4427 EduLab 2019-09-17 15:00:00
米国Ephesoftとの資本業務提携に関するお知らせ [pdf]

                                                                      2019 年9月 17 日
各 位
                                    会   社   名 株   式   会   社   E   d    u   L   a   b
                                    代 表 者 名 代表取締役社長兼 CEO              髙 村 淳 一
                                                  (コード番号:4427 東証マザーズ)
                                    問 合 せ 先 代表取締役副社長兼 CFO             関        伸 彦
                                                              (TEL.03-6625-7710)


                   米国 Ephesoft との資本業務提携に関するお知らせ


 当社米国子会社の Edutech Lab, Inc.は、本日、ECM および RPA ソリューション事業を展開する Ephesoft
Inc.(米カリフォルニア州、以下「Ephesoft」
                          )との資本業務提携の締結を決定し、EduLab グループが提供す
る AI-OCR「DEEP READ」の海外展開を本格的に開始することをお知らせいたします。


1.業務提携の理由
                                 「ECM※1」への需要が近年急拡大
  業務プロセスの効率化および情報セキュリティの強化のニーズを受け、
 しており、その市場規模は、グローバルにおいて、2016 年時点での 271 億米ドル(約 3 兆円)を起点とし
 て 2021 年に 587 億米ドル(約 6 兆円)
                          、2023 年には 800 億米ドル(約 8.6 兆円)へと拡大することが予想
 されております※2。
  ※1ECM(エンタープライズコンテンツ管理)
                       :請求書や申込書等の各種帳票や電子メール、画像データなど、組織内
      に溢れる様々な情報を集約して一元的に保管し、所在や種類、作成者など、項目ごとの内容を分類して管理する
      ことで、網羅的な検索・取得などを可能とするシステム。
  ※2SIS International Research 調べ


  昨今の RPA の急速な進展に伴い、ECM においては、企業内の多岐にわたる文書を一元的に管理し、必要な
 あらゆる情報を自動的に抽出するニーズが高まっています。そうした中で、対象となる文書は活字文書にと
 どまらず、従来の OCR では対応することのできない手書きの文書についてもデジタル化し、必要な情報を自
 動的に取り出すことが求められています。


  こうした背景から EduLab グループは市場に先行して、手書き文字のデジタル化をも可能とする AI-OCR の
 技術開発を行い、業界最高水準となる 9 割以上の認識精度を実現する AI-OCR「DEEP READ」を開発いたしま
 した。一方で Ephesoft は、ECM 市場において最大の市場規模の米国に拠点を持ち、グローバルの RPA カン
 パニー、並びに多くの大手 IT ベンダーに ECM ソリューションを提供しています。こうした両者の強みを掛
 け合わせることで、急速に拡大する RPA 並びに ECM 市場において、グローバルにビジネスの拡大を図ること
 が期待できます。


2.業務提携の内容等
(1)業務提携の内容
  EduLab グループは、Ephesoft のシリーズ B に参加し、出資を行うとともに、業務提携を締結することと
 いたしました。同社との強固なパートナーシップを構築することにより、EduLab グループは、AI-OCR
 「DEEP READ」を、海外においても本格的に展開して参ります。


  今後EduLab グループとEphesoft は、Ephesoft が提供する次世代型のクラウド・ベースの商品において、
 活字および手書き文字の認識技術をすべて AI-OCR「DEEP READ」に置き換え、Ephesoft の既存顧客ならびに

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 新規顧客の、活字だけではなく「手書き文書の読み取り」に対する需要を発掘していきます。すでに
 Ephesoft が展開している米国、オーストラリア、シンガポール、ドイツをはじめとした海外の手書き文字
 認識需要に答えることにより、世界的に拡大する ECM および RPA 市場においてビジネスの拡大を目指しま
 す。



(2)新たに取得する相手方の株式の取得価額
  3百万米ドル(約3億 2,475 万円:1米ドル=108.25 円)


3.業務提携の相手先の概要
(1)     名               称   Ephesoft Inc.
(2)     所       在       地   8707 RESEARCH DR. Irvine, CA 92618
(3)     代表者の役職・氏名           Chief Executive Officer・Ike Kavas
(4)     事   業       内   容   法人向け ECM および RPA ソリューション事業
(5)     設       立       年   2010 年
                            資 本 関 係         該当事項はありません。
                            人 的 関 係         該当事項はありません。
        上場会社と当該会社
(6)                         取 引 関 係         該当事項はありません。
        と の 間 の 関 係
                            関連当事者へ
                                            該当事項はありません。
                            の該当状況
※Ephesoft Inc.は非上場企業のため業績を公表しておりません。


4.日 程
  契約締結日:2019 年9月 17 日
  株式取得日:2019 年9月 17 日


5.今後の見通し
  本提携が当社の連結業績に与える影響は、軽微であると見込んでいます。今後、開示の必要性が生じた場
 合には、速やかに内容を開示します。


                                                                              以 上

(参考)当期連結業績予想(2019 年8月9日公表分)及び前期連結実績                                        (百万円)
                                                                         親会社株主に帰属
                        連結売上高           連結営業利益            連結経常利益
                                                                         する当期純利益
  当期連結業績予想
                              6,810              1,408           1,290         861
 (2019 年9月期)
   前期連結実績
                              3,968                964            904          549
 (2018 年9月期)




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