4452 花王 2019-04-24 15:00:00
2019年12月期 第1四半期(1月1日~3月31日)連結決算の概要 [pdf]
2019年12⽉期
第1四半期(1⽉1⽇〜3⽉31⽇)
連結決算の概要
花王株式会社
2019年4⽉24⽇
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www.kao.com/jp/corporate/investor-relations/library/presentations/
本資料に記載されている業績⾒通し等の将来に関する記述は、当社が現在⼊⼿している情報
及び合理的であると判断する⼀定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨の
ものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により⼤きく異なる可能性があります。
■ 当社グループは、2019年12⽉期第1四半期よりIFRS第16号「リース」を適⽤しています。
■ 資料のカッコ()内の数字はマイナス
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2019年1‐3⽉の概況と今後の⾒通し
・ 化粧品事業は、⽇本・アジアとも好調で計画を上回る。営業利益率9.2%。
グローバル戦略ブランドG11の売上は対前年同期+18%、リージョナル戦略ブランドR8は+9%伸⻑。
構造改⾰と秋のプレステージスキンケアブランド拡充などG11の強化を中⼼にさらなる成⻑をめざす。
・ スキンケア・ヘアケア事業では、⽇本でスキンケア「ビオレ」のUVケア新製品が好調にスタート。アジアでもUVケア製品
が好調維持。⽶州では⾼級ヘアサロン向け「Oribe」が好調も「ビオレ」が引き続き苦戦。4⽉以降の挽回をめざす。
ヘアケア製品は⽇本で新ブランド 「and and」 の投⼊、「メリット ピュアン」の改良等でプレミアムラインを強化し成⻑
をめざす。
・ ⽣理⽤品「ロリエ」は⽇本・中国で売上伸⻑が続く。ベビー⽤紙おむつ「メリーズ」は、中国の新EC法による⽇本から
の転売減少と、転売業者の在庫調整による中国国内の価格低下、越境ECの苦戦が続き、減収減益。
越境ECは4⽉以降に回復の⾒込み。中国でスーパープレミアム品を発売し、メリーズのブランド⼒強化をはかる。
⽇本でも販促強化等でシェア拡⼤をはかり、通期では挽回し利益率の改善をめざす。
・ ファブリック&ホームケア事業は、⽇本では⾐料⽤洗剤の⾰新的な新製品「アタック ZERO」の初期配荷と、昨年改
良した柔軟仕上剤「フレア フレグランス」が順調。「アタック ZERO」をはじめ新製品・改良品のマーケティング投資を
強化し、消費税増税に対応してシェア拡⼤をめざす。
・ ケミカル事業は天然油脂価格の下落により売上は計画を下回るが営業利益は計画通り。⾼付加価値事業の拡
⼤をはかる。
・ 4⽉以降は、「アタック ZERO」の育成、需要期となるUVケア製品の拡⼤、中国へのスーパープレミアム品の投⼊に
よる「メリーズ」強化、10⽉の消費税増税に向けた取り組みの強化、秋の「SENSAI」「est」などプレステージスキン
ケアブランドの拡充等により売上・利益を拡⼤させ、2019年12⽉期連結業績予想の達成をめざす。
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連結決算のハイライト
市場 ※1 (2019年1-3⽉)
・国内トイレタリー市場伸⻑率※2: SRI+3ポイント/SCI +5ポイント ・国内化粧品市場伸⻑率※3: 前年を少し上回る
・国内トイレタリー15カテゴリー消費者購⼊単価※4: +2ポイント
連結経営成績 第1四半期連結累計期間 (1-3⽉)
【億円】 2018年度 2019年度 前年⽐% 前年差
売上⾼ 3,506 3,469 (1.1) (37)
※5
為替の影響 (0.9) (32)
為替の影響を除く実質 (0.2) (5)
営業利益 394 382 (3.1) (12)
営業利益率 11.2% 11.0% - -
税引前利益 387 386 (0.2) (1)
当期利益 282 270 (4.1) (11)
親会社の所有者に帰属する当期利益 278 264 (4.8) (13)
EBITDA(営業利益+減価償却費+償却費) 540 541※6 +0.1 +1
基本的1株当たり当期利益(円) 56.36 54.33 (3.6) (2.03)
※1 SRI: 全国約3千店の⼩売店POSデータによる推計 / SCI: 全国約5万⼈の消費者モニターによる購⼊実績データ / SLI: 全国約4万⼈の⼥性モニターによる化粧品・スキ
ンケア・ヘアケア製品の購⼊実績データ [(株)インテージが実施するパネル調査]
※2 化粧品を除くコンシューマープロダクツ / 対前年同期⽐ [SRI/SCI調べ]
※3 対前年同期⽐ [SLI調べ] (花王定義にて集計・インバウンド分は調査対象外)
※4 対前年同期⽐ (2008年1-12⽉を100とした指数ベース) [SRI調べ]
※5 為替レート: ⽶ドル=110.09円 / ユーロ=125.10円 / 中国元=16.31円
※6 IFRS第16号「リース」適⽤による使⽤権資産の減価償却費を除く
4
販売実績
2019年度 第1四半期連結累計期間 (1-3⽉)
売上⾼(億円)
⽇本 アジア ⽶州 欧州 616
514
500 461
350
300
260
171 166
145
103 123
99 98
75
43 28
14 0 - 1
0
※1
化粧品 スキンケア・ヘアケア ヒューマンヘルスケア ファブリック&ホームケア ケミカル
対前年 475.5
実質 31.7 28.5
増減率
※2
(%) 9.8 7.1 5.6 8.1 3.8
- - 1.8
(0.0) (0.5)
(5.1) (3.6) (5.4) (4.0)
(15.5) (18.5) (15.5)
※1 ケミカル事業の売上⾼はセグメント間取引を含んでいます
※2 為替変動の影響を除く実質増減率
5
セグメントの業績
2019年度 第1四半期連結累計期間 (1-3⽉)
売上⾼(億円) 営業利益(億円)
806 110
743 734 107
673 100
611
77
500 62
29
0 0
※1 ※1
化粧品 スキンケア・ ヒューマン ファブリック ケミカル 化粧品 スキンケア・ ヒューマン ファブリック ケミカル
ヘアケア ヘルスケア &ホームケア ヘアケア ヘルスケア &ホームケア
営業利益率(%) 9.2 13.2 4.7 14.9 10.5
対前年 12.1 対前年 54
実質 6.6 増減 16
2.2 4
増減率 (億円)
(%) ※2 (4)
(6.4)
(10.8) (80)
※1 ケミカル事業の売上⾼・営業利益はセグメント間取引を含んでいます
※2 為替変動の影響を除く実質増減率
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連結営業利益増減分析
【億円】 第1四半期連結累計期間 (1-3⽉)
2018年度 394
売上数量増 0
原材料価格変動の影響(ネット) 0
コスト削減(TCR) +20
(12)
販売費及び⼀般管理費の増減※ Δ 30
運送費/物流費 Δ 10
構成差/為替差ほか +8
2019年度 382
※ 為替変動の影響を除く実質増減
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IFRS第16号「リース」適⽤の影響
当社グループは、2019年12⽉期第1四半期よりIFRS第16号「リース」を適⽤しています。
従来オペレーティング・リースとして会計処理されていたリース契約について、使⽤権資産とリース負債を連結財政状態計算書で計上しています。
これによる2019年12⽉期第1四半期の連結財務諸表への影響は下記の通りです。
期⾸移⾏⾦額 連結財政状態計算書 (億円)
資産 負債及び資本
使⽤権資産 +1,719 リース負債 +1,674
その他 Δ 64 その他 Δ 19
IFRS第16号適⽤影響 計 +1,655 計 +1,655
第1四半期 連結損益計算書 連結キャッシュ・フロー計算書
売上⾼ - 税引前利益 Δ2
リース料 +53 (減) 減価償却費 +51
営業活動によるキャッシュ・フロー +49
減価償却費 Δ 51 (増)
営業利益 +2 投資活動によるキャッシュ・フロー -
⾦融費⽤(⽀払利息) Δ4 (増) リース負債の返済 Δ 49
税引前利益 Δ2 財務活動によるキャッシュ・フロー Δ 49
現⾦及び現⾦同等物の増減額 -
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