4428 M-シノプス 2019-05-10 15:00:00
2019年第1四半期決算説明資料 [pdf]

2019年第1四半期
  決算説明資料

   2019.05.10




   ©2019 sinops Inc.   1
株式会社シノプスとは

株式会社シノプスは、

在庫に関わる

"人"、"もの"、"金"、"時間"、"情報"を

最適化するITソリューションを提供し、

限りある資源を有効活用することで、広く社会に貢献する会社です。




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sinopsシリーズ




             ©2019 sinops Inc.   3
経営戦略
食品流通業のデマンド・チェーン・マネジメントを実現することが当面の目標。
そのために、まずは小売業のシェア率40%を目指しています。


                        step3:
                        製造業・原材料/包装資材業への
                        需要予測データ提供ビジネス展開


                        step2:
                        中間流通業の在庫を最適化する


                        step1:
                        2021年末までに小売業のシェア率を40%にする
                        2019年3月末時点でのシェア率は12.7%。
                        対象は、コンビニ・百貨店を除く売上400億円以上の小売業(※)
                        ※詳細は、当資料P24参照



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サマリ
Topic1.第1四半期の事業報告
 l   1Qは2Q以降の収益拡大のための投資期間と計画しており、予定通り15百万円の赤字
 l   社名が株式会社シノプスへ
 l   「コンビニ」は引き合いから実証実験開始へ進展
 l   菓子パンカテゴリ向け新ロジックのリリース



Topic2.第2四半期以降の取り組み
 l   2019年度の業績見通しは、売上12億円・営業利益3億円で計画に変更なし
 l   ドラッグストアへの展開を本格化
 l   コンビニへの実験導入開始
 l   AI棚割り認識機能リリース
 l   移送指示最適化システム「sinops-IM」の最新版リリース




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Topic1.第1四半期の事業報告



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第1四半期の事業報告



P/L サマリ
第1四半期は第2四半期以降の投資期間として計画しており、予定通り15百万円の赤字となりました。

                               2019年             2019年
                                                               進捗(%)
                             第1四半期実績             通期計画

             売上高                       180          1,200          15.0
                     パッケージ                43             560            8.9
                     導入支援                 19             153           12.8
                     サポート                 54             218           25.0
                     レンタル                 62             266           23.5

             営業利益                      △15            300          △5.1
                                    (利益率--%)     (利益率32.2%)


             経常利益                      △15            300          △5.1
                                    (利益率--%)     (利益率26.3%)


             当期純利益                     △11            199          △8.3
                                    (利益率--%)     (利益率12.0%)




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第1四半期の事業報告



P/L 売上高分析
① 初期費用であるパッケージ・導入支援は、主要ユーザーの小売業が2月決算が主流である影響で4Q・2Qが大きくなる計画です。
② ストック売上であるサポート・レンタルは、着実に増加予定です(19/1Qは18/4Q比で+6.6%)。
③ 1Qは売上高180百万円で年度計画の進           率15%ですが、予定通りであるため年度計画の売上12億円に変更はありません。

                    四半期売上実績および現時点での予測
                                                                       新規パッケージ:3件・240百万円
                                                                       パイロット導入:5件・30百万円
         新規パッケージ:3件・120百万円                                           本格導入(分割):8件・20百万円
         パイロット導入:2件・12百万円
         本格導入(分割):9件・30百万円

                                                                       (百万円)
   276                                                                  パッケージ
                                                                                    ①
                 180
                                                                        導入支援
                                                                        サポート
                                                                        レンタル
                                                                                    ②




  18/4Q実績       19/1Q実績        19/2Q予測        19/3Q予測        19/4Q予測



                                         ©2019 sinops Inc.                                   8
第1四半期の事業報告



sinops導入実績
① 契約社数は小売業1社・卸売業1社増加し、全体として2社増加しました。
② 既存ユーザーの拠点展開が進展したことで、稼働拠点数が前Q比526拠点(小売業525店舗)の増加となりました。
③ 既存ユーザーの拠点展開が進展したことで、発注金額が前Q比で600億円増加となりました。

          ①契約社数               ②稼働拠点数                            ③発注金額
                                               4,921拠点
    72社          74社                                        6.41兆円         6.47兆円
                          4,395拠点                     296
                            295
     22              23

                                                              4.31          4.31
                                                  4,625
                           4,100
     50              51
                                                             2.10           2.16

   2018年12月     2019年1月   2018年12月              2019年1月     2018年12月       2019年1月

          小売   その他                  小売      その他                      小売   その他

                                  ©2019 sinops Inc.                                  9
第1四半期の事業報告



B/S 対前期比
► 製品開発への積極的な投資により、無形固定資産が前期末比11百万円増加しました。
► オーバーアロットメント及び新株予約権の行使により、純資産が前期末比118百万円増加しました。

   資産        18/12末     19/3末     増減額                   資産   18/12末       19/3末       増減額
流動資産            1,061     1,083     +22         流動負債             257         187        △70
 現預金             810       819       +8           仕入債務            12              6     △6
 売上債権            225       233       +8           その他            245         180        △64
 棚卸資産             12        15       +2         固定負債                  8           6     △2
 その他              13        15       +2         負債合計             266         193        △73
固定資産             185       208      +22
 有形固定資産           13        21       +7           株主資本           961        1,082      +120
 無形固定資産           72        83      +11           新株予約権           18          15        △2
 投資その他資産          99       103       +3         純資産合計            980        1,098      +118
資産合計            1,246     1,292     +45         負債・純資産合計        1,246       1,292       +45




                                    ©2019 sinops Inc.                                         10
第1四半期の事業報告



社名が株式会社シノプスへ
社名を製品・サービスの「sinops」と同一にすることでブランドの認知度向上に加え、「sinops」を中心とした
事業展開に集中してまいります。




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第1四半期の事業報告



「コンビニ」は引き合いから実証実験開始へ進展
► コンビニ業界でも人手不足や食品廃棄の問題が大きくなり、経済産業省から行動計画の策定を求められました。
► このような状況の中、昨年から引き合いを頂いていたコンビニの商談が実証実験まで進展しました。
► sinopsとしても、コンビニの省人化・廃棄ロス削減を目指した具体的な行動に入りました。



     人手不足・食品廃棄の                          省人化・廃棄ロス削減を目的に
       問題が深刻化                               実証実験スタート




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第1四半期の事業報告



菓子パンカテゴリ向け新ロジックのリリース
日配食品の中でも特に自動発注が難しかった菓子パン・和菓子・洋菓子向けに新ロジックをリリースし、実際に
効果を上げました。今後、さらに「sinops」の利用範囲が広がります。


             ü 賞味期限が短く、ロスが発生しやすい
             ü 1日の販売数が少ない=過去データのブレ率が高い
             ü 1日複数回の入荷があり、時間帯別の予測が必要になる
               など。

                                            【効果(実例)】

             需要予測の精度が低い                     売上金額       29% 増加
                                            18時欠品数     27% 改善
             sinopsの新ロジックで解決
                                            ロス率        13% 改善
                        ©2019 sinops Inc.                       13
Topic2.第2四半期以降の取り組み



          ©2019 sinops Inc.   14
第2四半期以降の取り組み



P/L 2019年度業績見通し
1Qは計画通りに推移しており、2Q以降も計画通りに引き合いが増加しています。
その結果、2019年度の業績見通しは売上高12億円・営業利益3億円で変更ありません。

                   2018年実績              2019年予想              前年比%        前年差

売上高                      914                   1,200          +31.2%       +285
           パッケージ             325                       560      +72.3%         +235

           導入支援              177                       153      △13.5%          △23

           サポート              189                       218      +15.3%          +29

           レンタル              221                       266      +20.3%          +45


営業利益                     231                      300         +30.2%           +69
                    (利益率25.3%)            (利益率25.1%)

経常利益                     214                      300         +39.9%           +85
                    (利益率23.5%)            (利益率25.1%)

当期純利益                    129                      199         +54.0%           +69
                    (利益率14.2%)            (利益率16.6%)




                                   ©2019 sinops Inc.                                  15
第2四半期以降の取り組み



ドラッグストアへの展開を本格化
► ドラッグストアでは6社目となる300店舗以上展開している企業との間で、「sinops-R6」の全店契約を締結しました。
► ドラッグストアへの導入が加速しており、1,000店舗以上を展開する企業との商談も継続中です。




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第2四半期以降の取り組み



コンビニへの実験導入開始
コンビニでの実証実験を成功させ、コンビニへの本格導入の開始を目指します。




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第2四半期以降の取り組み



AI棚割り認識機能リリース
► 売場の写真情報等から、どこに・どの商品が陳列されているかを即座に把握できるAI機能を開発中です。
► 既存ユーザーで利用されている5,000端末以上の「sinops-Pad」への組み込みを計画しています。

Point 01:棚割データの入力作業を大幅に削減
      現在は人海戦術                        撮影するだけでOK




Point 02:「sinops-Pad」へ自動反映でき、sinops-R6の発注精度がさらに向上




               データ                       発注
                反映                      精度up

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第2四半期以降の取り組み



移送指示最適化システム「sinops-IM」最新版リリース
► sinops-IMは、在庫過剰となっている拠点と在庫不足になっている拠点のバラツキを解消するシステムです。
► 拠点間での在庫状況だけでなく、物流コストも踏まえて移送するかどうかを自動判定し、キャッシュ・フローを最適化します。




  在庫状況+物流コストを踏まえて
  移送するかどうかを自動判定し、
                                                         D店
   キャッシュ・フローを最適化
                                           A店

                                                在
                                                庫

                                                    C店
                                       B店




                            ©2019 sinops Inc.                 19
第2四半期以降の取り組み



第2四半期以降の取り組み:サマリ
当社は、新たな業界への営業強化や製品開発への投資を積極的に進め、人手不足や食品ロスという社会的な問題
を解決することにも貢献しつつ、当社の業績にもプラスにつなげる取り組みを続けてまいります。


                  人手不足・食品ロス
                    解消に貢献


    新たな業界への営業強化

ü コンビニ実証実験
ü ドラッグストアへの本格展開

      製品開発への投資

ü コンビニ向け対応
ü AI棚割り認識機能
ü 移送指示最適化システム


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                       免責条項
本資料に掲載されている業績予想、計画、戦略目標などのうち歴史的事実でないものは、作成時点で入手可能な情
報からの判断に基づき作成したものであり、リスクや不確実性を含んでいます。そのため、その達成を当社として
約束する趣旨のものではありません。また、今後の当社を取り巻く経済環境・事業環境などの変化により、実際の
業績が掲載されている業績予想、計画、戦略、目標などと大きく異なる可能性があります。




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Appendix



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 Appendix



 ターゲット(売上上位1,000社)
 現在の小売業におけるターゲットの優先順位は、①スーパー②ドラッグストア③コンビニです。

                        ①スーパー※3
                       401社・27.7兆円
                       38社契約・5.2兆円
                       ②ドラッグストア
                                              アパレル
  売上上位1,000社の小売業       111社・7.6兆円
    (百貨店除く)※1                                97社・5.2兆円
                       6社契約・0.5兆円
  928社・68.4兆円 ※2                            2社契約・0..1兆円
   51社契約・6.3兆円           ③コンビニ                家電量販店
                       13社・10.4兆円           25社・5.2兆円
※1:                     0社契約・0兆円            1社契約・0.4兆円
ダイヤモンド社発刊
「小売業売上高ランキング2018年度版」       専門店              ホームセンター
                       367社・21.1兆円          47社・3.5兆円
                        7社契約・0.7兆円
※2:右側の数字は対象企業の年商合計
                                            1社契約・0.1兆円
※3:
食品スーパー、GMS、生協、             その他               その他専門店
ディスカウントストアの合算
                       36社・1.5兆円            198社・7.1兆円
                       0社契約・0兆円             3社契約・0.1兆円
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 Appendix



 ターゲット(売上400億円以上)
 現在の小売業におけるターゲットの優先順位は、①スーパー②ドラッグストア③コンビニです。

                        ①スーパー※3
                       140社・23.0兆円
                       27社契約・4.9兆円
                       ②ドラッグストア
                                              アパレル
 売上400億円以上の小売業
                       37社・6.5兆円
   (百貨店除く)※1                                19社・4.0兆円
                       3社契約・0.4兆円
   292社・57.7兆円 ※2                           2社契約・0.1兆円
    35社契約・6.0兆円          ③コンビニ               家電量販店
                        10社・10.4兆円          17社・5.1兆円
※1:                      0社契約・0兆円           1社契約・0.4兆円
ダイヤモンド社発刊
「小売業売上高ランキング2018年度版」       専門店              ホームセンター
                       93社・16.7兆円           19社・2.9兆円
                       5社契約・0.7兆円
※2:右側の数字は対象企業の年商合計
                                            1社契約・0.1兆円
※3:
食品スーパー、GMS、生協、             その他               その他専門店
ディスカウントストアの合算
                       12社・1.1兆円            38社・4.7兆円
                       0社契約・0兆円             1社契約・0.1兆円
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Appendix



導入効果
sinopsは、欠品とロスが最低になる発注数を自動計算します。




                                  発注時間       90%削減
 欠品率           ロス率

                                  欠品率        53.6%削減
                                  値引・廃棄ロス率   9.4%削減
             在庫数                  在庫金額       15.2%削減


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Appendix



4つの収益源
当社には4つの収益源があります。①導入支援 ②パッケージ(ライセンス) ③サポート ④レンタル
販売形態はパッケージ販売とレンタル販売があり、どちらも導入支援は初期費用として発生します。


           パッケージ販売のイメージ              売上                  レンタル販売のイメージ
   ü 導入支援後パッケージ一括売上(初期費用)                         ü 初期売上は導入支援のみ
   ü 店舗数に応じたライセンス数                                  ü ライセンス数に応じてレンタル売上が増加
   ü 年間サポート売上=パッケージ売上計×15%


               店舗                                              レンタル
              ライセンス

                      サポート                                      ストック収入
               本部
   導入支援       ライセンス   ストック収入                        導入支援

      ①        ②        ③                            ①            ④
                                     時間

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Appendix



販売イメージ
当社は販売して終わりの売り切り型ビジネスではなく、半永久的にお付き合いするビジネス。
そのため、効果を継続的に出してもらうために、継続的なサポート体制が重要です。

データ受領後、約2週間    6ヶ月〜1年間                          永続的にお付き合い


                                                  パッケージ販売        保守契約
       事前分析         導入支援
       レポート                                   本部ライセンス         パッケージ価格×15%
                               ユーザー
                                選択            店舗ライセンス         問い合わせ対応、障害対
                                                              応、KPI維持向上
顧客の実データで       事前分析したKPI各
下記KPIの導入効果     数値を実店舗で実証
を算出

1.   発注時間                                          レンタル販売
2.   欠品率
3.   廃棄・ロス率                                   月額利用料、保守業務含む
4.   在庫金額
                                              ライセンス数に応じて増加

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Appendix



ボードメンバー

           業務執行役員                             非業務執行役員

                                               取締役
南谷 洋志      代表取締役                      畠山 隆雄    (監査等委員)

                                               社外取締役
林亨         常務取締役 営業部長                 木村 安壽    (監査等委員)

                                               社外取締役
岡本 数彦      取締役 技術部長                   南山 学     (監査等委員)

島井 幸太郎 取締役 管理部長                       角田 吉隆    社外取締役




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Appendix



組織体制

                                     株主総会


                            取締役会・監査等委員会


                                   代表取締役
           内部監査室
                                   南谷 洋志



           営業部                       技術部                     管理部
           林亨                       岡本 数彦                   島井 幸太郎



                                                           経営
 営業課             導入課   サポート課         開発課           改善課         経理課
                                                          企画課

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