4443 Sansan 2019-11-01 15:00:00
ウイングアーク1st株式会社との資本業務提携に関するお知らせ [pdf]
2019 年 11 月 1 日
各位
会 社 名 S a n s a n 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長/CEO 寺 田 親 弘
(コード番号:4443 東証マザーズ)
問合せ先 執 行 役 員 / C F O 橋 本 宗 之
(電話番号:03-6758-0033)
ウイングアーク1st株式会社との資本業務提携に関するお知らせ
当社は、本日、ウイングアーク1st株式会社(以下、「ウイングアーク1st社」)と資本業務提携を行うことを決
定し、本日付で資本業務提携契約を締結しましたので、下記の通り、お知らせします。
記
1. 資本業務提携の目的及び理由
当社グループは、「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションを掲げ、「クラウドソフトウエア」に「テクノロジーと
人力による名刺データ化の仕組み」を組み合わせた新しい手法を軸に、名刺管理をはじめとした企業やビジネスパーソン
が抱えるさまざまな課題の解決につながるサービスを展開しています。具体的には、名刺をデータ化し、人と人のつながり
を情報として可視化・共有できる、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」と、ソーシャル・ネットワーキング・サービ
スの仕組みを取り入れ、名刺をビジネスのつながりに変える個人向け名刺アプリ「Eight」を提供しています。
両サービスは、数多くの企業やビジネスパーソンに利用されるサービスとなっているほか、名刺管理という基本的なビジネ
スニーズに根ざしていること、また、蓄積されるデータや情報が土台となっていることから、他のサービスやデータベースとの連
携可能性が高く、ビジネスシーンにおけるプラットフォームになり得る要件を兼ね備えているものと捉えています。
現在、当社グループでは中長期的な株主価値及び企業価値の向上実現に向け、Sansan 事業のさらなる成長及
び Eight 事業の収益化に取り組んでいます。Sansan 事業においては、既存サービスの継続的な普及拡大のほか、外
部のサービスとの連携を強化し、ビジネス・プラットフォームとしての拡張性や価値を高め、さまざまなビジネス機会にアクセ
スしていくことも重要な成長戦略の 1 つとなっています。
一方、ウイングアーク1st社は、「Empower Data, Innovate the Business, Shape the Future. 情報に価値を、
企業に変革を、社会に未来を。」というビジョンを掲げ、社会に存在するさまざまなデータを活用することで、多くの企業に
イノベーションをもたらし、その結果として、より良い社会を実現することを目指しています。業務の過程で蓄積されたデータ
を仮想的に統合し、高速で分析・可視化等を行うデータエンパワーメントソリューションやソフトウエア基盤ソリューションサ
ービスなど、さまざまな業界に豊富な導入実績を有しています。
このたび、当社とウイングアーク1st社は、「社会に対してイノベーションを生み出す」という共通の理念やサービスの
親和性等を背景に、両社事業のさらなる発展のため、お互いの強みやノウハウを活かした業務提携を行うことに合意し、
より強固な関係性の構築を実現すべく、資本業務提携の締結に至りました。
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2. 資本業務提携の内容
(1)資本提携の内容
当社は、ウイングアーク1st社の既存株主と、その保有するウイングアーク1st社株式の一部(3,569,700 株)
を 4,998 百万円にて譲り受ける旨を合意しました。本株式取得は、2019 年 11 月 25 日付で実行される予定であり、
当社のウイングアーク1st社株式の所有割合は、本資本業務提携契約締結日時点における当該発行済株式総
数の 11.44%となります。
なお、株式の取得資金には、全額を金融機関からの借入金にて充当する予定です。資金の借入については、現在
検討を進めており、開示が必要な場合には、速やかにお知らせします。
(2)業務提携の内容
当社のクラウド名刺管理サービス「Sansan」では、名刺のデータ化や社内での共有を可能にし、顧客を含む広範なコ
ンタクト管理をクラウド上で行うことができます。また、ユーザー企業内に散在するデータを名寄せする「顧客データ Hub」
等の提供も行っており、ユーザーのデジタル・トランスフォーメーションの入口としてのデータ化・共有化・統合化の支援を行
っています。一方で、ウイングアーク1st社は、その多様なテクノロジーを用い、「MotionBoard」(注)を通じて、情
報やデータを統合・可視化・分析するサービスを提供しています。これらを組み合わせることで、当社サービスにおいてデー
タ化・統合化された取引先情報や顧客情報を、ウイングアーク1st社のツールを通じて理解・分析し、ユーザーの意
思決定や業務改善に役立てることが可能となります。当社のユーザーはより深く顧客についての理解を深めることでエンゲ
ージメントを高めることができ、ユーザー自身がデジタル・トランスフォーメーションを推進する強力なツールとなります。
これらを背景に、両社は現時点で主に以下の内容の業務提携を実施する予定ですが、具体的な取り組みについて
は、今後も継続して両社間で協議を進める予定です。
①両社サービスの機能連携による、各社事業の収益機会の拡大
ウイングアーク1st社の提供するサービス「MotionBoard」を、両社で定める使用契約のもと、当社サービスであ
る「Sansan」上で利用可能なアプリケーションとして展開することで取引先や顧客を含む名刺データ等の分析機能等、
新たなサービスを展開し、「Sansan」の既存顧客に対するアップセルに活用するほか、本機能の利用を目的とした新
規顧客の獲得等に取り組みます。
②ウイングアーク1st社サービスの機能活用による、当社サービスの顧客価値向上
ウイングアーク1st社の提供する各サービスを活用し、当社サービスである「Sansan」の機能改善や UX(ユー
ザーがサービスを通じて得られる体験)改善につなげることで、新規顧客の獲得のほか、既存顧客の解約率のさらな
る抑制に取り組みます。
③相互の営業活動を通じたクロスセルの実施
当社及びウイングアーク1st社の営業販売活動において、相互にクロスセルの提案を行い、顧客のデジタル・トラ
ンスフォーメーションを促すことで、新規顧客の獲得及びアップセルに取り組みます。
(注)企業内外に存在するさまざまな情報・データを統合して可視化し、価値ある情報に変えることで、企業にイノベー
ションをもたらすことをコンセプトとした情報活用ダッシュボードサービスで、多彩な表現力やリアルタイム処理、高い操
作性やメンテナンス性が特徴となっています。
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(3)役員等の派遣
当社の指名する寺田親弘氏(当社代表取締役社長/CEO)を、ウイングアーク1st社の社外取締役候補者
として、ウイングアーク1st社の取締役会及び株主総会に付議する予定になっています。
3. 資本業務提携の相手先の概要
(1) 名 称 ウイングアーク1st株式会社
(2) 所 在 地 東京都港区六本木三丁目 2 番 1 号
(3) 代表者の役職・氏名 田中 潤
(4) 事 業 内 容 ソフトウエア及びサービスの開発・販売
(5) 資 本 金 2 億円
(6) 設 立 年 月 日 2016 年 3 月 7 日
CJP WA Holdings, L.P. 88.39%
モノリス有限責任事業組合 4.49%
伊藤忠商事株式会社 3.00%
(7) 大株主及び持株比率 株式会社インテージホールディングス 1.60%
合同会社 PKSHA Technology Capital 1.15%
鈴与株式会社 1.15%
(2019 年 2 月 28 日現在)
資 本 関 係 該当事項はありません。
人 的 関 係 該当事項はありません。
当 社 と 当 該 会 社
(8) 取 引 関 係 主に当社サービス「Sansan」に関する取引があります。
と の 間 の 関 係
関連当事者へ
該当事項はありません。
の該当状況
(9) 当該会社の最近 3 年間の連結経営成績及び連結財政状態(IFRS)
決算期 2017 年 2 月期 2018 年 2 月期 2019 年 2 月期
資 本 合 計 17,181 百万円 17,189 百万円 19,253 百万円
資 産 合 計 55,467 百万円 54,870 百万円 54,703 百万円
1 株 当 た り 親 会 社
550.72 円 550.96 円 617.14 円
所 有 者 帰 属 持 分
売 上 収 益 11,655 百万円 15,566 百万円 17,287 百万円
営 業 利 益 2,746 百万円 4,223 百万円 4,887 百万円
親会社の所有者に帰属する
1,575 百万円 2,924 百万円 3,292 百万円
当 期 利 益
基本的 1 株当たり当期利益 50.51 円 93.74 円 105.56 円
1 株 当 た り 配 当 金 ― 92.00 円 45.00 円
(注)2018 年 8 月 31 日付で行われた普通株式 1 株につき 100 株の株式分割が、2017 年 2 月期の期首に行わ
れたと仮定し、1 株当たり親会社所有者帰属持分、基本的 1 株当たり当期利益及び 1 株当たり配当金を算出
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4. 日程
(1) 本 件 決 定 日 2019 年 11 月 1 日
(2) 資本業務提携契約締結日 2019 年 11 月 1 日
(3) 株 式 取 得 日 2019 年 11 月 25 日(予定)
5. 今後の見通し
本件は中長期的に当社業績に寄与する見込みであり、当期連結業績に与える影響額は軽微です。
以上
【ご参考】
当期連結業績予想(2019 年 7 月 12 日公表分)及び前期連結実績
(百万円) 親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益
当期連結業績予想
13,816 724 670 ―
(2020 年 5 月期)
前期連結実績
10,206 △849 △891 △945
(2019 年 5 月期)
(注)2020 年 5 月期においては、親会社株主に帰属する当期純利益の黒字化についても見込んでいますが、現時
点では精緻化が困難であることから、具体的な予想数値の開示は行っていません。
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