4482 M-ウィルズ 2021-05-17 15:30:00
2021年12月期 第1四半期決算説明資料 [pdf]
株式会社ウィルズ
FY2021/1Q 決算説明資料
2021/05/17
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1.エグゼクティブ・サマリー
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FY2021/1Q エグゼクティブ・サマリー
■
1 子会社の連結寄与により、連結売上高は650百万円
・コロナ禍による広告市況悪化の影響で、子会社の広告事業売上高が期初計画未達となるも、
ネットマイル社の完全子会社化により、連結売上高は650百万円(前年同期の単体売上445百万円)
・企業の株主管理DXニーズを汲み取り、株主管理プラットフォーム事業は堅調に推移
■
2 個別/連結ともに利益計画達成し、連結営業利益は65百万円
・バーチャル株主総会、ESGソリューションが伸長し、株主管理プラットフォーム事業は増収増益
・子会社のターンアラウンドは、2022年度以降の利益貢献に向けて計画通り進行中
■ プレミアム優待倶楽部の新規獲得が増加し、累計64社へ
3
・コロナ禍による業績懸念先の優待廃止影響は、今期末まで続く見通し
・大企業や業績堅調な企業からの引き合いは旺盛で、新規獲得社数は純増6社へ
■ ネットマイル社との連携等の施策を計画通りに実行
4
・4/27より、WILLsCoinとネットマイルのポイント連携を開始
・交換開始記念として、ネットマイルがもらえる「すごろくゲーム」を始動
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現時点における新型コロナウィルスによる影響
■
1 通期業績への影響
コロナ禍による業績懸念を背景とした株主優待制度廃止の影響を吸収し、プレミアム優待倶楽部
は、純増6社を確保。バーチャル株主総会、ESG等の新規需要も旺盛で、通期計画は達成の見通し
■
2 営業活動への影響
・営業活動は正常化。コロナ禍による業績懸念が少ない企業からの需要、株主管理のDXニーズが旺盛
・プレミアム優待倶楽部の顧客も徐々に大企業へ浸透。サービス間のクロスセルが進展。
■
3 販管費のコントロール
・ネットマイル社ののれん償却を吸収し、適切に販管費を抑制しつつターンアラウンドを推進
・一方、中期的な成長投資であるシステム開発(プレミアム優待倶楽部、IR-naviの改良)を実行
■
4 コロナ禍によって新たな収益機会を獲得
・デジタルトランスフォーメーション(DX化)の流れを受け、株主管理分野もDX化が進展。
オンライン決算説明会、バーチャル株主総会の引き合い旺盛。サービス提供累計52社に。
・ネットマイル社との協業(ポイント連携、商品開発)を計画通りに実行中。
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2.FY2021/1Q 決算概要
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FY2021/1Q 業績サマリー
個別では、前年同期比、期初計画比ともに増収増益を達成
連結では、期初計画比で売上高を除き増益を確保
FY2020 FY2021
前期比較/計画比較
個別実績 個別計画 連結計画 1Q実績
前年同期比 個別計画 連結計画
1Q 1Q 通期 1Q 通期 個別 連結
(金額単位:百万円) (個別実績) vs.個別実績 vs.連結実績
売上高 445 432 2,361 715 3,578 463 650 104.0% 107.1% 90.8%
売上原価 238 221 1,314 443 2,277 236 376 98.7% 106.7% 84.8%
売上総利益 206 211 1,047 271 1,300 227 273 110.1% 107.6% 100.7%
販売費及び一般管理費 132 142 564 215 847 141 208 106.7% 99.4% 96.6%
営業利益 73 68 482 55 453 85 65 116.1% 124.5% 116.7%
(営業利益率) 16.5% 15.9% 20.4% 7.7% 12.6% 18.4% 10.0% ー ー ー
経常利益 73 68 483 55 450 86 64 117.1% 124.9% 115.9%
親会社帰属当期純利益 51 48 336 34 304 59 37 116.0% 124.2% 109.3%
(注1)2020年12月期第4四半期から連結決算に移行(2019年12月期、及び2020年12月期第1四半期~同第3四半期は単体決算)。
(注2)「前年同期比(個別実績間)」: 2021年12月期第1四半期個別業績数値と2020年12月期第1四半期個別業績数値とを比較した値。
(注3)「個別計画vs.個別実績」:2021年12月期第1四半期個別業績目標数値と2021年12月期第1四半期個別業績数値とを比較した値。
(注4)「連結計画vs.連結実績」: 2021年12月期第1四半期連結業績目標数値と2021年12月期第1四半期連結業績数値とを比較した値。
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FY2021/1Q 連結業績におけるネットマイル社の影響
広告事業の売上高が寄与し、連結売上高は650百万円
子会社のターンアラウンドを進め、連結営業利益は65百万円
■四半期連結損益計算書 ■報告セグメント別内訳
報告セグメント
FY2021 FY2021.1Q
株主管理プラット 調整額
(通期計画) (連結実績) 広告事業
(金額単位:百万円) (金額単位:百万円) フォーム事業
売上高 3,578 650 売上高 463 195 ▲9
∟外部顧客への売上 463 186 ー
c
売上原価 2,277 376
売上総利益 1,300 273 ∟セグメント間 ー 9 ▲9
販売費及び一般管理費 847 208 セグメント利益 81 ▲ 11 ▲4
c
営業利益 453 65
(営業利益率) 12.6% 10.0% ✓ESG、SDGs推進の社会的要請を背景に、統合報告書、
アニュアル・レポートの企画制作に係る売上高が増加。
経常利益 450 64
✓新型コロナウイルスの感染拡大、企業の広告宣伝・マーケ
ティング費削減の影響で、広告事業売上高は計画比未達も
親会社帰属当期純利益 304 37 販管費削減効果により利益計画は達成。
(注1)2020年12月期第4四半期から連結決算に移行(2019年12月期、及び2020年12月期第1四半期~同第3四半期は単体決算)。
(注2)「FY2021(通期計画)」:2021年2月12日に開示した2021年12月期連結通期業績予想値。
(注3)セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整。
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FY2021 通期及び四半期計画に対する業績進捗率(個別・連結)
個別では、売上高・各段階利益ともに、期初計画を超過達成
連結では、売上高を除き営業利益・純利益ともに、期初計画を上回る着地
■FY2021 通期及び四半期計画に対する業績進捗率(個別) ■FY2021 通期及び四半期計画に対する業績進捗率(連結)
上段:通期計画比 上段:通期計画比
0.0% 50.0% 100.0% 下段:1Q計画比 0.0% 50.0% 100.0% 下段:1Q計画比
2,361 3,578
19.6% 18.1%
売上高
432 売上高 715
463 107.1% 650 90.8%
482 453
17.7% 営業利益
14.3%
営業利益
68 55
85 124.5% 65 116.7%
336 17.7% 親会社帰属
304
12.3%
当期純利益 48 当期純利益
34
59 124.2% 37 109.3%
FY2021通期計画 FY2021.1Q計画 FY2021.1Q実績
FY2021通期計画 FY2021.1Q計画 FY2021.1Q実績
(注1)2020年12月期通期連結業績発表時に開示した2021年12月期通期連結業績予想数値に対する当第1四半期連結業績数値の割合を示しております。
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個別売上高増減分析(前年同期比)
コロナ禍の解約影響を吸収し、プレミアム優待倶楽部は概ね計画通りの着地、
バーチャル株主総会、ESG/SDGs、株主管理DXの新規ニーズを取り込み、
株主管理プラットフォーム事業全体として増収で着地。
(金額単位:百万円)
新型コロナウイルスの影響なく、プレミアム コロナ禍によって、バーチャル株主総
優待倶楽部に係る売上が大幅に伸長 会、ESG・SDGs、DXニーズが顕在化
26 5
10 ー
c
11 ▲14 1 463
121
c
445
ESGソリューションの売上高の変動要因
上場企業におけるサステナビリティ、SDGs、
ESG投資対応等の強いニーズ
プレミアム優待倶楽部の
売上高の変動要因
c
① 顧客数の増加
その他の売上高の変動要因
② 1社あたりのポイント売上の増加 新型コロナウイルス感染拡大防止を目的として、
バーチャル株主総会、オンライン決算説明会の
引き合いが旺盛
303
前年同期比104.0%
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個別四半期サービス別売上高推移
プレミアム優待倶楽部は、コロナ禍による顧客企業の業績悪化を背景とした
解約影響を吸収しつつ、契約社数は純増6社を達成
(金額単位:百万円)
700 +4.0%
プレミアム優待倶楽部
IR-navi
ESG 6
600 9
その他
FY2020/4Q→ 82 14
9
FY2021/1Q 80
44
+6
500 176
64
社 2 4
100 64 10
5 7 43 69
400
(純増) 45 126 56
82 61
2 62
93
300 51 4 52
125
32
14
21 49 463
11 427
200 13 50 404
1 3 0 86 366
6 337 322
56 3 279 272 273
104 56 1
2 215
100 44
1 180
55 126 140
100
74 71
33
0
FY2017 2Q 3Q 4Q FY2018 2Q 3Q 4Q FY2019 2Q 3Q 4Q FY2020 2Q 3Q 4Q FY2021
1Q 1Q 1Q 1Q 1Q
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FY2021四半期業績の見通し(個別/連結)
四半期業績は、個別・連結ともに、2Q以降に偏るトレンドを継続
子会社のターンアラウンドを進め通期計画は達成の見通し
■FY2021 四半期業績推移のイメージ(個別) ■FY2021 四半期業績推移のイメージ(連結)
1,200 30.0%
1,200 30.0%
売上高 連結売上高
営業利益 連結営業利益
当期純利益
27.3% 親会社帰属当期純利益
営業利益率 連結営業利益率 987
1,000 25.0% 1,000 960 25.0%
914
800
19.4% 20.0% 800 20.0%
715
669 672 17.0% 17.9%
15.9% 587
600 15.0% 600 15.0%
12.6%
432
10.8%
400 10.0% 400 10.0%
7.7%
183 172
200 5.0% 200 5.0%
127 130 116 125
91 100 85 99
68 69 55 68
48 34
0 0.0%
0 0.0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
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プレミアム優待倶楽部の顧客数推移
プレミアム優待倶楽部は6社増加(前年同期比+18社)し64社へ増加。
64
58
契約済み顧客数の
四半期推移
(FY2020/4Q→ FY2021/1Q)
+6 社
43
(純増)
(参考)
26
適時開示済みの顧客数60社
(2021年5月17日時点)
18
8
プレミアム優待倶楽部の顧客数は、契約締結済みの顧客数のみカウ
ントしております。その為、新設、廃止を含めた適時開示済みの顧
FY2016 FY2017 FY2018 FY2019 FY2020 FY2021/1Q 客数とは異なる場合があります。
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IR-naviの顧客数推移
IR-naviの顧客数は3社減少(前年同期比+10社)し、299社へ。
2Q以降、通期においては増加の見通し。
302
299
281
顧客数の四半期推移
(FY2020/4Q→ FY2021/1Q)
212
231
-3 社 (純減)
196
FY2016 FY2017 FY2018 FY2019 FY2020 FY2021/1Q
IR-naviの顧客数には、プレミアム優待倶楽部の顧客数が含まれてお
ります。IR-navi単体の顧客数は、235社です。
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バーチャル株主総会/オンライン説明会の顧客数推移
バーチャル株主総会/オンライン説明会ともに
旺盛な需要を背景に14社増加し累計合計52社へ
バーチャル株主総会
オンライン説明会
顧客数の四半期推移
(FY2021.3)
27
37
+14 社
15
8
15
11
6 8
2020.6 2020.9 2020.12 2021.3
(注)バーチャル株主総会、オンライン説明会ともにそれぞれ顧客
数をカウントしております。
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FY2021/1Q決算(連結貸借対照表)
総資産は前期末から46百万円減の2,052百万円、
純資産は前期末から37百万円増の1,007百万円へ増加
FY2020 FY2021.1Q 前期末との
主な要因
(連結) (連結) 差額
(金額単位:百万円)
流動資産 1,473 1,411 ▲ 61 ー
債権の回収に伴う増加、短期借入金の借入、債務の履行に伴う減少、差入保証金返金、
現預金 1,135 1,115 ▲ 20
長期借入金の返済
売掛金 225 239 13 債権の回収に伴う減少
有形固定資産 11 10 0 ー
無形固定資産 550 570 20 主に、システム開発によるソフトウェア資産の増加(26百万円)、のれん償却(5百万円)
総資産 2,098 2,052 ▲ 46 ー
流動負債 1,017 940 ▲ 76 ー
買掛金 274 203 ▲ 71 債務の支払
短期借入金 100 250 150 ネットマイル借入増額
1年以内返済長期借入金 26 26 ー ー
未払法人税等 91 26 ▲ 65 主に、法人税支払
前受金 166 164 ▲1 ー
固定負債 112 104 ▲7 ー
株主資本 969 1,006 37 利益剰余金の増加
純資産 969 1,007 37 ー
(注)2020年12月期第4四半期から連結決算に移行しております。
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3.事業ハイライト
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フロンティア・マネジメント社との協業
フロンティア・マネジメント社のプレミアム優待倶楽部導入を梃に、
顧客上場企業に対する包括的なIR・SR戦略支援サービスの提供を開始
■本協業の概要
本協業の骨子
両社顧客企業に対する包括的なIR・SR戦略 顧客企業の株式流動性の向上と長期株主の獲得
支援サービスの提供 支援
新規顧客の獲得に向けた協業体制の構築、 顧客企業の投資家および株主とのエンゲージ
顧客企業の株主管理分野のDX化推進 メント強化支援
本協業の背景
上場企業のIR・ SR戦略にかかる経営課題の重要性と複雑さの増大
・コーポレートガバナンスコード改定(取締役会機能の発揮、人材の多様性確保、サステナビリティへの取組み等)
・内外の多様な投資者から高い支持を得られる魅力的な市場提供を目的とした東証の市場再編
・アクティビスト投資家の台頭、アクティブ・オーナーシップ活動の普及
・サステナビリティ、ESG関連の投資家への対応等
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ファンズ社との業務提携
貸付投資の「Funds」を運営するファンズ社と営業面での連携強化、
WILLsCoin利用者を拡大するための、WILLsCoin付ファンドを組成
業務提携の骨子
相互顧客送客による連携強化 WILLsCoinを付した優待ファンドの組成
テストケースとして、当社がWILLsCoinを付した優待ファンドを通じた資金調達を実施
■スキーム概要
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電音エンジニアリング社との業務提携
国内有数のノウハウを持つ電音エンジニアリング社と、バーチャル株主総会、
オンライン決算説明会の営業推進を目的とした業務提携を実施
本業務提携の骨子
電音エンジニアリング社から当社への顧客紹介・バーチャル株主総会等の普及を目的とした営業協力
電音エンジニアリング社を通じたエンドユーザーへの電子議決権行使プラットフォーム(WILLsVote)の提供
本業務提携の背景
バーチャル株主総会実施企業の急増・安定的なバーチャル株主総会運営サービスの提供
・コロナ禍を背景として、株主総会プロセスの電子化・株主管理分野のDX化が急激に進展
・バーチャル株主総会実施企業の急増による、会場運営及び撮影ノウハウを有する企業のリソース獲得競争の激化
・両社の経営資源の機動的活用、販売強化及び株主総会運営サービスの安定的供給力の確保
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ネットマイルとの協業
日本最大級のネットマイルとWILLsCoinとの交換が可能に
連携開始を契機にすごろくゲームの提供を開始し、コンテンツを拡充
WILLsCoinとネットマイルとの交換連携 ポイント連携を記念したゲームの導入
ルール等の詳細は、以下のURLからご参照ください。
https://premium-yutaiclub.gamefactory.jp/static/rules.html
✓「ネットマイル」は種類の違うポイントを一つにまとめ、 ✓さいころを振って、60マスのゴールを目指す、アメリカ
さらに他のポイントなどに交換できる共通ポイント。 の金融街「ウォール街」をモチーフにしたすごろく
ゲームが4/27~始動。ゴールの順番に応じて、最大
✓WILLsCoinが、150種類以上のポイント連携網を有する 10,000mileがもらえます。
ネットマイルと交換可能に。
✓プレミアム優待倶楽部PORTALに会員登録されている方
✓WILLsCoinからネットマイルに交換することで、現金や なら、どなたでも参加できるゲームです。
電子マネー、Amazonギフト券も受け取ることが可能。
(注)WILLsCoinからネットマイルへの交換は、最低10WILLsCoinから可能。
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ディスクレーマー:本資料の取り扱いについて
• 本資料には、当社に関連する見通し、将来に関する計画、経営目標などが記載されています。これらの将来の見通しに関する記述は、将来の事象
や動向に関する現時点での仮定に基づくものであり、当該仮定が必ずしも正確であるという保証はありません。様々な要因により実際の業績が本
資料の記載と著しく異なる可能性があります。
• 別段の記載がない限り、本資料に記載されている財務データは、日本において一般に認められている会計原則に従って表示されています。
• 当社は、将来の事象などの発生にかかわらず、既に行っている今後の見通しに関する発表等につき、開示規則により求められる場合を除き、必ず
しも修正するとは限りません。
• 当社以外の会社に関する情報は、一般に公知の情報に依拠しています。
• 本資料は、いかなる有価証券の取得の申込みの勧誘、売付けの申込み又は買付けの申込みの勧誘(以下「勧誘行為」という。)を構成するものでも、
勧誘行為を行うためのものでもなく、いかなる契約、義務の根拠となり得るものでもありません。
• 当社株式へ投資される際は、投資家ご自身の判断と責任で行われますようお願いいたします。
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