4428 M-シノプス 2020-11-12 15:00:00
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年11月12日
上場会社名 株式会社シノプス 上場取引所 東
コード番号 4428 URL https://www.sinops.jp
代表者 (役職名) 代表取締役 (氏名)南谷 洋志
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 管理部長 (氏名)島井 幸太郎 TEL 06(6341)1225
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第3四半期の業績(2020年1月1日~2020年9月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第3四半期 492 △27.1 △160 - △171 - △120 -
2019年12月期第3四半期 675 5.9 94 △33.4 94 △33.2 60 △37.0
1株当たり 潜在株式調整後
四半期純利益 1株当たり
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第3四半期 △19.88 -
2019年12月期第3四半期 10.14 9.79
(注)1.当社は、2019年8月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っております。2019年12月期の期
首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失及び潜在株式
調整後1株当たり四半期純利益を算定しております。
2.2020年12月期第3四半期累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在する
ものの、1株当たり四半期純損失であるため記載しておりません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第3四半期 1,543 1,200 77.3
2019年12月期 1,568 1,308 82.7
(参考)自己資本 2020年12月期第3四半期 1,192百万円 2019年12月期 1,295百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年12月期 - 0.00 -
2020年12月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年12月期の業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,000 △7.4 67 △77.7 33 △88.9 20 △89.4 3.38
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期3Q 6,107,000株 2019年12月期 6,030,000株
② 期末自己株式数 2020年12月期3Q 80株 2019年12月期 45株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期3Q 6,062,501株 2019年12月期3Q 5,981,362株
(注)当社は、2019年8月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っております。2019年12月期の
期首に当該株式分割が行われたと仮定して、発行済株式総数(普通株式)を算定しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。なお、業績予想に関する事項については、添付資料P.3「1.
当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(決算補足説明資料の入手方法)
決算補足説明資料はTDnetで開示するとともに、当社ウェブサイトにも掲載する予定です。
株式会社シノプス(4428)
2020年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 5
第3四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………… 5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 6
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 6
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 6
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株式会社シノプス(4428)
2020年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
a.経営環境
2019年9月から2020年8月における小売業市場は144兆2,380億円・前年同期比0.8%減となり、厳しい経済環境
及び個人消費の停滞が続いております(注)。特に新型コロナウイルス感染症拡大の影響は世界規模のものとなっ
ており、小売業においても業種・業態の垣根を越えた競争の激化、人手不足とこれに伴う労働コストの上昇、物流
費の高騰が加速しております。また、持続可能な開発目標(SDGs)の採択に基づいた食品ロス削減運動も社会課題
としての対応が必須となっております。
このような急激な環境変化の中で、当社はお客様と従業員の安全確保を最優先に、ビジョンである「世界中の無
駄を10%削減する」を目指して営業活動を継続いたしました。パッケージ製品の「sinops-R6」を中心とした販売方
針からストック収益となるクラウドサービス「sinops-CLOUD」を中心とした販売方針に変更し、既存ユーザーを中
心に「sinops-CLOUD」の提案及び導入を行っております。当第3四半期は「sinops-CLOUD」を原則無償提供した為
に業績貢献には直接つながらなかったものの、当第4四半期以降でクラウド売上高が計上される計画です。
その結果、当社の導入実績は、2020年9月30日時点で契約企業数76社(前年同期比横ばい)、稼働拠点数5,390
拠点(同372拠点増)となりました。また、クラウドサービスについてはサービス開始4ヶ月で契約企業数は9
社・262拠点となっております。当第3四半期累計期間における売上高は492,312千円(前年同期比27.1%減)、営
業損失は160,195千円(前年同期は94,780千円の営業利益)、経常損失は171,593千円(同94,746千円の経常利
益)、四半期純損失は120,514千円(同60,679千円の四半期純利益)となりました。
(注)出所 経済産業省「商業動態統計速報」
b.経営成績の分析
(単位:千円)
2019年12月期 2020年12月期
増減額 増減率
第3四半期累計期間 第3四半期累計期間
売上高 675,341 492,312 △183,029 △27.1%
パッケージ売上高 221,113 28,188 △192,924 △87.3%
導入支援売上高 96,575 69,278 △27,296 △28.3%
サポート売上高 164,486 198,316 33,830 20.6%
レンタル売上高 193,166 196,527 3,361 1.7%
売上総利益 351,039 118,515 △232,523 △66.2%
営業利益又は営業損失
94,780 △160,195 △254,976 -
(△)
経常利益又は経常損失
94,746 △171,593 △266,339 -
(△)
四半期純利益又は四半
60,679 △120,514 △181,193 -
期純損失(△)
①売上高
パッケージ売上高は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により新規商談が遅延したことが主要因となり、
28,188千円(前年同期比192,924千円減・87.3%減)となりました。導入支援売上高は新規パッケージ販売に伴う
新規プロジェクトの減少が主要因となり、69,278千円(同27,296千円減・28.3%減)となりました。サポート売上
高は大型の既存ユーザーが直接契約に切り替わったことが主要因となり、198,316千円(同33,830千円増・20.6%
増)となりました。レンタル売上高は既存ユーザーの店舗展開が順調に進んだことが主要因となり、196,527千円
(同3,361千円増・1.7%増)となりました。その結果、当第3四半期累計期間における売上高は492,312千円(同
183,029千円減・27.1%減)となりました。なお、当第3四半期累計期間では、クラウド売上高が計上されており
ませんが、クラウドサービスの無償利用フェーズのユーザーが有償契約に切り替わることが主要因となり、当第4
四半期以降に計上される計画となっております。
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2020年12月期 第3四半期決算短信
②売上総利益
当第3四半期累計期間は、製造部門社員数の増加、クラウドサービスへの製品開発投資及び販売用ソフトウェア
減価償却費が増加した一方で、全社員の在宅勤務及びWEB会議の推進による旅費交通費等が減少したことが主要因
となり、売上原価が前年同期比49,493千円増加(前年同期比15.3%増)となりました。その結果、売上総利益が
118,515千円(同232,523千円減・66.2%減)となりました。
③営業利益・経常利益
当第3四半期累計期間は、研究開発費及び本社増床関連費用が増加した一方で、リモートワークが進んだことに
よって旅費交通費等が減少したことが主要因となり、販売費及び一般管理費が前年同期比22,452千円増加(前年同
期比8.8%増)となりました。その結果、営業損失が160,195千円(前年同期は94,780千円の営業利益)となりまし
た。
また、東証一部市場変更への準備費用が12,300千円増加したことが主要因となり、経常損失が171,593千円(同
94,746千円の経常利益)となりました。
④四半期純利益
当第3四半期累計期間における四半期純損失は120,514千円(前年同期は60,679千円の四半期純利益)となりま
した。
なお、当社は「sinops事業」の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりませ
ん。
(2)財政状態に関する説明
①資産
当第3四半期会計期間末における総資産は1,543,242千円(前事業年度末比24,794千円の減少)となりました。
主な要因は、現金及び預金が192,118千円、流動資産のその他に含まれる未収還付法人税等が50,503千円、有形固
定資産が20,985千円、無形固定資産が29,944千円、投資その他の資産に含まれる繰延税金資産が52,024千円増加し
た一方で、受取手形及び売掛金が379,015千円減少したこと等によるものであります。
②負債
負債は342,484千円(前事業年度末比83,182千円の増加)となりました。主な要因は、短期借入金が100,000千
円、1年内返済予定の長期借入金及び長期借入金が94,157千円増加し、未払法人税等が91,252千円、その他流動負
債に含まれる未払消費税等が24,218千円、その他流動負債に含まれる未払金が20,803千円減少したこと等によるも
のであります。
③純資産
純資産は1,200,757千円(前事業年度末比107,977千円の減少)となりました。主な要因は資本金及び資本剰余金
がそれぞれ8,714千円増加した一方で、利益剰余金が120,514千円、新株予約権が4,828千円減少したこと等による
ものであります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
当事業年度の業績見通しにつきましては、2020年8月11日の「2020年12月期第2四半期決算短信」で公表しまし
た通期の業績予想から変更ありません。
当社はパッケージ製品である「sinops-R6」中心の販売からストック収益となるクラウドサービス「sinops-
CLOUD」を中心とする販売へ大きく方針変更し、当第2四半期より本格的に「sinops-CLOUD」の販売を開始しまし
た。当第2四半期から当第3四半期にかけて既存ユーザーを中心に無償での実地検証を進め、当第4四半期以降か
ら有償契約への移行を進める計画です。「sinops-CLOUD」によるストック収益の売上高は当第4四半期以降に反映
される見込みとなっております。また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により遅延していたパッケージ販売
に関する新規商談も再開し、当第4四半期以降にパッケージ売上高の計上も見込まれております。
これらの状況を踏まえ、2020年12月期の通期業績予想につきましては、売上高1,000,967千円(前年同期比7.4%
減)、営業利益67,040千円(同234,052千円減)、経常利益33,447千円(同267,635千円減)、当期純利益20,509千
円(同172,225千円減)を計画しており、2020年8月11日公表の通期の業績予想から変更ありません。
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2020年12月期 第3四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 796,570 988,689
受取手形及び売掛金 486,242 107,227
仕掛品 14,963 23,730
その他 18,261 68,828
流動資産合計 1,316,038 1,188,476
固定資産
有形固定資産 18,885 39,870
無形固定資産 121,633 151,577
投資その他の資産 111,480 163,317
固定資産合計 251,998 354,765
資産合計 1,568,037 1,543,242
負債の部
流動負債
買掛金 7,851 7,273
短期借入金 - 100,000
1年内返済予定の長期借入金 5,843 31,350
未払法人税等 91,252 -
賞与引当金 - 22,734
製品保証引当金 18,245 13,765
その他 132,801 95,207
流動負債合計 255,994 270,329
固定負債
長期借入金 - 68,650
退職給付引当金 3,307 3,505
固定負債合計 3,307 72,155
負債合計 259,302 342,484
純資産の部
株主資本
資本金 405,096 413,811
資本剰余金 365,526 374,241
利益剰余金 525,459 404,944
自己株式 △99 △162
株主資本合計 1,295,983 1,192,834
新株予約権 12,751 7,922
純資産合計 1,308,735 1,200,757
負債純資産合計 1,568,037 1,543,242
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2020年12月期 第3四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
(第3四半期累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 675,341 492,312
売上原価 324,302 373,796
売上総利益 351,039 118,515
販売費及び一般管理費 256,258 278,711
営業利益又は営業損失(△) 94,780 △160,195
営業外収益
受取利息 7 8
受取保険料 120 300
物品売却益 70 657
その他 89 145
営業外収益合計 286 1,112
営業外費用
支払利息 80 32
売上割引 166 143
株式公開費用 - 12,300
為替差損 73 33
その他 0 -
営業外費用合計 321 12,509
経常利益又は経常損失(△) 94,746 △171,593
特別利益
新株予約権戻入益 268 -
特別利益合計 268 -
特別損失
固定資産除却損 - 146
特別損失合計 - 146
税引前四半期純利益又は税引前四半期純損失(△) 95,014 △171,739
法人税、住民税及び事業税 40,381 799
法人税等調整額 △6,045 △52,024
法人税等合計 34,335 △51,225
四半期純利益又は四半期純損失(△) 60,679 △120,514
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株式会社シノプス(4428)
2020年12月期 第3四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、当第3四半期累計期間において、ストック・オプションとしての新株予約権の権利行使により、資本金
及び資本準備金がそれぞれ8,714千円増加しております。
この結果、当第3四半期会計期間末において資本金が413,811千円、資本剰余金が374,241千円となっておりま
す。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による会計上の見積り)
新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、当社の事業運営に影響を及ぼしており、一定の不確実性が存在する
ものの、第4四半期から事業活動が回復し、正常化すると仮定しております。
当社は、上記の仮定を基礎として、四半期財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき、繰延税金資産の回収可
能性及び固定資産の減損の会計上の見積りを行っております。
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