2022年3⽉期
第1四半期決算説明資料
2021年8⽉16⽇
品質向上のトータルサポート企業 （証券コード︓4442 ） Copyright ©VALTES CO.,LTD. All Rights Reserved.
1
⽬次
1. エグゼクティブサマリ P.3
2. 第1四半期決算概況 P.8
3. 業績⾒通し P.16
4. ソフトウェア事業環境と当社の優位性 P.24
5. 第1四半期決算補⾜ P.31
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エグゼクティブサマリ
売上⾼は前年同期⽐22.7％成⻑
営業利益は積極的先⾏投資による影響でマイナス
売上⾼ 営業利益 親会社株主に帰属する四半期純利益
2022年3⽉期
第1四半期
決算概要
1,448 百万円 ▲23 百万円 ▲12 百万円
対前年同期⽐
+22.7% ▲77百万円 ▲45百万円
稼働エンジニア数
※連結 協⼒会社含む 801名（前年同期⽐ +171名）
・正社員採⽤数が1Qとして過去最⾼
2022年3⽉期 ・ソフトウェアテストサービス事業の１⼈当たり売上⾼が上昇
第1四半期の
・上記事業の案件数は１Q時点で過去最⾼
トピックス
・採⽤、研修の先⾏投資費⽤や不採算案件の発⽣
セグメント別外部売上⾼
ソフトウェアテストサービス WEB/モバイルアプリ開発サービス オフショアサービス
(単位︓百万円） (単位︓百万円） (単位︓百万円）
1,500
1,288百万円 500 100
1,099百万円
1,000
250
152百万円 50
500
81百万円 8百万円
0 0
0百万円
0
21/3期 1Q 22/3期 1Q 21/3期 1Q 22/3期 1Q 21/3期 1Q 22/3期 1Q
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3
稼働エンジニア数（連結）の推移
グループ全体のエンジニア数は800名を突破︕ (単位︓名)
801
195
140
466
19/3期 1Q 19/3期 2Q 19/3期 3Q 19/3期 4Q 20/3期 1Q 20/3期 2Q 20/3期 3Q 20/3期 4Q 21/3期 1Q 21/3期 2Q 21/3期 3Q 21/3期 4Q 22/3期 1Q
■正社員 ■契約社員 ■ビジネスパートナー
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案件数の推移
ソフトウェアテストサービス事業を中⼼に、3セグメントとも前年同期⽐で増加
ソフトウェアテストサービス事業 Web/モバイルアプリ開発サービス事業 オフショアサービス事業
(単位︓件） (単位︓件） (単位︓件）
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2,115 472 466
1,790 97 95
602 122
361 134
1,503
508 29 77
32
405 106
564 124 21
118
477 29
405 86 18 35
30.8% 120 98 14.7%
501
423 UP UP
363 89 17 17 157.1%
UP
586 133 21
382 448 106 116 22 21
330 80 18
7
19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期
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ソフトウェアテストサービス事業の成⻑性
案件数、単価、稼働⼈員数がいずれも第1四半期で過去最⾼
30.8％ 18千円 18.2％
案件数 UP 単価 ※1 UP 稼働⼈員数 UP
448件 586件 × 652千円 670千円 × 560名 662名
営業⼈員の増加 4⽉⼊社者過去最⾼
上流⼯程からの参画増加
（前年同期⽐53.8％UP） 研修後、6⽉から稼働開始
事業企画部⾨の設置 PMO⼈材の積極的採⽤ ビジネスパートナーとの関係強化
（アップセル・クロスセル増加） （提案数、前年同期⽐115.5％UP）
ウェビナー施策が好評 ターゲット企業の再選定
（⾦融・公共・⼤型EC等）
リファラル採⽤好調
前期リリースの新サービス好調 ⼤型マイグレーション※2案件の
応募者数の増加
（T-DASH、クイックサーベイ等） 獲得増
22年3⽉期の業績達成に向け、基盤が整う
※1単価（⽉間）＝ ソフトウェアテストセグメントの売上⾼ ÷ エンジニア数の延べ⼈数（正社員+契約社員+ビジネスパートナー）
※2ソフトウェアやシステム、データなどを別の環境に移動したり、新しい環境に切り替えたりすること
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売上推移
ソフトウェアテストサービス事業を中⼼に増収となるが、1Q時点では営業損失
売上⾼ (単位︓百万円) 営業利益 (単位︓百万円)
6,451
464
5,262
4,875 321 344
1,465
1,325 113
3,279 ■４Q 150 ■４Q
1,384 ■３Q 188 ■３Q
1,258
2,457 980 95
■２Q 63 ■２Q
681
835 78
1,233 ■１Q ■１Q
1,240
616 41 72 83
761
606 15
1,448 87
1,050 1,180 22
700 55 53
553 29 5
▲ 25 ▲3 ▲ 23
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期
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2022年3⽉期
第1四半期決算概況
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2022年3⽉期 第1四半期 決算概要
増収となるが、先⾏投資費⽤発⽣により1Q時点では損失計上 (単位︓百万円)
2021/3期 1Q 2022/3期 1Q
前期実績 実績 前年同期⽐
売上⾼ 1,180 1,448 +22.7%
売上総利益 276 288 +4.7%
売上⽐ 23.4% 20.0% ▲3.4pt
販管費 222 312 +40.9%
営業利益 53 ▲23 －
売上⽐ 4.6% ▲1.7% ▲6.3pt
経常利益 54 ▲22 －
売上⽐ 4.6% ▲1.5% ▲6.1pt
親会社株主に帰属する四半期純利益 33 ▲12 －
売上⽐ 2.8% ▲0.9% ▲3.7pt
EPS※ 4.85 ▲1.80 －
※1株当たり四半期純利益（親会社株主に帰属する四半期純利益÷期中平均株式数）
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2022年3⽉期 第1四半期 営業利益の増減要因
（単位︓百万円）
セグメント毎の要因
ソフトウェアテストサービス +44
Web/モバイルアプリ開発 +16 ⼈件費 ▲25
オフショア +1 営業および管理体制強化に伴う⼈数増加
採⽤費 ▲15
採⽤数増に伴う増加
研究開発費 ▲9
新規サービス開発に対する先⾏投資
▲49 その他 ▲39
販促ツールや新基幹システムに係る償却費の増加、
+62
⼈数増加に伴うインフラ費⽤の増加 等
営 営
業 業
利
益
53 利
益
セグメント毎の要因
ソフトウェアテストサービス ▲23
▲90
研修コスト、外注費の増加
Web/モバイルアプリ開発 ▲27
▲23
受注損失引当⾦を計上するなど採算悪化
オフショア +2
前期のロックダウン影響なくなる
2021/3期 1Q 増収効果 売上総利益率の悪化 販管費の増加 2022/3期 1Q
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連結販管費内訳、連結正社員⼊社⼈数
⼈材確保は順調、先⾏投資費⽤として販管費が増加
2021/３期 1Q 2022/3期 1Q
連結販管費内訳 前年同期⽐増減 前年同期⽐
（百万円） （百万円） （百万円） （％）
販管費 222 312 +90 +40.9％
⼈件費 109 135 +25 +23.4％
採⽤費 29 45 +15 +51.7％
研究開発費 13 23 +9 +70.8％
その他 68 108 +39 +58.1％
⼈件費 ▲25 →営業および管理体制強化に伴う⼈数増加
採⽤費 ▲15 →採⽤数増に伴う増加
研究開発費 ▲9 →新規サービス開発に対する先⾏投資
その他 ▲39 →販促ツールや新基幹システムに係る償却費の増加、⼈数増加に伴うインフラ費⽤の増加 等
2021/３期 1Q 2022/3期 1Q
連結正社員⼊社⼈数
（エンジニア+販管部⾨） 前年同期⽐増減 前年同期⽐
（名） （名） （名） （％）
総数 44 65 +21 +47.7％
（うちエンジニア） （40） （56） （+16） （+40.0％）
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事業セグメント別実績
全セグメントで増収、先⾏投資費⽤の発⽣や不採算案件により損失計上
(単位︓百万円)
2021/3期 1Q 2022/3期 1Q
前期実績 実績 前期⽐
売上⾼ 1,099 1,297 +18.0%
ソフトウェアテスト 営業利益 71 22 ▲68.6％
サービス事業 利益率 6.5% 1.7% ▲4.8pt
エンジニア1⼈当たりの売上⾼(千円) 652千円 670千円 +18千円
売上⾼ 95 183 +92.6%
Web/モバイルアプリ開発
営業利益 6 ▲34 －
サービス事業
利益率 6.3% ▲18.5% ▲24.8pt
売上⾼ 2 23 +870.3％
オフショアサービス事業 営業利益 ▲6 4 －
利益率 ▲252.6% 21.2% +273.8pt
セグメント間取引消去 売上⾼ ▲16 ▲55 －
及び全社費⽤ 営業利益 ▲17 ▲17 －
売上⾼ 1,180 1,448 +22.7％
連結 営業利益 53 ▲23 －
利益率 4.6% ▲1.7％ ▲6.3pt
※エンジニア1⼈当たりの売上⾼（⽉間）＝ ソフトウェアテストセグメントの売上⾼ ÷ エンジニア数の延べ⼈数（正社員+契約社員+ビジネスパートナー）
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売上拡⼤の要因
ソフトウェアテストサービス事業
外部顧客向け売上⾼ 1,288百万円/前期⽐ +188百万円（うち収益認識基準適⽤による影響 +11百万円）
案件数、単価、稼働⼈員数がいずれも第1四半期で過去最⾼
⼤型マイグレーション案件及び新規⼤型再構築案件の上流⼯程・PMOとして参画が増加。
上流⼯程は⼩規模⼈数で難易度が⾼い⼯程、ここをフックに当社本来のボリュームゾーンで
あるテスト⼯程にて、⼤幅受注拡⼤を⽬指す
組織改編、ターゲット企業の再設定、ビジネスパートナーの関係強化の実施
Web/モバイルアプリ開発サービス事業
外部顧客向け売上⾼ 152百万円/前期⽐ +70百万円（うち収益認識基準適⽤による影響 +31百万円）
2020年9⽉末より新規連結したアール・エス・アール社が増収に寄与
セキュリティ・脆弱性診断の売上⾼が堅調に推移。2022年3⽉期中にローンチ予定の
WAFサービスとの相乗効果を⽬指す
オフショアサービス事業
外部顧客向け売上⾼ 8百万円/前期⽐ +8百万円（うち収益認識基準適⽤による影響 なし）
フィリピンでは2020年3⽉からコロナでロックダウンが継続中。テレワーク環境を整え、
外部顧客向け売上がコロナ以前の⽔準に
在⽐を含めた⽇本企業との取引が堅調に推移
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バルテスグループのサービスマップ
ソフトウェア開発の全⼯程で、ソフトウェア品質の向上⽀援サービスを提供
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今後の成⻑戦略実現に向けて（資⾦調達⽅法の変更）
新株予約権による資⾦調達から、当座貸越契約による借⼊へ変更
第３回新株予約権（2020年12⽉28⽇発⾏）を2021年8⽉31⽇付で取得・消却
※詳細は2021年8⽉16⽇付 「第三者割当による第３回新株予約権の取得及び消却に関するお知らせ」をご覧ください
当座貸越契約に基づく資⾦調達枠を拡⼤ ⾦融機関4⾏で総額15億円へ
※詳細は2021年8⽉16⽇付 「当座貸越変更契約（借⼊極度額の増額）の締結に関するお知らせ」をご覧ください
資⾦使途
運転資⾦
事業拡⼤を⾒据え、新規サービス開発への投資やM&A及び資本・業務提携に関わる投資に
⼿元資⾦を活⽤しつつ、機動的かつ安定的な資⾦調達枠を確保し、成⻑戦略の実現へ
既存技術領域 エンジニアを多数抱えるSIer企業
toB向けパッケージ製品を持つソフトウェア企業
M&A
戦略 セキュリティ関連サービスを展開する企業
新規技術領域 バリューチェーン・プロセスを有する企業
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2022年3⽉期
業績⾒通し
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2022年3⽉期 決算⾒通し
成⻑戦略の更なる強化によりコロナ禍でも売上、利益続伸へ
(単位︓百万円)
2021/3期 2022/3期
前2Q累計 当2Q累計予想 当期予想
通期実績 前期⽐
実績 （5/14公表） （5/14公表）
売上⾼ 2,413 5,262 2,943 6,451 +22.5%
営業利益 136 344 108 464 +34.8%
売上⽐ 5.6% 6.6% 3.7% 7.2% +0.6pt
経常利益 138 347 109 468 +34.9％
売上⽐ 5.7% 6.6% 3.7% 7.3% +0.7pt
親会社株主に
帰属する当期純利益
87 246 70 305 +23.6%
売上⽐ 3.6% 4.7% 2.4% 4.7% +0.0pt
EPS (円)※ 12.60 35.65 10.25 44.08 +23.6％
※1株当たり当期純利益（親会社株主に帰属する当期純利益÷期中平均株式数）
2021年5⽉14⽇に「2021年3⽉期 決算短信〔⽇本基準〕（連結）」で公表いたしました当初予想から変更はありません。
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2022年3⽉期 事業展開
ソフトウェアテストサービス事業
各社の⼤型案件に対し、上流⼯程やPMOからさらなる参画を狙い、下期、来期への売上拡⼤へ
⾦融系・公共系・⼤型ECサイト企業など、ターゲット企業からの拡⼤を⾒込む
上期は採⽤と教育研修に投資し、下期偏重の売上に対応
当社のテスト・品質向上⼿法を⾝に付けた社員で安定したプロジェクト品質を維持し、
ビジネスパートナー活⽤により、案件ボリューム拡⼤へ
Web/モバイルアプリ開発サービス事業
脆弱性診断×WAFでセキュリティ需要を取り込み売上拡⼤へ
VMT×RSRでエンジニア不⾜を補い、営業体制の強化により開発案件獲得へ
オフショアサービス事業
⽇本企業との取引拡⼤により各四半期で安定した売上へ
ロックダウン状況下でもテレワークにより安定稼働
受注好調で、下期、来期の案件増加を⾒越し、オフィスを増床へ
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新規サービス展開
既存サービス「セキュリティ・脆弱性診断」で顕在化したリスクへの対応にも有効的な
クラウド型（SaaS 型）WAF※サービス ※WAF︓Web Application Firewallの略
特徴
Web アプリケーションの脆弱性を突いた
攻撃から Web サイトを守るためのセ
キュリティ対策を⾏うクラウド型（SaaS
型）システム。
⼀般的なセキュリティ対策システムとは異
なり、データの中⾝をアプリケーションレベ
ルで解析できるのが特徴で、⾦融系サイ
トや ECサイトなど、幅広いWebサイトに
おけるセキュリティ対策を実施可能。
脆弱性診断×WAF でセキュリティ対策を徹底サポート
2022年３⽉期中にローンチ予定
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AI品質保証サービス「AI Quality」提供開始
AI・⼈⼯知能システムに特化したテスト設計・検証サービス
「AI Quality（アイクオリティ）」 特徴
AIプロダクトの開発における上流（プロ
ジェクト計画、要件定義、設計）から下
流（結合・システム・受⼊テスト）まで、
各⼯程における品質保証のサポートを実
施するサービス。
AI特有の観点をフォローすることで、AIシ
ステム導⼊時に起こりがちな課題を解消。
当社独⾃のチェックリストで、検証の抜け
漏れを防⽌する。
提供開始の背景
• DXの⽅針により、AIシステム活⽤の
シーンが増えることが想定されるため
• AIシステムの導⼊に際し
課題を抱える企業が多いため
提供開始⽇
2021 年 6 ⽉１⽇
AIプロダクト開発の上流から下流まで、各⼯程で品質向上をサポート
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IT⼈材確保
＜市場環境＞
最⼤で約79万⼈のIT⼈材不⾜
IT需要が今後拡⼤する⼀⽅で、我が国の労働⼈⼝（特に若年⼈⼝）は減少が⾒込まれ、
IT⼈材の需要と供給の差（需給ギャップ）は、2030年には、最⼤で約79万⼈に拡⼤する可能性
引⽤元︓次ページ参照
新卒 オンライン
未経験者 教育体制
各企業ますますアウトソース化の流れへ
未経験者をエンジニアに育成出来る充実した社内研修システムを保有
オンライン研修で採⽤数増加にも対応
320時間
未経験者でも短期間で
⾼スキルエンジニアへ育成出来ることが当社の強み
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（参考）今後のIT⼈材の不⾜予測に関して
引⽤元
経済産業省 IT ⼈材需給に関する調査「報告書本体(https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf)」
図 3-11 IT ⼈材需給に関する主な試算結果①②③の対⽐ （⽣産性上昇率 0.7% IT 需要の伸び「低位」「中位」「⾼位」）
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成⻑ターゲット
ソフトウェアテスト市場の成⻑から、2024/3期に売上⾼100億円を⽬指す
売上⾼の推移
（単位︓百万円）
100億円
6,451
5,262
4,875
3,279
2,457
2,293
2,001
1,858
1,596
1,344
1,152 1,163 1,171 1,178
1,004
584
232
48
05/3期 06/3期 07/3期 08/3期 09/3期 10/3期 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 ・・・ 24/3期
（予） （予）
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ソフトウェア事業環境と
当社の優位性
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ソフトウェアテストサービス事業の市場規模（⽇本）
当社が推定する⽇本のソフトウェアテストの市場規模は約5.7兆円
ソフトウェア業売上⾼に占めるテスト⼯程⽐率の推移と市場規模推計
2009年 2019年
推定ソフトウェアテスト市場
推定ソフトウェアテスト市場 約5.7 兆円
約2.9 兆円
ソフトウェア業売上⾼ ※1 テスト⼯程⽐率
37
ソフトウェア業
15.5
売上⾼ ※1 テスト⼯程⽐率
約 9.3 兆円
31 %※2
約 兆円 %※3
テスト上位5社の占有率
1〜2%
※VALTES推定
※1 総務省・経済産業省「 情報通信業基本調査」 より
※2 独⽴⾏政法⼈情報処理機構（IPA）「ソフトウェア開発データ⽩書 」より
※3 独⽴⾏政法⼈情報処理機構（IPA）「ソフトウェア開発分析データ集2020 」より
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ソフトウェアの事業環境の変化
「デジタル庁の創設」や「コロナ禍で進んだ社会の変化」により、DXが加速
コロナ禍で進んだ社会の変化 デジタル庁の創設
▶テレワークの定着 ▶国・⾃治体のシステムの統⼀
▶EC消費の定着 ▶⾏政のオンライン化
▶オンラインコミュニケーションの定着 ▶品質意識の向上(コロナ禍での不具合続出)
▶余暇時間の増加
デジタルトランスフォーメーション（DX）加速
2.セキュリティリスク増 3.⼈材不⾜
1.ソフトウェア開発
セキュリティサービス ⼈材不⾜を解消する
エンタープライズ領域の
需要の増加 ⼿⽴てがカギ
ソフトウェアテスト
需要の増加
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ソフトウェアテストサービス事業のアウトソース化メリット
ソフトウェアテストはソフトウェア開発企業からテスト専業企業へ
ソフトウェア開発企業の悩み ソフトウェア開発の業務フローの変遷
• コストが⾼い開発担当者の労働時間の約4割がテスト・検証に割かれる
従来型の
• テスト・検証は開発者のモチベーションが上がらない為、⾮効率 ソフトウェア開発 近年の潮流
• 開発者⾃⾝がテスト・検証を⾏うのは客観性が無く信頼性に⽋ける SIer SIer テスト
要件定義 要件 • 品質
定義 ・検証 コンサルティング
専⾨会社 • 仕様書
インスペクション
テスト⼯程がアウトソースされなかった理由 • 受⼊基準
• ⽇本では⼤⼿SIerが案件を⼀括受注し、傘下の下請け・孫請けに発注 • 構築⽀援
設計 設計
（基本、詳細） （基本、詳細）
している状況で、開発エンジニアがテスト⼯程まで⾏う構造であった
テスト⼯程のアウトソース化が加速︕ 開発
開発
• 開発担当者によるテスト時間の短縮により、開発コストが減少
（開発担当者がテストを実施する場合の※60%~70％程度で対応が可能）
※当社調べ
• 再現性・共有性の⾼いテストの⽅法論が確⽴（各社独⾃のメソッド） テスト テスト テスト
・検証
することで網羅的で⾼効率なテストが実現可能に
専⾨会社
• 第三者のテスト専⾨会社によるテスト・検証の有効性が注⽬
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エンタープライズ領域のソフトウェアテスト需要の増加
重点領域であるエンタープライズ領域が堅調に成⻑
市場 基幹システムの⽼朽化により、デジタルトランスフォーメーション（DX）が
進まなければ、経済損失が最⼤年間12兆円とも
環境 出所︓2018年『DXレポート〜ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開〜』経済産業省
デジタルトランスフォーメーション（DX）の進展 エンタープライズ専⾨部署を
①⻑期使⽤による基幹システムの⽼朽化 2020年4⽉から設⽴、
②⼤容量⾼速通信時代の到来 組織拡⼤中
マイグレーションの負担増→コスト増・品質懸念
当社の優位性
ソフトウェアテスト依頼の増加へ
• 経験豊富なハイレイヤーの採⽤
特徴 • 単価 ⾼ 案件規模 ⼤ 契約期間 ⻑ • エンタープライズ領域に強い⼈材を
供給可能な外部協⼒会社との取引拡⼤
• システム開発、業務知識など、 難易度
テスト以外の知識が求められる ⾼ • ⻑年蓄積された質、量ともに豊富な
テスト⼯程の周辺市場との⽐較 当社のテストノウハウ
当社の事業領域
潜在市場規模 市場ステージ 参⼊障壁
テ
• テストノウハウをプログラム化した実践的な
エンタープライズ系 巨⼤ 黎明期 ⾼い
ト
ス 研修を全員が受講
組込み系 ⼤ 黎明期 ⾼い
⼯
程
市
Web・スマホ系 中 成⻑期 中 • 上流⼯程からの品質⽀援ニーズに対応
場 エンターテインメント系 ⼩ 成熟期 低い
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新規技術の開発への積極投資
内部留保とのバランスを意識しつつ、新技術の開発に積極的に投資
1
テストの⾃動化で 収益性の
テスト業務のDX推進 効率化・⼯数削減 向上
2
テスト管理⼯数の 収益性の
テスト管理ツールの開発 削減、効率化 向上
3
AIやローコード開発等、 競争⼒の
新技術への対応 様々な分野における 強化
新技術への対応
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⼈材不⾜を解消する⼿⽴てがカギ
教育体制の充実を図り、優秀な⼈材確保の更なる強化
新卒 オンライン
未経験者 教育体制
キャリア
多様な採⽤チャネルで、正社員エンジニア採⽤数 56名︕（2022年3⽉期1Q実績）
充実した社内研修システムによる早期の安定稼働に
コロナ禍でオンライン研修へ移⾏後も、⾼スキル⼈材の輩出を実現
320時間 160時間
成⻑戦略に必要な優秀な⼈材の確保
JSTQB保有率 92％以上*
*⼊社2年⽬以降の正社員取得率
⽇本初のグローバルパートナー
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2022年3⽉期
第1四半期決算補⾜
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売上原価・販管費内訳
2021/３期 1Q 2022/3期 1Q
売上⾼⽐ 売上⾼⽐ 前年同期⽐増減 前年同期⽐
（百万円） （％） （百万円） （％） （百万円） （％）
売上⾼ 1,180 100.0 1,448 100.0 +267 +22.7%
売上原価 904 76.6 1,159 80.0 +254 +28.1%
労務費 609 51.6 762 52.6 +153 +25.1%
外注費 258 21.9 312 21.6 +53 +20.8％
その他 37 3.2 27 1.9 ▲9 ▲26.7％
販管費 222 18.8 312 21.6 +90 +40.9％
⼈件費 109 9.3 135 9.3 +25 +23.4％
採⽤費 29 2.5 45 3.1 +15 +51.7％
研究開発費 13 1.2 23 1.6 +9 +70.8％
その他 68 5.8 108 7.5 +39 +58.1％
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バランスシートの状況
(単位︓百万円)
2021/3 2022/3 2021/3 2022/3
前期末差 前期末差
期末 1Q 期末 1Q
資産の部 負債の部
現⾦及び預⾦ 1,190 1,120 ▲69 買掛⾦ 115 116 +1
売掛⾦+契約資産 727 698 ▲28 短期有利⼦負債 146 146 ▲0
流動資産合計 2,019 1,893 ▲125 未払⾦ 339 338 ▲1
有形固定資産 101 100 ▲1 流動負債合計 958 858 ▲99
のれん 68 67 ▲1 ⻑期有利⼦負債 76 71 ▲5
ソフト+ソフト仮 133 132 ▲1 固定負債合計 84 77 ▲6
無形固定資産合計 202 199 ▲2 負債合計 1,042 936 ▲106
投資その他の資産 218 229 +11 純資産の部
固定資産合計 522 529 +7 株主資本合計 1,494 1,482 ▲12
資産合計 2,541 2,422 ▲118 純資産合計 1,498 1,486 ▲12
負債純資産合計 2,541 2,422 ▲118
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Appendix
会社概要
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会社概要
「品質向上のトータルサポート企業」を経営⽅針に掲げ、事業を展開
会 社 名 バルテス株式会社
会 社 設 ⽴ 2004年4⽉
上 場 2019年5⽉（東証マザーズ 証券コード︓4442）
本 社 住 所 ⼤阪市⻄区阿波座1-3-15（⼤阪本社）
事 業 内 容 ソフトウェアテストサービス
品質コンサルティングサービス
ソフトウェア品質教育サービス
セキュリティ・脆弱性診断サービス
⼦ 会 社 バルテス・モバイルテクノロジー株式会社
株式会社アール・エス・アール
VALTES Advanced Technology, Inc. (Philippines)
従 業 員 数 690名（2021年6⽉末 グループ4社計）
内、総エンジニア数 603名（2021年6⽉末 グループ4社計）
総 資 産 2,422百万円（2021年6⽉末 グループ4社連結）
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沿⾰
2004年4⽉、設⽴。ソフトウェアの品質に関わるサービスを提供。
ソフトウェアテスト専⾨会社として、年間2,100件以上のプロジェクト実績を誇る
「株式会社アール・エス・アール」
を⼦会社化
東京証券取引所
ISTQBパートナープログラム「Global Partner」に認定 マザーズへ上場
ISTQBパートナープログラム「Platinum Partner」に認定
VALTES Advanced Technology, Inc. 2020
をフィリピンに設⽴ 2019
2018
バルテス・モバイルテクノロジー 2017
2015
株式会社設⽴ 2014
2013
設⽴ 2012 東京第3テストセンター開設
福岡オフィス開設 東京第2テストセンター開設
2007
2006
名古屋オフィス兼テストセンター開設 東京本部を東京本社に改称
2004
東京本部開設
東京オフィス開設
⼤阪・横浜テストセンター開設
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社名の由来とグループスローガン
社名の由来
「テストを通じて価値を創造する会社」という意味が込められています。
グループスローガン
「お客様の品質に対する⾃信を揺るぎないものにしたい」
技術を磨き続け、品質向上に貢献し、より良い製品で社会を豊かにする。
バルテスグループは、ソフトウェア品質のさらなる⾼みを⽬指し続けます。
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バルテス ３つの特⻑
▶ エンジニア適正試験 新卒 未経験者 キャリア
▶ 独⾃の研修カリキュラムによる早期戦⼒化
⾼スキル ▶ JSTQB※1保有率 92％以上︕
エンジニア （⼊社2年⽬以降の正社員）
▶ ISTQB※2 Global Partner
※全世界9社のみ、⽇本初︕ ⽇本で初のグローバルパートナー
モバイルアプリ 業務システム
Webサイト
FA・産業⽤ロボット 家電・AV機器・OA機器
▶ 年間2,100プロジェクト、600社以上の導⼊実績
豊富な実績 医療・ヘルスケア 流通
▶ 業種毎の豊富なテスト観点 ⾃動⾞
デジタル放送
クラウドシステム ⾦融・保険
IoT 開発SIer AI
フロー テスト計画 テスト設計 テスト実施 サマリ提出
▶ IEEE※3829※4準拠テンプレート
テストの⽬的・範囲を決定し、ブレのな テストマップやテスト技法で効率的なテ 単機能、複合機能、シナリオを実施し、 テスト結果を数値で⾒える化。次期開発に
概要 いテストを構築 ストを実現 ロスを最⼩限に 役⽴つ情報を提出
メソッド1 メソッド4 メソッド6
スコープを決めたテストの落とし込み テスト技法を駆使したテスト設計 テストサマリーによるテスト戦略フィードバック
標準化・ ▶ QUINTEE※5（テストの進⾏基準） テスト計画書
テスト設計
仕様書
テストケース
テスト
サマリレポート
プロセス ▶ 標準化されたテスト設計⼿法による
成果物 WBS テストマップ インシデントレポート
機能⼀覧 因⼦⽔準表 テストログ
メソッド2.3 テスト実施結果
メソッド5 • ドメインごとに整備された
抜け漏れ・誤認識を排除
テスト観点ライブラリ
ドキュメンテーションによる段階的
レビューと資産化 • テストマップによりテスト全体を俯瞰
※1︓JSTQB(Japan Software Testing Qualifications Board)とは、国内のソフトウェアテスト技術者認定組織のこと
※2︓ISTQB(International Software Testing Qualifications Board)とは、世界130ヵ国のテスト技術者認定組織のこと
※3︓IEEE（Institute of Electrical and Electronics Engineers）とは、⽶国に本部を置く、電気・情報⼯学分野の学術研究団体、学会、技術標準化機関のこと
※4︓IEEE829とは、テスト⼯程で作成するドキュメントの定義のこと
※5︓QUINTEEとは、当社がソフトウェアテストを主軸に、品質向上・⽣産性向上に関連する知⾒を体系化したもの
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SDGsの取り組み
働きやすい環境の整備 IT⼈材の創出 技術⾰新の拡⼤を図る
男性育休制度導⼊ 充実した社内研修システム 京都⼯芸繊維⼤学との
働き⽅改⾰ 当社のソフトウェアテストノウハウを 共同研究論⽂を発表
ホワイト企業認定 ⽣かした資格⽀援サービスの提供 ソフトウェア製品の品質確保の
必要に応じて、抗原検査キットや ソフトウェアテストに関する ために世界中の企業とパートナー
技術書籍の出版 を組むことで⽬標達成を実現
PCR検査を従業員に無償提供
パートナーシップ制度の導⼊ ソフトウェア品質向上プラット
フォーム『Qbook』の運営 安⼼・安全なまちづくり
テスト技術をゼロから学べる
無料eラーニングコンテンツの公開
ソフトウェア製品のテストを実施し
▲育休実績のある男性社員の ▲オンライン懇親会制度などを設け 品質を確保することで、安⼼・安
インタビュー記事を、社内でも 在宅勤務社員のフォローも実施
積極的に展開し、取得を推奨 ▲未経験者は２カ⽉、経験者でも
全なICT社会を実現
１カ⽉の⼊社時研修を実施
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ご留意事項
本資料には、当社グループの現在の計画や業績⾒通しなどが含まれております。
これらの将来の計画や予想数値などは、現在⼊⼿可能な情報をもとに当社が計画・予想したものであります。
実際の業績などは、今後の様々な条件・要素により、この計画・予想などとは異なる場合があり、
この資料は その実現を確約したり、保証するものではございません。
なお、この資料への公認会計⼠、監査法⼈の関与はございません。