4463 日華化学 2020-04-28 15:00:00
2020年12月期 第1四半期決算補足説明資料 [pdf]

2020年12月期(第107期)
  第1四半期 決算概要資料

    日華化学株式会社
    (証券コード:4463)


     2020年4月28日
目次


1.2020年度 第1四半期業績                   2.2020年度 業績予想
     2020年度 第1四半期 決算サマリー      4
     セグメント別業績                 5
     2020年度 第1四半期 経営環境        6
     売上高増減要因(対前年)             7
     経常利益増減要因(対前年)            8
     化学品セグメント 業績詳細            9
     化粧品セグメント 業績詳細            10
                                   3.参考情報
     特別損益の概要                  11
                                     コロナ感染拡大防止対策と稼働状況   16
                                     会社概要               17




                                                             2
2020年度 第1四半期 業績




                  3
2020年度 第1四半期 決算サマリー
■売上高は前年度比△10億円で2年連続の減収。一方各種経費の減少等に伴い利益率が改善したことにより
 営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益が増加
                                                          単位:百万円

                   2019年度        2020年度             前期比
                   第1四半期         第1四半期       増減額          増減率

   売  上  高            11,559        10,476    △1,083       △9.4%

   営業利益                 131           136
                                                   +4       +3.5%
  (営業利益率)              1.1%          1.3%

   経常利益                     96        170          +74     +77.2%

  親会社株主に帰属する
    四半期純利益     ※         -58          104      +163             -



                                                                   4
セグメント別業績
 ■化学品事業は売上高△7.3億円(△8.8%)減収、セグメント利益は1.2億円(+89.2%)増益
  化粧品事業は売上高△2.4億円(△8.2%)減収、セグメント利益は△0.7億円(△17.8%)減益
                                                                                    単位:百万円
             2019年度               2020年度
                                                        前期比                    前期比
   セグメント    第1四半期                 第1四半期
           売上高       セグメント利益   売上高       セグメント利益   売上高       増減率       セグメント利益    増減率

    化学品     8,334         141    7,598        268     △736     △8.8%        +126     +89.2%


    化粧品     2,995         419    2,749        344     △245     △8.2%         △74     △17.8%


    その他      228           31     127            3    △101     △44.2%        △27     △87.4%


    消去等          -       -460         -       -480         -         -       △19         -


    合 計    11,559         131   10,476        136    △1,083    △9.4%          +4      +3.5%



                                                                                              5
2020年度 第1四半期 経営環境
  ■事業分野外部環境等                                            ○-× : 環境・影響の評価
                         3月よりコロナの影響による消費減速を見越した受注減
               日本    ×
                         アパレル 2Q以降落込み、百貨店△50〜70%、ファストファッション△30%見込
    繊維加工                 中国/コロナの影響で各企業2月長期工場稼働停止、繊維製品輸出額1Q△17.7%
               海外    ×      2Q△30%予想
                         その他各国/一部を除き1Qで影響大、2Qは全ての子会社展開国で大幅受注減
                         乗用車販売不振 1-3月前年同期比 日本△10.2%(△14万台)、中国△45.4%
    自動車      日本・海外   ×
                         (△239万台)、米国△25.3%(△30万台)、インド△22.4%(△19万台)
     製紙        日本    ×   家庭紙、衛生紙分野は堅調も再生紙は広告減もあり新聞需要減加速
   クリーニング            ×   コロナの影響でクリーニング店、ホテル、コインランドリー来客激減
               日本
   &メディカル            〇   メディカル用は需要増
  殺菌・手指消毒剤     日本    〇   コロナ対策で需要旺盛も手指消毒剤は小型容器入手困難等で+要素は限定的
                     -   コロナで美容室来店客低調も販売奨励金制度の関係もあり代理店販売は微減
               日本
    化粧品              ×   代理店在庫増2Qに影響、大口ODM大幅減、1Q後半より美容室売上大幅減へ
               海外    ×   韓国/コロナで釜山、大邱地区美容室2/初〜3/末休業と影響大、4月来店客△50%


    数値指標       為替    ×   円/米ドル・109.22円で1.1%円高。中国元は5.0%、ウォンは7.2%円高
    (前年比)      ナフサ   ×   1Q予想44,600円(前年同期比+13.7%上昇)、2Q予想23,600円

                                                                         6
売上高 増減要因(対前年)単位:百万円
 ■円高による影響で△1.6億円、化学品事業で△5.9億円、化粧品事業で△2.2億円の減収
                                単位:円
               期間為替   19.1Q      20.1Q      備 考
               米ドル     110.45     109.22   1.1%円高
               中国元     16.368     15.560   5.0%円高



               △164       △597
                                           △220
      11,559                                               △101

                 日本         △40                                   10,476
                 グレーターチャイナ △343             日本      △201
                 その他アジア    △113             海外       △18
                 北米         △98




                                                                           7
経常利益 増減要因(対前年)          単位:百万円


■円高による影響で0.4億円及び化学品事業で1.2億円の増益、化粧品事業で△0.7億円の減益。
 減価償却費は2.1億円増。
                  日本            +230
                  グレーターチャイナ     +20
                  その他アジア        △46
                  北米             △51


                 +127          △72


                                       △27
                                             △19   +22
         +43             日本       △1                     170
                         海外      △16


   96




                                                               8
化学品セグメント 業績詳細

 業績推移   単位:百万円    地域別売上高      19.1Q     20.1Q     増減額     増減率
                 日  本           3,411    3,370      △40   △1.2%
                 グレーターチャイナ     2,476    2,085     △391   △15.8%
                 その他アジア         2,069    1,867     △201   △9.7%
                 北  米            377       275     △102   △27.1%
                    合  計        8,334    7,598     △736   △8.8%
                                                 ※為替影響 △139百万円

                 前期比概要
                 1.中国/コロナの影響で稼働率が低く減収
                 2.台湾/前年同期大手顧客の販売が多く減収
                 3.アジア各国/対アジア通貨円高による減収
                 4.ベトナム・バングラデシュ/繊維産業成長・開拓により好調
                 5.国内/コロナの影響で業務用クリーニング薬剤低調



                                                                 9
化粧品セグメント 業績詳細

 業績推移   単位:百万円
                  地域別売上高    19.1Q    20.1Q    増減額     増減率
                 日 本         2,624    2,422    △201   △7.7%
                 海 外           370      326    △43    △11.8%
                    合計       2,995    2,749    △245   △8.2%
                                              ※為替影響 △25百万円

                 前期比概要

                 1.山田製薬/ODM事業大口顧客2.9億円減収で大幅減益
                 2.山田製薬/ODM事業新規獲得好調
                 3.国内デミ/ヘアケア・ヘアカラーの19年度新商品拡販で伸長も
                           既存品落ち込み微減
                 4.デミコリア/コロナの影響による市況悪化と円高で減収




                                                               10
特別損益の概要
■特別損益は、投資有価証券売却益による特別利益が増加。


                                                     単位:百万円


               19.1Q        20.1Q         増減額         増減率

       特別利益            33           44        +10     +32.3%

       特別損失             4           1           △3    △69.4%



                 特別利益
                  ・投資有価証券売却益             10
                  ・補助金収入                 33




                                                               11
2020年度 業績予想




              12
2020年12月期 通期業績予想
■新型コロナウイルスの感染が拡大し収束時期が見通せない現時点においては、合理的な業績予想の算定が
 困難であるため、通期業績予想及び配当予想を「未定」に修正。


                            2月13日時点    4月27日時点         単位:百万円


                 2019年度     2020年度     2020年度
                                                 増減額   増減率
                   実績        直近予想        予想

     売  上  高       46,191     48,000       未定      -       -
     営業利益           1,395      1,000       未定
                                                   -       -
    (営業利益率)         3.0%       2.1%
     経常利益           1,334      1,000       未定      -       -
    親会社株主に帰属する
      当期純利益
                     900        500        未定      -       -

    年間配当(円)           16         16        未定      -       -


                                                                13
2020年12月期 セグメント別 通期業績予想
■新型コロナウイルスの感染が拡大し収束時期が見通せない現時点においては、合理的なセグメント別
 業績予想の算定が困難であるため、通期業績予想及び配当予想を「未定」に修正。


                                 2月13日時点             4月27日時点                                単位:百万円

           2019年度 実績            2020年度 直近予想          2020年度 予想              前期比             前期比
   セグメント
           売上高       セグメント利益   売上高       セグメント利益   売上高       セグメント利益   売上高       増減率 セグメント利益 増減率

   化学品     33,890      1,441    35,200      1,000     未定           未定           -       -     -        -


   化粧品     11,399      1,687    12,200      1,800     未定           未定           -       -     -        -


   その他       901          99      600          50     未定           未定           -       -     -        -


   消去等           -    -1,831          -    -1,850          -       未定           -       -     -        -


   合 計     46,191      1,395    48,000      1,000     未定           未定           -       -     -        -


                                                                                                           14
3.参考情報




         15
新型コロナウイルス感染拡大防止対策と稼働の状況
   新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、世界経済、社会生活への影響が多大となっている状況下において、当社グループは
  事業活動地域での感染拡大防止に努めるとともに、社員の安全を確保し、事業への影響を軽減すべく努力を継続しています。
   現時点の当社グループにおける新型コロナウイルス感染拡大防止対策と稼働の状況は、以下の通りです。

  1.日本国内での状況
  ・工場、子会社を含む全拠点で、社員の朝晩の検温、来客の入場時検温等、徹底した安全確認を実施した上で稼働しています。
  ・本社においては、原則在宅勤務による勤務体系をとっています。
  ・各支店では、基本的に在宅勤務としています。
  ・国内、海外出張及び取引先との対面打合せを自粛し、Web 会議や電話会議の積極活用を行っています。

  2.海外子会社での状況
  ・ほとんどの事業所において、日本国内に準じた対応で社員・取引先の感染防止対策を実施しています。
  (1) 中国
  ・春節前後からの新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、同国内における当社2工場は、春節後から2月中旬にかけて休暇延長等で
    稼働を停止しました 。
  ・3月初旬にはほぼ全ての従業員の職場復帰が可能となり通常水準で稼働できる状態となっていますが、新型コロナウイルスの影響は
    繊維製品の主要輸出先である欧米においても多大であることから、繊維加工需要が低迷し受注が大きく減少しています。
  ・4月以降においてもさらに大きな影響を受ける見込みであることから、サプライチェーン全体の需給状況を確認しながら稼働調整を
    行っていく見込みです。
  (2) その他各国
  ・基本的には通常操業を行っていますが、新型コロナウイルスの影響により受注が大きく減少している事から、各国の状況に応じて
    工場等の稼働調整を行っていく見込みです。
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参考情報/会社概要


   商 号 : 日華化学株式会社(証券コード 4463)
   本 社 : 福井県福井市文京4丁目23-1
   創 立 : 1941(昭和16)年9月15日
   資 本 金 : 28億9,854万円
   発行済株式数 : 1,771万株
   決 算 期 : 12月31日
   従業員数 : 連結/1,478名 単体/590名
              (2020年3月31日現在)
   事業内容 : 繊維を主とする各種産業用界面活性剤および化学品、化粧品等の製造・販売
   上場証券取引所 : 東証1部、名証1部




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この資料には、2020年4月28日現在の将来に対する見通し及び計画に基づく予測が含まれています。
経済情勢の変動等に伴うリスクや不確定要因により、予測が実際の業績と異なる可能性があります。

          <お問合せ先>
          日華化学株式会社 戦略企画本部 IR担当
          TEL:(0776)25-8584(直通)      FAX:(0776)25-4798
          E-mail : matsushima@niccachemical.com