4438 M-Welby 2021-01-21 15:30:00
特別損失(減損損失)の計上、繰延税金資産の取り崩しおよび業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2021年1月21日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 W e l b y
代 表 者 名 代 表 取 締 役 比 木 武
(コード番号:4438 東証マザーズ)
問 合 せ 先 取締役CFO 神 谷 学
(TEL.03-6206-2937)
特別損失(減損損失)の計上、繰延税金資産の取り崩し
および業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2020年12月期において、特別損失(減損損失)の計上及び繰延税金資産の取り崩しを行
いました。
また、本日開催の取締役会において、2020年2月12日に公表いたしました2020年12月期(2020年
1月1日~2020年12月31日)の通期の業績予想を下記のとおり修正することとしましたので、お知
らせいたします。
記
1.減損損失の計上について
当社の保有する固定資産(本社設備、ソフトウェア等)について、「固定資産の減損に係る会計基準」
に基づき、直近の業績の動向を踏まえ、将来の回収可能性を慎重に検討した結果、86 百万円を減損損失
として計上することといたしました。
2.繰延税金資産の取り崩しについて
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」に基づき、現時点での将来の課税所得を見積もり、
繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、繰延税金資産を 19 百万円取り崩し、法人税等調整額
に計上することといたしました。
3.業績予想の修正
(1)2020 年 12 月期通期業績予想の修正
(2020 年1月1日~2020 年 12 月 31 日)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前 回 発 表 予 想 ( A )
1,217 112 112 78 10.15
今 回 修 正 予 想 ( B ) 864 △237 △237 △353 △45.18
増 減 額(B-A) △352 △350 △350 △432
増 減 率 ( % ) △29.0 ― ― ―
( ご 参 考 ) 前 期 実 績
798 16 △1 △11 △1.47
(2 01 9 年 1 2 月期)
(2)差異が生じた理由
売上面については、疾患ソリューションサービスにおいて、主要顧客である外資系製薬企業の決算が
集中する第4四半期会計期間に売上が顕著に大きくなるという当社の業績の季節的変動性がある中、同
四半期に売上高を実現するために営業及び納品を進める過程で、製薬会社からの依頼による PHR プラッ
トフォーム(※)開発について、新型コロナウイルス感染症の拡大にともなう顧客の意思決定の遅延、受
注リードタイムの長期化により一部想定していた案件の受注が遅れたほか、顧客案件の高度化及び多様
化で要求されるセキュリティ基準対応に伴い、開発リードタイムが長期化したことにより今期売上が想
定より減少しました。また、オンコロジー(がん)向けプラットフォーム「Welby マイカルテ ONC」につ
いて、プラットフォーム開発を段階的に進めてきましたが、開発の一部遅延により機能追加が想定より
遅れるなどして、当該機能が必要な案件受注の遅延が発生しました。加えて、期末にかけて販売を予定
していた、当社保有利用者データベースを活用したパッケージ化された調査商品について、商品開発が
遅れたことにより計画していた営業活動を行うことができず、想定した売上を計上することができませ
んでした。
その結果、疾患ソリューション事業の売上高の見通しは 670 百万円となり、予想を 300 百万円下回り
ました。
また、Welby マイカルテサービスについては、新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに在宅勤
務者をはじめとした従業員の健康状態の把握や、医療機関におけるリスクマネジメントツールとしての
PHR の価値が認識されるなどした結果、Welby マイカルテの OEM 提供が好調に推移し Welby マイカルテ
の普及によるデータ蓄積など中長期的な収益基盤の構築が進む一方で、Welby マイカルテのデータを利
活用した DTC 広告やデータ販売については、サービス普及による情報資産の形成は促進されたものの、
営業活動の遅滞により期中に売上を計上することができず、この結果、マイカルテ事業の売上高の見通
しは 193 百万円となり、予想を 52 百万円下回りました。
これらの結果、売上高は上記のように前回予想を下回る見通しとなりました。
売上原価については、疾患ソリューションサービスにおいて原価率が高い初期開発の割合が想定以上
に多かったこと及び顧客から求められるセキュリティ基準が高度化するなど顧客ニーズ対応に伴い開発
リードタイムが長期化したことにより想定より原価率が増加した一方、Welby マイカルテサービスにお
いては売上原価が売上に連動しない固定費的な性質を持つことなどにより、売上の減少にもかかわらず
当初予想 291 百万円に対して 358 百万円と 66 百万円の増加の見通しとなりました。
販管費は採用進捗の遅延に伴う人件費及び採用関連費が減少したほか、新型コロナウイルス感染症の
拡大に伴い主要な医学系学会が中止・オンライン化したことにより当初想定していた学会におけるサー
ビスの普及活動の一部が中止になったことにより広告宣伝費が減少するなど当初予想 812 百万円より 68
百万円減少して 743 百万円となる見通しとなりました。
以上の結果、営業利益、経常利益は上記のように前回予想を下回る見通しとなりました。
また、前述の通り減損損失として特別損失 86 百万円を計上したほか、繰延税金資産の取り崩しも行っ
た結果、当期純利益においても上記のように前回予想を下回る見通しとなりました。
※「PHR」とは、個人によって電子的に管理される自らの健康・医療情報のことを指します。「プラット
フォーム」とは、当社が構築・運営する各疾患別のアプリを経由して、患者から提供された症状その
他の医療情報等の記録、医療情報のデータベースへの保存・管理、Web サービスを利用した医療情報
の閲覧・共有などを可能にする、当社が運営する一連サービスのことを指します。
(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異
なる可能性があります。
以 上