4483 JMDC 2020-11-05 16:00:00
2021年3月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]

2021年3月期 第2四半期
    決算説明資料
    株式会社JMDC
     2020年11月5日
                INDEX



1.   要約

2.   2021年3月期 第2四半期業績報告

3.   ヘルスビッグデータ事業

4.   遠隔医療事業

5.   調剤薬局支援事業

6.   事業展望




                          2
Section1
  要約




           3
2021年3月期                   第2四半期         業績ハイライト
                                              ヘルスビッグ                 取引健保の
                 売上収益(百万円)                     データ                    母集団数

                       6,975                   前年同期
                                                                     895万人
                                              +64%
                                                                    うちPepUp-ID数

                                                                     181万人
                          前年同期

                       +24%
                                                            ※   2020年9月末時点の継続契約締結済健康保険組合の組合
                                                                員数及びID発行数の推計




                   EBITDA(百万円)                遠隔医療及び            医療ビックデータの
                                              調剤薬局支援               取引額

                       1,664                   前年同期
                                                                上位5顧客の平均取引額

                                                                     +31%
                                            遠隔医療   調剤薬局支援

                                             -2% -11%
                          前年同期

                      +26%
                                                            ※   2019年9月期LTMと2020年9月期LTMの比較



                                                                                              4
 Note: IFRSベース
 EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用
 LTM:Last Twelve Months(直近四半期から過去12ヶ月)
(参考)JMDCグループの事業セグメント
3つの事業セグメントで構成しています。




                       ビジネス概要                           トピックス



              インダストリー向け                  • コンサルティングサービスが順調に立ち上がり
              製薬企業や保険会社などへのデータ活用事業       • M&Aや提携によりデータ種類が大幅に拡張


              保険者・生活者向け
     ヘルスビッグ   健保組合向けデータ分析および健保組合員向けの     • 健保組合の母集団およびPepUpユーザーは順調に拡大
       データ    ICT  ・プロダクトの提供             • 特定保健指導や重症化予防プロダクトの提供開始


              医療提供者向け
              薬剤DBや医療機関の経営改善に資するデータ分析の   • M&Aにより医療機関コンサルティングサービスおよびクリニック
              提供                           向け診断ツールの提供開始



                                         • 新型コロナウィルス感染症の影響からの回復傾向は顕著
      遠隔医療    遠隔画像診断サービスの提供
                                         • インド市場のフットプリントとしてDeep Tek社への投資




                                         • 新型コロナウィルス感染症の影響が大きい
     調剤薬局支援   薬局向けレセコン・電子薬歴の開発・提供
                                         • オンライン服薬指導などの機能を持つクラウド型P-CUBE nの発表
                                                                               5
     Section2
2021年3月期 第2四半期業績報告




                     6
2021年3月期                 第2四半期                    連結業績サマリー
                                                                                                 (単位:百万円)


                                                                                  (5/14開示)
                                        20年3月期               21年3月期                21年3月期
                                                                        前年同期比                 達成率
                                      第2四半期累計              第2四半期累計                上半期予想

             売上収益                                  5,626       6,975     +24.0%      6,600    105.7%


             営業利益                                  888          1,107    +24.7%         550   201.4%
             (率)                                (15.8%)       (15.9%)                (8.3%)

             税引前利益                                  855         1,101    +28.8%         500   220.4%
             (率)                                (15.2%)       (15.8%)                (7.6%)

             親会社の所有者に                               590          729     +23.6%         300   243.2%
             帰属する利益(率)                          (10.5%)       (10.5%)                (4.5%)

             EBITDA                               1,316         1,664    +26.4%       1,200   138.7%
             (マージン)                             (23.4%)       (23.9%)               (18.2%)

                                                                                                            7
 Note: IFRSベース
 EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益
(参考)業績予想の進捗状況
                                                                                            (単位:百万円)


                                                                      (10/29修正)
                                                           21年3月期       21年3月期
                                                                                   進捗率
                                                           上半期実績         通期予想

             売上収益                                            6,975        16,000   +43.6%


             営業利益                                             1,107        3,150   +35.2%
             (率)                                            (15.9%)      (19.7%)

             税引前利益                                            1,101        3,100   +35.5%
             (率)                                            (15.8%)      (19.4%)

             親会社の所有者に                                          729         2,100   +34.7%
             帰属する利益(率)                                      (10.5%)      (13.1%)

             EBITDA                                           1,664        4,400   +37.8%
             (マージン)                                         (23.9%)      (27.5%)

                                                                                                       8
 Note: IFRSベース
 EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益
2021年3月期                  第2四半期            売上収益の状況
上半期の売上収益は、新型コロナウィルス感染症の影響の中においても、堅調に推移いたしました。
また、前年の増税前特需の反動減を乗り越え、過去最高の四半期売上収益を達成いたしました。

                                                                                                                               (単位:百万円)

                  上半期連結売上収益 前年比較                          連結売上収益 四半期推移


                                          16,000



                        12,158
                                                                                                               +23%
                                          9,024
                                                                                                                               3,763 4,000
                                                                                                               3,503
                  年間    6,532                                                                                          3,212
                                                                                                 3,068 3,028
                                  +24%                                     2,838 2,841
                                                                   2,456                 2,558
                                                           1,927
                                          3,763
                  Q2    3,068                       進捗率
                                  進捗率               44%
                                  46%
                  Q1    2,558             3,212

                       20/3期上半期          21/3期上半期           Q1      Q2      Q3    Q4      Q1      Q2    Q3      Q4      Q1      Q2

                                                                      19/3期                        20/3期                 21/3期
                                                                                                                                             9
  Note: IFRSベース
2021年3月期                  第2四半期                    EBITDAの状況
新型コロナウィルス感染症への対応や積極的な人員増強を行いつつも、引き続き高い収益性を実現しています。
過去最高の四半期EBITDAを達成いたしました。

                                                                                                                               (単位:百万円,%)

             上半期連結EBITDA 前年比較                                      連結EBITDA/マージン 四半期推移


                                                 4,400                                               27.2                       27.9


                                                                  EBITDA 22.3
                        3,245                                     マージン

                                                 2,735                                                            +26%
                                                                                                                                    1,200
                                                                                                                               1,050
                                                                                                                  993
            年間          1,928                                                      886                      934
                                                                  EBITDA                             835
                                    +26%
                                                                                         617                             614
                                                                           547
                                                                                               480
                                                 1,050
              Q2         835                                進捗率
                                                                     306
                                     進捗率
                                                            38%
                                     41%
              Q1
                         480                      614
                     20/3期上半期                  21/3期上半期               Q1   Q2      Q3    Q4    Q1     Q2    Q3     Q4    Q1      Q2

                                                                                 19/3期                  20/3期                 21/3期
                                                                                                                                            10
  Note: IFRSベース
  EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益
2021年3月期                      第2四半期                     販売管理費/人員の状況
急速に拡大する事業機会を積極的に取り込むため、引き続き積極的な体制強化を行っております。



                                                                                                                                                   (単位:百万円,人)

                  販売管理費 四半期推移                                                                人員数 四半期推移




                                                                +24%                                                                               683 700
                                                                                                                                             648
                                                                                    1,500
                                                                        1,386
                                                                                1,293
                                                                1,170                                                                  503
                                    1,166
                                                                                                                     461   469   474
                                            1,047 1,039 1,013                               420   421    434   441
                              984
                        894
                  736




                  Q1    Q2    Q3     Q4      Q1    Q2    Q3      Q4      Q1      Q2         Q1    Q2     Q3    Q4    Q1    Q2    Q3    Q4    Q1    Q2

                         19/3期                      20/3期                  21/3期                       19/3期                20/3期             21/3期
                                                                                                                                                             11
  Note: IFRSベース
2021年3月期                  第2四半期                    セグメント別業績
ヘルスビッグデータにおいては、新型コロナウィルス感染症の影響を一部受けたものの、それを超えて大きく成長しました。他方、遠隔医療は新型コ
ロナウィルス感染症の影響を、調剤薬局支援は新型コロナウィルス感染症および消費増税の反動減を受けたことにより、本年度上半期は苦戦しました。

                                                                                          (単位:百万円)
                                                              20年3月期       21年3月期
                                                            第2四半期累計      第2四半期累計      前年同期比

              ヘルスビッグデータ                           売上             2,375        3,897    +64.1%
                                                  EBITDA           700        1,114    +59.1%
                                                  (マージン)       (29.5%)      (28.6%)

              遠隔医療                                売上             1,948        1,900    △2.5%
                                                  EBITDA           529          545    +3.0%
                                                  (マージン)       (27.2%)      (28.7%)

              調剤薬局支援                              売上             1,414        1,247    △11.8%
                                                  EBITDA           173          139    △19.7%
                                                  (マージン)       (12.2%)      (11.1%)

              調整額                                 売上            △112          △68           -
                                                  EBITDA        △87          △133           -
                                                  (マージン)         (-)          (-)
                                                                                                     12
  Note: IFRSベース
  EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益
(参考)セグメント別売上高/EBITDA(2021年3月期                                               第2四半期)
ヘルスビッグデータが当社グループのEBITDAの6割を創出しております。




                 売上収益                                                  EBITDA/EBITDAマージン

                 その他                                                   その他
                 ▲68百万円                                                ▲133百万円

                                                                                     調剤薬局支援
                                                                                      EBITDA
                           調剤薬局支援                                                     139百万円
                                                                                      EBITDAマージン
                           1,247万円                   ヘルスビッグ                             11.1%       ヘルスビッグ
                                                     データ                                            データ
                                                                        遠隔医療
                                                                                      1,664百万円        EBITDA
                                    6,975百万円                             EBITDA
                                                                                             1,114百万円
                                                            3,897百万円    545百万円 (その他▲133百万円を含む)
                                                                                             EBITDAマージン
                               (その他▲68百万円を含む)                          EBITDAマージン
                                                                         28.7%        EBITDAマージン      28.6%
                     遠隔医療                                                                  23.9%
                     1,900百万円




                                                                                                               13
  Note: IFRSベース
  EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益
2021年3月期         第2四半期             貸借対照表
積極的な成長事業への開発投資に加えて積極的なM&Aを実施した結果、純有利子負債が増加しております。



                                                                                      (単位:百万円)

      2020年9月末 貸借対照表                       純有利子負債 推移


               資産               負債・資本
       現預金                                    現預金
               6,563     有利子負債                有利子負債
                                 10,383
       その他
       流動資産
                                                                                                 16,000
               7,720


                         その他負債
                                 13,660                                            10,383
                                            9,214
                                                                               3,819
                                                            7,692
                                           △4,118                          6,563
       固定資産   20,031                                        △2,641 5,051
                                                    5,096

                         自己資本    10,271


             34,314百万円      34,314百万円          上場時             20/3期末        20/9期末
                                             (19/12期末)
                                                                                                 14
  Section3
ヘルスビッグデータ事業




              15
ヘルスビッグデータ事業の売上
世の中のヘルスデータ需要の高まりに合わせ新型コロナウィルス感染症の影響下においても、順調に業容は拡大しております。



                                                                                                            (単位:百万円)

      ヘルスビッグデータ事業売上 経年比較                     売上 四半期推移




                                   3,897
                        +53%                                                                  +57%                  2,500
                                                                                                              2,098
                                    2,098                                                     1,963
                         2,375                                                                        1,798

                                                          1,366 1,328           1,338 1,415
              1,669
                         1,338                                          1,037
                                                    957
       Q2     957                             712
                                    1,798
       Q1                1,037
              712

            19/3期上半期   20/3期上半期   21/3期上半期    Q1    Q2     Q3    Q4      Q1      Q2    Q3      Q4      Q1      Q2

                                                      19/3期                      20/3期                 21/3期
                                                                                                                            16
ヘルスビッグデータ事業の収益
積極的な事業投資を行ったうえでも、収益性は極めて高く維持できております。



                                                                                                                     (単位:百万円)

           ヘルスビッグデータ事業EBITDA 経年比較                            EBITDA 四半期推移




                                                   1,114
                                                                                                        +51%
                                           +73%                                                                            900
                                                                                                        802
                                                                                                                     707
                                           700      707                   649                     616
                                                                                509
                                                                                            468
                                           468                                                                 406
                         375
                                                                    280
                                                                                      232
              Q2         280                        406
                                                               94
                                           232
              Q1         94
                    19/3期上半期         20/3期上半期     21/3期上半期     Q1   Q2    Q3    Q4    Q1    Q2    Q3     Q4    Q1     Q2

                                                                      19/3期                  20/3期             21/3期
                                                                                                                                 17
  Note: EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用
JMDCヘルスビッグデータ
JMDCは、日本におけるヘルスケアの多様なデータを結集し、すべてのヘルスケアプレーヤーがデータを利活用できる環境を構築することで医療の進
化を支援していきます。




                   データ活用                                      データ活用


                                         疾患発生率
            保険者                           の算定                         医療機関




                                                      疫学
                               患者の
                                                     データ
                              動態分析
                                                      研究
            保険会社                                                       医師

                                     JMDC’s Health
                                      Big Database
                      データ提供                                データ提供

                                 地域医療
            製薬会社                                 患者数の                 事業主
                                ネットワーク           推計・分析
                                  分析




            調剤薬局                                                      生活者
                                                                             18
各ヘルスケアプレーヤーへの事業の具体例
JMDCヘルスビッグデータは各ヘルスケアプレーヤーの様々な業務で活用され、なくてはならないものと認識されてきております。




         製薬企業 にとって                                      事業主 にとって
                                                        勤怠管理
         患者推計(市場性調査)
                                                        ストレスチェック
         市販後調査
         論文解析
                                                        産業医対応
         リアルワールドエビデンス                                   エンゲージメント




                                                              …
          …




                                        製薬企業




                                                             事業主
                         医療機関
                                                保険者
                                                                     保険会社
                 医療機関 にとって                            保険者 にとって
                                  調剤薬局
                 経営分析                                 医療費分析
                 地域医療ネットワーク                           受診勧奨
                 働き方改革                                重症化予防        保険会社 にとって
                                調剤薬局 にとって
                 患者CRM                                医療費抑制モデル
                                                                   新商品開発
                                経営分析
                                                                   引き受け最適化
                   …




                                                        …
                                服薬指導
                                                                   支払い業務改善
                                患者CRM
                                                                   潜在顧客アプローチ
                                アドヒアランス(継続服薬)
                                                                               19




                                                                    …
                                  …
ヘルスビッグデータ事業の概要
「主に製薬企業・保険会社へのインダストリー向け」、「保険者・生活者向け」、「医療提供者向け」などの各ヘルスケアプレーヤーへのデータを活
用した事業展開が進んできております。

                                                                                        (単位:百万円)
                                 データ活用                           ヘルスビッグデータ事業規模

                                                                            (21/3期上半期実績)
                 1              主に製薬企業や保険会社で活用

           インダストリー              • 製薬企業は薬剤の価値を高める解析など、保険会社は商品開
           向け                     発や引き受け最適化などに活用                                1,709
                                • データ種類が増えることで製薬・生損保以外のプレーヤーに
                                  も順次展開



                 2              健保向けサービスとPep Upを展開
           保険者・生活者              • レセプトや処方履歴などの情報を集積し、医療費抑制の施策
           向け                     を立案                                 799
                                • 健診受診や重症化予防のほか、特定保健指導事業も順調に立
                                  ち上がり



                 3              医療機関向け事業も急速に立ち上がり
           医療提供者向け              • 病院の経営指標や院内データを収集し分析
                                                                            1,417
                                • 医療機関コンサル・ファイナンス事業を開始
                                • 薬剤の添付文書DBを独自アプリケーションとして医院へ提供


                                                                                                   20
  Note: 事業規模は経営管理上の単純合算数値であり、IFRS調整額及びセグメント内取引調整額を調整しておりません。
①インダストリー向け                                   データ活用の状況
上位顧客の深耕によりインダストリー向けのデータ活用は順調に拡大しています。



                                                                                                                            (単位:百万円)

             インダストリー向けデータ活用 売上                                                     顧客セグメント毎の1社あたり年間取引額


                                                          20/9期LTM                                                    20/9期LTM

                                                            3,780                  200

                                                                                   180                                      Top5
                                               2,897                               160

                                                                                   140
                                     2,356
                                                                                   120
                          1,973
                1,751                                                              100                                      Top6-10
                                                          3,422
                                                                                   80

                                                                                    60

                                                                                    40

                                                                                    20                                      11位以下

                                                                                    0
               16/3期      17/3期     18/3期      19/3期     20/3期     21/3期            16/3期   17/3期   18/3期   19/3期   20/3期     21/3期


  Note: Top5は各年度の取引額の上位5社、Top6-10は各年度の取引額の上位6-10社、11位以下は各年度の取引額の上位11社以降の取引額より算出。
                                                                                                                                       21
  LTM:Last Twelve Months(直近四半期から過去12ヶ月)
①インダストリー向け                                     データ活用の事業方針
データ活用意欲の高い業界のフロントランナーとともにデータ活用の可能性を広げ、それが業界スタンダードになっていく世界を目指していきます。



                   製薬・生損保会社の顧客1社あたりの年間取引額
                    (単位:百万円)



                                                     ステップ① 業界のフロントランナー顧客とデータ活用を拡げる
                            200

                                                     •   Top5顧客の平均取引額が31%up(2019年9月LTM vs 2020年9月LTM)
                                                     •   Top10顧客の平均取引額が21%up( 2019年9月LTM vs 2020年9月LTM)




                            100                                                 ステップ② データ活用を業界標準にする

                                                                                •   上位顧客との取引で拡大した用途を横展開し、
                                                                                    全体の平均取引額を上昇




                             0
                                     A B C D E F G H I J ・・・・     (製薬会社、生損保会社)
  Note:グラフはイメージ。
                                                                                                            22
  LTM:Last Twelve Months(直近四半期から過去12ヶ月)
①インダストリー向け                                            上位顧客のデータ活用(過去1年での拡大)
上位顧客におけるデータの活用はこの1年で大きく広がっています。



                                                                                         (単位:百万円)

                  2019年9月LTM取引額上位顧客                                2020年9月LTM取引額上位顧客

                           0                    100    200   300         0   100   200   300



                   第1位                                             第1位



                   第2位                                             第2位



                   第3位                                             第3位



                   第4位                                             第4位



                   第5位                                             第5位




                                                                                                    23
  Note: LTM:Last Twelve Months(直近四半期から過去12ヶ月)
①インダストリー向け         データ活用の取引額の最大化
データ活用の拡大を図るため、「高付加価値化(アップセル)」×「データ種類の拡充(クロスセル)」による施策を講じていきます。




                                         データ種類拡充(クロスセル)

         付         ソリューション
         加
         価
         値
                                          保険者    健診        DPC
         ア                               レセプト
                                                                  検査値
                   コンサルティング
         ッ
         プ
         (
         ア         解析
         ッ                               電子カルテ   問診        医療画像   医療施設
         プ
         セ
         ル         DB
         )
                                          医師     活動量
                                                       ・   薬剤
                                                           PRO
                                                                  ゲノム

                                                       ・
                   データ
                                                       ・
                                                                         24
①インダストリー向け             アップセルに向けた取り組み
データの活用量が増大しているだけでなく、コンサルティングサービスやソリューションなどの付加価値が高いサービスも順調に立ち上がってきてい
ます。

                                                                   (単位:百万円)

      今年度上半期アップセル別売上(インダストリー向けのみ)


                                        1,709
                                                  • アプリケーション開発やデータによる業務改善シス
            ソリューション                      177        テム開発など
                                         64       • データを活用したコンサルティングサービス
                             1,313                  (今期立ち上げ)

            コンサルティング
                                 110
                         8

                                         964      • データベースのサブスクリプション利用
            解析
                             890


            DB

                                                  • アドホックでのデータ提供
                                         504
                             305
            データ

                        20/3期上半期       21/3期上半期

                                                                              25
①インダストリー向け           クロスセルに向けた取り組み
本年度上半期においては、M&Aや提携を通じデータ種類の拡大に尽力しました。日本で最も多様で大きなヘルスビッグデータに基づき、当社グルー
プでしか生み出せない新たな価値の創出につなげていきます。


                     データ種類の拡大に向けた対応

          保険者レセプト    • JMDCにて国内最大規模のデータ基盤を構築


          健診         • JMDCにて国内最大規模のデータ基盤を構築


          DPC・病院レセ   • JMDCにて医療機関支援事業を強化しネットワーク拡大

          検査値        • グループ会社(メディカルデータベース社)を通じたデータ取得
                                                     保険者    健診    DPC    検査値
          電子カルテ      • グループ会社(メディカルデータベース社)を通じたデータ取得レセプト


          クリニック診断    • flixy社のM&Aにより強化

          調剤レセプト     • グループ会社(ユニケ社)に加え、EMシステムズ社との提携により拡大
                                                    電子カルテ   問診    医療画像   医療施設

          医療画像       • グループ会社(ドクターネット社)による取得

          医療施設       • mecompany社のM&Aにより強化

                                                       医師   活動量   薬剤     ゲノム
          医師         • 医薬情報ネット社のM&Aにより強化
                                                                  PRO

          活動量        • Fitbit社との提携によりネットワーク拡大
                                                                                26
①インダストリー向け          データ活用の事業マッピング
アップセルではコンサルティングサービスの拡充、クロスセルでは医療機関由来のデータに力を入れております。




            ソリュー
            ション           疾病啓発


            コン
            サル
        ア
        ッ
        プ   解析
        セ
        ル

            DB



            データ
            提供




                    保険者   健診   DPC   検査値    電子   問診   医療   医療   医師   活動量   ゲノム   薬剤
                   レセプト                    カルテ        画像   施設                    PRO

                                                 クロスセル
                                                                                       27
②保険者・生活者向け                             データ基盤の広がり
保険者との接点はデータヘルスの政策を背景に、着実に広がってきております。


                                                       (単位:万人)
          JMDC母集団数推移                                                                組合管掌健保における浸透状況
          1年間で100万人以上母集団が増加                                                         追跡可能対象は3.2人に1人


                                                           健保数261
                                                                895                                                約2,900万人

           800                                                                             First mover advantage
                                                                                           A winner takes all
                                                                                           …                       1,500万人規模の圧
                                                                                                                   倒的なポジションを
                                                                                                                   早期に目指します
           500




           224

                                                                                                                    895万人
             0                                                                                                     (約3.2人に1人)
                 14/4   15/4   16/4   17/4   18/4   19/4    20/4 20/9

  Note: 加入者は各年の4月末及び9月末時点で継続契約を締結している(単発取引を除く)取引健康保険組合の組合員数の合計(四捨五入)。但し、過去の組合員数は当該時点の取引健保の現在の組合員数の合計。
                                                                                                                                 28
②保険者・生活者向け                      事業の状況
重要プロダクトであるPepUpのID数も着実に拡大しており、保険者・生活者に向けた事業は前年+57%という高い成長を実現しています。



                                                                                               (単位:万人,百万円)

                           ID発行数実績                             保険者・生活者向け売上




                                                         200                 +57%
                                                181                                                 850
                                                                                      799
                                       152
                    年間+122%

                             108                                    508




                   44

         9

       2016.12   2017.12    2018.12   2019.12   2020.9            20/3期上半期          21/3期上半期

                                                                                                          29
②保険者・生活者向け          事業の展開方針
健保の母集団(ヘルスデータプラットフォーム)をユーザープラットフォームへと発展させ、健康増進・重症化予防などのソリューション提供へ事業
を拡大させていきます。




                                                   健保向け事業の5年目標


                                      母集団          1500万人を視野に拡大
                                (ヘルスデータプラットフォーム)

              895万人
                                  PepUpユーザー        母集団の50%まで拡大



              181万人
                ●万人               サービスユーザー         特定保健指導などのサービス
                                  (年間5,000円以上/人)   拡充でユーザー率10%

                5
                164万人
               約 万人


                820万人                                                 30
②健保向け以外への事業の拡大
データヘルスのノウハウを事業主(企業)の福利厚生代行に活かす取り組みや、製薬企業などからのPepUpユーザーへの働きかけなど、より一層広範
な事業展開の準備が整ってきました。




                  JMDCの強み        強みを活かした取り組み



                                 • 健保とつながる事業主(約8000社)への福利厚生代行事業
     ポピュレーション     No.1の健保ネットワー
                  クと実績
     の拡大
                                 • 自治体向けサービスの強化
                                 • 生損保の既契約者向けプラットフォームサービスの開発



                  健康情報を持つ        • ePRO、被験者リクルーティング、希少疾患PHRなどのファーマ事業者の
     PepUp事業モデル                    ニーズへの対応
                  ユーザー
     の拡大          プラットフォーム       • 疾患リスクから最適の民間保険の選定サービス




                  データに基づく        • 事業所向けメンタルヘルス、RIZAPなどの予防サービス充実
     サービスメニュー     将来予測・効果検証      • ハビタスケア社のM&Aによる重症化予防メニュー充実
     の拡大

                                                                         31
③医療提供者向け                        ビッグデータビジネスの事業状況
薬剤DB事業を中心に順調に事業は拡大しております。今後も医療機関向けサービスを拡大・強化していきます。



                                                                                                                                        (単位:百万円)

           医療機関支援事業売上 経年比較                                                  売上 四半期推移



                                                                                                                          +122%

                                                                                                                                  705   711 750
                                                  1,417
                                  +72%

                                                   711
                                                                                                        368                360
                                    689                                                                       320
                                                                               248                270
                                                                                     231                            239
                    480             320                                                     211
          Q2        231                            705
          Q1                        368
                    248
                19/3期上半期        20/3期上半期       21/3期上半期                        Q1    Q2      Q3   Q4    Q1    Q2    Q3     Q4     Q1      Q2

                                                                                          19/3期                20/3期              21/3期
                                                                                                                                                   32
  Note: 当該売上は経営管理上の単純合算数値であり、また、当該セグメントに含まれるメディカルデータベース株式会社は2018年5月より連結財務諸表に取り込んでおりますが、それ以前からの数値を取り込んでおります。
Section4
遠隔医療事業




           33
遠隔医療事業(Tele-RADサービス)の概要
日本の医療施設は約11万軒、画像撮影数は年1.5億症例に比し、放射線診断専門医は約5,500名と不足しており、専門医リソースを有効に活用し、この
ギャップを埋めていきます。



                                                                                                                                業界シェア24%
                                                                                                                                  国内最大レコード
                    時間
                    短縮
                                                                          画像診断依頼と
                                                                        契約読影医をマッチング




                                                                     DtoDで遠隔医療を実施

                                                                                                                                         放射線診断
                         契約医療機関                                                                                                           専門医




                    854医療機関                                                                                                       770専門医
                                                              画像DB                                     専門医
                                                                                                        DB

  Note: DtoDとは医療機関と外部専門医との連携の意味(Doctor to Doctor)。業界シェアは、ドクターネットの遠隔読影マッチングサービスの売上3,146百万円(2020年3月期)を遠隔読影サービスの市場規模13,370百万円( 2019年予測、矢野
                                                                                                                                                 34
  経済研究所「2019年版 医用画像システム(PACS)・関連機器市場の展望と戦略」)で除して算出
  出典:厚生労働省「平成30(2018)年医療施設動態調査」、公益社団法人日本放射線学会HPの専門医一覧
新型コロナウィルス感染症による影響からの回復状況
医療機関への来院控えにより第1四半期は大きく苦戦しておりましたが、この第2四半期においては前年の水準まで回復しております。



                 医療機関への来院控えの影響
                 対前年での変化率(%)

                   60


                   40


                   20                                                                                                 前年+

                    0


                  -20                                                                                                 前年-

                  -40                                                                  遠隔画像診断
                                                                                       (保険診療件数)
                  -60                                                                  遠隔画像診断
                                                                                       (健康診断件数)
                  -80


                 -100
                        4月   5月     6月    5w   2w   3w   4w   5w   2w   3w        4w    5w   6w   3w        4w   5w
                                         1w                   1w                             1w
                             1Q実績                   7月                       8月                        9月

                                                                                                                            35
  Note: 7月以前は前四半期決算時点で未確定の部分を修正しております。
遠隔医療事業の業績
来院控えからの揺り戻しにより、徐々に回復の兆候が見られております。下期にかけて遠隔画像診断のニーズは一層高まることが見込まれます。



                                                                                                                                       (単位:百万円)

             遠隔医療事業売上 四半期推移                                                          EBITDA 四半期推移




                                                           +2%               1,300                                             +6%
                                                                                                                                                 350
                                             1,014 1,004               1,038                                                               313
                                       934                 932                                                     294   288
            861    890    900   864                              861                       254   249
                                                                                     236                     234                     231

                                                                                                                               162
                                                                                                       127




             Q1     Q2    Q3     Q4    Q1     Q2    Q3     Q4    Q1     Q2           Q1    Q2    Q3    Q4    Q1    Q2    Q3    Q4    Q1    Q2

                      19/3期                    20/3期              21/3期                     19/3期                   20/3期             21/3期
                                                                                                                                                       36
  Note: EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用
遠隔医療事業(Tele-RADサービス)の概要
契約医療機関にとって代替しづらいサービスであり、ほとんど減少せず積み上がっていきます。




            遠隔読影マッチングサービスの売上高(百万円)
                3,200
                3,000                                                                       2020年3月期契約
                2,800                                                                       2019年3月期契約
                2,600
                                                                                            2018年3月期契約
                2,400
                2,200                                                                       2017年3月期契約
                2,000
                1,800                                                                       2016年3月期契約

                1,600
                                                                                            2015年3月期契約
                1,400
                1,200
                1,000
                  800
                                                                                            2014年3月期以前契約
                  600
                  400
                  200
                    0
                   15.3              16.3             17.3             18.3   19.3   20.3
                                                                                                           37
  Note: 売上は経営管理上の数値。ドクターネットは2018年4月より連結財務諸表に取り込んでおりますが、上記はそれ以前からの数値を含めて記載
遠隔医療事業(Tele-RADサービス)の成長余地
放射線診断専門医の不足にもかかわらず、遠隔読影サービスを活用している医療機関は未だ限定的となっております。まだまだ開拓余地は大きいと見
ています。

                 保険診療全体の診断回数:159百万回




                                                                                                                       ドクターネット(DN)
                                                                                                                       の診断回数0.7百万回
                                                                                                                          (0.5%)




                                                        医療機関内で診断回数                                             遠隔画像診断の診断回数
                                                        (遠隔画像診断を除く)                                               3.8百万回
                                                           155百万回                                                 (2.5%)
  Note:保険診療全体の診断回数は厚労省「平成30年社会医療診療行為別統計」より作成した2018年6月の画像診断回数に12をかけて算出。遠隔画像の診断回数は矢野経済研究所「2018年版 医用画像システム(PACS)・関連機器市場
                                                                                                                                     38
  の展望と戦略」の読影プロバイダーの月間平均件数(保険診療分のみ)に12をかけて算出。DNの回数は2019年3月期の保険診療の実績
Section5
調剤薬局支援事業




           39
新型コロナウィルス感染症による影響からの回復状況
新型コロナウィルス感染症による来院控えは引き続き調剤薬局の業績に影を落としておりますが、いまだ回復途上にあります。



                          グループ調剤薬局の売上推移

                          対前年での変化率(%)

                   10
                                                                                                                     前年+
                    0
                                                                                                                     前年-

                   -20



                   -40



                   -60                                                                     調剤薬局
                                                                                           (調剤売上)


                  -80



                  -100
                         4月   5月    6月   5w   2w   3w   4w   5w   2w   3w        4w   5w    6w   3w        4w   5w
                                         1w                  1w                             1w
                              1Q実績                 7月                       8月                        9月

                                                                                                                           40
  Note: 7月以前は前四半期決算時点で未確定の部分を修正しております。
調剤薬局支援事業の業績
新型コロナウィルス感染症拡大の影響による営業活動の自粛、調剤薬局への来局者数の減少に伴う調剤薬局の投資抑制、前年の消費税増税特需の反動
等により、前年比で大きく苦戦いたしました。

                                                                                                                               (単位:百万円)

             調剤薬局支援事業売上 四半期推移                                                  EBITDA 四半期推移




                                 増税特需                       -14%
                                                768
                                 684                                     658
                    641                645            639   655                                                    -16%
                           601                                     588
                                                                                                        118                          120
                                                                                                                                99
              369                                                                                             80    81

                                                                                                   55
                                                                                                                          39
                                                                                    32
                                                                                         20
                                                                                              14
                                                                               2
              Q1     Q2    Q3    Q4        Q1   Q2    Q3     Q4    Q1    Q2    Q1   Q2   Q3   Q4   Q1   Q2    Q3    Q4    Q1    Q2

                      19/3期                      20/3期              21/3期            19/3期               20/3期            21/3期
                                                                                                                                           41
  Note: EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用
調剤薬局支援事業の今後の展開①
グループの持つデータやサービスと連携し、社会生活者にとって利便性が高く、クリニックや調剤薬局にとって活用しやすいシステムを作り上げてい
きます。




                                        Web問診
                           Web問診        • クリニックにおける待ち時間を短縮し院内感染を防ぐため
                           システム           のツールとして、Web問診を提供
                                        • 診断予約をすることなく事前に問診を完了することも可能
                                        • チャット形式であるため、クリニックにとって問診結果を
                     診断
                                          文字で記録しやすい
          クリニック




                    処方箋                 PepUP
             連携                         • PepUpにWeb問診やオンライン処方箋システムが利用でき
                                          るクリニックや薬局を紹介する機能を搭載



                           処方

                                        オンライン処方箋システム
                           オンライン        • オンライン処方箋に対応するシステムを提供することで、
                          処方箋システム         処方箋からお薬手帳までをスムーズに連携
                                        • 規制の動向を見つつ、次世代システムに展開予定


          調剤薬局

                                                                          42
調剤薬局支援事業の今後の展開②
データを活用することで、投薬の最前線である調剤薬局に新たな役割を提案していきます。




         PHR×EHR                            薬局におけるデータ利活用




           保険者
          (健保国保等)
             ・



                       レセ・健診・台帳                  健診受診勧奨


          クリニック・薬局                               アドヒアランス
                                                 (治療継続)勧奨
                     かかりつけ
                     連携・お薬手帳アプリ
                                                 ポリファーマシー
                                                 (多剤服用)削減



                       本人同意
                                                 重症化予防
                                                   ・
                                                   ・
                                                   ・

                                                            43
Section6
 事業展望




           44
JMDCのミッション




       「健康で豊かな人生をすべての人に」


             データとICTの力で、
         持続可能なヘルスケアシステムを実現する


                               45
ミッションの達成に向けて
ヘルスケアは、臨床で向かいあう医師と生活者に集約していきます。我々はヘルスデータの活用を「医師の貴重な医療スキル・リソースの最適配分」
と「生活者個々のヘルスリテラシーの向上」につなげていくことで、日本の医療費の健全化につなげていきます。


              収益
              分析    業務                                                予測
                    整理
                                                          レコード
         時間                                                                褒章
         短縮



               業務                                               重症化
               効率                                                予防


        ネット                                                                リスク
        ワーク                                                                 把握

                                                           保障
                     研究
                               医療従事者      生活者
                          先端                        医療費
                          医療                         分析
                   臨床力                                       予防
                   アップ                                       医療




          貴重な医療スキル・リソースの最適配分
                                   医療費の         個々人のヘルスリテラシーの向上
                                    健全化                                          46
すべてのヘルスケア情報が生活者の手のひらに
「生活者のヘルスリテラシーの向上」に向け、個々人のすべての健康情報、診断情報、将来の疾患リスクなどを個人に還元し健康資産を高める取り組
みを促進していきます。




                            医療
                                   過去の健診や健康情報を収録
                            情報


                                               リスク
                                                     将来の疾患リスクを測定
                                                測定


                                受診記録   受診や服薬・検査値を記録




                                       医療検索     医療機関や薬剤などの情報を提供




                           医療
                                 健康相談と診断チャット
                           相談



                                                                      47
ヘルスケアナレッジを医師に集約
医師ネットワークを介したナレッジシェア、医療機関データを活用した業務改善、地域医療情報を活かした施設ネットワークなどにより、「医師のス
キル・リソースを最適化する」仕組みを構築していきます。




                       観察研究                  患者データ
                ビッグデータによる研究支援                患者のデータがすべて集約




             業務改善                                     医師NW
        業務コンサルテーション                                   医師同士のナレッジシェア




              診断Dx                                    地域医療
          診断のデジタル化
                                  医師                  地域の医療ネットワーク検索




                       専門強化                  統計データ
                      専門領域の育成                論文化支援                    48
ヘルスケア領域でのデータ整備
医師と生活者の間におけるあるべき医療の実現を目指し、日本のヘルスケアの全ての領域においてデータ環境を構築していきます。




         製薬企業   調剤薬局   医療機関     医師     生活者    保険者    事業主      保険会社




                               ヘルスビッグデータ
                                                                     49
Power of Data
データはその規模が大きくなるにつれ、大きな引力を発揮します。その引力によりさまざまタレントなやナレッジを持つ人材や関連する事
業を惹きつけ、データと結合することで新たな価値を生み出します。




 様々な
 有望な事業




                                                  INNOVATION
 多くの
 優秀な人材
                          Health Big Database
                                                 新たな    新たな   新たな
                                                プロダクト    価値   サービス




 先進的な
 パートナー企業



                                                                 50
顧客別の事業のバランス
データによる多様な事業創出により、あらゆるヘルスケアプレーヤーからバランスよい事業を実現できております。




                  11                                                                   51
                                                                ヘルスケアプレーヤー別事業規模
                                                                    (2020.3月期)
                        億円                                                                   億円

                  •   保険者向け分析、ICTツールの提供                                                •   遠隔画像診断、薬剤DB、経営支援
                  •   圧倒的な規模を維持し、より深い保                               生活者                   ツールの提供
                      健事業のサポートを行う                                                      •   今後は、ファイナンス、Web問診な
                  •   今後は、事業主に向けたサービス提                                                     どサービスを強化
                      供に大きな成長余地を見込む                            保険者         医療機関        •   施設DBや医師DBも整備


                                                           事
                                                           業
                                                           主                      医師




                  34    億円
                                                               生損保         調剤薬局
                                                                                       27    億円

                  •   データの利活用事業を展開                                                     •   電子薬歴・レセコンの開発・提供
                  •   今後も、アップセル・クロスセルに                               製薬                •   自社でも調剤薬局を運営しショー
                      より顧客あたり取引額を拡大                                                        ルームとしている
                  •   オープンデータにも着目し製薬・保                                                 •   今後は、オンライン対応及び服薬指
                      険会社だけでなく幅広く顧客を拡大                                                     導を強化                51
  Note: 事業規模は経営管理上の単純合算数値であり、IFRS調整額及びセグメント内取引調整額を調整しておりません。
JMDCグループの事業の広がり
これからもヘルスケア業界のプレーヤーに対しデータを活かした各種サービスを提供し、それに基づく新たなデータを蓄積・次のサービスの創出のサ
イクルにつなげていきます。


            ヘルスケア業界のプレイヤー                           提供サービス


               製薬企業                               プラットフォーム

               医薬品卸                                  SaaS

               調剤薬局                                 メディア

               医療機関                                ファイナンス

                 医師                                 コンサル

               介護施設                                 モデリング

                生活者                                  BPO

                保険者                                 分析ツール

                事業主                                 DBインフラ

               保険会社                               アドホックデータ            52
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                                                                   53