2019年12月期（第106期）
第2四半期決算
日華化学株式会社 （証券コード：4463）
創 立 ： 1941（昭和16）年9月15日
本 社 ： 福井県福井市
従業員数 ： 連結／1,514名 単体／606名
(2019年6月30日現在）
事業内容 ： 繊維を主とする各種産業用界面活性剤
および化学品、化粧品等の製造・販売
2019年7月31日
目 次
2019年12月期 第2四半期 業績
-決算概要
-部門別業績
2019年12月期 中間配当
※2019年12月期第2四半期の期間は、
2019年12月期 業績予想 2019年1月1日～6月30日であります。
※スライドに表示しています金額については、
百万円未満を切り捨てて表示しています。
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経営環境（’19/2Q）
為替レート（円／USD） US$為替：110円近辺から円高傾向に 雇用環境は改善傾向持続
輸入ナフサ価格（円/KL） ナフサ価格：’18/11を境に下落も上昇傾向
設備投資マインドも堅調を維持
一方、通商問題の影響、中国経済減速等
懸念材料あり
ナフサ価格
景気先行き不透明感強い
環境規制・化学品規制動向、金融資本市場
為替レート 変動、原油価格上昇等
引き続き注視が必要な状況
【出所】：みずほ銀行、財務省貿易統計
2019年度＝中期経営計画「改変期」最終年度
全社経営戦略のもと、強固な経営基盤の構築を図っている
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業 績 （連結）
18年12月期 19年12月期
（百万円） 増減額 増減率
第2四半期 第2四半期
売 上 高 24,752 23,649 △1,102 △4.5%
営業利益 1,213 770 △442 △36.5%
経常利益 1,266 681 △584 △46.2%
親会社株主に
帰属する 1,829 329 △1,500 △82.0%
四半期純利益
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業 績 （連結 種類別）
18年12月期 19年12月期
（百万円） 増減額 増減率 ハイライト
第2四半期 第2四半期
化学品 17,357 17,251 △105 △0.6% ・売上高（4.5％減）
化粧品 6,839 5,650 △1,189 △17.4% ■増加
売上高 化学品：ベトナム、バングラ（香港）
その他 554 747 +192 +34.7%
化粧品：日華化学
合計 24,752 23,649 △1,102 △4.5% ■減少
18年12月期 19年12月期 化学品：広州
（百万円） 増減額 増減率 化粧品：山田製薬
第2四半期 第2四半期
化学品 1,083 763 △319 △29.5% ・利益（36.5％減）
化粧品 1,052 832 △219 △20.9% ■増加
セグメント
その他 14 86 +72 +516.1% 化粧品：日華化学
利益
■減少
消去及び全社 -936 -912 +23 -
化学品：日華化学、インドネシア
合計 1,213 770 △442 △36.5% 化粧品：山田製薬、韓国
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2019年12月期 第2四半期決算概要 減収減益
売上高（化学品△0.6%、化粧品△17.4%）
・山田製薬製造受託事業 大口顧客の市場在庫の影響で大幅減収
・米中貿易摩擦による中国市況減速の影響
・’18-’19シーズン暖冬による繊維製品在庫過多
・中国原料調達困難により情報記録紙用薬剤 減収
・アジア通貨安・円高により減収
・化学品/ベトナム、バングラ、大智好調、化粧品/デミヘアケア拡販もカバーに至らず
営業利益（化学品△29.5%、化粧品△20.9%）
・売上高減による利益減
・中国環境規制強化の影響による調達コスト増等
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【連結】 売上高増減要因（対前年同期）
【期中平均レート（対前年）】
USD 109.14 → 110.11 （0.8%円安） 【化粧品】
TWD 3.6809 → 3.5588 （3.3%円高） 日本 △1,143
RMB 17.047 → 16.211 （4.9%円高） 海外 △12
KRW 0.101 → 0.096 （4.5%円高）
【化学品】
日本 +38
グレーターチャイナ ＋11
その他アジア ＋153
北米 △66
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【連結】 経常利益増減要因（対前年同期）
【化粧品】
日本 △131
海外 △90
【化学品】
日本 △190
グレーターチャイナ △12
その他アジア △59
北米 +19
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○連結売上高
化学品セグメント
18年2Q 19年2Q 増減額 増減率
○連結業績（百万円）
日本 7,121 7,160 +38 +0.5%
グレーターチャイナ 5,201 4,993 △207 △4.0%
その他アジア 4,269 4,393 +123 +2.9%
北米 765 705 △60 △7.9%
計 17,357 17,251 △105 △0.6%
※為替影響 △339百万円 対USDレート差 ￥0.97の円安
○当期の概要（前年比）
（2018：￥109.14 2019：￥110.11）
国内／（＋）業務用クリーニング薬剤 販売堅調
（＋）大智化学産業 売上好調
（－）中国原料調達困難により情報記録紙用薬剤 減収
海外／（＋）ベトナム・バングラ（香港) 市場開拓により好調
（－）広州 市況厳しく減収減益
（－）対アジア通貨円高による減収減益
国内外共通／（－）’18-’19暖冬による繊維製品市場在庫過多
→ 繊維加工減の影響受け
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○連結売上高
化粧品セグメント
○連結業績（百万円） 18年2Q 19年2Q 増減額 増減率
日本 6,077 4,934 △1,143 △18.8%
海外 762 715 △46 △6.1%
計 6,839 5,650 △1,189 △17.4%
※為替影響 △34百万円 対USDレート差 ￥0.97の円安
○当期の概要（前年比） （2018：￥109.14 2019：￥110.11）
国内／（＋）業界は伸び悩みもヘアケア製品拡販でシェア伸長
新商品発売により全体では堅調
2Qのみではヘアカラー、スタイリング剤もシェア伸長
（－）山田製薬 製造受託事業 大幅減収減益 (大口顧客
の市場在庫の影響)
海外／（－）DEMI KOREA 市場環境の影響を受け微減
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特別損益の概要（連結）
18年12月期 19年12月期
（百万円） 増減額 増減率
第2四半期 第2四半期
特別利益 3,774 318 △3,455 △91.5%
特別損失 3 79 +75 +1955.8%
◇特別利益 百万円 ◇特別損失 百万円
負ののれん発生益 23 投資有価証券評価損 58
退職給付制度終了益 251 減損損失 15
補助金収入 33
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連結キャッシュフロー ／ 主な経営指標 （単位：百万円）
18年12月期 19年12月期
連結CF
第2四半期 第2四半期
増減額 ハイライト
■連結ＣＦ_19年第２四半期
営業CF 1,068 -889 △1,957
●営業ＣＦ－889 ●投資ＣＦ＋47
投資CF 809 47 △762 利益の調整 • 有形固定資産の取得－1,404
• 税前利益 ＋920 • 定期預金の純減額 +1,515
財務CF -2,453 -1,206 +1,246 • 減価償却費 ＋929
18年12月期 19年12月期 • 退職給付負債 －248
指標 増減 運転資金－1,249
第2四半期 第2四半期
• 売上債権 減 +401 ●財務ＣＦ－1,206
ROA(営業利益) 4.4% 2.8% △1.6% • 棚卸資産 減 +282 • 配当金の支払 －907
• 仕入債務 減 －1,933 • 借入の増加 +530
ROE(当期純利益) 18.9% 3.3% △15.6% その他 • 台湾株式追加取得 －818
• 法人税等の支払 －767
EBITDA 2,181 1,704 △476 • 消費税の支払 －143
18年12月期 19年12月期
財政状態 増減額
期末 第2四半期
期末現預金残高 9,234 5,540 △3,693
■指標
有利子負債 17,881 18,400 +518 ROE減少：前期 台湾土地売却利益に伴う当期純利益発生
自己資本比率 35.6% 37.0% +1.4%
※ROAは総資産を1/2、ROEは株主資本を1/2にて算出しております。
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2019年度上期 トピックス ①
環境対応新技術・新製品ローンチ（2月）
■フッ素フリー系耐久撥水剤
「ネオシード」新製品２品
撥水性1.5倍
熱転写ラベル接着性２倍
■DMFフリー系ウレタン樹脂「エバファノール」新製品
アパレル素材への透湿防水付与
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2019年度上期 トピックス ②
鹿島工場 二期工事完了（5月）
鹿島工場（茨城県神栖市）にて、第2工場の建設
および倉庫・事務棟などを拡張する二期工事が完了。
① 生産機能集約による合理化・効率化
② 重要戦略であるウレタン事業の国内増産体制の確立
③ 新規基盤事業創出のためのサプライチェーン工場の構築
投 資 額 ：約36億円
建築面積：3,580㎡（約1,170坪）
延床面積：6,190㎡（約1,880坪）
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2019年度上期 トピックス ③
キャタライザー型脱墨剤 「佐々木賞」受賞（7月）
当社が開発したキャタライザー(触媒)型脱墨剤 により
近年増加するUV硬化型インク使用の古紙(雑誌・パンフレット等)を
世界で初めてリサイクル可能に。
■評価ポイント■
① 界面科学と触媒科学の融合で革新的脱墨剤を開発
② 古紙リサイクル率UP、森林資源の保全にも貢献
③ 国内製紙業界での脱墨剤シェアNo.1へ
佐々木賞とは・・・
学術研究団体「紙パルプ技術協会」が主催する、明治から昭和にかけて業界に貢献した実業 授賞式の様子
右：紙パルプ技術協会 山崎和文理事長
家の名前に因んだ歴史ある賞。紙パルプ技術の進歩発展のため、毎年、技術開発・研究開発に
左：当社 取締役常務 片桐
より顕著な成果を収め業界に貢献した個人または企業に贈られている。
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2019年度上期 トピックス ④
「DiaLumie®」が恐竜博物館の演出に採用（7月）
ナノダイヤモンド系透過型スクリーン「DiaLumie®」（ディアルミエ）が
福井県立恐竜博物館 令和元年度 特別展の演出の一部として採用
■ 「DiaLumie®」 の演出特徴■
① プロジェクターからスクリーン上に映し出される高鮮明・高コントラストな映像
② 幅８ｍ以上に渡る大面積スクリーンを使用
③ 標本とアニメーションの融合で、恐竜の魅力を最大限に引き出すサポートを実現
○特別展「恐竜の脳力」
会期：2019年７月12日（金）～2019年10月14日（月・祝）
会場：福井県立恐竜博物館 福井県福井市勝山市村岡町寺尾51-11
主催：「恐竜の脳力」実行委員会（福井県立恐竜博物館・福井テレビ）
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2019年度上期 トピックス ⑤ 「ELEVATE(エレベート)」 (5月)
デミ コスメティクス 新ブランド
「Treneejo(トレニージョ)」 (4月)
ビジネスマンをサポートする当社初のメンズブランド。
毛穴汚れを根こそぎ洗い流すシャンプーや、キープ力が
選べられるスタイリング剤は「清潔感」をさらにアップ。
「FUSIONIST(フュージョニスト)」(6月)
長くカラーを楽しんでもらうために、
カラーからホームケアまで、トータル
でケアできるアイテムラインナップです。
独自の技術で髪をいたわりながら、ダブルレイヤー処方でより
きれいな色、特徴的なツヤ感を表現するヘアカラーブランド。
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目 次
2019年12月期 第2四半期 業績
-決算概要
-部門別業績
2019年12月期 中間配当
※2019年12月期第2四半期の期間は、
20198年12月期 業績予想 2019年1月1日～6月30日であります。
※スライドに表示しています金額については、
百万円未満を切り捨てて表示しています。
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中間配当、期末配当とも予定に変更はありません
2019年12月期 配当予定
1株当り
中間配当 ８円
期末配当 ８円
（年間配当 １６円）
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目 次
2019年12月期 第2四半期 業績
-決算概要
-部門別業績
2019年12月期 中間配当
※2019年12月期第2四半期の期間は、
2019年12月期 業績予想 2019年1月1日～6月30日であります。
※スライドに表示しています金額については、
百万円未満を切り捨てて表示しています。
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通期業績予想（連結）
売上高のみ業績予想を下方修正しております
（百万円） 18年12月期 19年12月期 増減額 増減率
売 上 高 50,188 48,000 △2,188 △4.4%
営業利益 2,301 1,600 △701 △30.5%
経常利益 2,430 1,600 △830 △34.2%
親会社株主に帰属する
当期純利益
2,458 1,000 △1,458 △59.3%
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通期業績予想（連結） セグメント別 売上高のみ業績予想を下方修正しております
（百万円） 18年12月期 19年12月期 増減額 増減率
化学品 35,502 35,500 △2 △0.0%
化粧品 13,977 11,500 △2,477 △17.7%
売上高
その他 708 1,000 +292 +41.2%
合計 50,188 48,000 △2,188 △4.4%
（百万円） 18年12月期 19年12月期 増減額 増減率
化学品 1,905 1,500 △405 △21.3%
化粧品 2,285 1,800 △485 △21.2%
セグメント
その他 63 100 +37 +58.7%
利益
消去及び全社 -1,952 -1,800 +152 △7.8%
合計 2,301 1,600 △701 △30.5%
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業績予想前後比較（連結）
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業績予想前後比較（連結） セグメント別
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通期業績予想 下方修正要因
売上20億円減 主要因
下期為替レート107円設定による減収
＜化学品＞15億円減
・中国子会社／米中貿易摩擦による中国市況減速さらに悪化
・暖冬影響が見込み以上
＜化粧品＞5億円減
・韓国等、海外販売見通し減
セグメント利益率上昇 主要因
・第２四半累計でのセグメント利益率実績値
・各種費用計画の見直しによるコスト減 これらを踏まえ再考
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この資料には、2019年7月31日現在の将来に対する見通し及び計画に基づく予測が含まれています。
経済情勢の変動等に伴うリスクや不確定要因により、予測が実際の業績と異なる可能性があります。
＜お問合せ先＞
日華化学株式会社 戦略企画本部 IR担当
TEL:(0776)25-8584（直通）または (0776)24-0231（会社代表）
FAX:(0776)25-4798
E-mail:matsushima@niccachemical.com
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