4444 M-インフォネット 2020-02-14 15:30:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年2月 14 日
各 位
会 社 名 株式会社インフォネット
代表者名 代表取締役社長 岸本 誠
(コード:4444 東証マザーズ)
問合せ先 取締役管理部長 日下部 拓也
(TEL.03-5221-7591)
業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2020 年2月 14 日開催の取締役会において、以下のとおり、最近の業績の動向等を踏まえ、昨年6
月 25 日に開示した 2020 年3月期(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)の業績予想を修正することとしまし
たので、お知らせいたします。
1. 当期の業績予想数値の修正(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
(単位:百万円)
1株当たり
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 当期純利益
当 期 純 利 益
前回発表予想(A) 968 190 193 133 72 円 11 銭
今回修正予想(B) 786 4 0 0 0 円 01 銭
増 減 額(B-A) △181 △185 △193 △133 -
増 減 率( % ) △18.7% △97.5% △100.0% △100.0% -
( 参 考) 前期 実績
844 164 171 109 67 円 35 銭
(2019 年3月期)
2.修正の理由
当第3四半期累計期間における当社受注状況は、10 百万円を超過する大型案件が案件数で昨年比 40%増加
すると共に大型案件の平均受託金額も 30.5%増加し、大型案件の制作期間も前年比 11.5%伸長しております。
このような案件の大型化傾向に伴う受注のためのリードタイムの長期化および制作期間の伸長に伴い、当期
の業績に寄与する受注及び納品状況は当初想定に比べて低調に推移しており、2019 年6月 25 日に公表しまし
た 2020 年3月期の通期業績予想を修正いたします。
(売上高)
当会計期間において当社の主たる製品である「infoCMS」のリニューアルを行い 2019 年5月に「i
nfoCMS10」をリリースしたものの、案件規模の大型化傾向から受注のためのリードタイム及び制作期間
が長期化しており、今期に納品が可能となる新規受託件数は前年比 43.5%の減少、既存受託件数は 5.3%の減
少となる見通しとなっております。なお、当年度の受注累計額は1月までで昨年度対比同等まで回復しており、
特に当期 12 月度の受注額は前年同月比 194.5%の増加、1月度の受注額は前年同月比 113.5%の増加と堅調に
推移しており、来期の業績に寄与するものと見込まれております。
月額利用料売上は、リニューアルに伴うCMSのバージョンアップ及び周辺製品の追加受注は順調に推移し
ていることから平均顧客単価は前期比 7.5%の増加、顧客件数は前期比 2.7%の増加となり、月額利用料売上
は前期比 12.0%の増加の見通しとなっております。
以上の結果、売上高は予算比 181 百万円の減少を見込んでおります。
(売上原価、売上総利益)
当社の売上原価は主に人件費及び外注費とサーバ設備等のサービス受領に応じて発生する費用で構成されて
おります。人件費については概ね計画通りに進捗したものの、サーバ移設作業等の作業費用が計上されること
から、予算比 9.2%の減少にとどまるものと見込んでおります。外注費に関しては受注タイミングが後ろ倒し
となった事、及び大型案件の発生に伴う制作期間の集中が生じていることから、一時的な当社の制作リソース
の不足が発生しており、予算比 71.0%の増加を見込んでおります。サーバ設備に関してはクラウドサーバへ
の完全切替が当初の見込みより遅延したことに伴い、既存サーバとの併存期間が伸びたことから予算比
21.3%の増加を見込んでおります。
以上の結果、売上原価は予算比 12 百万円の増加、売上総利益は予算比 194 百万円の減少を見込んでおりま
す。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当社の販売費および一般管理費については、主に営業部門と管理部門の人件費及びその他の経費で構成され
ております。人件費については予算比 30 百万円の減少を見込んでおりますが、一方でAI関連製品のプロ
モーション等による広告宣伝費が予算比8百万円増加したほか、全社的な欠員補充に伴う採用関連費用等が当
初見込みより 11 百万円増加することとなりました。
以上の結果、販売費及び一般管理費は予算比8百万円の減少、営業利益は予算比 185 百万円の減少を見込ん
でおります。
(営業外損益、経常利益)
営業外収益は佐賀支社における助成金収入が佐賀支社人員の離職に伴い予算比1百万円の減少を見込んでお
ります。また営業外費用は上場関連費用を営業外費用として計上したことから予算比6百万円の増加を見込ん
でおります。
以上の結果、経常利益は予算比 193 百万円の減少を見込んでおります。
(特別損益、当期純利益)
特別利益及び特別損失は見込んでおりません。
以上の結果、当期純利益は予算比 133 百万円の減少を見込んでおります。
※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において想定できる経済情勢、市場動向および計画などに基づき作
成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。
以 上