4421 J-DIシステム 2020-11-13 15:30:00
中期経営計画の見直しに関するお知らせ [pdf]

                                                         2020 年 11 月 13 日
各    位
                                  会 社 名    株式会社ディ・アイ・システム
                                  代表者名     代表取締役会長            長田    光博
                                     ( コ ード 番号: 4 4 21 東証J AS DAQ )
                                  問合せ先      専務取締役             関亦    在明
                                    ( T E L .   0 3 - 6 8 2 1 - 6 1 2 2 )


                  中期経営計画の見直しに関するお知らせ


 当社は、本日開催の取締役会において、2019 年 11 月 13 日に公表(2020 年8月 14 日一部修正)しました
「中期経営計画(2020 年9月期~2022 年9月期)
                           」につきまして、昨今の事業環境が大きく変化したことに
より見直すこととし、新たに 2021 年9月期から3カ年の「中期経営計画(2021 年9月期~2023 年9月期)」
を策定いたしましたので、お知らせします。


                              記


1.中期経営計画見直しの理由
 当社は、2019 年 11 月 13 日に公表(2020 年8月 14 日一部修正)しました中期経営計画において、企業価
値の向上と将来の安定的な収益基盤を確固たるものにするため、「コンピュータ関連業務を通じて無限の夢
を創造する、無限の夢を実現する組織」を基本理念に、将来のグループ売上高 100 億円、営業利益 10 億円、
従業員数 1,000 名の達成を目指し、各種施策に取り組んでまいりました。
 計画初年度の 2020 年9月期においては、第3四半期累計期間(2019 年 10 月1日~2020 年6月 30 日)ま
での業績は当初計画に対して堅調に推移したものの、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大による
主要顧客の企業活動停滞などの影響から、商談の停滞や業務用アプリケーションの開発時期先送り等が生じ、
当初計画を下回る見込みと判断したため、2020 年8月 14 日に 2020 年9月期の通期業績予想を修正いたしま
した。2021 年9月期につきましても、前半においては新型コロナウイルス感染症の影響が少なからず生じる
と予測しておりますが、一方で、当社グループの属する情報サービス産業におきましては、 (人工知能)
                                         AI    ・
ロボット技術を活用したリモート作業やEC(電子商取引)ビジネス、テレワークなどの需要増加が見込ま
れるとともに、社会全体の変革を目的としたDX(デジタルトランスフォーメーション)推進が今般では浸
透し始めてきており、業務効率化のためのICT・IoT投資も今後は増加していくものと見込んでおりま
す。
 以上のことを踏まえ、事業環境の変化と経営課題を総合的に勘案した結果、これまでの中期経営計画を見
直すことといたしました。
 新中期経営計画においては、従来の経営戦略を踏襲しつつ、経営基盤及び内部管理体制強化のもと、更な
る企業価値の向上に努めてまいります。
2.新中期経営計画(2021 年9月期~2023 年9月期)について
(1)基本理念
  コンピュータ関連業務を通じて無限の夢を創造する、無限の夢を実現する組織


(2)ビジネスミッション
  ITで人と社会に感動と“Dreams”を提供し、共に成長“Challenge”できる企業とし
  てあり続ける


(3)経営方針
  ①人材の確保及び育成
   ・新卒採用、中途採用の強化及び技術力向上に向けた育成強化
   ・ビジネスパートナーの拡大。ビジネスパートナー比率 30%を目指す


  ②キーワードに応じたIT技術の提供
   ・巣ごもり需要=「小売業向けEC(通販)サイト」開発、脱ハンコ=「ワークフロー」導入、リモ
    ートワーク=「WEB会議システム」「リモートアクセス」など、各企業におけるデジタル化、リ
                     、
    モート化への支援


  ③研究開発戦略
   ・eラーニングやストレスチェックに続く、新たなCorneliusシリーズへの取り組み
   ・Withコロナ・Afterコロナ/DX推進を背景としたサービスの拡充及び新製品開発


  ④内部管理体制の強化
   ・新たな基幹システムの導入により、プロジェクト別の販売管理、財務管理、管理会社に係る業務の
    効率化を図る


  ⑤ガバナンス・コンプライアンスの徹底、株主還元方針
   ・内部統制機能の強化
   ・配当性向 25%~30%を目指す


(4)各事業セグメント戦略
  ①システムインテグレーション事業
   ・元請け案件獲得に向けたワンストップ体制の強化。元請け比率 20%を目指す
   ・2021 年9月期についてはセグメント別売上高 4,678 百万円、セグメント利益 850 百万円を目指す


  ②教育サービス事業
   ・リモート研修サービスの体制強化。研修コースの拡充
   ・2021 年9月期についてはセグメント別売上高 254 百万円、セグメント利益 75 百円を目指す
(5)新中期経営計画数値目標(連結)
  新中期経営計画の数値目標は次のとおりです。
                                                                     (単位:百万円)
                     2020 年9月期       2021 年9月期       2022 年9月期       2023 年9月期
                        実績              計画              計画              計画
 売       上       高           4,283           4,933           5,557           6,510
 売 上 総 利 益                     789             926           1,080           1,246
 営   業       利   益             106             181             244             318
 経   常       利   益             109             180             242             316
 親会社 株主に帰属する
                               77              121             162             213
 当 期 純 利 益
                                                                              以      上