事業 : 業績
売上収益/EBITDAともに力強い成長を続けています。
ヘルスビッグデータ事業売上収益 四半期推移 EBITDA 四半期推移
(単位：百万円) (単位：百万円)
+53%
3,440 +111%
2,855 2,756 1,330
1,202
1,963 2,098
1,798
802
858
1,338 1,415 707
616
1,037 468 406
232
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
20/3期 21/3期 22/3期 20/3期 21/3期 22/3期
11
Note: EBITDA：営業利益＋減価償却費及び償却費±その他の収益・費用
インダストリー向け : データ活用の事業状況
データ利活用の持続的な拡大により、全てのクライアントセグメントにおける取引額は引き続き拡大しています。
インダストリー向けデータ活用 売上 クライアントセグメント毎の1社あたり年間取引額
(単位：百万円) (単位：百万円)
+47% 21/6期LTM
280
21/6期LTM
5,297 260 Top5
20/6期LTM
240
220
200
3,604 180
160
Top6-10
140
120
4,862
100
3,422 80
2,897 60
2,356
1,973 40
11位以下
20
0
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期
12
Note: Top5は各年度の取引額の上位5社、Top6-10は各年度の取引額の上位6-10社、11位以下は各年度の取引額の上位11社以降の取引額より算出。
LTM：Last Twelve Months（直近四半期から過去12ヶ月）
インダストリー向け : データ活用の事業方針
データ活用意欲の高い業界のフロントランナーとともにデータ活用の可能性を広げ、それが業界スタンダードになっていく世界を目指していきます。
(単位：百万円) 製薬企業・保険会社の顧客1社あたりの年間取引額
ステップ① 業界のフロントランナー顧客とデータ活用を拡げる
300
• Top5顧客の平均取引額が50％up（2020年6月LTM vs 2021年6月LTM）
• Top10顧客の平均取引額が50％up（2020年6月LTM vs 2021年6月LTM）
200
ステップ② データ活用を業界標準にする
• 上位顧客との取引で拡大した用途を横展開し、全体の平均取引額を上昇
100
0
A B C D E F G H I J ・・・・ （製薬企業、保険会社）
13
Note:グラフはイメージ。
保険者・生活者向け及び医療提供者向け : 事業の状況
データ基盤強化の先行指標である保険者・生活者及び医療提供者との取引も順調に拡大しています。
保険者・生活者向け事業売上 四半期推移 医療提供者向け事業売上 四半期推移
(単位：百万円) (単位：百万円)
+37%
+67%
831 1,040
968
881
568 705 711
481 460
381
326 339
368 360
320
182 202 239
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
20/3期 21/3期 22/3期 20/3期 21/3期 22/3期
14
Section 3
遠隔医療事業及び調剤薬局支援事業
15
遠隔医療事業 : 業績
新型コロナウィルス感染症拡大による影響が一部で続いておりますが、強固な需要に支えられ業績は緩やかに回復しています。
また、前期に実施したオペレーションの改善が常態化したことにより、収益性は高まりました。
遠隔医療事業売上 四半期推移 EBITDA 四半期推移
(単位：百万円) (単位：百万円)
+43%
+19% 373
1,100 330
1,014 1,004 1,038 1,046 1,027 294
313 306
934 288
932
861
234 231
162
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
20/3期 21/3期 22/3期 20/3期 21/3期 22/3期
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Note: EBITDA：営業利益＋減価償却費及び償却費±その他の収益・費用
調剤薬局支援事業 : 業績
顧客である調剤薬局の投資抑制の影響を未だ一部受けているものの、次世代の電子薬歴レセコン一体型システム「P-CUBE n」の販売開始とM&Aに
より、事業規模が拡大しました。
調剤薬局支援事業売上 四半期推移 EBITDA 四半期推移
(単位：百万円) (単位：百万円)
+33%
+26%
129
768 782 118
741
703
645 639 655 658 99 102
588
80 81
55
49
39
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
20/3期 21/3期 22/3期 20/3期 21/3期 22/3期
17
Note: EBITDA：営業利益＋減価償却費及び償却費±その他の収益・費用
Appendix
事業展望
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JMDCのミッション
「健康で豊かな人生をすべての人に」
データとICTの力で、
持続可能なヘルスケアシステムを実現する
19
ヘルスケア領域でのデータ整備
医師と生活者の間で最適化された医療を実現するため、日本のヘルスケアの全ての領域におけるデータ環境を構築し還元していきます。
製薬企業 調剤薬局 医療機関 医師 生活者 保険者 事業主 保険会社
ヘルスビッグデータ 20
顧客別の事業のバランス
データによる多様な事業創出により、あらゆるヘルスケアプレーヤーからバランスよい事業を実現できています。
ヘルスケアプレーヤー別事業規模
20 億円
（2021.3月期）
73 億円
• 保険者向け分析、ICTツールの提供 • 遠隔画像診断、薬剤DB、経営支援
• 圧倒的な規模を維持し、より深い保 生活者 ツールの提供
健事業のサポートを行う • ファイナンス、Web問診などサービ
• 今後は、事業主/自治体向けのサー スを強化
ビス提供に大きな成長余地を見込む 保険者 医療機関 • 施設DBや医師DBも整備
事
業 医師
主
48 億円
生損保 調剤薬局
27 億円
• データの利活用事業を展開 • 電子薬歴・レセコンの開発・提供
• 今後も、アップセル・クロスセルに 製薬 • 自社でも調剤薬局を運営しショー
より顧客あたり取引額を拡大 ルームとしている
• オープンデータにも着目し製薬・保 • 今後は、オンライン対応及び服薬指
険会社だけでなく幅広く顧客を拡大 導を強化
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Note: 事業規模は経営管理上の単純合算数値であり、IFRS調整額及びセグメント内取引調整額を調整しておりません。
JMDCグループの事業の広がり
これからもヘルスケア業界のプレーヤーに対しデータを活かした各種サービスを提供し、それに基づく新たなデータを蓄積・次のサービスの創出の
サイクルにつなげていきます。
ヘルスケア業界のプレーヤー 提供サービス
製薬企業 プラットフォーム
医薬品卸 SaaS
調剤薬局 メディア
医療機関 ファイナンス
医師 コンサル
介護施設 モデリング
生活者 BPO
保険者 分析ツール
事業主 DBインフラ
保険会社 アドホックデータ 22
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ません。本資料の内容は事前の通知なく変更されることがあります。
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