4483 JMDC 2021-02-08 16:00:00
2021年3月期 第3四半期決算説明資料 [pdf]
2021年3月期 第3四半期
決算説明資料
株式会社JMDC
2021年2月8日
Section1
2021年3月期 第3四半期業績報告
2
2021年3月期 第3四半期 業績ハイライト
ヘルスビッグデータ事業の牽引によりグループ業績は順調に成長。中核であるJMDC単体の業績拡大+グループの事業領域拡大が両輪で加速していま
す。
連結売上収益 ヘルスビッグ JMDC(単体)
成長率 データ 売上成長率
前年同期 前年同期 前年同期
+34% +78% +33%
連結EBITDA 遠隔医療及び JMDC(単体)
成長率 調剤薬局支援 EBITDA成長率
前年同期
前年同期 前年同期
+46% +26%
遠隔医療 調剤薬局支援
+2% -5%
3
Note: IFRSベース、JMDC(単体)は日本基準ベース
EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用
2021年3月期 第3四半期 連結業績サマリー
順調な売上成長に伴い、収益性も向上しています。
(単位:百万円)
20年3月期 21年3月期
前年同期比
第3四半期累計 第3四半期累計
売上収益 8,654 11,606 +34%
営業利益 1,481 2,424 +64%
(率) (17%) (21%)
税引前利益 1,439 2,406 +67%
(率) (17%) (21%)
親会社の所有者に 972 1,578 +62%
帰属する利益(率) (11%) (14%)
EBITDA 2,251 3,284 +46%
(マージン) (26%) (28%)
4
Note: IFRSベース
EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益
(参考)第3四半期(10-12月)会計期間比較
とりわけ単Q3の業績は、加速度的に拡大しています。
(単位:百万円)
20年3月期 21年3月期
前年同期比
第3四半期 第3四半期
売上収益 3,028 4,630 +53%
営業利益 593 1,316 +122%
(率) (20%) (28%)
税引前利益 583 1,304 +124%
(率) (19%) (28%)
親会社の所有者に 382 849 +122%
帰属する利益(率) (13%) (18%)
EBITDA 934 1,619 +73%
(マージン) (31%) (35%)
5
Note: IFRSベース
EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益
2021年3月期 第3四半期 連結売上収益/EBITDA業績の状況
第2四半期に引き続き過去最高の四半期売上収益/EBITDAを達成いたしました。この成長は一過性のものではなく、事業機会の拡大によるものと認識
しています。
(単位:百万円,%)
連結売上収益 四半期推移 連結EBITDA/マージン 四半期推移
35
EBITDA 31 31
マージン
+53%
5,000
4,630 +73% 2,000
3,503
3,763 1,619
3,068 3,028 3,212
2,838 2,841
2,558
2,456 EBITDA 1,050
934 993
1,927 886 835
617 614
547 480
306
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 ラベ Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 ラベル
ル
19/3期 20/3期 21/3期 19/3期 20/3期 21/3期
6
Note: IFRSベース
EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益
2021年3月期 第3四半期 販売管理費/人員の状況
急速に拡大する事業機会を取り込むため、ヘルスビッグデータ事業を中心に積極的な人員増強、体制強化を行っております。
(単位:百万円,人)
販売管理費 四半期推移 人員数 四半期推移
800
+48% 741
1,700 683
1,499 648
1,386
1,293
1,166 1,170 503
461 469 474
1,047 1,039 1,013 420 421 434 441
984
894
736
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 ラベ Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 ラベ
ル ル
19/3期 20/3期 21/3期 19/3期 20/3期 21/3期
7
Note: IFRSベース
2021年3月期 第3四半期 セグメント別業績
ヘルスビッグデータは大きく成長。また遠隔医療は新型コロナウィルス感染症の影響を乗り越え、回復基調に転じております。
他方、調剤薬局支援は引き続き新型コロナウィルス感染症の影響を受け、今年度は苦戦が予想されます。
(単位:百万円)
20年3月期 21年3月期
第3四半期累計 第3四半期累計 前年同期比
ヘルスビッグデータ 売上 3,790 6,753 +78%
EBITDA 1,317 2,316 +76%
(マージン) (35%) (34%)
遠隔医療 売上 2,952 3,000 +2%
EBITDA 817 918 +12%
(マージン) (28%) (31%)
調剤薬局支援 売上 2,053 1,950 △5%
EBITDA 254 241 △5%
(マージン) (12%) (12%)
調整額 売上 △142 △97 -
EBITDA △138 △192 -
(マージン) (-) (-)
8
Note: IFRSベース
EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益
(参考)セグメント別売上収益/EBITDA(2021年3月期 第3四半期)
ヘルスビッグデータが当社グループの売上6割、EBITDA7割を創出しております。
売上収益 EBITDA/EBITDAマージン
その他 その他
▲97百万円 ▲192百万円
調剤薬局支援
EBITDA
調剤薬局支援 241百万円
1,950万円 ヘルスビッグ
EBITDAマージン
12% ヘルスビッグ
データ 遠隔医療 データ
EBITDA
3,284百万円 EBITDA
11,606百万円 918百万円 2,316百万円
6,753百万円 EBITDAマージン (その他▲192百万円を含む)
EBITDAマージン
(その他▲97百万円を含む)
遠隔医療 31% 34%
EBITDAマージン
3,000百万円 28%
9
Note: IFRSベース
EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益
Section2
ヘルスビッグデータ事業
10
ヘルスビッグデータ事業の業績
当該セグメントおいては、売上収益、EBITDAともに前年の約2倍で成長しています。
(単位:百万円)
ヘルスビッグデータ事業売上収益 四半期推移 EBITDA 四半期推移
+102%
2,855 3,000 +95% 1,500
1,202
2,098
1,963
1,798
802
1,366 1,328 1,338 1,415 649
707
616
957 1,037 509 468
712 406
280
232
94
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 ラベ Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 ラベル
ル
19/3期 20/3期 21/3期 19/3期 20/3期 21/3期
11
Note: EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用
インダストリー向けデータ活用の事業状況
データのアップセル(付加価値向上)×クロスセル(データ種類の拡充)の戦略が機能し、製薬企業及び保険会社における当社上位クライアントを
中心にデータの取り扱いは急速に拡大しております。
(単位:百万円)
インダストリー向けデータ活用 売上 クライアントセグメント毎の1社あたり年間取引額
20/12期LTM 20/12期LTM
220
4,371
200 Top5
180
3,422 160
2,897 140
Top6-10
2,356 120
1,973 100
1,751
80
60
40
20 11位以下
0
16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
Note: Top5は各年度の取引額の上位5社、Top6-10は各年度の取引額の上位6-10社、11位以下は各年度の取引額の上位11社以降の取引額より算出。
12
LTM:Last Twelve Months(直近四半期から過去12ヶ月)
インダストリー向けデータ活用の事業方針
データ活用意欲の高い業界のフロントランナーとともにデータ活用の可能性を広げ、それが業界スタンダードになっていく世界を目指していきます。
製薬・生損保会社の顧客1社あたりの年間取引額
(単位:百万円)
ステップ① 業界のフロントランナー顧客とデータ活用を拡げる
200
• Top5クライアントに牽引される形で、Top6-10クライアントの平均取引額も約30%up
( 2019年12月LTM vs 2020年12月LTM)
100 ステップ② データ活用を業界標準にする
• 上位クライアントとの取引で拡大した用途を横展開し、
全体の平均取引額を上昇
0
A B C D E F G H I J ・・・・ (製薬会社、生損保会社)
Note:グラフはイメージ。
13
LTM:Last Twelve Months(直近四半期から過去12ヶ月)
保険者・生活者及び医療提供者向け事業の状況
データのハブ(中心地)である保険者・生活者及び医療提供者との関係も順調に拡大しております。
ヘルスビッグデータ事業において、保険者・生活者及び医療提供者との関係はデータ基盤強化の先行指標であるため、その拡大に注力しています。
(単位:百万円)
保険者・生活者向け 売上 医療提供者向け 売上
2,000
3,000
+148%
+66%
2,299
1,181
711
928
20/3期3Q 21/3期3Q 20/3期3Q 21/3期3Q
累計 累計 累計 累計
14
Section3
遠隔医療事業及び調剤薬局支援事業
15
新型コロナウィルス感染症による影響からの回復状況
遠隔画像診断は来院控えの揺り戻しにより、本来の成長軌道に復しつつありますが、調剤売上は引き続き新型コロナウィルス感染症による影響から
いまだ回復途上にあります。なお、1月の緊急事態宣言発出の影響は、昨年の発出ほどの影響は生じないことが見込まれます。
対前年での変化率(%)
80
暦の関係で
60 比較が不可能
40
前年+
20
0
前年-
-20
-40
-60
-80 遠隔画像診断 遠隔画像診断 調剤薬局
(保険診療件数) (健康診断件数) (調剤売上)
-100
4月 5月 6月 7月 8月 9月 5w 2w 3w 4w 5w 1w 2w 3w 4w 5w 2w 3w 4w 5w 2w 3w 4w 5w
1w 1w 1w
1Q実績 2Q実績 10月 11月 12月 1月
16
Note: 1月は速報値
遠隔医療事業の業績
来院控えからの揺り戻し、画像診断ニーズの高まりから、本来の成長軌道に復しつつあります。
(単位:百万円)
遠隔医療事業売上 四半期推移 EBITDA 四半期推移
+10% 1,300 +29%
1,038
1,100 373 400
1,014 1,004
900 934 932
890 864 313
861 861 294 288
254 249
236 234 231
162
127
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 ラベ Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 ラベ
ル ル
19/3期 20/3期 21/3期 19/3期 20/3期 21/3期
17
Note: EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用
調剤薬局支援事業の業績
昨年度のQ3は2019年9月までの増税特需の反動を受けていたことを踏まえると、前年+10%と成長はしておりますがコロナ禍の影響をやや受けている
と認識しています。
(単位:百万円)
調剤薬局支援事業売上 四半期推移 EBITDA 四半期推移
+10%
768
684
703
641 645 639 655 658
601 588 +27%
118
99
102
80 81
369
55
39
32
20
14
2
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3
19/3期 20/3期 21/3期 19/3期 20/3期 21/3期
18
Note: EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用
Appendix
事業展望
19
JMDCのミッション
「健康で豊かな人生をすべての人に」
データとICTの力で、
持続可能なヘルスケアシステムを実現する
20
ヘルスケア領域でのデータ整備
医師と生活者の間におけるあるべき医療の実現を目指し、日本のヘルスケアの全ての領域においてデータ環境を構築していきます。
製薬企業 調剤薬局 医療機関 医師 生活者 保険者 事業主 保険会社
ヘルスビッグデータ
21
顧客別の事業のバランス
データによる多様な事業創出により、あらゆるヘルスケアプレーヤーからバランスよい事業を実現できております。
11 51
ヘルスケアプレーヤー別事業規模
(2020.3月期)
億円 億円
• 保険者向け分析、ICTツールの提供 • 遠隔画像診断、薬剤DB、経営支援
• 圧倒的な規模を維持し、より深い保 生活者 ツールの提供
健事業のサポートを行う • 今後は、ファイナンス、Web問診な
• 今後は、事業主に向けたサービス提 どサービスを強化
供に大きな成長余地を見込む 保険者 医療機関 • 施設DBや医師DBも整備
事
業
主 医師
34 億円
生損保 調剤薬局
27 億円
• データの利活用事業を展開 • 電子薬歴・レセコンの開発・提供
• 今後も、アップセル・クロスセルに 製薬 • 自社でも調剤薬局を運営しショー
より顧客あたり取引額を拡大 ルームとしている
• オープンデータにも着目し製薬・保 • 今後は、オンライン対応及び服薬指
険会社だけでなく幅広く顧客を拡大 導を強化 22
Note: 事業規模は経営管理上の単純合算数値であり、IFRS調整額及びセグメント内取引調整額を調整しておりません。
JMDCグループの事業の広がり
これからもヘルスケア業界のプレーヤーに対しデータを活かした各種サービスを提供し、それに基づく新たなデータを蓄積・次のサービスの創出のサ
イクルにつなげていきます。
ヘルスケア業界のプレイヤー 提供サービス
製薬企業 プラットフォーム
医薬品卸 SaaS
調剤薬局 メディア
医療機関 ファイナンス
医師 コンサル
介護施設 モデリング
生活者 BPO
保険者 分析ツール
事業主 DBインフラ
保険会社 アドホックデータ 23
本資料は、株式会社JMDC(以下「当社」といいます。)及び当社グループの企業情報等の提供のために作成されたものであり、当社の発行
する株式その他の有価証券への勧誘を構成するものではありません。
本資料に記載される当社グループの目標、計画、見積もり、予測、予想その他の将来情報については、本資料の作成時点における当社グルー
プの判断又は考えにすぎず、実際の当社グループの経営成績、財政状態その他の結果は、国内外の経済情勢、業界の動向、他社との競業、人
材の確保、技術革新、その他経営環境等により、本資料記載の内容又はそこから推測される内容と大きく異なる可能性があります。
本資料に記載される業界、市場動向又は経済情勢等に関する情報は、現時点で入手可能な情報に基づいて作成しているものであり、当社グ
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グループの見立て、予想、又は試算に基づく情報が記載されていることがありますが、これらは、本資料の作成時点における当社グループの
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ません。本資料の内容は事前の通知なく変更されることがあります。
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