4427 EduLab 2019-08-09 15:00:00
2019年9月期第3四半期 決算説明資料 [pdf]
2019年9⽉期第3四半期
決算説明資料
株式会社 EduLab
東証マザーズ (4427.T )
2019年8⽉9⽇
⽬次
第3四半期決算概況 2
2019年9⽉期第3四半期実績 3
2019年9⽉期通期⾒通し 9
事業トピックス① 11
事業トピックス② 13
事業トピックス③ 15
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第3四半期決算概況
1. 2019年9⽉期3Q決算概況 3. 2019年9⽉期通期⾒通し
n 連結売上⾼ 4,357百万円(前年同期⽐ 60.9%増) n テスト及びラーニング関連の新規受託の拡⼤が4Qにも
⼤きく寄与する⾒込みで通期⾒通しは期初予想変更なし
n 連結営業利益 697百万円(同 40.2%増)
● 連結売上⾼ 6,810百万円(前年⽐ 71.6%増)
n 連結経常利益 460百万円(同 7.4%増)
● 連結営業利益 1,408百万円(同 46.0%増)
n 親会社株主に帰属する四半期純利益 289百万円
● 親会社株主に帰属する当期純利益 861百万円(同
(同 46.8%増)
56.9%増)
● EPS 34.81円
2. 2019年9⽉期3Qの事業動向
n e-Testing/e-Learning事業では、英ナビ・スタディギア
の広告収益の⽴ち上がりの後れを、2020年4⽉から本格
運⽤開始される英語外部検定に関わるテスト及びラーニ
ング関連の新規受託の拡⼤が補い増収(17.6%増)。
但し⼀部売上の4Qへの期ずれが発⽣
n テスト運営・受託事業では、平成31年度全国学⼒・学習
状況調査が順調に推移し172.6%増と⼤幅増収
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2019年9⽉期
第3四半期実績
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2019年9⽉期3Q P&Lハイライト
損益計算書
(単位:百万円) n e-Testing/e-Learningでは、英ナビ・スタディギアの
18年9⽉期 19年9⽉期 広告収益の⽴ち上がりの後れをFY09/20年度に向けた
対前年同期⽐
3Q 3Q 英語テスト・教材システム等の仕様変更業務の拡⼤が
補って増収(17.6%増)
売上⾼ 2,708 4,357 +60.9%
n テスト運営・受託事業では、平成31年度全国学⼒・学
習状況調査が順調に進み172.6%増と⼤幅増収
EBITDA 673 1,061 +57.6%
n 売上認識について、⼀部4Qへの期ずれが発⽣。e-
Testing/e-Learningにおけるテスト・教材システムの
EBITDA率 24.9% 24.3% △0.6pt
仕様変更関連の準委任業務及び全国学⼒・学習状況調
査において発⽣
営業利益 497 697 +40.2%
n 販売管理費は事務所移転費⽤を含めてほぼ想定通り推
移し営業利益は40.2%増を達成。
営業利益率 18.4% 16.0% △2.4pt
n 為替レートの変動による為替差損66百万円が経常利益
に⼤きく影響しているものの、ファンド運営費、融
経常利益 428 460 +7.4%
資・借り換え関連費⽤の発⽣も吸収して経常利益・四
半期純利益はそれぞれ7.4%増、46.8%増となった。
親会社株主に帰属する四半
197 289 +46.8%
期純利益
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セグメント情報
セグメント別の売上⾼・セグメント利益
(単位:百万円) n e-Testing/e-Learning事業
● 英検受験者数は引き続きYoY5%のペースで増加し
18年9⽉期 19年9⽉期
事業セグメント 対前年同期⽐ ライセンス収益拡⼤
3Q 3Q
● 前期からサービス開始した多教科プラットフォームサービ
ス、広告収益も⾒込みに届かないながら増収に寄与
売上⾼ 1,951 2,294 +17.6%
● テストシステム提供等でテスト・教材システム等の仕様変
e-Testing/ 更関連の準委任契約が拡⼤
e-Learning
セグメント n テスト運営・受託事業
865 999 +15.4%
損益 ● 全国学⼒・学習状況調査は3Qに業務が集中し⼤幅増収
要因に。プロジェクト最終利益率も当初想定を上回る
⾒込み
売上⾼ 756 2,063 +172.6% ● 当初の3Qより約100百万円の売上が4Qへ期ずれ
テスト運営 n 全社費⽤
・受託
セグメント ● 主な増加要因に以下が含まれている。
172 435 +152.2%
損益 ① 特別賞与⽀給(11百万円)
② 上場等に伴う外部専⾨家報酬⽀払増(19百万円)
196百万円 ③ ⼀部役員報酬のセグメント費⽤から全社費⽤への配分
全社費⽤ △540 △737 変更(52百万円)
増加
④ 事務所移転費⽤(34百万円) 等
● このうち①、②、④は⼀過性であり、③については
セグメント費⽤からの移動
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e-Testing/e-Learning売上
サブセグメント別の売上⾼
(単位:百万円) n 英ナビ・スタディギア
● ライセンス収⼊等の拡⼤(49百万円)、広告収⼊の拡⼤
事業セグメント サブセグメント 19年9⽉期 3Q 対前年同期⽐ (60百万円)、プラットフォーム利⽤料の拡⼤(170百
万円)等により増収。ただし広告収⼊の伸びは予想に届
英ナビ・ かず
1,258 +28.6%
スタディギア
n 英検Jr.
● 商品構成の⾒直しの最中で引き続き対前年⽐で微減基調
英検Jr. 142 △2.2% n TEAP CBT
● コンテンツ利⽤ライセンス料の値上げが期を通じて貢献
し増収
e-Testing/
TEAP CBT 73 +34.2%
e-Learning n CASEC
● 受注・販売は順調に拡⼤。試験の消化も進み前年対⽐で
プラスに転じる。
CASEC 276 +0.1%
n テストシステム提供等
● ⼿書き⽂字認識「DEEP READ」関連ライセンス収⼊、
テストシステム提供 海外⼦会社でのソフトウエアライセンス売上の拡⼤、採
544 +9.5%
等 点系システムの設定変更業務等により増収
● 来期以降の英語試験市場の拡⼤に対応するため、テス
ト・教材システム等の仕様変更に関連する準委任契約が
拡⼤
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営業外損益
営業外損益
(単位:百万円) n 3Q中の主な増加要因は①為替変動による為替差損、
18年9⽉期 19年9⽉期 ②ファンド管理費、③借換費⽤等
対前年同期⽐
3Q 3Q
● 為替差損は円⾼基調のため2Q時点より30百万
営業外収益 1 68 67
円拡⼤
投資有価 -
証券売却益 67 67
● ファンド管理費は14百万円拡⼤。但し、3Q以
その他 1 1 △0 降少数持分出資者が参加しており、その⽐率
は51.6%に上昇
営業外費⽤ 69 305 △235
為替差損 10 66 △55
● 3Qに満期を迎えた社債の借換のため、資⾦の
安定調達を企図した⻑期資⾦の調達により6.5
ファンド
運営費 - 80 △80 百万円を⽀出
株式公開費
⽤ - 35 △35
投資有価
証券評価損 - 28 △28
融資・借換
関連費⽤ 10 35 △25
⽀払利息 26 27 △1
その他 23 34 △11
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貸借対照表サマリー
(単位:百万円)
2018年 2019年
増減額
9⽉末 6⽉末
n 3Q中に全国学⼒・学習調査の期中⽀払いを受け、
流動資産 5,002 9,018 + 4,016
また⻑期運転資⾦として有利⼦負債を増加したこ
現預⾦ 3,125 7,498 + 4,372
とにより現預⾦残⾼は7,498百万円
その他 1,877 1,520 △ 356
固定資産 2,772 3,368 + 595 n 固定資産は2Q末より151百万円増加。主な内訳と
ソフトウェア 1,792 2,020 + 228 してソフトウェア46百万円、その他104百万円
投資有価証券 445 476 + 30
n テストセンター事業を含めた今後の投資計画に基
その他 535 871 + 336 づき、コミットメントラインの活⽤も含めた有利
繰延資産 26 16 △ 10 ⼦負債⽔準を決定していく⽅針
資産 合計 7,802 12,403 + 4,601
流動負債 3,366 4,299 + 933
有利⼦負債 2,641 3,060 + 418
その他 724 1,239 + 515
固定負債 1,908 1,874 △ 34
有利⼦負債 1,896 1,862 △ 34
その他 11 11 △ 0
負債 計 5,274 6,174 + 899
純資産 計 2,527 6,229 + 3,702
負債純資産 合計 7,802 12,403 + 4,601
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2019年9⽉期
通期⾒通し
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2019年9⽉期3Q P&L(累計)と通期予想に対する進捗
(単位:百万円)
n 平成31年度全国学⼒・学習調査は順調に推移し、4Q
19年9⽉期 3Q 19年9⽉期通期
(実) (予) にずれた分も含めて予定通り今期中に寄与する予定
n 広告売上の⽴上りの後れは、利益率の⾼い英語試験
売上⾼ 4,357 6,810 系のシステム開発案件の増加でカバーできる⾒込み
n 売上が予想に対して若⼲弱いものの、各利益⽔準に
営業利益 697 1,408 ついては⼗分達成可能であり通期予想を据え置き
営業利益率 16.0% 20.7%
経常利益 460 1,290
親会社株主に帰属する
289 861
四半期(当期)純利益
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事業トピックス①
テストセンター事業
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英検受験者数およびテストセンター事業について
英検志願者数 推移
n 英検の志願者数は年々増加傾向
(千⼈)
● ⼤学⼊試改⾰や英語教育の低年齢化等の追い⾵を受
4,500
け、英検受験者は年々増加
4,000 3,855 ● 2018年度の受験者数は385.5万⼈(YoY +5.3%)
3,659
3,393 n 2020年度〜⼤学⼊試で英語の⺠間試験活⽤を開始
3,500 3,225
3,000 ● ⼤学⼊試センター試験に替わり2020年度から実施
2,635 される「⼤学⼊学共通テスト」にて、英語の⺠間試
2,500 験の活⽤が開始
2,000 n 全国に「テストセンター」を設置
1,500
● 「⼤学⼊試英語成績提供システム」に対応する「英
検2020 1day S-CBT」の需要増に答え、できる限り
1,000 柔軟な受験機会を提供するため、全国186エリアに
約260のテストセンターを2020年4⽉※より設置、
500 運営開始。コンピューター上で随時受験できる体制
を整える。
0
2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 ※詳細⽇程は本申込時に公表予定
⼩学⽣以下 332 356 370 401 414
中学・⾼校 1,929 2,470 2,605 2,803 2,964
⼤学 62 66 68 76 76
その他 309 331 347 378 399
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事業トピックス②
プラットフォーム事業
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重要KPI:登録会員数
n 前四半期に引き続きYoYでの会員数は⼤きく伸⻑ 万⼈
19年9⽉期 2Q 19年9⽉期3Q
「英ナビ!」会員数 約285万⼈ 約324万⼈ + 74%
YoYの会員成⻑率 80% 74%
⾼校⽣の会員⼈数 110万⼈ 126万⼈
+64%
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事業トピックス③
テストシステム提供等
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テストシステム提供等の受注状況
2020年4⽉から本格運⽤開始される英語外部検定に関わるテスト及び
ラーニング関連の新規受託が拡⼤しており、多くは今期4Qから貢献する予定
2020年⼤学⼊試関連プロジェクトの新規受託 4技能ラーニング機能強化関連の新規受託
(単位:百万円) (単位:百万円)
テーマ 3Q 4Q 合計 テーマ 3Q 4Q 合計
オンライン型スピーキング Speaking/Writingラーニング
システム提供 機能追加
採点システムの新検定追加 AI Adaptive Engine機能追加
既存テストのCBT化検討
英検準1級
ラーニングコンテンツ対応
AI採点導⼊
団体申込機能変更 児童向けSpeaking機能追加
当期インパクト 70 179 249 当期インパクト ‐ 105 105
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