4429 M-リックソフト 2019-02-26 08:00:00
成長可能性に関する説明資料 [pdf]
成長可能性に関する説明資料
2019年2月
リックソフト株式会社
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目次
1. 会社概要
2. 市場環境
3. 当社の強みと成長戦略
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1.会社概要
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会社概要
◼ 会社概要 ◼ 売上高の推移
➢ 2017/02期は8ヶ月の変則決算
会社名 リックソフト株式会社 ➢ 2016/03~2017/02のみなし連結売上高
(未監査)は1,234百万円
東京都千代田区大手町2-1-1
所在地
大手町野村ビル8階 (百万円)
設 立 平成17年1月
代表者 代表取締役 大貫 浩
資本金 9,505万円(直前期末現在)
従業員数 69名(平成30年12月末現在)
東京、名古屋、
事業所
アメリカ(Ricksoft,Inc)
Atlassian社のプロジェクト管理
主な
ツール等の導入支援、
事業内容
自社ソフトの開発、販売
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主要サービス概要
ライセンス&SIサービス クラウドサービス ソフトウェア開発
◼ お客様の課題解決の為に ◼ お客様へ当社グループで ◼ Atlassian社の主力製品で
提案からライセンス販売、 取り扱う製品の稼働環境 あるJiraやConfluenceへ
コンサルタントとしての としてのクラウド環境提 の拡張機能をアドオン製
プロジェクト参画やSI、 供を迅速に行っておりま 品として開発を行ってお
研修、 運用支援を行う す。24時間 365日対応、 り、国内のみならず海外
サービスで以下の製品を 取り扱い製品の専任技術 にも販売しております
取り扱っています 者が運用管理するフルマ
ネージドクラウドサービ
➢ Atlassian製品 スとなっております ➢ WBSガントチャート
➢ Alfresco製品 ➢ Excel Like Issue Editor
➢ Tableau製品 ➢ RickCloud ➢ Alfresco Connector
◼ 30年2月期の売上割合 ◼ 30年2月期の売上割合 ◼ 30年2月期の売上割合
(連結ベース) (連結ベース) (連結ベース)
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5
収益モデル
ライセンス
・新規:導入時にAtlassian社からライセンスを仕入れてユーザーに販売
・更新:2年目以降も、ユーザーが更新する際には売上/仕入が計上される
SIサービス
・案件毎に工数を踏まえ個別見積り、検収基準or工事進行基準で売上計上
クラウド
・ライセンス売上とは別に、クラウド上での運用代行費用を徴収
・利用開始後は毎月売上を計上
ソフトウェア開発
・新規:自社にて設定した価格でユーザーに販売
・更新:2年目以降も、ユーザーが更新する際には売上が計上される
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2.市場環境について
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市場環境
デジタル・トランスフォーメーションの流れ
企業は、既存のビジネスから脱却して、新たなテクノロジーを活用することで新たな価値を
生み出していくことが求められている。
ビジネスを支えるITや、生活に欠かせない社会インフラの多くがソフトウェアで制御されて
いる現在、あらゆる産業がソフトウェア・ファーストになりつつある。
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ソフトウェア開発手法のトレンドの変化①
◼ ウォーターフォール型開発
(要件定義、設計、実装、テスト、リ
リースまでのサイクルを一回で行う開発
手法)
➢ 効率的な開発が可能
➢ 一方、新技術の開発という領域においては、
ウォーターフォール型開発では開発したソフ
トウェアの競争力が損なわれる恐れ
◼ アジャイル型開発
(要件定義、設計、実装、テストのサイ
クルを短く設定し、市場環境の変化を受
けて要件定義を柔軟に変更する前提で順
次開発する手法)
➢ 新技術の開発という領域において、ライバル
製品の出現等、市場環境の変化のスピードに
対応した臨機応変な開発が可能
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ソフトウェア開発手法のトレンドの変化②
◼ DevOpsへの発展 ◼ 国内DevOpsソフトウェア市場
➢ 短いサイクルで臨機応変に開発を進めていく ➢ 2017年:166億円
アジャイル開発を更に発展させた概念として、 ➢ 2022年:427億円
開発チームだけではなく運用チームまで巻き ⇒CAGR:20.8%と高い成長が見込まれる
込んで組織的にPDCAサイクルを回していく
DevOpsという概念も近年広がっている
DEV OPS
出所:IDC Japan ニュースリリース2018年2月20日
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Atlassian社の業容拡大
◼ Atlassian社のツールを利用している企業 ◼ Atlassian社の売上高推移
➢ ANZ、The Telegraph、Domino’s、 ➢ 2014/06期:$215mil
APPDYNAMICS、AUDI、VSCO、CARFAX、な ➢ 2018/06期:$874mil
ど、世界で12万Customers以上がAtlassian社の ⇒CAGR:42.0%
ツールを利用している
出典:Atlassian, HP(2019/1/21時点)
(Customers) (千ドル)
出典:Atlassian, 決算説明資料 出典:Atlassian, 決算説明資料
※Atlassian社は、1ドメイン( 1ヶ月に10ドル以上の有償ライセ
ンスの契約があるものに限る)を1Customerとカウント 11
Atlassian社製品の具体的なイメージ
◼ やりたいことが簡単に直観的にできるツールです
➢ バックログ:今後やるべき課題を優先度の高い順に並べ替えて一覧で管理できる
➢ スプリント:直近で対応する課題の状況(未着手、進行中、完了など)が管理できる
➢ レポート :担当者の繁閑状況や課題の進捗状況などを分析できる
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3.当社の強みと成長戦略
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インベストメントハイライト
1 日本でのアトラシアンの広がりを最も享受できるポジショニング
2 取引の積上げ実績、大手企業への導入実績
3 クラウドと自社ソフト開発で成長を加速
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インベストメントハイライト
1 日本でのアトラシアンの広がりを最も享受できるポジショニング
2 取引の積上げ実績、大手企業への導入実績
3 クラウドと自社ソフト開発で成長を加速
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全世界及びAPACにおけるAtlassianの浸透
◼ Atlassian社の全世界での売上高推移 ◼ Atlassian社のAPACでの売上高推移
➢ 2014/06期:$215mil ➢ 2014/06期:$21mil
➢ 2018/06期:$874mil ➢ 2018/06期:$92mil
⇒CAGR:42.0% ⇒CAGR:44.7%
(千ドル) (千ドル)
出典:Atlassian, 決算説明資料 出典:Atlassian, 決算説明資料
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当社は世界でも有数のAtlassianパートナー
◼ 全世界のパートナーランキング ◼ 国内のパートナー一覧
➢ 全世界400社以上のパートナーの中で10位前後 ➢ 当社はAtlassian認定技術者の基準等をクリア
のランキングを維持 し、プラチナパートナーを獲得
➢ 日本含むAPACでトップ
株式会社野村総合研究所
JAPAN DSD CO.,LTD
グロースエクスパートナーズ株式会社
Tagbangers,Inc.
ゴーツーグループ株式会社
出典:Atlassian, HP(2019/1/18時点) 17
なぜリックソフトが選ばれるのか
◼ リックソフトの差別化要因
➢ Platinum Partnerに裏打ちされた豊富な技術力
➢ アジアパシフィックで最上位に位置する豊富な導入実績やノウハウ
最も多くの
プロジェクトが多く、
導入にあたって 成功事例を知る
ツールを使って
失敗は許されない リックソフトに
効率的に管理したい
任せたい
対象顧客 導入時の最大の心配事 パートナーに求めるもの
当社の顧客は多数のプロジェクト 大企業においては、プロジェクト パートナーの導入実績やノウハウ
を効率的に管理する必要があり、 管理ツール上で数千規模のプロジ が主な選定要因になる
プロジェクト管理ツールに予算を ェクトが管理される ⇒日本を含むアジアパシフィック
割くことができる企業 ⇒導入時の円滑な稼働開始が求め で最上位の導入実績を誇るリック
⇒対象顧客は大企業が中心 られる ソフトが選ばれる
(また、簡単にはリプレイスでき
ないため、継続率が高いという特
徴も)
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インベストメントハイライト
1 日本でのアトラシアンの広がりを最も享受できるポジショニング
2 取引の積上げ実績、大手企業への導入実績
3 クラウドと自社ソフト開発で成長を加速
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取引の積上げ実績
◼ 当社のこれまでの戦略として、最初は一部署等の小規模組織に導入を促し、当該部署等での成功体験
を足掛かりとして、全社的な標準ツールとしての採用等の横展開を進めてきた
◼ 大企業においては、ひとたびプロジェクト管理ツールを導入すると、当該ツール上で数千規模のプロ
ジェクトが管理されることとなるため、簡単にはリプレイスすることができず、継続率は高い
⇒売上の大半は既存顧客から計上(既存顧客のストック収益やユーザー数拡大等)
また、取引開始からの年数が経過する毎に、既存顧客からの売上は増加する傾向
◼ お客様が商品を最初に購入した年毎に色分けすると、以下のような図になり、年々積み上がっていく
ことがわかる
◼ 現在、国内400社を超えるお客様がいる。その中には上場企業及びその関連会社が100社以上含まれる
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インベストメントハイライト
1 日本でのアトラシアンの広がりを最も享受できるポジショニング
2 取引の積上げ実績、大手企業への導入実績
3 クラウドと自社ソフト開発で成長を加速
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クラウドサービス(RickCloud)の成長
◼ クラウドサービスの売上高の推移
➢ クラウドサービスの売上高は、順調に拡大し、ストック収益基盤の強化に寄与
(千円)
国内 112,002千円(18/2 通期) 国内 122,880千円(19/2 3Q累計)
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自社ソフト販売の成長
◼ ソフトウェア開発の売上高の推移
➢ 国内外ともに成長している中、海外企業に対する売上高の方がより高い成長を示す
➢ Atlassian社のソフトウェアは海外で先行して導入が進んでいるため、海外市場に対する自社ソフ
ト販売の拡大は当社グループの成長において重要
➢ また、ライセンス売上と異なり原価がほぼ計上されないため、利益に与えるインパクトは大きい
(千円)
国内 41,203千円(18/2 通期) 国内 43,003千円(19/2 3Q累計)
海外 47,436千円(18/2 通期) 海外 71,064千円(19/2 3Q累計)
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Appendix
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業績推移
◼ 直近2期間及び申請事業年度の連結業績 (千円)
2017.2期 2018.2期 2019.2期 3Q累計
(8ヶ月変則決算) (12ヶ月) (9ヶ月)
比率 比率 比率
売 上 高 764,367 100.0% 1,728,256 100.0% 1,763,801 100.0%
売 上 原 価 445,810 58.3% 1,047,893 60.6% 1,053,788 59.7%
売 上 総 利 益 318,556 41.7% 680,362 39.4% 710,012 40.3%
販 管 費 258,122 33.8% 549,514 31.8% 465,299 26.4%
営 業 利 益 60,434 7.9% 130,847 7.6% 244,713 13.9%
経 常 利 益 84,877 11.1% 129,827 7.5% 266,108 15.1%
当 期 純 利 益 60,455 7.9% 93,145 5.4% 177,674 10.1%
◼ 原価率の推移 ◼ 販管費率の推移
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将来見通しに関する注意事項
◼ 本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-looking statements)を含みます。
◼ これらは、現在における見込み、予測およびリスクを伴う想定に基づくものであり、実質的にこれらの記述とは異なる結果
を招き得る不確実性を含んでおります。
◼ それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一般的な国内および国
際的な経済状況が含まれます。
◼ 今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は、本発表に含まれる「見通し情報」の更新・修正をお
こなう義務を負うものではありません。
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