4447 Q-PBシステムズ 2021-08-11 15:30:00
2021年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年8月11日
上場会社名 株式会社ピー・ビーシステムズ 上場取引所 福
コード番号 4447 URL http://www.pbsystems.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)冨田 和久
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名)彌永 玲子 TEL 092-481-5669(代表)
四半期報告書提出予定日 2021年8月11日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年9月期第3四半期の業績(2020年10月1日~2021年6月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年9月期第3四半期 1,349 △24.2 112 △34.1 111 △33.9 91 △13.2
2020年9月期第3四半期 1,779 45.5 169 39.4 169 50.2 104 △14.3
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年9月期第3四半期 15.52 14.22
2020年9月期第3四半期 19.17 16.51
(注)当社は、2020年1月1日付で普通株式1株につき2株、2020年7月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式
分割を行っております。2020年9月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり四半期純利益及び潜
在株式調整後1株当たり四半期純利益を算定しております。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年9月期第3四半期 1,141 640 56.1
2020年9月期 1,098 591 53.9
(参考)自己資本 2021年9月期第3四半期 640百万円 2020年9月期 591百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年9月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年9月期 - 0.00 -
2021年9月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年9月期の業績予想(2020年10月1日~2021年9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 2,520 10.4 276 24.2 263 20.0 194 35.6 32.94
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年9月期3Q 5,911,200株 2020年9月期 5,888,800株
② 期末自己株式数 2021年9月期3Q 50,000株 2020年9月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年9月期3Q 5,866,861株 2020年9月期3Q 5,469,871株
当社は、2020年1月1日付で普通株式1株につき2株、2020年7月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式
分割を行っております。株式数は、2020年9月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定しています。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当
四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
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2021年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 6
第3四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 7
(四半期キャッシュ・フロー計算書関係) ……………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 8
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間における国内経済は新型コロナウイルス感染症拡大の終息時期が見通せない中、緊急事態
宣言の発令により経済活動が制限されるなど、厳しい状況が続きました。ワクチン接種の進行など各種政策の効果
により経済活動の持ち直しが期待される一方、新たな変異株の感染拡大が懸念されるなど、景気の先行きは依然不
透明です。
当社の属する情報通信業界は、新型コロナウイルス感染症の影響による企業の投資意欲の落ち込みや、世界的な
半導体供給不足によるハードウェアの調達納期の長期化などの懸念があるものの、内閣府の7月の月例経済報告に
おいて、2021年度の企業の設備投資計画が「特にソフトウェア投資は、全産業で同14.7%増と高い伸びの見通し」
と示されており、明るい兆しが見えています。
国策としても推進されているDX(デジタル・トランスフォーメーション)の企業の取り組みの活発化、新型コロ
ナウイルス感染症の影響で一時延期されていた、2025年の崖の克服に対する企業のIT投資再開兆候、利用者急増に
よるSaaS事業者のクラウド基盤需要の高まり、SDGsの社会への浸透を背景とした、テレワークの定着(多様な働き
方への対応)、サイバー攻撃・災害などに対する業務システムの防御と回復の仕組みづくり(レジリエンス)な
ど、当社の事業領域においてもビジネスチャンスは拡大しています。
このような事業環境の中、当社は中堅企業のDX需要、地方自治体のレジリエンス需要、SaaS事業者に対するクラ
ウド基盤強化の需要などビジネスチャンスを捉えるための営業活動と、パートナー協業体制の強化を推進しまし
た。
その結果、当第3四半期累計期間における売上高は1,349,636千円(前年同期比24.2%減)、営業利益は112,022
千円(同34.1%減)、経常利益は111,754千円(同33.9%減)、四半期純利益は91,038千円(同13.2%減)となり
ました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(セキュアクラウドシステム事業)
大手SaaS企業向けの受注が好調でしたが、新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため出張を抑制した一部の地
域において生じた失注をカバーできなかったことにより、セキュアクラウドシステム事業の売上高は1,342,892千
円(前年同期比22.9%減)、セグメント利益は295,230千円(同16.4%減)となりました。
(エモーショナルシステム事業)
防災・産業分野の開拓に向けた受注に取り組みましたが、当第3四半期中の4DOHの受注には至らず、既存施設の
4DOHメンテナンス等、小型案件の積上げとなった結果、エモーショナルシステム事業の売上高は6,744千円(前年
同期比82.3%減)、セグメント損失は24,310千円(前年同期は、セグメント損失23,040千円)となりました。
なお、全社営業利益は、各セグメントの営業損益の合計から、報告セグメントに分配していない全社費用
158,896千円を差し引いた数値となっています。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であり
ます。
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(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期会計期間末の資産の部は、前事業年度末に比べて43,120千円増加し、1,141,190千円となりまし
た。これは主に、現金及び預金の増加(前事業年度末に比べて115,467千円の増加)、売掛金の減少(前事業年度末
に比べて109,801千円の減少)、仕掛品の増加(前事業年度末に比べて23,941千円の増加)、電子記録債権の増加(前
事業年度末に比べて19,094千円の増加)、受取手形の減少(前事業年度末に比べて18,339千円の減少)等によるもの
であります。
(負債)
当第3四半期会計期間末の負債の部は、前事業年度末に比べて5,457千円減少し、500,613千円となりました。こ
れは主に、買掛金の増加(前事業年度末に比べて101,337千円の増加)、未払消費税等の減少(前事業年度末に比べ
て46,555千円の減少)、長期借入金の減少(前事業年度末に比べて42,021千円の減少)、前受金の増加(前事業年度
末に比べて23,275千円の増加)、未払費用の減少(前事業年度末に比べて23,183千円の減少)等によるものでありま
す。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産の部は、前事業年度末に比べて48,577千円増加し、640,577千円となりまし
た。これは、四半期純利益91,038千円を計上したことによる利益剰余金の増加、自己株式の取得による43,382千円
の減少、新株発行による資本金、資本剰余金の増加(前事業年度末に比べてそれぞれ460千円の増加)によるもの
であります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想につきましては、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものです。今後、様々な
要因によって予想数値と異なる可能性があります。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2020年9月30日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 656,005 771,472
受取手形 22,651 4,311
電子記録債権 - 19,094
売掛金 348,861 239,060
商品及び製品 13,944 10,450
仕掛品 1,425 25,367
原材料及び貯蔵品 235 235
前渡金 - 20
未収入金 460 995
前払費用 5,490 9,692
預け金 5 6,475
その他 43 201
流動資産合計 1,049,123 1,087,378
固定資産
有形固定資産
建物 946 946
減価償却累計額 △78 △125
建物(純額) 867 820
構築物 2,195 2,195
減価償却累計額 △1,759 △1,800
構築物(純額) 436 395
工具、器具及び備品 34,883 35,243
減価償却累計額 △30,164 △31,663
工具、器具及び備品(純額) 4,719 3,579
建設仮勘定 - 327
有形固定資産合計 6,023 5,123
無形固定資産
ソフトウエア 5,286 16,221
電話加入権 164 164
無形固定資産合計 5,451 16,386
投資その他の資産
出資金 30 30
敷金 9,579 9,233
差入保証金 1,052 1,052
長期前払費用 630 498
繰延税金資産 26,179 21,486
投資その他の資産合計 37,472 32,301
固定資産合計 48,946 53,811
資産合計 1,098,070 1,141,190
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(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2020年9月30日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 78,350 179,688
1年内返済予定の長期借入金 56,028 56,028
未払金 37,328 15,496
未払費用 41,906 18,722
未払法人税等 23,431 4,540
未払消費税等 46,555 -
前受金 36,790 60,066
預り金 7,100 12,326
賞与引当金 - 17,545
流動負債合計 327,491 364,413
固定負債
長期借入金 173,937 131,916
長期前受金 4,642 4,283
固定負債合計 178,579 136,199
負債合計 506,070 500,613
純資産の部
株主資本
資本金 237,655 238,116
資本剰余金
資本準備金 237,655 238,116
資本剰余金合計 237,655 238,116
利益剰余金
利益準備金 165 165
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 116,523 207,562
利益剰余金合計 116,688 207,727
自己株式 - △43,382
株主資本合計 591,999 640,577
純資産合計 591,999 640,577
負債純資産合計 1,098,070 1,141,190
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(2)四半期損益計算書
(第3四半期累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 1,779,775 1,349,636
売上原価 1,300,136 934,104
売上総利益 479,639 415,532
販売費及び一般管理費 309,651 303,509
営業利益 169,988 112,022
営業外収益
受取利息 16 10
為替差益 - 547
助成金収入 600 300
雑収入 705 200
営業外収益合計 1,322 1,058
営業外費用
支払利息 2,135 1,064
保証料 142 132
為替差損 15 -
その他 - 129
営業外費用合計 2,293 1,326
経常利益 169,017 111,754
特別損失
減損損失 31,265 -
特別損失合計 31,265 -
税引前四半期純利益 137,751 111,754
法人税、住民税及び事業税 18,269 16,023
法人税等調整額 14,627 4,692
法人税等合計 32,896 20,716
四半期純利益 104,854 91,038
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
前事業年度の有価証券報告書の(追加情報)に記載した、新型コロナウイルス感染症の影響に関する仮定及び会計
上の見積りについて、重要な変更はありません。
(四半期キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期累計期
間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む)は、次のとおりであります。
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
減価償却費 13,008千円 4,627千円
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第3四半期累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年6月30日)
当社は、2021年3月18日開催の取締役会決議に基づき、自己株式50,000株の取得を行いました。この結果、当第
3四半期累計期間において自己株式が43,382千円増加し、当第3四半期会計期間末において自己株式が43,382千円
となっております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期
調整額
損益計算書
セキュアクラウド エモーショナル (注)1
計 計上額(注)2
システム事業 システム事業
売上高
外部顧客への売上高 1,741,733 38,042 1,779,775 - 1,779,775
セグメント間の内
部売上高又は振替 - - - - -
高
計 1,741,733 38,042 1,779,775 - 1,779,775
セグメント利益又は
353,246 △23,040 330,206 △160,218 169,988
損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△160,218千円は、報告セグメントに分配していない全社費用であ
ります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「エモーショナルシステム事業」セグメントにおいて、工具、器具及び備品、ソフトウエア、特許権仮勘
定の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額31,265千円を減損損失として特別損失に計上しており
ます。
Ⅱ 当第3四半期累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期
調整額
損益計算書
セキュアクラウド エモーショナル (注)1
計 計上額(注)2
システム事業 システム事業
売上高
外部顧客への売上高 1,342,892 6,744 1,349,636 - 1,349,636
セグメント間の内
部売上高又は振替 - - - - -
高
計 1,342,892 6,744 1,349,636 - 1,349,636
セグメント利益又は
295,230 △24,310 270,919 △158,896 112,022
損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△158,896千円は、報告セグメントに分配していない全社費用であ
ります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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