4476 M-AI CROSS 2021-03-31 16:00:00
当社ビジネスチャットサービスの事業譲渡について [pdf]

Smart Work, Smart Life




当社ビジネスチャットサービスの事業譲渡について


 AI CROSS株式会社

(証券コード:4476)



     2021.3.31
INDEX




 ▶︎事業譲渡に伴う業績予想の修正について…P.03

 ▶︎事業譲渡について… P.05

 ▶︎中期事業戦略について…P.10

 ▶︎ M&A戦略について…P.14

 ▶︎ FY2021 注力施策について…P.16

 ▶︎事業に込める想い…P.18



                             2
事業譲渡に伴う業績予想の
修正について
業績予想の修正



 売上高はメッセージングサービスの進捗好調のため当初予想を維持


   -ビジネスチャットサービス事業譲渡による営業利益減
   -特別利益(256百万円)の発生       (単位:百万円)




                                     4
事業譲渡について
事業譲渡概要について


   当社ビジネスチャット事業を、簡易新設分割により設立する
 株式会社DXクラウドに承継および株式会社DXクラウドの株式全てを
    ナレッジスイート株式会社(証券コード:3999)に譲渡




     メッセージングサービス


       HR関連サービス
                                         ❷株式全てを譲渡
         ビジネスチャットサービス                     (2021/6/1付)




                                 株式会社DXクラウド
                   ❶簡易新設分割
                   (2021/6/1付)
                                   ビジネスチャットサービス



                                                        6
事業譲渡の目的



          経営資源の選択と集中により、成長事業へのドライブ加速


  将来性
(自社成長性)                                   自社メリット    自社デメリット
                                          ・高い市場成長
                                          性
                                                    ・市場プレーヤ
                                メッセージング   ・市場でのポジ
                                                    ーの増加
 高                                        ショニングの確
                  メッセージン                  率と高いシェア
                  グ サービス
     HR                                   ・極めて高い市
     関連                                   場成長性      同一市場でのポ
                                HR関連      ・相対的安定シ   ジションニング
                                          ェア保持企業の   の未確立
                                          不在
                                                    ・成長前に事業
                                                    の成熟化
                                                    ・Microsoft、
 低                              ビジネス      ・高い市場成長
           ビジネス                                     Google、Slack
                                チャット      率
                                                    などメガクラウ
           チャット
                                                    ドベンダー等に
                                                    よる高シェア率


          低        高   現在の収益性                                      7
事業譲渡の背景



   成長フェーズでの市場占有化の遅れと大手競合他社の参入増加により
      自社内での事業拡大と投資対効果を鑑みた事業譲渡を判断



                                               事業譲渡 判断理由 基準

                                              ・継続する市場拡大性(+)
                                         市場
                                              ・働き方の多様化(+)
                                        (+)   ・代替え品の脅威拡大(−)


                                              ・競合プレーヤーの増加(−)
                                         競合   ・競合のシェア率拡大(−)
                                        (ー)   ・グループウェアのサービス領
                                              域拡大(−)


                                              ・検討〜導入期間の長期化
                                              (−)
                                         自社   ・収益伸び率の鈍化(−)
                                        (ー)   ・競合機能をベンチマークにお
                                              いた際の開発コストの高止まり
                                              (−)

キャズム理論に基づき想定されるリターンに対し、投資対効果が見込めないと判断
                                                               8
事業譲渡により AI CROSSが目指す世界


  理念のもと、企業のさらなる業務効率化と、ヒトの働き方の多様化を
 強力に支援し、『AIでコミュニケーションの次元を高める会社』として
             企業革新を牽引する




         Smart AI Engagement事業

  メッセージングサービス             HR関連サービス

  業務効率化と新たな価値提供           ヒトの働き方の多様化

 企業とユーザーの間に新しいコミュニ     企業と従業員の間に最適な関係性・コ
 ケーションの形を創造する          ミュニケーションを創造する
                                           9
中期事業戦略について

AI CROSSが目指す世界の実現に向けて
メッセージングサービス戦略について



    SMS関連領域シェアNo.1のため、SMS単体サービス提供から、
   SMSの価値を拡張する『スマートメッセージングサービス』へシフト


          2021                      2023年
   スマートメッセージングサービス           スマートメッセージングサービスによる
    実現のための配信基盤整備開始          企業およびその先のユーザーへの価値創造へ



                                 顧客・ユーザーへの
                                 価値提供

                               スマート メッセージング
                                   サービス
                スマートメッセー
 SMS配信          ジングサービス構                      RCS
 サービス           想を実現する拡張
                基盤整備検討開始


         SMS+
SMS配信     付加        Smart
サービス     サービ        Chat
           ス                                        11
メッセージングサービス付加施策について



   「別々に存在するサービスやシステム群」を連携して、業務自動化を
   実現する「絶対リーチ!CONNECT(※)」を活用した柔軟性拡充


                                              当社メッセージングサービスと顧客企業
                                              で活用中のシステムをかんたんに連結す
                                              ることで、個社ごとのニーズや課題解決
                                              に最適なサービスを構築可能

                                                        つなぐだけ
                                                    (大規模なシステム開発不要)

                                                     圧倒的な低コスト
                                                (システム開発の1/10〜で構築可能)

                                                        短納期
                                                (2ヶ月程度からのサービス構築可能)

※ 「絶対リーチ!CONNECT」はiPaaS(Integration Platform as a Service)と呼ばれるサービスカテゴリとなります   12
HR関連サービス戦略について



 働く上で常に課題となる「こころと仕事の機微情報」をITとAIにより
  可視化・個人最適化することで、日本社会の働き方の多様化を促進


      2021                   2023年

  AIエンジンを活用可能な   ITとAIによるヒトの心の状況やモチベーションを可視化し、
  HR関連 新規サービスの           個人ごとに最適な働く環境を提供
  企画・検討・創出を実践
                          個人の適正診断・分
                   企業                    従業員
                              析、
                           業務フォローまで
                          必要なサービスを接続


      HR関連

                 上司・チーム                  面接者




                                                 13
M&A戦略について

AI CROSSが目指す世界の実現に向けて
M&A戦略について



        メッセージングサービス領域のシェア No.1および
    スマートメッセージングサービスの世界観の実現を軸に積極的に推進


成長率
      スマート                              スマートメッセージングサービス
     メッセージン                            <SMS × 企業・ユーザーへの高付加価値>
      グサービス
高

              メッセージン                    成長加速・シェアNo.1の実現
               グサービス



                                               M&Aの目的

低                                      ▸スマートメッセージングサービス構想の
                                         ための技術力獲得
                                       ▸関連領域での顧客シェアの獲得

          高             低   市場占有率      ▸注力業界のデータ獲得および分析
                                                                15
    PPM図(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)に基づいた当社メッセージングサービス領域のM&A投資戦略の実行
FY2021 注力施策について

AI CROSSが目指す世界の実現に向けて
FY2021 注 力 施 策 に つ い て


  企業革新を牽引する『AIでコミュニケーションの次元を高める会社』と
     しての役割のため、メッセージング領域の拡充・強化および
          HR関連のサービス創出と拡大を実現


                 Smart AI Engagement事業

    メッセージングサービス                        HR関連サービス
          基盤強化と拡充                           創出
 ①代理店販路の強化                         ⑤HR関連クラウドサービスのリリースを予定
 ▸代理店売上比率目標:35%⇒53%
                                   ⑥新規サービスのリリースを検討
 ②特定業界・アカウントへの訴求
 ▸ニーズの深堀及びSmart Messaging
 Serviceにつなげるためのデータの獲得
 ③データ分析基盤新プラットフォームの開発
 ▸Smart Messaging Serviceへの移行を見越
 したシステムの強化
 ④M&A                                                      17
事業に込める想い

AI CROSSが目指す世界の実現に向けて
事業に込める想い



 企業も、そこで働くヒトも、もっとスマートにしたい。

             代表 原田の起業 原体験


▶︎ アメリカでの子育てと仕事の両立    テクノロジーによって、仕事/プライベート
                      両立の実現性を体感




▶︎ 日本に帰国後に感じた子育てのしにくさで      当初の日本は、まだ画一的な
                            社会で、働き方の多様化が無
 社会の多様化・効率化の必要性を強く意識        い状態




▶︎ 従業員が最高のパフォーマンスを出せる       日本がより良い社会に、そし
                            て働くヒトがよりスマートに
 環境づくりが企業の生産性向上につながる        なれるサービスを強く意識
                                             19
AI CROSSのミッション




   Smart Work, Smart Life
  テクノロジーでビジネススタイルをスマートに




                            20
AI CROSSのビジョン



  AIでコミュニケーションの次元を高める会社




                AI CROSSはテクノロジーにより、『企業・

                ヒト・モノ・データ』間に、新たなつなが

                りを創出し、企業とその先にいる従業員や

                ユーザーとのコミュニケーションのあり方

                を変える会社になる。


                                          21
本資料の取り扱いについて


 本書には、当社に関連する見通し、将来に関する計画、経営目標などが記載されています。これ
 らの将来の見通しに関する記述は、将来の事象や動向に関する現時点での仮定に基づくものであ
 り、当該仮定が必ずしも正確であるという保証はありません。様々な要因により、実際の業績が
 本書の記載と著しく異なる可能性があります。


 別段の記載がない限り、本書に記載されている財務データは日本において一般に認められている
 会計原則に従って表示されています。


 当社は、将来の事象などの発生にかかわらず、既に行っております今後の見通しに関する発表等
 につき、開示規則により求められる場合を除き、必ずしも修正するとは限りません。


 当社以外の会社に関する情報は、一般に公知の情報に依拠しています。


 本書は、いかなる有価証券の取得の申込みの勧誘、売付けの申込み又は買付けの申込みの勧誘
 (以下「勧誘行為」という。)を構成するものでも、勧誘行為を行うためのものでもなく、いかな
 る契約、義務の根拠となり得るものでもありません。


                                                22