4452 花王 2019-04-24 15:00:00
2019年12月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2019年12月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2019年4月24日
上場会社名 花王株式会社 上場取引所 東
コード番号 4452 URL www.kao.com/jp/
代表者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 (氏名)澤田 道隆
問合せ先責任者 (役職名) 会計財務部門 管理部長 (氏名)牧野 秀生 TEL 03-3660-7111
四半期報告書提出予定日 2019年5月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (証券アナリスト、機関投資家向け)
(百万円未満四捨五入)
1.2019年12月期第1四半期の連結業績(2019年1月1日~2019年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
四半期包括利益
売上高 営業利益 税引前四半期利益 四半期利益 所有者に帰属する
合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年12月期第1四半期 346,904 △1.1 38,207 △3.1 38,603 △0.2 27,006 △4.1 26,440 △4.8 30,667 116.8
2018年12月期第1四半期 350,645 1.6 39,445 2.2 38,663 1.7 28,156 14.3 27,774 14.9 14,143 △25.1
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2019年12月期第1四半期 54.33 54.32
2018年12月期第1四半期 56.36 56.33
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者 1株当たり親会社
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率 所有者帰属持分
百万円 百万円 百万円 % 円 銭
2019年12月期第1四半期 1,575,808 836,796 823,843 52.3 1,692.81
2018年12月期 1,460,986 835,509 822,360 56.3 1,689.82
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年12月期 - 60.00 - 60.00 120.00
2019年12月期 -
2019年12月期(予想) 65.00 - 65.00 130.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2019年12月期の連結業績予想(2019年1月1日~2019年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上高 営業利益 税引前利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,580,000 4.8 225,000 8.3 225,000 8.6 162,000 5.4 332.87
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名) 、除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(注)詳細は、四半期決算短信【添付資料】12ページの「2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 (6)要約四半期連結財務諸表に
関する注記事項 (会計方針の変更)」をご参照ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年12月期1Q 488,700,000 株 2018年12月期 488,700,000 株
② 期末自己株式数 2019年12月期1Q 2,028,272 株 2018年12月期 2,043,272 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年12月期1Q 486,665,845 株 2018年12月期1Q 492,801,175 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基
づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があ
ります。
業績予想の前提となる仮定及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、四半期決算短信【添付資料】4ページの「1.当四
半期決算に関する定性的情報(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご参照ください。
花王㈱(4452)2019年12月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する概要 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 5
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 5
(2)要約四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)要約四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………… 8
(4)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… 9
(5)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… 11
(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 12
(7)継続企業の前提に関する注記 …………………………………………………………………………………… 14
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花王㈱(4452)2019年12月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する概要
注:以下、( )付きの数字はマイナス表示であり、「実質」とは為替変動の影響を除く増減率を表示しています。
税引前 親会社の 基本的
四半期
売上高 営業利益 営業利益率 四半期 所有者に帰属する 1株当たり
利益
利益 四半期利益 四半期利益
(億円) (億円) (%) (億円) (億円) (億円) (円)
2019年12月期
3,469 382 11.0 386 270 264 54.33
第1四半期
2018年12月期
3,506 394 11.2 387 282 278 56.36
第1四半期
(1.1)%
増減率 (3.1)% - (0.2)% (4.1)% (4.8)% (3.6)%
実質(0.2)%
当社グループの主要市場である日本のトイレタリー(化粧品を除くコンシューマープロダクツ)及び化粧品市場は、小
売店の販売実績や消費者購入調査データによると、2019年1月から3月において、金額では堅調に推移しました。いずれの
カテゴリーも、Eコマースチャネルの構成がさらに高まり、トイレタリー商品の平均単価は、前年同期に対して2ポイント
上昇しました。
売上高は、前年同期に対して1.1%減の3,469億円(実質0.2%減)となりました。営業利益は382億円(対前年同期12億
円減)となり、税引前四半期利益は386億円(対前年同期1億円減)となりました。四半期利益は270億円(対前年同期11
億円減)となりました。全体的には激しい市場競争の中、ほぼ想定内で進捗しました。
当第1四半期の海外連結子会社等の財務諸表項目(収益及び費用)の主な為替の換算レートは、次のとおりです。
第1四半期
1-3月
米ドル 110.09円[108.44円]
ユーロ 125.10円[133.23円]
中国元 16.31円[ 17.04円]
注:[ ]内は前年同期の換算レート
〔セグメント別の概況〕
セグメントの業績
売上高 営業利益
第1四半期 増減率 第1四半期
2018年 2019年
2018年 2019年 増 減
実質 12月期 12月期
12月期 12月期 (%) (億円)
(%) 利益率 利益率
(億円) (億円) (億円) (億円)
(%) (%)
化粧品事業 606 673 11.2 12.1 8 1.3 62 9.2 54
スキンケア・ヘアケア事業 794 806 1.6 2.2 91 11.5 107 13.2 16
ヒューマンヘルスケア事業 695 611 (12.1) (10.8) 109 15.7 29 4.7 (80)
ファブリック&ホームケア事業 698 743 6.5 6.6 114 16.3 110 14.9 (4)
コンシューマープロダクツ事業 2,792 2,834 1.5 2.2 322 11.5 308 10.9 (14)
ケミカル事業 797 734 (7.9) (6.4) 73 9.2 77 10.5 4
小 計 3,589 3,568 (0.6) 0.3 395 - 385 - (11)
セグメント間消去又は調整 (83) (99) - - (1) - (3) - (2)
合 計 3,506 3,469 (1.1) (0.2) 394 11.2 382 11.0 (12)
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花王㈱(4452)2019年12月期 第1四半期決算短信
販売実績
(億円、増減率%)
第1四半期 日 本 アジア 米 州 欧 州 合 計
2018年 468 81 14 42 606
2019年 514 103 14 43 673
化粧品事業
増減率 9.8 27.5 (4.1) 0.9 11.2
実質 9.8 31.7 (5.1) 7.1 12.1
2018年 437 71 177 110 794
2019年 461 75 171 99 806
スキンケア・ヘアケア事業
増減率 5.6 6.1 (3.0) (10.0) 1.6
実質 5.6 8.1 (3.6) (5.4) 2.2
2018年 414 280 0 - 695
2019年 350 260 0 - 611
ヒューマンヘルスケア事業
増減率 (15.5) (7.0) 19.2 - (12.1)
実質 (15.5) (4.0) 28.5 - (10.8)
2018年 594 99 5 - 698
2019年 616 98 28 1 743
ファブリック&ホームケア事業
増減率 3.8 (0.8) 471.9 - 6.5
実質 3.8 (0.0) 475.5 - 6.6
2018年 1,913 531 196 152 2,792
2019年 1,941 537 213 142 2,834
コンシューマープロダクツ事業
増減率 1.5 1.2 8.7 (6.6) 1.5
実質 1.5 3.8 8.2 (1.5) 2.2
2018年 295 180 144 178 797
2019年 300 145 123 166 734
ケミカル事業
増減率 1.8 (19.5) (14.8) (6.6) (7.9)
実質 1.8 (18.5) (15.5) (0.5) (6.4)
2018年 (70) (8) (0) (4) (83)
セグメント間売上高の消去
2019年 (86) (7) (0) (6) (99)
2018年 2,138 703 340 326 3,506
2019年 2,155 676 336 302 3,469
売上高
増減率 0.8 (3.9) (1.3) (7.1) (1.1)
実質 0.8 (1.6) (1.8) (1.5) (0.2)
注:コンシューマープロダクツ事業は、外部顧客への売上高を記載しており、ケミカル事業では、コンシューマープロダ
クツ事業に対する売上高を含めています。地域別の売上高は、販売元の所在地に基づき分類しています。
売上高に占める海外に所在する顧客への売上高の割合は、前年同期の41.8%から39.9%となりました。
コンシューマープロダクツ事業
売上高は、前年同期に対して1.5%増の2,834億円(実質2.2%増)となりました。
消費者の価値観の多様化に対応した新製品・改良品の発売や購買行動の変化に合わせたEコマースの強化等、より効果
的なマーケティング・販売活動に取り組みました。
日本の売上高は、前年同期に対して増加し、1.5%増の1,941億円となりました。
アジアでは、順調に伸長し、売上高は1.2%増の537億円(実質3.8%増)となりました。
米州の売上高は、8.7%増の213億円(実質8.2%増)となり、欧州の売上高は、6.6%減の142億円(実質1.5%減)とな
りました。
営業利益は、308億円(対前年同期14億円減)となりました。
当社は、【化粧品事業】、【スキンケア・ヘアケア事業】、【ヒューマンヘルスケア事業】、【ファブリック&ホーム
ケア事業】を総称して、コンシューマープロダクツ事業としています。
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花王㈱(4452)2019年12月期 第1四半期決算短信
【化粧品事業】
売上高は、前年同期に対し11.2%増の673億円(実質12.1%増)となりました。
化粧品事業の成長戦略は順調に進んでいます。重点戦略ブランドの選択と集中、Eコマースの強化、デジタルマーケテ
ィングへのシフト等に取り組みました。日本の売り上げは順調に推移し、アジアでは中国を中心に大きく伸長しました。
また、製品ではグローバル戦略ブランドである「フリープラス」や「キュレル」が好調に売り上げを伸ばしました。
営業利益は、好調なブランドの増収効果等により、62億円(対前年同期54億円増)となりました。
【スキンケア・ヘアケア事業】
売上高は、前年同期に対し1.6%増の806億円(実質2.2%増)となりました。
スキンケア製品では、「ビオレ」のUVケア商品が日本、アジアで好調に売り上げを伸ばしましたが、米州では競合品の
激しい攻勢を受けました。
ヘアケア製品では、日本のシャンプー・コンディショナーはマス市場の縮小や競争激化の影響を受け、欧米のサロン向
け事業は厳しい競争環境が続き、売り上げは前年同期を下回りましたが、日本のヘアカラ-や米州のスーパープレミアム
価格帯のヘアサロン向けブランド「Oribe(オリベ)」は好調に推移しました。
営業利益は、日本やアジアのスキンケア製品の増収効果等があり、107億円(対前年同期16億円増)となりました。
【ヒューマンヘルスケア事業】
売上高は、前年同期に対して12.1%減の611億円(実質10.8%減)となりました。
ベビー用紙おむつ「メリーズ」は、中国で1月から施行された電子商取引法の影響や、転売を目的として購入された日
本製「メリーズ」の中国での価格下落等が影響し、日本、中国での売り上げはそれぞれ前年同期に比べ大きく減少しまし
た。一方、インドネシアでは、中間所得層向けの現地生産品が好調に推移し、また、ロシアやその周辺国でも、消費者に
広く受け入れられ、シェアを伸ばしました。
生理用品「ロリエ」は、日本で高付加価値品が好調でシェアを伸ばすとともに、中国では展開都市の拡大やEコマース
を強化すること等で売り上げを伸ばしました。
パーソナルヘルス製品の売り上げは、ほぼ前年同期並みに推移しました。
営業利益は、ベビー用紙おむつの売り上げ減少や原材料価格の上昇等により、29億円(対前年同期80億円減)となりま
した。
【ファブリック&ホームケア事業】
売上高は、前年同期に対して6.5%増の743億円(実質6.6%増)となりました。
ファブリックケア製品では、衣料用洗剤「アタック」から4月1日発売の革新的な新製品、「衣類よみがえるゼロ洗浄
へ」の「アタック ZERO」の出荷があり、売り上げは伸長しました。柔軟仕上げ剤では、昨年改良した「フレア フレグラ
ンス」が順調にシェアを伸ばしました。また、ホームケア製品の売り上げは、堅調に推移しました。
営業利益は、石化原料価格の上昇等により、110億円(対前年同期4億円減)となりました。
ケミカル事業
売上高は、前年同期に対して7.9%減の734億円(実質6.4%減)となりました。
油脂製品では、海外での需要は堅調でしたが、天然油脂価格の下落に伴う販売価格調整の影響により、売り上げは減少
しました。機能材料製品では、経済成長の鈍化に伴う海外での需要停滞の影響を受けました。スペシャルティケミカルズ
製品では、ハードディスク関連製品が需要減の影響を受けましたが、トナー・トナーバインダーは前年同期を上回りまし
た。
営業利益は、海外での油脂製品の伸長と高付加価値化により、77億円(対前年同期4億円増)となりました。
(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
世界経済の減速感が漂う中、競争環境は日本だけでなく海外でもより一層厳しさを増しています。今後も花王グループ
中期経営計画「K20」達成のために、成長ドライバーの事業をさらに強化し、課題事業についても立て直しを確実に進
め、連結業績予想達成を目指します。2019年2月4日に公表した連結業績予想は変更していません。
連結業連結業績予想に用いた主な為替の換算レートは、110円/米ドル、125円/ユーロ、16円/中国元です。
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花王㈱(4452)2019年12月期 第1四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
当第1四半期
前連結会計年度
連結会計期間 増減
(2018年12月31日) (2019年3月31日)
百万円 百万円 百万円
資産
流動資産
現金及び現金同等物 265,978 217,668 (48,310)
営業債権及びその他の債権 223,102 208,410 (14,692)
棚卸資産 197,571 210,610 13,039
その他の金融資産 15,146 11,576 (3,570)
未収法人所得税 2,066 2,391 325
その他の流動資産 22,449 23,758 1,309
流動資産合計 726,312 674,413 (51,899)
非流動資産
有形固定資産 418,935 419,337 402
使用権資産 - 169,909 169,909
のれん 180,286 180,818 532
無形資産 46,549 46,360 (189)
持分法で会計処理されている投資 7,931 6,976 (955)
その他の金融資産 23,540 24,774 1,234
繰延税金資産 49,158 48,822 (336)
その他の非流動資産 8,275 4,399 (3,876)
非流動資産合計 734,674 901,395 166,721
資産合計 1,460,986 1,575,808 114,822
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花王㈱(4452)2019年12月期 第1四半期決算短信
当第1四半期
前連結会計年度 連結会計期間 増減
(2018年12月31日)
(2019年3月31日)
百万円 百万円 百万円
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 225,560 214,030 (11,530)
社債及び借入金 40,488 472 (40,016)
リース負債 - 19,301 19,301
その他の金融負債 6,880 3,502 (3,378)
未払法人所得税等 34,198 12,395 (21,803)
引当金 2,873 1,883 (990)
契約負債等 18,387 18,182 (205)
その他の流動負債 102,452 92,048 (10,404)
流動負債合計 430,838 361,813 (69,025)
非流動負債
社債及び借入金 80,339 120,415 40,076
リース負債 - 146,304 146,304
その他の金融負債 9,506 7,627 (1,879)
退職給付に係る負債 84,552 83,184 (1,368)
引当金 12,175 11,807 (368)
繰延税金負債 2,864 2,742 (122)
その他の非流動負債 5,203 5,120 (83)
非流動負債合計 194,639 377,199 182,560
負債合計 625,477 739,012 113,535
資本
資本金 85,424 85,424 -
資本剰余金 108,245 108,329 84
自己株式 (11,282) (11,169) 113
その他の資本の構成要素 (30,029) (26,654) 3,375
利益剰余金 670,002 667,913 (2,089)
親会社の所有者に帰属する持分合計 822,360 823,843 1,483
非支配持分 13,149 12,953 (196)
資本合計 835,509 836,796 1,287
負債及び資本合計 1,460,986 1,575,808 114,822
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花王㈱(4452)2019年12月期 第1四半期決算短信
(2)要約四半期連結損益計算書
前第1四半期 当第1四半期
連結累計期間 連結累計期間
増減
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
注記 百万円 百万円 百万円
売上高 1 350,645 346,904 (3,741)
売上原価 (204,399) (200,726) 3,673
売上総利益 146,246 146,178 (68)
販売費及び一般管理費 2 (106,328) (108,381) (2,053)
その他の営業収益 3,115 3,629 514
その他の営業費用 (3,588) (3,219) 369
営業利益 1 39,445 38,207 (1,238)
金融収益 354 688 334
金融費用 (1,740) (949) 791
持分法による投資利益 604 657 53
税引前四半期利益 38,663 38,603 (60)
法人所得税 (10,507) (11,597) (1,090)
四半期利益 28,156 27,006 (1,150)
四半期利益の帰属
親会社の所有者 27,774 26,440 (1,334)
非支配持分 382 566 184
四半期利益 28,156 27,006 (1,150)
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 56.36 54.33
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 56.33 54.32
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花王㈱(4452)2019年12月期 第1四半期決算短信
(3)要約四半期連結包括利益計算書
前第1四半期 当第1四半期
連結累計期間 連結累計期間 増減
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
百万円 百万円 百万円
四半期利益 28,156 27,006 (1,150)
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定
(476) (214) 262
される金融資産の純変動
確定給付負債(資産)の純額の再測定 (12) 0 12
持分法適用会社におけるその他の包括利益
(95) 129 224
に対する持分
純損益に振り替えられることのない項目合計 (583) (85) 498
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 (13,271) 3,730 17,001
持分法適用会社におけるその他の包括利益
(159) 16 175
に対する持分
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 (13,430) 3,746 17,176
税引後その他の包括利益 (14,013) 3,661 17,674
四半期包括利益 14,143 30,667 16,524
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 14,195 29,866 15,671
非支配持分 (52) 801 853
四半期包括利益 14,143 30,667 16,524
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花王㈱(4452)2019年12月期 第1四半期決算短信
(4)要約四半期連結持分変動計算書
前第1四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年3月31日)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
キャッシュ・ その他の包括
資本金 資本剰余金 自己株式 フロー・ヘッ 利益を通じて
在外営業活動
新株予約権 ジの公正価値 公正価値で測
体の換算差額
の変動額の有 定される金融
効部分 資産の純変動
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
2018年1月1日残高 85,424 107,980 (9,593) 731 (21,540) 4 8,490
四半期利益 - - - - - - -
その他の包括利益 - - - - (12,993) (3) (571)
四半期包括利益 - - - - (12,993) (3) (571)
自己株式の処分 - - 258 (45) - - -
自己株式の取得 - - (12) - - - -
株式に基づく報酬取引 - 91 - - - - -
配当金 - - - - - - -
その他の資本の構成要素
- - - - - - (5)
から利益剰余金への振替
その他 - - - - - - -
所有者との取引等合計 - 91 246 (45) - - (5)
2018年3月31日残高 85,424 108,071 (9,347) 686 (34,533) 1 7,914
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
非支配持分 資本合計
確定給付負債 利益剰余金 合計
(資産)の純 合計
額の再測定
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
2018年1月1日残高 - (12,315) 634,885 806,381 12,983 819,364
四半期利益 - - 27,774 27,774 382 28,156
その他の包括利益 (12) (13,579) - (13,579) (434) (14,013)
四半期包括利益 (12) (13,579) 27,774 14,195 (52) 14,143
自己株式の処分 - (45) (144) 69 - 69
自己株式の取得 - - - (12) - (12)
株式に基づく報酬取引 - - - 91 - 91
配当金 - - (27,595) (27,595) (108) (27,703)
その他の資本の構成要素
12 7 (7) - - -
から利益剰余金への振替
その他 - - - - (28) (28)
所有者との取引等合計 12 (38) (27,746) (27,447) (136) (27,583)
2018年3月31日残高 - (25,932) 634,913 793,129 12,795 805,924
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花王㈱(4452)2019年12月期 第1四半期決算短信
当第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
キャッシュ・ その他の包括
資本金 資本剰余金 自己株式 フロー・ヘッ 利益を通じて
在外営業活動
新株予約権 ジの公正価値 公正価値で測
体の換算差額
の変動額の有 定される金融
効部分 資産の純変動
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
2019年1月1日残高 85,424 108,245 (11,282) 546 (37,032) (1) 6,458
会計方針の変更による
- - - - - - -
影響額 (注)
会計方針の変更を反映した
85,424 108,245 (11,282) 546 (37,032) (1) 6,458
期首残高
四半期利益 - - - - - - -
その他の包括利益 - - - - 3,512 (1) (85)
四半期包括利益 - - - - 3,512 (1) (85)
自己株式の処分 - - 121 (51) - - -
自己株式の取得 - - (8) - - - -
株式に基づく報酬取引 - 84 - - - - -
配当金 - - - - - - -
その他の資本の構成要素
- - - - - - -
から利益剰余金への振替
所有者との取引等合計 - 84 113 (51) - - -
2019年3月31日残高 85,424 108,329 (11,169) 495 (33,520) (2) 6,373
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
非支配持分 資本合計
確定給付負債 利益剰余金 合計
(資産)の純 合計
額の再測定
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
2019年1月1日残高 - (30,029) 670,002 822,360 13,149 835,509
会計方針の変更による
- - 740 740 - 740
影響額 (注)
会計方針の変更を反映した
- (30,029) 670,742 823,100 13,149 836,249
期首残高
四半期利益 - - 26,440 26,440 566 27,006
その他の包括利益 0 3,426 - 3,426 235 3,661
四半期包括利益 0 3,426 26,440 29,866 801 30,667
自己株式の処分 - (51) (70) 0 - 0
自己株式の取得 - - - (8) - (8)
株式に基づく報酬取引 - - - 84 - 84
配当金 - - (29,199) (29,199) (997) (30,196)
その他の資本の構成要素
(0) (0) 0 - - -
から利益剰余金への振替
所有者との取引等合計 (0) (51) (29,269) (29,123) (997) (30,120)
2019年3月31日残高 - (26,654) 667,913 823,843 12,953 836,796
(注) IFRS第16号「リース」の適用に伴う影響額であります。
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花王㈱(4452)2019年12月期 第1四半期決算短信
(5)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
百万円 百万円
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 38,663 38,603
減価償却費及び償却費 14,543 21,151
受取利息及び受取配当金 (288) (390)
支払利息 292 723
持分法による投資損益(益) (604) (657)
有形固定資産及び無形資産除売却損益(益) 1,258 765
営業債権及びその他の債権の増減額(増加) 11,214 15,938
棚卸資産の増減額(増加) (7,863) (12,232)
営業債務及びその他の債務の増減額(減少) (17,344) (13,076)
退職給付に係る負債の増減額(減少) (260) (1,358)
その他 (8,362) (17,064)
小計 31,249 32,403
利息の受取額 284 381
配当金の受取額 2,064 1,990
利息の支払額 (172) (619)
法人所得税等の支払額 (32,273) (33,298)
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,152 857
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 (8,655) (5,244)
定期預金の払戻による収入 7,649 9,252
有形固定資産の取得による支出 (21,221) (17,388)
無形資産の取得による支出 (1,320) (1,771)
企業結合による支出 (44,164) -
その他 229 (1,511)
投資活動によるキャッシュ・フロー (67,482) (16,662)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増減額(減少) 70 (22)
長期借入による収入 - 40,100
長期借入金の返済による支出 (18) (40,016)
リース負債の返済による支出 - (4,920)
支払配当金 (26,101) (27,692)
非支配持分への支払配当金 (84) (757)
その他 (813) (14)
財務活動によるキャッシュ・フロー (26,946) (33,321)
現金及び現金同等物の増減額(減少) (93,276) (49,126)
現金及び現金同等物の期首残高 343,076 265,978
現金及び現金同等物に係る為替変動による影響 (4,652) 816
現金及び現金同等物の四半期末残高 245,148 217,668
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花王㈱(4452)2019年12月期 第1四半期決算短信
(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(会計方針の変更)
(IFRS第16号「リース」の適用)
当社グループは、当第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号「リース」(2016年1月公表)(以下、「IFRS第16
号」)を適用しております。IFRS第16号の適用にあたっては、経過措置として認められている、本基準の適用に
よる累積的影響を適用開始日に認識する方法を採用しております。
IFRS第16号の適用に際し、契約にリースが含まれているか否かについては、IFRS第16号C3項の実務上の便法を
選択し、IAS第17号「リース」(以下、「IAS第17号」)及びIFRIC第4号「契約にリースが含まれているか否かの
判断」のもとでの判断を引き継いでおります。適用開始日以降は、IFRS第16号の規定に基づき判断しておりま
す。
過去にIAS第17号を適用してオペレーティング・リースに分類した借手としてのリースについては、適用開始日
に、使用権資産及びリース負債を認識しております。リース負債は、残存リース料を適用開始日における借手の
追加借入利子率を用いて割り引いた現在価値で測定しております。当該追加借入利子率の加重平均は、1.0%であ
ります。使用権資産は、リース負債の当初測定額に前払リース料等を調整した額で当初の測定を行っておりま
す。
過去にIAS第17号を適用してファイナンス・リースに分類した借手としてのリースについては、適用開始日の使
用権資産及びリース負債の帳簿価額を、それぞれ、その直前の日におけるIAS第17号に基づくリース資産及びリー
ス債務の帳簿価額で算定しております。
前連結会計年度末においてIAS第17号を適用した解約不能のオペレーティング・リース契約と、適用開始日にお
いて要約四半期連結財政状態計算書に認識したリース負債の調整表は、以下のとおりであります。
百万円
解約不能オペレーティング・リース契約(2018年12月31日) 25,018
ファイナンス・リース債務(2018年12月31日) 2,419
解約可能オペレーティング・リース契約等 139,998
2019年1月1日におけるリース負債 167,435
また、適用開始日において要約四半期連結財政状態計算書に認識した使用権資産は、171,890百万円でありま
す。
なお、当社グループは、IFRS第16号の適用に際し、以下の実務上の便法を使用しております。
・特性が合理的に類似したリースのポートフォリオに単一の割引率を適用
・減損レビューを実施することの代替として、リースが適用開始日直前においてIAS第37号「引当金、偶発負
債及び偶発資産」を適用して不利であるかどうかの評価に依拠
・当初直接コストを適用開始日現在の使用権資産の測定から除外
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花王㈱(4452)2019年12月期 第1四半期決算短信
1.セグメント情報
(1)報告セグメントの概要
各報告セグメントの主要な製品は、以下のとおりであります。
報 告 セ グ メ ン ト 主 要 製 品
化粧品事業 化粧品 カウンセリング化粧品、セルフ化粧品
スキンケア製品 化粧石けん、洗顔料、全身洗浄料
スキンケア・ヘアケア事業 シャンプー、コンディショナー、ヘアスタイリング剤、
ヘアケア製品
ヘアカラー、メンズプロダクツ
コンシューマー
サニタリー製品 生理用品、紙おむつ
プロダクツ事業
ヒューマンヘルスケア事業 パーソナルヘルス製品 入浴剤、歯みがき・歯ブラシ、温熱用品
フード&ビバレッジ製品 飲料
ファブリックケア製品 衣料用洗剤、洗濯仕上げ剤
ファブリック&ホームケア事業
ホームケア製品 台所用洗剤、住居用洗剤、掃除用紙製品、業務用製品
油脂アルコール、油脂アミン、脂肪酸、
油脂製品
グリセリン、業務用食用油脂
界面活性剤、プラスチック用添加剤、
ケミカル事業 機能材料製品
コンクリート用高性能減水剤
トナー・トナーバインダー、
スペシャルティケミカルズ製品
インクジェットプリンターインク用色材、香料
(2)報告セグメントの売上高及び業績
前第1四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年3月31日)
報告セグメント
コンシューマープロダクツ事業
要約四半期
調整額
ケミカル 連結財務諸表
スキンケア・ ヒューマン ファブリック 合計 (注1)
化粧品 事業 計上額
ヘアケア ヘルスケア &ホームケア 小計
事業
事業 事業 事業
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
売上高
外部売上高 60,566 79,414 69,457 69,788 279,225 71,420 350,645 - 350,645
セグメント間の内部
売上高及び振替高 - - - - - 8,270 8,270 (8,270) -
(注2)
売上高合計 60,566 79,414 69,457 69,788 279,225 79,690 358,915 (8,270) 350,645
営業利益 771 9,097 10,938 11,405 32,211 7,324 39,535 (90) 39,445
金融収益 354
金融費用 (1,740)
持分法による投資利益 604
税引前四半期利益 38,663
(注1) 営業利益の調整額(90)百万円には、セグメント間取引に係る棚卸資産の調整額等の消去のほか、各報告セグ
メントに配分していない全社費用が含まれております。
(注2) セグメント間の内部売上高及び振替高は、主に市場価格や製造原価に基づいて算出しております。
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花王㈱(4452)2019年12月期 第1四半期決算短信
当第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日)
報告セグメント
コンシューマープロダクツ事業 要約四半期
調整額
連結財務諸表
スキンケア・ ヒューマン ファブリック ケミカル (注1)
化粧品 合計 計上額
ヘアケア ヘルスケア &ホームケア 小計 事業
事業
事業 事業 事業
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
売上高
外部売上高 67,341 80,646 61,082 74,303 283,372 63,532 346,904 - 346,904
セグメント間の内部
売上高及び振替高 - - - - - 9,871 9,871 (9,871) -
(注2)
売上高合計 67,341 80,646 61,082 74,303 283,372 73,403 356,775 (9,871) 346,904
営業利益 6,175 10,651 2,898 11,048 30,772 7,689 38,461 (254) 38,207
金融収益 688
金融費用 (949)
持分法による投資利益 657
税引前四半期利益 38,603
(注1) 営業利益の調整額(254)百万円には、セグメント間取引に係る棚卸資産の調整額等の消去のほか、各報告セグ
メントに配分していない全社費用が含まれております。
(注2) セグメント間の内部売上高及び振替高は、主に市場価格や製造原価に基づいて算出しております。
2.販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費の内訳は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
百万円 百万円
広告宣伝費 17,610 16,362
販売促進費 12,043 13,120
従業員給付費用 37,377 38,160
減価償却費 2,255 5,378
償却費 1,617 1,968
研究開発費 14,551 15,255
その他 20,875 18,138
合計 106,328 108,381
IFRS第16号の適用にあたっては、経過措置として認められている、本基準の適用による累積的影響を適用開
始日に認識する方法を採用し、比較年度の修正はしておりません。これにより、従来、従業員給付費用及びそ
の他に含めて表示していた費用のうち、3,004百万円を減価償却費として会計処理しております。
(7)継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
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