4480 M-メドレー 2020-11-13 15:00:00
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月13日
上 場 会 社 名 株式会社メドレー 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4480 URL https://www.medley.jp/
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)瀧口 浩平
代 表 者 (役職名)代表取締役(医師) (氏名)豊田 剛一郎
問合せ先責任者 (役職名)取締役 コーポレート本部長 (氏名)田丸 雄太 (TEL)03(6372)1265
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 ー
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有(機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第3四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 EBITDA※ 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第3四半期 5,226 42.2 647 30.9 541 26.4 552 20.6 461 ―
2019年12月期第3四半期 3,675 ― 494 ― 428 ― 458 ― △38 ―
(注) 包括利益 2020年12月期第3四半期 461 百万円 ( ー%) 2019年12月期第3四半期 △38 百万円 ( ー%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第3四半期 16.15 14.81
2019年12月期第3四半期 △1.49 ー
(注)1. 2019年12月期第3四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、当
社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため、また、1株当たり四半期純損失のため、記載してお
りません。
2. EBITDA=(営業損益+減価償却費・のれん償却費)
なお、前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間はのれん償却費の発生がないため、EBITDAの算
出には含まれておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第3四半期 12,264 9,596 78.2
2019年12月期 5,400 3,359 62.0
(参考) 自己資本 2020年12月期第3四半期 9,594 百万円 2019年12月期 3,345 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 ー 0.00 ー 0.00 0.00
2020年12月期 ー 0.00 ー
2020年12月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :無
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 EBITDA 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
6,600 38.5 500 100.8 330 115.5 350 96.2 300 10.49
通期 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 ー 〜
6,900 44.8 800 221.3 630 311.3 650 264.5 550 19.23
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注)詳細は、添付資料P.8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 有
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期3Q 30,223,900株 2019年12月期 28,145,100株
② 期末自己株式数 2020年12月期3Q ー株 2019年12月期 ー株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期3Q 28,595,920株 2019年12月期3Q 25,494,400株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社グループが現在入手している情報及び合理的
であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社グループとして約束する趣旨のものではありませ
ん。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績
予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.4「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業
績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社メドレー(4480) 2020年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………5
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………8
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………9
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株式会社メドレー(4480) 2020年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間においては、引き続き新型コロナウイルス感染症(以下「COVID-19」という。)の影
響を受けつつも、医療や介護の提供体制を担う人材の不足や財源問題が継続したため、有効求人倍率は全産業平均
と比較して数倍高い水準で推移いたしました。また、2020年4月10日付けで初診患者にもオンライン診療を時限的
に認める事務連絡が発出されましたが、同年9月に菅政権が発足し、デジタル化推進策の1つとして、オンライン診
療に関する時限的措置の恒久化も検討されております。
このような事業環境のもと、当第3四半期連結累計期間において、人材プラットフォーム事業の売上高成長率は、
COVID-19の発生前の水準まで回復し、増収となりました。
また、医療プラットフォーム事業においても、オンライン診療システムの販売が堅調に推移したことに加え、調
剤薬局向けシステムの順調な立ち上がりにより、引き続き増収となりました。売上高が伸長する一方で、事業規模
拡大にむけて人材プラットフォーム事業におけるシステムの機能開発や人員増強等の継続成長投資のみならず、医
療プラットフォーム事業における開発人員の増強を始めとした先行投資を積極的に実施しました。
以 上 の 結 果、 当 第 3 四 半 期 連 結 累 計 期 間 の 業 績 は、 売 上 高 5,226,176 千 円 ( 前 年 同 期 比 42.2 % 増 )、
EBITDA647,668千円(前年同期比30.9%増)、営業利益541,311千円(前年同期比26.4%増)、経常利益552,404千
円(前年同期比20.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は461,810千円(前年同期は四半期純損失38,100
千円)となりました。
なお、人材プラットフォーム事業においては、当社グループのサービスを利用して入職した求職者が求人事業所
に入職した日付を基準として売上高を計上しているため、一般的に年度の始まりとされている4月に入職が増え、
同月に売上高が偏重する傾向があります。そのため、当社グループの業績は、第2四半期連結会計期間に売上高が
偏重する傾向があります。
世界的に流行しているCOVID-19が国内において急速にまん延したことで緊急事態宣言が発出された2020年4月か
ら5月に比べると、我が国における経済活動は緩やかに回復傾向となっているものの、引き続き予断を許さない状
況となっております。当社では、全社員に対して感染疑いや体調不良時の就業に関する対応方針を周知徹底し、事
業活動を継続しつつ感染拡大防止のための措置を講じております。今後COVID-19が収束せずに再度緊急事態宣言の
発出による外出自粛や営業自粛で国内経済の停滞が長期化した場合には、当社グループの事業展開及び経営成績に
影響を及ぼす可能性があります。
また、緊急事態宣言の全面解除以降、医療プラットフォーム事業において、オンライン診療及びオンライン服薬
指導に関する時限的な規制緩和が継続されていることを背景に、医療プラットフォーム事業全体の利用医療機関数
が増加しております。さらに、人材プラットフォーム事業においては、一部の顧客事業所で見られた採用プロセス
の遅延を解消するための施策を実行し、人材プラットフォーム事業の売上高成長率はCOVID-19発生前の水準まで回
復しております。現時点においては、当社グループの事業展開及び経営成績に重大な影響を及ぼすまでに至ってお
りません。引き続き、今後の推移状況を注視するとともに、COVID-19による重大なリスクが観測された場合には、
速やかに開示いたします。
セグメントごとの業績を示すと、以下のとおりです。
なお、セグメント間取引消去額及び各セグメントに配賦されてない全社共通費用の総額は1,044,038千円(前年
同期比62.6%増)です。
①人材プラットフォーム事業
当第3四半期連結累計期間においては、COVID-19の感染拡大を背景とした緊急事態宣言の発令の影響を受けま
したが、同宣言解除以降に復調し、顧客事業所数が前連結会計年度末比13.6%増の207,000件を超えました。そ
の一方で、掲載求人数は前連結会計年度末比5.0%減の192,000件強に留まりました。
また、利便性の向上に向けたサービスサイトの機能改善を継続的に実施したことに加え、従事者会員基盤の
さらなる拡大に向けたTVCMを第1四半期会計期間に実施しました。
以上の結果、セグメント売上高は4,378,617千円(前年同期比37.3%増)、全社共通費用配賦前のセグメント
利益(営業利益)は2,010,816千円(前年同期比32.9%増)となりました。
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株式会社メドレー(4480) 2020年12月期 第3四半期決算短信
②医療プラットフォーム事業
当第3四半期連結累計期間においては、COVID-19感染拡大の防止策としてのオンライン診療への関心の高まり
を背景に、クラウド診療支援システムCLINICSの利用医療機関数は堅調に増加したことに加え、2020年9月より調
剤薬局向けシステムの「Pharms(ファームス)」の提供を正式に開始したことにより、医療プラットフォーム事
業全体の利用医療機関数は前連結会計年度末比274%増の4,300件を突破しました。また、2019年3月に連結子会
社化(完全子会社)した株式会社NaClメディカルは、従前と同様に、医事会計ソフトウェア「ORCA」の受託開発を
担いました。さらに、2020年8月に子会社としてMEDS(メッズ)株式会社を設立し、製薬企業及び医療機器メー
カー等のデジタル活用を支援するための活動を開始いたしました。加えて、「MEDLEY」においては、同年7月よ
り専門家グループ、グーグル合同会社及び株式会社メディカルノートと、COVID-19に関する情報発信において連
携を開始した他、継続的なコンテンツの更新及び拡充を実施しました。
以上の結果、セグメント売上高は766,458千円(前年同期比89.9%増)、全社共通費用配賦前のセグメント損
失(営業損失)は362,917千円(前年同期は営業損失369,179千円)となりました。
なお、当該営業損失が発生している要因としては、クラウド診療支援システムCLINICSの新規利用医療機関の
獲得や機能拡充に向けた成長投資に加え、調剤薬局向けシステムに関する先行投資の実施や他社電子カルテ資産
等の取得費用を一括計上したこと等が挙げられます。
③新規開発サービス
当第3四半期連結累計期間においては、COVID-19の影響により「介護のほんね」は、第2四半期に引き続き施設
見学の延期や施設側の受入制限等が継続しましたが、サイトリニューアルを含めたコンテンツ拡充及び紹介可能
施設数の拡充のための積極的な営業活動を実施しました。
以上の結果、セグメント売上高は81,101千円(前年同期比2.9%減)、全社共通費用配賦前のセグメント損失
(営業損失)は62,548千円(前年同期は営業損73,198千円)となりました。
なお、当該営業損失が発生している要因としては、「介護のほんね」の最適な収益構造の確立に向けた投資を
実施していることが挙げられます。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は11,516,420千円となり、前連結会計年度末に比べ6,760,843千円
増加いたしました。これは主に現金及び預金が6,514,753千円及び売掛金が147,308千円増加したことによるもので
あります。固定資産は702,845千円となり、前連結会計年度末に比べ64,663千円増加いたしました。これは主に有形
固定資産が8,002千円及び無形固定資産が47,031千円増加したことによるものであります。繰延資産は44,840千円と
なり、前連結会計年度末に比べ38,110千円増加いたしました。
この結果、総資産は12,264,105千円となり、前連結会計年度末に比べ6,863,617千円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は2,139,431千円となり、前連結会計年度末に比べ371,826千円増加
いたしました。これは主に前受金が225,981千円、1年内返済予定の長期借入金が62,535千円及び未払消費税等が
62,292千円増加したことによるものであります。固定負債は528,468千円となり、前連結会計年度末に比べ255,373
千円増加いたしました。これは長期借入金が255,373千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は2,667,899千円となり、前連結会計年度末に比べ627,199千円増加いたしました。
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株式会社メドレー(4480) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は9,596,206千円となり、前連結会計年度末に比べ6,236,417千円増加
いたしました。これは海外募集による株式発行や新株予約権の行使等により資本金及び資本準備金がそれぞれ
2,887,305千円、利益剰余金が461,810千円増加したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年12月期通期連結業績予想につきましては、当第3四半期連結累計期間における連結業績が当初計画どおり推
移していることに加え、COVID-19の感染拡大による事業ごとの需要変動等を総合的に勘案した結果、2020年2月14日
付「2019年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」にて公表しました数値に変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,477,395 10,992,149
売掛金 241,498 388,807
商品及び製品 211 59
仕掛品 ― 1,787
前払費用 37,192 65,997
その他 23,274 103,217
貸倒引当金 △23,995 △35,598
流動資産合計 4,755,577 11,516,420
固定資産
有形固定資産 56,007 64,010
無形固定資産 222,324 269,355
投資その他の資産 359,849 369,478
固定資産合計 638,181 702,845
繰延資産 6,729 44,840
資産合計 5,400,488 12,264,105
負債の部
流動負債
買掛金 1,495 1,673
短期借入金 500,000 500,000
1年内返済予定の長期借入金 190,256 252,791
未払金 557,636 510,859
未払費用 44,766 43,499
前受金 149,286 375,267
預り金 81,597 125,695
未払法人税等 106,922 92,150
未払消費税等 105,302 167,595
賞与引当金 1,461 27,207
返金引当金 8,596 16,039
採用祝い金引当金 12,987 23,388
その他引当金 7,295 3,263
流動負債合計 1,767,604 2,139,431
固定負債
長期借入金 273,095 528,468
固定負債合計 273,095 528,468
負債合計 2,040,699 2,667,899
純資産の部
株主資本
資本金 1,011,523 3,898,829
新株式申込証拠金 ― 11,996
資本剰余金 2,833,471 5,720,776
利益剰余金 △499,137 △37,327
株主資本合計 3,345,857 9,594,274
新株予約権 13,932 1,932
純資産合計 3,359,789 9,596,206
負債純資産合計 5,400,488 12,264,105
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株式会社メドレー(4480) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 3,675,444 5,226,176
売上原価 1,139,334 1,536,215
売上総利益 2,536,110 3,689,960
販売費及び一般管理費 2,107,842 3,148,649
営業利益 428,267 541,311
営業外収益
受取利息 15 36
違約金収入 1,630 808
助成金収入 13,560 9,690
受取和解金 18,817 11,250
雑収入 1,941 1,229
その他 922 776
営業外収益合計 36,887 23,790
営業外費用
支払利息 4,992 6,901
株式交付費償却 1,053 3,226
業務委託料 ― 2,128
その他 1,000 441
営業外費用合計 7,046 12,698
経常利益 458,108 552,404
特別損失
減損損失 494,489 ―
特別損失合計 494,489 ―
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△36,381 552,404
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 1,719 90,593
法人税等合計 1,719 90,593
四半期純利益又は四半期純損失(△) △38,100 461,810
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△38,100 461,810
に帰属する四半期純損失(△)
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株式会社メドレー(4480) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △38,100 461,810
その他の包括利益
その他の包括利益合計 ― ―
四半期包括利益 △38,100 461,810
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △38,100 461,810
非支配株主に係る四半期包括利益 ― ―
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株式会社メドレー(4480) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
(株主資本の著しい変更)
当社は、当第3四半期連結累計期間において、海外募集による新株発行及び新株予約権の行使により資本金及
び資本準備金がそれぞれ2,887,305千円増加しております。この結果、当第3四半期連結会計期間末において、資
本金が3,898,829千円、資本剰余金が5,720,776千円となっております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(会計方針の変更)
(税金費用の計算方法の変更)
従来、当社及び連結子会社の税金費用につきましては、原則的な方法により計算しておりましたが、当社及び
連結子会社の四半期決算業務の一層の効率化を図るため、第1四半期連結会計期間より連結会計年度の税引前当
期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗
じて計算する方法に変更しております。
なお、この変更による影響は軽微であります。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
当社グループでは、固定資産の減損や繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りを四半期連結財務諸表作
成時において入手可能な情報に基づき実施しております。
新型コロナウイルス感染症の拡大による当社グループへの影響は、セグメントによってその影響や程度が異な
るものの、提出日現在においては、当四半期末の見積りに大きな影響を与えるものではないと想定しておりま
す。
なお、当該感染症による経済活動への影響は不確実性が高いため、上記仮定に変化が生じた場合は、当社グル
ープの財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
調整額
人材プラット 医療プラット 新規開発 合計
計 (注)
フォーム事業 フォーム事業 サービス
売上高
外部顧客への売上高 3,188,268 403,684 83,492 3,675,444 ― 3,675,444
セグメント間の内部
― ― ― ― ― ―
売上高又は振替高
計 3,188,268 403,684 83,492 3,675,444 ― 3,675,444
セグメント利益又は損失
1,512,542 △369,179 △73,198 1,070,164 △641,896 428,267
(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△641,896千円はセグメント間取引消去額及び報告セグメントに
配分していない全社共通費用であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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株式会社メドレー(4480) 2020年12月期 第3四半期決算短信
2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「医療プラットフォーム事業」において、将来キャッシュ・フロー計画の新規事業性が高く、将来キャッシ
ュ・フローに不確実性があると判断したのれんについて、全額減損損失として特別損失に計上しております。
当該事象による減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間において494,489千円であります。
(のれんの金額の重要な変動)
第1四半期連結会計期間に「医療プラットフォーム事業」において、株式会社NaClメディカルの全株式を取得し
たことによりのれんが494,489千円発生しましたが、全額減損損失として特別損失に計上しているため、当第3四
半期連結累計期間におけるのれんの増加額はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
調整額
人材プラット 医療プラット 新規開発 合計
計 (注)
フォーム事業 フォーム事業 サービス
売上高
外部顧客への売上高 4,378,617 766,458 81,101 5,226,176 ― 5,226,176
セグメント間の内部
― ― ― ― ― ―
売上高又は振替高
計 4,378,617 766,458 81,101 5,226,176 ― 5,226,176
セグメント利益又は損失(△) 2,010,816 △362,917 △62,548 1,585,350 △1,044,038 541,311
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△1,044,038千円はセグメント間取引消去額及び報告セグメントに
配分していない全社共通費用であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
(重要な後発事象)
(多額な資金の借入)
当社は、2020年11月13日開催の取締役会において、下記の資金の借入を決議しております。
これは、今後の事業規模拡大を見据え、運転資金等の資金需要の増加に備えるものです。
①借入先 株式会社三菱UFJ銀行
②借入金額 3,000,000千円
③償還期限 5年
④償還方法 1ヶ月毎元金均等返済
⑤実行日 2020年11月30日(予定)
⑥借入金利 固定金利
⑦担保 無担保、無保証
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