4483 JMDC 2020-08-13 16:00:00
2021年3月期 第1四半期決算説明資料 [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算説明資料
2020年8月13日
株式会社JMDC
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保、技術革新、その他経営環境等により、本資料記載の内容又はそこから推測される内容と大き
く異なる可能性があります。
本資料に記載される業界、市場動向又は経済情勢等に関する情報は、現時点で入手可能な情報に
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JMDCのミッション
「健康で豊かな人生をすべての人に」
データとICTの力で、
持続可能なヘルスケアシステムを実現する
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Section 1
2021年3月期 第1四半期業績
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2021年3月期 第1四半期 業績ハイライト
ヘルスビッグ
売上収益(百万円) データ 取引健保の母集団数
3,212 前年同期 880万人
うちPepUp-ID数
前年同期
+73% 172万人
+26%
※ 2020年6月末時点の継続契約締結済健康保険組合の組合
員数並びにID発行数の推計
EBITDA(百万円) 遠隔医療及び 医療ビックデータ
調剤薬局支援 の取引額
614 前年同期
上位10顧客の平均取引額
遠隔医療 調剤薬局支援
前年同期
-8% -9% +26%
+28%
※ 2019年6月期LTMと2020年6月期LTMの比較
Note: IFRSベース
EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用
LTM:Last Twelve Months(直近四半期から過去12ヶ月)
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2021年3月期 第1四半期 連結業績サマリー
(単位:百万円)
20年3月期 21年3月期
前年同期比
第1四半期 第1四半期
売上収益 2,558 3,212 +25.6%
営業利益 266 357 +34.2%
(率) (10.4%) (11.1%)
税引前利益 249 352 +41.4%
(率) (9.7%) (11.0%)
親会社の所有者に 188 235 +25.0%
帰属する利益(率) (7.3%) (7.3%)
EBITDA 480 614 +27.9%
(マージン) (18.8%) (19.1%)
Note: IFRSベース
EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益
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(参考) 上半期業績予想の進捗状況
(単位:百万円)
21年3月期 21年3月期
進捗率
第1四半期 上半期予想
売上収益 3,212 6,600 48.7%
営業利益 357 550 64.9%
(率) (11.1%) (8.3%)
税引前利益 352 500 70.4%
(率) (11.0%) (7.6%)
親会社の所有者に 235 300 78.3%
帰属する利益(率) (7.3%) (4.5%)
EBITDA 614 1,200 51.2%
(マージン) (19.1%) (18.2%)
Note: IFRSベース
EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益
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2021年3月期 第1四半期 売上高/EBITDA業績の状況
新型コロナウィルス感染症の影響の中においても、着実な成長と高い収益性を実現しています。
連結売上高 四半期推移 (百万円) EBITDA/マージン 四半期推移 (百万円、%)
18.8 19.1
EBITDA
マージン
15.9
+26% +28%
3,503 993
3,212 934
3,068 3,028 886
2,838 2,841 835
2,456 2,558
617 614
1,927 547
EBITDA 480
306
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
19/3期 20/3期 21/3期 19/3期 20/3期 21/3期
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2021年3月期 第1四半期 販売管理費/人員の状況
コストコントロールをしっかり行いつつも、優秀な人材を取り負けることなく採用を加速し将来の
事業の成長機会に対応した組織体制を構築しています。
販売管理費 四半期推移 (百万円) 人員数 四半期推移 (人)
+32%
1,386 648
M&Aによる
1,166 1,170 98 増加
1,047 1,039 1,013 503
984 461 469 474
421 434 441
894 420
736
550
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
19/3期 20/3期 21/3期 19/3期 20/3期 21/3期
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セグメント別業績
遠隔医療及び調剤薬局支援は新型コロナウィルス感染症の影響を受けましたが、ヘルスビッグデー
タは想定通り順調に成長しております。
(単位:百万円)
20年3月期 21年3月期
第1四半期 第1四半期 前年同期比
ヘルスビッグデータ 売上 1,037 1,798 +73.4%
EBITDA 232 406 +75.0%
(マージン) (22.4%) (22.6%)
遠隔医療 売上 934 861 -7.8%
EBITDA 234 231 -1.3%
(マージン) (25.1%) (26.8%)
調剤薬局支援 売上 645 588 -8.8%
EBITDA 55 39 -29.1%
(マージン) (8.5%) (6.6%)
調整額 売上 △58 △35 -
EBITDA △41 △63 -
(マージン) (-) (-)
Note: IFRSベース
EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益
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セグメント別の新型コロナウィルス感染症の影響
4・5月の緊急事態宣言下においては、各顧客への新規営業活動が停止していたことに加えて、
来院控え等による各事業への影響が発生しました。
• データ需要は堅調に推移
ヘルスビッグデータ • Webセミナーを含めた新たな営業スタイルを確立中
• 医療機関向けコンサルやシステム販売の減少が業績に一部影響
• 来院控え、健診受診控えによる画像診断件数の減少が業績に影響
遠隔医療 • 医療機関を支援し続けられるサービス体制の維持を最優先しオペレー
ションコストは減らさず
• 来院控えによる調剤薬局における処方箋枚数の減少がシステム投資の
調剤薬局支援 抑制に働く
• 自社で運営している調剤薬局についても業績悪化の影響を受ける
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セグメント別売上高/EBITDA(2021年3月期 第1四半期)
売上高 EBITDA/EBITDAマージン
その他
その他 ▲63百万円
▲35百万円
調剤薬局支援
EBITDA
調剤薬局支援 39百万円
EBITDAマージン
ヘルスビッグ 6.6% ヘルスビッグ
588万円
データ データ
遠隔医療
EBITDA 614百万円 EBITDA
3,212百万円 1,798百万円
231百万円 (その他▲63百万円を含む) 406百万円
EBITDAマージン
(その他▲35百万円を含む) EBITDAマージン
遠隔医療 26.8% EBITDAマージン 22.6%
861百万円 19.1%
Note: IFRSベース
EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益
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Section 2
事業状況(1)
ヘルスビッグデータ事業
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ヘルスビッグデータ事業の業績
通年において業績の谷であるQ1においても、新型コロナウィルス感染症の影響は受けつつも事業
は拡大し着実な成長を実現しております。
ヘルスビッグデータ事業売上 四半期推移(百万円) EBITDA 四半期推移 (百万円)
+73%
+75%
1,963
1,798 802
1,366 1,328 1,415 649
1,338 616
509
1,037 468
957 406
712
280
232
94
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
19/3期 20/3期 21/3期 19/3期 20/3期 21/3期
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データ利活用(2次利用)の事業状況
データの質・量の充実により、製薬企業・生損保会社におけるデータ需要は高まりを見せていま
す。昨年度大きく拡大したTop5顧客の取引額も高い水準を維持しています。
データ利活用売上高 (百万円) 顧客セグメント毎の年間取引額 (百万円/1社あたり)
20/6期LTM 20/6期LTM
3,604
200
180
Top5
2,897
160
2,356 140
1,973 120
1,751 100 Top6-10
3,422
80
60
40
20 11位以下
0
16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
Note: Top5は各年度の取引額の上位5社、Top6-10は各年度の取引額の上位6-10社、11位以下は各年度の取引額の上位11社以降の取引額より算出。
LTM:Last Twelve Months(直近四半期から過去12ヶ月)
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保険者・生活者及び医療機関向け支援事業(1次利用)の状況
保険者・生活者及び医療機関向け支援事業の規模も大きく成長しております。
保険者・生活者向け売上高 (百万円) 医療機関向け売上高 (百万円)
+92%
+86%
705
339
368
182
20/3期1Q 21/3期1Q 20/3期1Q 21/3期1Q
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Section 2
事業状況(2)
遠隔医療事業及び調剤薬局支援事業
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新型コロナウィルス感染症による影響からの回復状況
医療機関への来院控えにより遠隔画像診断や調剤売上は対前年で大きく減少していましたが、
コロナ第2波の足元においても対前年の水準近くまで回復してきています。
医療機関への来院控えの影響
対前年での変化率(%)
前年GWが大型連休で
20 比較が不可能
0
-20
-40
遠隔画像診断
(保険診療件数)
-60 遠隔画像診断
(健康診断件数)
調剤薬局
-80 (調剤売上)
-100
1w 2w 3w 4w 1w 2w 3w 4w 5w 1w 2w 3w 4w 1w 2w 3w 4w 5w
4月 5月 6月 7月
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遠隔医療事業の業績
コロナ禍による来院控えにより画像診断件数が対前年で大きく減少しました。来院控えの揺り戻し
により遠隔を活用した診断ニーズは高まることも考えられます。
遠隔医療事業売上 四半期推移 (百万円) EBITDA 四半期推移 (百万円)
-8%
-1%
1,014 1,004
900 934 932 294
890 864 861 288
861
254 249
236 234 231
162
127
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
19/3期 20/3期 21/3期 19/3期 20/3期 21/3期
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調剤薬局支援事業の業績
コロナ禍は顧客である調剤薬局の業績に影を落としシステム投資などがマイナスとなっております。
また前年上半期は消費増税特需があったことから、上期における前年比では苦戦が予想されます。
調剤薬局支援事業売上 四半期推移 (百万円) EBITDA 四半期推移 (百万円)
-9% -29%
768
684 118
641 645 639 655
601 588
80 81
369
55
39
32
20
14
2
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
19/3期 20/3期 21/3期 19/3期 20/3期 21/3期
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Appendix
事業俯瞰
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JMDCにおけるヘルスビッグデータ事業の取り組み
JMDCでは、医療現場及び社会生活者に対するサービスを充実させることで価値あるデータを蓄積
し、今後の収益機会を最大化していきます。
製薬企業 調剤薬局 医療機関 医師 生活者 保険者 事業主 保険会社
薬局支援 遠隔画像 地域医療 医療機関 Web コラボ
PepUP
システム 診断 ネットワーク 分析 問診 ヘルス
電子 ファクタ エンゲージ
処方箋 リング オンライン 重症化予防
医師DB メント
診断
デ デ
ー ー
タ タ
を デ デ を
活 ー ー 活
か タ タ か
し 還 還 し
た 元 元 た
サ サ
ー ー
ビ ビ
ス ス
ヘルスビッグデータ
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顧客別の事業のバランス
ヘルスケア業界のプレーヤーに幅広く価値を提供できているバランスの良さがJMDCの強みです。
ヘルスデータのコアである医師・医療機関・生活者・保険者へのサービス提供も加速しています。
ヘルスケアプレーヤー別事業規模
(2020.3月期)
11 億円 生活者 51 億円
• 保険者向け分析、ICTツールの提供 • 遠隔画像診断、薬剤DB、経営支援
• 圧倒的な規模を維持し、より深い保 ツールの提供
健事業のサポートを行う 保険者 医療機関 • 今後は、ファイナンス、Web問診な
• 今後は、事業主に向けたサービス提 どサービスを強化
供に大きな成長余地を見込む • 施設DBや医師DBも整備
事業主 医師
生損保 調剤薬局
34 億円
製薬
27 億円
• データの利活用事業を展開 • 電子薬歴・レセコンの開発・提供
• 今後も、アップセル・クロスセルに • 自社でも調剤薬局を運営しショー
より顧客あたり取引額を拡大 ルームとしている
• オープンデータにも着目し製薬・保 • 今後は、オンライン対応及び服薬指
険会社だけでなく幅広く顧客を拡大 導を強化
Note: 事業規模は経営管理上の単純合算数値であり、IFRS調整額及びセグメント内取引調整額を調整しておりません。
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JMDCグループの事業の広がり
ヘルスケアバリューチェーンのプレーヤーに対しさまざまなサービスを提供すべく準備を整えて
います。その取り組みの結果として得られたデータとノウハウが当社の強みを引き上げます。
ヘルスケア業界のプレーヤー 提供サービス
製薬企業 プラットフォーム
医薬品卸 SaaS
調剤薬局 メディア
医療機関 ファイナンス
医師 コンサル
介護施設 モデリング
生活者 BPO
保険者 分析ツール
事業主 DBインフラ
保険会社 アドホックデータ
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